JPH09108226A - 受光装置 - Google Patents

受光装置

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JPH09108226A
JPH09108226A JP27023095A JP27023095A JPH09108226A JP H09108226 A JPH09108226 A JP H09108226A JP 27023095 A JP27023095 A JP 27023095A JP 27023095 A JP27023095 A JP 27023095A JP H09108226 A JPH09108226 A JP H09108226A
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JP
Japan
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light receiving
fpc
row
input
layer
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Application number
JP27023095A
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English (en)
Inventor
Yuichi Sugiyama
雄一 杉山
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SEITAI HIKARI JOHO KENKYUSHO K
SEITAI HIKARI JOHO KENKYUSHO KK
Original Assignee
SEITAI HIKARI JOHO KENKYUSHO K
SEITAI HIKARI JOHO KENKYUSHO KK
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Publication date
Application filed by SEITAI HIKARI JOHO KENKYUSHO K, SEITAI HIKARI JOHO KENKYUSHO KK filed Critical SEITAI HIKARI JOHO KENKYUSHO K
Priority to JP27023095A priority Critical patent/JPH09108226A/ja
Publication of JPH09108226A publication Critical patent/JPH09108226A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0213Electrical arrangements not otherwise provided for
    • H05K1/0216Reduction of cross-talk, noise or electromagnetic interference
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/14Structural association of two or more printed circuits
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/36Assembling printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/361Assembling flexible printed circuits with other printed circuits

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  • Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、配列された複数の受光素子を有し、
それら複数の受光素子のうちの少なくとも一部の複数の
受光素子で同時に受光信号を得ることのできる受光装置
に関し、S/Nの高い信号を得る。 【解決手段】受光部300に隣接した位置に信号分配用
のスルーホール部1802を配置し、受光部300の裏
側に回路ボードHTIA−1,HTIA−2,HTIA
−3,HTIA−4を配置し、スルーホール部1802
で分配された信号を各FPC層1803,1804,1
805,1806を介して、各回路ボードHTIA−
1,HTIA−2,HTIA−3,HTIA−4に伝達
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配列された複数の
受光素子を有し、それら複数の受光素子のうちの少なく
とも一部の複数の受光素子で同時に受光信号を得ること
のできる受光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より被検体、特に生体の断層像を観
測する装置として種々の原理に基づくものが知られてい
る。例えば、被検体内に超音波を放射し、被検体内の各
組織で反射されて戻ってきた超音波を受信して受信信号
を得、その受信信号に基づいて断層像を表示する超音波
診断装置が従来より知られている。この超音波診断装置
は、例えば心臓や腹部の病気診断用に実用化されている
が、その断層像の分解能は被検体の実寸法に換算し数百
μm程度であり、生体の細部にわたる組織構造を観察す
るには分解能が一桁以上不足している。
【0003】また、被検体内に光ビームを照射する装置
として、共焦点(コンフォーカル)レーザ走査オフサル
モスコープ(CLSO;Confocal Laser
Scanning Ophthalmoscope)
が知られている。このCLSOは、レーザビームを、被
検体内の所定の深さで二次元的に、もしくは深さ方向を
含めた三次元的に順次走査し、各焦点で反射してきた光
を、ピンホールにより、その焦点以外の深さ位置で反射
してきた光と分離して抽出し、その抽出された光を受光
する方式の装置である。このCLSOでは、2次元断層
像を数10msec程度の短時間で得ることができ、横
方向(Y方向)の分解能は10μm程度であって十分な
分解能を有しているが,深さ方向(Z方向)の分解能は
数百μm程度しか得られず、生体の細部にわたる組織構
造の観察にはやはり一桁以上分解能が不足している。
【0004】これらに対し、Z方向(深さ方向)とY方
向(横方向)との双方について数μm程度の分解能の断
層像を得ることができる装置が提案されている(PCT
/US92/03536参照)。図22は、この従来提
案された装置の説明図である。可干渉距離の短い光を発
する光源、例えばこの例ではSLD(Super Lu
minescent Diode)111から発せられ
た光は、光ファイバ112に入射して伝達され、ファイ
バ・カプラ113により第1の光波(物体光)と第2の
光波とに二分されて、それぞれ光ファイバ114,11
5で伝達され、それぞれ対物レンズ系117、参照レン
ズ系118を経由して、被検体119,参照ミラー12
0に伝達される。このとき参照ミラー120はZ方向
(光ビームの光軸方向)に移動している。
【0005】尚、図22には、物体光側にPZT(Pi
ezo−electric Transducer)1
16が配置され物体光の周波数シフトが行われている
が、これは、後述するフォトダイオード122で、この
フォトダイオード122ないしこのフォトダイオード1
22を含む信号処理系に適した周波数の信号が得られる
ようにするためのものであり、本装置の計測原理上は必
ずしも必要のないものであり、以下、PZT116の作
用については省略し、PZT116を備えない場合につ
いて説明する。
【0006】被検体119に照射された光ビームは被検
体内を進み、その被検体内を進む間に被検体の光ビーム
の進路上の各点で反射し、その反射光は対物レンズ系1
17を経由して光ファイバ114に入射し、ファイバ・
カプラ113を経由し、光ファイバ121を経由し、光
検出器、例えばこの例ではフォトダイオード122に入
射する。
【0007】また参照ミラー120で反射した光も同様
に、再度、参照光学系118を経由し、光ファイバ11
5に入射し、ファイバ・カプラ113を経由し、光ファ
イバ121を経由し、フォトダイオード122に入射す
る。図23は、フォトダイオード122で得られる信号
を示した図である。この図の横軸は、参照ミラー120
のZ方向の位置に対応しており、この参照ミラー120
はZ方向に等速で移動しているため、この図の横軸は時
間軸tでもある。またこの図の縦軸はフォトダイオード
122の受光信号(電流信号)の振幅であり、一点鎖線
はその受光信号の包絡線である。この図は、被検体内の
一点のみで反射が生じており、かつ、フォトダイオード
122に伝達された反射光と参照光の強度が互いに同一
の場合のものである。
【0008】参照ミラー120を連続的に定速でZ方向
に移動すると、その参照ミラー120で反射した参照光
は、その参照ミラー120に入射した光と比べ、その周
波数がドップラ周波数分だけ遷移した光に変換される。
したがってフォトダイオード122上では反射光と参照
光が干渉し、それら反射光の周波数と参照光の周波数と
の差の周波数の信号が観測される。
【0009】ところで、SLD111から発せられた光
は可干渉距離が短く、したがって、被検体119のある
