JPH09105909A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH09105909A
JPH09105909A JP29033395A JP29033395A JPH09105909A JP H09105909 A JPH09105909 A JP H09105909A JP 29033395 A JP29033395 A JP 29033395A JP 29033395 A JP29033395 A JP 29033395A JP H09105909 A JPH09105909 A JP H09105909A
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JP
Japan
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image
active matrix
images
liquid crystal
crystal panel
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Pending
Application number
JP29033395A
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English (en)
Inventor
Shunpei Yamazaki
舜平 山崎
Yoshiharu Hirakata
吉晴 平形
Jun Koyama
潤 小山
Satoshi Teramoto
聡 寺本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/726,806 priority patent/US6377230B1/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一の画面上に異なる画像を同時に表示し、
それを複数人で個別に認識できる表示装置を提供する。 【構成】 アクティブマトリクス領域103〜105、
さたに106〜108が集積化された液晶パネルを用い
て複数の画像を時分割形成する。この画像を適当な光学
シャッターを用いて見ることにより、異なる観察者によ
って画像を分離して見ることができる。特に画像の形成
を集積化された液晶パネルで行うことで、装置構成を簡
略化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本明細書で開示する発明は、各種
情報を表示する表示装置に関する。特に複数の観察者に
よりそれぞれ異なる画像を認識することができる表示装
置に関する。例えば、同一の画面において表示される複
数の画像を複数の観察者により、それぞれ独立に見るこ
とができる表示装置に関する。また、複数の画像が同時
に表示されている中から特定の情報のみを選択的に認識
する装置に関する。また、特定の情報のみを選択的に見
ることができる装置に関する。またそのようは表示方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、同一の画面上に異なる画像を
表示する技術が知られている。例えば、一つの画面を分
割して、複数のテレビ番組を同時に表示する方法や、一
つの画面上に複数の画像を重ねて表示する方法が知られ
ている。
【0003】前者の方法は、個々の画像が独立して表示
されるので、比較的容易に同時に多数の番組や画像を見
ることができる。しかし、後者の方法は、複数の画像が
重なってしまうので、非常に見にくいものとなってしま
う問題がある。
【0004】またどちらの方法においても複数の画像が
同時に表示されてしまうので、見る側の方で見る対象を
選択しなければならない。
【0005】このことは、複数の異なる画面を複数人で
同時に見ようとする場合に問題となる。例えば、Aとい
う観察者には見えて、Bという観察者には見えない画像
を表示するような場合には、上述の方法は利用すること
ができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本明細書で開示する発
明は、同一の画面上に表示される異なる画像を複数の観
察者が独立に見ることができる構成を提供することを課
題とする。即ち、同一の画面上に表示された画像を別々
に選択して見ることができる構成に関する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本明細書で開示する発明
の一つは、複数の観察者のそれぞれが異なる画像を見る
ことができる表示装置であって、集積化された液晶パネ
ルでもって光学変調された画像を形成する手段と、同一
の画面上に異なる複数の画像を表示する手段と、前記複
数の画像を観察者毎に選択する手段と、を有し、前記集
積化された液晶パネルは、MおよびNを2以上の自然数
として、基板上に、M×N個の画像を形成するためのア
クティブマトリクス領域と、M+N個の周辺回路領域
と、が配置された構成を有し、前記M個の周辺回路のそ
れぞれは、N個のアクティブマトリクス領域の水平走査
制御を同時に行い、前記N個の周辺回路のそれぞれは、
M個のアクティブマトリクス領域の垂直走査制御を同時
