JPH09126144A - 可変速給水ポンプの運転方法 - Google Patents

可変速給水ポンプの運転方法

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JPH09126144A
JPH09126144A JP17583796A JP17583796A JPH09126144A JP H09126144 A JPH09126144 A JP H09126144A JP 17583796 A JP17583796 A JP 17583796A JP 17583796 A JP17583796 A JP 17583796A JP H09126144 A JPH09126144 A JP H09126144A
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勉 高田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポンプ1台の最大許容運転速度近傍で、ハン
チングを起こすことなく、又、圧力変動を起こすことな
く、スムーズに2台目のポンプの追加及び解列を行うこ
とができる可変速給水装置の運転方法を提供することを
目的とする。 【解決手段】 第1のポンプの運転速度が、設定されて
いる許容最大運転速度を、予め定められている設定時間
以上継続した場合に、第2のポンプを追加投入すると共
に、第1のポンプの運転速度を許容最大運転速度より小
さい運転速度で固定し、第2のポンプの運転速度を変化
させて吐出圧力を目標圧力に制御し、第2のポンプの吐
出水量が小さくなり、少水量検知器が第2のポンプの少
水量をが予め定められている一定時間の間中動作した場
合に、第2のポンプの運転を停止させると共に、第1の
ポンプの運転速度の固定を解除し、第1のポンプの運転
速度を変化させて吐出圧力を目標圧力に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可変速給水ポンプの
運転方法に係り、特に少なくとも2台の可変速ポンプに
より所定の吐出圧力で給水を行う給水装置において、1
台目の運転中のポンプに対して2台目のポンプの追加投
入及び解列離脱の運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、2台の可変速ポンプを用いた給
水装置の概略を示す。水道本管21よりボールタップ、
低位水弁水(図示せず)等で、給水する水を一旦、受水
槽1に受け入れる。そして,受水槽1内の水を吸込管2
又は3より可変速ポンプ4又は5が吸い込み、ポンプの
吐出側に取付けられている各ポンプ毎の逆止弁6又は
7、流量検知器8又は9を通過し、集合管10に導く。
吐出集合管10には圧力タンク11と圧力発信器12が
取付けられており、吐出集合管10の出口13より、集
合住宅等の需要先に水が送水される。ポンプ4,5は可
変速モータポンプで、集合管10の圧力が目標圧力とな
るように、受水槽1から吸い込んだ水を加圧する。
【0003】これらのポンプの運転と制御を行っている
のが、制御盤14である。制御盤14には一次側に商用
電源20が供給され、電動機4又は5に盤より配線18
又は19を介して、インバータ22,23で任意の周波
数・電圧に変換した2次側電源を供給している。
【0004】また、流量検知器8又は9は流量がゼロ又
はゼロに近い少水量を検出する流量検知器であり、その
信号は信号線16又は17で制御盤14に送られる。同
様に、集合管10に取り付けられたポンプの吐出口側圧
力を検出する圧力発信器12の信号も信号線15で制御
盤14に送られる。逆止弁6,7は、ポンプの停止時等
に集合管10側の圧力がポンプ4,5側の圧力よりも高
くなった時に、水の逆流を防止するための弁である。圧
力タンク11は、ポンプ停止中の給水管の保圧のため及
びポンプ吐出側の圧力変動を少なくするための蓄圧タン
クである。
【0005】図2は、図1に示す制御盤の構成と外部と
の接続状態の詳細を示す。制御盤14には、ポンプ4,
5を可変速運転するインバータ22,23が内蔵されて
いる。一次電源入力端子31が設けられ、各ポンプ毎に
漏電遮断機32又は33を経由して、可変速手段である
周波数変換器(インバータ)22又は23が接続され、
この可変速手段の2次側より配線18又は19でポンプ
4又は5に可変周波数・電圧が供給される。