一点のみで反射が生じているものとすると、SLD11
1から発せられ、物体光として被検体に照射され、その
被検体のある一点で反射してフォトダイオード122に
至る光路長(光学距離)と、SLD111から発せら
れ、参照ミラー120で反射されて参照光としてフォト
ダイオード122に至る光路長とが完全に同一である、
図23に示す原点0を中点とし、そのSLD111から
発せられた光の可干渉距離に対応したZ方向の幅(時間
幅)を半値幅とした、図示のようなバースト波が観測さ
れる。実際には被検体119の内部を進む光ビームの光
路に沿った種々の点で反射が生じており、参照ミラー1
20をZ方向に移動させることにより、その移動中の各
時点の参照ミラー120のZ方向の位置に対応する、被
検体119内部の反射光の情報が連続的に順次抽出され
た信号が得られることになる。図23に示す、一点から
反射された場合のバースト波のZ方向の半値幅は例えば
約10μm以下であり、したがって、Z方向(深さ方
向)について10μm以下の分解能が得られる。
【0010】一方、Y方向(横方向)の分解能は、被検
体119内の各反射点で物体光ビームをどこまで収束さ
せるかに依存し、Y方向(横方向)についても10μm
程度の分解能を得るには、各反射点でのビーム径を10
μm程度に収束させる必要がある。このため、対物レン
ズ系117に焦点調整機構を備えておいて、参照ミラー
120のZ方向への移動と同期し、その参照ミラー12
0のZ方向位置に対応した、被検体119内部の反射点
に物体光が収束されるようその焦点調整機構を動かし、
その対物レンズ系117の焦点をZ方向に移動させる。
【0011】このようにして、対物レンズ系117の焦
点を調整しながら参照ミラー120をZ方向に移動させ
ることにより、被検体119の内部に延びる一本の光ビ
ームに沿った、断層像の1ライン分の信号が得られる。
このラインを「走査線」と称する フォトダイオード122で得られた受光信号は、検波回
路123により、図23に示す包絡線に対応する信号を
抽出する検波が行われ、A/D変換器124により、そ
の検波された信号がディジタルの信号に変換され、コン
ピュータ125に取り込まれる。これにより、1本の走
査線に沿う断層像を表わす画像データがコンピュータ1
25に取り込まれたことになる。
【0012】対物レンズ系117はY方向(走査方向)
に移動自在に構成されており、対物レンズ系117をY
方向に移動させながら上記の走査を繰り返すことによ
り、被検体119の深さ方向(Z方向)と対物レンズ系
117の移動方向(Y方向)とからなる二次元断面に沿
う断層像を表わす画像データがコンピュータ125に取
り込まれる。コンピュータ125では、必要に応じて、
入力された画像データに所定の画像処理が施され、その
後、図示しない画像ディスプレイに断層像が表示され、
あるいはハードコピー装置でその断層像のハードコピー
が生成される。
【0013】尚、図22に示す装置には、光ファイバ1
12,114,115,121が採用されているが、こ
れらは光を伝送するための1つの手段として用いられて
いるものであって、この図22を参照して説明した断層
像形成の原理上からすれば、光ファイバを用いることは
必ずしも必要ではない。尚、上記の提案には、深さ方向
(Z方向)の機械的走査に代え、光源周波数を変調する
方式も含まれているが、この方式の場合、フォトダイオ
ード122で受光した後の信号処理に時間がかかり、ま
た種々の深さ位置に光ビームを絞り込むことはできず固
定焦点となるため、横方向(Y方向)の、その固定焦点
位置から外れた領域の分解能が低下してしまい、全体と
して高分解能の断層像を得ることはできないこととなっ
てしまう。
【0014】図22,図23を用いて説明した従来の提
案により、その深さ方向(Z方向)及び横方向(Y方
向)の双方について10μm程度の分解能を有する被検
体の断層像を得ることは可能である。しかし、一般的
に、散乱媒質内では深さ方向の広い範囲で細いビームを
維持することは出来ない。また、開口を大きくすると焦
点位置ではビームを細くできるがビームの広がりかたも
激しくなり、固定焦点では広い範囲で均一な細いビーム
にすることは出来ない。又、開口が大きいと複数の送受
信部を単純に切り換えるだけでは高分解能は達成出来
ず、機械的な送り装置が必要となる。回転ミラーやガル
バノミラーでビームを高速に振る技術は存在するが、深
さ方向に可変焦点とするにはやはり機械的送り装置が必
要となる。
【0015】このため、図22に示すように、参照ミラ
ー120と比べると極めて大型の光学系である焦点調節
機構を備え、かつ大開口の対物レンズ系117を備え、
それらの焦点調節機構を参照ミラー120の移動に同期
させて動かす必要があり、それらを高速に移動させるこ
とは難しく、一本の走査線に沿う受光信号を得るのに時
間がかかる。しかも対物レンズ系117はY方向(走査
方向)にも移動させる必要があり、1枚の2次元断層像
のデータを得るのに長時間を要するという問題がある。
断層像を得るのに長時間を要すること自体も問題である
が、断層像を得るのに長時間を要すると、被検体が例え
ば生体の場合、その断層像を得るのに要する時間内に被
検体が大きく動いてしまい、ある一時点の正しい断層像
を得ることができないという問題が発生する。
【0016】また、対物レンズ系117は焦点調節機構
付の例えばレンズ群等で構成され、また対物レンズ系1
17にはY方向にも移動させる機構が必要であり、した
がって図22に示す装置を実現しようとすると装置の機
構が複雑となり、大型の装置となり、信頼性も低下し、
さらにコストの高い装置となってしまう問題もある。こ
のような問題を解決するために、本願出願人は、深さ方
向,走査方向双方について良好な分解能を維持しつつ、
断層像を高速に得ることのできる断層像撮影装置を提案
した(特願平6−057137号参照)。
【0017】この提案に係る断層像撮影装置の場合、複
数の受光素子を有する受光部が備えられる。この提案に
係る断層像撮影装置を実際に組立てて所期の性能を得よ
うとする場合に、その受光部に備えられた複数の受光素
子を電流−電圧変換用のトランス・インピーダンス・ア
ンプ(TIA)に接続する必要があるが、受光素子の出
力インピーダンスが大きい(例えば1GΩ,数pF)た
めに、それら複数の受光素子をトランス・インピーダン
ス・アンプ(TIA)と接続する際の信号線の処理(低
容量化、信号線長の短縮化、信号線路の特性の均一化)
が大きな課題であり、特に信号線の容量は、信号(S)
/雑音(N)の特性に決定的な影響を与える。
【0018】また、受光素子は片側に窓が必要なため、
窓の前面側は被検体のため空けて置かなければならず、
受光素子の裏側だけが使用できる空間であるという配置
上の制約もある。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑み、S/Nの高い信号を得ることのできる受光装置を
提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の受光装置は、 (1)受光光量に応じた電流信号を生成する、配列され
た複数の受光素子と、これら複数の受光素子で生成され
た電流信号を出力するための、一列もしくは複数列に配
列された複数の出力端子とを備えた受光部 (2)上記複数の出力端子が配列された各列それぞれに
対応して備えられた、対応する列に配列された上記出力
端子の数をNとしたとき、上記出力端子から出力された
電流信号を電圧信号に変換するトランスインピーダンス
アンプがm個実装されているn枚(但し、m×n≧N)
の回路ボードからなる受信回路部 (3)上記複数の出力端子が配列された各列それぞれに
対応して備えられた、 (3a)対応する列を構成する上記出力端子それぞれと
結線された複数の入力端子を有する入力接続用パターン
層 (3b)上記入力端子から入力された電流信号を上記回
路ボードに伝達する配線パターンを有し、各一端が上記
回路ボードに接続されるとともに、各他端側が相互に、
かつ、上記入力接続用パターン層に重ね合わされた、n
枚もしくはn組のFPC層 (3c)それらのFPC層の上記各他端側および上記入
力接続用パターン層からなる複数の層が重ね合わされた
部分に形成された、それぞれが上記複数の層に跨って延
びるとともに上記複数の入力端子それぞれに配線された
信号伝達用のスルーホールがm行列n配列され各列のス
ルーホールが上記n枚もしくはn組のFPC層それぞれ
に形成された配線パターンに接続されてなるスルーホー
ル部を備えたFPC部を具備することを特徴とする。
【0021】ここで、上記本発明の受光装置において、
上記スルーホール部が上記受光部に隣接した位置に配置
されるとともに、上記回路ボードが上記受光部の受光面
側を表側としたときの裏側に配列され、上記FPC層
が、上記スルーホール部から延び湾曲して上記裏側に回
り込んで上記回路ボードと接続されてなることが好まし
い。
【0022】また、上記本発明の受光装置において、上
記FPC層が、上記スルーホール部と上記回路ボードと
を接続する上記配線パターンに沿って形成されたグラウ
ンドパターンを有することも好ましい態様である。ま
た、上記本発明の受光装置において、上記入力接続用パ
ターン層が、対応する列を構成する上記出力端子のうち
の1つおきの出力端子と結線された複数の入力端子をそ
れぞれが備えた二層であって、該二層合わせてその対応
する列を構成する出力端子それぞれと結線された、上記
スルーホール部で相互に重畳された二層から成ることも