に行うことを特徴とする。
【0008】他の発明の構成は、複数の観察者のそれぞ
れが異なる画像を見ることができる表示装置であって、
集積化された液晶パネルでもって光学変調された画像を
形成する手段と、同一の画面上に異なる複数の画像を時
間的に分割して表示する手段と、光学シャッターを備え
た手段と、を有し、前記集積化された液晶パネルは、M
およびNを2以上の自然数として、基板上に、M×N個
の画像を形成するためのアクティブマトリクス領域と、
M+N個の周辺回路領域と、が配置された構成を有し、
前記M個の周辺回路のそれぞれは、N個のアクティブマ
トリクス領域の水平走査制御を同時に行い、前記N個の
周辺回路のそれぞれは、M個のアクティブマトリクス領
域の垂直走査制御を同時に行う構成を有し、前記光学シ
ャッターを備えた手段において、前記分割タイミングに
合わせて前記光学シャッターを開閉させ前記時間的に分
割された画像の一つを選択的に透過させることを特徴と
する。
【0009】他の発明の構成は、複数の観察者のそれぞ
れが異なる画像を見ることができる表示装置であって、
集積化された液晶パネルでもって光学変調された画像を
形成する手段と、同一の画面上に異なる複数の画像を時
間的に分割して表示する手段と、前記分割された画像の
少なくとも一つに異なる偏光状態を与える手段と、を有
し、前記集積化された液晶パネルは、MおよびNを2以
上の自然数として、基板上に、M×N個の画像を形成す
るためのアクティブマトリクス領域と、M+N個の周辺
回路領域と、が配置された構成を有し、前記M個の周辺
回路のそれぞれは、N個のアクティブマトリクス領域の
水平走査制御を同時に行い、前記N個の周辺回路のそれ
ぞれは、M個のアクティブマトリクス領域の垂直走査制
御を同時に行う構成を有していることを特徴とする。
【0010】
【実施例】
〔実施例1〕本実施例は、複数の画像を時間的に分割し
て同一画面上に表示し、光学シャッターを用いてその中
の一つを選択して見ることにより、複数の観察者によっ
て独立に異なる画像を見ることができる構成に関する。
【0011】まず画像を形成するためのアクティブマト
リクス型の液晶表示装置について説明する。図1に本実
施例で利用する集積化されたアクティブマトリクス型の
液晶表示装置を示す。図1に示すアクティブマトリクス
型の液晶パネルは、同一の基板上に複数のアクティブマ
トリクス領域を配置した構成において、水平走査制御回
路および/または垂直走査制御回路を複数のアクティブ
マトリクス領域に対して共通に配置した構成とすること
を特徴とする。
【0012】図1に示す構成は、MおよびNを2以上の
自然数として、基板上に、M×N個の画像を形成するた
めのアクティブマトリクス領域と、M+N個の周辺回路
領域と、が配置された構成を有し、前記M個の周辺回路
のそれぞれは、N個のアクティブマトリクス領域の水平
走査制御を同時に行い、前記N個の周辺回路のそれぞれ
は、M個のアクティブマトリクス領域の垂直走査制御を
同時に行うことを特徴とする。
【0013】図1には、上記構成においてM=2、N=
3の場合が示されている。図1には、(M=2)×(N
=3)個配置されたアクティブマトリクス領域103、
104、105、106、107、108が示されてい
る。
【0014】また、これらアクティブマトリクス回路を
駆動するための周辺回路領域として、2+3個の周辺回
路101、102、109、110、111が配置され
ている。この周辺回路の中で101と102が水平走査
制御回路である。また109、110、111が垂直走
査制御回路である。
【0015】図1に示す構成においては、水平走査制御
回路101と102がそれぞれアクティブマトリクス回
路103と104と105、さらには106と107と
108の水平走査制御を同時に行う構成となっている。
【0016】即ち、周辺回路101がアクティブマトリ
クス領域103と104と105の水平走査制御を同時
に行う構成となっている。また周辺回路102がアクテ
ィブマトリクス領域106と107と108の水平走査
制御を同時に行う構成となっている。
【0017】また、周辺回路109と110と111が
それぞれアクティブマトリクス領域103と106、さ
らには104と107、さらには105と108の垂直
走査制御を同時に行う構成となっている。
【0018】即ち、周辺回路109がアクティブマトリ
クス領域103と106の垂直走査制御を同時に行う構
成となっている。また周辺回路110がアクティブマト
リクス領域104と107の垂直走査制御を同時に行う
構成となっている。また周辺回路111がアクティブマ
トリクス領域105と108の垂直走査制御を同時に行
う構成となっている。
【0019】図1に示す構成は、RGBのカラー画像を
得るために、N=3の構成となっている。しかしM=N
=2(即ち2×2)としてもよい。またM=2、N=1
とするのでもよい。またM=1、N=2としてもよい。
この場合は、各アクティブマトリクス領域でRGBのカ
ラーフィルタを利用してカラー像を得る構成にするか、
モノクロ像を得る構成とすればよい。しかし、図1に示
すような構成は、MやNが少なくとも2以上の数である
場合に顕著な有用性を得ることができる。