【0006】全体の制御を担っている制御基板(CP
U)35は、その通信のポートより信号線36又は37
で各可変速手段22,23と結ばれている。制御基板
(CPU)35には、外部よりの信号を取り込むための
吐出圧力信号取込ポート38、NO.1ポンプ用流量検
知器及び漏電信号取込ポート39と、NO.2ポンプ用
流量検知器及び漏電信号取込ポート40を備えている。
操作パネル41とは通信線42で接続され、液面計43
には受水槽1及び受水槽2用の電極棒用保持器44及び
45と接続され、その液面計43よりの信号を制御基板
(CPU)35が取り込んでいる。
【0007】図3は、この給水装置の用途を示す。上述
した構成の給水装置51は、受水槽1に接続され、装置
51の吐出集合管の出口13は、需要先の例えば集合住
宅給水管52に接続される。この給水管は建屋54内に
入ると、建屋内の各階に給水するため、立管53に接続
される。この立管より各階に横引管55で給水される
が、この横引管より、各戸に分岐管56で給水される。
【0008】各戸内の給水栓を代表しているのが、給水
栓57である。各戸の給水栓57には、常時快適に水道
水を使用できる水圧が維持されていることが必要であ
る。しかしながら、集合住宅などにおいては、水の使用
量は変動が大きく、給水装置側では負荷の変動にかかわ
らず、常に末端の給水栓側で所要の水圧を維持するよう
に運転しなければならない。このため、負荷が軽い時
は、ポンプ1台で可変速運転し、負荷が重くなり1台で
間に合わなくなった時には、2台目ポンプを追加投入す
るようにしている。
【0009】このように、各戸内の給水栓に装置の吐出
集合管の出口13は、直接接続され、各戸内での使用水
量が本装置21で供給すべき水量である。使用水量に応
じて、ポンプの運転速度を変化させ、ポンプの性能を変
化させることで、使用水量が大きくても小さくても、ポ
ンプの吐出圧力を一定にしている。
【0010】この吐出圧力一定制御の運転方法を、図4
を用いて説明する。図4で使用されている記号は、H1
1〜H15までは先発ポンプの運転速度を示していると
共に、各運転速度H11〜H15におけるポンプの性能
曲線(吐出圧力・水量曲線)を示している。同様にH2
3〜H25の場合は、追加ポンプの運転速度と共にポン
プの性能曲線を示している。図の縦軸が吐出圧力を示
し、横軸が水量を示している。点a,b,c,d,e,
fを結ぶ直線は、ポンプの吐出圧力を一定(目標圧力)
にする設定圧力を示している。
【0011】今、使用水量q1の場合は、ポンプ性能曲
線(運転速度)H14を必要とし、ポンプの運転点は、
水量q1と設定圧力との交点bになる。この運転状態か
ら使用水量q2に増加した場合は、目的とする圧力を保
持するために、ポンプの運転速度を上昇させ、ポンプ性
能曲線H13にする必要がある。このポンプ性能であれ
ば、使用水量q2時、ポンプの運転点は、ポンプ曲線H
13と水量q2の直線との交点cとなり、圧力は設定圧
力を保持できる。このように、吐出圧力が設定圧力より
低くなると、ポンプの運転速度を上昇させ、吐出圧力が
設定圧力より高くなると、ポンプの運転速度を低下さ
せ、使用水量が変化しても、吐出圧力が常に、設定(目
標)圧力を保持できるように制御されている。ポンプが
1台の範囲は、この方法で、ポンプ吐出圧力を設定圧力
に保持できる。
【0012】しかし、1台のポンプの最大性能は、ポン
プ性能曲線H11で、設定圧力での最大水量はQ1であ
る。使用水量が水量Q1より大きい水量Q4になるとそ
の運転点はポンプ性能曲線H11と水量Q4の直線との
交点f1で、設定圧力より低くなる。このような場合
は、ポンプをもう1台運転させ、ポンプ性能曲線H11
での不足水量分(Q4−Q1)=ΔQを補う必要があ
る。ポンプを1台から2台にするタイミングは、一般的
には、ポンプが最大運転速度であることを、一定時間確
認し、2台目のポンプをポンプ性能曲線H24で運転さ
せ、不足水量分(Q4−Q1)=ΔQを補っている。
【0013】この場合のポンプ運転は、ポンプ性能曲線
H11とポンプ性能曲線H24との並列運転で、使用水
量Q4の直線と並列運転の曲線H11+H24の曲線と
の交点fとなり、圧力は設定圧力が保持される。
【0014】すなわち、必要水量Q4は、1台のポンプ
がポンプ性能曲線H11でQ1を送水して、追加投入し
たポンプがポンプ性能曲線H24でΔQを送水すること
で、満たされている。逆に使用水量が、少なくなり、使
