JPH09103677A - バナジウムアンチモン酸化物触媒の表面修飾および増進 - Google Patents
バナジウムアンチモン酸化物触媒の表面修飾および増進Info
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- JPH09103677A JPH09103677A JP7263350A JP26335095A JPH09103677A JP H09103677 A JPH09103677 A JP H09103677A JP 7263350 A JP7263350 A JP 7263350A JP 26335095 A JP26335095 A JP 26335095A JP H09103677 A JPH09103677 A JP H09103677A
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- catalyst precursor
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- propane
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 アンモ酸化方法による低級パラフィンからの
不飽和モノニトリルの製造などに利用され得る、高性能
の触媒を提供する。 【解決手段】 下記式を有する触媒及びその製造方法; AはTi、Sn、Fe、Cr、Ga、Li、Mg、C
a、Sr、Ba、Co、Ni、Zn、Ge、Nb、Z
r、Mo、W、Cu、Te、Ta、Se、Bi、Ce、
In、As、B、およびMnのうちの1つまたはそれ以
上であり、Dは、Li、Ag、Fe、Co、Cu、C
r、Mn、(VO)2+、(PW12O40)3-、および(P
Mo12O40)3-のうちの1つまたはそれ以上である。x
は、原子価の必要性を満足するために必要な酸素イオン
の数である。
不飽和モノニトリルの製造などに利用され得る、高性能
の触媒を提供する。 【解決手段】 下記式を有する触媒及びその製造方法; AはTi、Sn、Fe、Cr、Ga、Li、Mg、C
a、Sr、Ba、Co、Ni、Zn、Ge、Nb、Z
r、Mo、W、Cu、Te、Ta、Se、Bi、Ce、
In、As、B、およびMnのうちの1つまたはそれ以
上であり、Dは、Li、Ag、Fe、Co、Cu、C
r、Mn、(VO)2+、(PW12O40)3-、および(P
Mo12O40)3-のうちの1つまたはそれ以上である。x
は、原子価の必要性を満足するために必要な酸素イオン
の数である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炭化水素のα,β
−不飽和モノニトリル(例えば、アクリロニトリルおよ
びメタクリロニトリル)への触媒的アンモ酸化、触媒酸
化、ならびにNOX還元に有用な、増進された(prompte
d)バナジウムアンチモン酸化物触媒を調製する方法に関
する。特に、本発明の方法は、プロパンのアクリロニト
リルへのアンモ酸化に有用な増進されたVSbOX触媒
を提供する。
−不飽和モノニトリル(例えば、アクリロニトリルおよ
びメタクリロニトリル)への触媒的アンモ酸化、触媒酸
化、ならびにNOX還元に有用な、増進された(prompte
d)バナジウムアンチモン酸化物触媒を調製する方法に関
する。特に、本発明の方法は、プロパンのアクリロニト
リルへのアンモ酸化に有用な増進されたVSbOX触媒
を提供する。
【0002】
【従来の技術】プロピレンとプロパンとの間の価格差の
ためにプロパンをアクリロニトリルに変換するための実
行可能な触媒方法の開発についての経済的な動機が存在
する。プロパンをアクリロニトリルにアンモ酸化する有
効な方法を開発する従来技術における初期の試みでは、
収率または方法のいずれかが不充分であり、そのためこ
れらはハロゲン助触媒をフィードに添加する必要があっ
た。後者の方法では、特殊な耐腐食性材料から作成され
たリアクターを必要とするだけでなく、助触媒の定量的
な回収をも必要とした。それ故、かさんだコストは、プ
ロパン/プロピレンの価格差の利点を低減させた。
ためにプロパンをアクリロニトリルに変換するための実
行可能な触媒方法の開発についての経済的な動機が存在
する。プロパンをアクリロニトリルにアンモ酸化する有
効な方法を開発する従来技術における初期の試みでは、
収率または方法のいずれかが不充分であり、そのためこ
