JPH09120895A - 静電気放電用履き物 - Google Patents
静電気放電用履き物Info
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- JPH09120895A JPH09120895A JP8236477A JP23647796A JPH09120895A JP H09120895 A JPH09120895 A JP H09120895A JP 8236477 A JP8236477 A JP 8236477A JP 23647796 A JP23647796 A JP 23647796A JP H09120895 A JPH09120895 A JP H09120895A
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- JP
- Japan
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- footwear
- conductive
- outsole
- conductive layer
- static
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B7/00—Footwear with health or hygienic arrangements
- A43B7/36—Footwear with health or hygienic arrangements with earthing or grounding means
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B13/00—Soles; Sole-and-heel integral units
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- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B23/00—Uppers; Boot legs; Stiffeners; Other single parts of footwear
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- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B3/00—Footwear characterised by the shape or the use
- A43B3/02—Boots covering the lower leg
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Elimination Of Static Electricity (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 静電気放電用履き物を提供する。
【解決手段】 本発明によれば、フレキシブルなシート
を靴底に張り付ける。このポリママトリックスシート
は、カーボンブラックと、このカーボンブラックと化学
結合をする金属の粒子を充填するよう構成できる。静電
気遮蔽手段は、この本底の上部表面の近傍に配置され、
この下部表面は、導電層の上部表面に隣接して配置され
る。導電性プラグが、本底と静電気遮蔽手段を貫通して
具備され、作業者に帯電する高静電圧を放電する。この
静電気遮蔽層は、靴の電気的特性を適切な抵抗値に維持
する。導電性プラグが本底に形成される。このようにし
て床との電気的接触が歩行中維持できる。
を靴底に張り付ける。このポリママトリックスシート
は、カーボンブラックと、このカーボンブラックと化学
結合をする金属の粒子を充填するよう構成できる。静電
気遮蔽手段は、この本底の上部表面の近傍に配置され、
この下部表面は、導電層の上部表面に隣接して配置され
る。導電性プラグが、本底と静電気遮蔽手段を貫通して
具備され、作業者に帯電する高静電圧を放電する。この
静電気遮蔽層は、靴の電気的特性を適切な抵抗値に維持
する。導電性プラグが本底に形成される。このようにし
て床との電気的接触が歩行中維持できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積回路のような
