JPH09102939A - 映像伝送装置 - Google Patents

映像伝送装置

Info

Publication number
JPH09102939A
JPH09102939A JP7284591A JP28459195A JPH09102939A JP H09102939 A JPH09102939 A JP H09102939A JP 7284591 A JP7284591 A JP 7284591A JP 28459195 A JP28459195 A JP 28459195A JP H09102939 A JPH09102939 A JP H09102939A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
modulation
circuit
signal
level
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7284591A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhisa Tawa
克久 田和
Tomoyuki Funada
知之 船田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP7284591A priority Critical patent/JPH09102939A/ja
Publication of JPH09102939A publication Critical patent/JPH09102939A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 いずれの変調方式にも対応し得る映像伝送装
置が望れていた。 【解決手段】 多値QAM変調と多値VSB−AM変調
とを選択的に変更し得る多値変調回路を備える。スライ
サー回路201は、区分け処理すべきビット数を、変調
方式の多値レベルに応じて変更し、パッマー回路202
では、区分け処理した信号を互いに直交するQ軸、I軸
の各データ信号に分けて出力する。FIRフィルタ回路
203Q、203Iで、変調方式に応じたフィルタ係数
によって個々に帯域制限し、D/A変換回路でアナログ
信号に変換した後、直交変調において直交変調する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、100〜500チ
ャネルにも及ぶ多チャネルを有する有線テレビジョンの
映像伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
有線テレビジョンの映像伝送方式としては、現行放送規
格の信号を残留側波帯振幅変調(VSB−AM)信号に
変換し、これを周波数多重して伝送する方式が一般的で
あり、多くのCATVはこの方式を用いて画像伝送シス
テムを構成している。
【0003】また、周波数多重したVSB−AM信号
に、QAM変調したデジタル画像信号を周波数多重し、
多チャネルの映像信号を伝送する方式も提案されている
(特開平4−312088号)。
【0004】しかし、映像信号を多重化して伝送する場
合の多値変調方式としては、多値VSB−AM変調方式
及び多値QAM変調方式の2種類の方式が世界的に普及
しつつあり、将来の動向に対応し、いずれの変調方式に
も対応し得る映像伝送装置が望まれている。
【0005】本発明は、このような課題を解決すべくな
されたものであり、その目的は、いずれの変調方式にも
対応し得る機能を備えた映像伝送装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明にかかる
映像伝送装置は、複数チャネルのアナログ映像信号をV
SB−AM変調し、多重化して出力する第1出力部と、
複数チャネルのデジタル映像信号を多値変調し、多重化
して出力する第2出力部とを有して構成する。第2出力
部は、デジタル映像信号を多値変調する複数の多値変調
回路を備えており、個々の多値変調回路は、当該多値変
調回路で行う変調方式として、多値QAM変調と多値V
SB−AM変調のうち、いずれか一方を設定する設定回
路と、デジタル映像信号を所定のビット数に区分け処理
し、かつ、設定回路で設定された変調方式の多値レベル
に応じて、この区分け処理すべきビット数を変更するス
ライサー回路と、設定回路で設定された変調方式に応
じ、区分け処理した信号を互いに直交するQ軸、I軸の
各データ信号に分けて出力するマッピング回路と、各デ
ータ信号に対してそれぞれ設けられ、設定回路で設定さ
れた変調方式に応じて個々にフィルタ係数を設定すると
共に、当該フィルタ係数に基づき、対応する各データ信
号をそれぞれ帯域制限するフィルタ回路と、各フィルタ
回路に対応して設けられ、フィルタ回路から出力される
各データ信号をアナログ信号に変換するコンバータ回路
と、設定された変調方式に応じて局部発振周波数を設定
すると共に、設定した当該局部発振周波数を用いて両コ
ンバータ回路の出力信号を直交変調する直交変調回路と
を備えて構成する。
【0007】各変調方式の多値レベルに応じて区分け処
理すべきビット数も変化するが、スライサー回路を上記
のように構成することで、いずれの変調方式で指定され
た多値レベルにも対応できる。また、マッピング回路で
は、いずれの変調方式が指定された場合にも、常にQ
軸、I軸の各データ信号に分けて出力し、その後段に配
設した直交変調回路において、常に直交変調を実施する
こととしたので、多値VSB−AMと多値QAMとで、
第2出力部の供用化が可能となる。
【0008】請求項2にかかる映像伝送装置では、スラ
イサー回路において、多値QAM変調の多値レベルが2
2m(mは自然数)の場合に、デジタル映像信号をmビッ