用水量が水量Q1以下となる場合は、ポンプ性能曲線H
11+H15で設定圧力を保持できるので、追加投入し
たポンプは、ポンプ性能曲線H25以下となる。
【0015】このポンプ性能曲線H25は、送水量がゼ
ロで圧力が設定値になっているので、ポンプは締切状態
である。この、ポンプ性能曲線H25の吐出側の水量を
流量検知器8又は9で検出し、ポンプの運転台数を2台
より1台にする。以上が従来例の2台目ポンプの追加・
解列の運転方法である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このポ
ンプの追加投入及び解列離脱の方法では、1台のポンプ
の最大許容水量Q1近傍以外では、制御が安定するが、
最大許容水量Q1近傍では、次のような不具合が発生す
る。
【0017】図5は、1台のポンプの最大許容送水量Q
1近傍のポンプ性能曲線を示す。ポンプ性能曲線H11
と、追加投入したポンプ性能曲線H24′との並列運転
状態を示し、使用水量Q1+Δqは、1台目のポンプが
ポンプ性能曲線H11で水量Q1を、2台目のポンプが
ポンプ性能曲線H24′で水量Δqを送水している。
【0018】今、流量検知器8又は9の検知量がΔqで
あると、この運転状態(使用水量Q1+Δq)で運転が
継続されていると、流量検知器8又は9が少水量Δqを
検知するので、ポンプの運転台数が2台より1台にな
る。このように、ポンプの追加投入が水量Q1で行わ
れ、ポンプの解列が水量Q1′=Q1+Δqとなる。図
5より、追加・解列水量の大小関係は、 追加水量Q1<解列水量Q1′(=Q1+Δq) で、使用水量が(追加水量Q1)〜(解列水量Q1′=
Q1+Δq)の間では、ポンプが1台又は2台のいずれ
かとなり、常にポンプが1台と2台、すなわち、追加と
解列が繰り返され、いわゆる追加・解列のインチングが
生じることとなる。
【0019】この状態を避けるために、図6に示すポン
プの追加・解列の方法が考案されている。これは、ポン
プ性能曲線H24′で2台目ポンプを解列するのでな
く、この性能曲線より若干性能が良くなるポンプの運転
速度(H24′+ΔH)を下限運転速度とし、これ以下
では運転ができないようにする。このようにすると、ポ
ンプ2台の場合の性能はポンプ性能曲線H11とポンプ
性能曲線(H24′+ΔH)とが連結されたものとな
る。ポンプ性能曲線H24′+ΔHの吐出量が流量検知
器8又は9の検知量Δqになる水量は、Q1′である。
【0020】こうすることで、ポンプの追加水量は水量
Q1で、解列水量は水量Q1′となり、追加・解列水量
の大小関係は、 追加水量Q1>解列水量Q1′ で、前記のような追加・解列のインチングが生じること
はない。
【0021】しかしながら、2台目ポンプの運転速度の
下限が(H24′+ΔH)になるため、図6に示すよう
に、水量Q1′から水量Q1″の間は、吐出圧力はポン
プ性能曲線(H24′+ΔH)の圧力となるので、吐出
圧力は圧力設定値を越えてしまい、吐出圧力が常に一定
とはならないという問題がある。
【0022】本発明は上述の事情に鑑みなされたもの
で、ポンプ1台の最大許容運転速度近傍で、インチング
を起こすことなく、又、圧力変動を起こすことなく、ス
ムーズに2台目のポンプの追加及び解列を行うことがで
きる可変速給水装置の運転方法を提供することを目的と
する。
【0023】また、ポンプ流入側に受水槽を備えず、水
道等の配水管が直接ポンプ流入側に接続された、いわゆ
る直結型の可変速給水装置においても、スムーズに2台
目のポンプの追加及び解列を行うことができる可変速給
水装置の運転方法を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明の可変速給水装置の運転方法は、少なく
とも2台の可変速ポンプを備え、各ポンプの吐出口より
集合管に導き、該集合管より送水して給水する可変速給
水ポンプの運転方法において、第1のポンプの運転速度
が、設定されている許容最大運転速度を、予め定められ
ている設定時間以上継続した場合に、第2のポンプを追
加投入すると共に、第1のポンプの運転速度を許容最大
運転速度より小さい運転速度で固定し、第2のポンプの
運転速度を変化させて吐出圧力を目標圧力に制御し、第
2のポンプの吐出水量が小さくなり、第2のポンプの吐
出側に取付けられている少水量検知器が予め定められて
いる一定時間の間中動作した場合に、第2のポンプの運
