JPH09108144A - 便座昇降装置の給電構造 - Google Patents
便座昇降装置の給電構造Info
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- JPH09108144A JPH09108144A JP7273075A JP27307595A JPH09108144A JP H09108144 A JPH09108144 A JP H09108144A JP 7273075 A JP7273075 A JP 7273075A JP 27307595 A JP27307595 A JP 27307595A JP H09108144 A JPH09108144 A JP H09108144A
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- power
- toilet
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47K—SANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
- A47K17/00—Other equipment, e.g. separate apparatus for deodorising, disinfecting or cleaning devices without flushing for toilet bowls, seats or covers; Holders for toilet brushes
- A47K17/02—Body supports, other than seats, for closets, e.g. handles, back-rests, foot-rests; Accessories for closets, e.g. reading tables
- A47K17/026—Armrests mounted on or around the toilet
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- Health & Medical Sciences (AREA)
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- Epidemiology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
- Toilet Supplies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 便座側の電源線の長さの不足を解消しつつ、
引掛かりや絡まりを回避し、かつ、便座の昇降動作に支
障のない便座昇降装置の給電構造を得る。 【解決手段】 便座昇降装置1の本体を構成する支持枠
2と、この支持枠2に連結する昇降機構3と、この昇降
機構3に取付けられる便座4とから腰掛型便器の便座昇
降装置1を構成し、前記支持枠2から上方に立上がる起
立部13,13を設け、一方の起立部13に便座4の電
源線19を保持する保持部材20を設け、この保持部材
20の位置を便座昇降動作範囲の中間高さ近傍とするこ
とにより便座昇降装置の給電構造5を構成する。
引掛かりや絡まりを回避し、かつ、便座の昇降動作に支
障のない便座昇降装置の給電構造を得る。 【解決手段】 便座昇降装置1の本体を構成する支持枠
2と、この支持枠2に連結する昇降機構3と、この昇降
機構3に取付けられる便座4とから腰掛型便器の便座昇
降装置1を構成し、前記支持枠2から上方に立上がる起
立部13,13を設け、一方の起立部13に便座4の電
源線19を保持する保持部材20を設け、この保持部材
20の位置を便座昇降動作範囲の中間高さ近傍とするこ
とにより便座昇降装置の給電構造5を構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洋式座便器の跳ね
上げ式便座昇降装置の給電構造に関する。
上げ式便座昇降装置の給電構造に関する。
【0002】
【従来の技術】洋式座便器の跳ね上げ式便座昇降装置
は、足腰の弱った高齢者等が腰掛型便器を使用する際の
腰掛動作を介助するために、支持枠に備えた昇降機構に
便器側の便座を取付け、この便座を動力昇降させる装置
である。
は、足腰の弱った高齢者等が腰掛型便器を使用する際の
腰掛動作を介助するために、支持枠に備えた昇降機構に
便器側の便座を取付け、この便座を動力昇降させる装置
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、便座側
にヒータを組込んだ暖房便座等の多機能便座を上記便座
昇降装置に組込んだ場合は、同便座の電源線を便器設置
部に備えた電源コンセントに接続する必要があり、同便