トに区分け処理し、多値VSB−AM変調の前記多値レ
ベルが2n (nは自然数)の場合に、デジタル映像信号
をnビットに区分け処理する。このように区分け処理す
ることで、各変調方式の多値レベルに応じた区分け処理
がなされる。
【0009】請求項3にかかる画像伝送装置では、マッ
ピング回路において、多値VSB−AM変調の場合に、
Q軸、I軸にそれぞれ同一のデータ信号を出力する。こ
のように出力することで、後段に配設した直交変調回路
において直交変調が可能となる。
【0010】請求項4にかかる画像伝送装置では、フィ
ルタ回路は、多値QAM変調の場合に、Q軸、I軸の各
データ信号に対してロールオフし、かつルート配分した
フィルタ係数を設定し、また、多値VSB−AM変調の
場合に、I軸のデータ信号に対し、ロールオフしかつル
ート配分したフィルタ係数を設定し、Q軸のデータ信号
に対し、ロールオフしかつルート配分し、さらにヒルベ
ルト変換したフィルタ係数を設定する。このように各係
数を設定することで、各変調方式に応じたフィルタ係数
を設定し得る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。
【0012】図1に本実施形態にかかる画像伝送装置を
備えたCATV伝送システムを概略的に示す。CATV
局舎には多数チャネルの映像信号を送出するセンター装
置1を配しており、センター装置1から送られる多チャ
ネルの映像信号は、主な送信地区までは光ファイバーケ
ーブル2を介して伝送される。光ファイバーケーブル2
を介して送られた光信号は、O/E変換器3により電気
信号に変換された後、対象地域内に複数系統に敷設され
た同軸ケーブル4を介して伝送される。同軸ケーブル4
には分岐器5(タップオフ)が接続され、この分岐器5
を介して各加入者の端末装置6に接続される。また、同
軸ケーブル4同士の間を双方向中継増幅器7を介して従
属接続するなどにより、樹枝状ネットワークを構成して
おり、多数の加入者に対して映像伝送サービスを提供し
ている。
【0013】この伝送システムは、図2に示すように、
例えば1チャネル当りの帯域を6MHzとして使用され
る5MHz〜700MHzの広い伝送帯域を有してお
り、5MHz〜30MHzの低周波数帯域が、各端末装
置7からセンタ装置1へデータ信号を伝送するための上
り回線に使用されている。また、50MHz〜700M
Hzの高周波数帯域が、基本サービスとなる現行TV放
送の他、CATVの有料チャネル、PPV(Pay Per Vi
ew) などの各種映像信号を伝送する下り回線に使用され
ている。
【0014】また、双方向中継増幅器7の夫々は、従来
技術と同様に、伝送損失を補償し、その補償状態の情報
や自らの内部状態(内部電源の異常の有無、温度や湿度
等の環境状態)の情報をステータス信号STとして上り
回線の所定のチャネルを用いてセンタ装置1へ逐次伝送
するようになっている。
【0015】次に、センタ装置1の要部構成を図3に示
す。センター装置1は、映像信号を発生する回路とし
て、アナログ信号発生部110と、デジタル信号発生部
120、130等を備えている。
【0016】アナログ信号発生部110は、主としてC
ATVの基本サービスとなる、現行のTV放送・衛生放
送の映像を発生する機能を有しており、各チャネルのア
ナログビデオ信号を個々にVSB−AM変調するVSB
−AM変調部111、変調された各チャネルの映像信号
をCATVシステムのチャネル配置に適合させるように
周波数を変換する周波数変換部112、周波数変換され
た各チャネルの信号を多重化する周波数多重部113、
及び、多重化した信号レベルを調整するレベル変更部1
14で構成している。
【0017】デジタル信号発生部120は、多値QAM
信号に対応した端末装置6を設置した加入者に対し、前
述した有料チャネルなどの映像を発生する機能を有して
おり、各チャネルのデジタル映像信号を多値QAM変調
する多値QAM変調部121、多値変調された各チャネ
ルの映像信号をCATVシステムのチャネル配置に適合
させるように周波数を変換する周波数変換部122、周
波数変換した映像信号のレベルを調整するレベル変更部
123、及び、各チャネルの信号を多重化する周波数多
重部124で構成している。
【0018】デジタル信号発生部130は、多値VSB
−AM信号に対応した端末装置6を設置した加入者に対
し、有料チャネルなどの映像を発生する機能を有してお
り、各チャネルのデジタル映像信号を多値VSB−AM
変調する多値VSB−AM変調部131の他、周波数変
換部132、レベル変更部133及び周波数多重部13
4で構成している。
【0019】なお、デジタル信号発生部120、130
には、デジタル信号時間多重部140を介して多重化さ
れたデジタル映像信号が供給されると共に、アナログ信
号発生部110、デジタル信号発生部120、130
は、センター制御部150によって制御されている。
【0020】さらに、センター装置1は、端末装置側か
ら伝送される上りデータ信号DU を上り回線の帯域から
分離して受信する方向性フィルタ13、上りデータ信号
Uを復調等してその復調データDM をセンター制御部
150へ転送する受信部14を備えている。また。セン
ター制御部150には、各加入者がQAM方式、VSB
−AM方式のうち、いずれのタイプの端末装置を設置し
ているかなど、内蔵されているコンピュータシステムと
の間で、ネットワーク管理データ等の授受を行うための
データベースシステム15などが接続されている。
【0021】ここで、デジタル信号発生部120、13
0の多値変調部となる、多値QAM変調部121、多値
VSB−AM変調部131の構成について説明する。こ
の多値変調部(121、131)は、以下に説明するよ
