JPH09133987A - 感光材用のカセット及び感光材の計量方法 - Google Patents

感光材用のカセット及び感光材の計量方法

Info

Publication number
JPH09133987A
JPH09133987A JP24048896A JP24048896A JPH09133987A JP H09133987 A JPH09133987 A JP H09133987A JP 24048896 A JP24048896 A JP 24048896A JP 24048896 A JP24048896 A JP 24048896A JP H09133987 A JPH09133987 A JP H09133987A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
photosensitive material
cassette
case
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24048896A
Other languages
English (en)
Inventor
Frederic Robert Belval
ロベール ベルバ フレデリク
John Douglas Croft
ダグラス クロフト ジョン
Yves Riviere
アレン リビエール イベス
Jean Pierre Beauviala
マーク ボビアラ ジャン−ピエール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
Publication of JPH09133987A publication Critical patent/JPH09133987A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/32Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
    • G03B27/52Details
    • G03B27/58Baseboards, masking frames, or other holders for the sensitive material
    • G03B27/587Handling photosensitive webs
    • G03B27/588Supply rolls; Cutting arrangements

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光材用のカセットに関し、簡単にフィルム
長の計量を行うようにすることを課題とする。 【解決手段】 光遮蔽ケース1と、コア6、9に巻回さ
れた感光材の少なくとも1つのロール5、8とを具備
し、このコア6、9はケース1内に回転可能に搭載され
且つケース内に設けられた光遮蔽スリット10、11を
介して感光材を巻取り・巻き戻しをするためのカメラの
駆動部材を受け入れるように設計された中心穴を有す
る。コア6上の残存する感光材の量を表示するための表
示手段100、123、124とを具備し、表示手段
は、感光材の所定長の巻き戻しに対応したコア6の回転
角度を決定するための手段100、123、124を具
備し、角度はコア6上に残存する感光材の量を表すこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感光材をパッケージ
するために使用するカセットの技術分野、特に感光材用
のカセット及び感光材の計量方法に関する。また特に、
本発明は16mm又は35mmタイプの映画用フィルム
に関する。
【0002】
【従来の技術】光遮蔽ケースの内部に収容された2つの
共軸のコアを有する形式のカセットの分野において、露
光前の感光材が巻回される第1コアと、露光後のフィル
ムが巻回される第2のコアとを有し、これらのコアが、
フィルムが第1光遮蔽スロットによりケースを離れる過
程でエンドレス・ループに従い、カメラの露光窓の前を
通過し、そして第2のコアに巻回されるように、配置さ
れている適用例については、数多くの発明例を見い出す
ことができる。このようなカセットは、1995年6月
29に出願されたフランス特許出願FR95/0807
1号(映画用フィルムのカセット)により詳細に記載さ
れている。
【0003】このようなカセットを使用するについての
第1の問題は、これらの中に収容される感光材の材質の
特性上から光遮蔽性が要求されることにより、カセット
内部に残る未露光のフィルムの長さを決定することが困
難であることが挙げられる。一般的に、この問題は、フ
ィルムロールを担持する装置にセンサを設け、カセット
内部に残るフィルム長を表示するセンサを装置に設ける
ことで解決される。このアプローチは、カセットの新た
な製造工程及び組み付けのための作業を付加するという
欠点がある。この問題は他の形式のカセット、特に単一
コア形式のカセットについても見られる。
【0004】同様に、2つの共軸のコアを有するカセッ
トにおいても、特にそれらの搬送過程でコアを不動の状
態とし、フィルムが不用意に巻き戻されることのないよ
うにしている。したがって、これは次回の使用を複雑な
ものとする。この問題は、フィルムが交換される場合、
又はカセットの終端の前でフィルムが停止した場合で、
実質上同じカセットを再スタートすることが望まれる場
