JPH09100234A - 消毒目的に好適な組成物、粗−又は微消毒方法、皮膚病の局所的治療剤並びにヨウ素担体を含有している錠剤、ペレット及び顆粒 - Google Patents
消毒目的に好適な組成物、粗−又は微消毒方法、皮膚病の局所的治療剤並びにヨウ素担体を含有している錠剤、ペレット及び顆粒Info
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- JPH09100234A JPH09100234A JP8200253A JP20025396A JPH09100234A JP H09100234 A JPH09100234 A JP H09100234A JP 8200253 A JP8200253 A JP 8200253A JP 20025396 A JP20025396 A JP 20025396A JP H09100234 A JPH09100234 A JP H09100234A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 消毒目的に好適な組成物、消毒方法、皮膚病
の局所的治療剤並びにヨウ素担体を含有している錠剤、
ペレット及び顆粒 【解決手段】a)ポリビニルピロリドン、ポリ−N−ビ
ニルカプロラクタム又はそれらからの混合物20〜71
重量%、 b)デキストロース当量値2〜40を有するデキストリ
ン20〜71重量%、 c)ヨウ素元素6〜25重量%、及び d)ヨウ化物イオン3〜12.5重量% からのヨウ素担体を含有している、消毒目的に好適な組
成物。
の局所的治療剤並びにヨウ素担体を含有している錠剤、
ペレット及び顆粒 【解決手段】a)ポリビニルピロリドン、ポリ−N−ビ
ニルカプロラクタム又はそれらからの混合物20〜71
重量%、 b)デキストロース当量値2〜40を有するデキストリ
ン20〜71重量%、 c)ヨウ素元素6〜25重量%、及び d)ヨウ化物イオン3〜12.5重量% からのヨウ素担体を含有している、消毒目的に好適な組
成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヨウ素担体(Iodp
hor)を含有している組成物に関し、ここで、担持剤は
デキストリンとポリ−N−ビニルラクタム、即ちポリ−
N−ビニルピロリドン(PVP又はポリビドン)、ポリ
−N−ビニルカプロラクタム又はそれらの混合物との混
合物から成る。更に、本発明は、実質的に結合剤不含の
錠剤、ペレット又は顆粒に関する。
hor)を含有している組成物に関し、ここで、担持剤は
デキストリンとポリ−N−ビニルラクタム、即ちポリ−
N−ビニルピロリドン(PVP又はポリビドン)、ポリ
−N−ビニルカプロラクタム又はそれらの混合物との混
合物から成る。更に、本発明は、実質的に結合剤不含の
錠剤、ペレット又は顆粒に関する。
【0002】
【従来の技術】微消毒の分野で、PVP−ヨウ素は長い
間に定着されてはいるが、経費のかかる生成物である。
それぞれオリゴ−又はポリサッカリドの存在下でビニル
ピロリドンを重合させることによるサッカリド含有ヨウ
素担体の製造も、ヨーロッパ特許(EP−A)第526
800号明細書から公知である。確かに、このような生
成物はPVP−ヨウ素よりも安価であるが、PVP−ヨ
ウ素の要求には一致しない。更に、それらは従来、薬理
学的に許容されていない。
間に定着されてはいるが、経費のかかる生成物である。
それぞれオリゴ−又はポリサッカリドの存在下でビニル
ピロリドンを重合させることによるサッカリド含有ヨウ
素担体の製造も、ヨーロッパ特許(EP−A)第526
800号明細書から公知である。確かに、このような生
成物はPVP−ヨウ素よりも安価であるが、PVP−ヨ
ウ素の要求には一致しない。更に、それらは従来、薬理
学的に許容されていない。
【0003】ヨーロッパ特許(EP−B)第19681
3号明細書はPVP−ヨウ素と糖との混合物を記載し、
ヨーロッパ特許(EP−A)第259982号明細書は
PVP−ヨウ素と糖アルコール及び場合によっては糖と
の混合物を記載し、ヨーロッパ特許(EP−A)第21
3717号明細書はPVP−ヨウ素と糖及びゲル化する
ポリサッカリドとの混合物を記載している。その製造
は、差し当たりPVP−ヨウ素を製造し、次いでこれを
添加物(類)と混合すべきであるので、煩雑である。全
成分を直接混合することは、不可能である。更に、これ
らの生成物は、それらの有効ヨウ素含有率、遊離ヨウ素
含有率及びヨウ素損失が通常、衛生官庁により許可され
ている範囲外にあるので、薬剤的な目的に不適切であ
る。
3号明細書はPVP−ヨウ素と糖との混合物を記載し、
ヨーロッパ特許(EP−A)第259982号明細書は
PVP−ヨウ素と糖アルコール及び場合によっては糖と
の混合物を記載し、ヨーロッパ特許(EP−A)第21
3717号明細書はPVP−ヨウ素と糖及びゲル化する
ポリサッカリドとの混合物を記載している。その製造
は、差し当たりPVP−ヨウ素を製造し、次いでこれを
添加物(類)と混合すべきであるので、煩雑である。全
成分を直接混合することは、不可能である。更に、これ
らの生成物は、それらの有効ヨウ素含有率、遊離ヨウ素
含有率及びヨウ素損失が通常、衛生官庁により許可され
ている範囲外にあるので、薬剤的な目的に不適切であ
る。
【0004】米国特許(US)第4719106号明細
書は、ポリデキストロース−ヨウ素及びPVP−ヨウ素