うに、同一の回路構成となっており、この多値変調部で
行う変調方式を、QAM変調とVSB−AM変調とに切
り替える切り替え回路200を備えており、1つの多値
変調回路で、2つの変調方式(QAM変調とVSB−A
M変調)に対応可能な構成となっている。
【0022】この多値変調部(121、131)の主要
部は、図4に示すように構成されている。
【0023】スライサー回路201は、デジタル映像信
号として与えられる伝送ビット列を所定ビット数のデー
タに区分け処理(スライス処理)する回路であり、セン
ター制御部150から供給される多値レベル制御信号で
指定された多値レベルによってそのビット数は異なる。
たとえば、多値レベルが16のQAM変調の場合には2
ビットに、また、多値レベルが16の多値VSB−AM
変調の場合には4ビットに区分け処置する。一般には、
多値QAM変調の多値レベルが22m(mは自然数)の場
合にはmビットに、多値VSB−AM変調の多値レベル
が2n (nは自然数)の場合にはnビットに区分け処理
する。多値VSB−AM変調の場合には、区分け処理し
たスライスデータは、所定のフレームに形成した後、マ
ッパー回路202に与えられる。また、多値QAM変調
の場合には、デジタル映像信号として与えられる伝送ビ
ット列は、所定のフレームに形成された後、スライサー
回路201に与えられ、前述したように多値レベルに応
じたビット数毎に区分け処理され、区分け処理したスラ
イスデータがマッパー回路202に与えられる。
【0024】マッパー回路202は、フレーム形成され
たデータ信号を、I軸とQ軸の各ビットデータに分けて
出力するが、切り替え回路200で指定された変調方式
によってこの処理内容が異なる。切り替え回路200で
QAM変調が指定された場合には、供給されるデータ信
号を、センター制御部150で指定されたビット数Mに
対し、M/2のI軸データDI と、同じくM/2のQ軸
データDQ とに、個別に変換することによって多値レベ
ル変換を行う。また、切り替え回路200でVSB−A
M変調が指定された場合には、2の補数処理などを行っ
てI軸とQ軸に同じデータを出力する。
【0025】FIRフィルタ回路203Q、203I
は、マッパー回路202から出力されるQ軸、I軸側の
2つのデータ信号に対応して個々に設けられており、係
数設定回路204は、FIRフィルタ回路203Q、2
03Iに対し、各変調方式に応じたフィルタ係数を選択
的に設定する。切り替え回路200においてQAM変調
が指定された場合には、FIRフィルタ回路203Q、
203Iともに、ロールオフし、かつルート配分したフ
ィルタ係数aが設定される。一方、切り替え回路200
でVSB−AM変調が指定された場合には、I軸側のF
IRフィルタ回路203Iには、ロールオフし、かつル
ート配分したフィルタ係数aが設定され、Q軸側のFI
Rフィルタ回路203Qには、ロールオフし、かつルー
ト配分し、さらにヒルベルト変換を加えたフィルタ係数
bが設定される。
【0026】このようにして、それぞれフィルタ係数が
設定されたフィルタ回路203Q、203Iにおいて、
マッパー回路202から転送されるデータ信号のベース
バンド帯域が帯域制限される。
【0027】いずれの変調方式の場合にも、フィルタ回
路203Q、203Iから個々に転送されるデータ信号
は、D/A変換回路205においてアナログ信号に変換
され、この後、直交変調器206において直交変調され
る。この際、中間数周波数を同一にするため、変調方式
に応じて直交変調器206のローカル周波数を設定する
ローカル周波数設定回路207を設けており、切り替え
回路200によって指定される変調方式に応じて、好適
なローカル周波数IF1或はIF2が設定される。ここ
で直交変調された信号は、周波数変換部112、122
(図3)へ与えられる。
【0028】また、所定の回路に対し、各変調方式に応
じたクロック信号を与えるためのRSC(Symbol Rate
Clock)回路208を備えており、切り替え回路200に
おいて多値QAM変調が指定された場合にはシンボルレ
ートクロックSRC1が選択され、また、切り替え回路
200において多値VSB−AM変調が指定された場合
には、シンボルレートクロックSRC2が選択される。
選択された各クロック信号は、スライサー回路201、
マッパー回路202、フィルタ回路203Q、203I
及びD/A変換回路205の各クロック端子に与えら
れ、各回路は設定されたクロック信号に応じたタイミン
グで動作することとなる。
【0029】以上説明したように、多値変調部(12
1、131)は、QAM変調とVSB−AM変調のいず
れの変調方式にも対応できる機能を有しており、切り替
え回路200の制御の下、デジタル信号発生部120側
に配設した多値変調部ではQAM変調を実施し、デジタ
ル信号発生部130側ではVSB−AM変調を実施して
いる。
【0030】このようにして、デジタル信号発生部12
0及びデジタル信号発生部130において変調された多
チャネルの多値デジタル信号は、アナログ信号発生部1
10から出力される多チャネルのアナログ変調信号と共
にさらに周波数多重され、図2に示した周波数配列にお
いて光ファイバケーブル2内を端末装置6側に向けて伝
送される。
【0031】この伝送に使用される主伝送路は、伝送距
離、帯域、画像品質を考慮して光ファイバーケーブル2
を採用している。この光ファイバーケーブル2に入力す
る3種類の信号レベルは、受信時に必要なSNを達成で
きる変調度を、発光光源となるレーザダイオードLDに
与えることが可能なように、各信号発生部110、12
0、130でレベルを調整する。この時の信号レベル
は、現行TV放送などの基本サービスとなるアナログV
SB−AM変調信号は、大きな変調度を与えるレベルに