【0020】図1に示すように一般にM×N個のアクテ
ィブマトクス領域はマトリクス状に配置される。
【0021】また、アクティブマトリクス領域には画素
がマトリクス状に配置されており、前記画素には、少な
くとも一つの薄膜トランジスタが配置されており、前記
薄膜トランジスタのソースに加わる信号はM個の周辺回
路のそれぞれでもって行われる水平走査制御によって制
御され、前記薄膜トランジスタのゲイトに加わる信号は
N個の周辺回路のそれぞれでもって行われる垂直走査制
御によって制御される。
【0022】上記構成における画素としては、例えば図
1に示す(0,0),(1,0),・・・(m,0)の番地で示される領
域を挙げることができる。図1に示す構成においては、
この各画素に薄膜トランジスタが一つづつ配置された構
成となっている。
【0023】なお、各画素に配置される薄膜トランジス
タの数は1つのみに限定されるのではない。その配置方
法としては、複数個を直列に接続することや、MOS容
量と組み合わせて配置するのでもよい。また、同一チャ
ネル型の組み合わせのみではく、異なるチャネル型を組
み合わせるのでもよい。
【0024】なお、図1に示すような構成は、液晶パネ
ルを光が透過する必要があるので、基板として透光性を
有する材料を用いる必要がある。具体的には、ガラス基
板や石英基板を利用する必要がある。
【0025】図1に示す構成の動作例について簡単に説
明する。図1に示す構成においては、CLKVで示され
る垂直走査制御回路の動作クロックによって109〜1
10で示される垂直走査制御回路の動作が基本的に制御
される。またCLKHで示される水平走査制御回路の動
作クロックによって、101と102で示される水平走
査制御回路の動作が基本的に制御される。
【0026】以下においては、説明を簡単にするためア
クティブマトリクス領域103における画像の表示方法
について説明する。なお、他のアクティブマトリクス領
域の動作もアクティブマトリクス領域103に準ずる。
【0027】まず、CLKV(垂直走査制御回路の動作
クロック)の立ち上がりパルスが垂直走査制御回路10
9のフリップフロップ回路202に入力することによ
り、VSTA(垂直走査タイミングイネーブル信号)が
打ち抜かれる。この時フリップフロップ回路202の出
力はH(論理レベルでhigh) レベルとなる。また垂直走
査制御回路109の他のフリップフロップ回路の出力レ
ベルはLのままとなる。
【0028】この結果、Y0 行で示されるゲイト信号線
211がHレベルとなる。そして、(0,0),(1,0),・・・
・(m,0) 番地の薄膜トランジスタが全てON動作とな
る。
【0029】この状態において、水平走査制御回路10
1のフリップフロップ回路201においてCLKH(水
平走査制御回路の動作クロック)によってHSTA(水
平走査タイミングイネーブル信号)が打ち抜かれ、X0
の点における信号レベルがHになる。この時、X1 以降
の点はL(論理レベルでLow)である。
【0030】この結果、画像サンプリング信号線208
を介してサンプリングホールド回路204にHの信号が
入力し、Rの画像データ信号がサンプリングホールド回
路204に取り込まれる。
【0031】そして画像信号線209に画像データが流
れる。即ち、(0,0),(0,1),(0,2) ・・・(0,n) で示され
る番地の薄膜トランジスタのソースに画像データの信号
が印加される。
【0032】この状態においては、(0,0),(1,0),・・・
・(m,0) 番地の薄膜トランジスタが全てON状態であ
り、(0,0),(0,1),(0,2) ・・・(0,n) 番地の薄膜トラン
ジスタのソースに画像データ信号が印加されている。従
って、(0,0) 番地の画素において画像データの書込みが
行われる。
【0033】この後次のCLKHのパルスの立ち上がり
エッジによって、フリップフロップ回路201の出力は
Lレベルとなる。即ち、X0 の点はLレベルとなる。一
方、206のフリップフロップ回路においては、このC
LKHのパルスの立ち上がりエッジが入力することで、
その出力がHレベルに変化する。即ち、X1 の点はHレ
ベルとなる。
【0034】この結果、(1,0) 番地において情報の書込
みが行われる。このようにして、CLKHの動作クロッ
クに従って、フリップフロップ回路Xm の出力が順次H
レベルにシフトしていく。そして、(m,0) 番地において
順次画像情報の書込みが行われていく。
【0035】Y0 行における情報の書込みの終了後、C
LKV信号の立ち上がりエッジによって、フリップフロ
ップ回路202の出力レベルがL、フリップフロップ回
路203の出力レベルがHとなる。この結果Y1 行の信
号レベルがHとなる。
【0036】そしてY1 行において、(0,1),(1,1),(2,
1) ・・・(m,1) 番地に対して順次画像データ情報が書
き込まれていく。このようにして、(n,m) 番地までの情
報の書込みが終了した時点で1 フレームが終了する。
【0037】以上の動作は、103以外の他のアクティ
ブマトリクス領域においても同じタイミングで行われて
いく。
【0038】図1に示す集積化された液晶パネルを用い
ると、RGBでなるカラー画像を2つ同時に得ることが
