JPH0914476A - 非滴下型バルブ装置 - Google Patents

非滴下型バルブ装置

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JPH0914476A
JPH0914476A JP15482795A JP15482795A JPH0914476A JP H0914476 A JPH0914476 A JP H0914476A JP 15482795 A JP15482795 A JP 15482795A JP 15482795 A JP15482795 A JP 15482795A JP H0914476 A JPH0914476 A JP H0914476A
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JP
Japan
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flow channel
valve device
pressure
valve
liquid
Prior art date
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JP15482795A
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English (en)
Inventor
Ritzer Rolf
リツェル ロルフ
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Loctite Europa EEIG
Original Assignee
Loctite Europa EEIG
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バルブでの液の滴下を防止しようとするもの
である。 【構成】 液を排出する通過流チャンネル2を有し、液
を放出する非滴下型バルブ装置において;少なくとも1
つの弾性部材12を、通過流チャンネル2内に設け、そ
の弾性部材は、液流の圧力が増加するとその容積を低減
し、それにより、通過流チャンネル2を開放し、液流の
圧力が低下すると、その容積を増加し、それにより、液
流圧力が、所定圧値よりも低くなると、通過流チャンネ
ルを閉じるものであることを特徴とする前記非滴下型バ
ルブ装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の液圧になると通
過流チャンネルを開放するような通過流チャンネルの中
に、緩衝材を有する非滴下型バルブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ特許公開公報第39 01 03
2号に知られるように、特に、オイルバーナーのオイル
噴霧ノズルのためのバルブは、バルブチャンバー内側に
配置されたバネ担持の閉鎖部材を有する。この閉鎖部材
は、所定目的の圧力に達するときのみ、通過流チャンネ
ルを開放する。
【0003】ドイツ特許公報第91 30 642号か
ら分かるように、特に、粘性液の放出のためのメーター
リングバルブには、滴下は、パイプ状のタペットが、通
過流チャンネル中に、移動可能に、通過流チャンネル中
に配置され、その端部に、バルブが閉鎖状態にある場合
に、放出口の端にある封入部材として、成形された弾性
部分を有する。放出口の端部と封入部材との間に少しの
容積の空間があるため、閉鎖後のバルブの滴下が防止さ
れる。バルブを開くために、タペットを、例えば、電磁
マグネットを用いて、上げる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、バル
ブでの液の滴下を防止しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記の
課題は、次のことにより解決される。即ち、緩衝材は、
少なくとも1つの弾性部材で、それは、通過流内に配置
され、液流の圧力が増加するとその容積を低減し、それ
により、通過流チャンネル2を開放し、液流の圧力が低
下すると、その容積を増加するものであり、それによ
り、液流圧力が、所定圧値よりも低くなると、通過流チ
ャンネルを閉じるものである。
【0006】
【作用】2つの弾性部材は、好適には、液圧により押さ
れる通路流路チャンネル中に配置される。2つの弾性部
材は、互に、予め応力をかけることができる。弾性部材
は一般的に円筒形或いはホース形であり、エラストマー
で作られ、互に平行に、流れ方向に配置される。
【0007】弾性部材は、粘性流が上がり、液圧が相当
