JPH09106432A - 物品仕分けシステム及び物品仕分け用認識コード - Google Patents

物品仕分けシステム及び物品仕分け用認識コード

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Publication number
JPH09106432A
JPH09106432A JP7263970A JP26397095A JPH09106432A JP H09106432 A JPH09106432 A JP H09106432A JP 7263970 A JP7263970 A JP 7263970A JP 26397095 A JP26397095 A JP 26397095A JP H09106432 A JPH09106432 A JP H09106432A
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JP
Japan
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article
ink
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pattern
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Application number
JP7263970A
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English (en)
Inventor
Hirohisa Shinkai
博久 新改
Satoshi Gocho
智 牛腸
Noriyuki Ito
則之 伊藤
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
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Publication of JPH09106432A publication Critical patent/JPH09106432A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】製品本体若しくは製品を包装した包装体(段ボ
ール詰め製品など)など各物品の外面に表示される認識
マークを、透明なインキ又は物品外面と同色の色インキ
を用いて表示し、物品の外面に表示されている製品名や
製品内容の印刷表示と混同したり物品の外観を損ねたり
しないようにすることにある。 【解決手段】搬送手段10により順次搬送されてくる各
物品1にコード付加手段20により透明インキ若しくは
物品と同色インキを用いて前記各物品1の固有情報とし
ての認識コードMをパターン形成し、画像読取手段30
により前記識別コードMを所定波長域の赤外線若しくは
紫外線照射により画像として読み取り、読み取られた識
別コードMによる固有情報に基づいて物品仕分け手段4
0により前記各物品1を仕分けする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工業製品や農産物
出荷製品など各種物品の搬送、配送に使用する物品仕分
けシステム及び物品仕分け用認識コードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、工業製品や農産物出荷製品な
ど各種物品の搬送、配送においては、製品本体若しくは
製品を包装した包装体(段ボール詰め製品など)など各
物品の外面に、製品名、送り先名など所定の固有情報を
パターン化やコード化した認識マーク(識別マーク)な
どとして表示し、その認識マークを光学方式又は電磁方
式など所定の読取手段により読み取り、その読取信号に
基づいて、各物品を、製品別、配送先別に自動的に仕分
けして搬送、配送することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような上記各種物
品の搬送、配送において、各物品の外面に表示される認
識マークは、適宜着色インキを用いて表示された可視マ
ークを使用することが多く、認識マークが、仕分け後の
物品の外面に表示されている製品名や商標、あるいはサ
ービスマーク、ロゴマーク、製品メーカー名や製品内容
を表示する印刷表示などと混同したり、物品の外観を認
識マークが損ねたりしかねない。
【0004】本発明は、各種物品の搬送、配送におい