できる。勿論このカラー画像はそれぞれ異なる内容のも
のとすることができる。
【0039】ここでは、6つのアクティブマトリクス領
域を集積化する構成を示した。しかし、集積化されるア
クティブマトリクス領域の数をさらに多くすることも可
能である。例えば、RGB、R’G’B’、R,,,,
,,と9領域のアクティブマトリクス領域を集積化した構
成とすることができる。
【0040】この場合、図1に示す構成において、水平
走査制御回路をさらに一つ増やすだけでよい。そしてこ
の場合はカラー画像を3組得ることができる。
【0041】このように図1にその基本的な構成を示す
集積化されたアクティブマトリクス型の液晶パネルは、
集積化するアクティブマトリクス領域を増やしていって
も、周辺駆動回路をそれ程増やす必要がないという特徴
を有する。
【0042】具体的には、集積化するアクティブマトリ
クス領域の数をM×N個とすると、必要とされる周辺駆
動回路の数はM+N個でよいという特徴を有する。この
ことは、より集積化を高めていった場合に非常に有用な
こととなる。
【0043】次に図1に示した6個のアクティブマトリ
クス領域を集積化した液晶パネルを利用した投影型の液
晶表示装置を説明する。図2に本実施例で示す投影型の
液晶表示装置の概要を示す。
【0044】図2に示す表示装置は、本明細書で開示す
る他の実施例の構成に利用することができる。図2に示
す構成において、第1の光源602からの光がミラー6
04で反射され、さらにダイクロイックミラー608、
609、610でGBRに対応する波長領域の光に分光
される。そして、それらの各光は図1に示す集積化され
た液晶パネル611に入射する。
【0045】液晶パネル611のRGBに対応する各画
素領域で光学変調された光は、ミラー612にGの像が
反射され、ハーフミラー(半透過ミラー)613でBの
像が反射され、ハーフミラー(半透過ミラー)614で
Rの像が反射される。
【0046】こうして合成されたカラー像は、光学系6
15を介し、さらにミラー617で反射されスクリーン
(投影面)618に投影さえる。光学系615には、拡
大投影に必要なレンズが配置されている。また光学系6
15には、必要に応じて光の透過/非透過を選択的に行
う光学シャッターや所定の偏光状態を付与する手段が配
置されている。
【0047】一方、光源601からの光はミラー603
で反射され、さらにダイクロイックミラー605、60
6、607でそれぞれG’B’R’に対応する光に分光
される。そして、これらの光は液晶パネルにおいて、
G’B’R’に対応する画像に光学変調される。
【0048】そして光学変調されたR’G’B’に対応
する光(計6射線)は図示しないミラー群で合成され、
さらに光学系615とミラー616を介して投影され
る。投影された画像はミラー617で反射されて、スク
リーン618に投影される。
【0049】図1に示す構成で利用される集積化された
液晶パネル611は、異なる2つのカラー像を形成する
ことができる。
【0050】図3に本実施例の構成の概略を示す。図3
に示す構成は、図2に示すディスプレイ600の画面に
時分割表示される画像を液晶シャッターを備えた眼鏡1
3と14を用いて見ることにより、それぞれの眼鏡を使
用した観察者がそれぞれ異なる画像を見ることができる
構成に関する。
【0051】図4に図3に示す構成を動作させる場合に
利用される動作タイミングチャートを示す。図4に示さ
れるように表示画面である画面11には、1フレームお
きにAの画像とBの画像が交互に表示される。
【0052】あるレベル以上の画質を維持するために
は、1フレームの時間を1/60(s)以下とすることが
好ましい。
【0053】画面は、図1に示す集積化された液晶パネ
ルのアクティブマトリクス領域103〜105の組と1
06〜108の組とで同じ画像を形成し、それを重ねて
投影する方式を採用する。この方法は、スクリーン61
8に投影される画像を明るくすることができるという有
意性がある。
【0054】この時分割表示された画像を直接見たので
は、Aの画像とBの画像とが重なりあって見えてしま
う。そこで、図3に示す構成においては、表示タイミン
グに合わせて透過−非透過が選択される液晶シャッター
を備えた眼鏡13と14を用いることにより、それぞれ
の眼鏡を掛けている観察者において、Aの画像とBの画
像とが分離して見えるようにする。
【0055】また、各眼鏡の液晶シャッターは時分割表
示にタイミングを合わせて開閉走査が行われる。この開
閉走査は、表示装置から信号が供給されることによって
行われる。この信号の供給方法としては、接続コードを
利用した方法、電磁波や超音波を用いたワイヤレス方式
を利用する方法を挙げることができる。
【0056】図4に示すようにA0 の画面が表示されて
いる時には、眼鏡13のシャッターが開となり、A眼鏡
を掛けた人にはA0 の表示が見える。またこの時B眼鏡
14の液晶シャッターは閉の状態になり、B眼鏡を掛け
た人にはA0 の表示を見ることができない。
【0057】逆に次のフレームのB0 の表示が行われて
いる時にはB眼鏡14の液晶シャッターが開となり、B
眼鏡を掛けた人にはB0 の表示が見える。またこの時A
眼鏡13の液晶シャッターは閉の状態になり、A眼鏡を
