JPH09145243A - 回転式食品棚を有する冷蔵庫 - Google Patents

回転式食品棚を有する冷蔵庫

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JPH09145243A
JPH09145243A JP30483395A JP30483395A JPH09145243A JP H09145243 A JPH09145243 A JP H09145243A JP 30483395 A JP30483395 A JP 30483395A JP 30483395 A JP30483395 A JP 30483395A JP H09145243 A JPH09145243 A JP H09145243A
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JP
Japan
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refrigerator
rotary food
rotary
food
rack
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Application number
JP30483395A
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English (en)
Inventor
Yasutoshi Murakami
泰敏 村上
Taiji Oshiro
泰治 大城
Shunichi Yamabe
俊一 山部
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転式食品棚に載せられる食品の大きさに合
わせて各回転式食品棚同士の間隔を簡単かつ自在に変え
られる回転式食品棚を有する冷蔵庫を提供すること。 【解決手段】 回転式食品棚4Aを有する冷蔵庫におい
て、冷蔵庫本体に前記回転式食品棚を冷蔵庫内の上下方
向に案内する案内部6Aを設けるとともに、この案内部
6Aおよび前記回転式食品棚4Aとの接触部分に前記案
内部に対する前記回転式食品棚の位置決めをするための
位置決め手段9を形成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転式食品棚を有す
る冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】食生活や食品類が多様化し、また主婦の
社会進出が当たりまえになってきた今日にあっては、こ
れらに反映して冷蔵庫は年々大型化する傾向にある。反
面、冷蔵庫が大型化すると庫内に収容する食品数や量が
増加し、奥に入っている食品や食品の入った容器等(以
下「食品類」という。)が、何かわからなくなったり、
またそれらが冷蔵庫にあることを忘れて必要以上に買足
してしまうことがある。
【0003】そこで、例えば、実開昭60−83883
号公報や実開昭60−138192号公報、特開平3−
134477号公報、特開平3−137482号公報、
特開平3−152377号〜特開平3−152380号
公報、特開平4−126978号〜特開平4−1269
85号公報、特開平4−126987号公報、特開平4
−131682号公報、特開平4−131683号公
報、特開平4−143587号公報、特開平4−143
588号公報等に見られるように、冷蔵庫内に設けられ
る食品棚を円盤状とし、この食品棚を回転自在に設置し
たものが提案されている。
【0004】図13および図14は、そのような従来の
回転式食品棚を備えた冷蔵庫の一例1を示すものであっ
て、図13は全体斜視図、図14は一部省略拡大側面図
である。この例では、主冷蔵室3の本体3a内に複数の
回転式食品棚4・4・…を備えたものを示してある。な
お、図13に符号7で示すものは、主冷蔵室3の本体3
aに設けた開閉扉である。
【0005】回転式食品棚4は、図14からわかるよう
に上皿41と下皿42とから構成され、上皿41に図示し
ない食品類が置かれる。そして、このような上皿4
1は、主冷蔵室3の内壁に固定された下皿42によって保
持されており、使用者が上皿41を下皿42に対してター
ンテーブルのように時計回りにまたは反時計回りに自在
に回せるようになっている。
【0006】また、図15および図16は、回転式食品
棚の別の従来例4’を採用した冷蔵庫1’を示してお
り、図15は縦断側面図、図16は一部省略拡大図であ
る。図16からわかるように、冷蔵庫1’の主冷蔵室
3’には、上皿41と下皿42とからなる回転式食品棚
4’の中心部に軸6を貫通したものを配置してある。な
お、軸6は、主冷蔵室3’の天井面3’cと底面3’b
に両端が固定されている。そして、軸6と下皿42との
支持によって上皿41を軸6回りに使用者が時計回りに
または反時計回りに自在に回せるようになっている。
【0007】上記した図13〜図16で示した冷蔵庫1
または1’によれば、回転式食品棚4または4’が自在
に回転することができるので、奥に入っている食品類が
何かわからなくなくても、回転式食品棚4または4’を
回転することで簡単にそれを見つけ出すことができる。
