JPH09134740A - バッテリーパック装置 - Google Patents

バッテリーパック装置

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JPH09134740A
JPH09134740A JP7292810A JP29281095A JPH09134740A JP H09134740 A JPH09134740 A JP H09134740A JP 7292810 A JP7292810 A JP 7292810A JP 29281095 A JP29281095 A JP 29281095A JP H09134740 A JPH09134740 A JP H09134740A
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JP
Japan
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secondary battery
voltage
battery pack
output terminal
resistor
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JP7292810A
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English (en)
Inventor
Morio Yoshimatsu
守雄 吉松
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Abstract

(57)【要約】 【課題】Liイオン2次電池を内蔵したバッテリーパッ
ク装置に関し、ビデオライト装置のハロゲンランプの駆
動電圧に自動的に適合させることを可能にする。 【解決手段】ビデオライト装置などの電気機器を装着す
るとLiイオン2次電池セルLBCは放電状態になる。
この時、LBC−サーミスタRTH−出力端子26a−取
付機器の入力端子36a−内部回路−取付機器の入力端
子36b−出力端子26b−電流検出抵抗R1−LB
C、という経路を経て放電される。サーミスタRTHを最
適に選択することにより、LBCの電圧8.4Vをハロ
ゲンランプの駆動電圧6.0Vまで安定して降下させる
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用ビデオカメ
ラの本体に装着されるビデオライト装置などに装着する
のに好適なバッテリーパック装置に関する。詳しくは、
装着した電気機器が、2次電池電圧のままで動作する機
器、2次電池電圧より低い電圧で動作する機器、あるい
は2次電池を充電する機器のうちのいずれの機器である
かを検出し、その検出結果に応じて、入出力端子部の状
態を、2次電池電圧モード、2次電池電圧より低い電圧
モード、2次電池充電モードに切り換えられるようにし
て電池電圧と外部電圧との整合がとれるようにしたもの
である。
【0002】
【従来の技術】バッテリーなどの電池を電源とするライ
ト装置のなかには、携帯用のビデオカメラに装着して使
用できるビデオライト装置がある。このようなビデオラ
イト装置はビデオカメラの後方部に装着され、ビデオカ
メラの録画開始と同時に照明部が点灯するように構成さ
れているものが多い。また、ビデオカメラの小型化に伴
って、ビデオライト装置も小型化されている。ビデオラ
イト装置の小型化に伴って、ビデオライト装置に装着す
るバッテリーパック装置の小型化も進んでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ビデオライト装置に
は、色温度などの関係でハロゲンランプが多く使用され
ている。ハロゲンランプは、一般に6V近辺で実用にな
るように設計されている。したがって、ハロゲンランプ
を使用したビデオライト装置をNi−Cd2次電池を内
蔵したバッテリーパック装置で駆動する場合、バッテリ
ーパック装置はNi−Cd2次電池セルを5個直列接続
して、1.2V×5セル=6.0Vとなるように設計さ
れている。
【0004】ところが、近年、Liイオン2次電池のよ
うな高電圧・大容量の小型の2次電池セルが実用になっ
てきたので、Ni−Cd2次電池の代わりにLiイオン