座が上昇位置にある時は、その電源線の長さが不足する
こととなる。
にヒータを組込んだ暖房便座等の多機能便座を上記便座
昇降装置に組込んだ場合は、同便座の電源線を便器設置
部に備えた電源コンセントに接続する必要があり、同便
座が上昇位置にある時は、その電源線の長さが不足する
こととなる。
【0004】これに対し、延長コードを介設し、また
は、予め電源線を長く形成した場合は、中間部の浮動を
避けるための取り回しや固定を行なう必要があり、そし
て、便座を下降した位置においては下降ストロークに対
応する長さの弛みが生じ、この弛んだ電源線がフレーム
に引掛かり、または、絡まることにより昇降機構の動作
に支障を生じ、さらには、電源線の損傷、断線等のおそ
れも生じる。
は、予め電源線を長く形成した場合は、中間部の浮動を
避けるための取り回しや固定を行なう必要があり、そし
て、便座を下降した位置においては下降ストロークに対
応する長さの弛みが生じ、この弛んだ電源線がフレーム
に引掛かり、または、絡まることにより昇降機構の動作
に支障を生じ、さらには、電源線の損傷、断線等のおそ
れも生じる。
【0005】本発明の目的は、便座側の電源線の長さの
不足を解消しつつ、引掛かりや絡まりを回避し、かつ、
便座の昇降動作に支障のない便座昇降装置の給電構造を
得ることにある。
不足を解消しつつ、引掛かりや絡まりを回避し、かつ、
便座の昇降動作に支障のない便座昇降装置の給電構造を
得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1に、便座昇降装置の本体を構成する支持枠と、
この支持枠に連結する昇降機構と、この昇降機構に取付
けられる便座とからなる腰掛型便器の便座昇降装置にお
いて、前記支持枠から上方に立上がる起立部を設け、こ
の起立部に便座の電源線を保持する保持部材を設け、こ
の保持部材の位置を便座昇降動作範囲の中間高さ近傍と
した。
に、第1に、便座昇降装置の本体を構成する支持枠と、
この支持枠に連結する昇降機構と、この昇降機構に取付
けられる便座とからなる腰掛型便器の便座昇降装置にお
いて、前記支持枠から上方に立上がる起立部を設け、こ
の起立部に便座の電源線を保持する保持部材を設け、こ
の保持部材の位置を便座昇降動作範囲の中間高さ近傍と
した。
【0007】上記支持枠に起立部を設け、この起立部に
便座の電源線を保持する保持部材を設けることにより、
保持部からその電源側の部分が安定的に固定され、この
保持部材の位置を便座昇降動作範囲の中間高さ近傍とし
たことから、便座昇降動作による便座の上昇位置および
下降位置において、便座の電源線が保持部材を中心とし
てその上方または下方に張設され、電源線の浮動部が最
小限度に抑えられる。したがって、便座の下降位置にお
いて便座の電源線の引掛かりや絡まりが回避され、ま
た、便座は支障なく昇降動作が可能となる。
便座の電源線を保持する保持部材を設けることにより、
保持部からその電源側の部分が安定的に固定され、この
保持部材の位置を便座昇降動作範囲の中間高さ近傍とし
たことから、便座昇降動作による便座の上昇位置および
下降位置において、便座の電源線が保持部材を中心とし
てその上方または下方に張設され、電源線の浮動部が最
小限度に抑えられる。したがって、便座の下降位置にお
いて便座の電源線の引掛かりや絡まりが回避され、ま
た、便座は支障なく昇降動作が可能となる。
【0008】第2に、前記起立部に便座の電源線プラグ
を接続する給電中継用のコンセントを設け、このコンセ
ントはその電源側の接続線を同起立部に固定するととも
に、その接続線の先端に便器設置部の電源コンセントに
接続するプラグを備えた。これにより、便座側の電源線
プラグは、給電中継用のコンセントとその接続線を介し
て便器設置部の電源コンセントまで固定的に接続される
ので、接続線の浮動化が回避され、昇降動作部と干渉す
ることなく便座の昇降動作が可能となる。
を接続する給電中継用のコンセントを設け、このコンセ
ントはその電源側の接続線を同起立部に固定するととも
に、その接続線の先端に便器設置部の電源コンセントに
接続するプラグを備えた。これにより、便座側の電源線
プラグは、給電中継用のコンセントとその接続線を介し
て便器設置部の電源コンセントまで固定的に接続される
ので、接続線の浮動化が回避され、昇降動作部と干渉す
ることなく便座の昇降動作が可能となる。
【0009】第3に、前記支持枠の起立部を中空のパイ
プ部材によって形成し、その中空部内に前記コンセント
の接続線を配設した。これにより、支持枠の起立部内に
収容される接続線は、外方に露出しないことから昇降動
作部と干渉することなく便座の昇降動作が可能となると
ともに、起立部の意匠上の自由度を向上することができ
る。
プ部材によって形成し、その中空部内に前記コンセント
の接続線を配設した。これにより、支持枠の起立部内に