調整し、有料放送などのその他のサービスをなる多値デ
ジタル変調信号は、小さな変調度を与えるレベルに調整
している(図2)。
【0032】次に、各加入者に設けられる端末装置6に
ついて説明する。なお、端末装置6は、VSB−AM変
調信号を復調するVSB復調タイプと、QAM変調信号
を復調するQAM復調タイプの2種類があり、各加入者
は、いずれか一方の復調方式を備えた端末装置6を設置
している。
【0033】まず、VSB復調タイプの端末装置を図5
をもとに説明する。下り回線と上り回線の周波数帯域を
分離する方向性フィルタ40に接続されたチューナ41
が、下りデータ信号DL をIF信号に変換する。チュー
ナ41の出力には、元の主映像データDinを得るための
VSB復調系統と、ネットワークの異常を検出するため
の異常検出系統が接続されている。
【0034】本来のVSB復調系統は、IF信号をVS
B復調器42により復調してA/D変換器43によりデ
ジタルデータに変換することによりベースバンド信号を
出力し、等化器44がベースバンド信号に等化処理を施
した後、誤り訂正回路45によりネットワーク上で生じ
た符号誤りを訂正することにより、主映像データDin
同じ復調データDRVを発生し、通信制御回路53へ転送
する。
【0035】一方、異常検出系統は、VSB復調器4
2、A/D変換器43、等化器44及び誤り訂正回路4
5と同一構成のVSB復調器46、A/D変換器47、
等化器48及び誤り訂正回路49を備えると共に、等化
器48のフィルタ係数に基づいてネットワークの反射歪
を計算する反射歪計算回路50と、等化器48の出力信
号XのS/Nを計算するS/N計算回路51と、誤り訂
正回路49の訂正結果から伝送誤り率を計算する誤り率
計算回路52を備えている。そして、反射歪計算回路5
0とS/N計算回路51及び誤り率計算回路52が求め
た演算データE1,E2 ,E3 は通信制御回路53へ供
給される。
【0036】ここで、等化器44,48は、例えば、所
定タップ数mのトランスバーサルデジタルフィルタ等が
適用され、VSB復調されたフレーム同期信号と理想的
なフレーム同期信号との差分を利用して、各フィルタ係
数を適応的に調整することにより、主として反射歪を等
化する。よって、反射歪計算回路50は、等化器48の
各フィルタ係数の実際の値(y1 ,y2 ,y3 ,…
m )と、予め既知である理想状態の値(ya1 ,ya
2 ,ya3 ,…yam )との相互相関関係を求める等に
より、反射歪の到達時間Tと反射歪レベルHを計算す
る。例えば、図6に示すように、第j番目のフィルタ係
数の値yj が理想状態の値yaj とは大きく異なる場
合、サンプリング定理により決まるサンプリング周期τ
のj倍の時間(j×τ)が反射歪の到達時間Tとして求
められ、また、第j番目のフィルタ係数の値yj と第j
+1番目のフィルタ係数の値yj+1 との差が反射歪レベ
ルHとして求められる。
【0037】S/N計算回路51は、各フレーム中の所
定期間(以下、参照期間という)Tb に含まれている真
のデータと雑音成分のデータとの比ηを算出することに
よりS/Nを求める。その原理を図7に基づいて説明す
る。尚、原理を簡易に説明するためにデジタルの信号X
と等価なアナログ信号を用いて説明する。各フレーム中
には主映像データDinに相当するデータ及び同期データ
等を転送する期間Taの他に参照期間Tb が予め設定さ
れており、この参照期間Tb には、無信号期間τb と所
定振幅の検査信号Sp が含まれており、前記付加データ
CKの参照データとして伝送されてくるものである。
【0038】そして、S/N計算回路51は、この参照
期間Tb 中の信号を計測し、雑音等が存在しない理想状
態では、図7中の信号Xにて示すように、検査信号Sp
のみが計測されることから、高S/Nが求まる。そこ
で、参照期間Tb における理想信号Xの情報データ(X
i ;但しiがサンプルタイミング)を予め格納してお
き、参照期間Tb 中の実際の信号Xi ’と情報データX
i との2乗誤差Σ(Xi −Xi ’)2 を算出した後、信
号Xi ’のピーク振幅Vp-p で割算することによりS/
Nを求める。即ち、η=Σ(Xi −Xi ’)2 /Vp-p
により求まる。
【0039】誤り率計算回路52は、誤り訂正回路49
で求められた誤りビット数Be に対する全ビット数Bt
との比(Be /Bt )等によって、その誤り率を算出す
る。
【0040】そして、これらの計算回路50,51,5
2で求められた演算データE1 ,E2 ,E3 は通信制御
回路53に逐次供給されて、異常検出データが形成され
る。
【0041】通信制御回路53は、VSB復調系統から
出力される復調データDRVをテレビジョンモニタ等へ転
送すると共に、端末装置に設けられているキーボード等
(図示せず)を加入者が操作することによってセンタ装
置側へ指令するためのデマンドデータを形成したり、上
記演算データE1 ,E2 ,E3 から成る異常検出データ
を形成し、これらのデータを上りデータ信号DU として
伝送するために送信部54へ転送する。そして、送信部
54が所定の変調処理を行い上り回線の所定チャネルに
帯域変換して方向性フィルタ40を介して伝送する。
【0042】次に、QAM復調方式の端末装置について
図8をもとに説明する。下り回線と上り回線の周波数帯
域を分離する方向性フィルタ80に接続されたチューナ
81が、下りデータ信号DL をIF信号に変換する。チ
ューナ81には、IF信号をQAM復調することにより
I軸ベースバンド信号SI とQ軸ベースバンド信号SQ
を発生するQAM復調器82が接続されている。I軸ベ
ースバンド信号SI は、A/D変換器83I によってデ
ジタルデータに変換され、等化器84I によって等化処