電子機器の保護に関し、特に人体に帯電した静電気を放
電する履き物に関する。
電子機器の保護に関し、特に人体に帯電した静電気を放
電する履き物に関する。
【０００２】
【従来の技術】集積回路およびその組立体は、通常処理
され運送されそして例えば、合成コンテナ，プラスチッ
クテープとプラスチックバッグによりシールされたプラ
スチック製発泡ホルダ（テープとリールキャリア），ポ
リマ発泡材のようなパッケージ材料により保存される。
様々な種類の集積回路においては、静電気の帯電と放電
および腐食保護を具備して、保存時，運搬時，使用時に
集積回路の破損あるいは劣化を回避している。人間から
機器への静電気の放電（冬場に発生する）は、このよう
な損傷をしばしば引き起こす。例えば、工場の作業者
は、工場内を歩き回ることにより２０，０００ボルトの
レベルの静電気を生成する。工場内作業者の履き物と床
材料の間の摩擦により高い静電気が工場内作業者に発生
する。作業者が、静電気に対して感受性の高い素子に近
づくと、静電気を帯電した作業者は装置に放電し製品を
破損することがある。
され運送されそして例えば、合成コンテナ，プラスチッ
クテープとプラスチックバッグによりシールされたプラ
スチック製発泡ホルダ（テープとリールキャリア），ポ
リマ発泡材のようなパッケージ材料により保存される。
様々な種類の集積回路においては、静電気の帯電と放電
および腐食保護を具備して、保存時，運搬時，使用時に
集積回路の破損あるいは劣化を回避している。人間から
機器への静電気の放電（冬場に発生する）は、このよう
な損傷をしばしば引き起こす。例えば、工場の作業者
は、工場内を歩き回ることにより２０，０００ボルトの
レベルの静電気を生成する。工場内作業者の履き物と床
材料の間の摩擦により高い静電気が工場内作業者に発生
する。作業者が、静電気に対して感受性の高い素子に近
づくと、静電気を帯電した作業者は装置に放電し製品を
破損することがある。
【０００３】様々な手段が静電気の保護、あるいは腐食
の保護に対し試みられている。第１のこのような装置
は、作業者の靴の踵の周囲に配置されて、ヒールに接触
している放電用ストラップである。作業者（使用者）
が、床を歩くことにより静電気を生成すると、この静電
気は、踵接地装置により放電される。しかし、このよう
な装置でも問題がある、即ち、ユーザがこのような装置
を踵やヒールに適切に取り付けないことである。例え
ば、このような装置が摩耗したり、異常な歩き方をした
ことにより電気製品が破損することがある。これにより
接地装置は、そのヒールが床に充分に接触するまでは、
適切に動作しないため、このような装置の有効性を減少
してしまっている。
の保護に対し試みられている。第１のこのような装置
は、作業者の靴の踵の周囲に配置されて、ヒールに接触
している放電用ストラップである。作業者（使用者）
が、床を歩くことにより静電気を生成すると、この静電
気は、踵接地装置により放電される。しかし、このよう
な装置でも問題がある、即ち、ユーザがこのような装置
を踵やヒールに適切に取り付けないことである。例え
ば、このような装置が摩耗したり、異常な歩き方をした
ことにより電気製品が破損することがある。これにより
接地装置は、そのヒールが床に充分に接触するまでは、
適切に動作しないため、このような装置の有効性を減少
してしまっている。
【０００４】第２のこのような装置は、静電気放散靴で
ある。通常これらの靴は、靴底の底の部分から内側の靴
下までの間の抵抗値を測定すると、１０6から１０9ohms
／sqの静電放電範囲内にある。今日では、このような靴
の構造は、静電気放電用抵抗を生成する揮発性有機化合
物でもって充填されたものである。このような有機化合
物は、時間と共に蒸発し、適切な静電放電特性を提供す
るために大気に霧状となる。さらにこのような有機化合
物の蒸発は、この装置の寿命を制限してしまう。さらに
また蒸発は、カーペットに有機化合物がしみ出したり、
高温で保存されていたり、熱い表面を歩いたり、例え
ば、水中を歩いたりすることによっても加速される。さ
らにまた乾燥した環境下、あるいは高地でも有機化合物
の蒸発が加速される。
ある。通常これらの靴は、靴底の底の部分から内側の靴
下までの間の抵抗値を測定すると、１０6から１０9ohms
／sqの静電放電範囲内にある。今日では、このような靴
の構造は、静電気放電用抵抗を生成する揮発性有機化合