したがって、それらが冷蔵庫にあることを忘れたことに
より必要以上に買足してしまうこともない。
【0008】しかし、上記したいずれの回転式食品棚4
・4’にあっても、回転式食品棚4・4間または4’・
4’間の間隔Lは一定であって変えられなかったため、
食品類によっては入れられなかったり、あるいはデッド
スペースが生じてしまうことがあった。そこで、食品類
の大きさに合わせて間隔Lを自在に変えられる技術の提
供が望まれていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実情に
鑑みて発明されたものであって、その解決しようとする
課題は、回転式食品棚に載せられる食品の大きさに合わ
せて各回転式食品棚同士の間隔を簡単かつ自在に変えら
れる回転式食品棚を有する冷蔵庫を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
課題を解決するものであって、次のようなものである。
すなわち、請求項1に記載の本発明回転式食品棚を有す
る冷蔵庫は、回転式食品棚を有する冷蔵庫において、冷
蔵庫本体に前記回転式食品棚を冷蔵庫内の上下方向に案
内する案内部を設けるとともに、この案内部および前記
回転式食品棚との接触部分に前記案内部に対する前記回
転式食品棚の位置決めをするための位置決め手段を形成
した。
【0011】請求項2に記載の本発明回転式食品棚を有
する冷蔵庫は、前記回転式食品棚にはねじ部を、前記回
転式食品棚が配置される冷蔵庫本体には、前記ねじ部と
螺合しかつ当該螺合状態で前記回転式食品棚を回転する
と当該回転式食品棚を冷蔵庫内の上下方向に案内する別
のねじ部を有する案内部を設け、この案内部の前記別の
ねじ部と前記回転式食品棚のねじ部との螺合によって前
記回転式食品棚の前記案内部に対する位置決めをする位
置決め手段を形成した。
【0012】請求項3に記載の本発明回転式食品棚を有
する冷蔵庫は、前記回転式食品棚の中央にねじ穴を設け
て当該回転式食品棚のねじ部とするとともに、このねじ
穴に螺入され冷蔵庫内の上下方向に延びるねじ棒を前記
案内部として固定的に冷蔵庫内に設定した。
【0013】請求項4に記載の本発明回転式食品棚を有
する冷蔵庫は、前記回転式食品棚の外周面に当該回転式
食品棚の厚み方向にねじ山を形成してねじ部とするとと
もに、このねじ部に螺合する別のねじ部を有する案内部
を冷蔵庫本体に固定して設けた。
【0014】請求項5に記載の本発明回転式食品棚を有
する冷蔵庫は、冷蔵庫本体に係る案内部を前記回転式食
品棚の周面に沿って少なくとも3箇所に離間状態で配置
するとともに、この案内部を冷蔵庫内の上下方向に延び
る複数のねじ棒とし、当該ねじ棒は冷蔵庫の開閉扉側に
は配置しないようにした。
【0015】請求項6に記載の本発明回転式食品棚を有
する冷蔵庫は、冷蔵庫内に横断面が少なくとも半円以上
の円弧形状で開口側が冷蔵庫の開閉扉側に向けられた内
箱を設けて案内部とし、この内箱の内周面にその上下方
向に延びる前記別のねじ部を形成し、この別のねじ部と
螺合するねじ部を周面に形成した回転式食品棚を前記内
箱内に配置した。
【0016】請求項7に記載の本発明回転式食品棚を有
する冷蔵庫は、前記回転式食品棚には貫通した鍵状穴を
設け、この鍵状穴の周囲でかつ前記回転式食品棚の下面
には一部が切欠かれた円形状溝を設け、前記回転式食品
棚が配置される冷蔵庫本体には、前記円形状溝に嵌ま
り、前記回転式食品棚を回転すると前記円形状溝に相対
して当該円形状溝の周方向において当該円形状溝と摺動
関係にある突起部を軸方向に適宜の間隔をおいて複数有
するとともに、前記突起部の形成されている箇所、およ
び形成されていない箇所の横断面が、それぞれ鍵状穴と
同形、および円形を呈し、かつ前記回転式食品棚を回転
することによって、前記突起部が前記鍵状穴と対応する
位置にあるときは、前記回転式食品棚を冷蔵庫内の上下
方向に案内し、同じく前記回転式食品棚を回転すること
によって、当該突起部が前記円形状溝と対応する位置に
あるときは、前記回転式食品棚を前記円形状溝に沿って
その周方向に案内するようになる棒状をした案内部を冷
蔵庫本体に固定して設け、前記突起部と前記円形状溝と
によって位置決め手段が形成されるようにした。
【0017】したがって、請求項1〜請求項7に記載の
本発明によれば、回転式食品棚は案内部によって冷蔵庫
内を上下方向に移動するとともに、位置決め手段によっ
て案内部に対する回転式食品棚の位置が決まるので、冷
蔵庫使用者は、回転式食品棚を案内部における所望の箇
所に移動後固定できる。したがって、回転式食品棚に載
せられる食品の大きさに合わせて各回転式食品棚同士の
間隔を簡単かつ自在に変えることができる。
【0018】請求項2〜請求項6に記載の本発明によれ
ば、位置決め手段は、回転式食品棚のねじ部と案内部の
前記別のねじ部とが螺合することによって形成されるも
のであるので、回転式食品棚のねじ部と案内部の別のね
じ部とはそれらのねじ面を対偶素として互いに面接触す
る。したがって、接触する部分が面であるから回転式食
品棚は案内部に対して安定的に位置決めされる。また、
案内部を固定した状態において回転式食品棚を使用者が
回転すれば、回転式食品棚は案内部に沿って上下方向に
移動する。
