JPH0914120A - 検出機構を持った液圧モータと位置・速度制御装置 - Google Patents

検出機構を持った液圧モータと位置・速度制御装置

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JPH0914120A
JPH0914120A JP19897795A JP19897795A JPH0914120A JP H0914120 A JPH0914120 A JP H0914120A JP 19897795 A JP19897795 A JP 19897795A JP 19897795 A JP19897795 A JP 19897795A JP H0914120 A JPH0914120 A JP H0914120A
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JP
Japan
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hydraulic motor
control valve
output shaft
ball screw
flow control
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Application number
JP19897795A
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English (en)
Inventor
Seiji Toda
成二 戸田
Naomasa Oshie
直正 押柄
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RIBETSUKUSU KK
Original Assignee
RIBETSUKUSU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転または直線運動が必要な用途において、
高精度・高速加減速を可能にし、同時に予防保全等を考
慮した位置・速度検出方法を持つ液圧モータ。流量制御
部にメカニカルフィードバック機構付流量制御弁を配
し、直線運動を行う場合は液圧モータ軸芯部に出力用ボ
ールねじを挿入した。また回転状態は電話回線を通じて
遠隔地へ送ることが出来る。 【構成】 液圧モータ内部にメカニカルフィードバック
機構付流量制御弁、直線出力用ボールねじと入力用サー
ボモータと出力シャフトにそれぞれ位置検出器を配し、
流量制御部にシール効果を高める工夫を取り入れて、内
部洩れを減らして制御剛性を高めた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテーブルとか回転体駆動
に、位置指令をDCブラシレスサーボモータ,DCサー
ボモータまたはステッピングモータを用い、指令信号に
対して内部にメカニカルフィードバック機能を備えた液
圧モータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液圧モータの位置・速度を制御す
る場合は、外部にサーボ弁とか比例流量制御弁を接続
し、この制御弁の流量の制御でこれを実現していたが、
液柱を介して制御するため、作動液の圧縮性の影響で高
速応答に限界があった。
【0003】直径に対して全長の長いボールねじを使っ
たテーブル駆動機構は、高加減速駆動すると、ボールね
じの撓みとか縄跳び(振動)現象により、正確な位置決
めが困難であった。
【0004】また制御弁の開度と液圧モータの位置関係
が正確に捕捉されていないため、トラブルに至る前の、
微妙な変化が把握できず、予防保全のための十分なモニ
ターが出来なかった。
【発明が解決しようとする課題】液圧モータの高精度・
高速位置制御を行うためには応答性の向上が必要である
が、通常の比例弁またはサーボ弁を使用する場合、液圧
モータと制御弁間は配管で接続され、作動液の量を変更
することで速度・位置制御を行うが、負荷変動等により
圧力が変動すると作動液の圧縮性の影響が出るため、制
御ループ全体のゲインを高める上で制限となっていた。
【0005】本発明では制御ループの半分(フィードバ
ック部分)に機械構造物を用いることで、作動液の圧縮
性の影響が減少し、制御剛性が向上するため、制御ルー
プゲインを高くすることができ、高加減速・高精度の位