2次電池を内蔵したバッテリーパック装置が実用化され
ようとしている。
【0005】しかし、Liイオン2次電池セルの端子間
電圧は4.2Vであるので、6Vで駆動されるハロゲン
ランプを使用したビデオライト装置に装着するバッテリ
ーパック装置を製造する場合、Liイオン2次電池セル
1個では電圧が足りない。そこで、Liイオン2次電池
を2個直列接続して使用すると、4.2×2=8.4V
となる。8.4Vはハロゲンランプの駆動電圧(6V)
に比べて高過ぎ、ハロゲンランプの寿命を著しく縮めて
しまうために、このままでは使用できない、という問題
があった。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決して、高電
圧を発生する内蔵されたバッテリーセルの出力電圧を使
用機器の規定電圧に自動的に適合できるようにするバッ
テリーパック装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、以下のように構成する。
【0008】(1)2次電池を内蔵し、各種の電気機器
に装着して、電気機器へ電力を供給し、または電気機器
から充電電力の供給を受けるバッテリーパック装置であ
って、 装着した電気機器が、2次電池電圧のままで動
作する機器、2次電池電圧より低い電圧で動作する機
器、あるいは2次電池を充電する機器のうちのいずれの
機器であるかを検出する検出手段と、該検出手段の検出
結果に応じて、入出力端子部の状態を、2次電池電圧モ
ード、2次電池電圧より低い電圧モード、2次電池充電
モードに切り換える入出力端子部切換手段とを備えるよ
うに構成する。
【0009】(2)前記(1)において、2次電池が、
Liイオン2次電池であるように構成する。
【0010】(3)前記(1)または(2)において、
検出手段は、2次電池と入出力部との間に設けられた電
流方向を検出する電流検出抵抗と、該電流検出抵抗が検
出した正または負の電圧と基準電圧とを比較するコンパ
レータとから成り、入出力端子部切換手段は、入出力端
子と2次電池との間に、コンパレータの出力電圧の高低
に応じて導通または非導通する第1トランジスタ、第2
トランジスタ、および抵抗器が並列接続され、さらに第
2トランジスタと入出力端子との間にスイッチを設けて
構成されており、2次電池電圧モードの時には、スイッ
チは閉じておき、かつ第2トランジスタは自己バイアス
により導通させておき、これにより抵抗器をバイパスし
て、2次電池の一方の電極と出力端子とが直結して2次
電池電圧を出力端子にそのまま出力し、2次電池電圧よ
り低い電圧モードの時には、スイッチは開放し、かつ検
出手段の検出結果により第1トランジスタを非導通にし
て、2次電池の一方の電極と出力端子との間に抵抗器を
介在させ、該抵抗器により2次電池電圧を所定の電圧ま
で降下させて出力端子に出力し、2次電池充電モードの
時には、スイッチは開放され、かつ検出手段の検出結果
により第1トランジスタを導通させて、抵抗器をバイパ
スさせ、入力端子と2次電池の一方の電極とを直結させ
るように構成する。
【0011】(4)前記(3)において、抵抗器がサー
ミスタであるように構成する。
【0012】(5)前記(1)〜(4)のうちの1つに
おいて、スイッチは、バッテリーパック装置の機器装着
面に形成された開口内に設け、未使用時および2次電池
電圧モードの時には閉じておき、2次電池電圧より低い
電圧モードで使用する機器、および2次電池充電モード
で使用する機器の装着面に形成された突起を前記開口内
へ挿入することにより開放させるように構成する。
【0013】以下、本発明の作用を説明する。本発明に
係るバッテリーパック装置は、検出手段と入出力端子部
切換手段とを備えている。検出手段は、装着した電気機
器が、(1)2次電池電圧のままで動作する機器、
(2)2次電池電圧より低い電圧で動作する機器、ある
いは(3)2次電池を充電する機器のうちのいずれの機
器であるかを検出する。
【0014】入出力端子部切換手段は、検出手段の検出
結果に応じて、入出力端子部の状態を、(1)2次電池
電圧モード、(2)2次電池電圧より低い電圧モード、
あるいは、(3)2次電池充電モードに切り換える。
【0015】次に、本発明に係るバッテリーパック装置
が上記の各モードにおいて、どのように動作するかを説