れらはハロゲン助触媒をフィードに添加する必要があっ
た。後者の方法では、特殊な耐腐食性材料から作成され
たリアクターを必要とするだけでなく、助触媒の定量的
な回収をも必要とした。それ故、かさんだコストは、プ
ロパン/プロピレンの価格差の利点を低減させた。
【0003】米国特許第3,860,534号では、プロパン
(または他のアルカン)のアンモ酸化のための触媒が開
示されており、それはアンモニアおよび分子状酸素の両
方に対して過剰のプロパンを使用する。ここで、パラフ
ィン/NH3およびパラフィン/O2の範囲は、本発明の
方法の範囲と重複する。この触媒は、不活性でかつ耐火
性の材料の粒子と混合されるか、または不活性支持体の
表面に層として付与され得る。このような不活性材料を
除いて、この触媒はV、Sb、および酸素のみを含有す
る。この触媒は、350℃〜950℃、好ましくは70
0℃〜900℃、特に好ましくは750℃〜870℃、
そして最も望ましくは790℃〜850℃でか焼され
る。本発明の本質は、触媒を使用する前に、水中で長期
間水洗することである。
(または他のアルカン)のアンモ酸化のための触媒が開
示されており、それはアンモニアおよび分子状酸素の両
方に対して過剰のプロパンを使用する。ここで、パラフ
ィン/NH3およびパラフィン/O2の範囲は、本発明の
方法の範囲と重複する。この触媒は、不活性でかつ耐火
性の材料の粒子と混合されるか、または不活性支持体の
表面に層として付与され得る。このような不活性材料を
除いて、この触媒はV、Sb、および酸素のみを含有す
る。この触媒は、350℃〜950℃、好ましくは70
0℃〜900℃、特に好ましくは750℃〜870℃、
そして最も望ましくは790℃〜850℃でか焼され
る。本発明の本質は、触媒を使用する前に、水中で長期
間水洗することである。
【0004】前述の米国特許と同一譲受人および同一発
明者である、先の(優先権主張国において先に出願され
た)英国特許明細書第1,336,135号は、とりわけ、同一
のアルカン/NH3比およびアルカン/O2比でのパラフ
ィン(例えば、プロパン)のアンモ酸化時における、酸
化形のVおよびSbのみを含有する触媒の使用を開示し
ている。この触媒は、300℃〜950℃、好ましくは
600℃〜850℃でか焼される。しかし、か焼された
触媒は水洗されない。先の明細書はまた、この触媒がV
およびSbならびに1つのみの他の金属を含有し得るこ
とを開示している。V、Sb触媒に添加されるために開
示された唯一の第3の成分はスズであり、そしてこれは
特定の実施例IIIによってのみ示される。
明者である、先の(優先権主張国において先に出願され
た)英国特許明細書第1,336,135号は、とりわけ、同一
のアルカン/NH3比およびアルカン/O2比でのパラフ
ィン(例えば、プロパン)のアンモ酸化時における、酸
化形のVおよびSbのみを含有する触媒の使用を開示し
ている。この触媒は、300℃〜950℃、好ましくは
600℃〜850℃でか焼される。しかし、か焼された
触媒は水洗されない。先の明細書はまた、この触媒がV
およびSbならびに1つのみの他の金属を含有し得るこ
とを開示している。V、Sb触媒に添加されるために開
示された唯一の第3の成分はスズであり、そしてこれは
特定の実施例IIIによってのみ示される。
【0005】Guttmannらの米国特許第4,746,641号は、
プロパンおよびイソブタンを包含するパラフィンのアン
モ酸化を本願発明とは異なる反応物質比で行うことを開
示しており、使用される触媒は、VおよびSbに加えて
Snを含有し得る。
プロパンおよびイソブタンを包含するパラフィンのアン
モ酸化を本願発明とは異なる反応物質比で行うことを開
示しており、使用される触媒は、VおよびSbに加えて
Snを含有し得る。
【0006】英国特許第1,336,136号(英国特許第1,33
6,135号および米国特許第3,860,534号と共通の発明者で
ある唯一の発明者および共通の譲受人に対する別の先の
特許)は、英国特許第1,336,135号とほぼ同一である
が、より狭いものである。それ故、全ての触媒は、ただ
1つの他の金属を有するか、または有することなく酸化
形のVおよびSbを含有する。同定されたこのような他
の唯一の金属はスズであり、これは、既に述べた英国特
許第1,336,135号の実施例IIIと同様の実施例III
にある。
6,135号および米国特許第3,860,534号と共通の発明者で
ある唯一の発明者および共通の譲受人に対する別の先の