好ましい態様である。
【0023】また、上記本発明の受光装置は、上記回路
ボードそれぞれが、その回路ボードに実装されたトラン
スインピーダンスアンプの入力にそれぞれ接続された、
配列された複数の入力端子を備え、上記FPC層それぞ
れが、上記スルーホール部での行方向に並ぶスルーホー
ルを配列順にスルーホールi(i=1,2,…,p,
…,2p,…,3p,…,4p)、上記回路ボードの入
力端子を配列順に入力端子j(j=1,2,…,p,
…,2p,…,3p,…,4p)としたとき、スルーホ
ール1,2,…,p,p+1,p+2,…,2p,2p
+1,2p+2,…,3p,3p+1,3p+2,…,
4pを、それぞれ、入力端子1,3,…,2p−1,
2,4,…,2p,2p+1,2p+3,…,4p−
1,2p+2,2p+4,…,4pに接続する配線パタ
ーンを有するものであってもよい。この配線構造は、上
記回路ボードそれぞれが、上記トランスインピーダンス
アンプを構成する増幅器が2個もしくは4個内蔵された
パッケージが複数個実装されたものである場合に特に有
効である。
【0024】さらに、上記本発明の受光装置は、上記回
路ボードそれぞれが、その回路ボードに実装されたトラ
ンスインピーダンスアンプの入力にそれぞれ接続され
た、配列された複数の入力端子を備え、上記FPC層そ
れぞれが、上記スルーホール部での行方向に並ぶスルー
ホールを配列順にスルーホールi(i=1,2,…,
p,…,2p,…,3p,…,4p)、上記回路ボード
の入力端子を配列順に入力端子j(j=1,2,…,
p,…,2p,…,3p,…,4p)としたとき、スル
ーホール1,2,…,p,p+1,p+2,…,2p,
2p+1,2p+2,…,3p,3p+1,3p+2,
…,4pを、それぞれ、入力端子1,5,…,4p−
3,2,6,…,4p−2,3,7,…,4p−1,
4,8,…,4pに接続する配線パターンを有するもの
であってもよい。この配線構造は、上記回路ボードそれ
ぞれが、上記トランスインピーダンスアンプを構成する
増幅器が4個内蔵されたパッケージが複数個実装された
ものである場合に特に有効である。
【0025】上記の本発明は、下記の観点に基づいて構
成されたものであり、本発明により、S/Nの高い受光
信号を得ることができる。 (1)トランス・インピーダンス・アンプ(TIA)を
複数回路実装した回路ボードの配線パターンの最短化を
最優先することにより小型・低容量化を図る。 (2)回路ボードを受光素子の受光面の裏側に配置しフ
レキシブル・プリント回路(FPC)(flexibl
e circuitともいう)で接続する。立体的配置
により信号線長を短縮化し低容量化を実現し、また信号
線長を一致、ないし信号線長の差を最小化させることに
より信号線路の電気的特性を均一化する。 (3)スルーホール部で信号を分離し、各回路ボードに
対応した信号線だけを独立のFPC層にパターニングに
する(スルーホール部から回路ボードの個数だけの分離
されたFPC層を出す)。これにより、FPC上では配
線パターン量が大幅に低減し、最短距離の配線パターン
を設定することが可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。以下では先ず、前述した、特願平6−057
137号にて提案された断層像撮影装置の基本概念につ
いて説明し、次いで、本発明の受光装置の実施形態につ
いて説明する。図1は、特願平6−057137号に提
案された断層像撮影装置の基本概念図である。
【0027】光源部1は、SLD,LED等を光源と
し、この光源部1から発せられた光波のうち、その光波
が二分された一方の第1の光波2は物体光として、ビー
ムスプリッタ3を介して測定物体に投射され、測定物体
の内部で反射・散乱される。本実施形態では、光源部1
には複数の光源が一次元的に配列されており、それら複
数の光源の切り換えによりY方向(走査方向)に走査が
行なわれる。尚、本実施例では、測定物体4として眼の
例が図示されているが、測定物体4は眼に限定されるわ
けではない。
【0028】参照光発生部5は、測定物体4に照射され
た物体光2が測定物体4の内部の物体光ビームの進路上
の各点で反射されることによりビームスプリッタ3側に
戻ってきた反射光と干渉させることにより、測定物体4
内部の所望の測定点からの光信号を選別するための参照
光6を生成する部分であり、この参照光発生部5は、Z
方向の移動により、参照光に、ヘテロダイン信号を生成
するためのドップラ周波数シフトをかける。参照光によ
り測定物体4の内部の深さ方向を規定し、複数の光源の
切り換えによる走査と組み合わせて二次元的な断層面8
を構成する。
【0029】測定物体4からの反射光はビームスプリッ
タ3の反射面で参照光と重畳されて互いに干渉し、干渉
光として受光部9に送られ、測定物体4内部の所望の測
定点からの光信号を含んだ反射光の概略の選別が可能と
なる。受光部9は、Y方向に配列された複数の受光素子
で構成されており、参照光と干渉した反射光は、それら
複数の受光素子の中から選択された一部の複数の受光素
子からなる受光開口内の各受光素子で受光され、位相情
報を含むヘテロダイン信号が得られる。各受光素子で得
られたヘテロダイン信号は電子焦点制御部10に送られ
電子的手段による可変遅延及び加算による電子焦点制御
が行われ、所望の焦点が形成される。
【0030】尚、図1には、受光部9には、複数の受光
素子がY方向に一次元的に配列された一次元アレイが表
示されているが、受光素子が一次元アレイであればY方
向(走査方向)の焦点制御だけとなり、受光素子が二次
元アレイであればY方向(走査方向)とX方向(厚み方
向)(受光素子に入射する干渉光の光軸と走査方向(Y
方向)との双方と直交する方向)との双方の焦点制御が
可能となる。
【0031】また選択された受光開口内の各受光位置に
おける受光ゲインは、開口の中心をピークとしたガウス
曲線状(又はガウス曲面状)にアポダイジングすると好
適なビーム形状が得られる。また、参照光発生部のZ方
向の位置に対応して受光開口の大きさを変化させると深
さ方向(Z方向)位置に対して径の均一なビームが得ら
れる。また、本実施例では電子的切り換えにより、受光
開口がY方向に電子的に走査される。
【0032】電子焦点制御部10で遅延加算の行われた
信号は画像処理部11に送られて適切な画像処理が施さ
れ、表示部12に送られてその表示部12に、測定物体
4の断層像が表示される。また、光源部1は複数の光源
のかわりに、1個の光源として走査方向に機械的に走査
してもよい。
【0033】本発明は、上記のように多素子の受光素子
アレイを有し同時に複数素子で受光する受光部9に好適
な受光装置に関するものである。以下、本発明の実施形
態について説明する。図2は、受光素子アレイの一例を
示す図である。図2に示す受光素子アレイでは、図上、
水平方向に一次元的に受光素子が並んではいるが、図
上、受光素子アレイの上下端に出力が出る構造であれ
ば、本発明では2次元アレイであっても同様に扱うこと
ができる。また、受光素子が2次元的に配列されている
場合において、図上、上下端の出力端子それぞれを、縦
方向に並ぶ複数の受光素子が共用し、それら複数の受光
素子が時分割的に切り替えられて出力端子に接続される
構造であっても、本発明では同様に扱うことができる。
【0034】図2において、201が受光素子であり、
200が受光素子アレイである。K1,K2,K3,K
4はバイアス用の信号端子(パッド)であるが、このバ
イアス用の信号端子は最小1端子分あればよい。コモン
カソードの場合はこのバイアス用信号端子K1,K2,
K3,K4は、カソードに接続され、アノードが受光素
子アレイのチャンネル数と同数の端子数の信号端子とな
り、コモンアノードの場合は、バイアス用信号端子K
1,K2,K3,K4は、アノードに接続され、カソー
ドが受光素子アレイのチャンネル数と同数の端子数の信
号端子となる。本発明はどちらの場合にも適用可能であ
る。バイアス用の信号端子K1,K2,K3,K4は端
子数も少なく端子が設けられる場所も限定されるので、
接続に関しての問題はない。したがってここでは、信号
端子(パッド)U1,D1,U2,D2,……,U6
1,D61,U62,D62に関し説明する。
【0035】図2では、受光素子の左からの配列順序に
対応し、信号端子がU1,D1,U2,D2,……,U
61,D61,U62,D62の順に並んでいる。受光
素子は124素子であり、受光素子アレイ200の上下
端に交互に62素子分のパッドが設けられている。本実
施形態では、同時に使う最大受光素子数(最大開口)は
32個であるとして説明する。この最大開口は目的とす
る分解能と診断深さにより決まる。開口を大きくするほ
ど分解能が良くなるが、装置性能・診断対象によりきま
る受光信号の位相誤差により最大開口の上限が存在す
る。任意の連続した32素子のアレイを選び、1素子毎
にシフトしていくことにより素子の並び方向の走査が可
能となる。
【0036】例えばU1,D1,U2,D2,……,U
15,D15,U16,D16が最初に選ばれていたと
すると、次にD1,U2,D2,……U15,D15,
U16,D16,U17のように、1素子分シフトする
ことにより、1素子分の走査が行われる。図3は、受光
部の実施形態であり、受光素子アレイのベア・チップ2
00(図2参照)が基板上に組み込まれた例である。
【0037】受光素子のパッケージは、デュアル・イン
ライン・パッケージ(DIP)とかシングル・インライ
ン・パッケージ(SIP)とかピン・グリッド・アレイ