【0019】請求項3に記載の本発明によれば、使用者
が回転式食品棚を回転すれば、回転式食品棚はねじ棒に
沿ってその軸方向において上下に移動する。
【0020】請求項4〜請求項6に記載の本発明によれ
ば、回転式食品棚の周面にねじ山を形成してあるので、
使用者が回転式食品棚を回転するときに回転式食品棚の
周面に手を当てれば、ねじ部が抵抗面となるので、使用
者は少ない力でも回転式食品棚を回転できる。したがっ
て、使用勝手がよいということができる。
【0021】請求項5に記載の本発明によれば、案内部
を前記回転式食品棚の周面に沿って少なくとも3箇所に
離間状態で配置するとともに、この案内部を冷蔵庫内の
上下方向に延びる複数のねじ棒とし、当該ねじ棒は冷蔵
庫の開閉扉側には配置しないようにしたので、回転式食
品棚に対して食品類を出し入れするのにねじ棒が邪魔に
ならない。したがって、使用勝手がよいということがで
きる。
【0022】また、回転式食品棚の外側から当該棚を保
持する構造となるので、各ねじ棒に掛かる負荷が減少し
ねじ棒の変形や折れが少なくできる。
【0023】さらに、回転式食品棚の中央にねじ棒がな
いので回転式食品棚の奥に置かれた食品類の視認性が高
まるとともに、食品類を置き易くできる。
【0024】請求項6に記載の本発明によれば、内箱は
その横断面が少なくとも半円以上の円弧形状でその開口
側が冷蔵庫の開閉扉側に向けられているので、この内箱
に入れられる回転式食品棚に対して食品類を出し入れす
るのに、内箱が邪魔にならない。したがって、使用勝手
がよいということができる。
【0025】また、横断面が少なくとも半円以上の円弧
形状をした内箱の内周面にその上下方向に延びる前記別
のねじ部を形成し、この別のねじ部と螺合するねじ部を
周面に形成した回転式食品棚を前記内箱内に配置したの
で、少なくとも回転式食品棚の外周の半分以上が内箱に
支持されるようになる。このため、回転式食品棚の周面
を複数のねじ棒で支持する場合と比べ、回転式食品棚
は、一層安定して内箱に支持される。
【0026】さらに、複数のねじ棒がないので部品点数
も少なくて済む。
【0027】請求項7に記載の本発明によれば、棒状を
した案内部の突起部と回転式食品棚の円形溝とによって
位置決め手段が形成される。したがって、この位置決め
手段が機能するのは、案内部における突起部の形成され
ている箇所であるといえる。また、突起部は、案内部の
軸方向に適宜の間隔をおいて複数備えられているので、
回転式食品棚が位置決め手段によってその位置が定まる
箇所は、案内部の突起部形成箇所となる。
【0028】また、案内部は、その横断面が突起部の形
成されている箇所、および形成されていない箇所で、そ
れぞれ鍵状穴と同形、および円形を呈し、かつ前記突起
部が前記鍵状穴と対応する位置にあるときは、前記回転
式食品棚を冷蔵庫内の上下方向に案内し、当該突起部が
前記円形溝と対応するときは、前記円形状溝に嵌まりか
つ前記回転式食品棚を回転すると前記円形状溝に相対し
て当該円形状溝の周方向において前記円形状溝と摺動関
係にある前記突起部を介して周方向に案内されるので、
当該突起部が前記鍵状穴と対応する位置にあるときは、
前記回転式食品棚を案内部に沿って移動するにあたりこ
の突起部が前記鍵状穴を通り抜けられるので、使用者
は、回転式食品棚を冷蔵庫内の上下方向に手で持って瞬
時に自在に移動することができる。
【0029】さらに、前記突起部が前記円形状溝と対応
する位置にあるときは、当該突起部が前記鍵状穴を通り
抜けられないので、回転式食品棚は、この突起部によっ
てその移動が阻止されるとともに、突起部が前記円形状
溝に嵌まる。一方、案内部は冷蔵庫本体に固定されてい
るので、前記突起部が前記円形状溝に嵌められた状態で
回転式食品棚を使用者が回転すれば、回転式食品棚は案
内部に対して時計回りにまたは反時計回りに回転する。
したがって、冷蔵庫の奥にあった食品類であっても回転
式食品棚を回転することで容易に取り出せることができ
る。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明を
図示した実施の形態に基づいて詳細に説明する。なお、
以下に述べる各実施の形態は、図15および図16に示
した従来技術と一部が異なるだけであるので、当該相違
点について述べることとし、同一部分には、同一の符号
を付して説明を省略する。
【0031】(第1の実施の形態)図1〜図3に示す第
1の実施の形態にあっては、食品棚4Aは、その中央厚
み方向にねじ5aの切られたねじ穴5を設けてある。な
お、ねじ穴5は、特許請求の範囲に記載のねじ部のこと
である。
【0032】一方、冷蔵庫1’の主冷蔵室3’内には、
その中央で上下方向に延びているとともに、外周面全域
に亘ってねじ6aの切られたねじ棒6Aが設けられてお
り、このねじ棒6Aを食品棚4Aのねじ穴5に螺入する
ようになっている。なお、ねじ棒6Aのねじ6aは、特
許請求の範囲に記載のねじ部に対する別のねじ部のこと
である。以下詳述する。
【0033】ねじ棒6Aは、図2および図3に示すよう
に、その上端は主冷蔵室3の天井面3’cから垂下する
ように固定した短めの棒状固定部8にジョイント10を
介して接続されており、その下端は主冷蔵室3’の底面
3’bに図示しない別のジョイントを介して着脱自在に