置決めが可能となる。
【0006】また液圧モータとボールねじ等を組み合わ
せてテーブルを駆動する場合、通常はボールねじのボー
ルねじナット部とテーブルを固定し、アクチュエータは
ボールねじの一方の端部と接続し、液圧モータとアース
を固定することでテーブルを駆動させているが、テーブ
ルを押す方向に動かす時、ボールねじは縄跳び現象また
は曲がりのため、高速・高精度位置制御に制限があっ
た。
【0007】ここでは液圧モータの駆動力はボールねじ
の内部から伝達されるため、ボールネジが押し方向に動
くと、ボールねじが曲がり、駆動力はボールねじの引っ
張り方向で得られるため、高速・高精度位置制御が可能
になる。
【0008】液圧モータの位置検出とか、流量制御弁の
内部スプールの位置検出を行うことは実用化されている
が、流量制御弁と液圧モータは配管を介して接続されて
いるだけで、流量制御弁の内部スプールの位置指令によ
っては独自に移動している。
【0009】従って流量制御弁の内部スプールの位置
は、制御指令のみで変化し、液圧モータの動きとは無関
係となり、この動きに微小な異常が発生した場合、液圧
モータの内部異常なのか、負荷側の異常なのか正確に分
離することができずトラブル予知が困難であった。
【0010】本発明では流量制御弁内のスプール位置
と、液圧モータの出力シャフトの位置はメカニカルフィ
ードバック機構になっているため、この間で形成される
流量制御弁の開度は指令値と負荷条件の合成によって決
まり、指令値は既知であるためこの差を把握すると、負
荷の異常を把握したことになり、これを検出することで
トラブルに至るまでの僅かな変化を捉えることができ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、まず出力トルク変動の少ない液圧モータが必要であ
り、ここではピストンに液圧の倒れモーメントが働かな
いよう、液圧の集中合力が偏芯カム軸芯に働く構造の、
偏芯カム方式のラジアルピストン形液圧モータを用い
る。
【0012】次に、回転形分配弁に内部洩れがあると、
制御弁の圧力ゲインを上げることが困難になるので、洩
れを少なくするため回転継手スリーブ部の高圧側にスプ
ールをごく僅か押し付ける構造を採用する。
【0013】また、作動液の流量を制御する流量調整弁
は、液圧モータシャフトの回転量をメカニカルフィード
バックする機構と組み合わせ、液圧モータが連続に一方
向へ回転しても弁開度は大きく変化しない構成とする。
【0014】また過負荷によってスプールが瞬時に一方
向に対してオーバランすると、逆転時に時間遅れが発生
するため、一定以上の進行に対してはスプールが制御弁
本体内端部に当たって進まないよう拘束する。
【0015】ボールねじナットケース(52)が回転し
て流量制御弁の弁スプール(31)も共に回転すると、
スプールとスリーブ間の隙間にコンタミネーションが混
入した時に、この間で焼き付きが発生する危険性があ
る。
【0016】そこで、図1に示すようにボールねじナッ
トケース(52)が回転しても弁スプール(31)が回
転しないよう、ボールねじナットケース(52)と弁ス
プール(31)間に、軸線方向の隙間が生じないようガ
タを無くたベアリング(51)を挿入し、ボールねじナ
ット(53)の直線運動のみを弁スプール(31)に伝
達させる。
【0017】流量制御弁で流量を制御するには、サーボ
モータの回転指令を弁スプールの直線運動に変換して成
立するが、この時ボールねじナットケース(52)は固
定しておく必要がある。
【0018】しかし、メカニカルフィードバック機構
は、逆にこのボールねじナット(53)を逆転させるこ
とで成立する。
【0019】そこで、サーボモータ側から回転させると
きは、ボールねじナット(53)は固定され、メカニカ
ルフィードバック機構が働くときはボールねじナット
(53)を逆転させる必要がある。
【0020】ここでは、ボールねじナットケース(5
2)を直動ベアリング(55A、B、C、D)を介して
ギア(50)に拘束し、ギア(50)が停止している間
は弁スプール(31)を直線運動させ、液圧モータの出
力シャフト(11)が回転して、これに結合されたフィ
ードバックギア(40)とギア(50)が回転すること
によって、直動ベアリング(55A、B、C、D)を介
して、ボールねじナット(53)を逆回転させることが
出来る。
【0021】サーボモータも動き、ギア(50)も動く
