JPH09142423A - 成形容器の打ち抜き方法 - Google Patents

成形容器の打ち抜き方法

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JPH09142423A
JPH09142423A JP29849095A JP29849095A JPH09142423A JP H09142423 A JPH09142423 A JP H09142423A JP 29849095 A JP29849095 A JP 29849095A JP 29849095 A JP29849095 A JP 29849095A JP H09142423 A JPH09142423 A JP H09142423A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
punching
container
film
containers
punch
Prior art date
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Pending
Application number
JP29849095A
Other languages
English (en)
Inventor
Torao Asada
虎男 浅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CKD Corp
Original Assignee
CKD Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by CKD Corp filed Critical CKD Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルムに成形された容器を横1列毎に打ち
抜くことによって、フィルムに残るスクラップフィルム
の量を少なくすると共に打ち抜き装置の小型軽量化を可
能にする。 【解決手段】 本発明は、帯状の容器フィルムに複数の
容器を成形した後、容器フィルムから個々の容器に打ち
抜く成形容器の打ち抜き方法である。この打ち抜き方法
において、横一列のパンチ穴を有する雌型63とそのパ
ンチ穴631と協働して容器を打ち抜く横一列のパンチ
651とを有する雄型65とで構成された打ち抜き装置
6を使用し、容器rを横一列毎に打ち抜く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形容器の打ち抜
き方法に関し、更に詳細には、成形充填包装工程により
作られた容器を横1列ごとに打ち抜くことによって、フ
ィルムの無駄を無くすと共に打ち抜き装置の小型軽量化
を図れるようにした打ち抜き方法に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆる成形充填包装ラインでは、図1
に示されるように連続する帯状の容器フィルムf1をヒ
ータ2により加熱した後成形装置3でその容器フィルム
に容器rを成形し、その後その容器r内に充填装置4に
より品物を充填し、容器rの上にカバーフィルムf2
被せてシール装置5で容器フィルムとカバーフィルムと
を容器rの周辺のフランジ部分で接着シールし、その後
打ち抜き装置6によって個々のシール済み容器として打
ち抜くようにしている。
【0003】ところで、従来から成形充填包装の能力を
上げるため、容器フィルムf1には成形装置で一度に複
数個(この明細書の説明ではフィルムの長手方向に2
個、幅方向に2個の計4個)の容器を成形して、その複
数個の容器を一単位としてシール装置により密閉シール
を行い、図4及び図5に示されるように、複数個(この
例では4個)のパンチ穴がフィルムの幅方向及び長手方
向に並べて形成された雌型63a及びそれと組み合う雄
型65aを有する打ち抜き装置6aにより一度に打ち抜
いている。
【0004】しかしながら、一度に複数の容器を成形し
またシール済みの容器を複数個一度に打ち抜くようにし
た成形充填包装ライン、特に、容器フィルムの幅方向に
沿って並ぶ容器の列(以下横列と呼ぶ)を複数列(この
説明では2列)一度に打ち抜くようにした成形充填包装
ラインでは、図4及び図5に示されるように、打ち抜き
装置6aの雌型63aにパンチ穴631aの横列を2列
フィルムの進行方向に所定の間隔で隔てて設けなければ
ならないため、隣接するパンチ穴62a間の仕切り部分
632aの強度を所定の値以上に保つ必要がある関係で
その仕切り部分63aの幅wを最低限以上確保しなけれ
ばならない。このため、成形装置で容器フィルムf1
容器rを成形する際に、図6に示されるように、隣接す