(PGA)とかのピン出力のものでもよいし、ベアチッ
プを適当な出力端子間隔を有する基板上に実装してもよ
く、スモール・アウトライン・パッケージ(SOP)、
フラット・パッケージ、チップキャリア・パッケージの
ような表面実装タイプでもよい。
【0038】いずれの形式のパッケージでもパッケージ
両サイドに素子の配列順序に一致させて、一列以上の出
力端子の並びとした出力形式(図3参照)で代表でき
る。本発明では直線状にパッケージの出力端子が配列さ
れていなくてもよく、例えばPGAでも上下に2分割し
て出力端子が上下に配列されていると考えればよく、パ
ッケージの固定の目的等により適当な中継用基板を設け
ることも可能である。
【0039】また、パッケージの受光窓は有ってもなく
ても、本発明には関係しない。またシングル・インライ
ン・パッケージでも本発明は適用可能である。従って、
以下の説明では、図3の形式の出力端子として説明す
る。301,302は、受光素子アレイの素子出力を上
下端の出力端子に接続するための配線パターンであり、
受光素子アレイの素子出力とパターン301,302と
の接続は例えばワイヤ・ボンデイングなどの手段により
接続される。
【0040】303,304は、基板上に設けられた出
力端子である。出力端子303は、図2と同じ記号を使
って、K1,U1,U2,……,U61,U62,K3
と表記し、出力端子304は、例えば図2と同じ記号を
使って、K2,D1,D2,……,D61,D62,K
4と表記する。出力端子303,304には中央に空隙
305,306が設けられているが、空隙無しで連続的
に出力端子を並べてもよいし、さらに多数の空隙を任意
の場所に設けても本発明は適用可能である。
【0041】また、上下端双方には出力を出さないで、
片側(上端のみまたは下端のみ)だけでも本発明が適用
可能なことはいうまでもない。307は基板であり、通
常、セラミックなどの材料により作成されている。セラ
ミックは誘電率が通常のプリント基板の3倍程度と大き
いので、セラミック上でパターンを引回すことは得策で
はなく、セラミック上では最短距離のパターンを設定す
べきである。受光素子アレイを基板上に取付け、出力端
子との配線を行った完成体300を受光部と呼ぶことに
する。
【0042】図4は、トランス・インピーダンス・アン
プ(TIA)用ハイブリッド集積回路ボードの一例であ
る。本実施形態では、受光素子アレイは124素子のア
レイであるので、124チャンネルのトランス・インピ
ーダンス・アンプ(TIA)が必要である。また、最大
受光素子数(最大開口)は32個であるので、電気的カ
ップリングを最小にする目的で、1パッケージ内の演算
増幅器は同時には1個のアンプしか使わない場合まで考
えても、総受光素子数/最大受光素子数≒4より、演算
増幅器が4個内蔵されたICが使用可能である。
【0043】ロウ・ノイズで、高周波(数百KHz)ま
で使用可能で、演算増幅器が4個内蔵され、表面実装タ
イプであるICを探すと16ピンSOPのICが一般的
である。16ピンSOPをハイブリット回路にすると、
回路を並べる厚さ方向最小ピッチは7mm程度は必要と
なる。16ピンSOPの実装面積は10.6×10.7
mm2 を必要とするので、各16ピンSOPの配列ピッ
チは12mm程度必要である。
【0044】従って、16TIA回路分の4個の16ピ
ンSOPを一列に並べると48mmの長さが必要とな
る。また、16ピンSOPのハイブリッド回路を、厚さ
方向ピッチ7mmで並べると、回路ボード8枚で56m
mとなる。従って上記設定で実装長さ×実装厚さ(48
mm×56mm)となり、正方形に近くなるのでこれが
124チャンネルTIA回路群の最小型化の最適配置で
ある。(SOPの配列ピッチとハイブリッド回路を厚さ
方向ピッチを一定とすれば、ハイブリッド回路群の実装
長さa、実装厚さbとした時、a×b=一定となるの
で、対角線の長さ=(a2 +b21/2の最小値はa=
bの時である。) 図4で、Hはトランス・インピーダンス・アンプ用回路
が搭載されたハイブリッド集積回路ボード(HTIA)
であり、演算増幅器が4個内蔵されたICを4個実装し
た例である。
【0045】IN1〜IN16は入力端子であり、IC
以外の回路部品は図示省略してあり、入力端子の配置だ
けに注目した図である。A1〜A4は演算増幅器が4個
内蔵されたICであるが、一般的にICの入力ピンの位
置は図示したように並んでいる。従って、入力パターン
が最短距離で交差もないように並べると図のような配置
か、又は、上から順番にIN2,1,4,3,6,5,
8,7,10,9,12,11,14,13,16,1
5(実装されたICの下を通る配線にパターンを設定し
た時)という配置になる。
【0046】従って、カップリングを起こしやすい同一
パッケージ内の演算増幅器を同時に使用しないために
は、例えばIN1,5,9,13というように同時に使
う入力ピンを3入力置きに選択すればよい。また、1つ
のICの中では、同一ピン側にある演算増幅器どうしの
方がカップリングを起こし易いため、ICの同一ピン側
の演算増幅器を同時に使用しないためには、1入力置き
の接続、例えばIN1,3,5,7、IN2,4,6,
8、IN9、11,13,15、IN10,12,1
4,16の組合せで同時に使う入力を選択すればよい。
【0047】同時に使用しない演算増幅器は、演算増幅
器の後段にアナログ・スイッチを設けて演算増幅器の出
力をOFFしてやることにより、TIAの、入力電力に
比べ大電力の出力電力を低減することができるので、他
の回路、特に同一パッケージ内回路に与える影響を低減
することができる。図5は、受光部300(図3参照)
とトランス・インピーダンス・アンプ用ハイブリッド集
積回路ボードとの接続状態を示す展開図である。本実施
形態では、右側にトランス・インピーダンス・アンプ用
ハイブリッド集積回路ボードが4枚、左側に4枚必要で
あるが、本図では左右に各1枚だけ図示した。
【0048】受光部300には、受光部300の右上端
から、図3のK1,U1,U2,……,U61,U6
2,k3の出力端子(およびバイアス端子)が設置され
ている。また、受光部300の左上端から、図3のK
2,D1,D2,……D61,D62,k4の出力端子
(およびバイアス端子)が設置されている。501はF
PC上に設けられた入力端子部であり、図3のK1,U
1,U2,……,U61,U62,k3の出力端子(お
よびバイアス端子)に対応する入力端子を有する。50
2はFPC上に設けられた入力端子部であり、図3のK
2,D1,D2,……,D61,D62,k4の出力端
子(およびバイアス端子)に対応する入力端子を有す
る。
【0049】入力端子部501,502と受光部300
は、対応する端子どうしが、半田付け、ワイヤボンディ
ングなどの手段により接続される。受光部出力端子(お
よびバイアス端子)と入力端子部501,502の電極
部分をオーバーラップさせ直接半田付けすることも可能
であり、オーバーラップ部分に圧力をかけて接触させる
構造(着脱可能)も可能である。
【0050】503は入力端子部501で受け取った信
号を、スルーホール群により、分類・再配置するための
スルーホール部である。スルーホール部503よりも右
の部分ではFPC505は一体でなく、右側の部分を受
け持つトランス・インピーダンス・アンプ用ハイブリッ
ド集積回路ボード507の枚数に対応した複数のFPC
層に分離されている。
【0051】505はFPCの各層であり、スルーホー
ル部503で分類選択された信号群は、選択された信号
群に対応したFPC505の層上を経由して、選択され
た信号群に対応したトランス・インピーダンス・アンプ
用ハイブリッド集積回路ボード507の入力部(図4の
IN1〜IN16)に接続される。504は入力端子部
502で受け取った信号を、スルーホール群により、分
類・再配置するためのスルーホール部である。
【0052】スルーホール部504から左の部分ではF
PC506は一体でなく、左側の部分を受け持つトラン
ス・インピーダンス・アンプ用ハイブリッド集積回路ボ
ード508の枚数に対応した複数のFPC層に分離され
ている。506はFPCの各層であり、スルーホール部
504で分類選択された信号群が、選択された信号群に
対応したFPC506の層上を経由して、選択された信
号群に対応したトランス・インピーダンス・アンプ用ハ
イブリッド集積回路ボード508の入力部(図4のIN
1〜IN16)に接続される。
【0053】本実施形態の構造は左右対称構造にできる
ので、以下の説明は片側半分(右半分)だけについて行
う。尚、左右の端子数が違う場合でも、空き端子として
使わなければよく、同じ構造の要素が使える。バイアス
用の信号端子は、最小1端子分あればよく、端子数も少
なく端子が設けられる場所も限定されるので、接続に関
しての問題はない。従って、以下の説明では、信号端子
(図3のU1,D1,U2,D2,……U61,D6
1,U62,D62)に関するものを中心とする。
【0054】図6は、図5の片側半分(右半分)の入力
端子部の入力端子T1,T2,T3,……,T30,T
31,T32,T33,……T61,T62とスルーホ
ール部の詳細図である。図中、二重丸印はスルーホール
を表わし、内側の丸がスルーホールであり外側の丸がス
ルーホールのランドである。スルーホールは、列方向に
A,B,C,Dの4列、行方向にR1,R2……,R1
6の16行の4×16個配列されている。
【0055】スルーホール部の上方方向配列ピッチは図
のように入力端子部の配列ピッチ(本実施形態では0.
