JPH09105689A - 張力測定装置 - Google Patents

張力測定装置

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JPH09105689A
JPH09105689A JP26375095A JP26375095A JPH09105689A JP H09105689 A JPH09105689 A JP H09105689A JP 26375095 A JP26375095 A JP 26375095A JP 26375095 A JP26375095 A JP 26375095A JP H09105689 A JPH09105689 A JP H09105689A
Authority
JP
Japan
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cylinder
wire
tension
pressure
measuring
Prior art date
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Pending
Application number
JP26375095A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Yokoe
勇 横江
Kiyotaka Kinoshita
清隆 木下
Yukihiko Fukaya
幸彦 深谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Publication date
Application filed by Toyoda Koki KK filed Critical Toyoda Koki KK
Priority to JP26375095A priority Critical patent/JPH09105689A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤ等の線材の張力を正確に測定できるよ
うにする。 【解決手段】 一端に開口部と他端に中央穴が形成され
たシリンダと、このシリンダの内で移動自在に案内され
た可動部材と、この可動部材に設けられ開口部を通りシ
リンダの外部に突出した突出部と、この突出部に設けら
れ測定部材の一方を装着する第1の装着部と、シリンダ
の他端に設けられ測定部材の他方を装着する第2の装着
部と、シリンダと可動部材により構成された室内に封入
された流体と、シリンダと可動部材が引っ張り方向と同
一軸線上に相対変位する際の流体の圧力変化を検出する
圧力検出手段にて構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、張力を測定する張
力測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ワイヤ等の線材の張力を電気的に
測定する装置には例えば実開昭53−98583号に示
すものがある。この従来の張力測定装置においては、図
3に示されるように、弾性変形可能なU字形フレーム
1、ピン2,3、突起4、励磁コイル5、検出コイル6
から構成されている。
【0003】ワイヤWの張力を測定する場合には、ワイ
ヤWをU字形フレーム1に設けられたピン2,3に当接
させ、U字形フレーム1に設けられた突起4をワイヤW
の引っ張り方向(図中矢印方向)に直角に交わる方向か
ら当接させ、ワイヤWの張り具合によるギヤップGの変
化(ワイヤWが張るに従ってギャップGは大きくなり、
撓むに従ってギヤップGは小さくなる)を励磁コイル5
と検出コイル6からなる検出手段により電気的に測定す
るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の張力測定装置では、ワイヤの引っ張り方向に
直角に交わる方向の変位を測定する間接的な測定である
ため、引っ張り方向と同方向の変位を測定していないた
め、ワイヤの張力を正確的に測定できないという問題が
あった。
【0005】また、図3の張力測定装置においてはワイ
ヤWとピン2,3の間の摩擦等が測定誤差の原因とな
り、正確な測定が行えないという問題もあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の張力測定装置では、測定部材の引っ張り方
向に作用する張力を測定する装置において、一端に開口
部が形成されたシリンダと、シリンダ内で移動自在に案
内された可動部材と、可動部材に設けられ開口部を通り
シリンダの外部に突出した突出部と、突出部に設けられ
測定部材の一方を装着する第1の装着部と、シリンダの
他端に設けられ測定部材の他方を装着する第2の装着部
