JPH0910759A - 水蒸留装置 - Google Patents

水蒸留装置

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JPH0910759A
JPH0910759A JP16524495A JP16524495A JPH0910759A JP H0910759 A JPH0910759 A JP H0910759A JP 16524495 A JP16524495 A JP 16524495A JP 16524495 A JP16524495 A JP 16524495A JP H0910759 A JPH0910759 A JP H0910759A
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JP
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water
heating chamber
chamber
heating
tank
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JP16524495A
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Tatatomi Takami
忠臣 高見
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  • Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)
  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】効率的に水を加熱して気化し、蒸留水に沸騰気
泡が混入するのを防止し、装置全体を小型にする。 【構成】タンク10内の水を予熱する予熱室30を設
け、加熱室20においては予熱された水を使用するよう
にして、効率的に水を加熱して気化し、また、加熱室2
0に蒸気冷却手段40側に進入するのを防止するための
進入防止網部材28を設けたので、蒸留水に沸騰気泡が
混入せず、さらに、タンク10内に冷却パイプ42を延
ばして、タンク10内の水で冷却パイプ42内の水蒸気
を冷却するようにしたので、例えば、ラジエ−タや冷却
ファンなどが不要になり、装置全体を小型にすることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タンク内の加熱室で水
を加熱して気化させ、気化した蒸気を冷却して蒸留水を
製造するようにした水蒸留装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の水蒸留装置としては、例えば、U.
S.Patent,Appl.No71975 にかかる明細書および図面に開
示されたものがある。すなわち、ハウジングの下部に水
が溜められ、ハウジングの底部にヒータが設けられ、ヒ
ータにより水が加熱されて水蒸気となり、水蒸気が筒状
のキャッチャ内を上昇して、やがて、ハウジングの上方
に設けられたラジエータに導かれる。ラジエータの中心
部には冷却ファンが設けられ、冷却ファンでラジエータ
内の水蒸気が冷却され、冷却されて蒸留水となったもの
が、出口から取り出されるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の水蒸留装置では、前記ヒータがハウジング内
に供給された例えば水道水(約20℃)を沸点まで加熱
しており、発熱量の大きなヒータが必要になる。また、
加熱して水面から飛散した沸騰気泡が、蒸気とともに導
管を通ってラジエータ内に進入するおそれがある。さら
に、ラジエ−タ内の水蒸気を冷却するために冷却ファン
と、冷却ファンを取り巻くようにしたラジエ−タとによ
り蒸気冷却手段が構成されていて、装置全体を大型にし
ているという問題点があった。本発明は、このような従
来の問題点に着目してなされたもので、タンク内の水を
予熱する予熱室を設け、加熱室においては予熱された水
を使用するようにして、効率的に水を加熱して気化し、
また、加熱室に蒸気冷却手段側に進入するのを防止する
ための進入防止網部材を設けたので、蒸留水に沸騰気泡
が混入せず、さらに、タンク内に冷却パイプを延ばし
て、タンク内の水で冷却パイプ内の水蒸気を冷却するよ
うにしたので、例えば、ラジエ−タや冷却ファンなどが
不要になり、装置全体を小型にすることができる水蒸留
装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 1 原水が取り入れられるタンク(10)内の加熱室
(20)で水を加熱して気化させ、気化した蒸気を冷却
して蒸留水を製造するようにした水蒸留装置において、
前記タンク(10)内に、前記加熱室(20)に隣接さ