特許)は、英国特許第1,336,135号とほぼ同一である
が、より狭いものである。それ故、全ての触媒は、ただ
1つの他の金属を有するか、または有することなく酸化
形のVおよびSbを含有する。同定されたこのような他
の唯一の金属はスズであり、これは、既に述べた英国特
許第1,336,135号の実施例IIIと同様の実施例III
にある。
【0007】カナダ国特許第901,006号はまた、7つの
異なるカテゴリーの触媒を使用するプロパンとイソブタ
ンとのアンモ酸化に関する。唯一の関連するカテゴリー
では、V−Sb−Snの組み合わせを除く組み合わせ
で、きっちり3つの金属を酸化形で使用する。この3つ
は、Sb、Sn、Ti、V、およびUから選択される。
特定の実施例を除き、比率は示唆されていない。V、S
b、およびTiを有する触媒の特定の示唆、または特定
の実施例は開示されていない。
異なるカテゴリーの触媒を使用するプロパンとイソブタ
ンとのアンモ酸化に関する。唯一の関連するカテゴリー
では、V−Sb−Snの組み合わせを除く組み合わせ
で、きっちり3つの金属を酸化形で使用する。この3つ
は、Sb、Sn、Ti、V、およびUから選択される。
特定の実施例を除き、比率は示唆されていない。V、S
b、およびTiを有する触媒の特定の示唆、または特定
の実施例は開示されていない。
【0008】近年、米国特許第4,784,929号、第4,879,2
64号、第5,008,427号、および第5,094,989号(すべて本
出願の譲受人に譲渡された)は、プロパンのアクリロニ
トリルへのアンモ酸化に有用なVSbOX触媒またはV
SbOX増進触媒の調製についての種々の手順を開示し
た。
64号、第5,008,427号、および第5,094,989号(すべて本
出願の譲受人に譲渡された)は、プロパンのアクリロニ
トリルへのアンモ酸化に有用なVSbOX触媒またはV
SbOX増進触媒の調製についての種々の手順を開示し
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、VS
bOX増進触媒を製造するために改良された方法を提供
することである。
bOX増進触媒を製造するために改良された方法を提供
することである。
【0010】本発明のさらなる目的は、低級パラフィン
から不飽和モノニトリルを製造するために、改良された
触媒アンモ酸化方法を提供することである。
から不飽和モノニトリルを製造するために、改良された
触媒アンモ酸化方法を提供することである。
【0011】本発明の他の目的、ならびに局面、特徴、
および利点は、本明細書の開示および特許請求の範囲の
検討から明らかになり得る。
および利点は、本明細書の開示および特許請求の範囲の
検討から明らかになり得る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の1局面による
と、本発明は、以下の実験式を有する触媒を製造するた
めの方法であって、
と、本発明は、以下の実験式を有する触媒を製造するた
めの方法であって、
【0013】
【化2】
【0014】ここで、AはTi、Sn、Fe、Cr、G
a、Li、Mg、Ca、Sr、Ba、Co、Ni、Z
n、Ge、Nb、Zr、Mo、W、Cu、Te、Ta、
Se、Bi、Ce、In、As、B、およびMn、好ま
しくはTi、Sn、Fe、Cr、およびGe、最も好ま
しくはTiおよびSnのうちの1つまたはそれ以上であ
り、Dは、Li、Ag、Fe、Co、Cu、Cr、M
n、(VO)2+、(PW12O40)3-、および(PMo12
O40)3-のうちの1つまたはそれ以上であり、mは約
0.5から10であり、aは0.01から10であり、
dは0.0001から2.0、好ましくは0.0001
から0.1であり、xは、原子価の必要性を満足するた
めに必要な酸素イオンの数である;式VSbmAaO
x(ここで、m、A、a、およびxは、上記に定義され
ている)を有する触媒前駆物質を形成する工程;1つま
たはそれ以上のDエレメントを該触媒前駆物質の表面に
添加する工程;ならびに該表面修飾触媒前駆物質をか焼
して該触媒を製造する工程;を包含する。
a、Li、Mg、Ca、Sr、Ba、Co、Ni、Z
n、Ge、Nb、Zr、Mo、W、Cu、Te、Ta、
Se、Bi、Ce、In、As、B、およびMn、好ま
しくはTi、Sn、Fe、Cr、およびGe、最も好ま
しくはTiおよびSnのうちの1つまたはそれ以上であ
り、Dは、Li、Ag、Fe、Co、Cu、Cr、M