に上がると、積分動作になる。容積流が低下し、圧力が
開放されると、フィードバックにより、バルブは、差動
動作になり、そのため、迅速で、液滴の生じない閉鎖作
用が得られる。
【0008】本発明の特に好適な具体例においては、逆
流防止バルブが、弾性部材の上流に設けられ、それは、
所定の液圧を超えると、通過流チャンネルを解放する。
バルブを閉鎖すると、2つの弾性部材は先ず膨張する。
その結果、弾性部材と逆流防止バルブとの間の容積は低
下する。この容積低下により、逆流防止バルブに対して
かかる差動圧が低下し、それにより、逆に、逆流防止バ
ルブは、より急速に閉じることとなる。
【0009】反対に、逆流防止バルブの存在は、弾性部
材が、より急速に大きくなり、バルブを閉じることを意
味する。逆流防止バルブの通過流では、所定の圧力低下
があり、全圧力が弾性部材にかからない結果となる。こ
れにより、2つの弾性部材が、より急速に閉じることを
可能にする。逆流防止バルブ及び2つの弾性部材が往復
作用するための必要条件は、ほぼ同じ圧力値で閉じるこ
とである。2つの弾性部材は、好適には、逆流防止バル
ブの前に閉じる。
【0010】本発明によるバルブの特別の長所は、粘度
値が非常に種々の液に適するものであることである。こ
のバルブは、中程度の粘度の、そして、高い−粘度であ
る液、例えば、接着剤に適するものである。
【0011】逆流防止バルブのコイル圧バネの弾性率と
弾性部材と弾性率は、同じである必要はなく、そのた
め、線形である必要もない。
【0012】本発明によるバルブ装置は、特に、メータ
ーリングピストルで使用される、接着剤或いは封入剤の
カートリッジの放出バルブとして適するものである。そ
のカートリッジは、円筒形とされ、その中でピストンが
動く。圧縮空気結合の及び手動のバルブにより、空気圧
を、逆側からピストンを押し、それにより、接着剤或い
は封入剤を、放出バルブから押し出す。手動バルブの圧
力開放すると、メーターリングピストンが曲げられる。
空気圧は、このようにして、非常に急速に低下するが、
一方、接着剤或いは封着剤内の圧力は、比較的に遅く低
下する。接着剤或いは封着剤内の圧力をゆっくり低下さ
せるにもかかわらず、接着剤或いは封着剤の放出を直接
に断続させることが、本発明のバルブにより可能にな
る。特に、滴下が防止される。放出される流体内に他の
遮蔽装置は、逆流防止バルブの上流にはない。従って、
本発明のバルブは、流体源と直接に結合されていない。
【0013】本発明のバルブ装置の他の長所は、補助的
なエネルギーの供給から無関係であることであり、簡単
な構成であり、操作中の問題に影響を受けない。そし
て、製造コストは、非常に低いものである。
【0014】
【実施例】本発明の具体例を、更に、図面を参照して説
明する。即ち、図1と2は、閉鎖状態での縦方向断面図
と横方向の断面図である。図3と4は、開いた状態での
縦方向断面図と横方向の断面図である。
【0015】図面に示すように、バルブ装置は、通過流
チャンネル2を有する円筒形部材1を有する。円筒形部
材1の端部に、チップ3がネジ込まれ、それは、放出チ
ャンネル4を有し、それは、通過流チャンネル2に同軸
に配置されているが、該チャンネルは、本質的には小さ
い断面積である。
【0016】放出側での通過流チャンネル2の端部は、
円筒形チャンバー6の円錐形表面5に結合している。チ
ップ3の入口側での放出チャンネル4の端部は、円筒形
になり、通過流チャンネル2の端部で円錐形表面5に対
して、球形部材9を押し付けているコイル圧バネ8のた
めのシート7となる。コイル圧バネ8、球形部材9及び
円錐形表面5は、このようにして、逆流防止バルブ13
を形成し、そのバルブは、コイル圧バネ8の特性と球形
部材9の位置と円錐形表面5に依存する液圧力で、開
く。
【0017】シート7よりも非常に深い位置にあるチッ
プ部材3中に配置された2つの円筒形チャンバー10が
ある。横断面図に示すように、円筒形チャンバー10は
いくらか重複しており、放出チャンネル4の軸に対して
対称である。チャンバー10の直径と重複の程度は、充
分な領域11が、コイル圧バネ8を支持するためのシー
ト7の基礎にもあるように選択される。領域11は、図
2と図4からも分かるとおり、2つの凹面と1つの長い
凸面を有する三角の領域である。シート7の下で、チャ
ンバー10は、円筒形弾性部材12により充填される。
好適には、弾性部材は、その内面で互に接触し、2つの
チャンバーは互に融解し、この接触面で押し合い、それ
により、予め応力がかけられる。そのようにして、コイ
ル圧バネ8は、チャンバー10内に、弾性部材12を保
持している。
【0018】予め互に応力がかけられている2つの弾性