転を停止させると共に、第1のポンプの運転速度の固定
を解除し、第1のポンプの運転速度を変化させて吐出圧
力を目標圧力に制御することを特徴とする。
【0025】又、本発明の可変速給水装置の運転方法
は、前記第2のポンプの追加投入後に、第2のポンプの
運転速度が、許容最大運転速度を予め定められている設
定時間以上継続した場合に、第2のポンプの運転速度を
許容最大運転速度に固定し、第1のポンプの運転速度の
許容最大運転速度より若干小さい運転速度の固定を解除
し、第1のポンプの運転速度を変化させてポンプの吐出
圧力を目標圧力に制御し、第1のポンプの運転速度が、
所定の運転速度以下に低下して、予め定められている時
間以上継続した場合に、第2のポンプの運転速度の許容
最大運転速度の固定を解除し、第2のポンプの運転速度
を変化させ、ポンプの吐出圧力を目標圧力に制御すると
同時に、第1のポンプの運転速度を前記許容最大運転速
度より若干小さい運転速度に再び固定することを特徴と
する。
【0026】又、本発明の可変速給水装置の運転方法
は、前記第1のポンプと第2のポンプが同じ容量及び特
性を有し、前記第2のポンプの追加投入後に、第2のポ
ンプの運転速度が、許容最大運転速度を予め定められて
いる設定時間以上継続した場合に、前記第1のポンプの
運転速度の許容最大運転速度より若干小さい運転速度の
固定を解除し、第1のポンプと第2のポンプによる揃速
で変化させ、前記ポンプの吐出圧力を目標圧力に制御
し、揃速運転のポンプの運転速度が、所定の運転速度以
下に低下して、予め定められている時間以上継続した場
合に、第1のポンプと第2のポンプによる揃速運転を解
除し、第1のポンプの運転速度を前記最大許容運転速度
より若干低い速度で再び固定し、第2のポンプの運転速
度を変化させ、ポンプの吐出圧力を目標圧力に制御する
ことを特徴とする。
【0027】又、前記運転速度は、ポンプの流入側圧力
値がゼロにおけるポンプの任意の運転速度Vと締切圧力
Po との関係式 Po =F(V) を基本とし、前記流入圧力値がゼロにおけるポンプの運
転を制御する運転速度Vn を、流入圧力Psに応じて式 Vn′=((F(Vn )−Ps )/F(Vn ))1/2×V
n で補正することを特徴とする。
【0028】又、前記ポンプの運転を制御する補正され
た運転速度Vn′は、2台のポンプの並列運転を行う際
に、運転中の1台のポンプに対して2台目のポンプを追
加投入する際に用いられるもので、前記流入圧力値がゼ
ロにおけるポンプ追加投入の設定速度Vn を、前記式に
従って補正した速度Vn′に達したならば2台目のポン
プを追加投入させることを特徴とする。
【0029】又、前記ポンプの運転を制御する補正され
た運転速度Vn′は、前記2台のポンプが並列運転して
おり、そのうちの1台のポンプを解列する際に、前記流
入圧力値がゼロにおけるポンプ解列の設定速度Vn を、
前記式に従って補正した速度Vn′で解列を行うことを
特徴とする。
【0030】
【実施例】以下、本発明の各実施例について説明する。
【0031】本発明の第1実施例のポンプの追加・解列
方法を図7に示す。1台目のポンプが最大運転速度H1
1(ポンプ性能曲線H11)になり、所定の一定時間が
経過すると、2台目ポンプが追加運転となる。この時、
最大運転速度より若干低めの運転速度(H11A=H1
1−ΔH)に1台目ポンプの運転速度を固定する。2台
目ポンプが追加となる水量Q1のままの状態でも、追加
ポンプの性能はポンプ性能曲線H24の状態になる。こ
の時の各ポンプの送水量は、ポンプ性能曲線H11Aは
水量Q11で、ポンプ性能曲線H24は水量Q12であ
る。ここで、ポンプ性能曲線H24の水量Q12は、流
量検知器8又は9の検知少水量Δqより大きい水量であ
ることが必要である。水量が更に増大した場合には、1
台目ポンプは運転速度H11A、水量Q11での運転を
継続して、追加された2台目ポンプが設定圧力で運転速
度を増減することによりQ11を超えた水量を供給す
る。
【0032】ポンプ2台の並列運転状態で、使用水量が
減少し、水量Q1より水量Q1′になると、図7より、
追加したポンプはポンプ性能曲線H25で、このポンプ
の吐出量は流量検知器8又は9の少水量検知量Δqにな
り、一定の時間経過後に、ポンプの並列運転が解列さ
れ、追加されたポンプの運転が停止し、同時に1台目ポ
ンプの速度固定が解除され、ポンプ性能曲線H11′と
なる。