て、製品本体若しくは製品を包装した包装体(段ボール
詰め製品など)など各物品の外面に表示される認識マー
クを、透明なインキ、又は物品外面と同色の色インキを
用いて表示することにより、物品の外面に表示されてい
る製品名や製品メーカー名や製品内容の印刷表示と混同
したり、物品の外観を損ねたりしないようにすることに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
搬送手段10により順次搬送されてくる各物品1に、コ
ード付加手段20により特定の赤外域に光吸収のある赤
外吸収性インキを用いて物品1に認識コードMをパター
ン形成し、画像読取手段30により前記識別コードMに
特定波長域の赤外線を照射して該識別コードMを画像と
して読み取り、読み取られた識別コードMによる固有情
報に基づいて、物品仕分け手段40により各物品1を仕
分けすることを特徴とする物品仕分けシステムである。
【0006】また本発明は、上記第1の発明の物品仕分
けシステムにおいて、前記赤外吸収性インキが、透明イ
ンキである物品仕分けシステムである。
【0007】また本発明は、上記第1の発明の物品仕分
けシステムにおいて、前記赤外吸収性インキが、認識コ
ードMのパターン形成される物品1の表面色と同系色に
着色されたインキであって、且つ赤外域に吸収性の無い
着色料により着色されたインキである物品仕分けシステ
ムである。
【0008】次に本発明の第2の発明は、搬送手段10
により順次搬送されてくる各物品1に、コード付加手段
20により紫外線照射により蛍光を発する蛍光インキを
用いて認識コードMをパターン形成し、画像読取手段3
0により前記識別コードMに紫外線を照射して該識別コ
ードMを画像として読み取り、読み取られた識別コード
Mによる固有情報に基づいて、物品仕分け手段40によ
り各物品1を仕分けすることを特徴とする物品仕分けシ
ステムである。
【0009】また本発明は、上記第2の発明の物品仕分
けシステムにおいて、紫外線照射により蛍光を発する前
記蛍光インキが、透明インキである物品仕分けシステム
である。
【0010】また本発明は、上記第2の発明の物品仕分
けシステムにおいて、紫外線照射により蛍光を発する前
記蛍光インキが、認識コードMのパターン形成される物
品1の表面色と同系色に着色されたインキである物品仕
分けシステムである。
【0011】また本発明は、上記第1又は第2の発明の
物品仕分けシステムにおいて、前記認識コードMのパタ
ーンが、バーコード型の一次元コードパターン、又は田
の字型の二次元コードパターン、又はその両方を含む複
合型のコードパターンである物品仕分けシステムであ
る。
【0012】また本発明は、上記第1又は第2の発明の
物品仕分けシステムにおいて、前記コード付加手段20
が、インキジェット印刷方式である物品仕分けシステム
である。
【0013】また本発明は、上記第1又は第2の発明の
物品仕分けシステムにおいて、前記コード付加手段20
が、スタンプ押印方式である物品仕分けシステムであ
る。
【0014】また本発明は、上記第1の発明の物品仕分
けシステムにおいて、前記画像読取手段30が、特定波
長域の赤外領域に感度を有するフォトセンサ若しくはC
CDカメラである物品仕分けシステムである。
【0015】また本発明は、上記第2の発明の物品仕分
けシステムにおいて、前記画像読取手段30が、特定波
長域の可視領域に感度を有するフォトセンサ若しくはC
CDカメラである物品仕分けシステムである。
【0016】次に本発明の第3の発明は、仕分けすべき
物品1に、仕分け用の固有情報として、バーコード型の
一次元コードパターン、又は田の字型の二次元コードパ
ターン、又はその両方を含む複合型のコードパターン
が、特定の赤外域に光吸収のある赤外吸収性インキを用
いて形成されていることを特徴とする物品仕分け用認識
コードである。
【0017】次に本発明の第4の発明は、仕分けすべき
物品1に、仕分け用の固有情報として、バーコード型の
一次元コードパターン、又は田の字型の二次元コードパ
ターン、又はその両方を含む複合型のコードパターン
が、紫外線照射により蛍光を発する蛍光インキを用いて
形成されていることを特徴とする物品仕分け用認識コー
ドである。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の第1の発明の物品仕分け
システムを、図1、図2に示す実施の形態に従って以下
に詳細に説明する。
【0019】図1において、10は搬送手段、1は順次