収容される接続線は、外方に露出しないことから昇降動
作部と干渉することなく便座の昇降動作が可能となると
ともに、起立部の意匠上の自由度を向上することができ
る。
【0010】第4に、前記コンセントおよびその接続線
を前記支持枠の起立部の外周面に着脱可能に取付けた。
これにより、コンセントおよびその接続線が後付け作業
によって支持枠の起立部に取付けられ、昇降動作部と干
渉することなく便座の昇降動作が可能となる。
を前記支持枠の起立部の外周面に着脱可能に取付けた。
これにより、コンセントおよびその接続線が後付け作業
によって支持枠の起立部に取付けられ、昇降動作部と干
渉することなく便座の昇降動作が可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】発明の実施例を添付図面に基づい
て以下に説明する。図1は本発明の便座昇降装置の給電
構造を示す斜視図であり、便座昇降装置1は、その本体
を構成する支持枠2と、この支持枠2に連結する昇降機
構3と、この昇降機構3に取付けられる便座4とからな
り、また、多機能便座のための給電構造5を備え、腰掛
型便器6と組合わせて用いられる。
て以下に説明する。図1は本発明の便座昇降装置の給電
構造を示す斜視図であり、便座昇降装置1は、その本体
を構成する支持枠2と、この支持枠2に連結する昇降機
構3と、この昇降機構3に取付けられる便座4とからな
り、また、多機能便座のための給電構造5を備え、腰掛
型便器6と組合わせて用いられる。
【0012】便座昇降装置1の支持枠2は、床面11上
で前後方向に延出する左右のベース部12,12と、そ
の後端から屈曲して前傾起立する起立部13,13と、
その上部で左右を連結するクロス部14とからなり、そ
れぞれを円環断面または角形断面のパイプ部材によって
形成する。
で前後方向に延出する左右のベース部12,12と、そ
の後端から屈曲して前傾起立する起立部13,13と、
その上部で左右を連結するクロス部14とからなり、そ
れぞれを円環断面または角形断面のパイプ部材によって
形成する。
【0013】上記起立部13,13の上部から前方に延
出する肱掛15,15を設けるとともに、片側の起立部
13の下部に昇降機構3をなす上下のリンク16,17
を回動可能に連結し、その両先端を連結する縦リンク1
8を設けてその上部に暖房便座等の多機能便座4を取付
ける。
出する肱掛15,15を設けるとともに、片側の起立部
13の下部に昇降機構3をなす上下のリンク16,17
を回動可能に連結し、その両先端を連結する縦リンク1
8を設けてその上部に暖房便座等の多機能便座4を取付
ける。
【0014】給電構造5は上記起立部13に構成され、
便座4の電源線19を保持する保持部材20、給電中継
用のコンセント21、その接続線22等からなる。上記
保持部材20は門型形状をなし、便座昇降動作範囲の中
間高さ近傍に定める。また、コンセント21の接続線2
2を起立部13の中空部内に配設し、同接続線22を下
部の穴13aから導出してその先端のプラグ23を便器
設置部に予め設けてある電源コンセント24に接続す
る。
便座4の電源線19を保持する保持部材20、給電中継
用のコンセント21、その接続線22等からなる。上記
保持部材20は門型形状をなし、便座昇降動作範囲の中
間高さ近傍に定める。また、コンセント21の接続線2
2を起立部13の中空部内に配設し、同接続線22を下
部の穴13aから導出してその先端のプラグ23を便器
設置部に予め設けてある電源コンセント24に接続す
る。
【0015】上記保持部材20は、その門型内に電源線
19を通すことによりその浮動を抑え、昇降動作部3と
干渉することなく便座4の昇降動作を可能とする。ま
た、支持枠2の起立部13内に接続線22を収容するこ
とによって接続線22が外方に露出しないことから、昇
降機構3および便座4等の昇降動作部と干渉することが
なく、かつ、起立部13の意匠上の自由度を向上するこ
とができる。
19を通すことによりその浮動を抑え、昇降動作部3と
干渉することなく便座4の昇降動作を可能とする。ま
た、支持枠2の起立部13内に接続線22を収容するこ
とによって接続線22が外方に露出しないことから、昇
降機構3および便座4等の昇降動作部と干渉することが
なく、かつ、起立部13の意匠上の自由度を向上するこ
とができる。
【0016】図2は図1の便座昇降装置の側面図であ
り、便座昇降装置1を便器6と組み合わせ、接続線22
のプラグ23を便器設置部の電源コンセント24に接続
し、便座4の電源線19を起立部13の保持部材20に
通してそのプラグ19aを給電中継用のコンセント21
に接続する。これにより、便座の電源線19が短い場合
でも給電することが可能となるとともに、便座4を下降
した状態では、同電源線19が過大に垂れ下がることな
く、保持部材20から下垂される。
り、便座昇降装置1を便器6と組み合わせ、接続線22