【0033】このような運転方法によれば、追加水量Q
1と解列水量Q1′の大小関係が、 追加水量Q1>解列水量Q1′ となり、追加・解列にはインチングが生じなく、吐出圧
力は、使用水量がどのような状態でも、常に、ほぼ設定
圧力に保たれる。
【0034】図8は、ポンプの追加・解列時の水量と圧
力の変動を示す。各ポンプに可変速手段であるインバー
タ22又は23が接続されているために、ポンプの運転
速度をそれぞれ独立して各インバータに指示できる。こ
のため、追加時と解列時の吐出圧力の過渡特性は図8に
示されるように、特に追加時の圧力の応答は、追加され
るポンプによる圧力上昇分と当初から運転されているポ
ンプの運転速度を減じることによる圧力の低下分が相殺
され、圧力変動がほとんどない。また、解列時の圧力変
動も、追加ポンプはただ停止するだけであり、その不足
分を当初のポンプが運転速度H11Aよりほんの少し上
昇させて運転速度H11′にするだけであるので、この
結果による圧力低下とそれによる制御系のオーバーシュ
ートによる圧力上昇は極めて小さい。
【0035】図9は、ポンプ2台並列運転時の最大性能
曲線を示す。図7に示す実施例では、追加後に1台のポ
ンプを最大定格値の運転速度より若干低めに運転速度を
固定しているので、図9に示されるように、2台の並列
時の最大能力は、ポンプ性能曲線H11A+ポンプ性能
曲線H21となり送水可能な最大水量はQ3である。し
かしながら、2台とも最大定格の運転速度で運転される
場合には、ポンプ性能曲線H11+ポンプ性能曲線H2
1となり最大水量Q4である。このように、図7に示し
た本発明の第1実施例による運転方法は、2台運転時の
最大水量はポンプが持っている性能水量Q4より性能水
量Q3に減少してしまう。
【0036】これを改良したものが、本発明の第2の発
明である。即ち、ポンプ性能曲線H11Aとポンプ性能
曲線H21に達した場合は、1台のポンプの固定運転速
度H11Aを解除し、他のポンプ性能曲線H21を固定
し、1台のポンプの運転速度をH11A〜H11の範囲
で制御する。従って、最大ポンプ運転速度が2台とも最
大の運転速度H11と最大の運転速度H21となるの
で、図9のようにポンプの能力を最大限に使用すること
ができる。
【0037】この本発明の第2実施例の運転方法による
各ポンプの動作を図10に示す。第1のポンプが、吐出
圧力を制御し、最大運転速度H11に達すると、第2の
ポンプが追加投入される。この第2のポンプの追加後
は、第1のポンプは固定速H11Aで運転される。さら
に水量が増大し、第2のポンプが最大運転速度H21に
達すると、固定速で運転されていた第1のポンプ(ポン
プが運転速度H11Aで運転)が解除され、同時に第2
のポンプが最大運転速度H21の固定速に固定され、制
御の対象ポンプが第1のポンプに移り、吐出圧力の制御
はこの第1のポンプで実行される。従って、第1のポン
プ、第2のポンプの両方共、その能力をフルに発揮する
ことができ、最大水量をQ4とすることができる。
【0038】使用水量が減少し、第1のポンプの運転速
度H11Aより低めの運転速度H11Bに達すると、第
1のポンプは固定速H11Aに再び固定され、第2のポ
ンプの固定速H21が解除され、この第2のポンプにて
再び吐出圧力の制御が実行される。
【0039】尚、同じ容量、性能のポンプを複数台運転
する場合は、第1のポンプがポンプ性能曲線H11Aで
固定され、第2のポンプがポンプ性能曲線H21に達し
た場合は、第1のポンプの固定運転速度H11Aを解除
し、第1のポンプと第2のポンプによる揃速で、第1の
ポンプと第2のポンプの運転速度をH11A〜H11の
範囲で制御することで、最大ポンプ運転速度が2台とも
それぞれ最大の運転速度H11と最大の運転速度H21
となるので(揃速運転であるので同じ運転速度になる、
即ちH11=H21)、図9に示すようにポンプの能力
を最大限に使用することができる。
【0040】この本発明の第3実施例の運転方法を図1
1に示す。第1のポンプが、吐出圧力を制御し、最大運
転速度H11に達すると、第2のポンプが追加運転させ
る。この第2のポンプの追加後は、1台のポンプは、若
干速度を下げた固定速H11Aで運転される。さらに水
量が増大し、第2のポンプが最大運転速度H11に達す
ると、固定速で運転されていた第1のポンプ(運転速度
H11Aで運転)の速度固定が解除され、第1のポンプ
と第2のポンプが揃速で制御される。つまり、速度制御