物でもって充填されたものである。このような有機化合
物は、時間と共に蒸発し、適切な静電放電特性を提供す
るために大気に霧状となる。さらにこのような有機化合
物の蒸発は、この装置の寿命を制限してしまう。さらに
また蒸発は、カーペットに有機化合物がしみ出したり、
高温で保存されていたり、熱い表面を歩いたり、例え
ば、水中を歩いたりすることによっても加速される。さ
らにまた乾燥した環境下、あるいは高地でも有機化合物
の蒸発が加速される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、集積回路素子の静電気に対し感受性の高い部分に
対し、特別なポリマ製ガードを用いることにより優れた
保護が達成でき、またある種の応用においては、腐食の
防止も達成できる静電気放電用履き物を提供することで
ある。
的は、集積回路素子の静電気に対し感受性の高い部分に
対し、特別なポリマ製ガードを用いることにより優れた
保護が達成でき、またある種の応用においては、腐食の
防止も達成できる静電気放電用履き物を提供することで
ある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】特にポリママトリックス
（例、ポリエチレン）を保護層のようなフレキシブルな
シートに形成し、それを靴底に張り付ける。このポリマ
マトリックスは、カーボンブラックと、このカーボンブ
ラック（可能な場合は、ポリマ）と化学結合をする金属
の粒子を充填するよう構成できる。このカーボンブラッ
クとは、自然ガスの不完全燃焼により得られるようなカ
ーボンの微細粒として定義できる。静電保護用として
は、代表的なカーボンブラックは、特定の表面積（Ｎ2
ＢＥＴ法により測定した場合、好ましくは７５０ｍ2／
ｇ）と、大きな孔体積（好ましくは、少なくとも２００
ｍｌ／１００ｇ）を有する。適当な金属の代表例として
は、遷移金属で例えば、銅，鉄，コバルト，マンガンお
よびこれらの金属の合金である。このようなポリママト
リックスの例は、米国特許第５，１５４，８８６号に開
示されている。
（例、ポリエチレン）を保護層のようなフレキシブルな
シートに形成し、それを靴底に張り付ける。このポリマ
マトリックスは、カーボンブラックと、このカーボンブ
ラック（可能な場合は、ポリマ）と化学結合をする金属
の粒子を充填するよう構成できる。このカーボンブラッ
クとは、自然ガスの不完全燃焼により得られるようなカ
ーボンの微細粒として定義できる。静電保護用として
は、代表的なカーボンブラックは、特定の表面積（Ｎ2
ＢＥＴ法により測定した場合、好ましくは７５０ｍ2／
ｇ）と、大きな孔体積（好ましくは、少なくとも２００
ｍｌ／１００ｇ）を有する。適当な金属の代表例として
は、遷移金属で例えば、銅，鉄，コバルト，マンガンお
よびこれらの金属の合金である。このようなポリママト
リックスの例は、米国特許第５，１５４，８８６号に開
示されている。
【０００７】本発明の一実施例によれば、このＥＳＤ装
置には、靴の本底を具備し、この本底は、上部表面と下
部表面とさらにつま先領域と踵領域とを有する。静電気
遮蔽手段は、この本底の上部表面の近傍に配置され、上
部表面と下部表面を有し、この下部表面は、導電層の上
部表面に隣接して配置される。導電性プラグが、本底と
静電気遮蔽手段と導通して具備され、作業者に帯電する
高静電圧を放電する。
置には、靴の本底を具備し、この本底は、上部表面と下
部表面とさらにつま先領域と踵領域とを有する。静電気
遮蔽手段は、この本底の上部表面の近傍に配置され、上
部表面と下部表面を有し、この下部表面は、導電層の上
部表面に隣接して配置される。導電性プラグが、本底と
静電気遮蔽手段と導通して具備され、作業者に帯電する
高静電圧を放電する。
【０００８】この導電性プラグは、ポリママトリックス
から製造された柔軟性のある材料で、本底の上下から若
干突出し、大地と靴の内側の静電気遮蔽表面と安定的に
接触する。この導電性プラグは、靴の外側から静電気遮
蔽層にいたる連続的電気的パスを提供する。そしてこの
静電気遮蔽層には、１０5から１０6オームの範囲の非揮
発性放散抵抗の合成物を具備し、靴の電気的特性を適切
な抵抗値に維持する。１つあるいは複数の導電性プラグ
が本底の前部に形成される。このようにして、床との電
気的接触が作業者の歩行中維持できる。
から製造された柔軟性のある材料で、本底の上下から若