接続されている。
【0034】ジョイント10は中空の円筒体であって、
その内周面下半分には雌ネジ10sが切ってあり、この
雌ネジ10sにねじ棒6Aの上端部が螺合するようにな
っている。また、ジョイント10の内周面上半分にはね
じ切りがされておらず、棒状固定部8に対して、ジョイ
ント10を上下にスライドできるようになっている。
【0035】なお、棒状固定部8とジョイント10と
は、両者の先端で互いに掛止するように、例えば、図3
に示すように、棒状固定部8の先端には外側に張り出し
たフランジ8aを設け、一方のジョイント10の上端に
はフランジ8aが掛かる内向きフランジ10aを設け、
棒状固定部8を主冷蔵室3’の天井面3’cに固定する
前に予め棒状固定部8の反フランジ8a側をジョイント
10の反フランジ10a側から挿通し、前記フランジ8
aと内向きフランジ10aとを掛止することで、棒状固
定部8とジョイント10とが接続されて、棒状固定部8
の下端にジョイント10が連続するようにしてある。そ
して、この状態のジョイント10の雌ネジ10aにねじ
棒6Aの上端部を螺合することで、ねじ棒6Aはその上
部がジョイント10を介して主冷蔵室3’の天井面3’
cに取り付けられるようになる。
【0036】ねじ棒6Aの下端の前記図示しないとした
別のジョイントとの接続は、ねじ棒6Aの上部をジョイ
ント10を介して主冷蔵室3’の天井面3’cに取り付
けると、ねじ棒6A全体を主冷蔵室3’に対して固定状
態とするとともに、ねじ棒6Aを前記別のジョイントに
対して着脱自在にできる適宜の固定手段によって構成さ
れている。
【0037】また、ねじ棒6Aのねじ6aと食品棚4A
のねじ5aの切られたねじ穴5とを螺合することで、ね
じ棒6Aには、複数の食品棚4A・4A・…が一体化さ
れ、当該複数の食品棚4A・4A・…を備えたねじ棒6
Aが、前記上下のジョイントを介して、主冷蔵室3’内
に取り付けられる。
【0038】このように、食品棚4Aをねじ棒6Aに螺
合によって一体化した状態において、食品棚4Aをねじ
棒6Aに対して時計回りにまたは反時計回りに回転する
と、ねじ棒6Aは主冷蔵室3’に固定されているので、
食品棚4Aはねじ棒6Aに沿って前記回転方向に応じて
上下動する。したがって、ねじ棒6Aは、食品棚4Aの
案内部ということができる。
【0039】また、ねじ棒6Aが固定された状態にあ
り、食品棚4Aとねじ棒6Aとが螺合関係にあるため、
食品棚4Aを回転すると食品棚4Aはねじ棒6Aに案内
されて、これを所望の位置で位置決めできるようになる
ので、ねじ5aおよびねじ6aの接触部分を食品棚4A
のねじ棒6Aに対する位置決め手段ということができ
る。この位置決め手段を符号9で示す。
【0040】しかして、この第1の実施の形態によれ
ば、食品棚4Aは、これを時計回りにまたは反時計回り
に回転すると、この回転方向に応じてねじ棒6Aによっ
て冷蔵庫2の主冷蔵室3’内を上下方向に移動するよう
になる。なお、ねじ棒6Aは、特許請求の範囲における
案内部に相当するものである。
【0041】また、位置決め手段9によってねじ棒6A
に対する食品棚4Aの位置が決まるので、冷蔵庫使用者
は、食品棚4Aをねじ棒6Aにおける所望の箇所に移動
後その場所に固定できる。したがって、食品棚4Aに載
せられる食品類の大きさに合わせて各食品棚4A同士の
間隔を簡単かつ自在に変えることができる。
【0042】さらに、位置決め手段9は、食品棚4Aの
ねじ穴5とねじ棒6Aのねじ6aが螺合することによっ
て形成されるものであるので、食品棚4Aのねじ穴5と
ねじ棒6Aのねじ6aとは、ねじ面を対偶素として互い
に面接触したものといえる。したがって、接触部分が面
であるから食品棚4Aはねじ棒6Aに対して安定的に位
置決めされる。
【0043】なお、奥の食品類が手前に来るように食品
棚4Aは回転されるが、このとき、食品棚4Aは、ねじ
棒6Aに沿ってその回転方向に応じて上記したように上
下に変位する。このため、食品棚4A同士の間隔Lも変
位してしまい、この間隔Lが、使用者所望の間隔からず
れてしまうことも考えられるが、食品棚4Aの回転量に
比して食品棚4Aの上下の変位量が許容範囲内にあるよ
うに、すなわち、食品棚4Aを回転しても食品棚4Aが
あまり上下動しないように、ねじ穴5とねじ棒6Aの各
ねじピッチを調整しておけば何ら問題ない。
【0044】また、食品棚4Aをねじ棒6Aから取り外
すときは、ねじ棒6Aのジョイント10を緩めて、ねじ
棒6Aの固定状態を解けばよい。
【0045】(第2の実施の形態)図4および図5に示
す第2の実施の形態が、第1の実施の形態と異なる点
は、ねじ穴の代わりに食品棚の周面にその厚み方向にね
じ山を形成してねじ部とし、このねじ部に螺合して食品
棚の周りに位置する複数のねじ棒を主冷蔵室に設けた点
だけである。したがって、当該相違点およびそれに関連
する部分についてのみ詳述することとする。
【0046】主冷蔵室3’の本体3’aには、案内部と
して3本のねじ棒6B・6B・6Bが、主冷蔵室3’の
上下方向に延ばされている。その配置は、食品棚4Bの
周面に沿って少なくとも3箇所に離間状態で配置される
ようになっているとともに、当該ねじ棒6B・6B・6
Bを冷蔵庫2の開閉扉側7には配置しないようにしてあ