の対象ポンプが第1のポンプと第2のポンプの双方に移
り、吐出圧力の制御は第1のポンプと第2のポンプの揃
速で実行される。
【0041】使用水量が減少し、双方のポンプが運転速
度H11Aに達すると、第1のポンプと第2のポンプの
揃速での制御が解除され、第1のポンプは再び固定速H
11Aに固定され、第2のポンプにて再び吐出圧力の制
御が実行される。
【0042】尚、以上の実施例はポンプが2台の場合に
ついて説明したが、ポンプが3台の場合にも、本発明の
趣旨が同様に適用できるのは勿論のことである。又、ポ
ンプの運転速度を可変速する手段として、インバータを
用いた例について説明したが、その他の可変速手段であ
っても同様に本発明の趣旨が適用可能である。
【0043】又、以上の実施例は受水槽から給水する流
入側圧力がゼロの場合の可変速給水装置についてのもの
であるが、水道等の配水管から直接加圧給水するいわゆ
る直結型の給水装置についても同様に本発明の趣旨が適
用可能であり、以下にその実施例を説明する。
【0044】1台運転時のポンプのフロースイッチが
「開」の状態(水が流れている状態)で、運転速度がポ
ンプの最大速度Vn’(max)に達して3秒間継続した
ら、2台目ポンプの追加投入を行う。ここで1台目ポン
プの最大速度Vn’(max)は、流入圧力がゼロの時の
最大速度Vn(max)、及び切換時の流入圧力Psに対
して、 Vn’(max)=((F(Vn(max))−Ps)/F
(Vn(max)))1/2× Vn(max) の演算により換算したものである。
【0045】2台目ポンプを追加投入すると、1台目ポ
ンプは最大速度の95%の速度(例えば最大速度を60
Hzとすると57Hz)に固定し、2台目ポンプを可変
速運転する。ここで95%の速度Vn’(95%)は、流
入圧力がゼロの時の最大速度Vn(95%)、及び切換時
の流入圧力Psに対して、 Vn’(95%)=((F(Vn(95%))−Ps)/F
(Vn(95%)))1/2× Vn(95%) の演算により換算したものである。
【0046】更に使用水量が増加して2台目ポンプの運
転速度が最大速度Vn’(max)に達したら、1台目ポ
ンプと2台目ポンプとを同一速度で運転する揃速運転に
切換る。ここで2台目ポンプの最大速度Vn’(max)
は、流入圧力がゼロの時の最大速度Vn(max)、及び
切換時の流入圧力Psに対して、 Vn’(max)=((F(Vn(max))−Ps)/F
(Vn(max)))1/2× Vn(max) の演算により換算したものである。
【0047】その後、使用水量が減少して揃速運転時の
運転速度が最大速度の92%(例えば最大速度を60H
zとすると55Hz)に達したならば、1台目ポンプの
運転速度を95%の速度に固定し、2台目ポンプが可変
速運転となる。ここで95%の速度Vn’(95%)は、
流入圧力がゼロの時の95%速度Vn(95%)、及び切
換時の流入圧力Psに対して、 Vn’(95%)=((F(Vn(95%))−Ps)/F
(Vn(95%)))1/2× Vn(95%) の演算により換算したものである。
【0048】更に使用水量が減少して可変速運転中の2
台目ポンプのスロースイッチが「閉」(少水量状態)と
なり、その状態が3秒間経過したならば、2台目ポンプ
を解列離脱させ、1台目ポンプを可変速運転する。
【0049】
【発明の効果】以上に説明したように本発明は、第1の
ポンプの運転速度が、設定されている許容最大運転速度
を、予め定められている設定時間以上継続した場合に、
第2のポンプを追加投入すると共に、第1のポンプの運
転速度を許容最大運転速度より若干小さい運転速度で固
定し、第2のポンプの運転速度を変化させて吐出圧力を
目標圧力に制御し、第2のポンプの吐出水量が小さくな
り、第2のポンプの吐出側に取付けられている少水量検
知器が予め定められている一定時間の間中動作した場合
に、第2のポンプの運転を停止させると共に、第1のポ
ンプの運転速度の固定を解除し、第1のポンプの運転速
度を変化させて吐出圧力を目標圧力に制御するようにし
たものである。
【0050】従って、少なく共2台のポンプを備えた可
変速給水装置において、運転中の1台のポンプに対し
て、もう1台のポンプを追加投入、又は解列離脱させる
際に、 第2のポンプが解列及び投入を頻繁に繰り返すいわゆ
るインチングが生じない。 吐出圧力は、使用水量がどの状態でも、つねに、設定
