JPH09126730A - 膜検出方法 - Google Patents

膜検出方法

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JPH09126730A
JPH09126730A JP8270244A JP27024496A JPH09126730A JP H09126730 A JPH09126730 A JP H09126730A JP 8270244 A JP8270244 A JP 8270244A JP 27024496 A JP27024496 A JP 27024496A JP H09126730 A JPH09126730 A JP H09126730A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属表面上のインキ膜の存在の有無が容易に
かつ正確に検出できるように改善を行うこと。 【解決手段】 金属表面ないし該金属表面上の膜への照
射、並びに前記金属表面ないし該金属表面上の膜から反
射した光の受光を、面基準に対するブルースター角度の
もとで行い、前記ブルースター角度は検出すべき膜の材
料の屈折率によって定め、少なくとも2つのビームパス
のうちの1つに、少なくとも部分的に線形な光の偏光が
入射面にて行われようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷機における金
属性ローラ等の金属表面上のインキ、ラッカー等による
膜を検出するための方法であって、前記金属表面ないし
該金属表面上の膜に光を照射し、前記金属表面ないし該
金属表面上の膜から反射された光を受光し、その強度を
評価する形式の膜検出方法および該方法を実施するため
の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】枚葉紙オフセット印刷機では、供給すべ
きインキが、インキ出しローラと共同作用するインキ出
し装置によってインキングユニットのローラを介して印
刷版に供給される。この印刷版のインキングの要求に応
じて、インキ出しローラ表面上の種々のインキ膜の厚さ
の設定が領域毎に行われる。この場合インキ膜の厚さの
領域毎の設定は、分割された又は非分割されたインキべ
らないしはインキメータリング装置によって行われる。
特にインキメータリング装置は、アクチュエータと、集
積された位置センサによって遠隔制御可能に構成されて
おり、そのためインク供給は印刷機の操作コンソール又
は中央制御コンソールによって実施可能である。
【0003】インキ出しローラ表面にて設定すべき膜厚
さに対するインキメータリング装置の位置センサの信号
を較正可能にするためには、インキメータリング装置の
ゼロ位置、すなわちインキメータリング装置がインキ出
しローラ表面へ当接する位置が検出されなければならな
い。通常はインキメータリングユニットにおいては時折
インキメータリング装置が手動でインキ供給ゼロ位置に
セットされる。インキ供給ゼロ位置にセットされたイン
キメータリング装置の位置センサの信号はゼロ位置の値
として記憶され、後続のインキメータリング装置の位置
調整過程において評価される。インキメータリング装置
が多数ある場合、特に多色枚葉紙オフセット印刷機の場
合には、この種の過程には著しい時間の浪費が伴う。
【0004】ドイツ連邦共和国特許第3331208号
明細書からは、相応の測定装置を備えた印刷機のインキ
ングユニットにおけるインキメータリング装置の設定方
法が公知である。この方法ではインキ出しローラ上に設
定される領域毎のインキ膜の厚さがトラバース式の濃度
計によって検出される。特にインキ出しローラに対する
いわゆるインキメータリング装置のゼロ設定がここで提
案されている測定装置によって検出される。しかしなが
らこの公知の測定方法の欠点は、トラバース式の濃度計
が不可欠な点である。さらにこの方法の欠点と認められ
ることは、インキ出しローラ上にある新鮮なインキもイ
ンキ出しローラの表面も光沢を発することである。特に
これはゼロ位置の検出を困難にする。また、この種の手
法が、清掃の省略や汚れの存在が許されない較正領域と
してのインクフリードクターブレード表面の存在を必要
とすることも欠点の1つと認められる。
【0005】既に以前から印刷工場において使用されて
いるような濃度計は、通常は0/45度ないし45/0
度の形状寸法を有する。このことは、測定領域が垂直か
又は45度の角度で照射され、測定領域から45度の角