掛けた人にはB0 の表示は見えない。
【0058】このようにして交互にAとBの表示を行
い、そのつどA眼鏡とB眼鏡の液晶シャッターを開と閉
に交互に切り換える。こうすると、A眼鏡13を掛けた
人にはA0,1,2,3 ・・・・で示される画像が選択
的に見え、B眼鏡14を掛けた人にはB0,1,2,3
・・・・で示される画像が選択的に見える状況とするこ
とができる。
【0059】こうして同じ画面11を見ていながら、眼
鏡13を掛けた人と眼鏡14とを掛けた人とで異なる画
像を見ることができる。
【0060】〔実施例2〕本実施例では、図1に示す集
積化された液晶パネルの別の例を示す。図5に本実施例
で示す集積化した液晶パネルの構成を示す。本実施例に
示す集積化された液晶パネルは、3原色でなく4原色、
または3原色プラスさらに補償用の色彩を有した像を加
えて、カラー像を形成することができるものである。
【0061】本実施例に示すのは、R(赤)G(緑)B
(青)W(白)でカラー画像を形成する場合の例であ
る。なお、カラー表示を行うために必要とする原色は上
記構成に限定されるものでなく、適時選択することがで
きる。R(赤)G(緑)B(青)に適当な背景色を加え
ることや、RGBに限定されない組み合わせを選択する
ことができる。
【0062】図5に示す構成においては、ガラス基板ま
たは石英基板上に8つのアクティブマトリクス領域とこ
のアクティブマトリクス領域を駆動するための2つの水
平走査制御回路と4つの垂直走査制御回路を備えてい
る。
【0063】図5に示す構成においては、R(赤)用の
画像を形成するアクティブマトリクス領域1401、G
(緑)用の画像を形成するアクティブマトリクス領域1
406、B(青)用の画像を形成するアクティブマトリ
クス領域1409、W(白)用の画像を形成するアクテ
ィブマトリクス領域1412に対して、その水平走査を
行う水平走査制御回路1415が共通に配置されてい
る。
【0064】また、R’G’B’W’の画像を形成する
アクティブマトリクス領域1402、1407、141
0、1413に対しては、共通の水平走査制御回路14
18が配置されている。
【0065】RとR’の画像を形成するアクティブマト
リクス領域1401と1402に対しては、共通の垂直
走査制御回路1403が配置されている。またGとG’
の画像を形成するアクティブマトリクス領域1406と
1407に対しては、共通の垂直走査制御回路1408
が配置されている。またBとB’の画像を形成するアク
ティブマトリクス領域1409と1410に対しては、
共通の垂直走査制御回路1411が配置されている。ま
たWとW’の画像を形成するアクティブマトリクス領域
1412と1413に対しては、共通の垂直走査制御回
路1414が配置されている。
【0066】基本的な動作は、実施例1に示したように
例えば水平走査制御回路1415に配置されたフリップ
フロップ回路1416と1417が順次動作することに
よって行われる。この動作によってアクティブマトリク
ス領域1401の(0,0) 番地から(m,0) 番地への情報の
書込みが順次行われていき、1フレームの画像の形成が
行われる。
【0067】図5に示すような構成を採用するとカラー
画像の画質をさらに高めることができる。また、図1に
示す構成に比較して垂直走査制御回路1414を増やす
のみでよいので、それほど構成が複雑化しないという有
意性がある。
【0068】〔実施例3〕本実施例は、図1に示す液晶
パネルのさらに別な例である。図6に本実施例で示す液
晶パネルの構成を示す。図6に示すのは、(i,j)番
地で示されるアクティブマトリクス領域を(i+1)×(j+
1)個マトリクス状に集積化した例である。このように集
積化を進めていっても、周辺回路の数はi+j+2個に
しかならない。
【0069】図6に顕著に示されるように、周辺回路を
各アクティブマトリクス領域に対して共通にして配置す
ることにより、アクティブマトリクス領域を多数集積化
していった場合でも周辺回路の数を増えるアクティブマ
トリクス領域の数程多くしなくてもよい構成とすること
ができる。
【0070】〔実施例4〕本実施例は、図1に示す集積
化した液晶パネルにおいて、さらにR''G''B''の画像
を形成するアクティブマトリクス領域を集積化する場合
の例である。図7に本実施例で示す集積化されたアクテ
ィブマトリクス型の液晶パネルの概略の構成を示す。
【0071】図7に示すように3×3個のアクティブマ
トリクス領域を集積化したにもかかわらず、周辺回路は
1201〜1203で示される水平走査制御回路と12
04〜1206で示される垂直走査制御回路でよいもの
となっている。
【0072】図7に示すような構成は、RGB、R’
G’B’、R''G''B''でなるカラー画像を形成するこ
とができる。全ての画像を同じものとすれば、高輝度表
示を行うことができる。また各画像を異なるものとすれ
ば、同一の画面上に異なる画像を重ねて表示することが
できる。
【0073】〔実施例5〕本実施例は、時分割で偏光状
態が右回り円偏光の画像と左回り円偏光の画像とを切り
換えて表示し、その画像を右回り円偏光を透過する眼鏡
(右回り円偏光眼鏡)と左回り円偏光を透過する眼鏡
(左回り円偏光眼鏡)とで見ることによって、右回り円