圧力にほぼ一定に保たれるという優れた効果を生じるも
のである。
【0051】又、各ポンプに可変速手段であるインバー
タが接続されているために、ポンプの運転速度をそれぞ
れ独立して各インバータに指示できる。このため、追加
時と解列時の吐出圧力の過渡特性は上述したように極め
て平坦となる。特に追加時の吐出圧力の応答は、追加さ
れるポンプによる圧力上昇分と当初から運転されている
ポンプの運転速度を減じることによる圧力の低下分が相
殺され、圧力変動がほとんど発生しない。また、解列時
の吐出圧力の変動も、追加投入したポンプはただ停止す
るだけであり、その不足分を当初から運転していたポン
プが運転速度H11Aよりほんの少し上昇させて運転速
度H11′にするだけである。 この結果による圧力低下と圧力上昇が極めて小さいと
いう効果が生じる。
【0052】又、ポンプ性能曲線H11Aとポンプ性能
曲線H21に達した場合に、第1のポンプの固定運転速
度H11Aを解除し、第2のポンプ性能曲線H21を固
定し、第1のポンプの運転速度をH11A〜H11の範
囲で制御することで、最大のポンプ速度が2台ともそれ
ぞれ最大の運転速度H11と最大の運転速度H21とな
る。 これにより、ポンプの能力を最大限に利用することが
できるという効果を生じる。
【0053】又、第1のポンプと第2のポンプが同じ容
量・特性の場合は、追加投入後に、第2のポンプの運転
速度が、許容最大運転速度を予め定められている設定時
間以上継続した場合に、第1のポンプの運転速度の許容
最大運転速度より若干小さい運転速度の固定を解除し、
第1のポンプと第2のポンプによる揃速で両方のポンプ
の運転速度を同じ値で変化させ、ポンプの吐出圧力を目
標圧力に制御し、揃速運転の両方のポンプの運転速度
が、最大許容速度より若干小さい速度に達し、予め定め
られている時間以上継続した場合に、第1のポンプと第
2のポンプによる揃速運転を解除し、第1のポンプの運
転速度を前述した速度で再び固定し、第2のポンプの運
転速度を変化させ、ポンプの吐出圧力を制御する。 これにより、2台のポンプの能力を最大限に利用する
ことができる。 また、並列運転する2台のポンプの容量・特性が異な
る場合には、固定速度H11Aと解除速度H11Bの2
つの設定を行う必要があるが、揃速の場合は固定速度H
11Aと解除速度H11Bを兼用でき、それぞれを回転
速度H11Aにすることができるので、設定が容易にな
るという効果を生じる。
【0054】更に、本発明によれば、いわゆる直結型の
可変速給水装置においても、運転速度Vnを流入圧力P
sに応じて、 Vn’=((F(Vn)−Ps)/F(Vn))1/2×
Vn で補正することにより、同様にインチングを生じること
なく、スムーズな2台目ポンプの追加投入・解列離脱を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】可変速給水装置の概略を示す説明図。
【図2】図1における制御盤の構成を示す説明図。
【図3】可変速給水装置の用途を示す説明図。
【図4】従来の2台のポンプの追加解列の説明図。
【図5】図4における1台のポンプの許容最大速度付近
の説明図。
【図6】他の実施例における1台のポンプの許容最大速
度付近の説明図。
【図7】本発明の第1実施例の2台のポンプの追加解列
の説明図。
【図8】図7の実施例における圧力・水量の変動を示す
説明図。
【図9】本発明の第2実施例の2台のポンプの並列運転
時最大性能曲線を示す説明図。
【図10】図9の実施例における第1と第2のポンプの
運転状態を示す説明図。
【図11】本発明の第3実施例における第1と第2のポ
ンプの運転状態を示す説明図。
【符号の説明】
1 受水槽 4,5 ポンプ 8,9 少水量検知器 10 集合管 12 圧力発信器 14 制御盤 H11 第1のポンプの最大許容運転速度(運転速
度) H11A 第1のポンプの固定速度(運転速度) H24 第2のポンプの追加投入時の運転速度 H25 第2のポンプの解列離脱時の運転速度 △q 流量検知器が検出する少水量 Q1 第1のポンプの最大許容送水量 Q11 第1のポンプの固定速度における送水量 Q1' 第2のポンプの解列時の送水量

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2台の可変速ポンプを備え、
    各ポンプの吐出口より集合管に導き、該集合管より送水