と、シリンダと可動部材により構成された室内に封入さ
れた流体と、シリンダと可動部材が前記引っ張り方向と
同一軸線上に相対変位する際の流体の圧力変化を検出す
る圧力検出手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0007】請求項2のものにおいては、圧力検出手段
は、半導体圧力素子により構成したことを特徴とするも
のである。 (作用)請求項1においては、シリンダと可動部材が引
っ張り方向と同一軸線上に相対変位すると、シリンダと
移動部材で構成される室に容積を減少させようとする圧
縮方向の圧力が発生し、室内に封入された流体が圧縮さ
れる。この時の流体にかかる圧力の変化を圧力検出手段
により検出することにより、引っ張り方向の張力の測定
を行う。
【0008】請求項2においては、圧力の検出を半導体
圧力素子により行う。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基いて説明する。図1は本発明の実施の形態における張
力測定装置の全体図である。Sは張力測定装置であり、
円筒部材11と蓋部材12から成るシリンダ10と、こ
のシリンダ10内で摺動可能に案内されたピストン20
と、シリンダ10とピストン20で構成されるシリンダ
室13と、前記シリンダ10に取り付けられシリンダ室
13内の圧力変化を測定する圧力検出器40から構成さ
れている。
【0010】前記シリンダ10を構成する一方の円筒部
材11には、前記ピストン20を案内する円筒案内面1
4,開口部15a,開口部15b,前記圧力検出器40
にシリンダ室13内の圧力変化を伝えるための圧力導入
通路16が形成されている。前記シリンダ10を構成す
る他方の蓋部材12には、円錐状のテーパ面17が形成
されており、一端に鉄球Bが溶着された張力を測定する
ワイヤW1のうち、鉄球Bが溶着されていない他端をテ
ーパ面17側から貫通穴18に通し、鉄球Bがテーパ面
17に当接するまで送る。鉄球Bとテーパ面17を当接
させた後、蓋部材12を、前記シリンダ10の開口部1
5aを閉じるように取り付け、ボルト19により円筒部
材11と一体的に固定される。
【0011】前記ピストン20は、前記シリンダ10内
側の円筒案内面14で、オーリングOを介してシリンダ
10と同一軸線上で摺動可能に案内されるとともに、前
記シリンダ10の開口部15bを通りシリンダ10外に
延びる突出部21を備えている。この突出部21には螺
子部22が形成され、この螺子部22には、ボルト23
によりワイヤW2の一端が固定された固着部材24が着
脱可能に螺着されている。
【0012】前記シリンダ室13には非圧縮性のシリコ
ンオイルが封入されており、前記シリンダ10と前記ピ
ストン20の相対変位によりシリンダ室13の容積を減
少させようとする圧縮方向の圧力が発生するように構成
されている。前記圧力検出器40は、前記円筒部材10
に形成された圧力導入通路16の一端を塞ぐように取り
付けられた半導体圧力検出素子41と、この半導体圧力
検出素子41を保護するとともに密閉室42を構成する
ため半導体圧力検出素子41を覆うように前記円筒部材
10に取り付けられたハウジング43により構成されて
いる。この密閉室42内には所定の基準圧力に設定され
た不活性ガスが封入されている。この半導体圧力検出素
子41は図略のダイヤフラムを備えており、この図略の
ダイヤフラムにより、圧力導入通路16から入力される
圧力を受け、この時のダイヤフラムの歪みから圧力を検
出するように構成されている。
【0013】以上の構成において、ワイヤの張力を測定
する例について説明する。始めに、張力を測定したいワ
イヤを2分割し、一端に鉄球Bが溶着されたワイヤW1
のうち鉄球Bが溶着されていない他端を蓋部材12の貫
通穴18のテーパ面17側から順に通す、次に鉄球Bが
テーパ面17に当接した後、蓋部材12を円筒部材11
の開口部15aを塞ぐように取り付け、ボルト19を締
め付け固定する。
【0014】次に、他方のワイヤW2の一端を固着部材
24の貫通穴25に通し、ボルト23を締め付けてワイ
ヤW2と固着部材24を一体化した後、この固着部材2
4をピストン20の突出部21に形成された螺子部22
に螺着する。この状態で、図1において、ワイヤW1,
W2をそれぞれ上下方向(図中矢印方向)に引っ張る
(張力を与える)と、シリンダ10とピストン20がワ
イヤW1,W2の引っ張り方向と同一軸線方向にそれぞ
れ離れるように移動し、シリンダ室13の容積を減少さ
せる圧縮方向の圧力が発生し、シリンダ室13に封入さ
れたシリコンオイルが圧縮される。この圧力は圧力導入
通路16を介して半導体圧力検出素子41に伝達され、
半導体圧力検出素子41により、ワイヤW1,W2間に