干突出し、大地と靴の内側の静電気遮蔽表面と安定的に
接触する。この導電性プラグは、靴の外側から静電気遮
蔽層にいたる連続的電気的パスを提供する。そしてこの
静電気遮蔽層には、１０5から１０6オームの範囲の非揮
発性放散抵抗の合成物を具備し、靴の電気的特性を適切
な抵抗値に維持する。１つあるいは複数の導電性プラグ
が本底の前部に形成される。このようにして、床との電
気的接触が作業者の歩行中維持できる。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１に本発明の静電気放電用履き
物１０を示す。この静電気放電用履き物１０は、大地に
接触してそれを履く人をサポートする。この静電気放電
用履き物１０には、上部表面１４と下部表面１６を有す
る本底１２を具備する。下部表面１６は、使用者が歩行
中に床と接触する。図２に示すように、本底１２は、踵
領域１８とつま先領域２０とを有する。通常この本底１
２は、発泡性材料から形成される。この本底１２には、
１個または複数の開口部２２（図１）を具備し、開口部
２２内に導電性プラグ２４が挿入される。あるいはこの
導電性プラグ２４が製造中に本底１２内にモールドして
形成してもよい。
物１０を示す。この静電気放電用履き物１０は、大地に
接触してそれを履く人をサポートする。この静電気放電
用履き物１０には、上部表面１４と下部表面１６を有す
る本底１２を具備する。下部表面１６は、使用者が歩行
中に床と接触する。図２に示すように、本底１２は、踵
領域１８とつま先領域２０とを有する。通常この本底１
２は、発泡性材料から形成される。この本底１２には、
１個または複数の開口部２２（図１）を具備し、開口部
２２内に導電性プラグ２４が挿入される。あるいはこの
導電性プラグ２４が製造中に本底１２内にモールドして
形成してもよい。
【００１０】導電性プラグ２４は、１０5 オーム以下の
抵抗率の導電性材料から形成される。通常この導電性プ
ラグ２４は、導電性カーボンを含有するポリママトリッ
クスから形成される。またこの導電性プラグ２４は、柔
軟性のある材料である。導電性プラグ２４は、本底１２
の上部表面１４からと本底１２の下部表面１６から若干
突出して大地と静電気放電用履き物１０上の導電層２６
と安定的に接触している。この導電層２６は、上部表面
２８と下部表面３０とを有する。導電層２６の下部表面
３０は、本底１２の上部表面１４に隣接して配置され
る。
抵抗率の導電性材料から形成される。通常この導電性プ
ラグ２４は、導電性カーボンを含有するポリママトリッ
クスから形成される。またこの導電性プラグ２４は、柔
軟性のある材料である。導電性プラグ２４は、本底１２
の上部表面１４からと本底１２の下部表面１６から若干
突出して大地と静電気放電用履き物１０上の導電層２６
と安定的に接触している。この導電層２６は、上部表面
２８と下部表面３０とを有する。導電層２６の下部表面
３０は、本底１２の上部表面１４に隣接して配置され
る。
【００１１】静電気遮蔽層３２は下部表面３０の上に形
成され、この静電気遮蔽層３２は、靴の抵抗を適切な値
に保つために１０5 から１０9 オームの範囲内の非揮発
性放電抵抗の組成を有する。この実施例においては、静
電気遮蔽層３２の抵抗は約１０6 オームである。この静
電気遮蔽層３２は、米国特許第５，１５４，８８６号に
開示されたポリママトリックスから形成される。この静
電気遮蔽層３２は、上部表面３４と下部表面３６とを有
する。この静電気遮蔽層３２の下部表面３６は、導電層
２６の上部表面２８に隣接して配置される。静電気放電
用履き物１０は、導電性の厚紙型の材料からなる導電層
３８と、繊維製のクッション材料からクッション層４０
を具備する。そしてこれらは、静電気放電用履き物１０
の２つの内側の層として用いられる。
成され、この静電気遮蔽層３２は、靴の抵抗を適切な値
に保つために１０5 から１０9 オームの範囲内の非揮発
性放電抵抗の組成を有する。この実施例においては、静
電気遮蔽層３２の抵抗は約１０6 オームである。この静
電気遮蔽層３２は、米国特許第５，１５４，８８６号に
開示されたポリママトリックスから形成される。この静
電気遮蔽層３２は、上部表面３４と下部表面３６とを有
する。この静電気遮蔽層３２の下部表面３６は、導電層
２６の上部表面２８に隣接して配置される。静電気放電
用履き物１０は、導電性の厚紙型の材料からなる導電層