せて、予熱した水を前記加熱室(20)へ供給可能な予
熱室(30)を配設したことを特徴とする水蒸留装置。
【0005】2 原水が取り入れられるタンク(10)
内の加熱室(20)で水を加熱して気化させ、気化した
蒸気を冷却して蒸留水を製造するようにした水蒸留装置
において、前記加熱室(20)の中央部に、該加熱室
(20)内の水を加熱して気化可能な加熱ヒータ(2
5)を配設し、前記加熱室(20)をとり囲むようにし
て形成され、その室内に予熱ヒータ(35)が備えら
れ、前記タンク(10)内の水を前記予熱ヒータ(3
5)で予熱可能であって、予熱した水を前記加熱室(2
0)の周りから該加熱室(20)へ供給可能な予熱室
(30)を設けたことを特徴とする水蒸留装置。
【0006】3 原水が取り入れられるタンク(10)
内の加熱室(20)で水を加熱して気化させ、気化した
蒸気を冷却して蒸留水を製造するようにした水蒸留装置
において、前記タンク(10)内の水の液面下にその下
部を沈めるようにして前記加熱室(20)を配し、同じ
く、前記タンク(10)内の水の液面下に沈めるように
して、かつ、前記加熱室(20)をとり囲むようにして
配され、前記タンク(10)内の水を前記予熱するため
の予熱ヒータ(35)を設けて成る予熱室(30)を備
え、前記予熱室(30)にて予熱した水を前記加熱室
(20)の周りから供給可能に、かつ、前記液面より少
し下方へ供給可能にすべく、前記加熱室(20)と予熱
室(30)とを隔離する外周壁(21)の前記液面高さ
より少し下方位置に周方向へ連続して多数の連通孔(2
2)を穿設し、前記加熱室(20)の中央部位置であっ
て、前記連通孔(22)の高さ位置より少し下方位置
に、該加熱室(20)内に供給された水を加熱して気化
可能な加熱ヒータ(25)を配設したことを特徴とする
水蒸留装置。
【0007】4 原水が取り入れられるタンク(10)
内の加熱室(20)で水を加熱して気化させ、気化した
蒸気を冷却して蒸留水を製造するようにした水蒸留装置
において、前記タンク(10)内の水の液面下にその下
部を沈めるようにして前記加熱室(20)を配し、同じ
く、前記タンク(10)内の水の液面下に沈めるように
して、かつ、前記加熱室(20)をとり囲むようにして
配され、前記タンク(10)内の水を前記予熱するため
の予熱ヒータ(35)を設けて成る予熱室(30)を備
え、前記予熱室(30)にて予熱した水を前記加熱室
(20)の周りから供給可能に、かつ、前記液面より少
し下方へ供給可能にすべく、前記加熱室(20)と予熱
室(30)とを隔離する周壁(21)の前記液面高さよ
り少し下方位置に周方向へ連続して多数の連通孔(2
2)を穿設し、前記加熱室(20)の中央部位置であっ
て、前記連通孔(22)の高さ位置より少し下方位置
に、該加熱室(20)内に供給された水を加熱して気化
可能な加熱ヒータ(25)を配設し、前記タンク(1
0)内の水に沈められ、前記加熱室(20)にて気化し
た蒸気をそのパイプ内に導いて水冷可能な冷却パイプ
(42)を備えたことを特徴とする水蒸留装置。
【0008】5 前記加熱室(20)は、水面から飛散
した沸騰気泡が衝突して、該沸騰気泡が蒸気とともに蒸
気冷却手段(40)側に進入するのを防止するための進
入防止網部材(28)を有することを特徴とする1、
2、3または4項記載の水蒸留装置。
【0009】6 前記蒸気冷却手段(40)は、前記タ
ンク(10)内の水に沈められ、前記加熱室(20)に
て気化した蒸気をそのパイプ内に導いて水冷可能な冷却
パイプ(42)を備えていることを特徴とする1、2、
3または5項記載の水蒸留装置。
【0010】
【作用】予熱室(30)にてタンク(10)内の水が予
熱され、予熱した水を加熱室(20)に供給することが
でき、例えば、供給された水道水を直接的に加熱室(2
0)に供給する場合に比して、タンク(10)内の水を
効率的に加熱して、気化させることができる。
【0011】請求項2記載の水蒸留装置では、加熱室
(20)の中央部に加熱ヒータ(25)を設け、予熱室
(30)に予熱ヒータ(35)を備え、加熱室(20)
をとり囲むように予熱室(30)を配したので、予熱室
(30)において、タンク(10)内の水を予熱ヒータ
(35)の熱を用いて予熱可能で、予熱した水が加熱室
(20)の周りから加熱室(20)に供給可能であり、
それにより、例えば、供給された水道水を直接的に加熱
室(20)に供給する場合に比して、タンク(10)内
の水を極めて効率的に加熱され、気化させることができ
る。
【0012】請求項3記載の水蒸留装置では、加熱室
(20)と予熱室(30)とを隔離する周壁(21)の
液面高さより少し下方位置に周方向へ連続して多数の連
通孔(22)を穿設したので、予熱室(30)にて予熱
した水が、加熱室(20)の周りから供給されるように
なり、また、液面より少し下方へ供給されるようにな