合、特に重要となる。
【0005】最後に、ストリップ形状の感光材用のカセ
ットによれば、簡単の機構でもって手動でフィルムをそ
の比較的短い長さにわたって巻き戻し、例えばストリッ
プの開始位置又はストリップの終端位置、又は部分的に
露光したカセットが再度使用される場合に手動で操作で
きることが望まれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
1つの課題は、全体として又は部分的に上述した機能を
遂行し、従来の装置における上述したような欠点を露呈
しないカセットを提供することである。本発明の他の課
題は、感光材用のカセットの内部に残る未露光のフィル
ムの長さを計量するための簡素な機構を提供することで
ある。
【0007】更なる課題は、以下の詳細な説明から明ら
かであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに、本発明によれば、 a)光遮蔽ケースと、 b)コアに巻回された感光材の少なくとも1つのロール
であって、該コアは前記ケース内に回転可能に搭載され
且つ前記ケース内に設けられた少なくとも1つの光遮蔽
スリットを介して前記感光材を巻取り・巻き戻しをする
ためのカメラの駆動部材を受け入れるように設計された
中心穴を有する、前記コアと、 c)前記コア上の残存する感光材の量を表示するための
表示手段とを具備し、該表示手段は、前記感光材の所定
長の巻き戻しに対応したコアの回転角度を決定するため
の手段を具備し、該角度は前記コア上に残存する感光材
の量を表すことを特徴とする感光材用のカセットが提供
される。
【0009】有利には、表示手段は、少なくともその一
部がケース外部から見ることができ且つ前記所定長のフ
ィルム巻き戻し量に対応してロールが移動することによ
り回転可能に設けられた要素を具備し、前記ケース及び
該要素はコアの回転角度を決定するための指示手段を具
備する。一実施形態によると、前記要素は、前記所定長
の巻き戻しの後に、ケースに設けられた目盛り状スケー
ルに関するそれの角度位置を示すことのできるマークを
有し、このマークは前記ロール上の残りの感光材の長さ
を表す。
【0010】本発明の第1の特徴では、カセットは、 i)露光前の感光材が巻回される第1コアと、 ii)露光後の感光材が巻回される第2コアとを具備し、
第1コア及び第2コアは、第1コアに巻回されているフ
ィルムが第1光遮蔽スロットを介してケースを離れる過
程でカメラの前方でケース外部に設置された露光窓を通
過し、且つ第2光遮蔽スロットを介して第2コアに巻き
取られるように配置されている。
【0011】これらのコアは、ケース内部に形成された
主オリフィスを介してカメラの駆動スピンドルを受け入
れるように整合されたそれぞれの中心穴を有し、前記表
示手段はこの主オリフィス内に挿入可能な取外し可能な
要素を具備し、この要素はケースに関する第1の軸方向
の位置で該要素が第1コアと係合してもって所定長の巻
き戻しに対応する第1コアの回転の結果取外し可能な要
素の対応する回転をもたらす。或いは、取外し可能な要
素はケースに関して第2の軸方向の位置を選択的に占め
ることができ、この位置では該要素は第2コアに回転伝
達可能に係合する。或いは、取外し可能な要素はケース
に関して第3の軸方向の位置を選択的に占めることがで
き、この第3位置では該要素は第1コア及び第2ロール
に回転伝達可能に係合しそれらを共に回転方向に固定す
る。ケースに関してロールを不動にするためのロック手
段を設けられる。
【0012】有利には、取外し可能な要素はコアの直径
より僅かに小さい直径を有する円筒要素であり、その一
端は円筒の軸に関して直角な面を有し、その直径は主オ
リフィスの直径に等しいか又は望ましくは僅かに大き
く、取外し可能な要素が第3位置にある時にケースの光
遮蔽性を確保する。有利には、取外し可能な要素及びコ
アは、取外し可能な要素を第1位置、第2位置、又は第
3位置に選択的に不動とするために互いに共同するよう
に意図された手段を具備する。例えば、不動にする手段
としては、取外し可能な要素に設けられ且つコアの内面
に形成された対応する窪みと協働するように設けられた
弾性的に変形する部材がある。
【0013】最後に、本発明の他の特徴によれば、光遮
蔽のケース内部に回転可能に設けられたコア上に存在す
る感光材の量を計量する方法であって、 a)所定長の感光材を巻き戻し、 b)前記所定長の感光材の巻き戻しに対応したコアの回
転角度を決定し、該角度は前記コア上に残存する感光材
の量を表すことを特徴とする感光材の計量方法が提供さ
れる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態について詳細に説明する。図1に示すカセ
ットは例えば不透明なプラスチックからなる光遮蔽材で
構成されたケース1を具備し、且つそれらの壁部の自由
端にて連結するのに適した2つのシェル2、3を有す
る。
【0015】第1シェル2は第1コア6に取付けられた
未露光のフィルムの供給スプール5を受け入れる第1主
ハウジング4を規定している。第2シェル3は露光後の
フィルムを第2コアに受け入れるための第2ハウジング
7を規定している。これらのスプールは共通軸(軸A)
を有する。各シェル2、3はそれらの壁部の一方にスロ
ット、それぞれ10又は11を有しフィルムをハウジン
グ4又は7のそれぞれとケース1の外側との間でフィル
