JPH09122153A - 歯科用光重合型樹脂原型用の光照射装置 - Google Patents

歯科用光重合型樹脂原型用の光照射装置

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JPH09122153A
JPH09122153A JP30978795A JP30978795A JPH09122153A JP H09122153 A JPH09122153 A JP H09122153A JP 30978795 A JP30978795 A JP 30978795A JP 30978795 A JP30978795 A JP 30978795A JP H09122153 A JPH09122153 A JP H09122153A
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JP
Japan
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light
resin
prototype
master
cavity
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JP30978795A
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English (en)
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Tonami Ikuta
図南 生田
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Wada Seimitsu Shiken KK
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Wada Seimitsu Shiken KK
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C19/00Dental auxiliary appliances
    • A61C19/003Apparatus for curing resins by radiation
    • A61C19/004Hand-held apparatus, e.g. guns

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 歯科補綴の分野で、口腔内残存歯牙に形成し
たポストコア用の窩洞から鋳造用の原型を光重合型樹脂
により直接成形する方法がある。本発明は、この方法に
おいて、歯牙窩洞内に充填硬化した樹脂原型を窩洞から
引き抜いたあとの樹脂原型の支柱部を光照射により口腔
外で迅速且つ完全に光重合硬化させるための光照射装置
を提供する。 【解決手段】 基台に固定した上部開口のケースと、該
ケース内に保持して樹脂原型を該原型の支柱部を下方に
向けて層に挿入して係止するための係止孔を有する原型
支持台と、係止孔に照射端を配向した光ファイバーと、
上記のケース側壁に貫装されて該ファイバーの受光端を
別体の手持ち式のライトに接続するコネクターとから成
る光照射装置

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、補綴歯科の分野に
おいて使用される歯科用光重合型樹脂原型に光を照射し
て完全硬化させるための光照射装置に関する。
【0002】
【従来技術と解決課題】う蝕等により歯頂部の一部ない
し全部が欠落した生活歯牙の治療においては、歯牙の歯
髄部を除去して形成した窩洞部に耐食性合金製の支柱部
(ポスト)を立設固定し、この支柱部の頭部に合致する
歯冠を同種合金で形成して残余の生活歯牙上部に接着固
定し、歯牙を復元する作業がなされている。また、ポス
トコアを、窩洞の形状を賦形した支柱部と歯冠部の基礎
となる頭部とから一体に形成し、支柱部を窩洞部に埋設
して歯牙を復元する方法も採用されている。
【0003】この治療においては、ポストコアの支柱部
は窩洞内形状をその外面に正確に賦形されていることが
必要であるが、従来の支柱部の成形は次の方法でなされ
ていた。即ち、当該歯牙の窩洞内部を含めて上顎及び下
顎の歯列を印象材で印象採得し、印象材から型取りした