３８と、繊維製のクッション材料からクッション層４０
を具備する。そしてこれらは、静電気放電用履き物１０
の２つの内側の層として用いられる。
【００１２】導電性プラグ２４は、約０．５ｃｍの直径
を有する。図２においては、３個の導電性プラグ２４が
本底１２の踵領域１８に配置され、それらは、静電気放
電用履き物１０の踵からそれぞれ約１インチ（２．５４
ｃｍ），２インチ（５．０８ｃｍ），３インチ（７．６
２ｃｍ）離れている。図２に示した導電性プラグ２４
は、直線上に配置されているが、導電性プラグ２４が床
と充分な接触を維持する限り、どのような形状に配置す
ることも可能である。
を有する。図２においては、３個の導電性プラグ２４が
本底１２の踵領域１８に配置され、それらは、静電気放
電用履き物１０の踵からそれぞれ約１インチ（２．５４
ｃｍ），２インチ（５．０８ｃｍ），３インチ（７．６
２ｃｍ）離れている。図２に示した導電性プラグ２４
は、直線上に配置されているが、導電性プラグ２４が床
と充分な接触を維持する限り、どのような形状に配置す
ることも可能である。
【００１３】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、使用
者が静電気放電用履き物１０を履いて、歩くことにより
静電気がたまると導電性プラグ２４は、使用者を床と適
当な電気的接触を維持するようにする。この方法におい
て、導電性プラグ２４は、大地と靴の内側の導電層２６
と安定した接触を与え、靴の外側から静電気遮蔽層３２
を介して、クッション層４０の上部まで連続的な導電性
パスを形成する。かくして、使用者が静電気放電用床の
上を歩くと電荷は、静電気遮蔽層３２を介して、安全に
中性化される。特に人が歩くことにより、床の靴の底と
のスライドする接触により生成される摩擦により静電気
がチャージされる。このチャージは、蓄積され、急速に
増加し、２５，０００ボルト以上の高電圧を生成する。
かくして人が静電気に対し、感受性のある素子に接触し
たり、近接すると、損傷を与えるような放電が発生す
る。これに対し、本発明の靴（履き物）を用いることに
より、電荷は静電気遮蔽層３２と導電層２６を介して適
正に放電され電荷を中性化できる。
者が静電気放電用履き物１０を履いて、歩くことにより
静電気がたまると導電性プラグ２４は、使用者を床と適
当な電気的接触を維持するようにする。この方法におい
て、導電性プラグ２４は、大地と靴の内側の導電層２６
と安定した接触を与え、靴の外側から静電気遮蔽層３２
を介して、クッション層４０の上部まで連続的な導電性
パスを形成する。かくして、使用者が静電気放電用床の
上を歩くと電荷は、静電気遮蔽層３２を介して、安全に
中性化される。特に人が歩くことにより、床の靴の底と
のスライドする接触により生成される摩擦により静電気
がチャージされる。このチャージは、蓄積され、急速に
増加し、２５，０００ボルト以上の高電圧を生成する。
かくして人が静電気に対し、感受性のある素子に接触し
たり、近接すると、損傷を与えるような放電が発生す
る。これに対し、本発明の靴（履き物）を用いることに
より、電荷は静電気遮蔽層３２と導電層２６を介して適
正に放電され電荷を中性化できる。
【図１】本発明の一実施例により構成された靴の断面図
【図２】複数の導電性プラグを有する靴の本底の底面図
１０ 本発明の静電気放電用履き物 １２ 本底 １４ 上部表面 １６ 下部表面 １８ 踵領域 ２０ つま先領域 ２２ 開口部 ２４ 導電性プラグ ２６ 導電層 ２８ 上部表面 ３０ 下部表面 ３２ 静電気遮蔽層 ３４ 上部表面 ３６ 下部表面 ３８ 導電層 ４０ クッション層 ４２ 靴の上部表面
Claims (14)
- 【請求項１】 （Ａ）上部表面と下部表面とを有し、さ
らにつま先領域（２０）と踵領域（１８）とを有する本
底（１２）と、 （Ｂ）前記本底（１２）の上部表面に隣接して形成され
た下部表面と上部表面とを有する第１の導電層（２６）
と、 （Ｃ）前記第１導電層（２６）の上部表面に隣接して配
置された下部表面と上部表面とを有する静電気遮蔽手段
（３２）と、 （Ｄ）前記本底（１２）を貫通し、前記第１の導電層
（２６）に導通する導電性プラグ（２４）とからなるこ
とを特徴とする静電気放電用履き物。 - 【請求項２】 （Ｅ）前記静電気遮蔽手段（３２）の上
部方面に隣接して配置される第２の導電層（３８）を有
し、 前記第２の導電層（３８）の抵抗率は、１０4 オーム以