n、(VO)2+、(PW12O40)3-、および(PMo12
O40)3-のうちの1つまたはそれ以上であり、mは約
0.5から10であり、aは0.01から10であり、
dは0.0001から2.0、好ましくは0.0001
から0.1であり、xは、原子価の必要性を満足するた
めに必要な酸素イオンの数である;式VSbmAaO
x(ここで、m、A、a、およびxは、上記に定義され
ている)を有する触媒前駆物質を形成する工程;1つま
たはそれ以上のDエレメントを該触媒前駆物質の表面に
添加する工程;ならびに該表面修飾触媒前駆物質をか焼
して該触媒を製造する工程;を包含する。
【0015】
【発明の実施の形態】触媒前駆物質は、混合金属酸化物
の合成について、当業者に公知の任意の方法により調製
され得る。米国特許第4,784,979号および第4,879,264号
の合成方法が好ましく、本明細書中に参考として援用さ
れる。この触媒前駆物質は担持されないか、または任意
の適切なキャリア上に担持され得る。本発明の触媒は、
固定床、流動床、または輸送ラインリアクター、あるい
は任意の他の適切なリアクター形態中で用いられ得る。
の合成について、当業者に公知の任意の方法により調製
され得る。米国特許第4,784,979号および第4,879,264号
の合成方法が好ましく、本明細書中に参考として援用さ
れる。この触媒前駆物質は担持されないか、または任意
の適切なキャリア上に担持され得る。本発明の触媒は、
固定床、流動床、または輸送ラインリアクター、あるい
は任意の他の適切なリアクター形態中で用いられ得る。
【0016】基本となるVSbmAaOx前駆物質が合成
された後[例えば、乾燥およびか焼後であって、か焼工
程のいずれかの段階の後の、該前駆物質が水、イソブタ
ノール、メタノール、または他の溶媒を用いて洗浄され
る前または後(好ましくは洗浄工程の後)]エレメント
Dが任意の段階で触媒の表面に添加される。触媒表面へ
の1つまたは複数のDエレメントの添加は、以下の方法
の1つまたはそれ以上により行われる: (i)触媒マトリックスと、1つまたは複数の所望のエ
レメントを含有する1つまたは複数の試薬あるいは1つ
または複数の固形物(有機および/または無機)との間
の交換反応のための手段としての、水または任意の他の
適切な溶媒を用いるイオン交換; (ii)触媒マトリックスと、所望のエレメントを含有
する1つまたは複数の試薬との相互作用のための手段と
しての、水または任意の他の溶媒を用いる高温(100
℃〜450℃)および高圧(1atmを上回る)での溶
媒加熱処理; (iii)触媒マトリックスの表面に、1つまたは複数
の所望のエレメントを含有する1つまたは複数の試薬を
析出させるための手段としての、水または任意の他の適
切な溶媒を用いる初期湿潤化(incipient wetness)およ
び/または含浸。
された後[例えば、乾燥およびか焼後であって、か焼工
程のいずれかの段階の後の、該前駆物質が水、イソブタ
ノール、メタノール、または他の溶媒を用いて洗浄され
る前または後(好ましくは洗浄工程の後)]エレメント
Dが任意の段階で触媒の表面に添加される。触媒表面へ
の1つまたは複数のDエレメントの添加は、以下の方法
の1つまたはそれ以上により行われる: (i)触媒マトリックスと、1つまたは複数の所望のエ
レメントを含有する1つまたは複数の試薬あるいは1つ
または複数の固形物(有機および/または無機)との間
の交換反応のための手段としての、水または任意の他の
適切な溶媒を用いるイオン交換; (ii)触媒マトリックスと、所望のエレメントを含有
する1つまたは複数の試薬との相互作用のための手段と
しての、水または任意の他の溶媒を用いる高温(100
℃〜450℃)および高圧(1atmを上回る)での溶
媒加熱処理; (iii)触媒マトリックスの表面に、1つまたは複数
の所望のエレメントを含有する1つまたは複数の試薬を
析出させるための手段としての、水または任意の他の適
切な溶媒を用いる初期湿潤化(incipient wetness)およ
び/または含浸。
【0017】次いで、上記の任意の方法により得られた
材料は、適切な雰囲気下で100℃〜1200℃の温度
範囲でその活性化のためにか焼される(静的または動的
な状態での不活性、酸化または還元条件下)。次いで、
か焼後得られた材料は、そのように調製されたまま使用
されるか、または水、アルコール類(例えば、イソブタ
ノール、メタノール)、酸性溶液、液体アンモニア、ま