る。 加熱室(20)の中央部位置であって、連通孔
(22)の高さ位置より少し下方位置に加熱ヒータ(2
5)を配設したので、液面直下の予熱された水が即座に
沸点に達し、加熱室(20)内に供給された水を効率よ
く加熱して気化することができる。
【0013】請求項4記載の水蒸留装置では、冷却パイ
プ(42)をタンク(10)内の水に沈めたので、タン
ク(10)内の水を用いて、加熱室(20)にて気化し
た蒸気をそのパイプ内に導びいて、水冷することができ
る。それにより、ラジエータや、冷却ファンなどの特別
な冷却手段が不要になり、装置を小型にすることができ
る。また、タンク(10)内の原水を、蒸気が液化する
ことによる熱で予熱することができる。
【0014】請求項5記載の水蒸留装置では、加熱室
(20)が進入防止網部材(28)を有しているので、
水面から飛散した沸騰気泡が進入防止網部材(28)に
衝突して、沸騰気泡が蒸気とともに蒸気冷却手段(4
0)側に進入するのを防止することができ、不純物の混
入を阻止して、蒸留水を製造することできる。
【0015】請求項6記載の水蒸留装置では、同じく、
冷却パイプ(42)をタンク(10)内の水に沈めたの
で、タンク(10)内の水を用いて、加熱室(20)に
て気化した蒸気をそのパイプ内に導びいて、水冷するこ
とができる。それにより、ラジエータや、冷却ファンな
どの特別な冷却手段が不要になり、装置を小型にするこ
とができる。また、タンク(10)内の原水を、蒸気が
液化することによる熱で予熱することができる。
【0016】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明
する。各図は本発明の一実施例を示している。図1に示
すように、ドラム形状のタンク10内には、水道水供給
管12が引き込まれている。タンク10はタンク本体に
キャップ部材11を嵌着して成る。
【0017】水道水供給管12は、一方向電磁弁13お
よび減圧弁14を介して、水道源側に接続されている。
タンク10には、タンク内に満たされた水道水の液面を
所定高さ(液面高さ誤差;約±2mm程度)に管理する
ための液面センサである光電管フォトセンサ15が設け
られている。また、タンク10内には、満たされた水道
水の水温を検出するための温度センサ16が配設されて
いる。液面が所定高さより低くなると、光電管フォトセ
ンサ15のセンサ出力により、一方向電磁弁13を開く
とともに、満たされた水道水の水温が所定温度より高く
なると、温度センサ16のセンサ出力により、一方向電
磁弁13を開き、新たな水道水をタンク内10に取り込
み、水温を所定温度に下げる。このとき、タンク内に水
道水が溢れないないように、所定の液面高さより少し高
い位置(前記液面高さ誤差に影響されない位置)にオー
バーフローパイプ17が設けられている。タンク10の
底部にはドレン管18が設けられている。
【0018】図1および図2に示すように、タンク10
内の上方中央部には、筒形状の加熱室20が配設され、
加熱室20の容器はタンク10のキャップ部材11の天
井部にリベット止めされている。同じく、タンク10内
には、加熱室20をドーナツ状とり囲むようにして予熱
室30が配設され、予熱室30の底部が加熱室20の外
周壁21に固着されている。予熱室30の外周隔離壁3
1には連通孔32(径3〜5mm)が多数穿設され、連
通孔32を通してタンク10内の水道水を予熱室30内
に補給するようになっている。また、加熱室20の外周
壁21には連通孔22が多数穿設され、連通孔22を通
して予熱室30内の水を加熱室20内に取り入れるよう
になっている。連通孔32は後記連通孔22より下方に
位置している。連通孔22および連通孔32を通って、
タンク10内の水道水は、予熱室30および加熱室20
に供給され、加熱室20および予熱室30内の液面高さ
は、タンク10内の水道水の液面高さと同じになってい
る。
【0019】予熱室30内には、連通孔32を通して予
熱室30内に補給された水を、有害物質のトリハロメタ
ンなどの低沸点物質を蒸発されるために95℃前後に加
熱する予熱ヒータ35が備えられ、予熱ヒータ35は加
熱室20を取り巻くように形成されている。また、95
℃前後に水温を管理するための予熱温度センサ33が設
けられている。加熱室20の連通孔22は、その液面よ
り少し下方に位置し、連通孔22を通して予熱室30か
ら予熱された水が加熱室20内の液面直下に常時補給さ
れるよいうになっている。加熱室20の中央部には、連
通孔22の高さ位置よりさらに少し下方に加熱ヒータ2
5の発熱体が配設され、液面直下に補給された予熱され
た水を即座に加熱可能になっている。加熱室20の底部
には、水道水に含まれていて気化しない重金属などをタ
ンク10内に放出するための放出孔26が穿設されてい
る。
【0020】加熱室20の液面より上方に広がる上方空
