JPH09145373A - 測量用標識 - Google Patents

測量用標識

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JPH09145373A
JPH09145373A JP32499795A JP32499795A JPH09145373A JP H09145373 A JPH09145373 A JP H09145373A JP 32499795 A JP32499795 A JP 32499795A JP 32499795 A JP32499795 A JP 32499795A JP H09145373 A JPH09145373 A JP H09145373A
Authority
JP
Japan
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color
surveying
sign
coordinates
numerical value
Prior art date
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Pending
Application number
JP32499795A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadayuki Obara
忠幸 小原
Hisato Yanagisawa
久人 柳沢
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SEIWA CONSULTANT KK
Original Assignee
SEIWA CONSULTANT KK
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Publication date
Application filed by SEIWA CONSULTANT KK filed Critical SEIWA CONSULTANT KK
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Publication of JPH09145373A publication Critical patent/JPH09145373A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Measurement Of Optical Distance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】多数の標識の位置を簡単に識別することのでき
る、測量用標識を提供することを目的とする。 【解決手段】反射部1と数値情報部2とよりなり、数値
情報部2は事前に取り決めた数値と色彩との関連にした
がった色彩によって数値を表現した、測量用標識を特徴
としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、測量用標識に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】光波や赤外線を発射して反射速度から距
離を測量する測量器が実用化されており、測量技術に多
大の貢献をしている。しかし多数点を測量する場合には
その位置の検出はすべて熟練した技術者の経験に頼って
いる。たとえば広い斜面が滑り出す危険がある場合に、
斜面に多数の標識を設置しておき、数日おき、数週間お
き、あるいは数か月おきに測定をしてその移動の状況を
把握する必要がある。そのような場合に各標識までの距
離は測定できるが、その位置が多数の標識の内で移動前
のどの標識に該当するものであるか、の判断が困難であ
るという問題があった。
【0003】本発明は上記したような従来の問題を解決
するためになされたもので、多数の標識が存在する場合
に、ある標識を他の標識と明確に識別できる、測量用標
識を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本発明の測量用標識は、反射部と数値情報
部とよりなり、数値情報部は事前に取り決めた数値と色
彩との関連にしたがった色彩によってよって数値を表現
した、測量用標識を特徴としたものである。
【0005】
【本発明の実施の態様】以下図面を参照しながら本発明
の測量用標識の実施例について説明する。
【0006】<イ>全体の形状 本発明の標識は、反射部1と数値情報部2とより構成す
る。反射部1は、数値情報部2の上部に固定し、数値情
報部2は円柱、あるいは角柱状に形成する。
【0007】<ロ>反射部1 反射部1は光波発光式、あるいは赤外線発光式測量器か
ら発射される光波を反射するための部材である。その形
状は未知の多数の方向から照射される光波を、その発射
側に反射することのできる形状が必要である。そのため
に反射部1は例えば図1に示すように球状体で形成す
る。球状体であると、あらゆる方向からの光波をその発
射側へ反射することができるが、製造の費用が多少高額
となる。
【0008】そこで反射部1を、図4に示すように球状
体に代えて多面体で構成することもできる。
【0009】あるいは反射部1を、図3に示すように円
柱体、多角柱体、によって構成することもできる。円柱
状の反射部1であっても、周囲180度からの光波の照
射を反射することができる。
【0010】<ハ>数値情報部2 数値情報部2は、柱状体よりなり、その周囲には複数の
色彩帯を段状に塗布して形成するか、あるいは他の手段
によって形成する。
【0011】<ニ>色彩と数値の対比 ただし数値情報部2の色彩には事前に一定の法則を定め
ておく。通常は、数値は数字によって表現する方法が一
般的である。しかし本発明の標識の座標数値は、数字で
示すのではなく色彩を介して表現する。そのために例え
ば図2に示すような法則を定めておく。すなわち1は
『赤』、2は『青』、3は『黄』、4は『緑』・・・の
ような対応を規格化しておく。
【0012】<ホ>色彩の配列 以上の規格を定めてもそれだけでは桁数が不明である。
そこで実際の使用に際しては桁の大きいものを数値情報
部2の最上部に配置し、以下順番に配列するように規格
化しておく。すると配列の順序によって桁数を表示する
ことができる。たとえば色彩が帯状に4段に並んでいれ
ば、最上段が『千』の位、次段が『百』の位・・・・と
して判断することができる。数値情報部2はこのように
して事前に取り決めた数値と色彩との関連にしたがった
色彩によってよって数値を表現する。
【0013】<ヘ>使用方法 上記の構成を有する標識の使用方法について説明する。
例えば崩壊の危険性のある斜面にXY座標にしたがって
多数の標識を打ち込む。その場合に前記したように単に
反射部1のみを備えた標識であっては、標識自体が座標
を示す情報を備えていないからその座標上の位置が不明
である。しかし本発明の座標であっては、反射部1と数
値情報部2とより構成してあり、数値情報部2は事前に