たは他の適切な洗浄溶媒を用いて洗浄される。これは、
米国特許第3,860,534号および第5,094,989号に記載され
ており、本明細書中で参考として援用される。
材料は、適切な雰囲気下で100℃〜1200℃の温度
範囲でその活性化のためにか焼される(静的または動的
な状態での不活性、酸化または還元条件下)。次いで、
か焼後得られた材料は、そのように調製されたまま使用
されるか、または水、アルコール類(例えば、イソブタ
ノール、メタノール)、酸性溶液、液体アンモニア、ま
たは他の適切な洗浄溶媒を用いて洗浄される。これは、
米国特許第3,860,534号および第5,094,989号に記載され
ており、本明細書中で参考として援用される。
【0018】この触媒は、パラフィン、オレフィン、お
よび芳香族化合物の酸化およびアンモ酸化に有用であ
り、それらにはアクリロニトリルへのプロパンのアンモ
酸化、アクリロニトリルへのプロピレンのアンモ酸化、
シアノピリジンへのメチルピリジンのアンモ酸化、およ
びイソフタロニトリルへのm−キシレンのアンモ酸化が
包含される。
よび芳香族化合物の酸化およびアンモ酸化に有用であ
り、それらにはアクリロニトリルへのプロパンのアンモ
酸化、アクリロニトリルへのプロピレンのアンモ酸化、
シアノピリジンへのメチルピリジンのアンモ酸化、およ
びイソフタロニトリルへのm−キシレンのアンモ酸化が
包含される。
【0019】特に、これらの方法により調製された触媒
は、アクリロニトリルへのプロパンのアンモ酸化におい
て、優れた性能を提供することが見出された。本明細書
中に開示の触媒を用いる該アンモ酸化方法は、米国特許
第5,008,427号に記載のものと同一であり、これは本明
細書中で参考として援用される。
は、アクリロニトリルへのプロパンのアンモ酸化におい
て、優れた性能を提供することが見出された。本明細書
中に開示の触媒を用いる該アンモ酸化方法は、米国特許
第5,008,427号に記載のものと同一であり、これは本明
細書中で参考として援用される。
【0020】
【実施例】以下の実施例は、本発明が、アクリロニトリ
ル(AN)へのプロパンのアンモ酸化のための触媒に用
られる際の、選択性および/または収率が増大する利点
を示す。これらの実施例は単に例示であり、いかなるう
えにおいても、限定するものと考えるべきではない。
ル(AN)へのプロパンのアンモ酸化のための触媒に用
られる際の、選択性および/または収率が増大する利点
を示す。これらの実施例は単に例示であり、いかなるう
えにおいても、限定するものと考えるべきではない。
【0021】(イオン交換処理)イオン交換(IE)に
よるプロパンアンモ酸化触媒の表面増進を以下のように
行った。増進エレメントDの適切な化合物の水溶液を、
溶液中のDエレメントと触媒中のバナジウムとの所望の
原子比(D/V)で、ビーカーに入れる。適切な量の洗
浄した前駆物質触媒(この触媒は、米国特許第4,784,97
9号または1993年8月26日に出願された米国特許出願第1
12,027号により調製し、次いで、米国特許第5,094,989
号に記載の手順により洗浄した触媒であり、各々の特許
および特許出願は本発明の譲受人に譲渡され、本明細書
中で参考として援用される)をこの溶液に加え、そして
スラリーを少なくとも1時間、攪拌下に置く。この期間
の終了後、触媒を溶液から取り出し、そして脱イオン水
ですすぐ。多数回イオン交換を行う場合には、この同じ
手順を1回または2回以上繰り返す。イオン交換手順の
完了後、すすいだ触媒を、120℃のオーブン内に置
き、一晩乾燥させる。次いで、乾燥した触媒を、空気中
で所望の温度で3時間、か焼する。最終的に、触媒をイ
ソブタノールで洗浄し、そして120℃のオーブン内に
置き、一晩乾燥させる。この方法により調製した触媒
を、プロパンアンモ酸化条件下の流動床の60ccユニ
ット内で、または固定床リアクター内でテストした。こ
れらのテスト結果を、以下の表1、表2、および表3に
まとめる。
よるプロパンアンモ酸化触媒の表面増進を以下のように
行った。増進エレメントDの適切な化合物の水溶液を、
溶液中のDエレメントと触媒中のバナジウムとの所望の
原子比(D/V)で、ビーカーに入れる。適切な量の洗
浄した前駆物質触媒(この触媒は、米国特許第4,784,97
9号または1993年8月26日に出願された米国特許出願第1
12,027号により調製し、次いで、米国特許第5,094,989
号に記載の手順により洗浄した触媒であり、各々の特許