度か又は垂直な角度で反射する光が光電変換器に供給さ
れることを意味する。この種の濃度計のもとで、偏光フ
ィルタを光学的ビームパス内に配設することも既に以前
から公知である。この偏光フィルタによれば供給された
ばかりの新鮮な印刷インキに起因するエラー測定が低減
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、請求
項第1項及び第5項の上位概念に記載された膜検出方法
ならびに該方法を実施するための装置において、金属表
面上のインキ膜の存在の有無が容易にかつ正確に検出で
きるように改善を行うことである。特にこの方法と相応
の装置は、回転するローラ上のインキ供給ゼロないしは
ラッカー供給ゼロを検出するのに適していなければなら
ない。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題は本発明によ
り、金属表面ないし該金属表面上の膜への照射、並びに
前記金属表面ないし該金属表面上の膜から反射した光の
受光を、面基準に対するブルースター角度のもとで行
い、前記ブルースター角度は検出すべき膜の材料の屈折
率によって定め、少なくとも2つのビームパスのうちの
1つに、少なくとも部分的に線形な光の偏光が入射面に
て行われるようにして解決される。
【0008】また前記課題は本発明により、表面照射の
ためのビームパスと、前記表面から反射した光の検出の
ためのビームパスが面基準に対するブルースター角度の
もとで延在しており、前記ブルースター角度は、検出す
べきインキ膜ないしラッカー膜の材料の屈折率によって
定められ、少なくとも、前記表面照射のためのビームパ
スないしは前記表面から反射した光の受光のためのビー
ムパスに、入射面における光の少なくとも部分的な偏光
のための装置が配設される構成によって解決される。
【0009】本発明の有利な実施例は従属請求項に記載
される。
【0010】本発明によれば、ローラの表面領域ないし
は膜の存在の有無が検出される金属表面が面基準に対す
るいわゆるブルースター角度のもとで光によって照射さ
れ、同様にこの角度のもとで、検出すべき膜の表面ない
しローラ表面から反射した光が量的に検出される。また
表面領域照射のビームパス内及び(又は)反射光が通っ
て光電変換器に供給されるビームパス内に、偏光フィル
タが設けられる。この偏光フィルタによって光は前述の
光学的装置の入射面にて少なくとも部分的に偏光され
る。この場合ビーム照射と反射光受入れが行われるブル
ースター角度は、インキないしはラッカーの材料の光学
的屈折特性に依存する。ローラ表面上に存在するインキ
ないしラッカーがnの光学的屈折率を有するならば、ブ
ルースター角度βに対しては一般的に公知の以下の関係
式が当てはまる。
【0011】tan β=n 本発明の方法ならびに相応に構成される測定装置によれ
ば、金属表面上の様々な色の多数の印刷インキのみなら
ず透明なラッカーやその他の液体までも検出可能とな
る。本発明の測定方法の簡易性によれば装置形態も非常
に低コストに抑えることができ、インク供給の領域毎の
検出も、すなわち相応のインキメータリング装置がイン
キないしラッカーを完全にドクター表面から拭ったかど
うかの検出も簡単に可能となる。インキ溝と共同作用す
るインキ出しローラの場合では、インキメータリングゾ
ーン毎に1つの本発明による測定装置がインキ出しロー
ラに平行に延在するストレッチャに配設される。個々の
インキメータリング装置は、対応する遠隔制御可能な駆
動ユニットによってインキ出しローラの方向で移動さ
れ、評価回路によって光電変換器の相応の信号が評価さ
れる。インキ出しローラ表面への光の照射も、インキ出
しローラ表面から反射する光の受光も、入射面での光の
少なくとも部分的な偏光に結び付けることによって、イ
ンキ膜又はラッカー膜がインキ出しローラ表面から完全
に拭いさられた場合には大きな信号変化(信号跳躍)が
生じる。故にこの表面ではブランクの経過が生じる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例を図面に基づ
き詳細に説明する。
【0013】図1は例えばインク出しローラとして構成
されている金属性ローラ1表面の断面図が示されてい
る。このローラ1の表面には本発明による方法並びに相
応の測定装置によって検出されるラッカー又はインキの
膜2が存在する。この場合この膜2の材料は、既知の屈
折率nを有している。ローラ1並びにその上にある膜2
