JPH09123094A - トリミング処理装置および方法 - Google Patents

トリミング処理装置および方法

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JPH09123094A
JPH09123094A JP28613895A JP28613895A JPH09123094A JP H09123094 A JPH09123094 A JP H09123094A JP 28613895 A JP28613895 A JP 28613895A JP 28613895 A JP28613895 A JP 28613895A JP H09123094 A JPH09123094 A JP H09123094A
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JP
Japan
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minimum
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Withdrawn
Application number
JP28613895A
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English (en)
Inventor
Masahiro Morishita
正浩 森下
Kotaro Okamura
弘太郎 岡村
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設備の機械的制約だけでなく作業の効率的制
約も考慮して高効率なトリミング処理を実行できるよう
にしたトリミング処理装置および方法を提供する。 【解決手段】 制約条件情報入力手段(102)により
設備の機械的制約条件および作業の効率的制約条件を入
力し、オーダ情報入力手段(101)により取得する各
製品のサイズおよび各製品の取得数の最小製品数および
最大製品数からなるオーダ情報を入力し、パラメータ情
報入力手段(103)により所定のパラメータ情報を入
力し、上記オーダ情報に基づき各サイズの製品の取得数
の最小製品数および最大製品数を求め、上記機械的制約
条件および上記効率的制約条件を満足し、かつ各サイズ
の製品の取得数の最小製品数および最大製品数を満足す
るように上記パラメータ情報にしたがって各カッタロッ
トにおける製品の割り付けパターンを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は所定形状の材料に
複数の長方形または正方形の製品を割り付けるトリミン
グ処理装置および方法に関し、特に設備の機械的制約だ
けでなく作業の効率的制約も考慮して高効率なトリミン
グ処理を実行できるようにしたトリミング処理装置およ
び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】多くの形状やサイズをもつ製品を特定の
形状、サイズの材料から取得する場合には、この材料に
製品をどのように割り付けるかを決める必要がある。こ
の材料に製品を割り付ける割り付け手法は一般に「トリ
ミング」といわれている。
【0003】例えば、紙、布、セロファンなどの製品
は、その形状が長方形または正方形であり、それぞれ多
くの種類のサイズを有する。
【0004】これら多くの種類のサイズを有する紙、
布、セロファンなどの製品は、一定幅のシート状の材料
から裁断装置による裁断により取得される場合が多い。
この場合、この裁断装置は、この一定幅のシート状の材
料をその幅方向に垂直な方向に裁断するスリッタと、そ
の幅方向に平行な方向に裁断するカッタを有している。
【0005】図7は、一定幅のシート状の材料10をま
ず4枚のスリッタによりその幅方向に垂直な方向に裁断
して裁断スリップ10−1〜10−5を得、その後、カ
ッタによりその幅方向に平行な方向に裁断して2種類の
サイズの製品11および12を得た場合を示している。
【0006】ところで、一般に上記のような裁断装置に
より多くの種類のサイズを有する紙、布、セロファンな
どの製品を取得する場合は、図8に示すように、まず、
半製品と呼ばれる、例えば3200mmのロールを作
り、この半製品のロールに対してオーダされた製品をそ
のサイズおよびオーダ量に応じて割り当て、この割り当
てに応じて裁断装置を駆動することにより製品を取得す
る裁断を行う。
【0007】このとき、取得される製品のサイズは、裁
断装置のスリッタおよびカッタの位置により決定され
る。
【0008】すなわち、この種の裁断装置では、上記製
品の割り当て、すなわちトリミングに応じてスリッタお
よびカッタの位置を決定して上記半製品を適当な長さ移
動させながら裁断を行い、その後、別のサイズの製品を
裁断するためにスリッタおよびカッタの位置を変更し、
上記動作を繰り返すことにより製品の裁断を行う。
【0009】ここで、上記裁断装置のスリッタおよびカ
ッタの位置を固定して裁断を行うときの裁断の単位をカ
ッタロットといい、このカッタロットは製品のサイズの
組合わせパターンとその長さにより定義される。
【0010】例えば、図8において、長さLと取り幅W
で表わされる部分がカッタロットであり、このカッタロ
ットは、2種類のサイズの製品をそれぞれ2個ずつ4個
並べた組合わせパターンとその長さLで定義される。
【0011】また、このカッタロットで裁断される製品
のロールの幅方向の長さaを「幅」といい、ロールの幅
方向に垂直な方向の長さbを「流れ」という。
【0012】ところで、一定幅の半製品から製品を取得
する場合に、製品として取れない部分Fが生じる場合が
あるが、この製品として取れない部分Fは破棄されるこ
とになり無駄になる。
【0013】また、この半製品が紙の場合は、上記製品
として取れない部分Fを再製品として再加工する場合も
あるが、この再加工にはコストがかかり、また、再加工
された製品は再生紙と同等の扱いになるため、製品とな
っても価値が下がる。
【0014】このため、上記トリミングにおいては、上
記製品のサイズの組合わせパターンによる製品の幅の総
和、すなわち取り幅Wが半製品の幅を越えずにできるだ
け大きくなるように上記カッタロットを求めることが要
求される。
【0015】また、実際に裁断装置で裁断を行う場合に
は、設備の機械的制約に基づき多くの制約がある。
【0016】例えば、ある設備に付属するスリッタとカ
ッタの数は固定であり、また、これらスリッタおよびカ
ッタの固定できる位置にも制約がある。一般に、この種
の裁断装置においてスリッタの数は4〜7枚であるが、
カッタは2枚である場合が多い。このため、1つのカッ
タロットで3〜6種類の幅の製品を作ることができる
が、「流れ」は2種類の製品しか作ることはできない。
【0017】また、取り幅Wはその最大幅が半製品の幅
で制限されるだけでなく、設備の機械的制約に基づく最
小幅の制限もある。
【0018】また、実際の裁断作業においては、作業の
効率的制限もある。例えば、あるカッタロットでの裁断
が終り、次のカッタロットでの裁断に移る場合は、スリ
ッタおよびカッタの位置を再設定しなければならない。
したがって、カッタロットの長さが短いと、スリッタお
よびカッタの位置の再設定作業を頻繁に行わなければな
らなくなるので、作業効率が悪くなる。このため「カッ
タロットの最低重量」というカッタロットの長さに対す
る制約がある。
【0019】また、この裁断装置により裁断された製品
はカッタにより裁断される毎にこの裁断設備により順次
積み重ねられるが、この積み重ねられた製品の高さがあ
る程度高くなると裁断設備内に収容しきれなくなるた
め、他の場所に移動しなければならない。ところで、裁
断装置のカッタが2枚以上の場合は、裁断された製品の
「流れ」が2以上存在することになり、この「流れ」の
差が大きいと、カッタ毎に積み重ねされる製品の高さが
大きく異なることになり、この場合は製品の移動作業を
カッタ毎に別々に行わなければならなくなるので、この
場合も作業効率が悪くなる。そこで、「最大流れ差」と
いう「流れ」の差に対する制約がある。
【0020】ところで、従来、このようなトリミングを