28mm)に限定されない。本実施形態では、スルーホ
ール部の上下方向配列ピッチは1.75mmである。ま
た入力端子部の狭い配列ピッチ(本実施形態では0.2
8mm)はスルーホール部により、水平方向に広い配列
ピッチに変換される。本実施形態では、スルーホールの
ランド径はφ1mm、水平方向配列ピッチは1.5mm
である。
【0056】また、本実施形態では、入力端子T1,T
2,……,T62を上下に31端子づつに分けたので、
A列R1行から順番に接続すると、31端子グループで
2分できない。従って不足分(この場合1素子)だけず
らしてやると図のように31端子グループで2分でき
る。但し、必ずしも2分する必要はない。本発明では、
このように、受光素子数に、奇数、偶数、4の倍数、8
の倍数といった、特定の受光素子数の制限はない。
【0057】本実施形態では、最初(A列R1行)と最
後(D列R16行)のスルーホールが空くだけである。
最初(A列R1行)と最後(D列R16行)のスルーホ
ールは、バイアス信号(図3のK1,K2,K3,K
4)用に使うことも可能である。グランドパターンは特
に図示していないが、パターンの余裕のある箇所にグラ
ンドパターンを設けることが可能なことは言うまでもな
い。
【0058】A列のスルーホールだけに接続されたFP
C層を設ければ、4受光素子毎に接続された16チャン
ネルの信号群を作ることができる。但し、本実施形態で
は最初(A列R1行)は空きなので、実際は15チャン
ネルである。B列のスルーホールだけに接続された別の
FPC層を設ければ、4受光素子毎に接続された16チ
ャンネルの信号群を作ることができる。
【0059】C列のスルーホールだけに接続された別の
FPC層を設ければ、4受光素子毎に接続された16チ
ャンネルの信号群を作ることができる。D列のスルーホ
ールだけに接続された別のFPC層を設ければ、4受光
素子毎に接続された16チャンネルの信号群を作ること
ができる。但し、最後(D列R16行)は空きなので実
際は15チャンネルである。
【0060】上記の如く、16チャンネル毎の信号群に
わけられるので、各信号群をトランス・インピーダンス
・アンプ用ハイブリッド集積回路ボードにそれぞれ割振
ることができる。A,B,C,D列に対応した各FPC
層は重ねて配線できるので場所をとらず、空間的にも広
げて配置する必要はない。
【0061】また、入力端子部の入力端子とスルーホー
ル部の各スルーホールとの接続用には上記FPC層とは
違う層に一層の入力接続用パターン層があればよい。図
7は、図5の受光部300を除いて示す、入力端子部、
スルーホール部、FPC層、トランス・インピーダンス
・アンプ用ハイブリッド集積回路ボード(HTIA)の
入力端子(IN1,IN2,……,IN15,IN1
6)との接続を説明するための図であり、図5と同じく
接続説明用展開図である。
【0062】ここに示す部分のうち、トランス・インピ
ーダンス・アンプ用ハイブリッド集積回路ボード(HT
IA)を除いた部分をFPC部と呼ぶことにする。この
接続の説明に際しては、図5の左右領域だけでなく、上
下方向領域も同様に説明できるので、4分の1の領域
(例えば図5の右上半分の領域)で説明する。
【0063】T1,T2,T3,……,T30,T31
は入力端子部の入力端子であり、列方向A,B,C,D
(4列)、行方向R1,R2,……,R8(8行)の二
重丸印群がスルーホール部であり、二重丸印の内側の丸
がスルーホールで、外側の丸がスルーホールのランドで
ある。スルーホール部の右側の、配線パターンが図示さ
れている部分がFPC層であり、FPC層の右端でトラ
ンス・インピーダンス・アンプ用ハイブリッド集積回路
ボード(HTIA)と接続されている。
【0064】FPC層は実際には、A,B,C,Dの4
列にそれぞれ対応して4層あるが、ここでは1層だけ図
示する。尚、ここでいうFPC層とは、実際の配線パタ
ーンの層数を意味せず、1枚のトランス・インピーダン
ス・アンプ用ハイブリッド集積回路ボード(HTIA)
への信号の伝達を担う1枚もしくは複数枚のまとまりを
いう(以下同様)。
【0065】また、本実施形態では、上下に31端子づ
つにわけたので、A列R1行から順番に接続すると、図
のごとく、31端子グループで2分できない。図の最後
(D列R8行)が空きとなるが、T32をD列R8行の
スルーホール・ランドに接続しここを、T32〜T62
の接続の出発点として順次連続して接続していけばよ
い。この接続方法は図6の接続方法とは異なり上下に2
分しない例である。
【0066】本図の例では、C列R16行とD列R16
行のスルーホールが空く。C列R16行とD列R16行
のスルーホールは、バイアス信号(図3のK1,K2,
K3,K4)用に使うことも可能である。本図におい
て、太線のパターンのみがFPC層の配線パターンであ
り、T1,T2,T3,……,T30,T31の入力端
子部の入力端子と列方向A,B,C,D(4列)、行方
向R1,R2,……,R8(8行)のスルーホール部と
を接続した細線のパターンはFPC層とは別の入力接続
用パターン層の配線パターンである。
【0067】本図のように、A列のスルーホールだけに
接続されたFPC層を設けると下記のように、4受光素
子毎に接続された16チャンネルの信号群を作ることが
できる。すなわち、A列R1行をHTIAのIN1、A
列R2行をHTIAのIN2、A列R3行をHTIAの
IN3、A列R4行をHTIAのIN4、A列R5行を
HTIAのIN5、A列R6行をHTIAのIN6、A
列R7行をHTIAのIN7、A列R8行をHTIAの
IN8にそれぞれ接続し、以下同様にして、A列R16
行をHTIAのIN16まで接続すればよい。
【0068】FPC層とトランス・インピーダンス・ア
ンプ用ハイブリッド集積回路ボード(HTIA)の入力
端子IN1,IN2,……,IN15,IN16との接
続は、FPC層の右端にスルーホール(そのFPC層だ
けに有効なスルーホール)を設け、HTIAの入力端子
(IN1,IN2,……IN15,IN16)をピン形
式にして半田付けで接続してもよく、FPC層の右端と
HTIAの入力をコネクタ形式にすることも可能であ
る。
【0069】HTIA内の16ピンSOPの配列ピッチ
は12mm、HTIAの入力端子IN1,IN2,…
…,IN15,IN16のピッチを2mmとし、FPC
部の入力端子部からHTIAの入力端子までの直線的長
さを40mm(図18を参照して説明する)として、F
PC部全体でのパターン長の差(HTIAの入力端子I
N1またはIN16への配線パターンの配線長が一番長
く、IN8,IN9への配線パターンの配線長が一番短
い)は、3mm前後であり、本方式ではパターン長さの
差は非常に小さい。
【0070】図8は、図7と同様の図であるが、ガード
用グランドパターン801により信号用配線パターン8
02を囲んだパターンの説明用の図である。この図のパ
ターンは、微小漏れ電流が問題となる回路で有効であ
る。A,B,C,D以外に、もう一列グラウンド用スル
ーホール(E列)を設けて、グラウンド相互のインピー
ダンスを極力低下させることも可能である。但し、回路
側ボードでもグラウンドの相互接続可能であるため、E
列のグラウンド用スルーホールは必ずしも必要ではな
く、E列にグラウンド用スルーホールを一個だけ設けて
もよく全然なくてもよい。同一FPC層でのグラウンド
の相互接続も図のごとく容易に実現可能である。
【0071】図9〜図11は、図6の入力端子(T1,
T2,T3,……,T30,T31,T32,T33,
……,T61,T62)とスルーホール部(列方向A,
B,C,D(4列),行方向R1,R2,……R16
(16行))の詳細図と信号線の接続法は同一である
が、入力端子(T1,T2,T3,……,T30,T3
1,T32,T33,……,T61,T62)とスルー
ホール部(列方向A,B,C,D(4列),行方向R
1,R2,……R16(16行))の入力接続用パター
ン層を2層とし、この部分にも信号線間にグラウンドパ
ターンをいれて、カップリング防止を目的としたもので
ある。但し、図9,図10は上部半分のみを表示してい
る。
【0072】図9のパターン層では、入力端子部(T
1,T2,T3,……,T30,T31,T32,T3
3,……,T61,T62)の入力端子のうち、奇数番
目の入力端子(T1,T3,T5,……,T29,T3
1,T33,T35,……,T61(B列とD列)のみ
を扱い、間の空いたパターン領域をグラウンドパターン
用に使用している。また、このパターン層ではA列は使
用しないので、スルーホールのランドも必要なくランド
領域の一部もパターン領域の拡大に利用できる。
【0073】G列には、グラウンドの各FPC層との相
互接続用にスルーホールを少くとも一個設けるか、受光
素子の取付用金属部に、ネジと端子用金属板などにより
直接接続できるようにしてもよい。また、スルーホール
部に空いたスルーホールがあればそれを利用してもよ
い。図10のパターン層では、入力端子部(T1,T
2,T3,……,T30,T31,T32,T33,…
…,T61,T62)の入力端子のうち、偶数番目の入
力端子(T2,T4,T6,……,T28,T30,T