ムを通過させることを意図している。これらのスロット
はスプール5とスプール8との間でフィルムの通路を規
定している。スプール5上の未露光フィルムの先端12
はコア9に例えば接着剤で固定され、スロット10を介
してハウジング4を残し、且つスロット11を介してハ
ウジング7を入れる(図2(A)及び(B))。部分1
3は露光窓の前部を通過するためにカメラに組み込まれ
たカセットを受け入れるための装置(図示せず)のロー
ルによって付加される通路に従うように意図されてい
る。
【0016】スロット10、11は主ハウジング4及び
7の外側の各シェル2又は3の壁部14及び15に形成
されるのが都合良い。実際、各シェル2又は3は本発明
によれば第2ハウジング、それぞれ16又は17を規定
し、これらはスロット、それぞれ10又は11の側へ各
スプール5、8から各スロット10又は11へフィルム
を走行させるように設計されている。実際上、図2
(B)に示すように、ローラ18は未露光のストリップ
をスプール5からスロット10へ戻し、且つローラ19
は露光済のフィルムをスロット11からコア9又はスプ
ール8へ戻す。ローラ18、19のそれぞれの軸B及び
Cはコア6及び9の軸Aに平行である。
【0017】第2シェル3はそのベース21に、カメラ
の受入れ装置又は光学ユニットに組み付けられた駆動機
構の主軸(図示せず)を通過させるための第1オリフィ
ス22を有する。受入れ装置の主軸はシャフトであり、
その第1部分は第2コア9を受け入れ且つ駆動するよう
に設計されている。主軸の第2部分は自由に回転するか
又は緩やかにブレーキがかけられ、第1コア6を受け入
れるように意図されている。コア6及び9は、図2
(B)に示すように、それらの内面が(後により詳細に
説明するようにその長さ方向の少なくとも一部分で)歯
付又はスプライン状で主軸の一部に回転伝達可能なよう
に連結されている。変形例では、主軸の第2部分は駆動
し、第1部分が回転自在となっている。
【0018】オリフィス22は主軸の直径よりやや大き
い直径を有し、したがってコア6及び9の内径よりや大
きく、且つコア6及び9の外径よりやや小さい直径とな
っている。したがってコアは組み付けられたケースから
外れることが出来ないようになっている。本発明の他の
実施形態では、フィルムは各コアのの各側に設置された
フランジにより各コアの所定位置に保持される。このよ
うな配置については、1995年6月29に出願された
フランス特許出願FR95/08072号(スプール状
のストリップ保持装置)に詳細に記載されている。
【0019】以上に共軸の2つのコアを有するカセット
についてのみ説明した。本発明の概念は、少なくとも残
りのフィルム長の計量に関して、単一のコア、又は2つ
の非共軸のコアを有する、例えばビデオ用テープについ
てさえも適用可能であることは明らかである。本発明の
重要な特徴によれば、供給スプール5に残存するフィル
ム量を計量する手段を設けられている。計量の原理は次
のとおりである。フィルムの所定長は巻き戻されてい
る、そして供給スプールを担持しているコアの回転角が
測定され、その角いはコア上に残るフィルム長を表して
いる。これは、フィルムの所定長は巻き戻された時、コ
アの角度はスプール上のフィルムの回転の直径、即ちコ
ア上の残存フィルム長に反比例する。
【0020】フィルムを引っ張ることによりオペレータ
が手動で所定長のフィルムを引き出すと、引き出されて
いないフィルムの長さは、少なくともその縁部の一方に
規則的な間隔で設けられている孔の、カセットから出て
いる対応する数によって表すことができる。オペレータ
に巻き出されたフィルム長を示すための他の参照手段又
は視覚的表示を設けることもできる。
【0021】コアの回転角(又は直接残存フィルム長)
は、第1にケース上に表された表示手段(図4の12
3、124)、第2に少なくともケースの外部から見
え、且つ残存しているフィルム長が計量されるコアの回
転に関して(少なくとも選択的に)固定されている表示
部分から読み取ることができる。例えば、外部から見え
る表示手段としては、ケースの底部21上の目盛り12
3に対向して且つオリフィス22の回りに配置されたマ
ーク124を含む。変形例としては、目盛りが供給スプ
ールによって駆動される部分に設けられ、マークが底部
21に設けられる。
【0022】図3(A)〜(D)及び図4に示す有利の
実施形態では、供給スプール上に残存シリアルフィルム
長の計量は数個の機能を都合良く遂行する取外し可能な
要素100により遂行される。図示の実施形態では、こ
の取外し可能な要素100は全体的に円筒形の本体10
1を有し、その軸方向の高さはカセットの高さと略等し
く、その直径はコア6及び9の内径より僅かに小さい。
円筒形本体101は溝又はリブ部分102、103を有
し、これらはカセット1のコア6、9の一方又は他方
(又は両方)に選択的に回転係合するように配置され、
これらのコアはまたこのような回転係合を許容する表面
部分104、105を有する。要素100はカセットの
底部21に設けられたオリフィス22を介してカセット
1内に挿入されるように意図されている。
【0023】有利にはオリフィスに挿入される側の反対
の端部は本体101の軸に直角な面106を規定するよ
うに終結しており、その直径はオリフィス22の径と等
しいか又は僅かに大きく、要素100が第1位置(図3
(B))にあるとき面106はオリフィス22を閉じ、