行う手法としては、 1)専門家が解く方法 2)OR手法を応用した方法 が提案されている。
【0021】ここで、1)の専門家が解く方法は、専門
家が経験的に記憶している組み合わせを使用してトリミ
ングを行う方法である。また、2)のOR手法を応用し
た方法は、設備の機械的制約だけを考慮して、数学的に
製品の取得効率を追求する方法である。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかし、1)の専門家
が解く方法は、専門家が経験的に記憶している組み合わ
せを使用してトリミングを行う方法であるため、複雑な
組み合わせはあまり使用されず、解くのに時間がかか
り、また、結果が専門家でばらつきが生じやすいという
問題がある。
【0023】また、2)のOR手法を応用した方法は、
実際の作業に伴う効率的制約を無視しているために現実
の作業には適用しがたい場合が多いという問題がある。
また、製品の取得効率を上げるために、実際には存在し
ないオーダを追加したり、注文数以上の製品を割り当て
たりするために、製品の在庫が多くなり、また例外的な
製品の割り当てに対しては対応が難しいという問題もあ
る。
【0024】そこで、この発明は、設備の機械的制約だ
けでなく作業の効率的制約も考慮して高効率なトリミン
グ処理を実行できるようにしたトリミング処理装置およ
び方法を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明は、所定形状の材料から複数の長方形ま
たは正方形の製品を裁断装置で裁断して取得するために
該所定形状の材料に該複数の長方形または正方形の製品
を割り付けるトリミング処理を行うトリミング処理装置
において、上記裁断装置の設備の機械的制約条件である
第1の制約条件を入力する第1の入力手段と、上記裁断
装置による作業の効率的制約条件である第2の制約条件
を入力する第2の入力手段と、取得する各製品のサイズ
および各製品の取得数の最小製品数および最大製品数か
らなるオーダ情報を入力する第3の入力手段と、上記第
3の入力手段により入力された上記オーダ情報に基づき
各サイズの製品の取得数の最小製品数および最大製品数
を求め、上記第1の入力手段で入力された第1の制約条
件および上記第2の入力手段で入力された第2の制約条
件を満足し、かつ上記各サイズの製品の取得数の最小製
品数および最大製品数を満足するように上記裁断装置に
よる裁断単位である各カッタロットにおける上記製品の
割り付けパターンを生成する割り付けパターン生成手段
と、を具備することを特徴とする。
【0026】また、第2の発明は、所定形状の材料から
複数の長方形または正方形の製品を裁断装置で裁断して
取得するために該所定形状の材料に該複数の長方形また
は正方形の製品を割り付けるトリミング処理を行うトリ
ミング処理装置において、上記裁断装置の設備の機械的
制約条件である第1の制約条件を入力する第1の入力手
段と、上記裁断装置による作業上の効率的制約条件であ
る第2の制約条件を入力する第2の入力手段と、取得す
る各製品のサイズおよび各製品の取得数の最小製品数お
よび最大製品数からなるオーダ情報を入力する第3の入
力手段と、所定のパラメータ情報を入力する第4の入力
手段と、上記第3の入力手段により入力された上記オー
ダ情報に基づき各サイズの製品の取得数の最小製品数お
よび最大製品数を求め、上記第1の入力手段で入力され
た第1の制約条件および上記第2の入力手段で入力され
た第2の制約条件を満足し、かつ上記各サイズの製品の
取得数の最小製品数および最大製品数を満足するように
上記第4の入力手段で入力されたパラメータ情報にした
がって上記裁断装置による裁断単位である各カッタロッ
トにおける上記製品の割り付けパターンを生成する割り
付けパターン生成手段と、を具備することを特徴とす
る。
【0027】また、第3の発明は、所定形状の材料から
複数の長方形または正方形の製品を裁断装置で裁断して
取得するために該所定形状の材料に該複数の長方形また
は正方形の製品を割り付けるトリミング処理を行うトリ
ミング処理方法において、入力されたオーダ情報に基づ
き上記製品のサイズ別の製品の取得数の最小製品数およ
び最大製品数を設定し、上記裁断装置の設備の機械的制
約条件および作業上の効率的制約条件を満足し、かつ上
記サイズ別の製品の取得数の最小製品数および最大製品
数を満足するように上記裁断装置による裁断単位である
各カッタロットにおける上記製品の割り付けパターンを
生成することを特徴とする。
【0028】また、第4の発明は、所定形状の材料から
複数の長方形または正方形の製品を裁断装置で裁断して
取得するために該所定形状の材料に該複数の長方形また
は正方形の製品を割り付けるトリミング処理を行うトリ
ミング処理方法において、入力されたオーダ情報に基づ
き上記製品のサイズ別の製品の取得数の最小製品数およ
び最大製品数を設定し、上記裁断装置の設備の機械的制
約条件および作業の効率的制約条件を満足し、かつ上記
サイズ別の製品の取得数の最小製品数および最大製品数
を満足するように上記裁断装置による裁断単位である各
カッタロットにおける上記製品の割り付けパターンを生
成するとともに、所定のパラメータ情報を入力し、該パ
ラメータ情報にしたがって上記生成される各カッタロッ
トにおける製品の割り付けパターンを変更することを特
徴とする。
【0029】第1の発明のトリミング処理装置によれ
ば、第1の入力手段により裁断装置の設備の機械的制約
条件である第1の制約条件を入力するとともに、第2の
入力手段により裁断装置による作業の効率的制約条件で
ある第2の制約条件を入力し、更に第3の入力手段によ
り取得する各製品のサイズおよび各製品の取得数の最小
製品数および最大製品数からなるオーダ情報を入力し、
割り付けパターン生成手段により、第3の入力手段によ
り入力されたオーダ情報に基づき各サイズの製品の取得
数の最小製品数および最大製品数を求め、第1の入力手
段で入力された第1の制約条件および第2の入力手段で
入力された第2の制約条件を満足し、かつ上記各サイズ
の製品の取得数の最小製品数および最大製品数を満足す
るように裁断装置による裁断単位である各カッタロット
における製品の割り付けパターンを生成する。
【0030】ここで、上記所定形状の材料は、一定幅の
シート材からなり、上記第1の制約条件は、上記一定幅
のシート材に対する製品の割り付けが可能な最大幅を制
限する最大取り幅、上記一定幅のシート材に対する製品
の割り付けが可能な最小幅を制限する最小取り幅、上記
一定幅のシート材を該幅方向と垂直な方向に切断する上
記裁断装置のスリッタの数、上記一定幅のシート材を該
幅方向と平行な方向に切断する上記裁断装置のカッタの
数、を含むことを特徴とする。
【0031】また、上記所定形状の材料は、一定幅のシ
ート材からなり、上記第2の制約条件は、上記カッタロ
ットの最低長さを制限するカッタロット最低重量、上記
裁断により取得される各製品の幅方向と平行な方向の長
さの差を制限する最大流れ差、を含むことを特徴とす
る。
【0032】また、上記割り付けパターン生成手段は、
上記第3の入力手段により入力された上記オーダ情報の
各製品のサイズに基づき同一サイズの製品の最小製品数
および最大製品数を加算し、サイズ別の製品の取得数の
最小製品数および最大製品数を集計するオーダ集計手段
と、上記オーダ集計手段で集計した製品の各サイズを示
すサイズ情報に基づき上記第1の入力手段で入力された
第1の制約条件を満足し、かつ上記第2の入力手段で入
力された第2の制約条件を満足する複数の組合せパター
ンを発生する組合せパターン発生手段と、上記組合せパ
ターン発生手段で発生された複数の組合せパターンの中
から上記オーダ集計手段で集計されたサイズ別の製品の
取得数の最小製品数および最大製品数を満足する組合せ
パターンを選択する組合せパターン選択手段と、上記組
合せパターン選択手段で選択された組合せパターンに基
づき上記各カッタロットにおける上記製品の割り付けパ
ターンを決定するカッタロット決定手段と、を具備する
ことを特徴とする。
【0033】また、第2の発明のトリミング処理装置に
よれば、第1の入力手段により裁断装置の設備の機械的
制約条件である第1の制約条件を入力するとともに、第
2の入力手段により裁断装置による作業の効率的制約条