理が施され、誤り訂正回路85I によってネットワーク
上で生じた符号誤りが訂正されて合成回路86へ供給さ
れる。一方、Q軸ベースバンド信号SQは、A/D変換
器83Q によってデジタルデータに変換され、等化器8
Q によって等化処理が施され、誤り訂正回路85Q
よってネットワーク上で生じた符号誤りが訂正されて合
成回路86へ供給される。合成回路86は、I軸とQ軸
のベースバンド信号を合成することにより、主映像デー
タDinに相当する復調データDRVを形成して通信制御回
路87へ転送する。
【0043】更に、夫々所定タップ数mのトランスバー
サルデジタルフィルタ等から成る等化器84I ,84Q
の各フィルタ係数に基づいてネットワークの反射歪を計
算する反射歪計算回路88と、各等化器84I ,84Q
の出力XI ,XQ のS/Nを計算するS/N計算回路8
9と、誤り訂正回路85I ,85Q の訂正結果から伝送
誤り率を計算する誤り率計算回路90が備えられ、これ
らの計算回路88,89,90が求めた演算データ
1 ,E2 ,E3 は通信制御回路87へ供給される。
【0044】ここで、等化器84I ,84Q は、実際に
QAM復調されたIチャネルとQチャネルのベースバン
ド信号と理想的なI軸とQ軸のベースバンド信号との差
分を利用して、各フィルタ係数を適応的に調整すること
により、主として反射歪を等化する。よって、反射歪計
算回路88は、等化器48I の各フィルタ係数の実際の
値(yI1,yI2,yI3,…yIm)と予め既知である理想
状態の値(yaI1,yaI2,yaI3,…yaIm)との相
互相関関係と、等化器48Q の各フィルタ係数の実際の
値(yQ1,yQ2,yQ3,…yQm)と予め既知である理想
状態の値(yaQ1,yaQ2,yaQ3,…yaQm)との相
互相関関係とを求める等により、反射歪の到達時間Tと
反射歪レベルHを計算する。尚、かかる反射歪の到達時
間Tと反射歪レベルHの算出原理は、図6に示すVSB
変調の場合と同様である。
【0045】S/N計算回路89は、図7において説明
したのと同様の原理により、各等化器84I ,84Q
出力XI ,XQ の所定の参照期間Tb に含まれている真
のデータと雑音成分のデータとの比ηを算出することに
よりS/Nを求める。
【0046】誤り率計算回路90は、誤り訂正回路85
I で求められた誤りビット数BIeに対する全ビット数B
Itとの比(BIe/BIt)と、誤り訂正回路85Q で求め
られた誤りビット数BQeに対する全ビット数BQtとの比
(BQe/BQt)とを算出する等により、その誤り率を算
出する。
【0047】そして、これらの計算回路88,89,9
0で求められた演算データE1 ,E2 ,E3 は通信制御
回路87に逐次供給されて、異常検出データが形成され
る。
【0048】通信制御回路87は、QAM復調系統から
出力される復調データDRVをテレビジョンモニタ等へ転
送すると共に、加入者が端末装置に設けられているキー
ボード等(図示せず)を操作することによってセンタ装
置側へ指令するためのデマンドデータを形成したり、上
記演算データE1 ,E2 ,E3 から成る異常検出データ
を形成し、これらのデータを上りデータ信号DU として
伝送するために送信部91へ転送する。そして、送信部
91が所定の変調処理を行い上り回線の所定チャネルに
帯域変換して方向性フィルタ80を介して伝送する。
【0049】ここで、このように構成するCATV伝送
システムの動作について説明する。センタ装置1内のセ
ンター制御部150は、アナログ信号発生部110、デ
ジタル信号発生部120、130を制御することによ
り、主映像データDinを所定チャネルの下りデータ信号
L に変換し多重化すると共に、さらに、各発生部11
0、120、130からの信号を周波数多重し(図
2)、光ファイバーケーブル2、同軸ケーブル4を介し
て各端末装置へ伝送する。また、同時に、端末装置から
上り回線を介して伝送されて来る上りデータ信号DU
受信部14を介して受信する。一方、端末装置は、図
5、図8に示した復調系統により復調データDRVを得る
ことにより、センタ装置からの情報ソースを入手するこ
とができると同時に、異常検出系統中の反射歪計算回路
50(88)とS/N計算回路51(89)及び誤り率
計算回路52(90)が異常検出を行い、これらの異常
検出情報を上りデータ信号DU に含めてセンタ装置1側
へ伝送する。
【0050】センター制御部150は、予めデータベー
ス15に格納されている異常判定基準のデータと上りデ
ータ信号DU に含まれている異常検出データとを逐次比
較し、所定の基準値を満足しない異常状態を判定する。
たとえば、図9に斜線で示すように、伝送される信号に
は通常、ホワイトノイズN1が混入するが、同軸ケーブ
ル4(図1参照)に亀裂等が生じると、その部分の遮断
特性が劣化し、ノイズが混入しやすくなる。このため、
ホワイトノイズN1に加え、さらにノイズN2が混入し
た周波数帯域をデジタル伝送に使用した場合には、SN
比が低下して誤り率が大きく劣化することとなり(図1
0)、その周波数帯域は使用が不可能となる。このた
め、センター制御部150は、次のような対応処理を行
う。
【0051】(第1の処理)まず、下り回線に使用され
ている周波数帯域のうち、現在使用されていないチャネ
ルを検索する。そして、予め決められたデータパターン
から成るストローブデータをデジタル信号発生部12
0、130で変調し、この変調データを未使用チャネル
を介して順次に端末装置6側へ伝送する。また同時に、
端末装置6から伝送されてくる上りデータ信号DU 中の
異常検出データを逐次入手し、データベース15に格納
されている異常判定基準のデータと比較することによっ