石膏模型の窩洞内部に軟化させたワックスを充填して、
固化後ワックスを石膏模型から取り外して、これを鋳造
原型にしていた。このワックス原型は鋳型材に埋設さ
れ、ロストワックス法による精密鋳造により、鋳造空洞
に歯科用合金、例えば、チタン合金を注入してポストコ
アに鋳造する方法であった。
【0004】本発明者は、当該歯牙の成形窩洞部から鋳
造原型を直接形成する方法を考案したが、その方法は、
当該歯牙の窩洞部内に光重合型の液状ないしペースト状
の合成樹脂を充填し、手持ち式のライト(照光ハンドピ
ース)を使用して光照射により硬化させて後に歯牙窩洞
部から取り出して、樹脂原型とするものである。こうし
て取り出した樹脂原型は、適当な修正後にそのまま鋳型
原型として利用され、鋳型材中に直接埋設してロストワ
ックス法による精密鋳造により支柱部に鋳造される。こ
の樹脂原型を利用する方法では、口腔内で歯牙窩洞内に
充填した樹脂の上に歯冠部となるべき概形を有する樹脂
製殻体をその樹脂で直接取り付けておけば、その樹脂硬
化後に歯牙窩洞から取り外すことにより支柱部と歯冠用
頭部とを一体にした鋳型原型が簡単にできあがり、その
まま鋳型の成形に利用できる利点がある。
【0005】上記樹脂原型を利用する方法は、従来法の
ような印象採得と石膏模型の形成が不要となるので、原
型の成形工程が著しく簡素化され、また、変形し易く取
扱に注意を要する従来のワックスを使用しないで、硬質
で変形しにくい樹脂を使用することから、鋳造した金属
製ポストコアの支柱部の形状再現性が高く、対象歯牙へ
の装着の際の金属製支柱部の調整が簡単に且つ正確にで
きるという特徴を備えている。
【0006】この方法で、歯牙の支柱用窩洞内に充填す
るペースト状の樹脂を単に常温硬化型とせずに、光重合
型とするのは、樹脂の硬化速度を高め、且つ、樹脂の硬
化過程での収縮を極力防止するのに有効であり、この点
で原型の形状再現性に優れているが、このことは却って
硬化樹脂を窩洞部内面に密着させることになり、従来の
歯科用探針やエキスカーベーターを使用して、樹脂と窩
洞部との境界に圧入して樹脂原型をこじ上げるなどしな
いと窩洞部から取り外すのが難しい。このため窩洞部内
での光照射の際には、完全硬化させずに支柱部が変形せ
ずに引き抜き可能な程度に軟質であるように調整して引
き抜きを容易にし、取り出した後の樹脂原型を、口腔外
で別途光照射して、完全硬化させる必要があった。
【0007】本発明は、歯牙窩洞部内に充填されて硬化
した樹脂原型を抜き出した後に迅速且つ簡便に樹脂を完
全硬化させるための光照射装置を提供しようとするもの
である。
【0008】
【解決手段】本発明の光照射装置は、口腔内歯牙の窩洞
部に充填されて引き抜かれた光重合型樹脂原型に光を照
射して完全硬化させるための光照射装置あって、基台の
上方に支持されて樹脂原型を該原型の支柱部を下方に向
けて挿入して係止するための係止孔を有する原型保持台
と、該原型保持台の下方で該原型保持台の係止孔に照射
端を配向した光ファイバーと、該光ファイバーの受光端
に導光可能に直接的に若しくは間接的に接続した発光手
段と、から成ることを特徴としている。
【0009】原型保持台は、基台上方に支持されてお
り、この原型保持台には樹脂原型の支柱部を下方に向け
て挿入係止する係止孔を有するので、この係止孔から原
型の支柱部が突出した状態で懸垂する。係止孔の直下に
はファイバーの照射端が配向されており、係止孔から懸
垂されている該原型の支柱部に光ファイバーの照射端か
ら光が照射される。
【0010】光フアイバーの受光端は、発光手段の光を
導入するもので、この発光手段は、樹脂が光重合を効率
的に生じる波長域の光を発光する光源であるが、発光手
段は、この装置の内部に内蔵されていて光フアイバーの
受光端に直接導光するものでもよい。また、該光ファイ
バーの受光端に発光手段を接続するためのコネクターが
設けてあり、このコネクターに発光手段を間接的に接続
されてもよい。この場合には、発光手段を内蔵した別体
の手持ち式ライト(照光ハンドピース)を利用して、こ
の装置を使用する際にライトの導光端部を上記コネクタ
ーに接続するようにしてもよい。
【0011】上記原型保持台は、上記基台上に固定した
上部開口のケースの内部に着脱可能に支持されているも
のが好ましく採用される。このケースは、原型保持台上
方が開口されているので、原型保持台への樹脂原型の係