る容器間のピッチPを、容器rの幅w1にその容器の周
囲のフランジ部分の幅w2及び打ち抜き装置の雌型の仕
切り部分の幅wを加えた値(P=w1+2w2+w)に設
定している。
【0005】しかるに、このような方法で容器を打ち抜
いたのでは、打ち抜き後のフィルムには幅wのスクラッ
プフィルムが1ピッチP毎に残されることになるが、か
かる部分は本来不要なものである。したがって、この幅
wの部分はフィルムの無駄な使用を招いている。また、
打ち抜き装置による1回の打ち抜き動作で複数の横列の
容器を打ち抜くようにすると、打ち抜き装置が大型化
し、打ち抜き装置の雄型及び雌型の製造に高い精度が必
要なため打ち抜き装置の製造コストが高くなる問題があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、フィルムに成形された容器を横1列毎に打
ち抜くことによって、フィルムに残るスクラップフィル
ムの量を少なくすると共に打ち抜き装置の小型軽量化を
可能にすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、帯状の容器フ
ィルムに複数の容器を成形した後、容器フィルムから個
々の容器に打ち抜く成形容器の打ち抜き方法において、
横一列のパンチ穴を有する雌型とそのパンチ穴と協働し
て容器を打ち抜く横一列のパンチとを有する雄型とで構
成された打ち抜き装置を使用し、容器を横一列毎に打ち
抜くように構成されている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1において、本発明によ
る成形容器の打ち抜き方法を実施する成形充填包装ライ
ン1が示されている。同図において、2はヒータ、3は
成形装置、4は充填装置、5はシール装置、6は打ち抜
き装置である。これらの構成要素のうちヒータ、成形装
置、充填装置及びシール装置は従来のものと構成及び動
作が同じでよいからそれらの詳細な説明は省略する。
【0009】図2において、打ち抜き装置6は、フィル
ムの移送経路の下方にその移送経路に沿って配設された
一対のガイドレール61の上に移動可能に乗せられた本
体60を備えている。本体には上方に向かって鉛直に伸
びる一対のガイドロッドが62が間にフィルムf1、f2
が通れる間隔を空けて取り付けられている。本体60の
上方には打ち抜き装置の雌型63が配置されている。こ
の雌型63はガイドロッド62により上下動可能に案内
され、流体シリンダ或いはカム及びカムフォロアから成
るカム機構等の公知の装置(図示せず)によって上下動
されるようになっている。雌型63には複数(本実施例
では2個)のパンチ穴631が横1列になって形成され
ている。一対のガイドロッド62の上端には連結部材6
4が取り付けられ、ガイドロッドを保持している。雌型
63と連結部材64との間には雄型65が配置され、ガ
イドロッド62によって上下動可能に案内されている。
雄型65は雄型と連結部材64との間に配置された流体
シリンダ等の公知の装置(図示せず)により上下動され
るようになっている。雄型65の下面には雌型63のパ
ンチ穴631内に入ってフィルムから成形容器又は包装
体を打ち抜く複数のパンチ651が形成されている。
【0010】打ち抜き装置6の本体60のほぼ中央には
フィルムの移動方向に貫通するねじ穴601が形成さ
れ、そのねじ穴内にはガイドレール61と平行に伸びる
ねじ軸66が螺合されている。ねじ軸66は本体に隣接
した位置に設けられたサーボモータ67に連結され、そ
のサーボモータにより選択的に往復回転されるようにな
っている。したがって、サーボモータによりねじ軸を回
転することによって本体60を、したがって、打ち抜き
装置6をガイドレールに沿う方向に移動できるようにな
っている。
【0011】上記打ち抜き装置6は、フィルムf1、f2
が間欠停止している間に、雌型63が上昇して容器フィ
ルムf1に形成された容器rをパンチ穴631内に受け
るようにしてフィルムの下面に接近する。一方雄型65
が下降してパンチ651が雌型のパンチ穴と協働してフ
ィルムから容器すなわちこの実施例ではシール済みの容
器を打ち抜く。ところで、本発明の方法に使用する打ち
抜き装置6ではパンチ穴及びパンチが横1列しか設けら
れていないので、フィルムの間欠停止中に位置をずらせ
て2回動作して打ち抜かなければならない。このため、
フィルムが間欠送りされて容器が横2列一度に打ち抜き
位置に送られてくると、例えば、まず図1の位置Aにお
いて上流側の横列の容器を上述のように動作して打ち抜
き、その後本体をサーボモータ67及びねじ軸66によ
り図1の位置Bまで下流側に移動されてその位置で再び
動作して下流側の横列の容器を打ち抜く。次に後続の横