の表面は、面基準7に対してブルースター角β(tan
β=n)の角度のもとで、特にLEDとして構成された
光源3によって照射される。
【0014】その際にローラ1の表面ないしはその上に
ある膜2の表面から反射された光は、ブルースター角β
の角度のもとで、特にホトトランジスタとして構成され
た受光器4ないし光電変換器によって受光される。ビー
ムパス中に設けられるべき絞りはここでは示されていな
い。図1の図面では入射面が図表面によって規定されて
いる。
【0015】ローラ1ないしはその上にある膜2の表面
を照射するためのビームパス内、及び(又は)ローラ1
ないしその上にある膜2の表面から反射した光を受光す
るためのビームパス内には1つ又は複数の偏光フィルタ
5,6が配設される。この場合1つ又は複数の偏光フィ
ルタ5,6によって、図示の装置の入射面にて光の偏光
が行われる。この個所において留意されるべき点は、発
光素子3前方の照射ビームパス内に偏光フィルタ5を配
置するか又はホトトランジスタで構成される受光素子4
前方の反射光受光のためのビームパス内に相応の偏光フ
ィルタ6を配置することで十分なことである。重要なこ
とは、1つ又は2つの偏光フィルタ5,6によって少な
くとも1つの部分的な偏光を入射面にて行わせることだ
けである。それにより電界強度ベクトルは、入射及び反
射ビームによって形成される図示の面に存在するものと
なる。
【0016】ローラ1上の膜2の厚さがゼロではない限
りは、発光素子3から膜2上へ照射された光の一部は膜
2内へ入射方向からずれて透過する。膜2の表面では相
応の反射がブルースター角のもとで起こる。膜2内を透
過するビームは膜2の表面から反射する光と垂直な関係
にあるので、この反射光ビームは入射面に対して垂直な
偏光のみを有する。換言すればこのことは、ローラ1上
の膜2の厚さがゼロでない限り、本発明による照射及び
受光の幾何学構造のもとでは膜2は、入射面に対して垂
直な偏光面を有する光のみを反射させる能力があること
を意味する。照射ビームパス及び(又は)受光ビームパ
ス内に偏光フィルタ5,6が配設されているか否かに応
じて以下に記載する2つのケースが生じる。
【0017】照射ビームパスにおいて発光素子3の後方
に1つの偏光フィルタ(この偏光フィルタを通って発光
素子3の光は入射面にて偏光される)だけが配置され、
ローラ1上の膜2の厚さが0ではない場合には、受光素
子4は光を何も受け取らない。これは、偏光フィルタ5
による発光素子3からの光の偏光によって、膜2の表面
が入射面にて偏光された光の照射を受けるが、膜2の表
面は入射面に対して垂直に偏光された光しか反射できな
いことに起因する。ここでは図示されていないインクメ
ータリング装置か又はその他のドクターブレードの配設
により、膜2の厚さが0まで低減される、つまりローラ
1の表面がむきだしになることによってはじめて偏光フ
ィルタ5を介して偏光される光の反射がローラ1の金属
表面にて生じる。それにより受光素子からは1つの信号
が取り出される。しかしながらローラ1上の膜2の厚さ
が0ではない限りは、受光素子4からは照射によって引
き起こされる信号は何も取り出せない。あるいは、受光
信号は少なくとも大きさの面でローラ1の表面がむき出
されている場合におけるよりも小さい。
【0018】照射ビームパスにおいて受光素子4の前方
に1つの偏光フィルタ6だけが配置されている場合に
は、前述したような想定原理の作用が同じように生じ
る。発光素子3によるローラ1上の膜2の表面の照射が
行われる。膜2の厚さが0ではない限り、ブルースター
角のもとで膜2表面の照射に基づいて光の反射が生じ
る。この場合この反射光は、入射面に対して垂直方向に
偏光される。受光素子4の前方の偏光フィルタ6は、入
射面の偏光面による光成分を透過させるので、受光素子
4にはいずれにしても僅かな光の量しか到達しない。相
応に膜2の厚さが0ではない場合には受光素子4から取
り出せる信号は僅かなままである。ここでは図示してい
ないインクメータリング装置ないしドクターブレードが
ローラ1上の膜2を完全に拭いさった後ではじめて、す
なわちローラ1の金属表面が入射光を反射してはじめ
て、受光素子4は光を受光しそれに応じて信号を送出す
ることができる。これは、ローラ1の金属表面が場合に
よっては存在する偏光方向に依存することなく反射を生
ぜしめることに起因する。
【0019】前述のケースでは偏光フィルタ5,6は、
照射ビームパスかないしは受光ビームパス内に配設され