および特許出願は本発明の譲受人に譲渡され、本明細書
中で参考として援用される)をこの溶液に加え、そして
スラリーを少なくとも1時間、攪拌下に置く。この期間
の終了後、触媒を溶液から取り出し、そして脱イオン水
ですすぐ。多数回イオン交換を行う場合には、この同じ
手順を1回または2回以上繰り返す。イオン交換手順の
完了後、すすいだ触媒を、120℃のオーブン内に置
き、一晩乾燥させる。次いで、乾燥した触媒を、空気中
で所望の温度で3時間、か焼する。最終的に、触媒をイ
ソブタノールで洗浄し、そして120℃のオーブン内に
置き、一晩乾燥させる。この方法により調製した触媒
を、プロパンアンモ酸化条件下の流動床の60ccユニ
ット内で、または固定床リアクター内でテストした。こ
れらのテスト結果を、以下の表1、表2、および表3に
まとめる。
【0022】以下の表2はさらに、本発明の方法により
調製された触媒で得られた結果を示す。表2に記載の結
果は固定床触媒を用いて得られ、イオン交換工程は2回
行われ、2回目のイオン交換工程後、か焼が行われた。
イオン交換工程およびか焼工程は、上記のように行われ
る。
調製された触媒で得られた結果を示す。表2に記載の結
果は固定床触媒を用いて得られ、イオン交換工程は2回
行われ、2回目のイオン交換工程後、か焼が行われた。
イオン交換工程およびか焼工程は、上記のように行われ
る。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
【表3】
【0026】(溶媒加熱処理)水熱処理(HydroThermal
Treatment;HTT)によるプロパンアンモ酸化触媒の
表面増進を以下のように行った。増進Dエレメントの適
切な化合物の水溶液を、該溶液中のDエレメントと触媒
中のバナジウムとの所望の原子比(D/V)で、パーダ
イジェスチョンボム(Parr Digestion Bomb)のテフロン
(登録商標)製カップ内に入れる。適切な量の洗浄した
前駆物質触媒(米国特許第4,784,979号または1993年8
月26日に出願された米国特許出願第112,027号により調
製し、次いで、米国特許第5,094,989号に記載の手順に
より洗浄した触媒であり、各々の特許および特許出願は
本発明の譲受人に譲渡され、本明細書中で参考として援
用される)をこの溶液に入れ、ボムを閉じ、そして16
時間、180℃のオーブン内に置く。室温まで冷却した
後、ボムを開け、触媒を溶液から取り出し、脱イオン水
ですすぎ、そして120℃のオーブン内に置き、一晩乾
燥させる。次いで、乾燥した触媒を、空気中で所望の温
度で3時間、か焼する。最終的に、触媒をイソブタノー
ルで洗浄し、そして120℃のオーブン内に置き、一晩
乾燥させる。この方法により調製した触媒を、プロパン
アンモ酸化条件下の固定床マイクロリアクター内でテス
トした。これらのテスト結果を表4にまとめる。
Treatment;HTT)によるプロパンアンモ酸化触媒の
表面増進を以下のように行った。増進Dエレメントの適
切な化合物の水溶液を、該溶液中のDエレメントと触媒
中のバナジウムとの所望の原子比(D/V)で、パーダ
イジェスチョンボム(Parr Digestion Bomb)のテフロン
(登録商標)製カップ内に入れる。適切な量の洗浄した
前駆物質触媒(米国特許第4,784,979号または1993年8
月26日に出願された米国特許出願第112,027号により調
製し、次いで、米国特許第5,094,989号に記載の手順に
より洗浄した触媒であり、各々の特許および特許出願は
本発明の譲受人に譲渡され、本明細書中で参考として援
用される)をこの溶液に入れ、ボムを閉じ、そして16
時間、180℃のオーブン内に置く。室温まで冷却した
後、ボムを開け、触媒を溶液から取り出し、脱イオン水
ですすぎ、そして120℃のオーブン内に置き、一晩乾
燥させる。次いで、乾燥した触媒を、空気中で所望の温
度で3時間、か焼する。最終的に、触媒をイソブタノー
ルで洗浄し、そして120℃のオーブン内に置き、一晩
乾燥させる。この方法により調製した触媒を、プロパン
アンモ酸化条件下の固定床マイクロリアクター内でテス
トした。これらのテスト結果を表4にまとめる。
【0027】
【表4】
【0028】(含浸処理)含浸(IMP)によるプロパ
ンアンモ酸化触媒の表面増進を以下のように行った。増
進Dエレメントの適切な化合物の水溶液を、溶液中のD
エレメントと触媒中のバナジウムとの所望の原子比(D
/V)で、パイレックス(商品名)フラスコ内に入れ