からの混合物を記載している。この使用分野のためのポ
リデキストロースの製造は煩雑であり、非経済的であ
る:差し当たりポリサッカリドをグルコース中で粉砕
し、次いでこれをソルビット及びクエン酸の存在下で再
び重縮合させる[ヨーロッパ特許(EP)第38024
8号明細書を参照]。
書は、ポリデキストロース−ヨウ素及びPVP−ヨウ素
からの混合物を記載している。この使用分野のためのポ
リデキストロースの製造は煩雑であり、非経済的であ
る:差し当たりポリサッカリドをグルコース中で粉砕
し、次いでこれをソルビット及びクエン酸の存在下で再
び重縮合させる[ヨーロッパ特許(EP)第38024
8号明細書を参照]。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、従来
公知の組成物と比べて改良された安定性を有するヨウ素
担体をベースとする、消毒目的のための組成物を見出す
ことであった。
公知の組成物と比べて改良された安定性を有するヨウ素
担体をベースとする、消毒目的のための組成物を見出す
ことであった。
【0006】
【課題を解決するための手段】これにより、 a)ポリビニルピロリドン、ポリ−N−ビニルカプロラ
クタム又はそれらからの混合物20〜71重量%、 b)デキストロース当量値2〜40を有するデキストリ
ン20〜71重量%、 c)ヨウ素元素6〜25重量%及び d)ヨウ化物イオン3〜12.5重量% からのヨウ素担体を含有している、消毒目的に好適な組
成物及びその使用を見出した。
クタム又はそれらからの混合物20〜71重量%、 b)デキストロース当量値2〜40を有するデキストリ
ン20〜71重量%、 c)ヨウ素元素6〜25重量%及び d)ヨウ化物イオン3〜12.5重量% からのヨウ素担体を含有している、消毒目的に好適な組
成物及びその使用を見出した。
【0007】意外にも、これらの組成物は、公知の組成
物と比べて改良された安定性を有する。
物と比べて改良された安定性を有する。
【0008】デキストリンは市販であり、簡単にデンプ
ンから、希酸を用いる不完全な加水分解、熱作用及びア
ミラーゼを用いる酸化的又は酵素的分解により得られ
る。
ンから、希酸を用いる不完全な加水分解、熱作用及びア
ミラーゼを用いる酸化的又は酵素的分解により得られ
る。
【0009】重量平均分子量2500〜25000の、
水相での加水分解により得られるデンプン分解生成物
は、焙焼デキストリンとは異なり慣用的に糖化デンプン
として称され、それ自体市場で得られる。
水相での加水分解により得られるデンプン分解生成物
は、焙焼デキストリンとは異なり慣用的に糖化デンプン
として称され、それ自体市場で得られる。
【0010】このような糖化デンプンは、特に、通常、
固体含有率10〜30重量%で及び有利に酸性−又は酵
素触媒作用により行われる、水性媒体(通常は懸濁液又
は溶液)中での加水分解による分解の場合に、再結合及
び分枝の可能性(このことは特に他の分子量分布におい
ても現れる)は実質的に存在しないことにより、焙焼デ
キストリンとは化学的に異なっている。
固体含有率10〜30重量%で及び有利に酸性−又は酵
素触媒作用により行われる、水性媒体(通常は懸濁液又
は溶液)中での加水分解による分解の場合に、再結合及
び分枝の可能性(このことは特に他の分子量分布におい
ても現れる)は実質的に存在しないことにより、焙焼デ
キストリンとは化学的に異なっている。
【0011】糖化デンプンの製造は一般に公知であり、
特にGuenther Tegge, Staerke undStaerkederivate, Be
hr’s Verlag, Hamburg 1984, S.173 及び S.220 ff並
びにヨーロッパ特許(EP−A)第441197号明細
書中に記載されている。本発明により使用される糖化デ
ンプンは、その重量平均分子量MWが4000〜160
00の範囲、特に6500〜13000の範囲にあるも
のであるのが有利である。
特にGuenther Tegge, Staerke undStaerkederivate, Be
hr’s Verlag, Hamburg 1984, S.173 及び S.220 ff並
びにヨーロッパ特許(EP−A)第441197号明細
書中に記載されている。本発明により使用される糖化デ
ンプンは、その重量平均分子量MWが4000〜160
00の範囲、特に6500〜13000の範囲にあるも
のであるのが有利である。
【0012】本発明により使用される糖化デンプンは、
通常、室温で水中に完全に溶け、その際に、溶解限界
は、通常50重量%を超える。この溶液は室温で10〜
20重量%、特に有利には30〜40重量%で透明に溶
け、コロイド状に懸濁されないのが有利である。
通常、室温で水中に完全に溶け、その際に、溶解限界
は、通常50重量%を超える。この溶液は室温で10〜
20重量%、特に有利には30〜40重量%で透明に溶
け、コロイド状に懸濁されないのが有利である。
【0013】更に、そのデキストロース当量 DEが2
〜40、有利に10〜30、特に有利に10〜20であ
る、本発明により使用される糖化デンプンを使用するこ
とが特に望ましい。DE値は、水不含のデキストロース
の還元能力に対する還元能力を特徴づけ、食料品及び農
作物ドイツ規格委員会のDIN10308、5.71版
に基づき測定される(Guenther Tegge, Staerke und St
aerkederivate, Behr’s Verlag, Hamburg 1984, S. 30