もって必要があれば、カセットが使用されていないとき
のカセットの光遮蔽性を改善している。
【0024】図示の実施形態において、各コア6、9は
それらの長さのほぼ下半分の領域で溝又はリブ面10
4、105を有する。図3(B)〜(D)に示すように
円筒要素をその高さ方向に略等しい8個の部分に分割す
ると、要素100の駆動面(溝又はリブの部分)は次の
ようになる。第1の部分102は面104に略等しい
(即ち円筒101の高さの略1/4)の高さに面106
に対向して設置され、第2の部分102は面104の半
分に略等しい(即ち円筒101の高さの略1/8)の高
さに設置され、且つ図3(B)の位置においてコア9に
係合可能なように設置されている。要素100のコア
6、9の他の面部分は略円滑であり、コアに対する要素
100の軸方向の位置に関してとり外し可能な要素10
0に関してコアの一方又は他方から選択的に離脱可能に
なっている。
【0025】有利には、取外し可能な要素100は、ピ
ン107又は他の弾性的に変形可能な手段を具備し、こ
の手段はコア上の適当の位置に設けられた窪み108に
係合するように設計され、取外し可能な要素100を図
3(B)〜(D)に示された位置の一方又は他方に保持
する。これについては後に詳述する。図3(B)示した
位置において、要素100(又はプラグ)はケース内へ
完全に挿入されており、前述した光遮蔽作用を有利に遂
行し、且つ2つのコア6及び9に回転係合して互いに回
転方向に固定し、プラグ100上に設けられた適当な手
段109が底部21に形成された窪み110と係合して
ローラをカセット1の本体に対して不動状態とする。こ
の位置は、ストリップを不用意に巻き戻すことを防ぐた
めにカセットの移送中について、特に適当な位置であ
る。
【0026】図3(C)に示す位置において、プラグは
カセットに関して軸方向に移動しスプール5にのみ回転
係合する。この位置は、前述のように、コア6上に残存
するフィルム長を計量することを可能にする。底部21
及びプラグ100を、コア上の残存フィルム長又はコア
回転角度を読み取る手段123、124と共に、平面図
で示したのが図4である。
【0027】最後に、図3(D)に示す位置において、
プラグはカセットに関して軸方向に更に少し移動し、コ
ア9とのみ係合する。この位置は、前述のように、スト
リップの開始位置又は端部においてフィルムを手動でフ
ィルムの短い長さ部分を巻き上げることを可能ならしめ
る。前述の実施形態において、未露光のフィルム長の計
量は供給コア6の回転角を測定することにより達成され
る。他の例では、受入れコア9上に存在する露光済のフ
ィルムの長さを計量することにより、未露光のフィルム
の長さを決定し、カセット内のストリップの全長を知る
ことも可能である。このように、他の実施形態では、所
定長が受入れスプール8から巻き戻され且つ受入れコア
9の回転角度が決定される。しかしながら、この解決方
法では完全ではない。というのは、(受入れコア9の回
転角度が大きい)カセットの使用開始時点において、
(コア9の回転角度が小さい)ストリップの終了端にお
ける方がより正確さを与えることとなるからである。実
際上、カセットの終端時においてより大きな正確さを付
与することが重要である。更に、本発明の好適な実施形
態で示唆している角度読取り機構のため、(パララック
スによる)読取り誤差は図3(C)の位置よりも図3
(D)の位置の方がより大きくなる。
【0028】他の実施形態によると、各コア6、9がそ
の高さの上略1/4、下略1/4にわたり溝又はリブ面
を有し、中心部(コアの約半分)は事実上円滑な面であ
る。したがって要素100に溝又はリブの部分が設けら
れ、第1コア6又は第2コア9に、又は両者に係合す
る。この解決方法では、巻取り及び/又は巻き戻し移動
のパランスをより良好なものとする点で好適である。
【0029】上述した本発明は特に次の点で有利であ
る。即ち光遮蔽ケース内部に残るフィルム長を計量する
ための簡単な手段を提供し、更に他の機能をも遂行する
ことが可能な手段を提供する点で有利である。更に、本
発明の概念は、本発明の特徴部分を実行するために必要
とする手段が取外し可能なものであるため、カセットに
対して何らの修正を要しないことである。
【0030】以上、添付図面を参照して本発明の実施形
態について詳細に説明したが、本発明は上記の実施形態
に限定されるものではなく、本発明の精神ないし範囲内
において種々の形態、変形、修正等が可能であることに
留意すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明が適用されるカセット(例えばフ
ランス特許出願FR95/08071号に開示されてい
る)カセットの分解図である。
【図2】図2(A)、(B)は図1のカセットの異なる
位置から見た図である。
【図3】図3(A)〜(D)は本発明のカセットの好適
な実施形態の機能を図解的に示す図である。
【図4】図4は本発明のカセットの好適な実施形態の平
面図である。
【符号の説明】
1…カセット 5、8…ロール 6、9…コア 10、11…光遮蔽スロット 100 、123 、124 …表示手段
フロントページの続き (72)発明者 イベス アレン リビエール フランス国,38170,セイシネ,アブニュ ビクトール ユゴ 156 (72)発明者 ジャン−ピエール マーク ボビアラ フランス国,38000,グレノブル,リュ ハシュ 3