件である第2の制約条件を入力し、また第3の入力手段
により取得する各製品のサイズおよび各製品の取得数の
最小製品数および最大製品数からなるオーダ情報を入力
し、更に第4の入力手段により所定のパラメータ情報を
入力し、割り付けパターン生成手段により、第3の入力
手段により入力されたオーダ情報に基づき各サイズの製
品の取得数の最小製品数および最大製品数を求め、第1
の入力手段で入力された第1の制約条件および第2の入
力手段で入力された第2の制約条件を満足し、かつ各サ
イズの製品の取得数の最小製品数および最大製品数を満
足するように第4の入力手段で入力されたパラメータ情
報にしたがって裁断装置による裁断単位である各カッタ
ロットにおける製品の割り付けパターンを生成する。
【0034】また、上記割り付けパターン生成手段は、
上記第3の入力手段により入力された上記オーダ情報の
各製品のサイズに基づき同一サイズの製品の最小製品数
および最大製品数を加算し、サイズ別の製品の取得数の
最小製品数および最大製品数を集計するオーダ集計手段
と、上記オーダ集計手段で集計した製品の各サイズを示
すサイズ情報に基づき上記第1の入力手段で入力された
第1の制約条件を満足し、かつ上記第2の入力手段で入
力された第2の制約条件を満足する複数の組合せパター
ンを発生する組合せパターン発生手段と、上記オーダ集
計手段で集計した製品の各サイズの中から所望のサイズ
を上記第4の入力手段で入力されたパラメータ情報にし
たがって選択するサイズ選択手段と、上記組合せパター
ン発生手段で発生された複数の組合せパターンの中から
上記オーダ集計手段で集計されたサイズ別の製品の取得
数の最小製品数および最大製品数を満足する組合せパタ
ーンを上記サイズ選択手段で選択されたサイズおよび上
記第4の入力手段で入力されたパラメータ情報にしたが
って選択する組合せパターン選択手段と、上記組合せパ
ターン選択手段で選択された組合せパターンに基づき上
記各カッタロットにおける上記製品の割り付けパターン
を決定するカッタロット決定手段と、を具備することを
特徴とする。
【0035】また、上記割り付けパターン生成手段は、
上記第3の入力手段により入力された上記オーダ情報の
各製品のサイズに基づき同一サイズの製品の最小製品数
および最大製品数を加算し、サイズ別の製品の取得数の
最小製品数および最大製品数を集計するオーダ集計手段
と、上記オーダ集計手段で集計した製品の各サイズを示
すサイズ情報に基づき上記第1の入力手段で入力された
第1の制約条件を満足し、かつ上記第2の入力手段で入
力された第2の制約条件を満足する複数の組合せパター
ンを発生する組合せパターン発生手段と、上記オーダ集
計手段で集計した製品の各サイズを上記組合せパターン
発生手段で発生された組合せパターンおよび上記第4の
入力手段で入力されたパラメータ情報にしたがって評価
するサイズ評価手段と、上記サイズ評価手段による評価
結果に基づき上記オーダ集計手段で集計した製品の各サ
イズの中から所望のサイズを選択するサイズ選択手段
と、上記組合せパターン発生手段で発生された複数の組
合せパターンを上記サイズ選択手段で選択されたサイズ
および上記第4の入力手段で入力されたパラメータ情報
にしたがって評価する組合せパターン評価手段と、上記
組合せパターン評価手段による評価結果に基づき上記組
合せパターン発生手段で発生された複数の組合せパター
ンの中から上記オーダ集計手段で集計されたサイズ別の
製品の取得数の最小製品数および最大製品数を満足する
組合せパターンを選択する組合せパターン選択手段と、
上記組合せパターン選択手段で選択された組合せパター
ンに基づき上記各カッタロットにおける上記製品の割り
付けパターンを決定するカッタロット決定手段と、を具
備することを特徴とする。
【0036】また、第3の発明のトリミング処理方法に
よれば、入力されたオーダ情報に基づき製品のサイズ別
の製品の取得数の最小製品数および最大製品数を設定
し、裁断装置の設備の機械的制約条件および作業上の効
率的制約条件を満足し、かつサイズ別の製品の取得数の
最小製品数および最大製品数を満足するように裁断装置
による裁断単位である各カッタロットにおける製品の割
り付けパターンを生成する。
【0037】また、第4の発明のトリミング処理方法に
よれば、入力されたオーダ情報に基づき製品のサイズ別
の製品の取得数の最小製品数および最大製品数を設定
し、裁断装置の設備の機械的制約条件および作業の効率
的制約条件を満足し、かつサイズ別の製品の取得数の最
小製品数および最大製品数を満足するように裁断装置に
よる裁断単位である各カッタロットにおける製品の割り
付けパターンを生成するとともに、所定のパラメータ情
報を入力し、該パラメータ情報にしたがって各カッタロ
ットにおける製品の割り付けパターンを変更する。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係るトリミング
処理装置および方法の実施の形態を添付図面を参照して
詳細に説明する。
【0039】図1は、この発明を適用して構成したトリ
ミング処理装置の概略構成を示したものである。図1に
おいて、このトリミング処理装置は、オーダ情報入力手
段101、制約条件情報入力手段102、パラメータ情
報入力手段103、オーダ情報記憶手段104、制約条
件情報記憶手段105、パラメータ情報記憶手段10
6、オーダ割当手段107、オーダまとめ手段108、
サイズ情報記憶手段109、組合せパターン発生手段1
10、組合せパターン記憶手段111、サイズ評価手段
112、サイズ選択手段113、組合せパターン評価手
段114、組合せパターン選択手段115、カッタロッ
ト決定手段116、カッタロット記憶手段117、出力
手段118を具備して構成される。
【0040】ここで、オーダ情報入力手段101は、オ
ーダ情報を入力するもので、このオーダ情報は、製品の
サイズ、すなわち「幅」および「流れ」と製品の注文数
からなっている。ところで、この実施の形態において
は、製品の注文数に最小製品数から最大製品数までの幅
をもたせている。つまり、そのオーダの際に実際に出荷
する製品の数は最小製品数以上で、かつ最大製品数以下
であれば許容するということである。ここで、一部のオ
ーダにはこの最小製品数から最大製品数までの幅がな
く、この最小製品数と最大製品数とが同じものもある。
【0041】この実施の形態では、この最小製品数から
最大製品数までの幅を利用して設備の機械的制約だけで
なく作業の効率的制約も考慮した高効率なトリミング処
理を可能にしている。
【0042】ところで、裁断装置におけるトリミング処
理、すなわちカッタロットを考える上で、同一のサイズ
で異なるオーダの製品は別々に扱う必要はないので、こ
の実施例では、異なるオーダの製品でも同一のサイズの
製品はまとめて処理する。すなわち、異なるオーダの製
品でも同一のサイズの製品はまとめてその最小製品数と
最大製品数を求め、この同一のサイズの製品の最小製品
数と最大製品数を利用してトリミング処理を行う。
【0043】制約条件情報入力手段102は、この裁断
装置における制約条件情報を入力する。この制約条件情
報は、この裁断装置の設備の機械的制約条件、すなわち
設備条件およびこの裁断装置による作業の効率的制約条
件、すなわち、効率条件からなっている。
【0044】この制約条件情報入力手段102により入
力される制約条件情報の一例を図2に表1で示す。
【0045】すなわち、この実施例においては、この制
約条件情報入力手段102により入力される制約条件情
報の機械的制約条件、すなわち設備条件としては、 1)最大取り幅 2)最小取り幅 3)スリッタ数 4)カッタ数 がある。
【0046】ここで、1)の最大取り幅は、図8で説明
したカッタロットの取り幅の最大を示し、この設備にお
いては、各カッタロットの取り幅がこの最大取り幅以下
でなければならないという制約条件を与えている。
【0047】また、2)の最小取り幅は、図8で説明し
たカッタロットの取り幅の最小を示し、この設備におい
ては、各カッタロットの取り幅がこの最小取り幅以上で
なければならないという制約条件を与えている。
【0048】また、3)のスリッタ数は図7または図8
で説明したこの設備のスリッタの数を示している。
【0049】また、4)のカッタ数は図7または図8で