偏光眼鏡では右回り円偏光の画像を選択的に認識し、左
回り円偏光眼鏡では左回り円偏光の画像を選択的に認識
することを特徴とする。
【0074】図8に本実施例の概略の構成を示す。図8
に示す構成においては、図2に示す投影型の表示装置の
画面(スクリーン)618に投影される画像を図9に示
すように時分割表示する。図9に示すタイミングにおい
ては、1フレームが1/60秒の間に表示される。そし
てこのフレームの表示はAの画像とBの画像とで交互に
行われる。なお、1フレームの長さは1/60秒以下と
することが高画質を維持するためには好ましい。
【0075】また、本実施例においては、偏光板を介し
て画像を見ることになるので、その明るさが画質を一定
レベル以上に維持するために液晶パネルとして、図5〜
図7に示す構成のものを用いることが望ましい。
【0076】このCRT上の表示タイミングに同期させ
てπセルを動作させる。πセルは、素子ドライバーによ
って駆動され、ドライバー出力がONの状態で入射した
直線偏光光を直接透過させる。またドライバー出力がO
FFの状態で透過光の偏光状態を90°回転させる。こ
の偏光状態を90°回転させる作用は、液晶の旋光性を
利用することで得ることができる。
【0077】πセルを透過する透過光は、πセルがON
またはOFFの状態に従って、互いに90°異なる直線
偏光状態を有している。そしてこのπセルを透過した光
を1/4波長板を透過させることにより、それぞれ右回
り円偏光状態を有する光と左回り円偏光状態を有する光
とに分けることができる。
【0078】本実施例の場合は、πセルがOFFの状態
で右回り円偏光の透過光が生成され、πセルがONの状
態で左回り円偏光の透過光が生成される状態とする。即
ち、1/4波長板を透過する光は、πセルのON/OF
Fに従って、右回り円偏光の光と左回り円偏光の光とな
る。
【0079】この右回り円偏光の光と左回り円偏光の光
とは、時分割表示によって、1/60秒毎に交互に映し出さ
れる。図8に示す構成においては、1/4波長板に右回
り円偏光の光と左回り円偏光の光とが交互に映し出され
ることになる。
【0080】この映し出された画像を右回り円偏光眼鏡
と左回り円偏光眼鏡とで見ると、右回り円偏光の光は右
回り円偏光眼鏡で選択的に見ることができる。また、左
回り円偏光眼鏡は左回り円偏光眼鏡で選択的に見ること
ができる。
【0081】即ち、図9に示すように右回り円偏光眼鏡
を掛けた人には、A0,1,2 ・・・・のフレームのみ
が見えて、Aの画像が選択的に見える状態となる。ま
た、左回り円偏光眼鏡を掛けた人には、B0,1,2
・・・のフレームのみが見えて、Bの画像が選択的に見
える状態となる。
【0082】本実施例に示す構成においては、図3に示
す構成のように特殊な素子を備えた眼鏡を利用する必要
がないので、画像を見る人の負担を低いものとできる。
また画像を見る状況の自由度を高くすることができる。
【0083】〔実施例6〕本実施例はレンチキュラーレ
ンズ(レンチキュラースクリーン)を用いて複数の観察
者が同時に異なる画像を見る構成に関する。図10に本
実施例の原理図を示す。レンチキュラーレンズを用いる
と、視点を異ならせることにより、異なる画像を見るこ
とができる。
【0084】本実施例に示す方法における画像の形成
は、図2に示す表示装置を利用して行えばよい。即ち、
本実施例に示す構成においては、図2に示す表示装置の
スクリーン618をレンチキュラーレンズとすればよ
い。
【0085】図2に示す液晶表示装置は、図1や図6に
示す集積化された液晶パネルを用いることによって、複
数の異なる画像を同時に重ねて表示することができるの
で、本実施例に示すような構成に利用するには非常に有
用なものとなる。
【0086】図10に示す構成の原理は、例えば、a'
の視点からはスクリーンのa点に結像した画像を認識で
きるが、他の画像は認識できないという現象を利用した
ものである。
【0087】図に示す構成において、例えばa,b にAの
表示データを与え、c,d にBの表示データを与え、e,f
にCの表示データを与えることにより、異なる視点の位
置で異なる3つの画像を見ることができる。なおここで
いうaやbというのは、特定の領域または画素のことを
いう。
【0088】また、a,b,c,にAの表示データを与え、d,
e,f にBの表示データを与えることによって、異なる視
点で異なる2つの画像を見ることができる。
【0089】本実施例のレンチキュラーレンズを用いた
方法は、視点の位置によって異なる画像を認識させるも
のである。従って、視点の位置を移動してしまうことで
他の画像が見えてしまうという問題がある。また、例え
ばaとbの点に表示される画像を完全に分離することは
困難であるという問題もある。
【0090】この問題を緩和させるためには、近傍の画
像点(どこか一点に着目した点)に同一の画像データを
与え、多少の視点のズレがあっても異なる画像が観察さ
れないようにし、また広い範囲で同一の画像が見えるよ
うにすればよい。ただし、多くの画素に同一の画像デー
タを与えると、画像の分解能が低下するので、注意が必
要である。
【0091】具体的には、図10に示すようような構成
において、a〜cには画像Aの表示データを与え、d〜