間には、上下方向の中間部に、水面から飛散した沸騰気
泡が衝突して、沸騰気泡が蒸気とともに後記蒸気冷却手
段40側に進入するのを防止するための進入防止網部材
28が装着されている。加熱室20の上方空間の上部に
は、蒸気をタンク10外部に導くための導管43が接続
され、導管43の外部端にはエルボ管を介して空冷用パ
イプ44が接続され、空冷用パイプ44には多数の空冷
フィン45が連設されている。空冷用パイプ44には、
エルボ管を介して冷却パイプ42が接続され、冷却パイ
プ42がタンク10内に満たされた水道水の中に引き込
まれ、水道水によりパイプ内の蒸気を冷却可能になって
いる。冷却パイプ42は、コイル状に形成され、冷却パ
イプ42の先端部がタンク10の外部に引き出されてい
て、冷却パイプ42の先端部には、蒸留水を滴下可能な
先端口が形成されている。冷却パイプ42〜空冷フィン
45により蒸気冷却手段40が構成されている。
【0021】次に作用を説明する。タンク10内には、
減圧弁14および一方向電磁弁13を介して水道水供給
管12を通して水道水が供給される。タンク10内に供
給される水道水は、光電管フォトセンサ15により液面
管理される。タンク10内に供給された水道水は、連通
孔32を通して予熱室30内に補給される。予熱室30
内には、予熱ヒータ35が内装され、95℃前後に予熱
される。このとき、有害物質のトリハロメタンなどの低
沸点物質が蒸発して、キャップ部材11の孔を通って外
部に放出される。
【0022】予熱室30にて95℃前後に予熱された水
は、連通孔22が加熱室20の外周壁21の周方向に多
数穿設され、かつ、加熱室20の液面より少し下方に穿
設されているので、連通孔22を通して、加熱室20の
外周からほぼ均等にその液面より少し下方に供給され
る。加熱室20の中央部であって液面の下方に加熱ヒー
タ25が設けられているので、予熱された水が効率的に
加熱され、気化される。それにより、例えば、供給され
た水道水を直接的に加熱室20に供給する場合に比し
て、タンク10内の水を極めて効率的に気化させること
ができる。このとき、気化しない重金属などは放出孔2
6を通ってタンク10内に放出される。タンク10内に
放出された重金属などは、ドレン管18を通して定期的
に回収される。
【0023】加熱室20において、水面から気化した蒸
気は上方空間および導管43を通って、タンク10外部
へ導かれる。このとき、水面から飛散した沸騰気泡が、
蒸気に混じって導管43に進入しようとすると、加熱室
20の上方空間に備えた進入防止網部材28に、沸騰気
泡が衝突するようになるので、沸騰気泡が蒸気とともに
導管43に進入するのを防止することができる。タンク
10の外部に導かれた蒸気は、空冷用パイプ44を通過
することで、空冷用パイプ44のパイプの管内面に接触
して冷却され、さらに、冷却パイプ42に導かれ、冷却
パイプ42の管内面に接触した液化する。蒸気が液化す
る際に放出熱で、タンク10内の水道水が反対に温度上
昇し、それにより、予熱室30に補給される水道水の予
熱を助けるようになる。
【0024】冷却パイプ42にて冷却された蒸気は、蒸
留水となりその先端口から滴下するようになる。冷却パ
イプ42をタンク10内の水面下に配したので、タンク
10内の水で蒸気が冷却されるようになり、ラジエータ
や、冷却ファンなどの特別な冷却手段が不要になり、装
置を小型にすることができる。なお、前記実施例におい
ては、空冷用パイプ44および空冷フィン45を備えた
ものを示したが、冷却パイプ42の大きさや長さり、冷
却効果が十分であれば、必ずしも設ける必要はない。
【0025】また、原水として、水道水を用いたものを
示したが、井戸水などであってもよいことはいうまでも
ない。前記実施例にかかる水蒸留装置によれば、加熱室
20の液面直下に予熱された水が供給され、その液面直
下より少し下方に加熱ヒータ25が配されているので、
加熱室20に供給された水を極めて効率的に加熱して気
化することができる。
【0026】
【発明の効果】本発明にかかる水蒸留装置によれば、タ
ンク内の水を予熱する予熱室を設け、加熱室においては
予熱された水を使用するようにして、効率的に水を加熱
して気化し、また、加熱室に蒸気冷却手段側に進入する
のを防止するための進入防止網部材を設けたので、蒸留
水に沸騰気泡が混入せず、さらに、タンク内に冷却パイ
プを延ばして、タンク内の水で冷却パイプ内の水蒸気を
冷却するようにしたので、例えば、ラジエ−タや冷却フ
ァンなどが不要になり、装置全体を小型にすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す水蒸留装置のタンクを
破断して内部を表わした断面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【符号の説明】