のプラグ23を便器設置部の電源コンセント24に接続
し、便座4の電源線19を起立部13の保持部材20に
通してそのプラグ19aを給電中継用のコンセント21
に接続する。これにより、便座の電源線19が短い場合
でも給電することが可能となるとともに、便座4を下降
した状態では、同電源線19が過大に垂れ下がることな
く、保持部材20から下垂される。
【0017】図3は図1の便座昇降装置の上昇時を示す
側面図であり、便器に着座する時、または、離座する時
は、昇降機構3の上リンク16がアクチュエータ3aに
よって回動され、昇降機構3が作動すると縦リンク18
が上昇されるとともに便座4が前方に揺動されつつ上昇
され、保持部材20から電源側の部分を安定的に固定し
た状態でその上方に便座側の電源線19が張架される。
側面図であり、便器に着座する時、または、離座する時
は、昇降機構3の上リンク16がアクチュエータ3aに
よって回動され、昇降機構3が作動すると縦リンク18
が上昇されるとともに便座4が前方に揺動されつつ上昇
され、保持部材20から電源側の部分を安定的に固定し
た状態でその上方に便座側の電源線19が張架される。
【0018】このように構成した便座昇降装置の給電構
造は、便座昇降装置の支持枠に起立部を設け、この起立
部に便座の電源線を保持する保持部材を設けることによ
り、保持部から電源側の部分が安定的に固定され、この
保持部材の位置を便座昇降動作範囲の中間高さ近傍とし
たことから、便座昇降動作による便座の上昇位置および
下降位置において、便座の電源線が保持部材を中心とし
てその上方または下方に張設され、電源線の浮動部が最
小限度に抑えられる。したがって、便座の下降位置にお
いて便座の電源線の引掛かりや絡まりを回避し、また、
便座は支障なく昇降動作が可能となる。
造は、便座昇降装置の支持枠に起立部を設け、この起立
部に便座の電源線を保持する保持部材を設けることによ
り、保持部から電源側の部分が安定的に固定され、この
保持部材の位置を便座昇降動作範囲の中間高さ近傍とし
たことから、便座昇降動作による便座の上昇位置および
下降位置において、便座の電源線が保持部材を中心とし
てその上方または下方に張設され、電源線の浮動部が最
小限度に抑えられる。したがって、便座の下降位置にお
いて便座の電源線の引掛かりや絡まりを回避し、また、
便座は支障なく昇降動作が可能となる。
【0019】図4は本発明の別なる給電構造に係る便座
昇降装置の側面図であり、前記同様の部材はその符号を
付して説明を省略する。便座昇降装置1の給電構造31
は、起立部13の外周面に嵌合等により簡易に着脱し得
るC字状の弾性部材等による取付手段を備えた保持部材
32,33、コンセント34等からなる。
昇降装置の側面図であり、前記同様の部材はその符号を
付して説明を省略する。便座昇降装置1の給電構造31
は、起立部13の外周面に嵌合等により簡易に着脱し得
るC字状の弾性部材等による取付手段を備えた保持部材
32,33、コンセント34等からなる。
【0020】上記保持部材32,33は前記同様の門型
形状をなし、この保持部材32,33およびコンセント
34を起立部13の外周面に取付ける。保持部材32を
起立部13の上部で便座昇降動作範囲の中間高さ近傍に
定め、その下方にコンセント34を、このコンセント3
4の下方に保持部材33,33を定める。
形状をなし、この保持部材32,33およびコンセント
34を起立部13の外周面に取付ける。保持部材32を
起立部13の上部で便座昇降動作範囲の中間高さ近傍に
定め、その下方にコンセント34を、このコンセント3
4の下方に保持部材33,33を定める。
【0021】上部の保持部材32に便座4の電源線19
を通してコンセント34に接続し、このコンセント34
の接続線22を下部の保持部材33,33に通して起立
部13に添わせ、その下部から便器設置部の電源コンセ
ント24に接続する。
を通してコンセント34に接続し、このコンセント34
の接続線22を下部の保持部材33,33に通して起立
部13に添わせ、その下部から便器設置部の電源コンセ
ント24に接続する。
【0022】これにより、便座の電源線が短い場合でも
給電することが可能となり、また、保持部材の門型内に
便座の電源線やコンセントの接続線を通ことによりその
浮動を抑え、昇降動作部と干渉することなく便座の昇降
動作が可能となるとともに、便座を下降した状態では、
便座の電源線が過大に垂れ下がることなく、保持部材か
ら下垂される。
給電することが可能となり、また、保持部材の門型内に
便座の電源線やコンセントの接続線を通ことによりその
浮動を抑え、昇降動作部と干渉することなく便座の昇降
動作が可能となるとともに、便座を下降した状態では、
便座の電源線が過大に垂れ下がることなく、保持部材か
ら下垂される。
【0023】図5は図4の便座昇降装置の上昇時を示す