2列の容器が打ち抜き位置に送られてくると、今度は下
流側の位置Bで横1列の容器を打ち抜いた後本体を上流
側の位置Aまで移動させてその位置で横1列の容器を打
ち抜く。この2回に亙る打ち抜き動作の際、図4に示す
ように横2列の打ち抜き部分の打ち抜き線Lが重なり合
うようにする。それによって、フィルムのスクラップと
して残る部分を減少できる。
【0012】次に、本発明の打ち抜き方法を、成形充填
包装ライン1の動作と関連して説明する。図1におい
て、容器フィルムf1は所定のピッチ2P1(例えばP1
=P−w)でX方向に間欠的に送られる。そして容器フ
ィルムはヒータ2により加熱された後、成形装置3によ
り容器rが複数個(本実施例では横2列で計4個)一ま
とめにして成形される。成形された容器r内には充填装
置4により品物が充填され、その後容器フィルムf1
上にカバーフィルムf2が被されて、容器フィルムとカ
バーフィルムとがシール装置5により容器rの回りのフ
ランジ部分で複数個(成形装置3により一度に成形され
る容器の個数と同じ)一まとめにして密着シールされ
る。シール装置5によりシールされた容器は打ち抜き装
置6の位置に送られてその打ち抜き装置6により打ち抜
かれる。
【0013】打ち抜き装置の打ち抜き動作は次の通りで
ある。フィルムf1、f2はピッチ2P1で間欠的に送ら
れてくるから、打ち抜き装置の位置にも容器rが一度に
横2列分送られる。しかるに、打ち抜き装置は1回の動
作で横1列分の容器しか打ち抜けないので、前述のよう
にフィルムが間欠停止している間に位置をずらして2回
に亙って動作し、容器を打ち抜く。打ち抜かれた個々の
容器すなわちすなわちシール済み容器はコンベア7によ
って下流側に移送される。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、フィルムからの容器の
打ち抜きを容器の配列の横1列毎に行うので、フィルム
に形成される隣接する(フィルムの長手方向に隣接す
る)容器間のピッチを最小限にして打ち抜き後にスクラ
ップとして残るフィルムを最小限に抑えることが可能で
あり、フィルムの消費を節約できる。また、打ち抜き装
置を小型化できるので、成形充填包装ライン全体をコン
パクト化できると共に設置に必要なスペースを小さくで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による成形容器の打ち抜き方法を実施す
る成形充填包装ラインの概略構成図である。
【図2】本発明による成形容器の打ち抜き方法を実施す
るために使用する打ち抜き装置の拡大斜視図である。
【図3】本発明による成形容器の打ち抜き方法により容
器を打ち抜いた後のフィルムの一部の平面図である。
【図4】従来の成形容器の打ち抜き方法に使用されてい
た打ち抜き装置の雌型の斜視図である。
【図5】従来の成形容器の打ち抜き方法に使用されてい
た打ち抜き装置の要部の断面図である。
【図6】フィルムに形成された容器間のピッチと容器の
長手方向幅、フランジ部分の幅等の関係を説明する図で
ある。
【符号の説明】
1 成形充填包装ライン 2 ヒータ 3 成形装置 6 打ち抜き装
置 60 本体 61 ガイドレ
ール 63 雌型 65 雄型

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状の容器フィルムに複数の容器を成形
    した後、容器フィルムから個々の容器に打ち抜く成形容
    器の打ち抜き方法において、横一列のパンチ穴を有する
    雌型とそのパンチ穴と協働して容器を打ち抜く横一列の
    パンチとを有する雄型とで構成された打ち抜き装置を使
    用し、容器を横一列毎に打ち抜くことを特徴とした成形
    容器の打ち抜き方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の成形容器の打ち抜き方
    法において、前記フィルムへの容器の成形が複数の横列
    を一まとめにして行われる成形容器の打ち抜き方法。
JP29849095A 1995-11-16 1995-11-16 成形容器の打ち抜き方法 Pending JPH09142423A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11724840B2 (en) 2019-08-08 2023-08-15 Ckd Corporation Blister packing machine and blister pack manufacturing method

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