5も参照)。マルトデキストリンが、非常に特別に有利
である。
〜40、有利に10〜30、特に有利に10〜20であ
る、本発明により使用される糖化デンプンを使用するこ
とが特に望ましい。DE値は、水不含のデキストロース
の還元能力に対する還元能力を特徴づけ、食料品及び農
作物ドイツ規格委員会のDIN10308、5.71版
に基づき測定される(Guenther Tegge, Staerke und St
aerkederivate, Behr’s Verlag, Hamburg 1984, S. 30
5も参照)。マルトデキストリンが、非常に特別に有利
である。
【0014】本発明により使用される糖化デンプンの製
造のための出発デンプンとしては、原則的に全ての天然
デンプン、例えば穀物デンプン(例えばトウモロコシ、
小麦、米又はキビ)、塊茎−又は根デンプン(例えばジ
ャガイモ、タピオカ根又はクズウコン)又はサゴデンプ
ンが好適である。
造のための出発デンプンとしては、原則的に全ての天然
デンプン、例えば穀物デンプン(例えばトウモロコシ、
小麦、米又はキビ)、塊茎−又は根デンプン(例えばジ
ャガイモ、タピオカ根又はクズウコン)又はサゴデンプ
ンが好適である。
【0015】本発明により使用される糖化デンプンの主
要な利点は、その使用に関して、出発デンプンの非常に
簡単に実施される部分的加水分解を除いて、その製造の
ために別の化学的変性が要求されないことである。
要な利点は、その使用に関して、出発デンプンの非常に
簡単に実施される部分的加水分解を除いて、その製造の
ために別の化学的変性が要求されないことである。
【0016】例中では、糖化デンプンとしては、Cre
star DeutschlandGmbH, Kre
feldのC* PUR 生成物 01906、019
08、01910、01915、01921、0192
4、01932又は01934を使用した。それらは全
て、実質的に2頂の分子量分布を有し、下記のように特
徴付けられる:
star DeutschlandGmbH, Kre
feldのC* PUR 生成物 01906、019
08、01910、01915、01921、0192
4、01932又は01934を使用した。それらは全
て、実質的に2頂の分子量分布を有し、下記のように特
徴付けられる:
【0017】
【表1】
【0018】蒸気圧浸透によるMnの測定は、有利なタ
イプ01910及び01915に関して下記の値を生じ
た: 1560g/モル(1910) 980g/モル(1915) U=不均一性 Mw=分子量の重量−平均値 Mn=分子量の数平均値 DE=デキストロース当量 固体状態にある担持剤とヨウ素及びヨウ化物との反応の
ために、この担持剤は均質な形で存在すべきである。こ
の均質な形は、成分の共通の溶液を乾燥させることによ
り達成することがでるが、粉末状の成分を一緒に充分に
粉砕することも充分である。これは、慣用の技術、例え
ばボールミル、強力ミキサー、すき刃ミキサー、球を有
するタンブルミキサー等を用いて行うことができる。引
き続き、ヨウ素及び還元剤又はヨウ化物を、固体又は溶
液として、同じ容器中で混合することができる。錯体形
成は、最終混合物がヨウ素6〜25重量%、有利に15
〜20重量%及びヨウ素(I2)の1モル当たりヨウ化
物1モルを含有する量のヨウ素及びヨウ化物の添加及び
引き続く50〜110℃での数時間の熱処理により起こ
る。ヨウ化物の陽イオンは任意であり、通常、ナトリウ
ム又はカリウムである。出発ヨウ素量が相応して高めら
れる場合には、ヨウ化物を、ヨウ素を還元してヨウ化物
にする当量の還元剤、例えばギ酸及びその塩、有利にギ
酸アンモニウム、グルコース、アスコルビン酸、マロン
酸、シュウ酸、シュウ酸アンモニウム、尿素、尿素−H
2O2、PVP−H2O2、カルバミン酸アンモニウムによ
り代用することができる。その場合には、デキストリン
がそのアルデヒド末端基に基づいて、ヨウ素に対する一
定の還元能力を有することを考慮すべきである。
イプ01910及び01915に関して下記の値を生じ
た: 1560g/モル(1910) 980g/モル(1915) U=不均一性 Mw=分子量の重量−平均値 Mn=分子量の数平均値 DE=デキストロース当量 固体状態にある担持剤とヨウ素及びヨウ化物との反応の
ために、この担持剤は均質な形で存在すべきである。こ
の均質な形は、成分の共通の溶液を乾燥させることによ
り達成することがでるが、粉末状の成分を一緒に充分に
粉砕することも充分である。これは、慣用の技術、例え
ばボールミル、強力ミキサー、すき刃ミキサー、球を有
するタンブルミキサー等を用いて行うことができる。引
き続き、ヨウ素及び還元剤又はヨウ化物を、固体又は溶
液として、同じ容器中で混合することができる。錯体形
成は、最終混合物がヨウ素6〜25重量%、有利に15
〜20重量%及びヨウ素(I2)の1モル当たりヨウ化
物1モルを含有する量のヨウ素及びヨウ化物の添加及び
引き続く50〜110℃での数時間の熱処理により起こ
る。ヨウ化物の陽イオンは任意であり、通常、ナトリウ
ム又はカリウムである。出発ヨウ素量が相応して高めら
れる場合には、ヨウ化物を、ヨウ素を還元してヨウ化物
にする当量の還元剤、例えばギ酸及びその塩、有利にギ
酸アンモニウム、グルコース、アスコルビン酸、マロン
酸、シュウ酸、シュウ酸アンモニウム、尿素、尿素−H
2O2、PVP−H2O2、カルバミン酸アンモニウムによ