搬送されてくる各物品、20はコード付加手段20、3
0は画像読取手段、40は各仕分け用アクチュエータ4
1、42、43(搬送手段10による物品搬送方向に対
して直交する方向に進退動作するプッシャーなど)を備
えた物品仕分け手段である。
【0020】搬送手段10は、図示するように、例えば
搬送ロール10aを水平方向に多数平行に配列したロー
ルコンベアであってもよいし、その他にベルトコンベ
ア、プッシャー、ロボットアームなどであってもよい。
【0021】本発明の第1の発明のシステムは、まず搬
送手段10の物品導入側12より、物品1を搬送ロール
10a上に載置して排出側15に向かって、連続動作若
しくは間欠動作により搬送する。
【0022】途中、コード付加手段20により、紫外線
吸収性インキを用いて前記各物品1の固有情報としての
透明な認識コードMをパターン形成する。なお、パター
ン形成は、物品1の連続搬送移動中に行ってもよいし、
物品1の間欠搬送動作における一旦停止中に行ってもよ
い。
【0023】前記コード付加手段20は、公知のインキ
シェット印刷方式、転写紙を介在させた加熱転写印字方
式、あるいはスタンプ押印方式など、本発明においては
特に限定されない。
【0024】続いて、前記パターン形成された透明な認
識コードMに、所定波長域の赤外線を照射して、赤外線
を吸収する認識コードMを、光学レンズ系30aを備え
且つ所定波長域の赤外光を検出するセンサーアレイを搭
載した画像読取手段30により画像として読み取り、画
像信号として出力する。
【0025】なお認識コードMの読み取りは、物品1の
連続搬送移動中に行ってもよいし、物品1の間欠搬送動
作における一旦停止中に行ってもよい。また、前記認識
コードMのパターン形成は、図1に示すように、画像読
取手段30と同一工程ライン上に設置されたコード付加
手段20によって形成してもよいが、必要に応じて別工
程ライン上のコード付加手段20にてパターン形成した
後に、画像読取手段30によって読み取るようにしても
よい。
【0026】上記画像読取手段30としては、特定波長
域の赤外領域に感度を有するフォトセンサ、若しくはC
CDカメラ、又は可視領域に感度を有するフォトセンサ
若しくはCCDカメラが使用される。
【0027】次に、出力した認識コードMの画像信号に
基づいて、該画像信号に対応して予め設定されている固
有情報変換テーブル(メモリ)より、物品名、配送先な
ど固有情報信号を読み出す。
【0028】続いて、読み出された前記固有情報信号に
基づき、物品仕分け手段40の各仕分け用アクチュエー
タ41、42、43のいずれかを進退制御動作させて、
各物品1の搬送タイミングに合わせて、前記物品1を搬
送手段10の排出側15(第1仕分け搬送コンベア
部)、若しくは第2仕分け搬送コンベア部16、若しく
は第3仕分け搬送コンベア部17、若しくは第4仕分け
搬送コンベア部18上に送り込み、仕分け排出するもの
である。
【0029】なお、各第1〜第n仕分け搬送コンベア部
は、図示するように、複数の各搬送ロール10a、16
a、17a、18aのそれぞれを、水平方向に平行に配
列してロールコンベア方式でもよいし、その他に、ベル
トコンベア、プッシャー、ロボットアームなどであって
もよい。
【0030】また、コード付加手段20により各物品1
にパターン形成される認識コードMは、物品1の搬送方
向両側のいずれか一側面以外に、物品1の上面、正面、
底面などに形成することができる。
【0031】また、コード付加手段20は、固定位置に
て、物品1に対して認識コードMをパターン形成するよ
うにしてもよいが、その他に、少なくともそのコード付
加ヘッド部20aが、搬送手段10の搬送動作タイミン
グに同期して、その搬送動作方向に対して直交する側方
から、又は上方から、又は下方から、物品1に対して進
退動作して、前進した時点で、認識コードMを物品1の
側面、正面、上面、下面などにパターン形成するように
してもよい。
【0032】上記第1の発明の物品仕分けシステムにお
いては、認識コードMのパターン形成に特定の赤外領域
に光吸収のある透明(無色透明乃至淡色透明)な赤外線
吸収性インキを使用する。
【0033】そのため、認識コードMの読み取りには、
特定波長域の赤外領域に感度を有するフォトセンサ、若
しくはCCDカメラなどの画像読取手段30が使用され
る。なお、画像読取手段30としては、認識コードMを
画像として読み取るためにCCDカメラが適当である。
【0034】赤外線吸収性インキ(透明インキ)として