て、未使用チャネル毎の異常の有無を判定する。そし
て、正常なチャネルを検出すると、センター制御部15
0は、RFコンバータ208に対して、適正なチャネル
を指示する伝送チャネル制御信号SCHを供給すること
で、正常なチャネルの搬送周波数fk により、下りデー
タ信号DL を伝送するようにチャネル切り替えを行う
(図9)。
【0052】かかるチャネル切り替え制御を行うと、切
り替えたチャネルの情報を端末装置に伝送してチャネル
切り替えを指示することができると共に、保守要員等が
異常発生場所の補修等を行っている場合であっても、端
末装置へ通常の下りデータ信号DL を伝送することがで
きるので、ネットワークの被害を最小限に抑えることが
可能となる。
【0053】(第2の処理)現在使用されているチャネ
ルについて品質の劣化が認められるが、上記のチャネル
切り替え制御を行うほどの品質の劣化でないと判定した
場合には、多値レベル制御信号SLVをスライサー回路2
01などに与えることにより、現在使用されている多値
レベルより低い多値レベルに切り替えさせる。例えば、
現在16VSBモードによる下りデータ信号DL を伝送
しているものとすると、それより低い8VSBモード等
に多値数を切り替え設定して、下りデータ信号DL を伝
送させる。多値数は、雑音や干渉、伝送速度などのトレ
ードオフにより決定されるが、一般的に多値化を進める
ほど、雑音や劣化の影響を受け易くなり、端末装置にお
いて受信する信号のレベル判定が困難になる。
【0054】したがって、端末装置側でS/Nの低下等
による品質劣化を検出した場合には、この多値レベル変
換制御により多値レベルを下げることによって、耐雑音
性の向上を図ることができ、端末装置側の加入者に対し
て高品質の情報の提供を維持することができる。
【0055】(第3の処理)上りデータ信号DU に含ま
れて伝送される異常検出データを集計し、予め決められ
た障害発生箇所判定プログラムの処理により、障害発生
箇所を推定する。各端末装置から伝送されてくる異常検
出データの内、S/N計算回路51、89から出力され
る演算データE2 を集計して統計処理することにより、
いずれの端末装置までの伝送経路に雑音等が多いかを判
定することができ、また、反射歪計算回路50、88か
ら出力される演算データE1 を集計して統計処理するこ
とにより、いずれの端末装置までの伝送経路に反射歪が
発生しているかを判定することができると共に、その異
常発生経路中の反射歪発生箇所を判定することができ
る。なお、かかる判定のために、異常発生の種類がデー
タベース15にパターン化して予め格納されており、こ
のパターン化されたデータと上記統計処理により得られ
たデータとを対比することにより上記の判定を行い、ま
た、表示装置16に異常発生の内容を表示させる。
【0056】(第4の処理)光ファイバーケーブル2を
介して光信号を伝送する場合、その発光光源にはレーザ
ダイオードLDが用いられる。レーザダイオードLD
は、電流変化により発光レベルが変化するが、この電流
が所定のしきい値を超えると、図11に示すように、歪
みが急速に増えると共に、画質が急速に劣化する。この
状態では、図12に示すように、ホワイトノイズN1に
加わる歪みレベルN3が著しく大きくなり、この歪み要
因により、伝送特性が大きく劣化する。従って、センタ
ー制御部150において、レーザダイオードLDの歪み
レベルを測定し、歪みレベルが過大な場合には、レーザ
ダイオードLDの出力パワーを低下させる制御を実施す
ることで、この歪みによる影響が発生しないように対処
することも可能である。
【0057】このようなCATV伝送システムによれ
ば、端末装置が逐次にネットワークの異常を検知してセ
ンタ装置のネットワーク管理部10へ伝送するので集中
管理を行うことができると共に、現実に端末装置におい
て異常と認められる情報が伝送されることとなるので、
確度の高い集中管理を可能にする。
【0058】以上説明した実施の形態のうち、図5に示
した端末装置は、通常のVSB変調系統と異常検出のた
めの異常検出系統を別個に設けたが、図13に示すよう
に、通常のVSB変調系統の等化器44と誤り率訂正回
路45に反射歪計算回路50とS/N計算回路51及び
誤り率計算回路52を接続することによって、構成の簡
素化を図ることも可能である。なお、このような回路構
成の簡素化は、図8に示した端末装置についても同様に
適用できる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、各請求項にかかる
画像伝送装置によれば、多値VSB−AM変調及び多値
QAM変調のいずれにも対応し得る第2出力部を備えて
構成したので、同一の伝送ネットワーク内に、QAM復
調方式とVSB復調方式との異なるタイプの加入者端末
装置が混在する場合にも、各方式の加入者数の増減に応
じて、画像伝送装置の変調方式の変更を容易に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態にかかる画像伝送装置を備えたCA
TV伝送システムの構成を概略的に示すシステム構成図
である。
【図2】伝送される各信号の伝送帯域を示す説明図であ
る。
【図3】センター装置の構成を示すブロック図である。
【図4】多値変調部(多値QAM変調部及び多値VSB
−AM変調部)の構成を示すブロック図である。
【図5】VSB復調方式を適用した端末装置の構成を示
すブロック図である。
【図6】端末装置に備えられた反射歪計算回路の動作を
示す説明図である。
【図7】端末装置に備えられたS/N計算回路の動作を
示す説明図である。
【図8】QAM変調方式を適用した端末装置の構成を示
すブロック図である。
【図9】多重伝送信号にノイズが混入した状態を示すグ
ラフである。