る。
【0047】なお、ねじ棒6B・6B・6Bの上端に
は、横断面チャネル状で円孤形をしているとともに、開
口11oを開閉扉側7に向かせて、ここから食品棚4B
を取り出せるようにした食品棚着脱部11を設けてあ
る。
【0048】また、食品棚4Bの外周面には、食品棚4
Bの厚み方向にねじ山12a・12a・…を形成してね
じ部12としてある。
【0049】そして、別のねじ部であるねじ棒6Aのね
じ6aと、上記ねじ部12とで位置決め手段9Aが形成
される。なお、ねじ棒6Aが3本あるので、位置決め手
段9Aも3つあることになる。
【0050】しかして、この第2の実施の形態によれ
ば、第1の実施の形態と同様の効果を奏するとともに、
食品棚4Bの外周面にねじ部12を形成してあるので、
使用者が食品棚4Bを回転するときに食品棚4Bの外周
面に手を当てれば、当該ねじ部12の各ねじ山12a・
12a・…が抵抗となって、使用者は少ない力でも食品
棚4Bを回転できる。したがって、使用勝手がよいとい
うことができる。
【0051】また、ねじ棒6B・6B・6Bを食品棚4
Bの周面に沿って少なくとも3箇所に離間状態で配置す
るとともに、ねじ棒6B・6B・6Bは冷蔵庫2の開閉
扉7側には配置されていないので、食品棚4Bに対して
食品類を出し入れするのにねじ棒6B・6B・6Bが邪
魔にならない。したがって、使用勝手がよいということ
ができる。
【0052】さらに、位置決め手段9Aが3カ所で形成
されるので、食品棚4Bを支持する箇所が3カ所とな
り、食品棚4Bは安定的に支持されるようになる。
【0053】そして、食品棚4Bの外側から当該棚4B
を保持する構造となるので、ねじ棒6B・6B・6Bに
掛かる負荷が減少し、ねじ棒6Bの変形や折れを少なく
できる。
【0054】さらにまた、食品棚4Bの中央にねじ棒が
置かれていないので、食品棚4Bの奥にある食品類の視
認性が高まるとともに、食品類を置き易くできる。
【0055】なお、食品棚4Bを取り外すには、食品棚
4Bをこれがねじ棒6B・6B・6Bの上方に変位する
ように回転させ、食品棚着脱部11に達したところで食
品棚4Bを食品棚着脱部11から抜き取るようにすれば
よい。
【0056】(第3の実施の形態)図6および図7に示
す第3の実施の形態が第2の実施の形態と異なる点は、
ねじ棒6B・6B・6Bを連続して食品棚4の周面に部
分的に配置したと同じになるように、主冷蔵室3’の本
体3’a内にねじ棒6B・6B・6Bの代わりに横断面
が少なくとも半円以上の円弧形状で、開口14o側が冷
蔵庫1’の開閉扉7側に向けた内箱14を設けた点だけ
である。なお、この内箱14は、特許請求の範囲におけ
る案内部に相当するものである。したがって、当該相違
点およびそれに関連する部分についてのみ詳述すること
とする。
【0057】この内箱14の内周面には、その上下方向
に延びるねじ山16a・16a・…を形成して別のねじ
部16とするとともに、この別のねじ部16と螺合する
ねじ山12a・12a・…を周面に設けてねじ部12を
形成するようにした、前記第2の実施例で述べたと同じ
食品棚4Bを内箱14内に配置するようにしてある。
【0058】また、この第3の実施の形態における位置
決め手段は、符号9Bで示され、別のねじ部16と螺合
するねじ部12との螺合部分である。したがって、この
場合の位置決め手段9Bは半円以上の円弧範囲に亘って
形成される。
【0059】しかして、この第3の実施の形態によれ
ば、第2の実施例と同様の効果があるとともに、内箱1
4は、その横断面が少なくとも半円以上の円弧形状であ
って、その開口14o側が冷蔵庫1’の開閉扉7側に向
けられているので、この内箱14に入れられる食品棚4
Bに対して食品類を出し入れするにあたり内箱14が邪
魔にならない。したがって、使用勝手がよいということ
ができる。
【0060】また、横断面が少なくとも半円以上の円弧
形状をした内箱14の内周面にその上下方向に延びるね
じ部16を形成し、このねじ部16と周面でねじ部12
を介して螺合する食品棚4Bを内箱14内に配置したの
で、少なくとも食品棚4Bの外周の半分以上が内箱14
に支持されるようになる.このため、食品棚4Bはより
一層安定的に支持される。
【0061】さらに、食品棚4Bの周面を複数のねじ棒
で支持する前記第2の実施の形態と比べ部品点数が少な
くて済む。
【0062】(第4の実施の形態)図8〜図12に示す
第4の実施の形態が、第1の実施の形態と異なる点は、
ねじ棒にねじが形成されていない代わりに複数の突起部
をねじ棒の軸方向に適宜の間隔をおいて設けた点および
それに関連する部分だけであるので、当該部分について
詳細に説明し、他の同一部分には同一符号を付して説明
を省略する。
【0063】食品棚4Cには貫通したその中央厚み方向
に鍵状穴18を設けてあり、この鍵状穴18の周囲でか
つ食品棚4Cの下面には、一部が切欠かれた円形溝20
を設けてある(図9および図11)。
【0064】鍵状穴18は、図10および図11に示す
ように、円形部18cとその周縁の一部から径方向外側
に延びる長四角形部18sとを一体にしたごとき形状を
している。
【0065】円形溝20は、円形部18c周りに当接状
態で形成されており、詳しくは長四角形部18sの手前