は、下記のインキがあげられる。 インキ名;商品名;サンバリアインキ(日本カーリット
(株)製) 組成;赤外吸収剤2重量%、 インキベヒクル(インキバインダー)樹脂18重量% 溶剤79重量% その他ドライヤーなど添加剤1重量%
【0035】なお、本発明において上記赤外線吸収性イ
ンキは、上記組成比率に限定されるものではなく、認識
コードMが良好な再現性と乾燥性を以てパターン形成で
き、且つ検出読み取りが良好にできるものであればよ
い。
【0036】上記赤外線吸収性の透明インキを用いた場
合に使用する画像読取手段30としては、赤外域(波長
700〜790nm以上)に隣接する可視光域(波長7
00nm以下)の光を遮断するフィルターを搭載し、且
つシリコン(Si)フォトダイオードなどによる特定波
長域の赤外領域に感度を有するフォトセンサ若しくはC
CDカメラがあり、上記CCDカメラ若しくはフォトセ
ンサの赤外線検出可能波長は、800nm〜1100n
mである。
【0037】また上記第1の発明システムにおいては、
認識コードMのパターン形成に使用される特定の赤外領
域に光吸収のある赤外線吸収性インキとして、認識コー
ドMのパターン形成される物品1の表面色と同系色に着
色された赤外線吸収性インキであって、且つ赤外域に吸
収性の無い着色料(顔料、染料)により着色されたイン
キが使用される。
【0038】赤外線吸収性インキ(透明インキ)を、物
品1の表面色(例えば、ある製品の表面色、あるいはあ
る製品を収納包装した段ボール箱など外装体の表面色、
あるいは表面に施された印刷色など)と同系色に着色す
る着色料としては、赤外域まで光吸収のあるカーボン
(C)を含むブラック系は使用できないが、それ以外の
赤外域に吸収性の無い着色料(例えば、シアン系、マゼ
ンタ系、イエロー系など)であれば、赤外線吸収性イン
キ(透明インキ)の着色に使用できる。また、ブラック
系の着色料としては、有機系のブラック染料、あるいは
各色染料を配合調整して得られるブラック系の染料であ
れば使用できる。
【0039】次に、第2の発明の物品仕分けシステム
は、認識コードMのパターン形成に使用するインキとし
て、紫外線照射により蛍光(可視光)を発する透明(無
色透明乃至淡色透明)な蛍光インキが使用される。
【0040】そのため、認識コードMの読み取りには、
特定波長域の可視領域に感度を有するフォトセンサ、若
しくはCCDカメラなどの画像読取手段30が使用され
る。なお、画像読取手段30としては、認識コードMを
画像として読み取るためにCCDカメラが適当である。
【0041】紫外線発光性の蛍光インキ(透明インキ)
としては、下記のインキがあげられる。 組成;紫外線発光蛍光物質5重量% インキベヒクル(インキバインダー)樹脂15重量% 溶剤79重量% その他ドライヤーなど添加剤1重量%
【0042】なお、本発明において上記紫外線発光性の
蛍光インキは、上記組成比率に限定されるものではな
く、認識コードMが良好な再現性と乾燥性を以てパター
ン形成でき、且つ検出読み取りが良好にできるものであ
ればよい。また、インキ中の上記蛍光体の重量比率は、
検出器の受光素子による蛍光の検知が可能となる比率で
あれば良い。
【0043】上記紫外線発光蛍光体(物質)としては、
紫外線照射以前の蛍光スペクトルのピークが紫外波長領
域(可視波長領域外)にあって、紫外線照射により励起
されて、これよりも低いエネルギー準位に戻る時の発光
スペクトルのピークが、青、緑、赤などの可視波長域に
あるものが使用可能である。
【0044】紫外線照射にて発光する蛍光物質として
は、例えば、Ca2 5 9 Cl:Eu2+、CaW
4 、ZnO:Zn、Zn2 SiO4 :Mn、Y2 2
S:Ag、YVO4 :Eu、Y2 3 :Eu、Gd2
2 S:Tb、La2 2 S:Tb、Y3 Al5 12:C
e(:は物質の組み合せを示す)などがあげられ、これ
らを単体あるいは数種類混合して使用される。
【0045】上記紫外線発光性の蛍光インキを用いた場
合に使用する画像読取手段30としては、可視光域(波
長400〜700nm)に隣接する紫外光域(波長40
0nm未満)の光を遮断するフィルターを搭載し、且つ
シリコン(Si)フォトダイオードなどによる特定波長
域の可視領域に感度を有するフォトセンサ若しくはCC
Dカメラが使用される。
【0046】また上記第2の発明システムにおいては、
認識コードMのパターン形成に使用される蛍光インキと
して、認識コードMのパターン形成される物品1の表面
色と同系色に着色されたインキが使用される。