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)光遮蔽ケース(1)と、 b)コア(6、9)に巻回された感光材の少なくとも1
    つのロール(5、8)であって、該コア(6、9)は前
    記ケース(1)内に回転可能に搭載され且つ前記ケース
    内に設けられた少なくとも1つの光遮蔽スリット(1
    0、11)を介して前記感光材を巻取り・巻き戻しをす
    るためのカメラの駆動部材を受け入れるように設計され
    た中心穴を有する、前記コアと、 c)前記コア(6)上の残存する感光材の量を表示する
    ための表示手段(100、123、124)とを具備
    し、 該表示手段は、前記感光材の所定長の巻き戻しに対応し
    たコア(6)の回転角度を決定するための手段(10
    0、123、124)を具備し、該角度は前記コア
    (6)上に残存する感光材の量を表すことを特徴とする
    感光材用のカセット。
  2. 【請求項2】 光遮蔽のケース(1)内部に回転可能に
    設けられたコア(6)上に存在する感光材の量を計量す
    る方法であって、 a)所定長の感光材を巻き戻し、 b)前記所定長の感光材の巻き戻しに対応したコアの回
    転角度を決定し、該角度は前記コア上に残存する感光材
    の量を表すことを特徴とする感光材の計量方法。
JP24048896A 1995-09-11 1996-09-11 感光材用のカセット及び感光材の計量方法 Pending JPH09133987A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9510790 1995-09-11
FR9510790A FR2738646B1 (fr) 1995-09-11 1995-09-11 Cassette pour produit photosensible

