JPH09145776A - ベアチップ加熱装置 - Google Patents

ベアチップ加熱装置

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JPH09145776A
JPH09145776A JP7307926A JP30792695A JPH09145776A JP H09145776 A JPH09145776 A JP H09145776A JP 7307926 A JP7307926 A JP 7307926A JP 30792695 A JP30792695 A JP 30792695A JP H09145776 A JPH09145776 A JP H09145776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bare chip
temperature
plate
test
heating
Prior art date
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Pending
Application number
JP7307926A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Teshirogi
庄一 手代木
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は低コストで装置の製作が実現でき、ベ
アチップを損傷することなしに所定温度に加熱すること
ができるベアチップ加熱装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】試験装置41のプローブ手段42にベアチ
ップ36を接続し、ベアチップ36の電気的特性試験を
行う場合にベアチップ36を所定温度に加熱するベアチ
ップ加熱装置を、ベアチップ36を装着して加熱する熱
伝導率の高い材質によるプレート34と、プレート34
の温度を検出するセンサ手段39と、センサ手段39に
より検出された温度に応じてプレート34の温度を所定
温度に制御する制御手段40とを具備して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体部品であるベ
アチップの電気的特性試験を行う場合にベアチップを所
定温度に加熱するベアチップ加熱装置に関する。
【0002】半導体部品の実装方法は、従来のプリント
基板へ挿入する方法から、表面実装へと移行している
が、近年、装置の小型化た装置回路の高速化などに対応
し、TAB(Tape Automated Bonding)、CSP(Chip Si
ze Package) 、更にベアチップを直接実装する方法へと
進歩している。この中で、ベアチップ実装は、最終的な
形態を成すもので、将来大幅な伸びが予想されている。
【0003】ところが、ベアチップを実装するために
は、チップの品質を保証する必要があるが、この試験技
術に関しては、技術開発が最も遅れている分野の1つと
なっている。そこで、ベアチップの正確な温度試験を実
現することが可能なベアチップ加熱装置が要望されてい
る。
【0004】
【従来の技術】図3に従来のICパッケージ等の被試験
部品の加熱装置の概略構成図を示し、その説明を行う。
【0005】この図において、1は部品供給装置、2は
低高温チャンバー、3は部品収納装置、4はベルトコン
ベア、5はコンタクト部、6は試験装置、7,8,9は
ICパッケージである。
【0006】ベルトコンベア4は、部品供給装置1と部
品収納装置3間を低高温チャンバー2の内部を通過して
矢印10で示す方向へ移動するようになっている。部品
供給装置1から供給されたICパッケージ7〜9は、ベ
ルトコンベア4に載置され、低高温チャンバー2内に搬
送される。
【0007】そして、ICパッケージ7〜9は、内部の
空気を加熱冷却する低高温チャンバー2内で所定温度に
加熱され、符号7で示すICパッケージのように試験装
置6に接続されたコンタクト部5上に載置された際に、
試験装置6で所定の電気的特性試験が行われる。この
後、部品収納装置3へ搬送されて収納されるようになっ
ている。
【0008】この他の従来例を図4を参照して説明す
る。この図4において、12は部品供給装置、13は部
品収納装置、14は図示せぬヒータが内蔵された上部レ
ール、15は上部レール14と平行に配置された下部レ
ール、16はコンタクト部、17は試験装置、18,1
9,20はICパッケージである。
【0009】上部レール14及び下部レール15は、上
方に位置する部品供給装置12と、これよりも下方に位
置する部品収納装置13間に斜めに配置されている。上
部レール14は、下部レール15との間に、ICパッケ
ージ18〜20が通り抜けることが可能な間隙ができる
ように、矢印23で示す上方に移動でき、また、上部レ
ール14と下部レール15間のICパッケージ18〜2
0を固定するために矢印22で示す下方に移動できるよ
うになっている。
【0010】更に、ICパッケージ18〜20の固定時
に、各レール14と15間のICパッケージ18〜20
をヒータによって所定温度に加熱されるようになってい
る。部品供給装置12から供給されたICパッケージ1
8〜20は、各レール14と15間を自重で自然落下に
よって矢印21で示す方向へ移動し、コンタクト部16
の位置にきた際に、上部レール14が下方へ移動させら
れてICパッケージ18〜20を固定し、コンタクト部
16に接続された試験装置17で所定の電気的特性試験