【0047】物品1の表面色(例えば、ある製品の表面
色、あるいはある製品を収納包装した段ボール箱など外
装体の表面色、あるいは表面に施された印刷色など)と
同系色に蛍光インキ(透明インキ)を着色するための着
色料としては、シアン系、マゼンタ系、イエロー系をは
じめとして、無機系、有機系の各色顔料や染料が使用で
きる。
【0048】次に第3の発明の物品仕分け用認識コード
を以下に詳細に説明すれば、本発明の物品仕分け用認識
コードは、図2(a)〜(c)の斜視図に示すように、
仕分けすべき各物品1の一面に、特定の赤外域に吸収の
ある赤外線吸収性の透明インキ、又は物品1と同系色に
着色された赤外線吸収性の着色インキを用いてパターン
形成されているものであり、本発明の第1の発明システ
ム、又は第2の発明システムにおいて使用されるもので
ある。
【0049】図2(a)は、認識コードMとして、公知
のバーコードなど一次元コードパターン5をパターン形
成したものであり、(b)は、四角形状パターンを1ユ
ニットとしてその複数ユニットを3列以上及び3行以上
に多列多行に配置したブロックパターン、あるいは、1
個の田の字状パターン(田の字内の4つのスペースを1
(インキ付着;マーキング有り)、0(インキ付着無
し;マーキング無し)にてデジタル表示)を1ユニット
としてその1乃至複数ユニットを1列若しくは2列以上
複数列に間隔を開けずに又は間隔を開けて、それぞれ連
続して配置した四点対応型のブロックパターンなどの二
次元コードパターン6をパターン形成したものであり、
(c)は、適宜文字・記号の1個若しくは2個以上複数
個を配置したキャラクタパターン7をパターン形成した
ものである。
【0050】次に第4の発明の物品仕分け用認識コード
は、仕分けすべき物品の一面に、物品を仕分けするため
の固有情報として、紫外線によって発光する透明な蛍光
インキ、又は仕分けすべき物品と同系色に着色された蛍
光インキを用いてパターン形成されているものであり、
本発明の第1の発明システム、又は第2の発明システム
において使用されるものである。
【0051】上記第4の発明における認識コードMは、
紫外線発光性の蛍光インキを用いてパターン形成されて
いる以外は、上記第3の発明における認識コードMと同
様のコードパターンが形成されている。
【0052】
【発明の効果】本発明の物品仕分けシステムは、各種物
品の搬送、配送、保管、出荷作業などにおいて、物品仕
分け用認識コードを、各物品の保管先、配送先、品名、
配送主などの固有情報として、物品の外面(製品の表
面、製品を収納包装する外装体の表面など)に直接パタ
ーン表示するものであり、表示された前記認識コード
は、無色透明乃至無色に近い淡色透明、又は仕分けすべ
き物品の表面色と同系色に着色された、それぞれ赤外線
吸収性インキ若しくは紫外線発光性の蛍光インキを用い
て表示されているために外面的には目立つことが無く、
仕分け後において、例えば、物品の正規位置に表示され
ているそれぞれ製品名、製品内容、商標、サービスマー
ク、ロゴマーク、製品メーカー名などの表示と、前記認
識コードとを混同したり、前記認識コードによって物品
の外観や意匠を損ねたりすることを回避できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明システムの概要を説明する平面図であ
る。
【図2】(a)は、本発明システムにおいて物品にパタ
ーン形成されたバーコード(一次元コード)パターンに
よる透明な認識コードマーク、(b)は、本発明システ
ムにおいて物品にパターン形成された二次元コードパタ
ーンによる透明な認識コードマーク、(c)は、本発明
システムにおいて物品にパターン形成された文字・記号
による透明な認識コードマークである。
【符号の説明】
M…認識マーク 1…搬送・配送される物品 5…一次元コードパターン
(バーコード) 6…二次元コードパターン(四点対応コード) 7…文
字・記号(キャラクタ) 10…搬送手段 10a…搬送ロール 12…導入部 15、16、17、18…仕分け排出部 16a、17
a、18a…搬送ロール 20…コード付加手段 30…画像読取手段 40…物品仕分け手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 19/06 G06K 19/06

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送手段10により順次搬送されてくる各