取り決めた数値と色彩との関連にしたがった色彩によっ
て数値を表現することができる。したがって色彩によっ
てXm,Ynという座標を表現しておけば、標識をトラ
ンシットなどの測量器で観測した場合にその座標上の位
置をただちに知ることができる。その結果、Xm,Yn
に存在した標識は、1ケ月の間にX方向へ4mm、Y方
向へ3mm移動した、といった結果を瞬時に得ることが
できる。
【0014】<ト>座標の判読例 XY座標とも2桁の数値で示す場合に図1のような4段
に色分けした数値情報部2を使用する。この例であれば
上の二段がXmを表し、下の二段がYnを表している。
すると上二段は『オレンジ』『青』であるからX座標は
(52)であり、下二段は『ピンク』『茶』であるから
Y座標は(87)であることが分かる。このようにし
て、数値情報分からは(52、87)という座標情報を
得ることができる。
【0015】<チ>色彩認識機能の利用 このような座標上の位置の確認は、色彩認識機能を備え
た測量器を使用すれば機器自体で色彩を判読し、その色
彩に応じた数値として座標を判断することができる。特
に斜面が大きく移動し、それにともなって標識も大きく
移動した場合などは人間の判断に頼ると、どの標識を観
測しているのか判断できなくなる危険がある。しかし、
本発明の標識では標識そのものに座標情報が表記されて
いるのだからそのようなミスは発生しない。したがって
測量器側に色彩認識機能を備えていない場合でも、技術
者が標識の座標位置を誤解するような危険性はなく、正
確な観測が可能となる。
【0016】
【本発明の効果】本発明の測量用標識は以上説明したよ
うになるから次のような効果を得ることができる。 <イ>本発明の座標であっては、反射部1と数値情報部
2とより構成してあり、数値情報部2は事前に取り決め
た数値と色彩との関連にしたがった色彩によって数値を
表現することができる。したがって、標識をトランシッ
トなどの測量器で観測した場合に、色彩に応じた数値情
報として把握できるから、その座標上の位置をただちに
知ることができる。そのために、広い地域に膨大な量の
標識を配置したような場合でも、対象とする標識を誤認
することがなく、正確な測量結果を得ることができる。
【0017】<ロ>色彩認識機能を備えた測量器を使用
して標識を測量すれば、その測量器自体で色彩を判読
し、その色彩に応じた数値として標識の座標を判断する
ことができる。
【0018】<ハ>特に斜面が大きく移動し、それにと
もなって標識も大きく移動した場合などは人間の判断に
頼るとどの標識を観測しているのか判断できなくなる危
険がある。しかし、本発明の標識では標識そのものに座
標情報が表記されている。したがってそのようなミスは
発生せず、移動量の大きい観測現場においても、信頼性
の高い測量を行うことができる。
【0019】<ニ>測量器が色彩認識機能を備えていな
い場合でも、技術者が標識の座標位置を誤解するような
危険性はなく、正確な観測が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の測量用標識の実施例の説明図
【図2】色彩と数値の対応関係の実施例の説明図
【図3】測量用標識の他の実施例の説明図
【図4】測量用標識の他の実施例の説明図
【図5】使用状態の説明図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】反射部と数値情報部とよりなり、 数値情報部は事前に取り決めた数値と色彩との関連にし
    たがった色彩によってよって数値を表現した、 測量用標識
  2. 【請求項2】反射部と数値情報部とよりなり、 反射部は球体状の反射材によって構成し、 数値情報部は事前に取り決めた数値と色彩との関連にし
    たがった色彩によってよって数値を表現した、 測量用標識
  3. 【請求項3】反射部と数値情報部とよりなり、 反射部は多面体の反射材によって構成し、 数値情報部は事前に取り決めた数値と色彩との関連にし
    たがった色彩によってよって数値を表現した、 測量用標識
  4. 【請求項4】反射部と数値情報部とよりなり、 反射部は円柱状の反射材によって構成し、 数値情報部は事前に取り決めた数値と色彩との関連にし
    たがった色彩によってよって数値を表現した、 測量用標識
  5. 【請求項5】数値情報部は円柱状に形成した請求項1〜
    4記載の測量用標識
JP32499795A 1995-11-20 1995-11-20 測量用標識 Pending JPH09145373A (ja)

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JP32499795A JPH09145373A (ja) 1995-11-20 1995-11-20 測量用標識

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JP32499795A JPH09145373A (ja) 1995-11-20 1995-11-20 測量用標識

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JPH09145373A true JPH09145373A (ja) 1997-06-06

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ID=18171988

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JP32499795A Pending JPH09145373A (ja) 1995-11-20 1995-11-20 測量用標識

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000304538A (ja) * 1999-04-22 2000-11-02 Imada Shoji Kk 測量器用光反射装置
JP2004508572A (ja) * 2000-09-11 2004-03-18 ライカ ゲオシステムズ アー ゲー 光測定システムにおける測定ポイントを識別する方法
GB2394773A (en) * 2002-10-11 2004-05-05 Brian Sherwin Sweatmore Reflector for use with an optical monitoring system
JP2006200951A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Asahi Koyo Kk 対空標識
GB2437752A (en) * 2006-02-06 2007-11-07 Brian Sherwin Sweatmore Prism support for use on rail track

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