明する。
【0016】(1)2次電池電圧モード 本発明に係るバッテリーパック装置に何も取り付けられ
ていない状態、あるいはバッテリーパック装置に内蔵さ
れた2次電池と同じ電圧で動作する機器が取り付けられ
た状態では、内蔵2次電池の電圧がそのまま取付機器に
給電され、これによって取付機器が駆動する。
【0017】(2)2次電池電圧より低い電圧モード 本発明に係るバッテリーパックを内蔵2次電池の電圧よ
り低い電圧で動作する機器に装着すると、内蔵2次電池
は放電状態になる。この状態では、内蔵2次電池からの
電圧は、抵抗器を介在させるによって降下されて、内蔵
2次電池の電圧よりも低い電圧の電力が機器に供給され
る。
【0018】(3)2次電池充電モード 本発明に係るバッテリーパック装置を充電器に装着した
時に、内蔵2次電池は充電状態になる。この状態の時に
は、充電器の電圧と同じ電圧の電力が内蔵2次電池に供
給される。これにより、内蔵2次電池が充電される。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明はバッテリーパック装置に
関するものであるが、本発明をより良く理解できるよう
にするため、始めに、ビデオライト装置について詳細に
説明する。図3は、ビデオライト装置の外観を示す。ビ
デオライト装置1は、通常、携帯用のビデオカメラに装
着して使用されるが、単独の照明器具としても使用でき
る。図3において、ビデオライト装置1は回路基板など
が内蔵された本体2と、本体2に突設された適宜な長さ
の首部3と、首部3の先端に取り付けられた照明部4で
構成されている。
【0020】本体2は偏平状の箱形に形成され、正面2
1側の上下端部には、ビデオカメラの装着面に係着する
ための上係止溝22および下23が設けられている。正
面21の下部には、ビデオカメラのロックレバーを挿入
するためのロック溝24が設けられている。さらに、正
面21には、本体2に内蔵された電極装置25の電極部
26,26を露呈するための開口27,27が設けられ
ている。
【0021】本体2の一方の側面28には、ライトスイ
ッチ60と、装着されたバッテリーパック装置のロック
を解除するためのロック解除レバー32が配置されてい
る。ロック解除レバー32をスライドさせると、ビデオ
カメラのロックレバーが内側に引き込まれて、バッテリ
ーパック装置を横移動させることが可能になり、これに
よって、バッテリーパック装置を取り外すことが可能に
なる。
【0022】本体2の背面33には、図4(A)に示す
ようにACアダプタ取付禁止突起100が設けられてい
る。また、背面33は、バッテリーパック装置の装着面
を嵌入できるように溝状に形成されている。背面33の
上下には、バッテリーパック装置の係止溝22,23を
係着する係着部34,35が設けられ、さらにバッテリ
ーパック装置と、本体2とを電気的に接続する電極部3
6,36(プラス側とマイナス側)が設けられている。
この電極部36,36は、図4(B)に示すように進退
自在なピン状に突出しており、常時突出する方向に付勢
されている。
【0023】背面33には出入り自在なロックレバー7
0が設けられており、これがバッテリーパック装置のロ
ック溝に挿入される。さらに、背面33には基準線37
が記入されており、バッテリーパック装置の側端縁を、
この基準線37に合わせて水平に押し当てそのまま横移
動することによって、バッテリーパック装置が装着され
る。
【0024】図3において、照明部4は首部3に固定さ
れた枠体41と、枠体41に係着された保護カバー42
と、枠体41の内部に取り付けられたハロゲンランプ7
1からなっている。保護カバー42は、一方向に僅かに
回転させることによって、簡単に取り外せるように取り
付けられている。
【0025】次に、ビデオライト装置の使い方を説明す
る。図5に示すように、ビデオカメラKは携帯用の小型
カメラであり、ここでは電源としてバッテリーパック装
置Bが用いられている。ビデオライト装置1は、ビデオ
カメラKと、バッテリーパック装置Bとの間に介装さ
れ、バッテリーパック装置Bは、ビデオカメラKとビデ
オライト装置1の双方の電源として用いられる。
【0026】次いで、バッテリーパックB使用時の各機
器の装着方法を説明する。図6に示すように、ビデオカ