止載置が容易にできる。光フアイバーもケース内部の原
型保持台下方に収容し、このケース側面にコネクターを
貫通固定して、手持ち式ライトは、その導光端部がケー
ス外側からこのコネクターに接続される。
【0012】樹脂原型を形成する光重合型樹脂には、生
体為害性のない歯科用の樹脂であって、光照射による硬
化速度が大きく、しかも硬化時の収縮が小さく、且つ、
光重合による硬化と共に化学重合による常温硬化を併用
するものが広く使用される。このような光重合・化学重
合併用型の利用可能な樹脂には、例示すれば、(株)ジ
ーシー製の商品名「ジーシーユニファストLC」があ。
この樹脂は、近紫外光の照射により硬化するので、本装
置の発光手段の光源にはこの波長域のキセノンランプが
使用される。
【0013】本装置の使用に先立って、ペースト状光重
合型樹脂を歯牙窩洞部に充填し頭部を所定の形状に成形
した樹脂原型に対してその頭部から窩洞部の開口側に手
持ち式ライト(照光ハンドピース)により光を照射して
口腔内で予め硬化させる。この場合に、樹脂原型の頭部
を光重合により充分硬化させ、他方、支柱部は、光の透
過強度を弱くして光重合反応を遅らせ、この樹脂の化学
重合による常温硬化を利用して、引き抜きの際の形状の
型崩れや変形が生じない程度に軟質弾性の状態にする。
樹脂原型は、この状態で窩洞部から引き抜くと容易に離
型されるので、本発明の装置の原型保持台に保持し、そ
の原型の支柱部を下方に向けて保持台の係止孔に挿入係
止し、下方の光ファイバーの照射端から光を照射するの
で、支柱部に集中的に照光されて光重合反応が進行し、
支柱部を完全硬化させることができる。引き抜き後の樹
脂原型がその支柱部が不完全硬化のままで板上などに載
置すれば自重で変形する様な軟質である場合であって
も、本装置によれば、係止孔から重力方向にその支柱部
が懸垂されているので、光照射中は支柱部の変形を防止
しながら完全に硬化させることができ、これにより、樹
脂原型の寸法精度を維持することが容易になるのであ
る。
【0014】本発明の光照射装置の対象の樹脂原型は、
上記窩洞部形状を賦形した支柱部と、該支柱部の上部に
段部を具備して取着された歯冠成形用殻体とから成る樹
脂原型が適している。このような樹脂原型は、該支柱部
を係止孔に挿入して、段部を係止孔周縁上面に載置する
ことができ、これにより、樹脂原型の原型保持台へ簡単
にしかも安定して係止することができる。
【0015】上記原型保持台は、当該光の透過可能な透
光性薄板、例えば合成樹脂板であるのが好ましい。ま
た、原型保持台を交換可能にして、係止孔の内径寸法の
異なる原型保持台を2種類以上予め準備し、係止孔が樹
脂原型の支柱部形状に適した原型保持台を適宜選択して
使用するようにする。
【0016】
【発明の実施の形態】図1(A)に本発明の光照射装置
1を示すが、この例では、基台10の上面に円筒状ケー
ス11が固定され、円筒状ケース11の内部には上側の
開口部近くに、透明円板状の原型保持台12が取外し可
能に保持されている。この原型保持台12の略中心位置
に、樹脂原型の支柱部21が貫入できる係止孔120が
設けられ、原型保持台12の係止孔120直下には円筒
状ケース11の内壁に支持された板材16に固定された
内面を鏡にした逆錐筒15と、この逆錐筒15の端部に
照射端131が固定された光ファイバー13が配置され
ている。
【0017】光ファイバー13は、照射端131が上方
の係止孔120に配向してあり、光ファイバー13の下
部は円筒状ケース11の側壁に向けて曲げられて、その
受光端132が、円筒状ケース11の下部の側壁を貫通
したコネクター14に固定されている。このコネクター
14には、円筒状ケース11の外部で、別体の手持ち式
ライト7の導光端側の照射口71外面74が取外し自在
に嵌合接続できるようにされて、手持ち式ライト7から
の光を光ファイバー13に入射するようにされている。
光ファイバー13に入射した光は、照射端131から照
射されて、原型保持台12に設けた係止孔120とその
周辺領域に照射される。この図1(A)において、係止
孔120に貫入して吊下状態の樹脂原型2の特に支柱部
21に光が下方から照射されて、その樹脂5が完全に硬
化する。
【0018】図1(B)、(C)は、円筒状のケース1
1から外した原型保持台12の外形で、その係止孔12