両側で一部が切り欠かれてなるC字形状をしたものであ
る。なお、図11に示すように食品棚4Cを下から見た
状態において、円形溝20の両端と長四角形部18sと
の間に位置する部分はストッパー部22・22とされ、
後述する棒状案内部の必要以上の回転を阻止するもので
ある。
【0066】食品棚4Cが配置される主冷蔵室3’の本
体3’aには、円形溝20に嵌まり、食品棚4Cを回転
すると円形溝20に相対して円形溝20の周方向におい
て食品棚4Cと摺動関係にある突起部24を、軸方向に
適宜の間隔をおいて複数有するとともに、突起部24の
形成されている箇所24a、および形成されていない箇
所24bの横断面が、それぞれ鍵状穴18と同形、およ
び円形を呈し、かつ突起部24が鍵状穴18の長四角形
部18sと対応する位置にあるときは、食品棚4Cを冷
蔵庫1’内の上下方向に案内し、突起部24が円形溝2
0と対応する位置にあるときは、食品棚4Cを円形溝2
0に沿ってその周方向に案内する棒状案内部26が固定
して設けられている。なお、この棒状案内部26は、特
許請求の範囲の案内部に相当するものである。
【0067】また、棒状案内部26および回転式食品棚
4Cとの接触部分、すなわちに棒状案内部26の突起部
24と円形溝20とによって位置決め手段9Cが形成さ
れる。
【0068】しかして、この第4の実施の形態によれ
ば、棒状案内部26の突起部24と食品棚4Cの円形溝
20とによって位置決め手段9Cが形成されるので、位
置決め手段9Cが機能するのは、棒状案内部26の突起
部24の形成されている部分である箇所24aといえ
る。
【0069】また、突起部24は、棒状案内部26の軸
方向に適宜の間隔をおいて複数備えられているので、食
品棚4Cが位置決め手段9Cによってその位置が定まる
箇所も、棒状案内部26の突起部24の形成されている
部分である箇所24aといえる。
【0070】棒状案内部26は、その横断面が突起部2
4の形成されている箇所24a、および形成されていな
い箇所24bで、それぞれ鍵状穴18と同形、および円
形を呈し、かつ突起部24が鍵状穴18の長四角形部1
8sと対応する位置にあるときは、食品棚4Cを主冷蔵
室3’の本体3’aの上下方向に案内し、突起部24が
円形状溝20と対応するときは、円形状溝20に嵌まり
かつ食品棚4Cを回転すると円形状溝20に相対して円
形状溝20の周方向において円形状溝20と摺動関係に
ある突起部24を介して周方向に案内されるので、突起
部24が鍵状穴18の長四角形部18sと対応する位置
にあるときは、食品棚4Cを棒状案内部26に沿って上
下方向に移動するにあたり、突起部24が鍵状穴18を
通り抜けるようになるので、使用者は、食品棚4Cを主
冷蔵室3の本体3aの上下方向に手で持って瞬時に自在
に移動できる。
【0071】また、突起部24が円形状溝20と対応す
る位置にあるときは、突起部24が鍵状穴18を通り抜
けられないので、食品棚4Cは、この突起部24によっ
てその移動が阻止されるとともに、突起部24が円形状
溝20に嵌まる。
【0072】一方、棒状案内部26は主冷蔵室3’の本
体3’aに固定されているので、突起部24が円形状溝
20に嵌められた状態で食品棚4Cを使用者が回転すれ
ば、食品棚4Cは棒状案内部26に対して時計回りにま
たは反時計回りに回転する。したがって、冷蔵庫2の奥
にある食品類であっても食品棚4Cを回転することで容
易に取り出せることができる。
【0073】なお、図11および図12に示すように、
食品棚4Cの下面にその回転を容易に行えるように偏平
コ字形状をした把手30・30・…を食品棚4Cの周縁
に沿って設けるようにしてもよい。なお、把手30・3
0・…は、食品棚4Aおよび4Bに設けてよいことは勿
論である。
【0074】
【発明の効果】請求項1〜請求項7に記載の本発明によ
れば、回転式食品棚は案内部によって冷蔵庫内を上下方
向に移動するとともに、位置決め手段によって案内部に
対する回転式食品棚の位置が決まるので、冷蔵庫使用者
は、回転式食品棚を案内部における所望の箇所に設定で
きる。したがって、回転式食品棚に載せられる食品の大
きさに合わせて各回転式食品棚同士の間隔を簡単かつ自
在に変えることができる。
【0075】請求項2〜請求項6に記載の本発明によれ
ば、位置決め手段は、回転式食品棚のねじ部と案内部の
前記別のねじ部とが螺合することによって形成されるも
のであるので、回転式食品棚のねじ部と案内部の別のね
じ部とはそれらのねじ面を対偶素として互いに面接触す
る。したがって、接触する部分が面であるから回転式食
品棚は案内部に対して安定的に位置決めされる。
【0076】請求項4〜請求項6に記載の本発明によれ
ば、回転式食品棚の周面にねじ部があるので、使用者が
回転式食品棚を回転するときに回転式食品棚の周面に手
を当てれば、当該ねじ部が抵抗面となるので、使用者は
少ない力でも回転式食品棚を回転できる。したがって、
使用勝手がよいということができる。
【0077】請求項5に記載の本発明によれば、案内部
を前記回転式食品棚の周面に沿って少なくとも3箇所に
離間状態で配置するとともに、この案内部を冷蔵庫内の
上下方向に延びる複数のねじ棒とし、当該ねじ棒は冷蔵
庫の開閉扉側には配置しないようにしたので、回転式食
