JPH09113608A - 超音波センサの取付構造 - Google Patents
超音波センサの取付構造Info
- Publication number
- JPH09113608A JPH09113608A JP7299116A JP29911695A JPH09113608A JP H09113608 A JPH09113608 A JP H09113608A JP 7299116 A JP7299116 A JP 7299116A JP 29911695 A JP29911695 A JP 29911695A JP H09113608 A JPH09113608 A JP H09113608A
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- JP
- Japan
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- ultrasonic
- ultrasonic sensor
- hole
- vehicle
- bolt
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】車両用障害物検出装置において、多くのセンサ
ユニットを取り付けなくても、検出範囲を広く得られる
超音波センサの取付構造を提供する。 【解決手段】ボルト8の頭部9に、複数の超音波センサ
3a,3bが取り付けられており、その内の少なくとも
一対の超音波センサが、その超音波送受信面が互いに外
側または内側に向いて所定の角度を持って取り付けられ
ていると共に、超音波センサ取付部の奥部に、ボルトの
ねじ部を貫通する貫通孔10を設けて、超音波センサの
リード線11a,11bを該貫通孔を通して外部へ導き
出す。
ユニットを取り付けなくても、検出範囲を広く得られる
超音波センサの取付構造を提供する。 【解決手段】ボルト8の頭部9に、複数の超音波センサ
3a,3bが取り付けられており、その内の少なくとも
一対の超音波センサが、その超音波送受信面が互いに外
側または内側に向いて所定の角度を持って取り付けられ
ていると共に、超音波センサ取付部の奥部に、ボルトの
ねじ部を貫通する貫通孔10を設けて、超音波センサの
リード線11a,11bを該貫通孔を通して外部へ導き
出す。
Description
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波を使用した
車両用障害物検知装置の超音波センサの取り付け構造に
関するものである。
車両用障害物検知装置の超音波センサの取り付け構造に
関するものである。
【従来の技術】従来の超音波センサを用いた車両用障害
物検出装置においては、検出範囲を広くするために、超
音波センサをハウジングに納めたセンサユニットを、バ
ンパーなどに複数個取り付けて対応しており、バンパー
にセンサユニットを取り付ける手段としては、例えば、
図5、図6に示すようなバンパ1に穴1aを開けて、こ
の穴1aにハウジング2に納めた超音波センサ3をはめ
込み、c型のストッパー4で抜け落ちないように固定す
る手段があった。
物検出装置においては、検出範囲を広くするために、超
音波センサをハウジングに納めたセンサユニットを、バ
ンパーなどに複数個取り付けて対応しており、バンパー
にセンサユニットを取り付ける手段としては、例えば、
図5、図6に示すようなバンパ1に穴1aを開けて、こ
の穴1aにハウジング2に納めた超音波センサ3をはめ
込み、c型のストッパー4で抜け落ちないように固定す
る手段があった。
【0002】この手段を簡単に説明すると、図5、図6
に示すように、円筒状のハウジング2に納めた超音波セ
ンサ3を取り付けるための穴1aをバンパ1に設け、こ
の穴1aに超音波センサ3をバンパ1の裏側から、ハウ
ジング1の胴部外面に設けられたスリット5がバンパ1
の外部に出るようにはめ込み、該スリット5にC型のス
トッパー4を差し込んで固定すると共に、このストッパ
ー4は、さらにバンパ1に設けられたねじ穴6を利用し
て、止めねじ7にてバンパ1に固定するものである。
に示すように、円筒状のハウジング2に納めた超音波セ
ンサ3を取り付けるための穴1aをバンパ1に設け、こ
の穴1aに超音波センサ3をバンパ1の裏側から、ハウ
ジング1の胴部外面に設けられたスリット5がバンパ1
の外部に出るようにはめ込み、該スリット5にC型のス
トッパー4を差し込んで固定すると共に、このストッパ
ー4は、さらにバンパ1に設けられたねじ穴6を利用し
て、止めねじ7にてバンパ1に固定するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ような車両用障害物検出装置においては、検出範囲を広
くするためには、超音波センサをハウジングに納めたセ
ンサユニットをバンパーなどに複数個取り付けなければ
ならず、ユーザーに余分な経済的な負担を強いていた。
ような車両用障害物検出装置においては、検出範囲を広
くするためには、超音波センサをハウジングに納めたセ
ンサユニットをバンパーなどに複数個取り付けなければ
ならず、ユーザーに余分な経済的な負担を強いていた。
【0004】また、この種の警報装置は、取り付けを希
望しないユーザーも多数あるため、車両の製造時に最初
から取り付けられているものではなく、ユーザーの希望
に応じて車両の購入時、または購入後に取り付けられる
場合が多いので、これらのセンサユニットを車両に取り