fには画像Bの表示データを与える。このようにする
と、スクリーンに向かって右側では画像Aの表示データ
を選択的に見ることができる。即ち、画像Bの表示デー
タを見ずに画像Aの表示データを選択的に見ることがで
きる。
【0092】一方、スクリーンに向かって左側では画像
Bの表示データを選択的に見ることができる。即ち、画
像Aの表示データを見ずに画像Bの表示データを選択的
に見ることができる。
【0093】そして、左右に視点をずらしても上記の見
え方を維持することができる。即ち、その選択性な見え
方を維持することができる。
【0094】〔実施例7〕実施例6に示した方法は、異
なる視点からスクリーンを見ることによって、異なる画
像を見ることができ、そのことを利用して、複数人で異
なる画像を同時に見ることができるものである。
【0095】ここでa〜cには画像Aの表示データを与
え、d〜fには画像Bの表示データを与えた場合を考え
る。この場合、視点c’とd’とでは、異なる画像が見
えなければならない。しかし、実際には視点c’とd’
とでは画像が重なったり不鮮明になったりしてしまう。
【0096】具体的には、画像Aと画像Bとが同時に見
えてしまったり、ちょっとした視点の移動で画像Aと画
像Bとが同時にまたは片方づつ見えたり見えなかったり
してしまう。即ち、画像Aと画像Bとのクロストークが
生じてしまう。
【0097】このような現象を抑制するために本実施例
では以下に示すような構成を採用する。即ち、図10に
示すような状態において、a〜cで構成される画像Aと
e〜g で構成される画像Bとの間のd点に黒あるいは白
あるいは適当な背景色を画像データとして与え、画像が
表示されない領域(非表示領域)を設けるのである。こ
のようにすると、d’の視点から観察した場合に表示が
行われない状況とでき、c’の視点とe’の視点におけ
る互いの画像のクロストークを低減させることができ
る。即ち、画像Aと画像Bとのクロストークを低減させ
ることができる。
【0098】画像が表示されない非表示領域は、白また
は黒または適当な背景色で表示さえるものとすればよ
い。
【0099】〔実施例8〕本実施例は、パララックスバ
リアを用いることによって、異なる視点から見た場合に
表示面上に複数の異なる画像を見えるようにした例に関
する。
【0100】この方式は、図11に示すように所定の間
隔で形成したスリット状のアパーチャルグリル(パララ
ックスバリア)を設け、このスリットを介して表示面を
見ることによって、視点の位置により異なる像を見るこ
とができる構成に関する。
【0101】例えば図11に示す構成において、a,b に
は画像Aの表示データを与え、d,eには画像Bの表示デ
ータを与える。このようにすることでa’b’の視点で
Aの画像を選択的に見ることができ、d’e’の視点で
Bの画像を選択的に見ることができる。
【0102】
【発明の効果】表示タイミングの違い、偏光状態の違
い、視点の位置の違いを利用して、同一の画面に表示さ
れた複数の画像をそれぞれ独立に見ることができる。そ
してこの画像の形成に複数のアクティブマトリクス領域
が集積化された液晶パネルを利用することによって、高
い画質を維持することができる。
【0103】このような構成は、同一の画面を利用して
同時に複数の情報提供を行う手段、特定の人や方向に選
択的に情報を提供する手段、遊戯装置、複数の画像情報
を複数人で独立に見る手段、等々に利用することができ
る。
【0104】即ち、従来は画像が表示される表示画面が
複数必要であった方法において、表示画面を一つとする
ことができる。そしてこのことにより、表示画面を大面
積化することができ、また全体の構成を簡略化すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 集積化された液晶パネルの構成を示す図。
【図2】 集積化された液晶パネルを用いた投影型の表
示装置を示す図。
【図3】 時分割表示を用いて同時に複数人で異なる画
像を見ることができる表示装置の概要を示す図。
【図4】 図3に示す構成を動作させる際における動作
タイミングチャートの例を示す図。
【図5】 集積化された液晶パネルの構成を示す図。
【図6】 集積化された液晶パネルの構成を示す図。
【図7】 集積化された液晶パネルの構成を示す図。
【図8】 時分割表示により、偏光状態を切り換え、同
時に複数人で異なる画像を見ることができる表示装置の
概要を示す図。
【図9】 図8に示す装置を動作させる場合のタイミン
グチャートの例を示す図。
【図10】レンチキュラーレンズを用いて、同時に複数
人で異なる画像を見る場合の原理図。
【図11】パララックスバリアを用いて複数の画像の表
示を行う場合の例を示す図。
【符号の説明】
11 ディスプレイ 12 制御装置 13、14 光学シャッター付き眼鏡 101、102 水平走査制御回路 103、104、105 RGBの像を光学変調す
るためのアクティブマトリクス領域(画素領域) 106、107、108 R’G’B’の像を光学
変調するためのアクティブマトリクス領域(画素領域) 109、110、111 垂直走査制御回路 201、206 水平走査制御回路のフリ
ップフロップ回路 202、203 垂直走査制御回路のフリ