0と樹脂原型2との関係を示している。係止孔120に
貫入する支柱部21に対して歯冠用頭部22(この例で
は、歯冠用殻体4が取着されている)の外縁が段部23
となり、段部23が係止孔120周縁の板面上に載置さ
れる。図1(B)には、前歯の樹脂原型2に使用する原
型保持台12で、小径の係止孔120とされ、同(C)
は、臼歯の樹脂原型2に使用する原型保持台12で、臼
歯の支柱部21は前歯のそれより大きいので大径の係止
孔120とされている。このように、樹脂原型2の大き
さに対応できるように係止孔120の径が異なるような
原型保持台12を数種準備しておく。
【0019】本発明の光照射装置1の用法を、樹脂原型
2を口腔内で直接成形する手順に従って、説明する。患
者口腔内でう蝕により上部が欠損した歯牙3の歯髄部と
歯根管31を所要の形状に加工成形するが、図2に示す
ように、その歯根管31に根充材4を充填した後の歯根
管31上部から歯髄部に至る中空部分が支柱用窩洞30
に利用される。先ず、図3に示すように、光重合型樹脂
5として上記光重合・化学重合併用型のペースト状に調
製された「ジーシーユニファストLC」を、この窩洞3
0内に充填する。充填の際には、螺旋針61を使用し
て、図3に図示の如く、歯牙研削用のハンドピース6の
ヘッド部60に装着した螺旋針61にこのペースト状樹
脂5を掬い取り、この螺旋針61を回転させながらペー
スト状樹脂5を窩洞30に送り込んで充填するのが便利
である。
【0020】さらに、図4において、窩洞部30から歯
牙上面32に盛りつけて露出したペースト状樹脂52
に、この歯牙に適した歯冠形状の歯冠用樹脂殻体4を被
帽して、樹脂殻体4の内面とペースト状樹脂52とを接
触する状態で保持する。歯冠用の樹脂殻体4は、透光性
がある樹脂の薄肉のシェル構造で、外面が歯冠形状に似
せてあり、その頂部には摘み突起41が形成され、内部
は中空で開口している。樹脂殻体4はポリカーボネート
樹脂製のものが透明度が高く上記ペースト状樹脂5の
「ジーシーユニファストLC」と接着性がよいので、好
ましく使用される。
【0021】このあと、図5に示すように、当該ペース
ト状樹脂5に光照射ライト7の照射端面70より歯冠用
の樹脂殻体を通して光照射をして樹脂5を硬化させた
後、図6に示すように、ピンセット8を使用して、殻体
の頂部の摘み小突起41を掴み上げて支柱用窩洞30の
軸線方向に引き出せば、歯冠用の樹脂殻体4と支柱部2
1とが一体となった樹脂原型2が支柱用窩洞30から引
き抜かれる。このようにして、口腔内の残存歯牙3から
樹脂原型2を直接成形することができる。この樹脂原型
2は、支柱部21と歯冠用頭部22の樹脂殻体4とを備
え、支柱部21と樹脂殻体4との間に段部23が形成さ
れている。
【0022】口腔内での光照射の際には、歯冠用の樹脂
殻体4と接着する支柱部21上部の樹脂52は光重合に
より充分硬化させるが、支柱部21の樹脂5は化学重合
の常温硬化によりある程度強度を発現した軟質弾性で、
且つ、窩洞30から引き抜きの際に支柱部21が変形し
ない程度の状態まで硬化させる。この状態でピンセット
の先端で摘み突起41を掴んで引き抜くだけで、樹脂原
型2の支柱部21を歯牙3の窩洞30から引き抜いて離
型するのが簡単容易に行える。
【0023】歯牙3から引き抜きかれた樹脂原型2は、
図1のように、上述の光照射装置1を使用して、樹脂原
型2を原型保持台12の係止孔120に挿入し、上記段
部23を係止孔120の周縁の板面121に載置して、
保持する。上記の手持ち式ライト7の照射端をコネクタ
ー14に接続して、樹脂原型の支柱部22に対してさら
に光を照射して完全硬化させる。
【0024】完全に硬化した樹脂原型は、図7(A)、
(B)に示すように、余分の樹脂をトリミングし、形態
の修正をし、図7(C)のように歯牙の窩洞30に戻し
て試適して適合を確認すると共に、対合歯とのクリアラ
ンスを調節する。
【0025】このようにして成形された光重合型樹脂製
の硬化した樹脂原型2は、そのまま鋳造原型に供される
が、樹脂原型2を鋳型リング(不図示)内に配置して鋳
型材中に埋設し、鋳型リングを加熱して鋳型材を加熱す
れば、樹脂原型は焼却されて、樹脂原型の外形が内面に
賦形された鋳型空洞が鋳型内に形成される。その後、遠
心鋳造や差圧鋳造などの従来の精密鋳造法により、チタ
ン合金等の歯科用金属材料を鋳込むと、支柱部と歯冠用