メラKの装着面K1に、ビデオライト装置1の正面2
1、またはバッテリーパックBの装着面B1が嵌入され
る。したがって、バッテリーパックBの装着面B1とビ
デオライト装置1の正面21とは同様の形状、寸法に形
成されている。つまり、バッテリーパックBの装着面B
1と、ビデオライト装置1の正面21は同様の形状、寸
法に形成されている。
【0027】ビデオカメラKの装着面K1には、図6に
示すようにピン状に突出した電極部36,36が設けら
れ、相手側、すなわち、バッテリーパックBの電極部
(図示せず)と接続される。また、装着面K1には、バ
ッテリーパックBを係着するための係着部34,35、
バッテリーパックBを装着する時の基準となる基準線3
7、バッテリーパックBをロックするロックレバー70
が設けられている。ロックレバー70は、装着面K1に
対して出入り自在に配置され、スプリング(図示せず)
によって突出側に付勢されている。
【0028】ビデオライト装置1の背面33には、ビデ
オカメラKの装着面K1と同様に、電極部36,36、
係着部34,35、基準線37、及びロックレバー70
が設けられている。さらに、ビデオライト装置1の背面
33には、背面33にACアダプタ取付禁止突起100
が設けられている。
【0029】ビデオカメラKにビデオライト装置1を装
着する際は、図6に示すように、まずビデオライト装置
1の側端縁69をビデオカメラKの基準線37に合わせ
て、正面21をビデオカメラKの装着面K1に押し当て
る。これで、ロックレバー70がビデオライト装置1の
正面21によって内部に押し込まれる。次に、そのまま
の状態で所定方向、本例では右方向(図示白抜き矢印)
にビデオライト装置1を横移動させる。
【0030】これで、ビデオライト装置1の上下の係止
溝22,23と、ビデオカメラKの上下の係着部34,
35が互いに係着され、さらにビデオカメラKのロック
レバー70が突出して、ビデオライト装置1のロック溝
24に挿入される。これによってビデオライト装置1
が、横方向、前後方向及び上下方向に位置規制されて確
実にロックされる。また、このときには、ビデオライト
装置1の電極カバー66が、ビデオカメラKの突出した
電極部36,36によって開蓋されて、互いの電極部3
6,36、26,26が電気的に接続される。
【0031】このようにして、ビデオカメラKにビデオ
ライト装置1を装着した後、ビデオライト装置1の背面
33にバッテリーパックBを装着する。バッテリーパッ
クBの装着面B1は、ビデオライト装置1と同様に形成
されており、その装着手順はビデオライト装置1と同様
である。バッテリーパックBの装着面B1は、図7に示
すように、ビデオライト装置1の正面21側に逃げ溝1
01を追加した形状になっているが、その装着手順は、
ビデオライト装置1の装着手順と同様である。但し、こ
の場合はバッテリーパックBの逃げ溝101にビデオラ
イト装置1のACアダプタ取付禁止突起100が挿入さ
れる。
【0032】次に、各機器の装着面を説明する。図4は
ビデオライト装置の装着面、図7はバッテリーパックB
の装着面、図8はACアダプタPの装着面、図9は充電
器の装着面をそれぞれ示している。
【0033】ビデオライト装置の装着面33には、図4
(A)に示すようにACアダプタ取付禁止突起100が
設けられている。また、装着面33には、バッテリーパ
ックBの装着面を嵌入できるように溝状に形成されてい
る。装着面33の上下には、バッテリーパックBの係止
溝22,23を係着する係着部34,35が設けられ、
さらにバッテリーパックBと、本体2とを電気的に接続
する電極部36,36(プラス側とマイナス側)が設け
られている。この電極部36,36は、図4(B)に示
すように進退自在なピン状に突出しており、常時突出す
る方向に付勢されている。
【0034】装着面33には出入り自在なロックレバー
70が設けられており、これがバッテリーパックBのロ
ック溝に挿入される。さらに、装着面33には基準線3
7が記入されており、バッテリーパックBの側端縁を、
この基準線37に合わせて水平に押し当てそのまま横移
動することによって、バッテリーパックBが装着され
る。
【0035】バッテリーパックBの装着面B1には、図
7に示すように、ビデオライト装置1と同様に、電極装
置25、係着溝22、23、ロック溝24が設けられて