    物品1に、コード付加手段20により特定の赤外域に光
    吸収のある赤外吸収性インキを用いて物品1に認識コー
    ドMをパターン形成し、画像読取手段30により前記識
    別コードMに特定波長域の赤外線を照射して該識別コー
    ドMを画像として読み取り、読み取られた識別コードM
    による固有情報に基づいて、物品仕分け手段40により
    各物品1を仕分けすることを特徴とする物品仕分けシス
    テム。
  2. 【請求項2】前記赤外吸収性インキが、透明インキであ
    る請求項1記載の物品仕分けシステム。
  3. 【請求項3】前記赤外吸収性インキが、認識コードMの
    パターン形成される物品1の表面色と同系色に着色され
    たインキであって、且つ赤外域に吸収性の無い着色料に
    より着色されたインキである請求項1記載の物品仕分け
    システム。
  4. 【請求項4】搬送手段10により順次搬送されてくる各
    物品1に、コード付加手段20により紫外線照射により
    蛍光を発する蛍光インキを用いて認識コードMをパター
    ン形成し、画像読取手段30により前記識別コードMに
    紫外線を照射して該識別コードMを画像として読み取
    り、読み取られた識別コードMによる固有情報に基づい
    て、物品仕分け手段40により各物品1を仕分けするこ
    とを特徴とする物品仕分けシステム。
  5. 【請求項5】紫外線照射により蛍光を発する前記蛍光イ
    ンキが、透明インキである請求項4記載の物品仕分けシ
    ステム。
  6. 【請求項6】紫外線照射により蛍光を発する前記蛍光イ
    ンキが、認識コードMのパターン形成される物品1の表
    面色と同系色に着色されたインキである請求項4記載の
    物品仕分けシステム。
  7. 【請求項7】前記認識コードMのパターンが、バーコー
    ド型の一次元コードパターン、又は田の字型の二次元コ
    ードパターン、又はその両方を含む複合型のコードパタ
    ーンである請求項1又は請求項4記載の物品仕分けシス
    テム。
  8. 【請求項8】前記コード付加手段20がインキジェット
    印刷方式である請求項1又は請求項4記載の物品仕分け
    システム。
  9. 【請求項9】前記コード付加手段20がスタンプ押印方
    式である請求項1又は請求項4記載の物品仕分けシステ
    ム。
  10. 【請求項10】前記画像読取手段30が、特定波長域の
    赤外領域に感度を有するフォトセンサ若しくはCCDカ
    メラである請求項1記載の物品仕分けシステム。
  11. 【請求項11】前記画像読取手段30が、特定波長域の
    可視領域に感度を有するフォトセンサ若しくはCCDカ
    メラである請求項4記載の物品仕分けシステム。
  12. 【請求項12】仕分けすべき物品1に、仕分け用の固有
    情報として、バーコード型の一次元コードパターン、又
    は田の字型の二次元コードパターン、又はその両方を含
    む複合型のコードパターンが、特定の赤外域に光吸収の
    ある赤外吸収性インキを用いて形成されていることを特
    徴とする物品仕分け用認識コード。
  13. 【請求項13】前記赤外吸収性インキが、透明インキで
    ある請求項12記載の物品仕分け用認識コード。
  14. 【請求項14】前記赤外吸収性インキが、認識コードM
    のパターン形成される物品1の表面色と同系色に着色さ
    れたインキである請求項13記載の物品仕分け用認識コ
    ード。
  15. 【請求項15】仕分けすべき物品1に、仕分け用の固有
    情報として、バーコード型の一次元コードパターン、又
    は田の字型の二次元コードパターン、又はその両方を含
    む複合型のコードパターンが、紫外線照射により蛍光を
    発する蛍光インキを用いて形成されていることを特徴と
    する物品仕分け用認識コード。
  16. 【請求項16】紫外線照射により蛍光を発する前記蛍光
    インキが、透明インキである請求項15記載の物品仕分
    け用認識コード。
  17. 【請求項17】紫外線照射により蛍光を発する前記蛍光
    インキが、認識コードMのパターン形成される物品1の
    表面色と同系色に着色されたインキである請求項17記
    載の物品仕分け用認識コード。
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