り代用することができる。その場合には、デキストリン
がそのアルデヒド末端基に基づいて、ヨウ素に対する一
定の還元能力を有することを考慮すべきである。
【0019】完成総混合物の重量割合は(溶液場合には
固体含有率に関して)、PVP又はポリ−N−ビニルカ
プロラクタム20〜71%、有利に30〜60%、デキ
ストリン20〜71%、有利に30〜60%、その中で
その都度3分の1がヨウ化物イオンの形で存在するヨウ
素9〜37.5%、水0〜900%、有利に0〜500
%である。
固体含有率に関して)、PVP又はポリ−N−ビニルカ
プロラクタム20〜71%、有利に30〜60%、デキ
ストリン20〜71%、有利に30〜60%、その中で
その都度3分の1がヨウ化物イオンの形で存在するヨウ
素9〜37.5%、水0〜900%、有利に0〜500
%である。
【0020】重合体ビニルラクタムは、12〜100、
有利に25〜70の範囲の H. Fikentsher(Cellulosec
hemie 13 (1932), 58〜64 及び 71〜74)に従ったK値
を有する。架橋PVPも、固体ヨウ素担体の製造のため
に使用可能であり、水中で不溶なデンプンと反応させて
ヨウ素錯体にすることができ、例えば創傷の上塗りとし
て使用することができる。
有利に25〜70の範囲の H. Fikentsher(Cellulosec
hemie 13 (1932), 58〜64 及び 71〜74)に従ったK値
を有する。架橋PVPも、固体ヨウ素担体の製造のため
に使用可能であり、水中で不溶なデンプンと反応させて
ヨウ素錯体にすることができ、例えば創傷の上塗りとし
て使用することができる。
【0021】更に、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビ
ニル、部分的に加水分解されたポリ酢酸ビニル、ポリア
クリル酸又はビニルピロリドンとのその共重合体からの
混合物はマルトデキストリンと混合してヨウ素錯体に変
換可能である。
ニル、部分的に加水分解されたポリ酢酸ビニル、ポリア
クリル酸又はビニルピロリドンとのその共重合体からの
混合物はマルトデキストリンと混合してヨウ素錯体に変
換可能である。
【0022】有効ヨウ素含有率の測定は、ポリビドン−
ヨウ素に関するドイツ医薬品集(DAC)1986、第
2増補1990に従って行う。そこでは、有効ヨウ素含
有率最低9%〜最大12%が規定されている。同じこと
が、USP XXII(ポビドン−ヨウ素)にも当ては
まる。ヨウ化物−含有率の測定もそこに記載されてい
る。有効ヨウ素含有率は、チオ硫酸塩を用いる滴定によ
り測定可能な値に一致する。遊離ヨウ素含有率の測定
は、D. Horn und W. Ditter "PVP-Iod in der operativ
en Medizin", S. 7 ff., Springer-Verlag, Heidelberg
1984 に従って行われる。
ヨウ素に関するドイツ医薬品集(DAC)1986、第
2増補1990に従って行う。そこでは、有効ヨウ素含
有率最低9%〜最大12%が規定されている。同じこと
が、USP XXII(ポビドン−ヨウ素)にも当ては
まる。ヨウ化物−含有率の測定もそこに記載されてい
る。有効ヨウ素含有率は、チオ硫酸塩を用いる滴定によ
り測定可能な値に一致する。遊離ヨウ素含有率の測定
は、D. Horn und W. Ditter "PVP-Iod in der operativ
en Medizin", S. 7 ff., Springer-Verlag, Heidelberg
1984 に従って行われる。
【0023】100〜105℃で乾燥箱中で乾燥させる
場合の物質0.5gでの総重量損失最大8%(乾燥損
失)も、DAC 1986、第3分冊 1988中に規
定されており、本発明による生成物により遵守されてい
る。
場合の物質0.5gでの総重量損失最大8%(乾燥損
失)も、DAC 1986、第3分冊 1988中に規
定されており、本発明による生成物により遵守されてい
る。
【0024】加熱貯蔵の場合の有効ヨウ素の損失(ヨウ
素損失)は、錯体の安定性に関する情報を与え、下記の
ようにして測定する:この測定は、有効ヨウ素1%を含
有しているPVP−ヨウ素溶液から行う。これは、下記
のようにして製造される:100mlすり合わせエルレ
ンマイヤーフラスコ中に、PVP−ヨウ素−試料xgを
計量添加し、水を総重量50gまで補充した。
素損失)は、錯体の安定性に関する情報を与え、下記の
ようにして測定する:この測定は、有効ヨウ素1%を含
有しているPVP−ヨウ素溶液から行う。これは、下記
のようにして製造される:100mlすり合わせエルレ
ンマイヤーフラスコ中に、PVP−ヨウ素−試料xgを
計量添加し、水を総重量50gまで補充した。
【0025】計量添加されるべき量X(グラム)の計
算:
算:
【0026】
【数1】
【0027】溶液を3時間振とうする。
【0028】振とうの後に、検量済みのバルブピペット
を用いて、250mlエルレンマイヤーフラスコ中にピ
ペットで5.0mlを添加し、蒸留水〜100ml及び
酢酸1滴を用いて希釈し、終点(無色から淡黄色)まで
できるだけ早く、0.02Nチオ硫酸ナトリウム溶液を
用いて滴定する(消費量V)。
を用いて、250mlエルレンマイヤーフラスコ中にピ
ペットで5.0mlを添加し、蒸留水〜100ml及び
酢酸1滴を用いて希釈し、終点(無色から淡黄色)まで