32,T34,……,T62(A列とC列)のみを扱
い、間の空いたパターン領域をグラウンドパターン用に
使用する。また、このパターン層で使用しないスルーホ
ールのランドも必要なくランド領域の一部もパターン領
域の拡大に利用してもよい。
【0074】G列には、グラウンドの各FPC層との相
互接続用にスルーホールを少くとも一個設けるか、受光
素子の取付用金属部に直接ネジと端子用金属板などによ
り接続できるようにしてもよい。また、スルーホール部
に空いたスルーホールがあればそれを利用してもよい。
図11は、1101がスルーホール部であり、1102
が図9のパターン層で、1103が図10のパターン層
である。
【0075】パターン層1102の入力端子T1,T
3,T5,……,T29,T31,T33,T35,…
…,T61と受光部出力端子の接続はワイヤボンディン
グないし半田付けで行う。また、パターン層1103の
入力端子T2,T4,T6,……,T28,T30,T
32,T34,……,T62と受光部出力端子の接続も
ワイヤボンディングないし半田付けで行う。ワイヤボン
ディングないし半田付けであれば、一層の受光部出力端
子と2層の入力端子部との立体的相互接続が可能であ
る。
【0076】図12は、スルーホール部とトランス・イ
ンピーダンス・アンプ用ハイブリッド集積回路ボード
(HTIA)の入力端子(IN1,IN2,……IN1
5,IN16)との接続法が違う以外は図7と同じであ
り、入力端子部、スルーホール部、FPC層、トランス
・インピーダンス・アンプ用ハイブリッド集積回路ボー
ド(HTIA)の入力端子(IN1,IN2,……IN
15,IN16)との接続を説明するための図であり、
図5と同様、接続説明用展開図である。
【0077】T1,T2,T3,……,T30,T31
は入力端子部であり、列方向A,B,C,D(4列)、
行方向R1,R2,……R8(8行)の二重丸群がスル
ーホール部であり、二重丸の内側の丸がスルーホール
で、外側の丸がスルーホールのランドである。スルーホ
ール部の右側の、配線パターンが図示されている部分が
FPC層でありFPC層の右端でトランス・インピーダ
ンス・アンプ用ハイブリッド集積回路ボード(HTI
A)と接続されている。
【0078】FPC層は実際には、A,B,C,D列に
応じて4層あるが、ここでは1層のみ図示する。また、
本実施形態では、上下に31端子づつに分けたので、A
列R1行から順番に接続すると、図のごとく、31端子
グループで2分できず、図の最後(D列R8行)が空き
となるが、T32をD列R8行のスルーホール・ランド
に接続しここをT32〜T62の接続の出発点として順
次連続して接続していけばよい。
【0079】本図の例ではC列R16行とD列R16行
のスルーホールが空く、C列R16行とD列R16行の
スルーホールは、バイアス信号(図3のK1,K2,K
3,K4)用に使うことも可能である。本図では、太線
のパターンのみがFPC層のパターンであり、T1,T
2,T3,……,T30,T31の入力端子部と列方向
A,B,C,D(4列)、行方向R1,R2,……R8
(8行)のスルーホール部を接続した細線のパターンは
FPC層とは別の入力接続用パターン層のパターンであ
る。
【0080】本図のように、A列のスルーホールだけに
接続されたFPC層を設けると、下記のように接続する
ことにより、4受光素子毎に接続された16チャンネル
の信号群を作ることができる。すなわち、A列R1行を
HTIAのIN1、A列R2行をHTIAのIN3、A
列R3行をHTIAのIN5、A列R4行をHTIAの
IN7、A列R5行をHTIAのIN2、A列R6行を
HTIAのIN4、A列R7行をHTIAのIN6、A
列R8行をHTIAのIN8、A列R9行をHTIAの
IN9、A列R10行をHTIAのIN11、A列R1
1行をHTIAのIN13、A列R12行をHTIAの
IN15、A列R13行をHTIAのIN10、A列R
14行をHTIAのIN12、A列R15行をHTIA
のIN14、A列R16行をHTIAのIN16に接続
すればよい。このように接続する場合、FPC層でパタ
ーンが交わるので同一の層に全ての信号を設定できない
が、A列R1,R2,R3,R4行のスルーホールから
の信号パターンを片面(例えば上面)、A列R5,R
6,R7,R8行のスルーホールからの信号パターンを
他の面(例えば下面)に設定すれば(A列R9,R1
0,R11,R12とA列R13,R14,R15,R
16のスルーホールからの信号パターンも同様)、1枚
のFPC層でA列と接続された全ての信号パターンが設
定可能となる。
【0081】また、このように接続すれば、1入力置き
の接続(例えばIN1,3,5,7、IN2,4,6,
8、IN9,11,13,15、IN10,12,1
4,16)の組合せで同時に使う入力を選択することに
なり、カップリングを起こし易い、1つのパッケージ内
の同一ピン側の演算増幅器を同時に使用しないようにす
ることができる。
【0082】また、演算増幅器が2個内蔵されたパッケ
ージを使用する場合には、上記のように接続すれば、同
一パッケージ内の演算増幅器を同時に使用しないように
することができる。FPC層とトランス・インピーダン
ス・アンプ用ハイブリッド集積回路ボード(HTIA)
の入力端子(IN1,IN2,……IN15,IN1
6)との接続は、FPC層の右端にスルーホール(その
FPC層だけに有効なスルーホール)を設け、HTIA
の入力端子(IN1,IN2,……IN15,IN1
6)をピン形式にして半田付けで接続してもよく、FP
C層の右端とHTIAの入力端子をコネクタ形式にする
ことも可能である。
【0083】HTIA内の16ピンSOPの配列ピッチ
は12mm、HTIAの入力端子(IN1,IN2,…
…IN15,IN16)のピッチを2mmとし、FPC
部の入力端子部からHTIAの入力端子までの直線的長
さを40mm(図18で説明する)として、FPC部全
体でのパターン長の差(FPC層でのパターン長はHT
IAの入力端子IN2または、IN5に接続されるもの
が一番長く、IN8、IN9に接続されるものが一番短
い)は、3mm前後であり、本方式ではパターン長さの
差は非常に少ない。尚、本図の接続方式でも図8、図9
〜図11の構造も可能である。
【0084】図13は、図12のFPC層に、パターン
長の総合的差(ベアチップのパッドからの総合的信号パ
ターン長の差)を補正するパターン領域を設けた場合で
ある。このようにすればパターン長の総合的差を完全に
なくすことが可能である。図14は、スルーホール部と
トランス・インピーダンス・アンプ用ハイブリッド集積
回路ボード(HTIA)の入力端子(IN1,IN2,
……IN15,IN16)との接続法が違う以外は図7
と同じであり、入力端子部、スルーホール部、FPC
層、トランス・インピーダンス・アンプ用ハイブリッド
集積回路ボード(HTIA)の入力端子(IN1,IN
2,……IN15,IN16)との接続を説明するため
の展開図である。
【0085】T1,T2,T3,……,T30,T3
1,T32,T33,……,T61,T62は入力端子
部であり、列方向A,B,C,D(4列)、行方向R
1,R2,……,R16(16行)の二重丸印群がスル
ーホール部であり、二重丸の内側の丸がスルーホール
で、外側の丸がスルーホールのランドである。スルーホ
ール部の右側の、パターンが図示されている部分がFP
C層であり、FPC層の右端でトランス・インピーダン
ス・アンプ用ハイブリッド集積回路ボード(HTIA)
と接続されている。
【0086】FPC層は実際には、A,B,C,D列に
対応して4層があるが、ここでは1層だけ図示されてい
る。また、本実施形態では、上下に31端子づつにわけ
たので、A列R1行から順番に接続すると、図のごと
く、31端子グループで2分できない。T32をD列R
8行のスルーホール・ランドに接続しここをT32〜T
62の接続の出発点として順次連続して接続していけば
よい。
【0087】本図の例では、C列R16行とD列R16
行のスルーホールが空く。C列R16行とD列R16行
のスルーホールは、バイアス信号(図3のK1,K2,
K3,K4)用に使うことも可能である。本図では、太
線のパターンのみがFPC層のパターンであり、T1,
T2,T3,……,T30,T31,T32,T33,
…,T61,T62の入力端子部の入力端子と列方向
A,B,C,D(4列)、行方向R1,R2,……R1
6(16行)のスルーホール部を接続した細線のパター
ンはFPC層とは別の入力接続用パターン層のパターン
である。
【0088】本図のように、A列のスルーホールだけに
接続されたFPC層を設けると下記のように接続するこ
とにより、4受光素子毎に接続された16チャンネルの
信号群を作ることができる。すなわち、A列R1行をH
TIAのIN1、A列R2行をHTIAのIN5、A列
R3行をHTIAのIN9、A列R4行をHTIAのI
N13、A列R5行をHTIAのIN2、A列R6行を
HTIAのIN6、A列R7行をHTIAのIN10、
A列R8行をHTIAのIN14、A列R9行をHTI
AのIN3、A列R10行をHTIAのIN7、A列R