た。適切な量の洗浄した触媒前駆物質(前述の手段によ
り調製)をこの溶液に入れる。スラリーを含有するフラ
スコを、ロータリーエバポレーターにかける。次いで、
フラスコ内のスラリーを、少なくとも3時間、わずかな
真空下で55℃で水浴内のフラスコの回転により乾燥す
るまで蒸発させる。この期間の終了後、触媒を該フラス
コから取り出し、そして120℃のオーブン内に置き、
一晩乾燥させる。次いで、乾燥した触媒を、空気中で所
望の温度で3時間、か焼する。最終工程で、触媒をイソ
ブタノールで洗浄し、そして120℃のオーブン内に置
き、一晩乾燥させる。この方法により調製した触媒を、
プロパンアンモ酸化条件下の固定床マイクロリアクター
内でテストした。これらのテスト結果を表5にまとめ
る。
ンアンモ酸化触媒の表面増進を以下のように行った。増
進Dエレメントの適切な化合物の水溶液を、溶液中のD
エレメントと触媒中のバナジウムとの所望の原子比(D
/V)で、パイレックス(商品名)フラスコ内に入れ
た。適切な量の洗浄した触媒前駆物質(前述の手段によ
り調製)をこの溶液に入れる。スラリーを含有するフラ
スコを、ロータリーエバポレーターにかける。次いで、
フラスコ内のスラリーを、少なくとも3時間、わずかな
真空下で55℃で水浴内のフラスコの回転により乾燥す
るまで蒸発させる。この期間の終了後、触媒を該フラス
コから取り出し、そして120℃のオーブン内に置き、
一晩乾燥させる。次いで、乾燥した触媒を、空気中で所
望の温度で3時間、か焼する。最終工程で、触媒をイソ
ブタノールで洗浄し、そして120℃のオーブン内に置
き、一晩乾燥させる。この方法により調製した触媒を、
プロパンアンモ酸化条件下の固定床マイクロリアクター
内でテストした。これらのテスト結果を表5にまとめ
る。
【0029】
【表5】
【0030】本発明の好適な実施態様の上記説明は、例
示および説明の目的のためにある。本発明を、開示され
た詳細な記載にまで枯渇または限定する意図はなく、明
らかに多くの改変および変形が上記教示から可能であ
る。実施態様は、本発明の原理を最も良く説明するため
に選択され、記載されており、それによる原理の応用
は、考慮された特定の使用に適するように、他の当業者
が種々の実施態様および種々の改変において本発明を最
も良く利用することを可能にする。本発明の範囲は、添
付の特許請求の範囲により定義される。
示および説明の目的のためにある。本発明を、開示され
た詳細な記載にまで枯渇または限定する意図はなく、明
らかに多くの改変および変形が上記教示から可能であ
る。実施態様は、本発明の原理を最も良く説明するため
に選択され、記載されており、それによる原理の応用
は、考慮された特定の使用に適するように、他の当業者
が種々の実施態様および種々の改変において本発明を最
も良く利用することを可能にする。本発明の範囲は、添
付の特許請求の範囲により定義される。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、低級パラフィンから不
飽和モノニトリルをアンモ酸化により製造するためなど
に利用される、性能の向上した触媒を製造する方法が提
供される。
飽和モノニトリルをアンモ酸化により製造するためなど
に利用される、性能の向上した触媒を製造する方法が提
供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01J 23/84 B01J 23/84 Z 23/847 23/89 Z 23/89 27/057 27/057 27/186 Z 27/186 37/08 37/08 37/30 37/30 8927−4H C07C 253/24 C07C 253/24 8927−4H 255/08 255/08 C07B 61/00 300 // C07B 61/00 300 B01J 23/84 301Z (71)出願人 595017584 200 Public Square,39G BP Building,Clevel and,Ohio 44114,U.S.A. (72)発明者 ジェイムス フランク ブラッディル アメリカ合衆国 オハイオ 44143,ハイ ランド エイチティーエス.,メドウェイ ロード 422
Claims (13)
- 【請求項1】 以下の実験式を有する触媒を製造するた
めの方法であって; 【化1】 ここで、AはTi、Sn、Fe、Cr、Ga、Li、M
g、Ca、Sr、Ba、Co、Ni、Zn、Ge、N