できるだけ早く、0.02Nチオ硫酸ナトリウム溶液を
用いて滴定する(消費量V)。
【0029】PVP−ヨウ素用の従来公知のエクステン
ダー、即ち糖、糖アルコール及び生成するポリサッカリ
ド並びに経費のかかるポリデキストロースが、それが薬
剤−認可規定を満たしていないので、満足しうる解決を
もたらしていなかったので、本発明による技術的により
簡単な解決が、より良好な結果をもたらすことができる
ということは期待できなかった。本発明は、このように
して意外にも簡単な方法で、新規の、PVP−ヨウ素と
比べてより安価な、技術的に少なくとも等価なヨウ素担
体を開発する。
ダー、即ち糖、糖アルコール及び生成するポリサッカリ
ド並びに経費のかかるポリデキストロースが、それが薬
剤−認可規定を満たしていないので、満足しうる解決を
もたらしていなかったので、本発明による技術的により
簡単な解決が、より良好な結果をもたらすことができる
ということは期待できなかった。本発明は、このように
して意外にも簡単な方法で、新規の、PVP−ヨウ素と
比べてより安価な、技術的に少なくとも等価なヨウ素担
体を開発する。
【0030】加熱貯蔵 PVP−ヨウ素溶液を25ml茶色すり合わせフラスコ
中に栓の下1cmまで充填し、引き続いて加熱箱中で8
0℃±0.5℃で15時間貯蔵する。加熱箱中にこのフ
ラスコを導入した後に約15分間、栓を持ち上げること
により短くガス抜きする。15時間貯蔵の後に、フラス
コ内容物を冷却した後に5.0mlを取り出し、有効ヨ
ウ素の含有率を、DAC中の記載と同様に0.02Nチ
オ硫酸ナトリウム−溶液を用いて測定する(消費量
N)。
中に栓の下1cmまで充填し、引き続いて加熱箱中で8
0℃±0.5℃で15時間貯蔵する。加熱箱中にこのフ
ラスコを導入した後に約15分間、栓を持ち上げること
により短くガス抜きする。15時間貯蔵の後に、フラス
コ内容物を冷却した後に5.0mlを取り出し、有効ヨ
ウ素の含有率を、DAC中の記載と同様に0.02Nチ
オ硫酸ナトリウム−溶液を用いて測定する(消費量
N)。
【0031】ヨウ素損失の計算
【0032】
【数2】
【0033】ここで: V=貯蔵前のNa2S2O3−溶液の消費量[ml] N=貯蔵後のNa2S2O3−溶液の消費量[ml] 注釈:貯蔵中の不規則性(温度変動、電流停止等)を認
識することができるために、既知のヨウ素損失を有する
比較試料を共に分析するのが有利である。
識することができるために、既知のヨウ素損失を有する
比較試料を共に分析するのが有利である。
【0034】デキストリンは単独では、充分に安定なヨ
ウ素錯体を形成することはできない。しかしながら意外
にも、これは、それをPVP又はポリ−N−ビニルカプ
ロラクタムとの混合物中で可能である。それというの
も、一方で同量の混合物及び他方で混合されていないP
VP又はポリ−N−ビニルカプロラクタムが、同量のヨ
ウ素を吸収する、即ち同じ結合力を有するからである。
従って、この混合物の場合には1種の相乗作用が存在す
ることは明らかである。グラフト重合体とは対照的に、
この混合物は薬理学的に許容された生成物である。PV
P−ヨウ素と比べて、本発明によるヨウ素担体は、デキ
ストリン成分の良好な生分解性に基づく生態学的利点と
並び、使用物質経費は顕著に引き下げられるので、経済
的利点を提供する。
ウ素錯体を形成することはできない。しかしながら意外
にも、これは、それをPVP又はポリ−N−ビニルカプ
ロラクタムとの混合物中で可能である。それというの
も、一方で同量の混合物及び他方で混合されていないP
VP又はポリ−N−ビニルカプロラクタムが、同量のヨ
ウ素を吸収する、即ち同じ結合力を有するからである。
従って、この混合物の場合には1種の相乗作用が存在す
ることは明らかである。グラフト重合体とは対照的に、
この混合物は薬理学的に許容された生成物である。PV
P−ヨウ素と比べて、本発明によるヨウ素担体は、デキ
ストリン成分の良好な生分解性に基づく生態学的利点と
並び、使用物質経費は顕著に引き下げられるので、経済
的利点を提供する。
【0035】本発明による組成物は、改良された安定性
及びそれにより消毒作用に関して良好な性質を有する。
及びそれにより消毒作用に関して良好な性質を有する。
【0036】この組成物を、軟膏、溶液、シャンプー、
クリーム、石鹸、ゲル、座薬、ゼラチンカプセル中、う
がい液、スプレー又はスティック、例えば口紅の形で使
用することができる。その場合に、pH1〜8、有利に
2〜7、特に有利に3〜6での処方が有利である。
クリーム、石鹸、ゲル、座薬、ゼラチンカプセル中、う
がい液、スプレー又はスティック、例えば口紅の形で使
用することができる。その場合に、pH1〜8、有利に
2〜7、特に有利に3〜6での処方が有利である。
【0037】更に、デキストリン含有ヨウ素担体からの
本発明による錠剤を製造することができる。意外にも、
そのヨウ素担体は公知のヨウ素担体と対照的に直接錠剤
化可能であり、従って、いかなる他の錠剤化−結合剤な
しで圧縮されて錠剤にすることができることが特に有利
である。この方法で簡単にかつ経済的に、結合剤不含の
ヨウ素担体−含有錠剤を得ることができる。所望の場合
には、少量の添加物、例えば潤滑剤、例えばポリエチレ
ングリコール又は脂肪酸塩、例えばステアリン酸マグネ
シウムを錠剤中に取り入れることができ、崩壊剤、例え
ばクロスポビドン(Crospovidon)も同様である。
本発明による錠剤を製造することができる。意外にも、
そのヨウ素担体は公知のヨウ素担体と対照的に直接錠剤
化可能であり、従って、いかなる他の錠剤化−結合剤な
しで圧縮されて錠剤にすることができることが特に有利
である。この方法で簡単にかつ経済的に、結合剤不含の
ヨウ素担体−含有錠剤を得ることができる。所望の場合
には、少量の添加物、例えば潤滑剤、例えばポリエチレ
ングリコール又は脂肪酸塩、例えばステアリン酸マグネ
シウムを錠剤中に取り入れることができ、崩壊剤、例え
ばクロスポビドン(Crospovidon)も同様である。
【0038】デキストリン含有ヨウ素担体及び炭酸水素
アルカリ−及び/又はアルカリ土類金属−炭酸水素塩又
は炭酸塩を含有している発泡性錠剤が特に有利である。
この錠剤の浮遊により活性物質を均等に水中に分配する
ことができ、撹拌が必要ない。このことは、比較的大量
の水を処理する場合、例えば飲料水処理又は養魚の場合
に特に有利である。
アルカリ−及び/又はアルカリ土類金属−炭酸水素塩又
は炭酸塩を含有している発泡性錠剤が特に有利である。
この錠剤の浮遊により活性物質を均等に水中に分配する
ことができ、撹拌が必要ない。このことは、比較的大量
の水を処理する場合、例えば飲料水処理又は養魚の場合
に特に有利である。
【0039】デキストリン含有ヨウ素担体をペレット又
は顆粒に加工することもでき、結合剤を添加しなくてよ
い。
は顆粒に加工することもでき、結合剤を添加しなくてよ
い。
【0040】錠剤、ペレット又は顆粒をデポ製剤として
ゆっくり溶ける剤皮を用いて製造することもできる。
ゆっくり溶ける剤皮を用いて製造することもできる。
【0041】この組成物は、特に表面の粗消毒及び微消
毒における使用に好適である。従って、それは薬剤中で
皮膚−又は粘膜消毒のためにもしくは外科的又は衛生的
な手の消毒のために使用することができる。
毒における使用に好適である。従って、それは薬剤中で
皮膚−又は粘膜消毒のためにもしくは外科的又は衛生的
な手の消毒のために使用することができる。
【0042】更に、本発明による組成物は、皮膚病、例
えば床ずれ、静脈瘤性潰瘍、皮膚真菌症、膿皮症、ニキ
ビ、膣炎の治療及び火傷の治療のための薬剤の製造に使
用することもできる。
えば床ずれ、静脈瘤性潰瘍、皮膚真菌症、膿皮症、ニキ
ビ、膣炎の治療及び火傷の治療のための薬剤の製造に使
用することもできる。
【0043】更に、本発明による組成物は、獣医学の分
野のために使用することもでき、例えば器具消毒、乳房
消毒、魚の養殖、例えば魚卵の消毒、家畜小屋の消毒、
殊に養鶏の場合に、特に産卵場所においてである。それ
は、動物の下痢を治療するための薬剤の製造にも好適で
ある。
野のために使用することもでき、例えば器具消毒、乳房
消毒、魚の養殖、例えば魚卵の消毒、家畜小屋の消毒、
殊に養鶏の場合に、特に産卵場所においてである。それ
は、動物の下痢を治療するための薬剤の製造にも好適で
ある。
【0044】正に獣医学での使用の場合及び動物飼育の
場合に、錠剤、顆粒又はペレットを使用するのが有利で
ある。これらの形は、粉末よりも良好に配量可能であ
り、粉塵負荷を回避し、直接投与するか又は簡単に餌と
混合することができる。
場合に、錠剤、顆粒又はペレットを使用するのが有利で
ある。これらの形は、粉末よりも良好に配量可能であ
り、粉塵負荷を回避し、直接投与するか又は簡単に餌と
混合することができる。
【0045】
【実施例】後に使用している組成物中で、マルトデキス
トリン CPUR 01915(DE値17〜19)5
3重量%、PVP30重量%からの、K値30、総ヨウ
素含有率17重量%(I2 11重量%、ヨウ化物6重
量%)を有するヨウ素担体を使用した。
トリン CPUR 01915(DE値17〜19)5
3重量%、PVP30重量%からの、K値30、総ヨウ
素含有率17重量%(I2 11重量%、ヨウ化物6重
量%)を有するヨウ素担体を使用した。
【0046】遊離ヨウ素−濃度の測定 第1表
【0047】
【表2】
【0048】抗菌作用の測定 指針となる試験のために、異なる試料の最小の抑制濃度
(MHK)を試験した。この試験は、不活性化物質の静
細菌性及び静真菌性作用を明らかにする。
(MHK)を試験した。この試験は、不活性化物質の静
細菌性及び静真菌性作用を明らかにする。
【0049】衛生学及び微生物学に関するドイツ協会
(DGHN)の”Pruefung und Bewertung chemischer
Desinfektionsverfahren(1981年1月1日付)”に
関する指針に基づいて試験する。評価は、36℃で72
時間の定温培養の後に行った。希釈は、標準硬度の水を
用いて、他の助剤(界面活性剤)なしで行った。pH値
の7.2への調整は、0.1モル/lHClを用いて実
施した。試験濃度の段階づけは、後に実施された希釈処
理により行った。全て、体積%での記載。
(DGHN)の”Pruefung und Bewertung chemischer
Desinfektionsverfahren(1981年1月1日付)”に
関する指針に基づいて試験する。評価は、36℃で72
時間の定温培養の後に行った。希釈は、標準硬度の水を
用いて、他の助剤(界面活性剤)なしで行った。pH値
の7.2への調整は、0.1モル/lHClを用いて実
施した。試験濃度の段階づけは、後に実施された希釈処
理により行った。全て、体積%での記載。
【0050】100、75、50、25、10、7.
5、5.0、4.0、3.0、2.5、2.0、1.
5、1.00、0.75、0.50、0.250、0.
10、0.050、0.025、0.01250、0.
00625(等、幾何学的順序で、即ちそれぞれ、係数
0.5だけ引き下げられた濃度)。
5、5.0、4.0、3.0、2.5、2.0、1.
5、1.00、0.75、0.50、0.250、0.
10、0.050、0.025、0.01250、0.
00625(等、幾何学的順序で、即ちそれぞれ、係数
0.5だけ引き下げられた濃度)。
【0051】細菌は、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus
aureus; STA)、大腸菌(Escherichia coli; E
C)、プロテウス−ミラビリス(Proteus mirabilis;
PRM)、緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa; PSA)
及びカンジダアルビカンス(Candida albicans; CA)
であり;それにより、グラム陰性、グラム陽性病原体及
び菌類が代表されている。
aureus; STA)、大腸菌(Escherichia coli; E
C)、プロテウス−ミラビリス(Proteus mirabilis;
PRM)、緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa; PSA)
及びカンジダアルビカンス(Candida albicans; CA)
であり;それにより、グラム陰性、グラム陽性病原体及
び菌類が代表されている。
【0052】第2表:DGHMによるMHK値
【0053】
【表3】
【0054】処方例: 1.)PVP−マルトデキストリン−ヨウ素錯体10g 無水エタノール10g 水80g 1a.)PVP−ヨウ素10g 無水エタノール10g 水80g 2.)PVP−マルトデキストリン−ヨウ素錯体10g 無水エタノール20g 水70g 2a.)PVP−ヨウ素10g 無水エタノール20g 水70g 3.)PVP−マルトデキストリン−ヨウ素−錯体10g 無水エタノール30g 水60g 4.)PVP−マルトデキストリン−ヨウ素−錯体10g 無水エタノール10g DOR9、局所麻酔ドデカノール/EO9モル 0.5g 水79.5g 5.)PVP−マルトデキストリン−ヨウ素−錯体10g 無水エタノール20g コリドン(Kollidon)90F、PVP K90 1g DOR9 0.5g 水68.5g
【0055】
【表4】
【0056】種々の組成物中のPVP−マルトデキスト
リン−ヨウ素の貯蔵安定性。
リン−ヨウ素の貯蔵安定性。
【0057】乳房浸漬液 PVP−マルトデキストリン−ヨウ素3.0g グリセリン7.00g 氷酢酸0.80g 5%NaOH3.55g 水85.65g 溶液 PVP−マルトデキストリン−ヨウ素10.00g クレモフォア(Cremophor)NP 10+ 0.25g ルトロール(Lutrol)E300 0.50g 緩衝溶液89.25g 緩衝溶液: 0.1モルクエン酸溶液48.5ml 0.2モルNa2HPO4*12H2O−溶液51.5ml 液体石鹸 PVP−マルトデキストリン−ヨウ素7.5g ニュートロニクス(Neutronyx) S 60*) 25.
0g スーパーアミド(Super Amide)L92) 4.0g 水63.5g+) ノニルフェノール+EO 10モル ポリエチレングリコールMG300*) ノンオキシノール−4−硫酸アンモニウム2) ラウリン酸ジエタノールアミド
0g スーパーアミド(Super Amide)L92) 4.0g 水63.5g+) ノニルフェノール+EO 10モル ポリエチレングリコールMG300*) ノンオキシノール−4−硫酸アンモニウム2) ラウリン酸ジエタノールアミド
【0058】
【表5】
【0059】種々の組成物中のPVP−マルトデキスト
リン−ヨウ素の貯蔵安定性。
リン−ヨウ素の貯蔵安定性。
【0060】乳房浸漬液 PVP−マルトデキストリン−ヨウ素3.00g グリセリン7.00g 氷酢酸0.80g 5%NaOH3.55g 水85.35g K−ヨウ素酸塩0.30g 液体石鹸 PVP−マルトデキストリン−ヨウ素7.5g ニュートロニクス S 60 25.0g スーパーアミド L 9 4.0g 水63.2g K−ヨウ素酸塩0.30g 溶液 pH2.0 PVP−マルトデキストリン−ヨウ素10.0g 水90.0g pH3.0 PVP−マルトデキストリン−ヨウ素10.0g 緩衝溶液90.0g: 0.1モルクエン酸溶液71.50ml 0.2モルNa2HPO4*12H2O−溶液28.50ml pH4.5 PVP−マルトデキストリン−ヨウ素10.0g 緩衝溶液90.0g: 0.1モルクエン酸48.5ml 0.2モルNa2HPO4*12H2O 51.5ml pH4.5 PVP−マルトデキストリン10.0g 緩衝溶液90.0g: 0.1モルクエン酸36.85ml 0.2モルNa2HPO4*12H2O 63.15ml
【0061】
【表6】
【0062】錠剤 錠剤を製造するために、Fa. Killian + Co.
GmbH, Koeln、タイプKSの錠剤成形機を使
用した。上部押し型−調節は4〜5であり、下部押し型
−深さは、直径12mmの場合に、30行程/分で10
mmであった。
GmbH, Koeln、タイプKSの錠剤成形機を使
用した。上部押し型−調節は4〜5であり、下部押し型
−深さは、直径12mmの場合に、30行程/分で10
mmであった。
【0063】 錠剤化混合物の組成: T1: 最初に記載の組成のPVP−マルトデキストリン−ヨウ素からのヨウ素 担体100重量% T2: PVP−マルトデキストリン−ヨウ素99重量% ポリエチレングリコール6000 1重量% T3: PVP−マルトデキストリン−ヨウ素98重量% ポリエチレングリコール6000 1重量% クロスポビドン1重量%
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61L 2/16 A61L 2/16 Z (72)発明者 ズィークフリート ラング ドイツ連邦共和国 ルートヴィッヒスハー フェン トーマス−マン−シュトラーセ 22 (72)発明者 ハンス−ベルント ライヒ ドイツ連邦共和国 ノイホーフェン ウル メンヴェーク 35
Claims (5)
- 【請求項1】 消毒目的に好適な組成物において、 a)ポリビニルピロリドン、ポリ−N−ビニルカプロラ
クタム又はそれらからの混合物20〜71重量%、 b)デキストロース当量値2〜40を有するデキストリ
ン20〜71重量%、 c)ヨウ素元素6〜25重量%及び d)ヨウ化物イオン3〜12.5重量% からのヨウ素担体を含有している組成物。 - 【請求項2】 請求項1に記載の組成物を用いて表面を
処理する、表面を粗消毒する方法。 - 【請求項3】 消毒剤として、請求項1に記載の組成物
を使用する、微消毒する方法。 - 【請求項4】 皮膚病の局所的治療のための薬剤におい
て、それが請求項1に記載の組成物を含有していること
を特徴とする薬剤。 - 【請求項5】 実質的に結合剤不含の錠剤、ペレット又
は顆粒において、 a)ポリビニルピロリドン、ポリ−N−ビニルカプロラ
クタム又はそれらからの混合物20〜71重量%、 b)デキストロース当量値2〜40を有するデキストリ
ン20〜71重量%、 c)ヨウ素元素6〜25重量%及び d)ヨウ化物イオン3〜12.5重量% からの粉末状ヨウ素担体から製造された錠剤、ペレット
又は顆粒。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19527714A DE19527714A1 (de) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | Zubereitungen, enthaltend ein Iodophor aus Poly-N-vinyllactam und Dextrin und Verwendung solcher Zubereitungen |
DE19527714.7 | 1995-07-31 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09100234A true JPH09100234A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=7768086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8200253A Withdrawn JPH09100234A (ja) | 1995-07-31 | 1996-07-30 | 消毒目的に好適な組成物、粗−又は微消毒方法、皮膚病の局所的治療剤並びにヨウ素担体を含有している錠剤、ペレット及び顆粒 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0756820B1 (ja) |
JP (1) | JPH09100234A (ja) |
AT (1) | ATE199812T1 (ja) |
CA (1) | CA2181933A1 (ja) |
DE (2) | DE19527714A1 (ja) |
DK (1) | DK0756820T3 (ja) |
ES (1) | ES2155908T3 (ja) |
MX (1) | MX9602809A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19717191A1 (de) | 1997-04-24 | 1998-10-29 | Basf Ag | Flüssiges Iodophor aus Poly-N-vinyllactam, Dextrin und Alkoholen |
CA2317587A1 (en) * | 1998-01-06 | 1999-07-15 | Fujisawa Pharmaceutical Co., Ltd. | Solid iodophor preparations and process for producing the same |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4719106A (en) * | 1986-04-11 | 1988-01-12 | Euroceltique S.A. | Iodophor composition with immediate and long action microbicidal action |
CA1287584C (en) * | 1986-09-02 | 1991-08-13 | Seiichi Komori | Wound-healing preparations |
DE4414254A1 (de) * | 1994-04-23 | 1995-10-26 | Basf Ag | Iodophor aus Poly-N-vinyllactam und Dextrin |
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1995
- 1995-07-31 DE DE19527714A patent/DE19527714A1/de not_active Withdrawn
-
1996
- 1996-07-17 MX MX9602809A patent/MX9602809A/es unknown
- 1996-07-18 EP EP96111587A patent/EP0756820B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1996-07-18 DE DE59606614T patent/DE59606614D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1996-07-18 AT AT96111587T patent/ATE199812T1/de not_active IP Right Cessation
- 1996-07-18 ES ES96111587T patent/ES2155908T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1996-07-18 DK DK96111587T patent/DK0756820T3/da active
- 1996-07-23 CA CA002181933A patent/CA2181933A1/en not_active Abandoned
- 1996-07-30 JP JP8200253A patent/JPH09100234A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Publication date |
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MX9602809A (es) | 1997-01-31 |
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CA2181933A1 (en) | 1997-02-01 |
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DE59606614D1 (de) | 2001-04-26 |
DK0756820T3 (da) | 2001-04-23 |
ATE199812T1 (de) | 2001-04-15 |
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---|---|---|---|
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