いる。更に、バッテリーパックBには、ACアダプタ取
付禁止突起100を避けるために、逃げ溝101が設け
られている。したがって、バッテリーパックBをビデオ
ライト装置1に装着したときには、ACアダプタ取付禁
止突起100が逃げ溝101内に挿入されるので、AC
アダプタ取付禁止突起100は、ビデオライト装置1の
装着面33から突出したままとなる。
【0036】ACアダプタPの装着面P1には、図8に
示すように、電極装置25が内蔵されており、その電極
部26,26は電極カバー66によって被覆され、相手
側に装着されたときに電極カバー66が開蓋されるよう
になっている。さらに、装着面P1及び正面21の上下
端部には、係着溝22,23と、ロックレバー70を挿
入可能なロック溝24が電極装置25の横に設けられて
いる。
【0037】ACアダプタPの装着面P1には、バッテ
リーパックBの装着面B1と異なり逃げ溝101が設け
られていない。したがって、ビデオライト装置1の装着
面に設けられたACアダプタ取付禁止突起100を避け
ることができないので、ACアダプタPはビデオライト
装置1に装着することができない。
【0038】充電器の装着面133は、図9に示すよう
に、1次電池内蔵バッテリーパック/ACアダプタ取付
禁止突起201が設けられている。また、装着面133
には、バッテリーパックBの装着面を嵌入できるように
溝状に形成されている。装着面133の上下には、バッ
テリーパックBの係止溝22,23を係着する係着部1
34,135が設けられ、さらにバッテリーパックB
と、本体200とを電気的に接続する電極部136,1
36(プラス側とマイナス側)が設けられている。この
電極部136,136は、進退自在なピン状に突出して
おり、常時突出する方向に付勢されている。
【0039】装着面133には出入り自在なロックレバ
ー170が設けられており、これがバッテリーパックB
のロック溝24に挿入される。バッテリーパックBの装
着面B1を充電器の装着面133に水平に押し当てその
まま横移動することによって、バッテリーパックBが装
着される。
【0040】充電器の装着面133は1時電池内蔵バッ
テリーパック/ACアダプタ取付禁止突起201が設け
られているから、バッテリーパックBの装着面には設け
られている逃げ溝101が設けられていない1時電池内
蔵バッテリーパックやACアダプタPを装着することは
できない。充電器の性質上当然のことである。
【0041】(実施例)図10は本発明に係るLiイオ
ン・バッテリーパック装置LBの装着面を示す図であ
り、図1および図2は本発明に係るLiイオン・バッテ
リーパック装置LBの回路(その1および2)を示す図
である。以下、図10,図1,および図2を用いて、本
発明の実施の位置態様を説明する。
【0042】本発明に係るLiイオン・バッテリーパッ
ク装置LBの装着面には、図10に示すように、ビデオ
ライト装置1と同様に、電極装置25、係着溝22、2
3、ロック溝24が設けられている。更に、本発明に係
るLiイオン・バッテリーパック装置LBの装着面に
は、ACアダプタ取付禁止突起100を避けるために、
逃げ溝101が設けられている。そして、逃げ溝101
内にはマイクロスイッチ110が設けられている。マイ
クロスイッチ110は、未装着時には閉じられている。
すなわち、マイクロスイッチ110は、未装着時にはオ
ン状態になっている。
【0043】本発明に係るLiイオン・バッテリーパッ
ク装置LBをビデオライト装置1に装着すると、ACア
ダプタ取付禁止突起100が逃げ溝101内に挿入され
るので、ACアダプタ取付禁止突起100は、ビデオラ
イト装置1の装着面33から突出したままとなり、逃げ
溝101内に設けられたマイクロスイッチ110を押す
ことになるので、マイクロスイッチ110は開放、すな
わちオフ状態にされる。
【0044】次に、本発明に係るLiイオン・バッテリ
ーパック装置LBの回路(その1)を示す図1,および
本発明に係るLiイオン・バッテリーパック装置LBの
回路(その2)を示す図2を用いて、本発明に係るLi
イオン・バッテリーパック装置LBの回路構成を説明す
る。
【0045】入出力部は、入出力端子とLiイオン2次
電池LBCの正電極との間に、トランジスタTR1、ト
ランジスタTR2、および抵抗器RTHが並列接続され、