付ける穴等は、外観上の問題、コストの問題から車両の
製造時には、設けられていない場合が多い。従って、こ
れらのセンサユニットを車両に取り付けるための穴をあ
ける加工作業や取り付け作業は、販売店で行うか、また
は、ユーザーが自ら行う必要があり、これらの作業は非
常にわずらわしいものである。
望しないユーザーも多数あるため、車両の製造時に最初
から取り付けられているものではなく、ユーザーの希望
に応じて車両の購入時、または購入後に取り付けられる
場合が多いので、これらのセンサユニットを車両に取り
付ける穴等は、外観上の問題、コストの問題から車両の
製造時には、設けられていない場合が多い。従って、こ
れらのセンサユニットを車両に取り付けるための穴をあ
ける加工作業や取り付け作業は、販売店で行うか、また
は、ユーザーが自ら行う必要があり、これらの作業は非
常にわずらわしいものである。
【0005】また、センサユニットは、車両の外周部に
取り付ける必要があるのでいくつものセンサユニットを
取り付けるということは、取り付け後の車両の意匠性を
低下させるという問題もあった。
取り付ける必要があるのでいくつものセンサユニットを
取り付けるということは、取り付け後の車両の意匠性を
低下させるという問題もあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記のよう
な問題点を解決するためになされたもので、ボルトの頭
部に、複数の超音波センサが取り付けられており、その
内の少なくとも一対の超音波センサが、その超音波送受
信面が互いに外側または内側に向いて所定の角度を持っ
て取り付けられていると共に、超音波センサ取付部の奥
部に、ボルトのねじ部を貫通する貫通孔を設けて、前記
超音波センサのリード線を該貫通孔を通して外部へ導き
出すようにしたことを特徴とする車両用超音波センサの
取り付け構造である。
な問題点を解決するためになされたもので、ボルトの頭
部に、複数の超音波センサが取り付けられており、その
内の少なくとも一対の超音波センサが、その超音波送受
信面が互いに外側または内側に向いて所定の角度を持っ
て取り付けられていると共に、超音波センサ取付部の奥
部に、ボルトのねじ部を貫通する貫通孔を設けて、前記
超音波センサのリード線を該貫通孔を通して外部へ導き
出すようにしたことを特徴とする車両用超音波センサの
取り付け構造である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1及び図2は、本発明の車両用障害
物検知装置に係わる超音波センサの取付構造の一実施例
を示す断面図で、ボルト8の頭部9に、凹部12、13
が互いに外側または内側に所定の角度を持って向いてい
るように形成され、凹部12、13の奥部のボルト8の
ねじ軸中心には、貫通穴10が設けられている。
づいて説明する。図1及び図2は、本発明の車両用障害
物検知装置に係わる超音波センサの取付構造の一実施例
を示す断面図で、ボルト8の頭部9に、凹部12、13
が互いに外側または内側に所定の角度を持って向いてい
るように形成され、凹部12、13の奥部のボルト8の
ねじ軸中心には、貫通穴10が設けられている。
【0008】そして、この凹部12、13には超音波を
発信し、その超音波の障害物からの反射波を受信するこ
とによって、障害物からの距離を測定され、その超音波
センサのリード線11a、11bは、貫通穴10に通さ
れて、ボルト8の外部へ導き出されている。
発信し、その超音波の障害物からの反射波を受信するこ
とによって、障害物からの距離を測定され、その超音波
センサのリード線11a、11bは、貫通穴10に通さ
れて、ボルト8の外部へ導き出されている。
【0009】本発明の超音波センサの取り付け構造は以
上のように構成されており、超音波センサ3a、3bが
その超音波送受信面が互いに外側または内側に向いて所
定の角度を持ってはめ込まれているので、車両に対して
実施例のごとく1個を取り付けるだけで、図3,図4に
示すように障害物の検出範囲を広くすることが出来、従
来のように複数個のセンサユニットを車両に取り付けた
のと同等もしくは、それ以上の効果を得ることが出来
る。
上のように構成されており、超音波センサ3a、3bが
その超音波送受信面が互いに外側または内側に向いて所
定の角度を持ってはめ込まれているので、車両に対して
実施例のごとく1個を取り付けるだけで、図3,図4に
示すように障害物の検出範囲を広くすることが出来、従
来のように複数個のセンサユニットを車両に取り付けた
のと同等もしくは、それ以上の効果を得ることが出来
る。
【0010】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、ボル
ト8を利用し、その頭部9に超音波センサ3a、3bを
その超音波送受信面が互いに外側または内側に向いて所
定の角度を持ってはめ込むと共に、貫通穴10にリード
線11a、11bを通してボルト8の外部に導き出され
ているので、例えばナンバープレートの取り付け用のナ
ットのように他の目的であらかじめ車両に取り付けられ
ているナットや、開けられている穴を利用して簡単に超
音波センサを車両に取り付けることが出来、かつ車両へ
の取り付けは1個のみで複数個取り付けたときと同等の
検出範囲を得ることが出来る。
ト8を利用し、その頭部9に超音波センサ3a、3bを
その超音波送受信面が互いに外側または内側に向いて所
定の角度を持ってはめ込むと共に、貫通穴10にリード