11行をHTIAのIN11、A列R12行をHTIA
のIN15、A列R13行をHTIAのIN4、A列R
14行をHTIAのIN8、A列R15行をHTIAの
IN12、A列R16行をHTIAのIN16に接続す
ればよい。
【0089】このように接続する場合、FPC層でパタ
ーンが交わるので同一の層に全ての配線パターンを設定
できないが、これについては図15〜図17で説明す
る。また、上記のように接続すれば、3入力置きの接続
(例えばIN1,5,9,13、IN2,6,10,1
4、IN3,7,11,15、IN4,8,12,1
6)の組合せで同時に使う入力を選択することになり、
カップリングを起こし易い同一パッケージ内の演算増幅
器を同時に使用しないようにすることができる。
【0090】FPC層とトランス・インピーダンス・ア
ンプ用ハイブリッド集積回路ボード(HTIA)の入力
端子(IN1,IN2,……IN15,IN16)との
接続は、FPC層の右端にスルーホール(そのFPC層
だけに有効なスルーホール)を設け、HTIAの入力端
子(IN1,IN2,……IN15,IN16)をピン
形式にして半田付けにして接続してもよく、FPC層の
右端とHTIAの入力端子をコネクタ形式にすることも
可能である。
【0091】HTIA内の16ピンSOPの配列ピッチ
は12mm、HTIAの入力(IN1,IN2,……I
N15,IN16)のピッチを2mmとし、FPC部の
入力端子部からHTIAの入力までの直線的長さを40
mm(図18で説明する)として、FPC部全体でのパ
ターン長の差(FPC層でのパターン長はHTIAの入
力端子IN4、IN13に接続されるものが一番長く、
IN7、IN10に接続されるものが一番短い)は、8
mm前後であり、本方式ではパターン長さの差は小さく
パターン長さの調整(図13)で吸収可能である。尚、
本図の接続方式でも図8、図9〜図11,図13の構造
も可能である。
【0092】図15は、図14のFPC層のパターンに
関する説明図である。FPC層は実際には、A,B,
C,D列に対応して4層があるが、ここでは1層だけ図
示する。A列R1,R5,R9,R13行のスルーホー
ルからの信号パターンを片面(例えば上面)、A列R
2,R6,R10,R14行のスルーホールからの信号
パターンを他の面(例えば下面)に設定すれば1枚のF
PC板でA列からの半分の信号パターンが設定可能とな
る。
【0093】図16は、図14のFPC層の図15の残
りのパターンに関する説明図である。FPC層は実際に
は、A,B,C,D列に対応して4層があるが、ここで
は1層だけ図示する。A列R3,R7,R11,R15
行のスルーホールからの信号パターンを片面(例えば上
面)、A列R4,R8,R12,R16行のスルーホー
ルからの信号パターンを他の面(例えば下面)に設定す
れば1枚のFPC層でA列からの半分の信号パターンが
設定可能となる。
【0094】従って、A列からの信号線は2枚のFPC
層が必要となり、A,B,C,Dの4列に対しては8枚
のFPC層が必要となる。(2枚でFPC層の1層とな
る。) 図17は、図14のFPC層のパターンに関する説明図
であり、A,B,C,Dの4列に対しては4枚のFPC
層で済ますための方法である。
【0095】A列R1,R5,R9,R13,R14,
R15行のスルーホールからの信号パターンを片面(例
えば上面)、A列R2,R3,R4,R8,R12,R
16行のスルーホールからの信号パターンを他の面(例
えば下面)に設定し、A列R6行のスルーホールからの
信号パターンをスルーホールS1まで片面(例えば上
面)にスルーホールS1から入力端子IN6までを他の
面(例えば下面)に設定し、A列R7行のスルーホール
からの信号パターンをスルーホールS4まで片面(例え
ば下面)に、スルーホールS4からスルーホールS5ま
でを他の面(例えば上面)に、スルーホールS5から入
力端子IN10までを最初の面(例えば下面)に設定
し、A列R10行のスルーホールからの信号パターン
を、スルーホールS2まで片面(例えば上面)に、スル
ーホールS2からスルーホールS3までを他の面(例え
ば下面)に、スルーホールS3から入力端子IN7まで
を最初の面(例えば上面)に設定し、A列R11行のス
ルーホールからの信号パターンを、スルーホールS6ま
で片面(例えば下面)にスルーホールS6から入力端子
IN11までを他の面(例えば上面)に設定すれば、A
列からの全てのパターンをFPC層1枚で設定可能であ
る。
【0096】但しスルーホールS1〜S6はA列に対応
したFPC層内だけでスルーホールを形成しているもの
とする。従って、A,B,C,Dの4列に対しては4枚
のFPC層で済ますことができる。図18は、全体の立
体的配置の説明図であり、左右が同様の構造であるため
半分だけ図示してある。300は受光部であり、紙面垂
直方向が受光素子アレイの並んでいる方向であり、WH
は受光部の幅の半分の値である。本実施形態では、WH
=7mmである。
【0097】入力端子部、スルーホール部、FPC層、
トランス・インピーダンス・アンプ用ハイブリッド集積
回路ボード(HTIA)の入力端子(IN1,IN2,
……IN15,IN16)のうち、トランス・インピー
ダンス・アンプ用ハイブリッド集積回路ボード(HTI
A)を除いた部分をFPC部と呼ぶことにする。180
1は左端に入力端子部を有する入力接続用パターン層で
あり、スルーホール部1802と一体になっている、ス
ルーホール1802の右端から、スルーホール部180
2のA,B,C,D列にそれぞれ対応したFPC層18
03,1804,1805,1806が設けられて、そ
れぞれ、HTIA−1,2,3,4と接続される。スル
ーホール部1802のA,B,C,D列とHTIA−
1,2,3,4との接続の対応は自由である。例えば、
A列がHTIA−1、B列がHTIA−2、C列がHT
IA−3、D列がHTIA−4の入力部に接続される。
【0098】左端の一点鎖線が受光部300の中心線で
あり、P1 は受光部中心からトランス・インピーダンス
・アンプ用ハイブリッド集積回路ボード(HTIA)の
入力端子(またはFPC部とHTIAの接続点)までの
距離である。トランス・インピーダンス・アンプ用ハイ
ブリッド集積回路ボード(HTIA)を並べる厚さ方向
最小ピッチをPとする。本実施形態ではP1 =2.35
mm、P=6.5mmである。
【0099】トランス・インピーダンス・アンプ用ハイ
ブリッド集積回路ボード(HTIA−1,2,3,4は
厚さ方向で図示してあり、1807,1808,180
9,1810はHTIA−1,2,3,4の入力端子
(またはFPC部とHTIAの接続点)の位置を表して
いる。R1 は最小曲げ半径であって、ここではR1 =5
mmとする。ただし、静止状態で使うのでR1 はさらに
小さくすることも可能である。R1 、R2 、R3 、R 4
への半径の増加を1mmとする。
【0100】HTIAの配列ピッチPが6.5mm、半
円周の増加分はπ×1mmだから、R1 〜R4 の中心位
置01 ,02 ,03 ,04 の水平方向の距離差は、FP
C層の長さを同一にすると、(6.5mm−πmm)/
2=1.679mmとなる。FPC層配列ピッチを25
0μmとすると、垂直方向方向距離差は、(半径の増加
分×2−FPC層配列ピッチ)=2mm−0.25mm
=1.75mmとなる。
【0101】このようにすると、全体の配置は、図示の
ごとく水平と垂直方向にFPC層が分離された配置とな
り、カップリングの防止に好適な配置となる。またFP
C部の直線的総合長さは、(P1 +3P)+πR4 −W
H=40mmとなる。1811,1812,1813,
1814はシールド用金属板であり、さらに外形全体も
導体により受光窓以外の部分はシールドが可能である。
【0102】また、1815は、受光部と、FPC部の
スルーホール部、入力端子部との固定用部材である。固
定用部材1815は、図のような中央の段差を必ずしも
必要とせず、セラミック基板の厚さ分はワイヤボンディ
ングや半田付けで接続可能であり、そのように構成した
場合は、固定用部材の構造が簡単になる利点がある。図
19は、左端に入力端子部を有する入力接続用パターン
層1901を最上層に持ってきた以外は図18と同一の
構造である。
【0103】このようにすると、受光部受光面を図18
よりも上にもってくることが可能となる。尚、入力接続
用パターン層は任意の層に入れることができる。図20
に示すように、左端に入力端子部を有する入力接続用パ
ターン層2001の入力端子部の部分を長くしてその可
撓性を利用すると、FPC部の、受光部から離れた部分
を任意の角度で下げるようにすることが可能となり、受
光部を突出させることが可能となる。
【0104】それ以外は図18と同一の構造である。ま
た、入力接続用パターン層2001をスルーホール部2
002の下面に設定することも可能である。図21は、
図12、図13、図15〜図16の構成において、FP
C層のスルーホール部での実際の層数が8層になった場
合である。この場合もFPC層配列ピッチを250μm
とすると、垂直方向距離差は(半径の増加分×2−FP
C層配列ピッチ×2)=2mm−0.500mm=1.