作用する張力に比例したシリコンオイルの圧力変化を検
出することができる。
【0015】図2は本発明の他の実施の形態を示すもの
で、ピストン20がオイルシールOを介してシリンダ1
0内に案内されるのではなく、ダイヤフラム60,61
により支持されている点が相違している。なお、図1と
共通する部材には同一の番号が付してある。この構成
で、ワイヤW1,W2をそれぞれ上下方向(図中矢印方
向)に引っ張る(張力を与える)と、シリンダ10とピ
ストン20がそれぞれ離れる方向に移動し、ダイヤフラ
ム60,61が撓みシリンダ室13の容積を減少しよう
とする圧縮方向の圧力が発生し、シリンダ室13に封入
されたシリコンオイルが圧縮される。この圧力は圧力導
入通路16を介して半導体圧力検出素子41に伝達さ
れ、半導体圧力検出素子41により、ワイヤW1,W2
間に作用する張力に比例したシリコンオイルの圧力変化
を検出することができる。
【0016】以上のように、ワイヤW1,W2の引っ張
り方向と同一軸線上に、張力測定装置本体Sを設けるの
で、ワイヤW1,W2の引っ張り方向に作用する張力を
正確に測定することができる。また、ワイヤW1,W2
は張力測定装置Sに対して取り外し可能であるので、張
力の大きさに応じた圧力検出器40を備えたシリンダ1
0に交換したり、圧力検出器40が故障した場合の交換
が容易に行える。
【0017】なお、この実施の形態においては、シリン
ダ室13にシリコンオイルを封入したが、非圧縮性の流
体であればシリコンオイル以外のものでも良い。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、測定
物の引っ張り方向と同一軸線上に、張力を測定する装置
を設けるので、測定物の引っ張り方向に作用する張力を
正確に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の張力測定装置を説明する
図である。
【図2】本発明の他の実施の形態を説明する図である。
【図3】従来の張力測定装置を説明する図である。
【符号の説明】
10 シリンダ 11 開口部 12 中央穴 13 圧力導入通路 14 シリンダ室 20 ピストン 21 突出部 25 装着部 30 蓋 40 圧力検出器 41 半導体圧力検出素子 50 シリコンオイル 60 ダイヤフラム 61 ダイヤフラム O オーリング S 張力測定装置本体 W1 ワイヤ W2 ワイヤ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定部材の引っ張り方向に作用する張力
    を測定する装置において、一端に開口部が形成されたシ
    リンダと、このシリンダ内で移動自在に案内された可動
    部材と、この可動部材に設けられ前記開口部を通りシリ
    ンダの外部に突出した突出部と、この突出部に設けられ
    前記測定部材の一方を装着する第1の装着部と、前記シ
    リンダの他端に設けられ前記測定部材の他方を装着する
    第2の装着部と、前記シリンダと前記可動部材により構
    成された室内に封入された流体と、前記シリンダと前記
    可動部材が前記引っ張り方向と同一軸線上に相対変位す
    る際の前記流体の圧力変化を検出する圧力検出手段とを
    備えたことを特徴とする張力測定装置。
  2. 【請求項2】 前記圧力検出手段は、半導体圧力素子に
    より構成したことを特徴とする請求項1に記載の張力測
    定装置。
JP26375095A 1995-10-12 1995-10-12 張力測定装置 Pending JPH09105689A (ja)

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JP26375095A JPH09105689A (ja) 1995-10-12 1995-10-12 張力測定装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100725860B1 (ko) * 2006-04-21 2007-06-11 홍덕스틸코드주식회사 습식 신선 선재의 인발응력 측정장치와 측정방법
CN100412523C (zh) * 2006-06-19 2008-08-20 山东大学 测量提升钢丝绳载荷的液压式张力传感器
CN103863959A (zh) * 2014-02-28 2014-06-18 三一重工股份有限公司 拉力传感器、力矩限制器及起重机
CN105347132A (zh) * 2015-12-18 2016-02-24 中国矿业大学 一种消除振动峰值的提升机钢丝绳张力监测传感器

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