説明したこの設備のカッタの数を示している。
【0050】また、この実施の形態においては、この制
約条件情報入力手段102により入力される制約条件情
報の効率的制約条件、すなわち、効率条件としては、 1)カッタロット最低重量 2)最大流れ差 がある。
【0051】ここで、1)のカッタロット最低重量は、
図8で説明したように、この設備による作業の効率化の
ためのカッタロットの長さに対する制約で、この設備に
おいては、各カッタロットの長さはこのカッタロット最
低重量に対応する長さよりも大きくなければならないと
いう制約条件を与えている。
【0052】また、2)の最大流れ差は、図8で説明し
たように、この設備による作業の効率化のためのカッタ
ロットにおける「流れ」の差に対する制約で、この設備
においては、各カッタロットにおける製品の「流れ」の
差はこの最大流れ差よりも小さくなくてならないという
制約条件を与えている。
【0053】パラメータ情報入力手段103は、パラメ
ータ情報を入力するもので、このパラメータ情報入力手
段103により入力されたパラメータ情報は、後に詳述
するサイズ評価手段112における製品のサイズの評
価、サイズ選択手段113における製品のサイズの選
択、組合せパターン評価手段114における製品の組合
せパターンの評価、組合せパターン選択手段115にお
ける製品の組合せパターンの選択に利用される。
【0054】オーダ情報入力手段101により入力され
たオーダ情報は、オーダ情報記憶手段104に記憶さ
れ、制約条件情報入力手段102により入力された制約
条件情報は、制約条件情報記憶手段105に記憶され、
パラメータ情報入力手段103により入力されたパラメ
ータ情報は、パラメータ情報記憶手段106に記憶され
る。
【0055】オーダまとめ手段108は、オーダ情報記
憶手段104に記憶されたオーダ情報に基づき、各オー
ダの製品の最小製品数および最大製品数を各サイズの製
品毎に集計して、各サイズの製品毎の最小製品数および
最大製品数を求める。このオーダまとめ手段108によ
り集計された各サイズの製品毎の最小製品数および最大
製品数は、サイズ情報としてサイズ情報記憶手段109
に記憶される。
【0056】また、サイズ情報記憶手段109には後述
するカッタロット決定手段116により決定されたカッ
タロットにより取得できる各サイズの製品数を取得済製
品数として記憶する。
【0057】組合せパターン発生手段110は、サイズ
情報記憶手段109に記憶されているサイズ情報に基づ
き製品のサイズの組合せパターン、すなわち、カッタロ
ットを生成するための製品のサイズの組合せパターン
で、制約条件情報記憶手段105に記憶されている制約
条件にかなう全ての組合せパターンを発生する。この組
合せパターン発生手段110で発生された組合せパター
ンは組合せパターン記憶手段111に記憶される。
【0058】サイズ評価手段112は、サイズ情報記憶
手段109に記憶されているサイズ情報に基づきサイズ
情報記憶手段109に記憶されている製品のサイズの評
価を、サイズ情報記憶手段109に記憶されている製品
のすべてのサイズについて行う。ここで、サイズ評価手
段112によるサイズの評価は、組合せパターン発生手
段110から発生された組合せパターンを参照して、パ
ラメータ情報記憶手段106に記憶されているパラメー
タ情報を使用して行う。すなわち、このサイズ評価手段
112によるサイズの評価は、パラメータ情報記憶手段
106に記憶されているパラメータ情報に依存して変化
することになる。
【0059】サイズ選択手段113は、サイズ評価手段
112によるサイズの評価結果に基づきパラメータ情報
記憶手段106に記憶されているパラメータ情報にした
がって1つのサイズを選択する。このサイズ選択手段1
13によるサイズの選択も、パラメータ情報記憶手段1
06に記憶されているパラメータ情報に依存して変化す
ることになる。
【0060】組合せパターン評価手段114は、組合せ
パターン記憶手段111に記憶されている組合せパター
ンの内、サイズ選択手段113により選択されたサイズ
に関連する選択対象の組合せパターンについて、サイズ
情報記憶手段109に記憶されているサイズ情報を使用
して評価を行う。このとき、制約条件情報記憶手段10
5に記憶されている制約条件情報およびパラメータ情報
記憶手段106に記憶されているパラメータ情報を評価
の基準として使用する。
【0061】組合せパターン選択手段115は、組合せ
パターン評価手段114による評価結果に基づき、パラ
メータ情報記憶手段106に記憶されているパラメータ
情報にしたがって1つの組合せパターンを選択し、その
組合せパターンの長さを決定する。
【0062】カッタロット決定手段116は、組合せパ
ターン選択手段115により選択された組合せパターン
およびその長さに基づきカッタロットを決定する。この
カッタロット決定手段116により決定されたカッタロ
ットは、カッタロット記憶手段117に記憶される。
【0063】また、カッタロット決定手段116は、決
定されたカッタロットにしたがい取得できる各サイズの
製品数を算出し、この算出した取得できる各サイズの製
品数をサイズ情報記憶手段109に記憶されている各サ
イズ毎の取得済製品数に加える。
【0064】上記処理は、サイズ評価手段112により
評価の対象となるすべてのサイズがなくなるまで繰り返
される。
【0065】また、オーダ割当手段107は、サイズ情
報記憶手段109に記憶されている各サイズ毎の取得済
製品数を、オーダまとめ手段108によりまとめられた
元のオーダに割り当てる。オーダ割当手段107に割り
当てられた結果は、オーダ情報記憶手段104に記憶さ
れる。
【0066】出力手段118は、カッタロット記憶手段
117に記憶されたカッタロットの情報およびオーダ情
報記憶手段104に記憶された各オーダの製品の取得状
況を出力する。
【0067】ところで、上記構成において、トリミング
処理の実行途中において、すなわち一部の製品が取得さ
れている状態において、各サイズの製品の取得済製品数
と、各サイズの製品の最小製品数および最大製品数との
関係は、図3に表2で示す4つの関係に分類することが
できる。
【0068】すなわち、この4つの関係は 1)取得済製品数<最小製品数 2)最小製品数≦取得済製品数<最大製品数 3)取得済製品数=最大製品数 4)最大製品数<取得済製品数 である。
【0069】そこで、この実施例においては、4)に示
す最大製品数<取得済製品数の関係にならないようにカ
ッタロットを決定する。すなわち、組合せパターン選択
手段115において、4)に示す「最大製品数<取得済
製品数」の関係になる組合せパターンは選択しないよう
にする。これにより、オーダが許容している製品の数よ
りも多くの製品を取得することがないようにする。
【0070】また、製品を更に取得する必要があるの
は、上記1)から3)までの関係の内1)の関係、すな
わち「取得済製品数<最小製品数」が成立している場合
だけである。上記2)の関係、すなわち「最小製品数≦
取得済製品数<最大製品数」または上記3)の関係、す
なわち「取得済製品数=最大製品数」が成立していると
きは、そのサイズの製品の取得済製品数は最小製品数か
ら最大製品数の幅に治まっているので、これ以上このサ
イズの製品を取得する必要はない。
【0071】なお、上記3)の関係、すなわち「取得済
製品数=最大製品数」が成立している場合は、上記4)
の関係、すなわち「最大製品数<取得済製品数」の関係
にならないために、これ以上このサイズの製品を取得す
ることはできないが、2)の関係、すなわち「最小製品
数≦取得済製品数<最大製品数」の場合は、上記4)の
関係、すなわち「最大製品数<取得済製品数」の関係に
ならないために、まだ「最大製品数−取得済製品数」の
数だけこのサイズの製品を取得することが可能である。
【0072】したがって、この2)の関係、すなわち
「最小製品数≦取得済製品数<最大製品数」の関係にな
っているサイズの製品を利用して、1)の関係、すなわ
ち「取得済製品数<最小製品数」の関係にあるサイズの
製品を取得していくことが可能である。
【0073】すなわち、1)の関係にあるサイズの製品
を1)関係または2)の関係にあるサイズの製品と組合
せてカットロットを作ることにより、4)の関係になら
ないようにして1)の関係にあるサイズの製品を取得す
ることが可能になる。
【0074】上記処理を繰り返して1)の関係にあるサ
イズの製品を減らしていくことにより効率のよいトリミ
ング処理が可能になる。
【0075】しかし、1)の関係にあるサイズの製品を
必ずしもなくすことができるとは限らない。すべての取
得可能は製品のサイズの組合せを総当たりで考えたとし
ても1)の関係にあるサイズの製品をなくすことができ
ない場合もある。
【0076】このような状態を極力少なくするために
は、サイズ選択手段113におけるサイズの選択順序お
よび組合せパターン選択手段115における組合せパタ
ーンの選択方法が重要になる。
【0077】そこで、この実施例においては、トリミン
グ処理の実行時にパラメータ情報入力手段103により
所定のパラメータ情報を入力することにより、このパラ
メータ情報によりサイズ選択手段113におけるサイズ
の選択順序および組合せパターン選択手段115におけ
る組合せパターンの選択方法を変更することができるよ
うに構成されている。
【0078】すなわち、サイズ選択手段113によるサ
イズの選択は、サイズ評価手段112におけるサイズの
評価結果に基づき行われるが、ここで、サイズ評価手段
112におけるサイズの評価項目は予め決められている
が、このサイズ評価手段112における評価項目をサイ
ズ選択手段113においてどのようにして総合的に評価
するかは自由度がある。そこで、この実施例では、この
サイズ評価手段112で評価された項目をサイズ選択手
段113においてどのようにして総合的に評価するかパ
ラメータ情報入力手段103により入力されたパラメー
タ情報により指定する。
【0079】また、サイズ評価手段112における評価
項目は、ある評価すべき値そのものと、その値を評価項
目毎に複数設定可能なスレッシュホールドによりレベル
値に変換したものがある。この各評価項目のスレッシュ
ホールドはパラメータ情報として指定される。このレベ
ル値は、単純に値そのものを大小で比較するのではな
く、その値が異なっていても、同じある範囲に入ってい
いれば、同等に扱うという場合に適している。このよう
にして複雑な総合的評価が可能になる。
【0080】なお、上記説明においては、サイズ選択手
段113におけるサイズの選択について説明したが、組
合せパターン選択手段115における組合せパターンの
選択についても同様に行うことができる。
【0081】図4は、この発明のトリミング処理装置を
パーソナルコンピュータを用いて構成した他の実施の形
態を示したものである。
【0082】図4において、この実施例のトリミング処
理装置は、中央演算処理装置(CPU)202にバスラ
イン208を介してフロッピーディスクドライバ(F
D)202、キーボード(KB)203、ランダムアク
セスメモリ(RAM)204、リードオンリィメモリ
(ROM)205、ディスプレイ206、プリンタ20
7を接続して構成される。
【0083】中央演算処理装置(CPU)202は、リ
ードオンリィメモリ(ROM)205に記憶されている
システムプログラムに基づいて、フロッピーディスクド
ライバ(FD)202にセットされたフロッピーディス
クから制御プログラムのデータを読み出し、この制御プ
ログラムをランダムアクセスメモリ(RAM)204に
一旦格納し、このランダムアクセスメモリ(RAM)2
04に格納した制御プログラムに基づいて、ランダムア
クセスメモリ(RAM)204のワーキングエリアを使
用してカッタロット生成の処理を行う。
【0084】そして、この生成されたカッタロットの情
報およびオーダの情報を所定の態様でディスプレイ20
6に表示するとともに、プリンタ207にプリントアウ
トする。
【0085】また、トリミング処理実行時に使用される
パラメータデータは、制御プログラムとともにフロッピ
ーディスクドライバ(FD)202にセットされたフロ
ッピーディスクから読み出され、ランダムアクセスメモ
リ(RAM)204に記憶される。
【0086】なお、このトリミング処理実行時に使用さ
れるパラメータデータの一部のデータは、トリミング処
理実行時に指定できるいくつかの候補値が用意されてい
る。
【0087】一方、最大取り幅、最小取り幅、スリッタ
数、カッタ数等の設備条件、カッタロット最低重量、最
大流れ差等の効率条件のデータはキーボード(KB)2
03の操作により入力され、この設備条件および効率条
件のデータは、中央演算処理装置(CPU)202によ
りランダムアクセスメモリ(RAM)204に記憶され
る。
【0088】また、オーダの製品のサイズ(「幅」、
「流れ」)、注文数(最小製品数、最大製品数)を示す
オーダデータも、キーボード(KB)203の操作によ
り入力され、このオーダデータは、中央演算処理装置
(CPU)202によりランダムアクセスメモリ(RA
M)204に記憶される。
【0089】更に、キーボード(KB)203の操作な
どによって、パラメータデータが選択、設定される。な
お、これらのパラメータデータはキーボード(KB)2
03の操作で変更できるようにしてもよい。
【0090】図5は、図4に示した実施形態のトリミン
グ処理装置の動作をフローチャートで示したものであ
る。
【0091】図5において、制御プログラムが起動され
ると、まず、所定の初期設定を行う(ステップ30
1)。次に、オーダデータの入力処理(ステップ30
2)、制約条件の入力処理(ステップ303)、パラメ
ータの設定処理(ステップ304)を行う。なお、ステ
ップ302のオーダデータの入力処理、ステップ303
の制約条件の入力処理、ステップ304のパラメータの
設定処理は、キーボード(KB)203の操作に基づく
周知のデータ入力手法により行うことができる。
【0092】また、このステップ302のオーダデータ
の入力処理、ステップ303の制約条件の入力処理、ス
テップ304のパラメータの設定処理で入力されたオー
ダデータ、制約条件、パラメータはランダムアクセスメ
モリ(RAM)204に記憶される。
【0093】ここで、オーダデータには、 1)製品のサイズ(「幅」、「流れ」) 2)注文数(最小製品数、最大製品数) が含まれ、制約条件には、 1)最大取り幅 2)最小取り幅 3)スリッタ数 4)カッタ数 等の設備条件および 1)カッタロット最低重量 2)最大流れ差 等の効率条件が含まれる。
【0094】また、パラメータには、後述するサイズの
評価処理や組合せパターンの評価処理で求められる優先
順位などのデータがある。この優先順位は後述するサイ
ズ選択処理や組合せパターン処理で使用される。
【0095】次に、オーダのサイズによるまとめを行う
(ステップ305)。このオーダのサイズによるまとめ
処理は、入力されたオーダデータの示す製品のサイズ毎
のまとめ処理で、ランダムアクセスメモリ(RAM)2
04に記憶されている各製品の注文数(最小製品数、最
大製品数)を同一サイズの製品毎に足算し、各サイズの
製品の最小製品数、最大製品数を求める。この各サイズ
の製品の最小製品数、最大製品数は、ランダムアクセス
メモリ(RAM)204に記憶される。
【0096】ステップ305のオーダのサイズによるま
とめ処理が終了すると、そのまとめ処理により求めた各
サイズのサイズ情報を基に、組合せパターンを発生する
組合せパターン算出処理を実行する(ステップ30
6)。
【0097】この組合せパターン算出処理は、ランダム
アクセスメモリ(RAM)204に記憶されているサイ
ズ情報の各サイズを組合せ、ランダムアクセスメモリ
(RAM)204に記憶されている設備条件を満たすす
べての組合せパターンを算出し、この算出した組合せパ
ターンをランダムアクセスメモリ(RAM)204に記
憶させる。この組合せパターンは、どのサイズの製品を
何丁ずつ幅方向に組合せるかということを情報として持
つ。この組合せパターンを求める手法としては、公知の
組合せ論などを用いて行うことができるが、以下に示す
手法を採用することにより高速に実行することができ
る。
【0098】まず、同一の流れをもつサイズ同士の組合
せで、最大取り幅の設備条件を満たす組合せを算出す
る。この組合せの中から、1つの任意の組合せを選択
し、その組合せ同士を組み合わせたもの(1つの場合は
その組合せそのもの)で、カッタ数以外の設備条件に合