500mmにすれば、他は図18、図19と同様にな
る。また、半径の増加分を変えてやれば水平方向の距離
差と垂直方向方向距離差をそれぞれ逆方向に変更するこ
とができる。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
信号伝達用配線パターンの長さが短く、かつ、それらの
長さが均一化され、S/Nの高い信号を得ることのでき
る受光装置が実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】断層像撮影装置の基本概念図である。
【図2】受光素子アレイの一例を示す図である。
【図3】受光部の実施形態を示す図である。
【図4】トランス・インピーダンス・アンプ用ハイブリ
ッド集積回路ボードの一例を示す図である。
【図5】受光部とトランス・インピーダンス・アンプ用
ハイブリッド集積回路ボードとの接続状態を示す展開図
である。
【図6】図5の片側半分の入力端子とスルーホール部の
詳細図である。
【図7】入力端子部、スルーホール部、FPC層、トラ
ンス・インピーダンス・アンプ用ハイブリッド集積回路
ボードの入力端子との接続を説明するための展開図であ
る。
【図8】ガード用グランドパターンを有する接続状態説
明用展開図である。
【図9】入力端子とスルーホール部の接続状態を示す図
である。
【図10】入力端子とスルーホール部の接続状態を示す
図である。
【図11】入力端子部とスルーホール部を示す側面図で
ある。
【図12】入力端子部、スルーホール部、FPC層、ト
ランス・インピーダンス・アンプ用ハイブリッド集積回
路ボードの入力端子との接続を説明するための展開図で
ある。
【図13】FPC層に、パターン長を補正するパターン
領域を設けたことを除き、図12と同様の図である。
【図14】入力端子部、スルーホール部、FPC層、ト
ランス・インピーダンス・アンプ用ハイブリッド集積回
路ボードの入力端子との接続を説明するための展開図で
ある。
【図15】図14のFPC層のパターンに関する説明図
である。
【図16】図14のFPC層のパターンに関する説明図
である。
【図17】図14のFPC層のパターンに関する説明図
である。
【図18】全体の立体的配置の説明図である。
【図19】全体の立体的配置の説明図である。
【図20】全体の立体的配置の説明図である。
【図21】全体の立体的配置の説明図である。
【図22】従来提案された断層像撮影装置の説明図であ
る。
【図23】図22に示す装置においてフォトダイオード
で得られる信号を示した図である。
【符号の説明】
200 受光素子アレイ 201 受光素子 300 受光部 301,302 配線パターン 303,304 出力端子 501,502 入力端子部 T1,T2,……,T62 入力端子 503,504 スルーホール部 505,506 FPC層 507,508 トランス・インピーダンス・アンプ用
ハイブリッド集積回路ボード 1101 スルーホール部 1102,1103 パターン層 IN1,IN2,……,IN16 回路ボード入力端子 1801 入力接続用パターン層 1802 スルーホール部 1803,1804,1805,1806 FPC層 HTIA−1,HTIA−2,HTIA−3,HTIA
−4 トランス・インピーダンス・アンプ用ハイブリッ
ド集積回路ボード

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)受光光量に応じた電流信号を生成
    する、配列された複数の受光素子と、これら複数の受光
    素子で生成された電流信号を出力するための、一列もし
    くは複数列に配列された複数の出力端子とを備えた受光
    部、 (2)前記複数の出力端子が配列された各列それぞれに
    対応して備えられた、対応する列に配列された前記出力
    端子の数をNとしたとき、前記出力端子から出力された
    電流信号を電圧信号に変換するトランスインピーダンス
    アンプがm個実装されているn枚(但し、m×n≧N)
    の回路ボードからなる受信回路部、および (3)前記複数の出力端子が配列された各列それぞれに
    対応して備えられた、(3a)対応する列を構成する前
    記出力端子それぞれと結線された複数の入力端子を有す
    る入力接続用パターン層と、(3b)前記入力端子から
    入力された前記電流信号を前記回路ボードに伝達する配
    線パターンを有し、各一端が前記回路ボードに接続され
    るとともに、各他端側が相互に、かつ、前記入力接続用
    パターン層に重ね合わされた、n枚もしくはn組のFP
    C層と、(3c)該FPC層の前記各他端側および前記
    入力接続用パターン層からなる複数の層が重ね合わされ
    た部分に形成された、それぞれが該複数の層に跨って延
    びるとともに前記複数の入力端子それぞれに配線された
    信号伝達用のスルーホールがm行列n配列され各列のス
    ルーホールが前記n枚もしくはn組のFPC層それぞれ
    に形成された配線パターンに接続されてなるスルーホー
    ル部とを備えたFPC部を具備することを特徴とする受
    光装置。
  2. 【請求項2】 前記スルーホール部が前記受光部に隣接
    した位置に配置されるとともに、前記回路ボードが前記
    受光部の受光面側を表側としたときの裏側に配列され、
    前記FPC層が、前記スルーホール部から延び湾曲して
    前記裏側に回り込んで前記回路ボードと接続されてなる
    ことを特徴とする請求項1記載の受光装置。
  3. 【請求項3】 前記FPC層が、前記スルーホール部と
    前記回路ボードとを接続する前記配線パターンに沿って
    形成されたグラウンドパターンを有することを特徴とす
    る請求項1記載の受光装置。
  4. 【請求項4】 前記入力接続用パターン層が、対応する
    列を構成する前記出力端子のうちの1つおきの出力端子
    と結線された複数の入力端子をそれぞれが備えた二層で
    あって、該二層合わせて該対応する列を構成する出力端
    子それぞれと結線された、前記スルーホール部で相互に
    重畳された二層から成ることを特徴とする請求項1記載
    の受光装置。
  5. 【請求項5】 前記回路ボードそれぞれが、該回路ボー
    ドに実装されたトランスインピーダンスアンプの入力に
    それぞれ接続された、配列された複数の入力端子を備
    え、 前記FPC層それぞれが、 前記スルーホール部での行方向に並ぶスルーホールを配
    列順にスルーホールi(i=1,2,…,p,…,2
    p,…,3p,…,4p)、前記回路ボードの入力端子
    を配列順に入力端子j(j=1,2,…,p,…,2
    p,…,3p,…,4p)としたとき、スルーホール
    1,2,…,p,p+1,p+2,…,2p,2p+
    1,2p+2,…,3p,3p+1,3p+2,…,4
    pを、それぞれ、入力端子1,3,…,2p−1,2,
    4,…,2p,2p+1,2p+3,…,4p−1,2
    p+2,2p+4,…,4pに接続する配線パターンを
    有することを特徴とする請求項1記載の受光装置。
  6. 【請求項6】 前記回路ボードそれぞれが、前記トラン
    スインピーダンスアンプを構成する増幅器が2個もしく
    は4個内蔵されたパッケージが複数個実装されたもので
    あることを特徴とする請求項5記載の受光装置。
  7. 【請求項7】 前記回路ボードそれぞれが、該回路ボー
    ドに実装されたトランスインピーダンスアンプの入力に
    それぞれ接続された、配列された複数の入力端子を備
    え、 前記FPC層それぞれが、 前記スルーホール部での行方向に並ぶスルーホールを配
    列順にスルーホールi(i=1,2,…,p,…,2
    p,…,3p,…,4p)、前記回路ボードの入力端子
    を配列順に入力端子j(j=1,2,…,p,…,2
    p,…,3p,…,4p)としたとき、スルーホール
    1,2,…,p,p+1,p+2,…,2p,2p+
    1,2p+2,…,3p,3p+1,3p+2,…,4
    pを、それぞれ、入力端子1,5,…,4p−3,2,
    6,…,4p−2,3,7,…,4p−1,4,8,
    …,4pに接続する配線パターンを有することを特徴と
    する請求項1記載の受光装置。
  8. 【請求項8】 前記回路ボードそれぞれが、前記トラン
    スインピーダンスアンプを構成する増幅器が4個内蔵さ
    れたパッケージが複数個実装されたものであることを特
    徴とする請求項7記載の受光装置。
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