【図10】QAM変調の多値レベルに応じた、SN比と
誤り率との関係を示すグラフである。
【図11】光源となるLDの出力パワーに対する、歪み
と画質との関係を示すグラフである。
【図12】多重伝送信号に、ノイズと及び歪みが混入し
た状態を示すグラフである。
【図13】VSB変調方式を適用した端末装置の他の構
成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
110…アナログ信号発生部(第1出力部) 120、130…デジタル信号発生部(第2出力部) 121…多値QAM変調部(多値変調回路) 131…多値VSB−AM変調部(多値変調回路) 200…切り替え回路(設定回路)、201…スライサ
ー回路 202…マッパー回路(マッピング回路) 203Q、203I…FIRフィルタ回路(フィルタ回
路) 205…D/A変換回路(コンバータ回路) 206…直交変調器(直交変調回路)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数チャネルのアナログ映像信号をVS
    B−AM変調し、多重化して出力する第1出力部と、 複数チャネルのデジタル映像信号を多値変調し、多重化
    して出力する第2出力部とを有し、 前記第1及び第2出力部から出力される信号をさらに多
    重化し、加入者端末に至る伝送系に送出する映像伝送装
    置であって、 前記第2出力部は、前記デジタル映像信号を多値変調す
    る複数の多値変調回路を備えており、 個々の前記多値変調回路は、 当該多値変調回路で行う変調方式として、多値QAM変
    調と多値VSB−AM変調のうち、いずれか一方を設定
    する設定回路と、 前記デジタル映像信号を所定のビット数に区分け処理
    し、かつ、前記設定回路で設定された変調方式の多値レ
    ベルに応じて、この区分け処理すべきビット数を変更す
    るスライサー回路と、 前記設定回路で設定された変調方式に応じ、前記区分け
    処理した信号を互いに直交するQ軸、I軸の各データ信
    号に分けて出力するマッピング回路と、 前記各データ信号に対してそれぞれ設けられ、前記設定
    回路で設定された変調方式に応じて個々にフィルタ係数
    を設定すると共に、当該フィルタ係数に基づき、対応す
    る前記各データ信号をそれぞれ帯域制限するフィルタ回
    路と、 前記各フィルタ回路に対応して設けられ、前記フィルタ
    回路から出力される各データ信号をアナログ信号に変換
    するコンバータ回路と、 設定された前記変調方式に応じて局部発振周波数を設定
    すると共に、設定した当該局部発振周波数を用いて前記
    両コンバータ回路の出力信号を直交変調する直交変調回
    路と、 を備える映像伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記スライサー回路では、多値QAM変
    調の前記多値レベルが22m(mは自然数)の場合に、前
    記デジタル映像信号をmビットに区分け処理し、多値V
    SB−AM変調の前記多値レベルが2n (nは自然数)
    の場合に、前記デジタル映像信号をnビットに区分け処
    理することを特徴とする請求項1記載の映像伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記マッピング回路は、多値VSB−A
    M変調の場合に、Q軸、I軸にそれぞれ同一のデータ信
    号を出力することを特徴とする請求項1記載の映像伝送
    装置。
  4. 【請求項4】 前記フィルタ回路は、多値QAM変調の
    場合に、Q軸、I軸の各データ信号に対し、ロールオフ
    しかつルート配分したフィルタ係数を設定し、 多値VSB−AM変調の場合に、I軸のデータ信号に対
    し、ロールオフしかつルート配分したフィルタ係数を設
    定し、Q軸のデータ信号に対し、ロールオフしかつルー
    ト配分し、さらにヒルベルト変換したフィルタ係数を設
    定することを特徴とする請求項1記載の映像伝送装置。
JP7284591A 1995-10-05 1995-10-05 映像伝送装置 Pending JPH09102939A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7284591A JPH09102939A (ja) 1995-10-05 1995-10-05 映像伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7284591A JPH09102939A (ja) 1995-10-05 1995-10-05 映像伝送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09102939A true JPH09102939A (ja) 1997-04-15

Family

ID=17680443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7284591A Pending JPH09102939A (ja) 1995-10-05 1995-10-05 映像伝送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09102939A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7184702B2 (en) 2000-09-04 2007-02-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Signal distribution system, transmission device, reception device, signal distribution method, transmission method, reception method, medium and information assembly