品棚に対して食品類を出し入れするのにねじ棒が邪魔に
ならない。したがって、使用勝手がよいということがで
きる。また、回転式食品棚の外側から当該棚を保持する
構造となるので、各ねじ棒に掛かる負荷が減少しねじ棒
の変形や折れが少なくできる。さらに、回転式食品棚の
中央にねじ棒がないので回転式食品棚の奥に置かれた食
品類の視認性が高まるとともに、食品類を置き易くでき
る。
【0078】請求項6に記載の本発明によれば、内箱は
その横断面が半円形状でその開口側が冷蔵庫の開閉扉側
に向けられているので、この内箱に入れられる回転式食
品棚に対して食品類を出し入れするのに、内箱が邪魔に
ならない。したがって、使用勝手がよいということがで
きる。また、横断面が少なくとも半円以上の円弧形状を
した内箱の内周面にその上下方向に延びる前記別のねじ
部を形成し、この別のねじ部と螺合するねじ部を周面に
形成した回転式食品棚を前記内箱内に配置したので、少
なくとも回転式食品棚の外周の半分以上が内箱に支持さ
れるようになる。このため、回転式食品棚の周面を複数
のねじ棒で支持する場合と比べ、回転式食品棚は、一層
安定して内箱に支持される。さらに、複数のねじ棒がな
いので部品点数も少なくて済む。
【0079】請求項7に記載の本発明によれば、棒状を
した案内部の突起部と回転式食品棚の円形溝とによって
位置決め手段が形成される。したがって、この位置決め
手段が機能するのは、案内部における突起部の形成され
ている箇所であるといえる。また、突起部は、案内部の
軸方向に適宜の間隔をおいて複数備えられているので、
回転式食品棚が位置決め手段によってその位置が定まる
箇所は、案内部の突起部形成箇所となる。さらに、案内
部は、その横断面が突起部の形成されている箇所、およ
び形成されていない箇所で、それぞれ鍵状穴と同形、お
よび円形を呈し、かつ前記突起部が前記鍵状穴と対応す
る位置にあるときは、前記回転式食品棚を冷蔵庫内の上
下方向に案内し、当該突起部が前記円形溝と対応すると
きは、前記円形状溝に嵌まりかつ前記回転式食品棚を回
転すると前記円形状溝に相対して当該円形状溝の周方向
において前記円形状溝と摺動関係にある前記突起部を介
して周方向に案内されるので、当該突起部が前記鍵状穴
と対応する位置にあるときは、前記回転式食品棚を案内
部に沿って移動するにあたりこの突起部が前記鍵状穴を
通り抜けられるので、使用者は、回転式食品棚を冷蔵庫
内の上下方向に手で持って瞬時に自在に移動することが
できる。そして、前記突起部が前記円形状溝と対応する
位置にあるときは、当該突起部が前記鍵状穴を通り抜け
られないので、回転式食品棚は、この突起部によってそ
の移動が阻止されるとともに、突起部が前記円形状溝に
嵌まる。一方、案内部は冷蔵庫本体に固定されているの
で、前記突起部が前記円形状溝に嵌められた状態で回転
式食品棚を使用者が回転すれば、回転式食品棚は案内部
に対して時計回りにまたは反時計回りに回転する。した
がって、冷蔵庫の奥にあった食品類であっても回転式食
品棚を回転することで容易に取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回転式食品棚を有する冷蔵庫の第
1の実施の形態を示す要部斜視図である。
【図2】図1の要部拡大斜視図である。
【図3】図2のIII−III線を含む仮想切断面で切断し矢
印方向に見た図である。
【図4】本発明に係る回転式食品棚を有する冷蔵庫の第
2の実施の形態を示す要部斜視図である。
【図5】図4のV−V線を含む仮想切断面で切断し矢印方
向に見た図である。
【図6】本発明に係る回転式食品棚を有する冷蔵庫の第
3の実施の形態を示す要部斜視図である。
【図7】図6のVII−VII線を含む仮想切断面で切断し矢
印方向に見た図である。
【図8】本発明に係る回転式食品棚を有する冷蔵庫の第
4の実施の形態を示す斜視図である。
【図9】図8の縦断面図である。
【図10】図9の平面図である。
【図11】図8の底面図である。
【図12】本発明に係る回転式食品棚の変形例を示す斜
視図である。
【図13】従来の回転式食品棚を採用した冷蔵庫の全体
斜視図である。
【図14】図13の要部説明図である。
【図15】別の従来の回転式食品棚を採用した冷蔵庫の
全体斜視図である。
【図16】図15の要部説明図である。
【符号の説明】
1’ 回転式食品棚を有する冷蔵庫 3’a 冷蔵庫本体 4A 回転式食品棚 4B 回転式食品棚 4C 回転式食品棚 5 ねじ部(ねじ穴) 6A 案内部 6a 別のねじ部 7 冷蔵庫の開閉扉 9 位置決め手段 9A 位置決め手段 9B 位置決め手段 9C 位置決め手段 12 ねじ部 12a ねじ山 14 案内部(内箱) 16 別のねじ部 18 鍵状穴 20 円形状溝 24 突起部 26 案内部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転式食品棚を有する冷蔵庫において、
    冷蔵庫本体に前記回転式食品棚を冷蔵庫内の上下方向に
    案内する案内部を設けるとともに、この案内部および前
    記回転式食品棚との接触部分に前記案内部に対する前記
    回転式食品棚の位置決めをするための位置決め手段を形