頭部とを一体に具備したチタン合金製等のポストコアが
得られる。
【0026】
【発明の効果】本発明の歯科用光重合型樹脂原型の光照
射装置は、歯牙窩洞から取り出した軟質で不完全硬化の
樹脂原型を原型保持台の係止孔に吊下状態で光照射して
硬化させるので、硬化過程での原型の変形が少なく、し
かも、迅速簡便に硬化処理を完了することができる。こ
れにより、口腔内で充填硬化させた樹脂原型は寸法精度
が高く、その再現性と信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る光照射装置の縦断面図
(A)と、原型保持台の係止孔と樹脂原型との関係を示
す斜視図(B、C)。
【図2】内部に支柱用の窩洞を形成した歯牙の模式的縦
断面図で、(A)は前歯、(B)は小臼歯、及び(C)
は大臼歯をそれぞれ示す。
【図3】歯牙の支柱用窩洞にペースト状光重合型樹脂を
充填する模式的縦断面図。
【図4】歯牙の支柱用窩洞にペースト状樹脂を充填した
後に歯冠用樹脂殻体を被帽した歯牙の模式的縦断面図
で、(A)は前歯、(B)は小臼歯、及び(C)は大臼
歯をそれぞれ示す。
【図5】歯牙上部の歯冠用樹脂殻体の上部から光照射を
する図。
【図6】樹脂原型の歯冠用樹脂殻体の上部をピンセット
で摘み上げて、歯牙の窩洞から引き抜いた樹脂原型と歯
牙の図。
【図7】歯牙から分離した樹脂原型(A)及び修正した
樹脂原型(B)の外形図、並びに修正後の樹脂原型をも
との歯牙に試適した時の歯牙の模式的断面図。
【符号の説明】
1 光照射装置 12 原型保持台 13 光ファイバー 14 コネクター 2 樹脂原型 21 支柱部 22 歯冠用頭部 3 歯牙 30 支柱用の窩洞 31 歯根管 4 歯冠用の樹脂殻体 5 光重合型樹脂

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口腔内歯牙の窩洞部に充填して引き抜か
    れた光重合型樹脂原型に光を照射して完全硬化させるた
    めの光照射装置であって、 基台の上方に支持されて樹脂原型を該原型の支柱部を下
    方に向けて挿入係止するための係止孔を有する原型保持
    台と、該原型保持台の下方で該係止孔に照射端を配向し
    た光ファイバーと、該光ファイバーの受光端に導光可能
    に直接的に若しくは間接的に接続した発光手段と、から
    成る歯科用光重合型樹脂原型用の光照射装置。
  2. 【請求項2】 上記原型保持台が、上記基台上に固定し
    た上部開口のケースの内部に着脱可能に支持されて成る
    請求項1記載の光照射装置。
  3. 【請求項3】 該光ファイバーの受光端に発光手段を接
    続するためのコネクターが設けられ、該コネクターが、
    上記ケース下方の側面に固定されて、上記発光手段を内
    蔵した別体の手持ち式ライトの導光端部に接続可能とし
    た請求項2記載の光照射装置。
  4. 【請求項4】 上記樹脂原型が、上記窩洞部を賦形した
    支柱部と、該支柱部の上部に段部を具備して取着された
    歯冠成形用殻体とから成り、該支柱部を上記原型保持台
    の該係止孔に挿入して該段部を係止孔周縁上面に載置す
    るようにした請求項1記載の光照射装置。
  5. 【請求項5】 上記原型保持台が、当該光の透過可能な
    透光性薄板である請求項1記載の光照射装置。
JP30978795A 1995-11-02 1995-11-02 歯科用光重合型樹脂原型用の光照射装置 Pending JPH09122153A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008295908A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Shiyoufuu:Kk 歯科技工用ポストスタンド
US8415647B2 (en) 2002-05-21 2013-04-09 3M Innovative Properties Company Irradiation appliance
CN113616368A (zh) * 2021-08-11 2021-11-09 牡丹江医学院 一种牙齿探查装置
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