部材12は、放出チャンネル4を閉鎖するが、一方、球
形部材9とコイル圧バネ8との間の空間にある液は、圧
力では、少しも開放されず。この空間は、弾性部材12
により減少され、コイル圧バネ8の力は、球形部材9を
通しての少し圧力差による力を超えている。逆流防止バ
ルブ13は、より速く閉鎖することになる。弾性部材1
2は、圧力に従って液の容積を変えて、それにより、バ
ルブは、制御工学による差動操作により閉鎖する。即
ち、制御システムでの積分比例により差動が働く。
【0019】弾性部材12による逆転効果により、逆流
防止バルブ13の作用は、次のように改良される。即
ち、液の流れが始まる後の、液のフォルト・フリーの流
動過程が可能になり、保持閉鎖作用は改良された。
【0020】
【発明の効果】本発明の非滴下型バルブ装置は、図示の
ような構造により、次のごとき技術的効果があった。即
ち、第1に、バルブ装置において、液の流れが始まる後
の、液のフォルト・フリーの流動過程が可能になり、保
持閉鎖作用は改良された。更に、粘度値が非常に変化す
る液に適するものであり、中程度から、そして、高い−
粘度である液、例えば、接着剤に適するものである。更
に、本発明のバルブ装置は、補助的なエネルギーの供給
から無関係であることであり、簡単な構成であり、操作
中の問題に影響を受けない。そして、製造コストは、非
常に低いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の非滴下型バルブの1例の構造を説明す
るための、閉鎖状態での縦方向の断面図である。
【図2】図1の非滴下型バルブの、II−IIでの横方
向の断面図である。
【図3】図1の本発明の非滴下型バルブの、開いた状態
での縦方向の断面図である。
【図4】図3の非滴下型バルブの、IV−IVで切った
断面図である。
【符号の説明】
1 円筒形部材 2 通過流チャンネル 3 チップ部材 4 放出チャンネル 5 円錐形表面 6 円筒形チャンバー 7 座(シ−ト) 8 コイル バネ 9 球形部材 10 チャンバー 11 空間領域 12 弾性部材 13 逆流防止バルブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液を排出する通過流チャンネル2により
    液を放出する非滴下型バルブ装置において、 少なくとも1つの弾性部材12を、通過流チャンネル2
    内に設け、その弾性部材は、液流の圧力が増加するとそ
    の容積を低減し、それにより、通過流チャンネル2を開
    放し、液流の圧力が低下すると、その容積を増加するも
    のであり、それにより、液流圧力が、所定圧値よりも低
    くなると、通過流チャンネルを閉じるものであることを
    特徴とする前記非滴下型バルブ装置。
  2. 【請求項2】2つの弾性部材12が、通過流チャンネル
    2中に配置され、液流により圧縮されることを特徴とす
    る請求項1に記載の非滴下型バルブ装置。
  3. 【請求項3】2つの弾性部材12は、互に予め応力がか
    けられていることを特徴とする請求項2に記載の非滴下
    型バルブ装置。
  4. 【請求項4】弾性部材12は、円筒形であり、エラスト
    マーから作られ、互に平行して、流れ方向に設けられて
    いることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
    非滴下型バルブ装置。
  5. 【請求項5】逆流防止バルブ13が、弾性部材12の上
    流に設けられ、所定の液圧差動を超えると、通過流チャ
    ンネル2を開放することを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれかに記載の非滴下型バルブ装置。
JP15482795A 1995-06-21 1995-06-21 非滴下型バルブ装置 Pending JPH0914476A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012233517A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Ckd Corp 液垂れ防止バルブ
JP2013036545A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Ckd Corp 液垂れ防止バルブ
CN113376320A (zh) * 2021-04-28 2021-09-10 王静 一种生物检测卡匣

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