ているが、もちろん1つの偏光フィルタ5,6を発光素
子3の後方と受光素子3の前方でそれぞれ照射ビームパ
スと受光ビームパス内に配設することも可能である。こ
の場合重要なのは、偏光フィルタ5,6によって1つの
光の偏光が入射面によって定まる方向に生じることであ
る。さらに偏光フィルタ5,6が、照射した光ないし受
光した光の100%の偏光を行わないようにしなければ
ならない。しかしながら使用するフィルタの偏光レベル
が高ければ高いほど、本発明による測定方法は透過性の
高いないしはほぼ完全な透過性を有するインクフィルム
やラッカーフィルムに対してより良好に適するものとな
る。このことは、膜2の表面における反射ないしはそれ
と同時の偏光に対してにのみ基づくのではなく、膜2に
侵入した光がさらに膜2とローラ1の間の境界層におい
ても反射することに基づいている。
【0020】図2には、本発明による測定装置の基本的
なブロック回路図が示されている。発光ダイオード(L
ED)として構成された発光素子3は抵抗R′と直列に
接続されている。受光側でも同様に、ホトトランジスタ
として構成された受光素子4が抵抗R″と直列に接続さ
れている。この受光素子4と発光素子3の2つの端子は
相互に接続され、同じ電位におかれる。この発光素子3
と受光素子4は、共通の供給電圧源Uから抵抗R′、
R″を介して給電される。受光素子4によって受光され
たビームに相応する信号電圧uの取り出しは、抵抗R″
と受光素子4の端子との間で行われる。
【0021】図3には本発明による測定装置のコンパク
トな実施形態が示されている。この場合発光素子3の発
光ダイオード(LED)と、ホトトランジスタの形態の
受光素子4は、ケーシング8内で所定の角度でそれぞれ
延在しているチャネル内に配置されている。このケーシ
ング8内部のチャネル(この中に発光素子3と受光素子
4が挿入される)はこの場合、用いられる測定幾何学構
造に相応する角度、つまり膜2の材料によって定まるブ
ルースター角βの2倍の値に相応する角度のもとで交差
する。ケーシング8の下側はガラスプレート9に結合し
ている。それによりこのガラスプレート9を通って発光
素子3から照射されローラ1上の膜2表面によって反射
された光は、再びこのガラスプレート9を通って受光素
子4に受け取られる。この場合、偏光のための付加的装
置は何も設ける必要はない。なぜならここでは、発光素
子から照射される光の偏光も、膜2ないしはむき出しの
ローラ1によって反射され受光素子4により検出される
光の偏光もガラスプレート9によって行われるからであ
る。この場合ガラスプレート9を通って入射面にて偏光
する光の成分は、ビームがこのガラスプレート9を通る
角度に依存する。このガラスプレートが屈折率n(これ
はローラ1上の膜2の材料の屈折率にも等しい)を有す
るならば、入射面にて偏光された光のみがガラスを9を
透過する。
【0022】図4には、複数のインキメータリングゾー
ンを有するインキ出しローラとして構成されたローラ1
が示されている。ローラ1上の個々のゾーンZにおい
て、ここでは図示されていないインクスライダ、インキ
偏心器、インキべら等の形態のインキメータリング装置
やその他のドクターブレード装置によって、ここでは図
示していない膜の厚さの設定が行われる。個々のゾーン
Zに割り当てられるインキメータリング装置は、この場
合調整駆動部によって遠隔制御可能である。特にインキ
メータリング装置が位置センサを有しているならば、こ
のセンサの信号からそれぞれのインクメータリング装置
のローラ1表面に対するそれぞれの位置が取り出され、
それによって設定された膜の厚さも取り出される。各測
定装置の個々のケーシング8はローラ1の軸線に平行に
延在するストレッチャ10上に配設される。それにより
本発明による装置は、ローラ1の軸線も存在する平面に
おかれる。この場合図3に示されているように、ローラ
1の表面の方向に配向されたケーシング8の下側はここ
では図示されていないガラスプレートによってシールさ
れる。このガラスプレートは汚れた際にはクリーニング
可能である。さらに図4に示されている装置は断面材な
どのカバーによって機械的な損傷から保護されてもよ
い。
【0023】インキメータリング装置の個々のゼロ調整
値の記憶のために、全てのインキメータリング装置をロ
ーラ1から外してもよい。それによりローラ1上のゼロ
ではない膜の存在が確実となる。ここにおいてインクメ
ータリング装置は、本発明による測定装置がそれぞれの