10…タンク 11…キャップ部材 12…水道水供給管 13…一方向電磁弁 14…減圧弁 15…光電管フォトセンサ 16…温度センサ 17…オーバーフローパイプ 18…ドレン管 20…加熱室 21…外周壁 22…連通孔 25…加熱ヒータ 26…放出孔 30…予熱室 31…外周隔離壁 32…連通孔 33…予熱温度センサ 35…予熱ヒータ 40…蒸気冷却手段 42…冷却パイプ 43…導管 44…空冷用パイプ 45…空冷フィン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原水が取り入れられるタンク内の加熱室で
    水を加熱して気化させ、気化した蒸気を冷却して蒸留水
    を製造するようにした水蒸留装置において、 前記タンク内に、前記加熱室に隣接させて、予熱した水
    を前記加熱室へ供給可能な予熱室を配設したことを特徴
    とする水蒸留装置。
  2. 【請求項2】原水が取り入れられるタンク内の加熱室で
    水を加熱して気化させ、気化した蒸気を冷却して蒸留水
    を製造するようにした水蒸留装置において、 前記加熱室の中央部に、該加熱室内の水を加熱して気化
    可能な加熱ヒータを配設し、 前記加熱室をとり囲むようにして形成され、その室内に
    予熱ヒータが備えられ、前記タンク内の水を前記予熱ヒ
    ータで予熱可能であって、予熱した水を前記加熱室の周
    りから該加熱室へ供給可能な予熱室を設けたことを特徴
    とする水蒸留装置。
  3. 【請求項3】原水が取り入れられるタンク内の加熱室で
    水を加熱して気化させ、気化した蒸気を冷却して蒸留水
    を製造するようにした水蒸留装置において、 前記タンク内の水の液面下にその下部を沈めるようにし
    て前記加熱室を配し、 同じく、前記タンク内の水の液面下に沈めるようにし
    て、かつ、前記加熱室をとり囲むようにして配され、前
    記タンク内の水を前記予熱するための予熱ヒータを設け
    て成る予熱室を備え、 前記予熱室にて予熱した水を前記加熱室の周りから供給
    可能に、かつ、前記液面より少し下方へ供給可能にすべ
    く、前記加熱室と予熱室とを隔離する周壁の前記液面高
    さより少し下方位置に周方向へ連続して多数の連通孔を
    穿設し、 前記加熱室の中央部位置であって、前記連通孔の高さ位
    置より少し下方位置に、該加熱室内に供給された水を加
    熱して気化可能な加熱ヒータを配設したことを特徴とす
    る水蒸留装置。
  4. 【請求項4】原水が取り入れられるタンク内の加熱室で
    水を加熱して気化させ、気化した蒸気を冷却して蒸留水
    を製造するようにした水蒸留装置において、 前記タンク内の水の液面下にその下部を沈めるようにし
    て前記加熱室を配し、 同じく、前記タンク内の水の液面下に沈めるようにし
    て、かつ、前記加熱室をとり囲むようにして配され、前
    記タンク内の水を前記予熱するための予熱ヒータを設け
    て成る予熱室を備え、 前記予熱室にて予熱した水を前記加熱室の周りから供給
    可能に、かつ、前記液面より少し下方へ供給可能にすべ
    く、前記加熱室と予熱室とを隔離する周壁の前記液面高
    さより少し下方位置に周方向へ連続して多数の連通孔を
    穿設し、 前記加熱室の中央部位置であって、前記連通孔の高さ位
    置より少し下方位置に、該加熱室内に供給された水を加
    熱して気化可能な加熱ヒータを配設し、 前記タンク内の水に沈められ、前記加熱室にて気化した
    蒸気をそのパイプ内に導いて水冷可能な冷却パイプを備
    えたことを特徴とする水蒸留装置。
  5. 【請求項5】前記加熱室は、水面から飛散した沸騰気泡
    が衝突して、該沸騰気泡が蒸気とともに蒸気冷却手段側
    に進入するのを防止するための進入防止網部材を有する
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の水蒸
    留装置。
  6. 【請求項6】前記蒸気冷却手段は、前記タンク内の水に
    沈められ、前記加熱室にて気化した蒸気をそのパイプ内
    に導いて水冷可能な冷却パイプを備えていることを特徴
    とする請求項1、2、3または5記載の水蒸留装置。
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Cited By (6)

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KR100353137B1 (ko) * 1999-11-22 2002-09-19 주식회사 아쿠아플랜츠 수 처리장치
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