致するものを組合せパターンとしてランダムアクセスメ
モリ(RAM)204に登録する。この選択する組合せ
の数をカッタ数まで繰り返すことにより、算出したすべ
ての組合せパターンがランダムアクセスメモリ(RA
M)204に登録される。
【0099】組合せパターンが算出されると、この組合
せパターンのデータとサイズのデータを基に、カッタロ
ットを決定する(ステップ307)。
【0100】図6はステップ307のカッタロット決定
の詳細なフローチャートである。カッタロットの決定で
は、まず、初期処理が行われる(ステップ401)。こ
こでは、ランダムアクセスメモリ(RAM)204に記
憶されているサイズデータに対して、「選択可能」とい
う情報を記憶させる。
【0101】次に、サイズの選択が行われる(ステップ
402)。このサイズの選択は、まず、ランダムアクセ
スメモリ(RAM)204に記憶されているサイズのデ
ータより、「選択可能」となっていて、かつ、取得済製
品数が最小品数に達していない全サイズを選択対象とす
る。ここで、選択対象のサイズが存在しない場合は、サ
イズの選択は行われない。また、選択対象のサイズが存
在する場合は、選択対象の全サイズに対して、取得が必
要な製品数や、そのサイズを含む組合せパターン数など
複数項目の評価値の算出が行われる。そして、ランダム
アクセスメモリ(RAM)204に記憶されているパラ
メータにしたがって、各サイズの評価値を総合的に判断
し、一つのサイズを選択する。
【0102】ステップ402においてサイズが選択され
なかった場合は(ステップ403でNO)、これ以上の
カッタロットは生成できないとし、ステップ307のカ
ッタロット決定処理を終了する。
【0103】また、ステップ402においてサイズが選
択された場合は(ステップ403でYES)、組合せパ
ターンの選択が行われる(ステップ404)。
【0104】このステップ404の組合せパターンの選
択においては、「選択可能」となっているサイズで、か
つ取得済製品数が最小製品数に達していないサイズのみ
で組み合わせられており、更に、ステップ402で選択
されたサイズを含んでいる組合せパターンを選択対象と
する。そして、選択対象の全組合せパターンに対して、
カッタロットの長さを算出する。
【0105】カッタロットの長さは、その組合せパター
ンを構成する各サイズがそのカッタロットを取ることで
取得済製品数が最大製品数を越えない範囲で決定され
る。組合せパターンとその長さより、取り幅やカッタロ
ット重量、流れ差など複数項目の評価値の算出を行う。
【0106】ここで、ランダムアクセスメモリ(RA
M)204に記憶される制約条件に合わない組合せパタ
ーンは選択対象からはずす。そして、ランダムアクセス
メモリ(RAM)204に記憶されているパラメータに
したがって、選択対象の各組合せパターンの評価値を総
合的に判断し、一つの組合せパターンを選択する。ここ
で、選択対象となる組合せパターンが存在しない場合
は、組合せパターンは選択されない。
【0107】ステップ404において組合せパターンが
選択されなかった場合は(ステップ405でNO)、ス
テップ402において選択されたサイズはこれ以上取得
することができないと判断し(ステップ406)、ラン
ダムアクセスメモリ(RAM)204に記憶されている
サイズのデータとして、「取得不可」と記憶する。そし
て、ステップ402のサイズの選択から繰り返す。
【0108】ステップ404において組合せパターンが
選択された場合には(ステップ405でYES)、その
組合せパターンを構成する各サイズのそのカッタロット
での取得製品数を算出する(ステップ407)。
【0109】ステップ407での各サイズの取得製品数
は、 取得製品数=(カッタロットの長さ/サイズの流れ)×
サイズの丁数 で計算される。ここでサイズの丁数とは、そのサイズが
組合せパターンで、幅方向に取られる個数である。
【0110】決定されたカッタロットでの各サイズの取
得製品数が算出されると、その取得製品数をランダムア
クセスメモリ(RAM)204に記憶されているサイズ
データの取得製品数に加算し、再び記憶させる。
【0111】次に、カッタロットの登録を行う(ステッ
プ408)。ステップ404で選択された組合せパター
ンとその長さをカッタロットのデータとしてランダムア
クセスメモリ(RAM)204に記憶させる。
【0112】カッタロットの登録が完了すると、次のカ
ッタロットを決定するために、ステッブ402のサイズ
選択から繰り返す。
【0113】ステップ307のカッタロットの決定処理
が完了すると、取得された製品のオーダへの割り当てを
行う(ステップ308)。ステップ307のカッタロッ
ト決定処理で取得された製品は、サイズのデータとして
各サイズの取得製品数がランダムアクセスメモリ(RA
M)204に記憶されている。ランダムアクセスメモリ
(RAM)204に記憶されているサイズのデータおよ
びオーダのデータを基に、各サイズ毎に、そのサイズを
持つオーダに取得製品を割り当てる。
【0114】ここで、サイズの割当済製品数が最小製品
数を越えている場合は、そのサイズをもつすべてのオー
ダについて、少なくとも各オーダの最小製品数で割り当
てることができる。まず、そのサイズを持つすべてのオ
ーダに各オーダの最小製品数で割り当て、余った製品を
さらに、各オーダの最大製品数を越えない範囲で割り当
てる。これにより、このサイズのすべてのオーダは、取
得製品数が最小製品数から最大製品数の範囲に収まるこ
とになる。
【0115】サイズの割当済み製品数が最小製品数に満
たない場合は、どのように割り当てても、このサイズの
すべてのオーダが、取得製品数が最小製品数から最大製
品数の範囲の収まることはないので、適当に割り当て
る。このようにして各オーダに割り当てられた製品数は
取得済製品数として、ランダムアクセスメモリ(RA
M)204に記憶される。
【0116】最後に、出力処理を行う(ステップ30
9)。ランダムアクセスメモリ(RAM)204に記憶
されているカッタロットのデータおよびオーダのデータ
をディスプレイ206に表示すると共にプリンタ207
にプリントアウトして処理を終了する。
【0117】なお、トリミング計画者の意図に添ったト
リミング結果を得るためには、オーダの傾向やトリミン
グ結果の評価ポイントなどに応じて、パラメータの設定
内容を変えれば良い。パラメータの設定内容によって、
トリミング結果は変わるので、一度実行して、結果が満
足しない場合は、パラメータを変えて実行することで別
のトリミング結果を得ることができる。
【0118】また、パラメータの設定内容の変更では、
満足するトリミング結果が得られない場合は、トリミン
グ計画者の判断で、新たにオーダを追加したり、特定の
オーダの最大製品数を増やしたりすることでも、別のト
リミング結果を得ることができる。
【0119】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
第1の入力手段により裁断装置の設備の機械的制約条件
である第1の制約条件を入力するとともに、第2の入力
手段により裁断装置による作業の効率的制約条件である
第2の制約条件を入力し、更に第3の入力手段により取
得する各製品のサイズおよび各製品の取得数の最小製品
数および最大製品数からなるオーダ情報を入力し、割り
付けパターン生成手段により、第3の入力手段により入
力されたオーダ情報に基づき各サイズの製品の取得数の
最小製品数および最大製品数を求め、第1の入力手段で
入力された第1の制約条件および第2の入力手段で入力
された第2の制約条件を満足し、かつ上記各サイズの製
品の取得数の最小製品数および最大製品数を満足するよ
うに裁断装置による裁断単位である各カッタロットにお
ける製品の割り付けパターンを生成するように構成した
ので、設備の機械的制約だけでなく作業の効率的制約も
考慮して高効率なトリミング処理の実行が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用して構成したトリミング処理装
置の概略構成を示したブロック図。
【図2】図1に示した制約条件情報入力手段により入力
される制約条件情報の一例を表1として示した図。
【図3】図1に示したトリミング処理の実行途中におけ