ゾーンZにおいて受光素子4により受け取られる光の増
加が検出できるまでそれぞれ徐々にローラ1の方向に動
く。これはローラ1の全てのドクター処理される面がそ
の偏光面に依存することなく反射を行うことに基づいて
いる。インキメータリング装置の位置センサによって取
り出された電圧ないし電圧信号は記憶され、次のインキ
メータリング過程のために用いられる。さらに相応のイ
ンキメータリング装置がローラ1から再度外されるなら
ば、その過程も次のインキメータリンス装置に対して繰
り返される。
【図面の簡単な説明】
【図1】光学的構造を表した図である。
【図2】評価回路のブロック回路図である。
【図3】測定装置を示した図である。
【図4】複数のインキメータリングゾーンを有するイン
キ出しローラのための測定装置を示した図である。
【符号の説明】
1 ローラ 2 膜 3 発光素子 4 受光素子 5 偏光フィルタ 6 偏光フィルタ 7 面基準 8 ケーシング 9 ガラスプレート β ブルースター角 n 屈折率 R′,R″ 抵抗 U 供給電圧源 u 信号電圧(受光素子4)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリスティアン シュレーゲル ドイツ連邦共和国 ディーツェンバッハ タールシュトラーセ 37

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷機における金属性ローラ等の金属表
    面上のインキ、ラッカー等による膜を検出するための方
    法であって、 前記金属表面ないし該金属表面上の膜に光を照射し、前
    記金属表面ないし該金属表面上の膜から反射された光を
    受光し、その強度を評価する形式の膜検出方法におい
    て、 前記金属表面ないし該金属表面上の膜への照射、並びに
    前記金属表面ないし該金属表面上の膜から反射した光の
    受光を、面基準に対するブルースター角度のもとで行
    い、 前記ブルースター角度は検出すべき膜の材料の屈折率に
    よって定め、 少なくとも2つのビームパスのうちの1つに、少なくと
    も部分的に線形な光の偏光が入射面にて行われることを
    特徴とする、膜検出方法。
  2. 【請求項2】 前記金属表面の照射に対する光に偏光を
    加える、請求項1記載の膜検出方法。
  3. 【請求項3】 前記金属表面から反射される光に偏光を
    加える、請求項1又は2記載の膜検出方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つの調整可能なインクメー
    タリング装置ないしドクターブレード装置と共働する、
    インクローラ、ラッカーローラ等として構成されるロー
    ラの場合に、受光した光の強度を評価することによっ
    て、インクメータリング装置ないしドクターブレード装
    置がローラ表面に当接しているか否かに関する情報検出
    を行う、請求項1記載の膜検出方法。
  5. 【請求項5】 金属表面上に存在するインキ膜又はラッ
    カー膜の照射のための発光素子と、反射された光の検出
    と電気的な変換のための受光素子とを有する、請求項1
    〜4いずれか1項に記載の方法を実施するための装置に
    おいて、 前記表面照射(発光素子3)のためのビームパスと、前
    記表面から反射した光の検出(受光素子4)のためのビ
    ームパスが面基準(7)に対するブルースター角度
    (β)のもとで延在しており、前記ブルースター角度
    (β)は、検出すべきインキ膜ないしラッカー膜(膜
    2)の材料の屈折率(n)によって定められ、少なくと
    も、前記表面照射のためのビームパスないしは前記表面
    から反射した光の受光のためのビームパスに、入射面に
    おける光の少なくとも部分的な偏光のための装置が配設
    されていることを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】 前記発光素子(3)の後方に偏光フィル
    タ(5)が設けられている、請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記受光素子(4)の前方に偏光フィル
    タ(6)が設けられている、請求項5記載の装置。
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