さらにトランジスタTR2と入出力端子26a、26b
との間にマイクロスイッチSWが設けられて構成されて
いる。
【0046】Liイオン2次電池LBCの接地電極と入
出力端子26bとの間には電流方向(放電あるいは充
電)かを検出する電流検出抵抗R1が設けられている。
そして、この電流検出抵抗R1が検出した正または負の
電圧(それぞれ放電あるいは充電に対応)と基準電圧と
を比較するコンパレータCMPが設けられている。
【0047】基準電圧発生回路は、Liイオン2次電池
LBCの正電極と接地との間に直列接続された抵抗R
2、抵抗R3、抵抗R4、および、抵抗R2と抵抗R3
との接続点と接地との間に設けられたツェナーダイオー
ドZDから構成されている。基準電圧は抵抗R3と抵抗
R4との接続点から得られ、コンパレータCMPのマイ
ナス(−)端子に入力される。一方、電流検出抵抗R1
が検出した正または負の電圧は、コンパレータCMPの
プラス(+)端子に入力される。
【0048】コンパレータCMP出力端子部は、トラン
ジスタTR1およびトランジスタTR2のベースに接続
されると共に、抵抗R5を介してLiイオン2次電池L
BCの正電極に接続されている。また、コンパレータC
MPには、Liイオン2次電池LBCの正電極から電源
電圧VCCが印加されている。
【0049】マイクロスイッチSWは、図2に示すよう
に、機器の未装着時またはLiイオン2次電池電圧で動
作する機器に装着した時にはオン状態、すなわち閉じら
れている。Liイオン2次電池電圧より低い電圧で動作
する機器、あるいはLiイオン2次電池を充電する機器
に装着した時には、マイクロスイッチSWは、図1に示
すように、オフ状態、すなわち開放される。マイクロス
イッチSWの開閉は、ACアダプタ取付禁止突起100
が本発明に係るLiイオン・バッテリーパック装置LB
の装着面LB1に形成された逃げ溝101内へ挿入され
ることにより行われる。
【0050】コンパレータCMPは、Liイオン2次電
池セルLBCの放電時には“H”を出力し、充電時には
“L”を出力する。
【0051】以下、本発明に係るLiイオン・バッテリ
ーパック装置LBの動作を、2次電池電圧モード、2次
電池電圧より低い電圧モード、および2次電池充電モー
ドに分けて説明する。
【0052】(1)2次電池電圧モード(図2参照) Liイオン・バッテリーパック装置LBに何も取り付け
られていない状態(26a、26bが開放の状態)で
は、マイクロスイッチSWは閉じている。このとき、ト
ランジスタTR2は抵抗R5による自己バイアスにより
オン状態にある。しかし、出力端子26a、26bが開
放されているので、トランジスタTR2に電流は流れな
い。
【0053】取付機器がLiイオン2次電池セルLBC
の電圧(4.2V×2セル=8.4V)と同じ電圧で動
作するものである場合、取付機器にはACアダプタ取付
禁止突起が形成されていないので、Liイオン・バッテ
リーパックLBの装着面LB1に形成された逃げ溝10
1内には何も挿入されない。したがって、マイクロスイ
ッチSWは閉じたままである。また、トランジスタTR
2は抵抗R5による自己バイアスによりオン状態にあ
る。
【0054】上述したことから、Liイオン・バッテリ
ーパック装置LBを取付機器に装着すると、 LBC−TR2−SW−出力端子26a−入力端子36
a−内部回路−入力端子36b−出力端子26b−電流
検出抵抗R1−LBC という閉回路が形成される。この結果、Liイオン2次
電池セルLBCの電圧がそのまま取付機器に給電され、
これによって取付機器が駆動する。
【0055】(2)2次電池電圧より低い電圧モード
(図1参照) 本発明に係るLiイオン・バッテリーパック装置LBを
ビデオライト装置やビデオカメラ本体に装着した時に、
Liイオン2次電池セルLBCは放電状態になる。この
状態の時、電流検出抵抗R1には“D”で示す矢印の方
向に電流が流れる。この結果、電流検出抵抗R1に正の
起電力が発生し、これがコンパレータCMPのプラス
(+)入力端に入力され、コンパレータCMPは“H”
を出力する。すると、トランジスタTR1はオフとなる
ので、Liイオン2次電池セルLBCからの電流は、 LBC−サーミスタRTH−出力端子26a−取付機器の
入力端子36a−内部回路−取付機器の入力端子36b
−出力端子26b−電流検出抵抗R1−LBC という経路を経て放電される。
【0056】いま、出力電圧をVOUT 、Liイオン2次
電池セルLBCの電圧をVLBC 、放電電流をI、Liイ
オン2次電池セルLBCの内部抵抗をrとすると、 VOUT =VLBC −I(RTH+r+R1) という関係式が成立する。電流検出抵抗R1は0.02
〜0.03Ωであり、Liイオン2次電池セルLBCの
内部抵抗rも同程度であるから、電圧降下はサーミスタ
RTHの抵抗値により決まることになる。
【0057】ビデオライト装置に使用されるハロゲンラ
ンプの駆動電圧は6.0Vであり、Liイオン2次電池
セルLBCの電圧は8.4Vであるから、 8.4V−6.0V=2.4V の電圧降下が生じるようにサーミスタRTHの抵抗値を選
択する。
【0058】電圧降下は普通の抵抗器でも生じるが、本
発明ではサーミスタRTHを使用している。その理由は、
通常の抵抗では取付機器の消費電力が変動すると、2.
4Vの電圧降下を維持できなくなるからである。消費電
力WとサーミスタRTHの抵抗値(RTHで示す)とのぺア
を(W,RTH)として、(5W,3Ω)、(10W,
1.5Ω)、(20W,0.75Ω)となるような特性
を持ったサーミスタRTHを回路に使用することにより、
8.4V−2.4V=6.0Vとなり、理想的なハロゲ
ンランプ駆動電圧が得られる。
【0059】(3)2次電池充電モード(図1参照) 本発明に係るLiイオン・バッテリーパック装置LBを
充電器に装着した時に、Liイオン2次電池セルLBC
は充電状態になる。この状態の時、電流検出抵抗R1に
は“C”で示す矢印の方向に電流が流れる。この結果、
電流検出抵抗R1に負の起電力が発生し、これがコンパ
レータCMPのプラス(+)入力端に入力され、コンパ
レータCMPは“L”を出力する。すると、トランジス
タTR1はオンとなるので、 LBC−TR1−出力端子26a−取付機器の入力端子
36a−内部回路−取付機器の入力端子36b−出力端
子26b−電流検出抵抗R1−LBC という経路が形成され、Liイオン2次電池セルLBは
充電される。
【0060】このとき、トランジスタTR1がオンとな
る結果サーミスタRTHはバイパスされるので、充電電流
のロスは生じない。また、電流検出抵抗R1の抵抗値は
0.02〜0.03Ωと極めて小さいので、これによる
充電電流のロスは無視し得る。
【0061】上述の実施例は、本発明をビデオカメラ関
連機器に適用した場合について説明したが、本発明は懐
中電灯などの携帯用照明装置や他の様々な機器に適用す
ることができる。また、高電圧・大容量の2次電池とし
ては、Liイオン2次電池に限られるものではない。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、バッテリーパック装置
において、高電圧を発生する内蔵されたバッテリーセル
の出力電圧を使用機器の規定電圧に自動的に適合するこ
とが可能になる。
【0063】特に、Liイオン2次電池のように高電圧
・大容量の2次電池であっても、ビデオライト装置に使
用されるハロゲンランプの駆動電圧に自動的に適合させ
ることが可能になる。Liイオン2次電池は、小型で大
容量というバッテリーパック装置に内蔵するのに好適な
特性を持っている。したがって、本発明は、Liイオン
2次電池などを内蔵したバッテリーパック装置の普及に
寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】Liイオン・バッテリーパック装置LBの回路
(その1)を示す図である。
【図2】Liイオン・バッテリーパック装置LBの回路
(その2)を示す図である。
【図3】ビデオライト装置の外観を示す図である。
【図4】本体背面の詳細を示す図である。
【図5】ビデオライト装置の使用例を示す図である。
【図6】バッテリーパックB使用時の各機器の装着方法
を示す図である。
【図7】バッテリーパックBの装着面を示す図である。
【図8】ACアダプタPの装着面を示す図である。
【図9】充電器の装着面を示す図である。
【図10】Liイオン・バッテリーパックLBの装着面
を示す図である。
【符号の説明】
LBC Liイオン2次電池セル R1 電流検出抵抗 CMP コンパレータ TR1 トランジスタ TR2 トランジスタ RTH サーミスタ SW マイクロスイッチ 26 出力端子 36 取付機器の入力端子 100 ACアダプタ取付禁止突起

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次電池を内蔵し、各種の電気機器に装
    着して、電気機器へ電力を供給し、または電気機器から
    充電電力の供給を受けるバッテリーパック装置であっ
    て、 装着した電気機器が、2次電池電圧のままで動作する機
    器、2次電池電圧より低い電圧で動作する機器、あるい
    は2次電池を充電する機器のうちのいずれの機器である
    かを検出する検出手段と、 該検出手段の検出結果に応じて、入出力端子部の状態
    を、2次電池電圧モード、2次電池電圧より低い電圧モ
    ード、2次電池充電モードに切り換える入出力端子部切
    換手段とを備えたことを特徴とするバッテリーパック装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 2次電池が、Liイオン2次電池であることを特徴する
    バッテリーパック装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 検出手段は、2次電池と入出力部との間に設けられた電
    流方向を検出する電流検出抵抗と、該電流検出抵抗が検
    出した正または負の電圧と基準電圧とを比較するコンパ
    レータとから成り、 入出力端子部切換手段は、入出力端子と2次電池との間
    に、コンパレータの出力電圧の高低に応じて導通または
    非導通する第1トランジスタ、第2トランジスタ、およ
    び抵抗器が並列接続され、さらに第2トランジスタと入
    出力端子との間にスイッチを設けて構成されており、 2次電池電圧モードの時には、スイッチは閉じておき、
    かつ第2トランジスタは自己バイアスにより導通させて
    おき、これにより抵抗器をバイパスして、2次電池の一
    方の電極と出力端子とが直結して2次電池電圧を出力端
    子にそのまま出力し、 2次電池電圧より低い電圧モードの時には、スイッチは
    開放し、かつ検出手段の検出結果により第1トランジス
    タを非導通にして、2次電池の一方の電極と出力端子と
    の間に抵抗器を介在させ、該抵抗器により2次電池電圧
    を所定の電圧まで降下させて出力端子に出力し、 2次電池充電モードの時には、スイッチは開放され、か
    つ検出手段の検出結果により第1トランジスタを導通さ
    せて、抵抗器をバイパスさせ、入力端子と2次電池の一
    方の電極とを直結させることを特徴とするバッテリーパ
    ック装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 抵抗器がサーミスタであることを特徴とするバッテリー
    パック装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のうちの1項において、 スイッチは、バッテリーパック装置の機器装着面に形成
    された開口内に設け、未使用時および2次電池電圧モー
    ドの時には閉じておき、2次電池電圧より低い電圧モー
    ドで使用する機器、および2次電池充電モードで使用す
    る機器の装着面に形成された突起を前記開口内へ挿入す
    ることにより開放させることを特徴とするバッテリーパ
    ック装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008256685A (ja) * 2007-03-30 2008-10-23 General Electric Co <Ge> ワイヤレスx線検出器の電力システム及び方法

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JP2008256685A (ja) * 2007-03-30 2008-10-23 General Electric Co <Ge> ワイヤレスx線検出器の電力システム及び方法

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