    して給水する可変速給水ポンプの運転方法において、 第1のポンプの運転速度が、設定されている許容最大運
    転速度を、予め定められている設定時間以上継続した場
    合に、第2のポンプを追加投入すると共に、第1のポン
    プの運転速度を許容最大運転速度より小さい運転速度で
    固定し、第2のポンプの運転速度を変化させて吐出圧力
    を目標圧力に制御し、第2のポンプの吐出水量が小さく
    なり、少水量検知器が第2のポンプの少水量を予め定め
    られている一定時間の間中動作した場合に、第2のポン
    プの運転を停止させると共に、第1のポンプの運転速度
    の固定を解除し、第1のポンプの運転速度を変化させて
    吐出圧力を目標圧力に制御することを特徴とする可変速
    給水ポンプの運転方法。
  2. 【請求項2】 前記第2のポンプの追加投入後に、第2
    のポンプの運転速度が、許容最大運転速度を予め定めら
    れている設定時間以上継続した場合に、第2のポンプの
    運転速度を許容最大運転速度に固定し、第1のポンプの
    運転速度の許容最大運転速度より若干小さい運転速度の
    固定を解除し、第1のポンプの運転速度を変化させてポ
    ンプの吐出圧力を目標圧力に制御し、第1のポンプの運
    転速度が、所定の運転速度以下に低下して、予め定めら
    れている時間以上継続した場合に、第2のポンプの運転
    速度の許容最大運転速度の固定を解除し、第2のポンプ
    の運転速度を変化させ、ポンプの吐出圧力を目標圧力に
    制御すると同時に、第1のポンプの運転速度を前記許容
    最大運転速度より若干小さい運転速度に再び固定するこ
    とを特徴とする請求項1記載の可変速給水ポンプの運転
    方法。
  3. 【請求項3】 前記第1のポンプと第2のポンプが同じ
    容量及び特性を有し、前記第2のポンプの追加投入後
    に、第2のポンプの運転速度が、許容最大運転速度を予
    め定められている設定時間以上継続した場合に、前記第
    1のポンプの運転速度の許容最大運転速度より若干小さ
    い運転速度の固定を解除し、第1のポンプと第2のポン
    プによる揃速で変化させ、前記ポンプの吐出圧力を目標
    圧力に制御し、揃速運転のポンプの運転速度が、所定の
    運転速度以下に低下して、予め定められている時間以上
    継続した場合に、第1のポンプと第2のポンプによる揃
    速運転を解除し、第1のポンプの運転速度を前記最大許
    容運転速度より若干低い速度で再び固定し、第2のポン
    プの運転速度を変化させ、ポンプの吐出圧力を目標圧力
    に制御することを特徴とする請求項1記載の可変速給水
    ポンプの運転方法。
  4. 【請求項4】 前記運転速度は、ポンプの流入側圧力値
    がゼロにおけるポンプの任意の運転速度Vと締切圧力P
    o との関係式 Po =F(V) を基本とし、前記流入圧力値がゼロにおけるポンプの運
    転を制御する運転速度Vn を、流入圧力Psに応じて式 Vn′=((F(Vn )−Ps )/F(Vn ))1/2×V
    n で補正することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    に記載の可変速給水ポンプの運転方法。
  5. 【請求項5】 前記ポンプの運転を制御する補正された
    運転速度Vn′は、2台のポンプの並列運転を行う際
    に、運転中の1台のポンプに対して2台目のポンプを追
    加投入する際に用いられるもので、前記流入圧力値がゼ
    ロにおけるポンプ追加投入の設定速度Vn を、前記式に
    従って補正した速度Vn′に達したならば2台目のポン
    プを追加投入させることを特徴とする請求項4記載の可
    変速給水ポンプの運転方法。
  6. 【請求項6】 前記ポンプの運転を制御する補正された
    運転速度Vn′は、前記2台のポンプが並列運転してお
    り、そのうちの1台のポンプを解列する際に、前記流入
    圧力値がゼロにおけるポンプ解列の設定速度Vn を、前
    記式に従って補正した速度Vn′で解列を行うことを特
    徴とする請求項4記載の可変速給水ポンプの運転方法。
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