る各サイズの製品の取得済製品数と各サイズの製品の最
小製品数および最大製品数との関係を表2として示した
図。
【図4】この発明のトリミング処理装置をパーソナルコ
ンピュータを用いて構成した他の実施例を示したブロッ
ク図。
【図5】図4に示した実施例の動作を説明するフローチ
ャート。
【図6】図5に示したフローチャートにおけるカッタロ
ットの決定の詳細処理を説明するフローチャート。
【図7】一定幅のシート状の材料をスリッタによりその
幅方向に垂直な方向に裁断し、その後、カッタによりそ
の幅方向に平行な方向に裁断して2種類のサイズの製品
を得る場合を説明する図。
【図8】半製品のロールに対してオーダされた製品をそ
のサイズおよびオーダ量に応じて割り当て、この割り当
てに応じて裁断装置を駆動することにより製品を取得す
る裁断を行う動作を説明する図。
【符号の説明】
101 オーダ情報入力手段 102 制約条件情報入力手段 103 パラメータ情報入力手段 104 オーダ情報記憶手段 105 制約条件情報記憶手段 106 パラメータ情報記憶手段 107 オーダ割当手段 108 オーダまとめ手段 109 サイズ情報記憶手段 110 組合せパターン発生手段 111 組合せパターン記憶手段 112 サイズ評価手段 113 サイズ選択手段 114 組合せパターン評価手段 115 組合せパターン選択手段 116 カッタロット決定手段 117 カッタロット記憶手段 118 出力手段 201 中央演算処理装置(CPU) 202 フロッピーディスクドライバ(FD) 203 キーボード(KB) 204 ランダムアクセスメモリ(RAM) 205 リードオンリィメモリ(ROM) 206 ディスプレイ 207 プリンタ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定形状の材料から複数の長方形または
    正方形の製品を裁断装置で裁断して取得するために該所
    定形状の材料に該複数の長方形または正方形の製品を割
    り付けるトリミング処理を行うトリミング処理装置にお
    いて、 上記裁断装置の設備の機械的制約条件である第1の制約
    条件を入力する第1の入力手段と、 上記裁断装置による作業の効率的制約条件である第2の
    制約条件を入力する第2の入力手段と、 取得する各製品のサイズおよび各製品の取得数の最小製
    品数および最大製品数からなるオーダ情報を入力する第
    3の入力手段と、 上記第3の入力手段により入力された上記オーダ情報に
    基づき各サイズの製品の取得数の最小製品数および最大
    製品数を求め、上記第1の入力手段で入力された第1の
    制約条件および上記第2の入力手段で入力された第2の
    制約条件を満足し、かつ上記各サイズの製品の取得数の
    最小製品数および最大製品数を満足するように上記裁断
    装置による裁断単位である各カッタロットにおける上記
    製品の割り付けパターンを生成する割り付けパターン生
    成手段と、 を具備することを特徴とするトリミング処理装置。
  2. 【請求項2】 上記所定形状の材料は、 一定幅のシート材からなり、 上記第1の制約条件は、 上記一定幅のシート材に対する製品の割り付けが可能な
    最大幅を制限する最大取り幅、 上記一定幅のシート材に対する製品の割り付けが可能な
    最小幅を制限する最小取り幅、 上記一定幅のシート材を該幅方向と垂直な方向に切断す
    る上記裁断装置のスリッタの数、 上記一定幅のシート材を該幅方向と平行な方向に切断す
    る上記裁断装置のカッタの数、 を含むことを特徴とする請求項1記載のトリミング処理
    装置。
  3. 【請求項3】 上記所定形状の材料は、 一定幅のシート材からなり、 上記第2の制約条件は、 上記カッタロットの最低長さを制限するカッタロット最
    低重量、 上記裁断により取得される各製品の幅方向と平行な方向
    の長さの差を制限する最大流れ差、 を含むことを特徴とする請求項1記載のトリミング処理
    装置。
  4. 【請求項4】 上記割り付けパターン生成手段は、 上記第3の入力手段により入力された上記オーダ情報の
    各製品のサイズに基づき同一サイズの製品の最小製品数
    および最大製品数を加算し、サイズ別の製品の取得数の
    最小製品数および最大製品数を集計するオーダ集計手段
    と、 上記オーダ集計手段で集計した製品の各サイズを示すサ
    イズ情報に基づき上記第1の入力手段で入力された第1
    の制約条件を満足し、かつ上記第2の入力手段で入力さ
    れた第2の制約条件を満足する複数の組合せパターンを
    発生する組合せパターン発生手段と、 上記組合せパターン発生手段で発生された複数の組合せ
    パターンの中から上記オーダ集計手段で集計されたサイ
    ズ別の製品の取得数の最小製品数および最大製品数を満
    足する組合せパターンを選択する組合せパターン選択手
    段と、 上記組合せパターン選択手段で選択された組合せパター
    ンに基づき上記各カッタロットにおける上記製品の割り
    付けパターンを決定するカッタロット決定手段と、 を具備することを特徴とする請求項1記載のトリミング
    処理装置。
  5. 【請求項5】 所定形状の材料から複数の長方形または
    正方形の製品を裁断装置で裁断して取得するために該所
    定形状の材料に該複数の長方形または正方形の製品を割
    り付けるトリミング処理を行うトリミング処理装置にお
    いて、 上記裁断装置の設備の機械的制約条件である第1の制約
    条件を入力する第1の入力手段と、 上記裁断装置による作業上の効率的制約条件である第2
    の制約条件を入力する第2の入力手段と、 取得する各製品のサイズおよび各製品の取得数の最小製
    品数および最大製品数からなるオーダ情報を入力する第
    3の入力手段と、 所定のパラメータ情報を入力する第4の入力手段と、 上記第3の入力手段により入力された上記オーダ情報に
    基づき各サイズの製品の取得数の最小製品数および最大
    製品数を求め、上記第1の入力手段で入力された第1の
    制約条件および上記第2の入力手段で入力された第2の
    制約条件を満足し、かつ上記各サイズの製品の取得数の
    最小製品数および最大製品数を満足するように上記第4
    の入力手段で入力されたパラメータ情報にしたがって上
    記裁断装置による裁断単位である各カッタロットにおけ
    る上記製品の割り付けパターンを生成する割り付けパタ
    ーン生成手段と、 を具備することを特徴とするトリミング処理装置。
  6. 【請求項6】 上記所定形状の材料は、 一定幅のシート材からなり、 上記第1の制約条件は、 上記一定幅のシート材に対する製品の割り付けが可能な
    最大幅を制限する最大取り幅、 上記一定幅のシート材に対する製品の割り付けが可能な
    最小幅を制限する最小取り幅、 上記一定幅のシート材を該幅方向と垂直な方向に切断す
    る上記裁断装置のスリッタの数、 上記一定幅のシート材を該幅方向と平行な方向に切断す
    る上記裁断装置のカッタの数、 を含むことを特徴とする請求項5記載のトリミング処理
    装置。
  7. 【請求項7】 上記所定形状の材料は、 一定幅のシート材からなり、 上記第2の制約条件は、 上記カッタロットの最低長さを制限するカッタロット最
    低重量、 上記裁断により取得される各製品の幅方向と平行な方向
    の長さの差を制限する最大流れ差、 を含むことを特徴とする請求項5記載のトリミング処理
    装置。
  8. 【請求項8】 上記割り付けパターン生成手段は、 上記第3の入力手段により入力された上記オーダ情報の
    各製品のサイズに基づき同一サイズの製品の最小製品数
    および最大製品数を加算し、サイズ別の製品の取得数の
    最小製品数および最大製品数を集計するオーダ集計手段
    と、 上記オーダ集計手段で集計した製品の各サイズを示すサ
    イズ情報に基づき上記第1の入力手段で入力された第1
    の制約条件を満足し、かつ上記第2の入力手段で入力さ
    れた第2の制約条件を満足する複数の組合せパターンを