下であることを特徴とする請求項１の履き物。 - 【請求項３】 （Ｆ）前記第２の導電層（３８）の上部
表面に隣接して形成される第３導電層をさらに有し、 前記第３導電層の抵抗率は、１０4 オーム以下であるこ
とを特徴とする請求項１の装置。 - 【請求項４】 前記（Ｄ）導電性プラグ（２４）は、抵
抗率が１０5 オーム以下の非揮発性導電性材料からなる
ことを特徴とする請求項１の履き物。 - 【請求項５】 前記（Ｄ）導電性プラグ（２４）は、前
記本底の踵の領域に配置され前記導電性プラグの直径は
約０．５ｃｍであることを特徴とする請求項１の履き
物。 - 【請求項６】 前記（Ｄ）導電性プラグ（２４）は、前
記本底の上部表面と下部表面の両方から突出し、大地と
前記第１導電層（２６）と接触させることを特徴とする
請求項１の履き物。 - 【請求項７】 前記（Ｃ）静電気遮蔽手段（３２）は、
１０5 オーム以上且つ１０9 オーム以下の抵抗率を有す
ることを特徴とする請求項１の履き物。 - 【請求項８】 前記（Ｃ）静電気遮蔽手段は、非揮発性
放電抵抗材料から形成されることを特徴とする請求項１
０の履き物。 - 【請求項９】 前記（Ｄ）導電性プラグは、ポリママト
リックスから形成されることを特徴とする請求項１の履
き物。 - 【請求項１０】 前記ポリママトリックスは、導電性カ
ーボンを含有することを特徴とする請求項９の履き物。 - 【請求項１１】 前記ポリママトリックスは、遷移金属
を含有することを特徴とする請求項９の履き物。 - 【請求項１２】 前記遷移金属は、銅，鉄，コバルト，
マンガンからなるグループから選択されることを特徴と
する請求項１１の履き物。 - 【請求項１３】 前記ポリママトリックスは、導電性カ
ーボンと、遷移金属とを含有することを特徴とする請求
項９の履き物。 - 【請求項１４】 （Ａ）上部表面と下部表面を有し、さ
らにつま先領域と踵領域とを有する本底と、 （Ｂ）上部表面と下部表面とを有し、前記履き物の外側
から前記静電気遮蔽手段までの連続的パスを提供する導
電層と、 前記下部表面は、前記本底の上部表面に隣接して形成さ
れ、 （Ｃ）上部表面と下部表面とを有する静電気遮蔽手段
と、 前記下部表面は、前記第１導電層の上部表面に隣接して
配置され、 （Ｄ）前記本底と前記静電気遮蔽手段に導通する導電性
プラグと、 前記導電性プラグは、その抵抗率が１０5 オーム以下の
非揮発性材料から形成され前記本底の踵の領域内に配置
されることを特徴とする静電気放電用履き物。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US535603 | 1995-09-28 | ||
| US08/535,603 US5653047A (en) | 1995-09-28 | 1995-09-28 | Solid state ESD footwear |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09120895A true JPH09120895A (ja) | 1997-05-06 |
| JP3270689B2 JP3270689B2 (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=24134948
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23647796A Expired - Fee Related JP3270689B2 (ja) | 1995-09-28 | 1996-09-06 | 静電気放電用履き物 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5653047A (ja) |
| EP (1) | EP0765615B1 (ja) |
| JP (1) | JP3270689B2 (ja) |
| KR (1) | KR0179467B1 (ja) |
| DE (1) | DE69625972D1 (ja) |
Families Citing this family (21)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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