が行われる。この後、上部レール14が上方へ移動させ
られ部品収納装置13へ搬送されて収納されるようにな
っている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した図
3に示した加熱装置においては、被試験部品であるIC
パッケージ7〜9のみならず、ベルトコンベア4の一部
も、内部を所定の温度に保持する恒温槽(低高温チャン
バー2)の中に入れる必要があるので、そのベルトコン
ベア4の一部の温度も考慮に入れて内部温度が一定とな
るようにしなければならない。このため、加熱装置全体
の大型化、高コスト化を招く問題があった。
【0012】また、被試験部品がベアチップである場合
は、部品が小型であるために搬送自体が極めて困難な問
題があった。図4に示した加熱装置においては、レール
14と15間を自重落下させるため小型のベアチップは
レール15に吸着して移動しにくく、また、上下のレー
ル14と15で挟むため試験実施時のコンタクトが難し
い問題があった。
【0013】また、ベアチップの温度制御が困難であり
低温試験が行えず、更に、コンタクトの際に上下のレー
ル14と15で挟むため機械的ストレスがかかって損傷
を招く問題があった。
【0014】この他、ベアチップの試験技術に関して
は、現在のところ、垂直型プローブを使用した試験方式
や、特殊なソケットを使用する方式が実用化されつつあ
るに過ぎない。
【0015】ソケットを使用する方式は、主にアメリカ
系のメーカが開発したもので、この方式ではチップを加
熱・冷却して試験するのは、比較的容易であるが非常に
コストが高いといった問題がある。
【0016】これに対して垂直型プローブを使用した試
験方式は、ソケット方式に比べ1桁以上安価な試験を可
能とするが、所定温度への加熱が難しいという問題があ
った。
【0017】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、低コストで装置の製作が実現でき、ベアチ
ップを損傷することなしに所定温度に加熱することがで
きるベアチップ加熱装置を提供することを目的としてい
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1に本発明のベアチッ
プ加熱装置の原理図を示す。この図に示すベアチップ加
熱装置は、試験装置41のプローブ手段42にベアチッ
プ36を接続し、ベアチップ36の電気的特性試験を行
う場合にベアチップ36を所定温度に加熱するものであ
り、本発明の特徴は、ベアチップ36を装着して加熱す
る熱伝導率の高い材質によるプレート34と、プレート
34の温度を検出するセンサ手段39と、センサ手段3
9により検出された温度に応じてプレート34の温度を
所定温度に制御する制御手段40とを具備して構成した
ことにある。
【0019】ベアチップ36は、数mm角程度の非常に
小さな金属片であるため熱伝導率がよく、プレート34
への装着後数秒以下で所定の温度に到達する。またプレ
ート34自体も熱伝導率が良いので、その温度を温度セ
ンサ39で検出して制御することにより装着ベアチップ
36を容易に所定温度とすることができ、短時間で試験
を行うことが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態について説明する。図2は本発明の一実施形
態によるベアチップ加熱装置の構成を示す図である。
【0021】この図2において、30はベアチップの供
給部、31はベアチップの収納部、32は回転部、3
3,34は回転部、35,36はベアチップ、37は吸
引部、38,39は温度センサ、40は制御部、41は
試験装置、42はベアチップコンタクト用のプローブ、
43は試験装置41とプローブ42とを接続する配線で
ある。
【0022】回転部32は円筒形或いは直方体形状の柱
状を成しており、回転軸45を中心にして矢印46,4
7で示す方向に図示せぬモータで180度ピッチで回転
するものである。
【0023】回転部32の両端部にはベアチップ35,
36が吸引装着され、かつベアチップ35,36の温度
を所定温度に加熱・冷却するプレート33,34が固定
されている。プレート33,34は熱伝導率の高い材質
で形成されている。
【0024】ベアチップ35,36のプレート33,3
4への吸引装着は、回転部32の内部に設けられた吸引
ポンプ等による吸引部37によって行われるようになっ
ている。但し、吸引部37は、回転部32の回転動作を
阻害しない機構で外部に設けてもよい。
【0025】更に回転部32の内部には、プレート3
3,34の温度を検出する温度センサ38,39と、温
度センサ38,39で検出された温度を示す検出信号S
1,S2に応じて、制御信号S3,S4によってプレー
ト33,34の温度を所定温度に制御する制御部40と
が設けられている。但し、温度センサ38,39及び制
御部40はプレート33,34内部に設けてもよい。
【0026】また、プローブ42は、双方向矢印48で
示すように上下に移動し、プレート33,34に吸着固
定されたベアチップ35,36に当接するようになって
いる。
【0027】このように構成において、ベアチップを所
定温度に加熱して電気的特性試験を行う場合、まず、吸
引部37を吸引状態とし、供給部30からベアチップ3
5を供給してプレート33に吸引装着する。この装着時
に、ベアチップ35の回路が形成されていない面がプレ
ート33,34に当接するようにする。
【0028】この後、回転部32を1ピッチ、即ち18