    発生する組合せパターン発生手段と、 上記オーダ集計手段で集計した製品の各サイズの中から
    所望のサイズを上記第4の入力手段で入力されたパラメ
    ータ情報にしたがって選択するサイズ選択手段と、 上記組合せパターン発生手段で発生された複数の組合せ
    パターンの中から上記オーダ集計手段で集計されたサイ
    ズ別の製品の取得数の最小製品数および最大製品数を満
    足する組合せパターンを上記サイズ選択手段で選択され
    たサイズおよび上記第4の入力手段で入力されたパラメ
    ータ情報にしたがって選択する組合せパターン選択手段
    と、 上記組合せパターン選択手段で選択された組合せパター
    ンに基づき上記各カッタロットにおける上記製品の割り
    付けパターンを決定するカッタロット決定手段と、 を具備することを特徴とする請求項5記載のトリミング
    処理装置。
  9. 【請求項9】 上記割り付けパターン生成手段は、 上記第3の入力手段により入力された上記オーダ情報の
    各製品のサイズに基づき同一サイズの製品の最小製品数
    および最大製品数を加算し、サイズ別の製品の取得数の
    最小製品数および最大製品数を集計するオーダ集計手段
    と、 上記オーダ集計手段で集計した製品の各サイズを示すサ
    イズ情報に基づき上記第1の入力手段で入力された第1
    の制約条件を満足し、かつ上記第2の入力手段で入力さ
    れた第2の制約条件を満足する複数の組合せパターンを
    発生する組合せパターン発生手段と、 上記オーダ集計手段で集計した製品の各サイズを上記組
    合せパターン発生手段で発生された組合せパターンおよ
    び上記第4の入力手段で入力されたパラメータ情報にし
    たがって評価するサイズ評価手段と、 上記サイズ評価手段による評価結果に基づき上記オーダ
    集計手段で集計した製品の各サイズの中から所望のサイ
    ズを選択するサイズ選択手段と、 上記組合せパターン発生手段で発生された複数の組合せ
    パターンを上記サイズ選択手段で選択されたサイズおよ
    び上記第4の入力手段で入力されたパラメータ情報にし
    たがって評価する組合せパターン評価手段と、 上記組合せパターン評価手段による評価結果に基づき上
    記組合せパターン発生手段で発生された複数の組合せパ
    ターンの中から上記オーダ集計手段で集計されたサイズ
    別の製品の取得数の最小製品数および最大製品数を満足
    する組合せパターンを選択する組合せパターン選択手段
    と、 上記組合せパターン選択手段で選択された組合せパター
    ンに基づき上記各カッタロットにおける上記製品の割り
    付けパターンを決定するカッタロット決定手段と、 を具備することを特徴とする請求項5記載のトリミング
    処理装置。
  10. 【請求項10】 所定形状の材料から複数の長方形また
    は正方形の製品を裁断装置で裁断して取得するために該
    所定形状の材料に該複数の長方形または正方形の製品を
    割り付けるトリミング処理を行うトリミング処理方法に
    おいて、 入力されたオーダ情報に基づき上記製品のサイズ別の製
    品の取得数の最小製品数および最大製品数を設定し、 上記裁断装置の設備の機械的制約条件および作業上の効
    率的制約条件を満足し、かつ上記サイズ別の製品の取得
    数の最小製品数および最大製品数を満足するように上記
    裁断装置による裁断単位である各カッタロットにおける
    上記製品の割り付けパターンを生成することを特徴とす
    るトリミング処理方法。
  11. 【請求項11】 上記所定形状の材料は、 一定幅のシート材からなり、 上記機械的制約条件は、 上記一定幅のシート材に対する製品の割り付けが可能な
    最大幅を制限する最大取り幅、 上記一定幅のシート材に対する製品の割り付けが可能な
    最小幅を制限する最小取り幅、 上記一定幅のシート材を該幅方向と垂直な方向に切断す
    る上記裁断装置のスリッタの数、 上記一定幅のシート材を該幅方向と平行な方向に切断す
    る上記裁断装置のカッタの数、 を含むことを特徴とする請求項10載のトリミング処理
    方法。
  12. 【請求項12】 上記所定形状の材料は、 一定幅のシート材からなり、 上記効率的制約条件は、 上記カッタロットの最低長さを制限するカッタロット最
    低重量、 上記裁断により取得される各製品の幅方向と平行な方向
    の長さの差を制限する最大流れ差、 を含むことを特徴とする請求項10載のトリミング処理
    方法。
  13. 【請求項13】 上記割り付けパターンは、 上記機械的制約条件および効率的制約条件を満足する複
    数の組合せパターンを発生し、 該発生された複数の組合せパターンの中から上記製品の
    サイズ別の製品の取得数の最小製品数および最大製品数
    を満足する組合せパターンを選択し、 該選択された組合せパターンに基づき生成されることを
    特徴とする請求項10載のトリミング処理方法。
  14. 【請求項14】 所定形状の材料から複数の長方形また
    は正方形の製品を裁断装置で裁断して取得するために該
    所定形状の材料に該複数の長方形または正方形の製品を
    割り付けるトリミング処理を行うトリミング処理方法に
    おいて、 入力されたオーダ情報に基づき上記製品のサイズ別の製
    品の取得数の最小製品数および最大製品数を設定し、 上記裁断装置の設備の機械的制約条件および作業の効率
    的制約条件を満足し、かつ上記サイズ別の製品の取得数
    の最小製品数および最大製品数を満足するように上記裁
    断装置による裁断単位である各カッタロットにおける上
    記製品の割り付けパターンを生成するとともに、 所定のパラメータ情報を入力し、 該パラメータ情報にしたがって上記生成される各カッタ
    ロットにおける製品の割り付けパターンを変更すること
    を特徴とするトリミング処理方法。
  15. 【請求項15】 上記所定形状の材料は、 一定幅のシート材からなり、 上記機械的制約条件は、 上記一定幅のシート材に対する製品の割り付けが可能な
    最大幅を制限する最大取り幅、 上記一定幅のシート材に対する製品の割り付けが可能な
    最小幅を制限する最小取り幅、 上記一定幅のシート材を該幅方向と垂直な方向に切断す
    る上記裁断装置のスリッタの数、 上記一定幅のシート材を該幅方向と平行な方向に切断す
    る上記裁断装置のカッタの数、 を含むことを特徴とする請求項14載のトリミング処理
    方法。
  16. 【請求項16】 上記所定形状の材料は、 一定幅のシート材からなり、 上記効率的制約条件は、 上記カッタロットの最低長さを制限するカッタロット最
    低重量、 上記裁断により取得される各製品の幅方向と平行な方向
    の長さの差を制限する最大流れ差、 を含むことを特徴とする請求項14載のトリミング処理
    方法。
  17. 【請求項17】 上記割り付けパターンは、 上記機械的制約条件および効率的制約条件を満足する複
    数の組合せパターンを発生し、 該発生された複数の組合せパターンの中から上記製品の
    サイズ別の製品の取得数の最小製品数および最大製品数
    する組合せパターンを上記パラメータ情報にしたがって
    選択し、 該選択した組合せパターンに基づき生成されることを特
    徴とする請求項14載のトリミング処理方法。
  18. 【請求項18】 上記割り付けパターンは、 上記機械的制約条件および効率的制約条件を満足する複
    数の組合せパターンを発生し、 上記製品のサイズを上記パラメータ情報にしたがって評
    価して該評価結果に基づき上記サイズの選択を行い、 上記発生された複数の組合せパターンを上記選択された
    サイズおよび上記パラメータ情報にしたがって評価して
    該評価結果に基づき上記組合せパターンの選択を行い、 該選択した組合せパターンに基づき生成されることを特
    徴とする請求項14載のトリミング処理方法。
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