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09133987A true JPH09133987A (ja) 1997-05-20

Family

ID=9482548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24048896A Pending JPH09133987A (ja) 1995-09-11 1996-09-11 感光材用のカセット及び感光材の計量方法

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0762186A3 (ja)
JP (1) JPH09133987A (ja)
FR (1) FR2738646B1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5988895A (en) * 1998-01-27 1999-11-23 Eastman Kodak Company Film cartridge with visual exposure status indicator

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH448725A (de) * 1966-06-10 1967-12-15 Agfa Gevaert Ag Schmalfilmkamera mit einer Filmkassette
US4058266A (en) * 1976-09-15 1977-11-15 Burroughs Corporation Strip length monitoring apparatus
JPH01262173A (ja) * 1988-04-14 1989-10-19 Seiko Epson Corp プリンタ装置

Also Published As

Publication number Publication date
FR2738646A1 (fr) 1997-03-14
EP0762186A2 (en) 1997-03-12
FR2738646B1 (fr) 1997-11-07
EP0762186A3 (en) 1997-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2086543C (en) Photographic film cassette and camera apparatus and method
JP2755459B2 (ja) 二重露光を防止するためのカメラ装置
JP2760592B2 (ja) 写真カメラ
EP0548273B1 (en) Photographic film cassette
EP0427922B1 (en) Camera apparatus for preventing load of exposed film
US5278600A (en) Photographic film cassette
US4587738A (en) Measuring rule with numerical counter
US5003333A (en) Pulse generating mechanism for a web-roll
CA1312060C (en) Light-tight cassette and method for packing rolls of light-sensitive material in a cassette
US5408288A (en) Photographic film cassette and lens-fitted photographic film unit using the same
US4175719A (en) Microfilm cassette module
JPH09133987A (ja) 感光材用のカセット及び感光材の計量方法
US3677487A (en) Apparatus for storing strip material
JPH01214832A (ja) コマカウンタを任意コマ数表示から初期化する装置
US5659833A (en) Reloadable film canister system
US4139294A (en) Camera with pin registration for film and end-of-film indication means
US2391269A (en) Film spool
US3253797A (en) Demonstration magazine for camera
EP0442501B1 (en) Photographic film cassette
US3584944A (en) Motion picture film cassette
AU713791C (en) Reloadable film canister system
CA2182447C (en) Reloadable film canister system
US5907720A (en) Lens-fitted photo film unit
JPH10207012A (ja) 視覚的露光状態表示器を備えたフィルムカートリッジ
CA2135324A1 (en) Film cassette spool with exposure indicator