ときは、この差の分だけ弁スプール(31)は直線運動
し、フィードバック量が多い場合は直線の運動方向は逆
転する。
【0022】この結果、サーボモータの回転に相当する
ぶんだけ液圧モータは回転し、サーボモータが停止する
と、液圧モータも停止する。
【0023】通常の液圧モータでは、出力軸と負荷とを
結合して回転運動させる場合が一般的であるが、負荷を
直線運動させたい場合は、この運動変換にボールねじと
か単なるねじ機構を利用することがある。
【0024】ここでは、液圧モータの出力シャフト(1
1)の軸芯部を貫通させ、ここにボールねじ(104)
またはねじと、ボールねじナット(103)またはナッ
トを設けることで、テーブルを含む全体の軸線方向の長
さが短くなる。(図4参照)
【0025】また、一般的なテーブル駆動では、液圧モ
ータとボールねじはカップリング等を介して、ボールね
じの軸端で結合されるが、ボールねじナットを介して負
荷が接続されている時、負荷を押し側に高速で移動させ
ると、負荷が大きいときはボールねじは撓むため、高速
加減速の制限を受ける。
【0026】そこで、液圧モータの出力シャフト中心線
の軸芯部を貫通させ、ここにボールねじ(104)また
はねじと、ボールねじナット(103)またはナットを
設けて、テーブルを駆動すると、ボールねじは絶えず引
っ張りのみで駆動させることが出来る。(図6参照)
【0027】ボールねじが液圧モータの軸芯を貫通して
いると、図4に示すように作動液伝達用の導通路を液圧
モータの出力シャフト内部に通せないため、作動液は出
力シャフト外周を通り、液圧回転継手部のスリーブ(2
0)の外周を経てピストンのラジアル方向外周端に導く
必要がある。
【0028】液圧回転継手部のスリーブ(20)外周か
ら作動液を導き、同時に出力シャフトの回転に合わせ
て、図5の液圧導入ポート(106A,B,C,D,
E)を経て、順次作動液をピストン端部に配分する必要
があるため、出力シャフトと回転スリーブは締結されて
いる必要がある。
【0029】ここでは、出力シャフトとスリーブ(2
0)はキー(108)で接続し、液圧回転継手の外周に
穿かれた円周溝(34A,B)を経て、図4に示す半円
周の切り欠きポート(105A,B)からピストンヘッ
ドカバー(18)内のポート(106A,B,C,D,
E)を介してピストン(12)端面に接続させ、出力シ
ャフト(11)の回転によってこれに締結されたスリー
ブ(20)も回転し、順次ピストン(12)に作動液が
送られるよう構成した。
【0030】図7のように流量制御弁の軸芯と液圧モー
タの軸芯を同軸上に配置することも可能であり、このよ
うな構成ではボールねじとか、メカニカルフィードバッ
ク用のギアのような要素も不要となる。
【0031】この場合のように、回転型の流量制御弁を
用いる上で、従来の回転型流量調整弁では制御液圧の圧
力が上昇すると流量制御部の内部洩れが多くなり、高精
度の流量制御が出来ない欠点があった。
【0032】そこで、図11,12のように入排出ポー
ト(33A)から導入された液圧は入力シャフト(5
9)外周に設けられた高圧ポート(114)を介してピ
ストンヘッドカバー内ポート(106A,B,C,D,
E)へ送るように構成した流量制御弁で、この高圧ポー
トの180度反対位置に断面積を1〜10%広くした高
圧バランス域(113A,113B)を設けて入力シャ
フト(50)を、出力シャフト(11)の高圧側に押し
付けて切替部の隙間を減少させ洩れを減らす。
【0033】同様の目的で図11に示すように、出力シ
ャフト(11)外周に、薄肉スリーブ(119)を設
け、ここに圧力ポット(111)を形成し、このポット
に圧力が立つと、薄肉スリーブはラジアル方向の軸芯方
向に変形し、出力シャフトとの隙間を減じさせて洩れを
減らす。
【0034】入力シャフト(59)と出力シャフト(1
1)で形成される流量制御弁の開度で出力シャフトの回
転速度は決まる。
【0035】そこで、繰り返し動作を行う負荷条件の場
合、サーボモータ(60)の位置検出器(70)出力
と、液圧モータ出力シャフト(11)に位置検出器(8
1,82)出力との差を、図13の制御ブロック図のよ
うに取り出し、この出力パターンを取り込み、前もって
記録していた出力差のパターンと比較すると、この変化
状態が把握できる。
【0036】この変化のレベルが当初設定しておいた幅
を越えると、異常出力するように構成することで、シャ
フトとスリーブ間の焼き付きのような、トラブルに至る
前に予兆を捉えることができる。
【0037】この結果、大きなトラブルの予防保全が可
能となる。
【0038】同様の目的で、繰り返し動作を行う負荷条
件の場合、図1の作動液供給ポート(23)および(2
4)に圧力ピックアップ(110A,B)を設け、回転
位置とこの値の変化を記録し、前もって記録しておいた
圧力パターンと位置検出器の出力パターンを比較し、其
々が一定のバンドから外れている場合に異常を出力する
ことでより厳密な予防保全が可能となる。
【0039】また液圧モータの回転状態とか異常状態の
圧縮された信号を、電話回線で遠隔地へ送ることでリモ
ートメンテナンスが可能となる。
【0040】
【作用】制御方法については、(課題を解決するための
手段)の中で記述したので、ここでは、液圧モータが実
際にトルクを発生する原理について図14に基づいて示
す。
【0041】ピストン2本が高圧の場合の例で示すと、
ピストンに働く液圧力は、それぞれ出力シャフトの偏芯
中心に働き、この力の合成力のX軸方向分力に偏芯量ε
を乗じた値が、出力シャフトの駆動トルクとなる。
【0042】ピストンが3本の場合はピストンに働く3
本の液圧合力が、同様に偏芯シャフトの偏芯中心に働
き、以下同様の計算で駆動トルクが得られる。
【0043】
【実施例】直性方向の推力の大きな用途で高加減速・高
精度位置決めをしょうとすると、液圧シリンダを使用し
た制御が一般的であるが、液圧シリンダの内容積が大き
いと作動液の圧縮性の影響を受けて、高速応答性が困難
になる。
【0044】ここで、液圧モータとボールねじを組み合
わせてを使用すると、液圧モータ内の、容積は殆ど変化
しないだけでなく、内容積自体も小さいため応答周波数
も高くなり、高加減速・高精度位置決めが可能となる。
【0045】
【発明の効果】大出力が必要な回転または直線駆動機構
に於いて、高加減速・高精度位置制御が得られ、同時に
異常直前のモニタが出来るためシステムの大きなトラブ
ルを予防することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】液圧モータの正面図
【図2】液圧モータの側面図
【図3】逆転歯車の滑り機構
【図4】ボールねじ貫通型液圧モータの正面図
【図5】ボールねじ貫通型液圧モータの側面図
【図6】テーブル駆動機構
【図7】流量制御弁が同軸の液圧モータの正面図
【図8】流量制御弁が同軸の液圧モータの側面図
【図9】回転型流量制御弁正面図
【図10】回転型流量制御弁側面図
【図11】異なる構成の回転型流量制御弁正面図
【図12】異なる構成の回転型流量制御弁側面図
【図13】制御ブロック図
【図14】液圧モータのトルク発生原理図
【図15】液圧モータリモートメンテナンス系統図
【符号の説明】
1 液圧モータ本体 2 回転型分配弁 3 流量制御弁 4 出力シャフトフィードバック機構 5 弁スプールフィードバック機構 6 出力シャフト位置検出機構 10 シリンダバレル 11 出力シャフト 12 ピストン 13 ピストンリング 14 シリンダバレル液圧ポート 15 モータケース 16 液圧モータリアカバー 17 液圧モータフロントカバー 18 ピストンヘッドカバー 19A,19B ベアリング 20 スリーブ 21 シール 22 ロッドシール 23A,23B 分配ポート 24 出力シャフト偏芯部分配弁 25A,25B シャフト内入排出ポート 30 弁スリーブ 31 弁スプール 32 ボールねじ 33A,33B 入排出ポート 34A,34B コントロールポート 35 シール 36 ベアリング 38A,38B シャフト分配弁部 40 フィードバックギア 41 ベアリング 42 スリーブバックアップカバー 43 ギアケース 50 ギア 51 ベアリング 52 ボールねじナットケース 53 ボールねじナット 54A,54B ベアリング 55A,55B,55C,55D 直動ベアリング 56 ギア内滑り部 57 固定スリーブカバー 58 プレートカップリング 59 入力シャフト 60 DCサーボモータ 61 カップリング 62 ロッドシール 63 ベアリング 70 モータ回転位置検出器 71 ベアリング 72A,72B ベアリング 73 フートマウント 74 テーブル 75 ワーク 76 アース 81 回転位置検出器ロータ 82 回転位置検出器ステータ 83 ベアリング 84 シール 92 ピストンリングカバー 93 スプリング 94 ステータピン 95 ベアリング 96 ベアリング 97 偏芯リング 98 ボルト 99 シール 102 スペーサ 103 出力軸ボールねじナット 104 出力軸ボールねじ 105A,105B 等配ポート 106A,B,C,D,E ピストンヘッドカバー内ポ
ート 107 ギア 108 キー 109 シール 111 圧力ポット 112A,112B 圧力仕切り部 113A,113B 高圧バランスポート 114 高圧ポート 115 高圧導入ポート 116 低圧取り出しポート 117 低圧分岐部 118 低圧戻りポート 119 変形スリーブ 120 円周溝 121 導入ポート 122A,122B 分配切り欠き部 123 連通ポート 124 弁スリーブ分配ポート

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏芯カム方式のラジアルピストン形液
    圧モータ(1)と、ここに作動液を送るための回転形分
    配弁(2)と、作動液の流量を制御する流量制御弁
    (3)と、液圧モータ出力シャフト(11)の回転量を
    メカニカルフィードバックする機構(5)と、液圧モー
    タ出力シャフト(11)の回転位置を検出する機構
    (6)と、流量制御弁を駆動するボールねじ(32)お
    よびボールねじナット(53)と、ボールねじナットの
    回転運動のみを拘束する弁スプールフィードバック機構
    (5)と、ボールねじ(32)を回転させるサーボモー
    タ(60)またはステッピングモータと、このモータ
    (60)の回転位置を検出する位置検出器(70)によ
    って構成される液圧モータ。
  2. 【請求項2】 請求項1の液圧モータを制御する流量
    制御弁で、流量制御弁の弁スプール(31)と、ボール
    ねじナットケース(52)をベアリング(51)を介し
    て接続させ、ボールねじナット(53)の直線運動のみ
    弁スプール(31)に伝達させ、回転運動は伝達させな
    い構造の流量制御弁スプール(31)駆動機構。
  3. 【請求項3】 請求項2の流量制御弁で、ボールねじ
    (32)またはねじ機構により流量制御弁のスプール
    (31)を動かす機構において、ボールねじナットケー
    ス(52)を直動軸受(55A、55B、55C、55
    D)を介してギア(50)に拘束し、ボールねじ(3
    2)が回転しギア(50)が停止している間は弁スプー
    ル(31)を直線運動させ、液圧モータの出力シャフト
    (11)が回転すると、これに結合されたフィードバッ
    クギア(40)とギア(50)によって、直動ベアリン
    グ(55A、B、C、D)を介して、ボールねじナット
    (53)が逆回転し、ボールねじナット(53)の直線
    運動が減殺または逆転され、流量制御弁(3)内の弁ス
    リーブ(30)と弁スプール(31)間の開度を閉める
    方向に働くよう構成し、入力に対して弁の開度が自動的
    に復帰するよう構造の流量制御弁。
  4. 【請求項4】 請求項1の液圧モータの変形として、
    流量制御弁の中心線と液圧モータ出力シャフト(11)
    の中心線の軸線を偏芯して配置し、出力シャフト(1
    1)の軸芯部を貫通させ、ここに出力軸ボールねじ(1
    04)またはねじと、出力軸ボールねじナット(10
    3)またはナットを設けた液圧モータ。
  5. 【請求項5】 請求項4の液圧モータの作動液供給方
    法で、液圧モータ駆動用の作動液は作動液回転継手部の
    スリーブ(20)外周の円周に穿かれた溝(34A,
    B,C)から、外周の約半円周分を切り欠いたポート
    (105A,B)を経て、ピストンヘッドカバー(1
    8)内を貫通させたポート(106A,B,C,D,
    E)を介して、ピストン(12)端面に導通させ、出力
    シャフト(11)の回転によってこれに締結された回転
    継手部のスリーブ(20)が回転し、順次ピストン(1
    2)端面に作動液が入出するよう構成した作動液供給方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項4の液圧モータで、出力シャフ