側面図であり、便器に着座する時、または、離座する時
は、アクチュエータ3aによって昇降機構3が作動する
ことによって便座4が揺動上昇し、上部の保持部材32
から電源側の部分を安定的に固定した状態でその上方に
便座側の電源線19が張架される。
側面図であり、便器に着座する時、または、離座する時
は、アクチュエータ3aによって昇降機構3が作動する
ことによって便座4が揺動上昇し、上部の保持部材32
から電源側の部分を安定的に固定した状態でその上方に
便座側の電源線19が張架される。
【0024】このように、コンセント、保持部材および
その接続線を前記支持枠の起立部の外周面に取付けたこ
とにより、既設の便座昇降装置に対してコンセントおよ
びその接続線等を後付け作業によって取付けることがで
き、かつ、昇降動作部と干渉することなく便座の昇降動
作が可能となる。
その接続線を前記支持枠の起立部の外周面に取付けたこ
とにより、既設の便座昇降装置に対してコンセントおよ
びその接続線等を後付け作業によって取付けることがで
き、かつ、昇降動作部と干渉することなく便座の昇降動
作が可能となる。
【0025】
【発明の効果】以上に説明したごとく、請求項1の便座
昇降装置の給電構造は、便座昇降装置の支持枠に起立部
を設け、この起立部に便座の電源線を保持する保持部材
を設けることにより、保持部からその電源側の部分が安
定的に固定され、この保持部材の位置を便座昇降動作範
囲の中間高さ近傍としたことから、便座昇降動作による
便座の上昇位置および下降位置において、便座の電源線
が保持部材を中心としてその上方または下方に張設さ
れ、電源線の浮動部が最小限度に抑えられる。したがっ
て、便座の下降位置において便座の電源線の引掛かりや
絡まりが回避され、また、便座は支障なく昇降動作が可
能となる。
昇降装置の給電構造は、便座昇降装置の支持枠に起立部
を設け、この起立部に便座の電源線を保持する保持部材
を設けることにより、保持部からその電源側の部分が安
定的に固定され、この保持部材の位置を便座昇降動作範
囲の中間高さ近傍としたことから、便座昇降動作による
便座の上昇位置および下降位置において、便座の電源線
が保持部材を中心としてその上方または下方に張設さ
れ、電源線の浮動部が最小限度に抑えられる。したがっ
て、便座の下降位置において便座の電源線の引掛かりや
絡まりが回避され、また、便座は支障なく昇降動作が可
能となる。
【0026】請求項2の便座昇降装置の給電構造は、起
立部に便座の電源線プラグを接続する給電中継用のコン
セントを設け、このコンセントはその電源側の接続線を
同起立部に固定するとともに、その接続線の先端に便器
設置部の電源コンセントに接続するプラグを備えたこと
により、便座側の電源線プラグは、給電中継用のコンセ
ントとその接続線を介して便器設置部の電源コンセント
まで固定的に接続されるので、接続線の浮動化が回避さ
れ、昇降動作部と干渉することなく便座の昇降動作が可
能となる。
立部に便座の電源線プラグを接続する給電中継用のコン
セントを設け、このコンセントはその電源側の接続線を
同起立部に固定するとともに、その接続線の先端に便器
設置部の電源コンセントに接続するプラグを備えたこと
により、便座側の電源線プラグは、給電中継用のコンセ
ントとその接続線を介して便器設置部の電源コンセント
まで固定的に接続されるので、接続線の浮動化が回避さ
れ、昇降動作部と干渉することなく便座の昇降動作が可
能となる。
【0027】請求項3の便座昇降装置の給電構造は、支
持枠の起立部を中空のパイプ部材によって形成し、その
中空部内に前記コンセントの接続線を配設したことによ
り、支持枠の起立部内に収容される接続線は、外方に露
出しないことから昇降動作部と干渉することなく便座の
昇降動作が可能となるとともに、起立部の意匠上の自由
度を向上することができる。
持枠の起立部を中空のパイプ部材によって形成し、その
中空部内に前記コンセントの接続線を配設したことによ
り、支持枠の起立部内に収容される接続線は、外方に露
出しないことから昇降動作部と干渉することなく便座の
昇降動作が可能となるとともに、起立部の意匠上の自由
度を向上することができる。
【0028】請求項4の便座昇降装置の給電構造は、コ
ンセントおよびその接続線を前記支持枠の起立部の外周
面に着脱可能に取付けたことにより、コンセントおよび
その接続線が後付け作業によって支持枠の起立部に取付
けられ、昇降動作部と干渉することなく便座の昇降動作
が可能となる。
ンセントおよびその接続線を前記支持枠の起立部の外周
面に着脱可能に取付けたことにより、コンセントおよび
その接続線が後付け作業によって支持枠の起立部に取付
けられ、昇降動作部と干渉することなく便座の昇降動作
が可能となる。
【図1】本発明の便座昇降装置の給電構造を示す斜視図
【図2】図1の便座昇降装置の側面図
【図3】図1の便座昇降装置の上昇時を示す側面図