    成したことを特徴とする回転式食品棚を有する冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記回転式食品棚にはねじ部を、前記回
    転式食品棚が配置される冷蔵庫本体には、前記ねじ部と
    螺合しかつ当該螺合状態で前記回転式食品棚を回転する
    と当該回転式食品棚を冷蔵庫内の上下方向に案内する別
    のねじ部を有する案内部を設け、この案内部の前記別の
    ねじ部と前記回転式食品棚のねじ部との螺合によって前
    記回転式食品棚の前記案内部に対する位置決めをする位
    置決め手段を形成したことを特徴とする請求項1記載の
    回転式食品棚を有する冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 前記回転式食品棚の中央にねじ穴を設け
    て当該回転式食品棚のねじ部とするとともに、このねじ
    穴に螺入され冷蔵庫内の上下方向に延びるねじ棒を前記
    案内部として固定的に冷蔵庫内に設定したことを特徴と
    する請求項2記載の回転式食品棚を有する冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 前記回転式食品棚の外周面に当該回転式
    食品棚の厚み方向にねじ山を形成してねじ部とするとと
    もに、このねじ部に螺合する別のねじ部を有する案内部
    を冷蔵庫本体に固定して設けたことを特徴とする請求項
    2記載の回転式食品棚を有する冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 冷蔵庫本体に係る案内部を前記回転式食
    品棚の周面に沿って少なくとも3箇所に離間状態で配置
    するとともに、この案内部を冷蔵庫内の上下方向に延び
    る複数のねじ棒とし、当該ねじ棒は冷蔵庫の開閉扉側に
    は配置しないことを特徴とする請求項4記載の回転式食
    品棚を有する冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 冷蔵庫内に横断面が少なくとも半円以上
    の円弧形状で開口側が冷蔵庫の開閉扉側に向けられた内
    箱を設けて案内部とし、この内箱の内周面にその上下方
    向に延びる前記別のねじ部を形成し、この別のねじ部と
    螺合するねじ部を周面に形成した回転式食品棚を前記内
    箱内に配置したことを特徴とする請求項4記載の回転式
    食品棚を有する冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 回転式食品棚を有する冷蔵庫において、
    前記回転式食品棚には貫通した鍵状穴を設け、この鍵状
    穴の周囲でかつ前記回転式食品棚の下面には一部が切欠
    かれた円形状溝を設け、前記回転式食品棚が配置される
    冷蔵庫本体には、前記円形状溝に嵌まり、前記回転式食
    品棚を回転すると前記円形状溝に相対して当該円形状溝
    の周方向において当該円形状溝と摺動関係にある突起部
    を軸方向に適宜の間隔をおいて複数有するとともに、前
    記突起部の形成されている箇所、および形成されていな
    い箇所の横断面が、それぞれ鍵状穴と同形、および円形
    を呈し、かつ前記回転式食品棚を回転することによっ
    て、前記突起部が前記鍵状穴と対応する位置にあるとき
    は、前記回転式食品棚を冷蔵庫内の上下方向に案内し、
    同じく前記回転式食品棚を回転することによって、当該
    突起部が前記円形状溝と対応する位置にあるときは、前
    記回転式食品棚を前記円形状溝に沿ってその周方向に案
    内するようになる棒状をした案内部を冷蔵庫本体に固定
    して設け、前記突起部と前記円形状溝とによって位置決
    め手段が形成されるようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の回転式食品棚を有する冷蔵庫。
JP30483395A 1995-11-22 1995-11-22 回転式食品棚を有する冷蔵庫 Pending JPH09145243A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100720414B1 (ko) * 2002-02-27 2007-05-22 엘지.필립스 엘시디 주식회사 액정 표시 장치의 제조 방법
KR100720422B1 (ko) * 2002-11-15 2007-05-22 엘지.필립스 엘시디 주식회사 액정표시소자 제조 장치 및 이를 이용한 제조 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100720414B1 (ko) * 2002-02-27 2007-05-22 엘지.필립스 엘시디 주식회사 액정 표시 장치의 제조 방법
KR100720422B1 (ko) * 2002-11-15 2007-05-22 엘지.필립스 엘시디 주식회사 액정표시소자 제조 장치 및 이를 이용한 제조 방법

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