    ト(11)の軸芯部を貫通させ、ここに出力軸ボールね
    じナット(103)またはナットを組込み、これと係合
    する出力軸ボールねじ(104)またはねじの両端に軸
    受け(71,72A,B)を設け、この軸受けを介して
    テーブル(74)を締結し、液圧モータのフートマウン
    ト(73)はアース部(76)に固定させ、テーブル
    (74)を直線駆動させるよう構成した液圧モータ駆動
    によるテーブル駆動機構。
  7. 【請求項7】 請求項1の液圧モータの変形で、流量
    制御弁(30)の軸芯と液圧モータ出力シャフト(1
    1)の軸芯を同軸上に配置し、サーボモータ(60)ま
    たは、ステッピングモータによって回転スリーブ駆動用
    シャフト(59)の回転を、回転方向の剛性を高くし、
    軸線方向には剛性の低い弾性材のプレートカップリング
    (58)を介して回転スリーブ(30)に伝達させるよ
    うに構成した回転形流量制御弁の回転スリーブ(30)
    駆動機構を持つ液圧モータ。
  8. 【請求項8】 請求項7の回転形流量制御弁で、回転
    スリーブ(30)から供給された作動液によって出力シ
    ャフト(11)が回転され、この回転によって出力シャ
    フト(11)と回転スリーブ(30)で形成される回転
    形流量制御弁の開度が出力シャフト(11)の回転量に
    相当する分だけポートを閉じる方向に働くよう構成し、
    入力に対して弁の開度が自動的に復帰するよう構造の回
    転形流量制御弁。
  9. 【請求項9】 請求項8の液圧モータ用回転形流量制
    御弁の変形として、出力シャフト(11)内に高圧ポー
    ト(114)を形成し、この180度反対側に高圧バラ
    ンスポート(113A,B)を設け、この断面積を高圧
    ポート(114)より小さく形成させることにより、入
    力シャフト(59)が出力シャフト(11)の高圧ポー
    ト(114)方向に押し付けられる構成にした回転形流
    量制御弁。
  10. 【請求項10】 請求項9の回転流量制御弁の変形
    で、ケース(16)内に薄肉スリーブ(119)を設
    け、ここに圧力ポット(111)を形成させ、この圧力
    ポット(111)に液圧が発生したとき、液圧により薄
    肉スリーブ(119)外周を軸芯側に変形させて、作動
    液のシール効果を高めるよう形成した回転型流量制御
    弁。
  11. 【請求項11】 液圧モータの位置・速度制御で、指
    令値に対するサーボモータ又はステッピングモータの回
    転位置と液圧モータの回転位置を検出し、この差を流量
    制御弁の開度とし、同時に液圧モータの目標位置・速度
    に対する現在位置・速度を比較してこの差を偏差とし、
    流量制御弁の開度と偏差を比較し、開度を連続的に大き
    くしても偏差が小さくならない場合に、異常発生と判断
    する液圧モータ異常検出機構。
  12. 【請求項12】 液圧モータが連続繰り返し動作を行
    うとき、DCサーボモータの位置検出器出力パターン
    と、液圧モータ出力シャフトに接続した回転位置検出器
    の出力パターンを取り、前もって記録しておいた出力パ
    ターンとを比較して、これが一定の幅から外れている場
    合に異常と判断する液圧モータ異常検出機構。
  13. 【請求項13】 液圧モータの作動液供給ポート(2
    3)、(24)に圧力ピックアップ(110A,B)を
    設け、各ポート間の圧力差を検出し、これと請求項11
    の位置出力パターンを合わせ、前もって記録しておいた
    圧力差のパターンと位置検出器の出力パターンと比較
    し、其々が一定の幅から外れている場合に異常と判断す
    る液圧モータ異常検出機構。
  14. 【請求項14】 液圧モータの回転位置、流量制御弁
    の開度を検出し、この値を上位コントローラに伝え、上
    位コントローラでは開度と回転位置の偏差分のみを抽出
    して信号量を圧縮し、この値と異常信号をモデムを介し
    て、電話回線により遠隔地へ送信するように構成したモ
    ニタ機構。
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