ップフロップ回路 204、205 サンプリングホールド回
路 207、211 ゲイト信号線 208、210 画像サンプリング信号線 209 画像信号線 601、602 光源 603、604 ミラー 605、606、607 RGBの光を分光するた
めのダイクロイックミ 608、609、610 RGBの光を分光するた
めのダイクロイックミ 611 液晶パネル 612 ミラー 613、614 ハーフミラー 615、616 光学系 617 ミラー 618 スクリーン(投影面)
フロントページの続き (72)発明者 寺本 聡 神奈川県厚木市長谷398番地 株式会社半 導体エネルギー研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の観察者のそれぞれが異なる画像を見
    ることができる表示装置であって、 集積化された液晶パネルでもって光学変調された画像を
    形成する手段と、 同一の画面上に異なる複数の画像を表示する手段と、 前記複数の画像を観察者毎に選択する手段と、 を有し、 前記集積化された液晶パネルは、 MおよびNを2以上の自然数として、 基板上に、 M×N個の画像を形成するためのアクティブマトリクス
    領域と、 M+N個の周辺回路領域と、 が配置された構成を有し、 前記M個の周辺回路のそれぞれは、N個のアクティブマ
    トリクス領域の水平走査制御を同時に行い、 前記N個の周辺回路のそれぞれは、M個のアクティブマ
    トリクス領域の垂直走査制御を同時に行うことを特徴と
    する表示装置。
  2. 【請求項2】複数の観察者のそれぞれが異なる画像を見
    ることができる表示装置であって、 集積化された液晶パネルでもって光学変調された画像を
    形成する手段と、 同一の画面上に異なる複数の画像を時間的に分割して表
    示する手段と、 光学シャッターを備えた手段と、 を有し、 前記集積化された液晶パネルは、 MおよびNを2以上の自然数として、 基板上に、 M×N個の画像を形成するためのアクティブマトリクス
    領域と、 M+N個の周辺回路領域と、 が配置された構成を有し、 前記M個の周辺回路のそれぞれは、N個のアクティブマ
    トリクス領域の水平走査制御を同時に行い、 前記N個の周辺回路のそれぞれは、M個のアクティブマ
    トリクス領域の垂直走査制御を同時に行う構成を有し、 前記光学シャッターを備えた手段において、前記分割タ
    イミングに合わせて前記光学シャッターを開閉させ前記
    時間的に分割された画像の一つを選択的に透過させるこ
    とを特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】複数の観察者のそれぞれが異なる画像を見
    ることができる表示装置であって、 集積化された液晶パネルでもって光学変調された画像を
    形成する手段と、 同一の画面上に異なる複数の画像を時間的に分割して表
    示する手段と、 前記分割された画像の少なくとも一つに異なる偏光状態
    を与える手段と、 を有し、 前記集積化された液晶パネルは、 MおよびNを2以上の自然数として、 基板上に、 M×N個の画像を形成するためのアクティブマトリクス
    領域と、 M+N個の周辺回路領域と、 が配置された構成を有し、 前記M個の周辺回路のそれぞれは、N個のアクティブマ
    トリクス領域の水平走査制御を同時に行い、 前記N個の周辺回路のそれぞれは、M個のアクティブマ
    トリクス領域の垂直走査制御を同時に行う構成を有して
    いることを特徴とする表示装置。
JP29033395A 1995-10-05 1995-10-11 表示装置 Pending JPH09105909A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29033395A JPH09105909A (ja) 1995-10-11 1995-10-11 表示装置
US08/726,806 US6377230B1 (en) 1995-10-05 1996-10-07 Three dimensional display unit and display method
US10/114,815 US7123213B2 (en) 1995-10-05 2002-04-02 Three dimensional display unit and display method
US11/549,949 US8242974B2 (en) 1995-10-05 2006-10-16 Three dimensional display unit and display method
US13/569,216 US8711062B2 (en) 1995-10-05 2012-08-08 Display unit and display method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29033395A JPH09105909A (ja) 1995-10-11 1995-10-11 表示装置

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