b、Zr、Mo、W、Cu、Te、Ta、Se、Bi、
Ce、In、As、B、およびMnのうちの1つまたは
それ以上であり、 Dは、Li、Ag、Fe、Co、Cu、Cr、Mn、
(VO)2+、(PW12O40)3-、および(PMo
12O40)3-のうちの1つまたはそれ以上であり、 mは約0.5から10であり、 aは0.01から10であり、 dは0.0001から2.0、好ましくは0.0001
から0.1であり、 xは、原子価の必要性を満足するために必要な酸素イオ
ンの数である;式VSbmAaOx(ここで、m、A、
a、およびxは、上記に定義されている)を有する触媒
前駆物質を形成する工程;少なくとも1つのDエレメン
トを該触媒前駆物質の表面に添加する工程;ならびに該
表面修飾触媒前駆物質をか焼して該触媒を製造する工
程;を包含する方法。 - 【請求項2】 前記Aが、Ti、Sn、Fe、Cr、お
よびGeからなる群より選択される1つまたはそれ以上
のエレメントに等しい、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記Aが、TiおよびSnからなる群よ
り選択される1つまたはそれ以上のエレメントに等し
い、請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】 前記Dエレメントが、含浸により前記触
媒前駆物質の表面に添加される、請求項1に記載の方
法。 - 【請求項5】 前記Dエレメントが、イオン交換により
前記触媒前駆物質の表面に添加される、請求項1に記載
の方法。 - 【請求項6】 前記Dエレメントが、溶媒加熱処理によ
り前記触媒前駆物質の表面に添加される、請求項1に記
載の方法。 - 【請求項7】 前記か焼した触媒がアルコールで洗浄さ
れ、そして一晩乾燥される、請求項1に記載の方法。 - 【請求項8】 前記アルコールがイソブタノールであ
る、請求項7に記載の方法。 - 【請求項9】 請求項1に記載の方法により調製された
触媒。 - 【請求項10】 請求項2に記載の方法により調製され
た触媒。 - 【請求項11】 請求項3に記載の方法により調製され
た触媒。 - 【請求項12】 請求項7に記載の方法により調製され
た触媒。 - 【請求項13】 請求項8に記載の方法により調製され
た触媒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7263350A JPH09103677A (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | バナジウムアンチモン酸化物触媒の表面修飾および増進 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7263350A JPH09103677A (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | バナジウムアンチモン酸化物触媒の表面修飾および増進 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09103677A true JPH09103677A (ja) | 1997-04-22 |
Family
ID=17388260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7263350A Pending JPH09103677A (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | バナジウムアンチモン酸化物触媒の表面修飾および増進 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09103677A (ja) |
-
1995
- 1995-10-11 JP JP7263350A patent/JPH09103677A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041220 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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|
A02 | Decision of refusal |
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