0度回転させ、符号36で示すベアチップのように、プ
ローブ42の上方に配置する。そして、プローブ42を
ベアチップ36に当接する。
【0029】この時、プレート34の温度が所定温度と
なるように制御される。そして、所定温度となった時点
で試験装置41で電気的特性試験が行われる。試験後
は、回転部32を再び1ピッチ回転させ、収納部31へ
取り込む。
【0030】ベアチップ35,36は、通常数mm角程
度の非常に小さな金属片であるため、プレート33,3
4への装着後数秒以下で所定の温度に到達する。またプ
レート33,34自体も熱伝導率が良いので、プレート
33,34の温度を温度センサ38,39で検出して温
度制御することによって、装着されたベアチップ35,
36を容易に所定温度とすることができる。従って、短
時間で試験を行うことができる。
【0031】また、上述した加熱装置は、従来のように
高温チャンバーを用いず、被試験部品搬送用のベルトコ
ンベア、レール等も持ちない構造なので、全体を小型化
することができ、その分、低コストで実現することがで
きる。
【0032】更に、プレート33,34にベアチップ3
5,36を装着する際に吸引によって行うので従来のよ
うにベアチップ35,36が損傷することがなくなる。
なお、被試験部品(ベアチップ)自体からの発熱でそれ
自体の加熱が可能な場合は、プレート33,34の加熱
機能は不要であり省略することができる。この場合、所
定温度にチップを制御する方法として、プレート33,
34に冷却フィンを付ける等の方法がある。
【0033】また、温度センサ38,39は、プレート
33,34を固定温度で使用する場合など、状況に応じ
て装備しなくともよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のベアチッ
プ加熱装置によれば、低コストで装置の製作が実現で
き、ベアチップを損傷することなしに所定温度に加熱す
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施形態によるベアチップ加熱装置
の構成を示す図である。
【図3】従来例による半導体部品の加熱装置の構成を示
す図である。
【図4】他の従来例による半導体部品の加熱装置の構成
を示す図である。
【符号の説明】
34 プレート 36 ベアチップ 39 センサ手段 40 制御手段 41 試験装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試験装置のプローブ手段にベアチップを
    接続し、該ベアチップの電気的特性試験を行う場合に該
    ベアチップを所定温度に加熱するベアチップ加熱装置に
    おいて、 前記ベアチップを装着して加熱する熱伝導率の高い材質
    から成るプレートと、 該プレートの温度を検出するセンサ手段と、 該センサ手段により検出された温度に応じて該プレート
    の温度を所定温度に制御する制御手段とを具備したこと
    を特徴とするベアチップ加熱装置。
  2. 【請求項2】 前記ベアチップを前記プレートに装着す
    る際に、該ベアチップの回路が形成されない面が該プレ
    ートに当接するようにしたことを特徴とする請求項1記
    載のベアチップ加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記ベアチップを前記プレートに装着す
    る吸引手段を更に具備したことを特徴とする請求項1又
    は2記載のベアチップ加熱装置。
JP7307926A 1995-11-27 1995-11-27 ベアチップ加熱装置 Pending JPH09145776A (ja)

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JP7307926A JPH09145776A (ja) 1995-11-27 1995-11-27 ベアチップ加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7307926A JPH09145776A (ja) 1995-11-27 1995-11-27 ベアチップ加熱装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09145776A true JPH09145776A (ja) 1997-06-06

Family

ID=17974839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7307926A Pending JPH09145776A (ja) 1995-11-27 1995-11-27 ベアチップ加熱装置

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JP (1) JPH09145776A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006292774A (ja) * 2006-07-31 2006-10-26 Akim Kk 電子部品の調整検査方法および装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006292774A (ja) * 2006-07-31 2006-10-26 Akim Kk 電子部品の調整検査方法および装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20011211