【図4】本発明の別なる給電構造に係る便座昇降装置の
側面図
側面図
【図5】図4の便座昇降装置の上昇時を示す側面図
1…便座昇降装置、2…支持枠、3…昇降機構、3a…
アクチュエータ、4…便座、5…給電構造、6…腰掛型
便器、11…床面、12…ベース部、13…起立部、1
3a…穴、14…クロス部、15…肱掛、16…上のリ
ンク、17…下のリンク、18…縦リンク、19…電源
線、19a…プラグ、20…保持部材、21…コンセン
ト、22…接続線、23…プラグ、24…電源コンセン
ト、31…給電構造、32,33…保持部材、34…コ
ンセント。
アクチュエータ、4…便座、5…給電構造、6…腰掛型
便器、11…床面、12…ベース部、13…起立部、1
3a…穴、14…クロス部、15…肱掛、16…上のリ
ンク、17…下のリンク、18…縦リンク、19…電源
線、19a…プラグ、20…保持部材、21…コンセン
ト、22…接続線、23…プラグ、24…電源コンセン
ト、31…給電構造、32,33…保持部材、34…コ
ンセント。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山澤 貴 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 坂田 明子 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 小島 英明 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 便座昇降装置の本体を構成する支持枠
と、この支持枠に連結する昇降機構と、この昇降機構に
取付けられる便座とからなる腰掛型便器の便座昇降装置
において、前記支持枠から上方に立上がる起立部を設
け、この起立部に便座の電源線を保持する保持部材を設
け、この保持部材の位置を便座昇降動作範囲の中間高さ
近傍としたことを特徴とする便座昇降装置の給電構造。 - 【請求項2】 前記起立部に便座の電源線プラグを接続
する給電中継用のコンセントを設け、このコンセントは
その電源側の接続線を同起立部に固定するとともに、そ
の接続線の先端に便器設置部の電源コンセントに接続す
るプラグを備えたことを特徴とする請求項1記載の便座
昇降装置の給電構造。 - 【請求項3】 前記支持枠の起立部を中空のパイプ部材
によって形成し、その中空部内に前記コンセントの接続
線を配設したことを特徴とする請求項2記載の便座昇降
装置の給電構造。 - 【請求項4】 前記コンセントおよびその接続線を前記
支持枠の起立部の外周面に着脱可能に取付けたことを特
徴とする請求項2記載の便座昇降装置の給電構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7273075A JPH09108144A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 便座昇降装置の給電構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7273075A JPH09108144A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 便座昇降装置の給電構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09108144A true JPH09108144A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17522803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7273075A Pending JPH09108144A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 便座昇降装置の給電構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09108144A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09206242A (ja) * | 1996-01-30 | 1997-08-12 | Inax Corp | 便座昇降装置 |
-
1995
- 1995-10-20 JP JP7273075A patent/JPH09108144A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09206242A (ja) * | 1996-01-30 | 1997-08-12 | Inax Corp | 便座昇降装置 |
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