線11a、11bを通してボルト8の外部に導き出され
ているので、例えばナンバープレートの取り付け用のナ
ットのように他の目的であらかじめ車両に取り付けられ
ているナットや、開けられている穴を利用して簡単に超
音波センサを車両に取り付けることが出来、かつ車両へ
の取り付けは1個のみで複数個取り付けたときと同等の
検出範囲を得ることが出来る。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例で、超音波センサの取付構造
Aの断面図である。
Aの断面図である。
【図2】本発明の一実施例で、超音波センサの取付構造
Bの断面図である。
Bの断面図である。
【図3】取付構造Aにおける、超音波センサの障害物の
検出範囲を説明する図である。
検出範囲を説明する図である。
【図4】取付構造Bにおける、超音波センサの障害物の
検出範囲を説明する図である。
検出範囲を説明する図である。
【図5】従来の超音波センサの取付手段の組立手順1を
示す図である。
示す図である。
【図6】従来の超音波センサの取付手段の組立手順2を
示す図である。
示す図である。
1 バンパ 1a 穴 2 ハウジング 3 超音波センサ 3a 超音波センサ 3b 超音波センサ 4 ストッパー 5 スリット 6 ねじ穴 7 止めねじ 8 ボルト 9 頭部 10 貫通穴 11a リード線 11b リード線 12 凹部 13 凹部
Claims (1)
- 【請求項1】ボルトの頭部に、複数の超音波センサが取
り付けられており、その内の少なくとも一対の超音波セ
ンサが、その超音波送受信面が互いに外側または内側に
向いて所定の角度を持って取り付けられていると共に、
超音波センサ取付部の奥部にボルトのねじ部を貫通する
貫通孔を設けて、前記超音波センサのリード線を該貫通
孔を通して外部へ導き出すようにしたことを特徴とする
車両用超音波センサの取り付け構造。 【0001】
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7299116A JPH09113608A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | 超音波センサの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7299116A JPH09113608A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | 超音波センサの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09113608A true JPH09113608A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17868334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7299116A Pending JPH09113608A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | 超音波センサの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09113608A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006337028A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Denso Corp | 超音波センサ装置及び超音波センサの取付け方法 |
GB2450377A (en) * | 2007-06-23 | 2008-12-24 | Ian Charles Williamson | Vehicle load and parking warning system |
WO2020213153A1 (ja) * | 2019-04-19 | 2020-10-22 | 三菱電機株式会社 | 超音波送受信装置 |
-
1995
- 1995-10-23 JP JP7299116A patent/JPH09113608A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006337028A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Denso Corp | 超音波センサ装置及び超音波センサの取付け方法 |
JP4678497B2 (ja) * | 2005-05-31 | 2011-04-27 | 株式会社デンソー | 超音波センサの取付け方法 |
GB2450377A (en) * | 2007-06-23 | 2008-12-24 | Ian Charles Williamson | Vehicle load and parking warning system |
WO2020213153A1 (ja) * | 2019-04-19 | 2020-10-22 | 三菱電機株式会社 | 超音波送受信装置 |
JPWO2020213153A1 (ja) * | 2019-04-19 | 2021-10-28 | 三菱電機株式会社 | 超音波送受信装置 |
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