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7184702B2 (en) 2000-09-04 2007-02-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Signal distribution system, transmission device, reception device, signal distribution method, transmission method, reception method, medium and information assembly

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6546557B1 (en) Method and system for enhancing digital video transmission to a set-top box
US7573822B1 (en) Broadband network for coaxial cable using multi-carrier modulation
US7162731B2 (en) Radio frequency characterization of cable plant and corresponding calibration of communication equipment communicating via the cable plant
US6327709B1 (en) Method and apparatus for filtering interference and nonlinear distortions
US8085835B2 (en) System and method for performing ranging in a cable modem system
JP2000501582A (ja) Ntscビデオの効率的光伝送方法およびシステム
CA2933674A1 (en) Determining bitloading profiles based on snr measurements
US11509954B2 (en) CATV return band sweeping using data over cable service interface specification carriers
WO2007015801A2 (en) Software definable transceiver apparatus and method
KR101703808B1 (ko) 다중화 기법을 이용한 cctv 영상처리시스템 및 그 방법
US7406132B2 (en) Pre-equalizer, VSB transmission system using the same, and transmission method thereof
US6967966B1 (en) Digital return path for hybrid fiber/coax network
EP3169009A1 (en) Transmission apparatus, reception apparatus and modulation method
US20020168001A1 (en) Systems and method for determining the phase angle response in a CATV system
US7184702B2 (en) Signal distribution system, transmission device, reception device, signal distribution method, transmission method, reception method, medium and information assembly
JPH09102939A (ja) 映像伝送装置
US7154957B1 (en) Power spectrum shaping to reduce interference effects in devices sharing a communication medium
US6822972B1 (en) Bidirectional communication system with ring configuration
JPH0898165A (ja) 双方向catv伝送システム
JPH07143086A (ja) ディジタル伝送装置
KR100844316B1 (ko) Hfc 전송망 감시장치
US20230124322A1 (en) Systems and methods for measuring mobile interference in ofdm data
EP3707831B1 (en) An arrangement for catv network segmentation
JP7254485B2 (ja) 信号品質監視装置および方法
WO1997034390A1 (en) High speed data communication over unshielded twisted pair

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees