JPH09112492A - ポンプ等におけるセラミック軸受の支持構造 - Google Patents

ポンプ等におけるセラミック軸受の支持構造

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Publication number
JPH09112492A
JPH09112492A JP29488795A JP29488795A JPH09112492A JP H09112492 A JPH09112492 A JP H09112492A JP 29488795 A JP29488795 A JP 29488795A JP 29488795 A JP29488795 A JP 29488795A JP H09112492 A JPH09112492 A JP H09112492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceramic bearing
end faces
supporting structure
bearing
pump
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP29488795A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Yasuda
修 安田
Toshiyuki Osada
俊幸 長田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09112492A publication Critical patent/JPH09112492A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 セラミック軸受4がその上端面及び下端面に
作用する圧力の圧力差によって傾斜することにより損傷
するのを防止する。 【解決手段】 回転軸1のまわりに軸方向及び直径方向
に移動自在に弾性支持されてこれを軸承するセラミック
軸受4の上下両端面に作用する圧力を均等にするためポ
ケット23と内室25とを連通するバランス穴24を支持壁31
に穿設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポンプ等におけるセ
ラミック軸受の支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の立軸遠心ポンプの1例が図2に示
されている。図2において、1は回転軸、2はインペ
ラ、3は吐出ボウル、4は回転軸1を軸承するためのセ
ラミック軸受で、弾性体を介して吐出ボウル3の支持壁
31に弾性支持されている。インペラ1に穿設されたバラ
ンスホール21によって吐出ボウル3の内室25は吸入圧に
保持されている。
【0003】ポンプの運転時、回転軸1によってインペ
ラ2が駆動されると、吸込ベル22から吸い込まれた流体
はインペラ2によって昇圧された後、吐出ボウル3の吐
出流路19及び吐出管20を通って吐出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のセラミック
軸受4は弾性体を介して弾性支持されているため、セラ
ミック軸受4の上端面に作用する圧力が下端面に作用す
る圧力より大きくなると、弾性体の塑性変形又は大きな
弾性変形によってセラミック軸受4が傾斜して損傷する
おそれがあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、回転軸のまわりにその軸方向及び直径方向に移
動自在に弾性支持されてこれを軸承する円筒状のセラミ
ック軸受において、上記セラミック軸受の両端面に作用
する圧力を均等にするためのバランス穴を設けたことを
特徴とするポンプ等におけるセラミック軸受の支持構造
にある。
【0006】しかして、円筒状のセラミック軸受はその
両端面に作用する圧力が均等になり、軸方向及び直径方
向に安定して弾性支持されるので傾斜することがない。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係るセラミック軸受の支
持構造の部分的拡大図が図1に示されている。図1にお
いて、1は回転軸、3は吐出ボウル、4は回転軸1のま
わりに配設されてこれを軸承する円筒状のセラミック軸
受で、円筒状のリテーナ5と焼嵌めにより一体化されて
いる。
【0008】このリテーナ5の上端を弾性板6、押え板
8、ボルト15を介して支持箱10の上端に連結し、リテー
ナ5の下端を弾性板7、押え板9、ボルト16を介して支
持箱10の下端に連結するとともにリテーナ5の外周面と
支持箱10の内周面との間に上下に間隔を隔てて複数個(
図には4ケ)のOリング11を介装することによってセラ
ミック軸受4はその軸方向及び直径方向に弾性支持され
ている。
【0009】この支持箱10はその下端フランジを貫通す
るボルト18を吐出ボウル3の支持壁31に螺入することに
よってこの支持壁31に固定されている。12は廻り止めピ
ンで、リケーナ5が支持箱10に対して相対回転するのを
阻止している。
【0010】14は吐出ボウル3の内周面に嵌合されたブ
ッシュで、回転軸1に嵌合されたスリーブ13との間に僅
かの間隙δを隔てて対向している。23 はセラミック軸
受4の上方に形成されたポケットで、支持壁31の上部に
穿設されたバランス穴24を介して内室25に連通してい
る。他の構成は図2に示す従来のものと同様であり、対
応する部材には同じ符号を付してその説明を省略する。
【0011】しかして、ポンプの運転時、吸込ベル21か
ら吸入された流体はインペラ2によって昇圧された後、
吐出流路19、吐出管20を経て吐出されるが、その一部は
スリーブ13とブッシュ14との間隙δを経てポケット23に
入り、セラミック軸受4の上端面に作用する。
【0012】一方、吸込流体の一部はインペラ3に穿設
されたバランスホール21を通って吐出ボウル3の内室25
内に入りセラミック軸受4の下端面に作用する。
【0013】しかし、ポケット23はバランス穴24を介し
て内室25と連通しているので、セラミック軸受4の上端
面と下端面に作用する圧力は等しくなり、従って、弾性
板6、7及びOリング11の異常変形が阻止されるので垂
直に保持される。
【0014】
【発明の効果】本発明においては、セラミック軸受の両
端面に作用する圧力がバランス穴によって均等に保た
れ、弾性体の異常変形が阻止されるので、セラミック軸
受の傾斜を防止することができ、従って、セラミック軸
受の損傷を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す部分的拡大縦断面図で
ある。
【図2】従来のポンプの略示的縦断面図である。
【符号の説明】
1 回転軸 13 スリーブ 4 セラミック軸受 6、7 弾性板 11 Oリング 5 リテーナ 10 支持箱 3 吐出ボウル 31 支持壁 25 内室 24 バランス穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸のまわりにその軸方向及び直径方
    向に移動自在に弾性支持されてこれを軸承する円筒状の
    セラミック軸受において、上記セラミック軸受の両端面
    に作用する圧力を均等にするためのバランス穴を設けた
    ことを特徴とするポンプ等におけるセラミック軸受の支
    持構造。
JP29488795A 1995-10-18 1995-10-18 ポンプ等におけるセラミック軸受の支持構造 Withdrawn JPH09112492A (ja)

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JPH09112492A true JPH09112492A (ja) 1997-05-02

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Legal Events

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Effective date: 20030107