JPH0894219A - 可溶栓装置 - Google Patents

可溶栓装置

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Publication number
JPH0894219A
JPH0894219A JP25453794A JP25453794A JPH0894219A JP H0894219 A JPH0894219 A JP H0894219A JP 25453794 A JP25453794 A JP 25453794A JP 25453794 A JP25453794 A JP 25453794A JP H0894219 A JPH0894219 A JP H0894219A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure switch
pressure
stopper
passage
plug device
Prior art date
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Pending
Application number
JP25453794A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Yoshino
哲也 吉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を減少させると共に工程数も減らす
構造簡単な可溶栓装置を提供する。 【構成】 冷媒流路内の異常圧力を検知する圧力スイッ
チに異常高温時に溶融する溶融部材を介在して冷媒流路
に装着すると共に、溶融部材で閉塞されるガス通路を圧
力スイッチ又は圧力スイッチが装着される被装着部材に
形成したものである。そして圧力スイッチと被装着部材
との間にストッパーが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば自動車用空調
装置等の異常圧力、異常高温に対する安全装置である可
溶栓装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用空調装置にあって、冷媒
通路内で異常圧力、異常高温等が発生した時に、この異
常に起因した二次故障ないし爆発等の二次災害を回避す
るための圧力スイッチおよび可溶栓が配管途中に装備さ
れている。
【0003】可溶栓と圧力スイッチとは、それぞれ対象
とする異常検出が異なることに起因しているため、個々
に独立した構成部品とされ、空調装置全体としてみると
部品点数を多くさせる要因となっていた。
【0004】そこで、異常高温および圧力に対する救済
を単一の構成部品として開発されたものが、例えば特開
平4−225768号公報に示されている。この例は、
空調設備の冷媒通路と連通されて異常圧力時にこれを検
出してコンプレッサ等を停止させるためのスイッチにお
いて、前記冷媒通路に連通する前記スイッチの通路と外
部との間を貫通する貫通孔を形成するとともに、この貫
通孔内に所定温度で溶融する材料を充填したものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記発明は、
圧力スイッチに可溶栓を一体化したものであり、部品点
数の削減には評価できるが、圧力スイッチに貫通孔を穿
ち、この貫通孔内に所定の温度で溶融する材料を充填す
る工程数が必要で、今だ工程数が多いという欠点があっ
た。
【0006】このため、この発明では、貫通孔に溶融材
料を充填する工程数を減少させ、更に構造簡単な可溶栓
装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の可溶栓装置
は、冷媒流路の途中で当該流路内の異常圧力を検知する
圧力スイッチを、異常高温時に溶融する溶融部材を介在
して装着すると共に、前記溶融部材に至るガス通路を前
記圧力スイッチ又は圧力スイッチが装着される被装着部
材に形成したことにある。そして、前記圧力スイッチと
被装着部材との間にストッパーを設ける方が好ましい。
【0008】
【作用】したがって、冷媒流路内が冷媒量の過多などに
よる異常上昇圧をきたし、また冷媒不足で異常な圧力低
下を検知した時は圧力スイッチが検知して出力し、ま
た、火災などによって異常高温時に介在の溶融部材が溶
融するため、冷媒流路が大気に解放され、圧力が大気に
放出される。なお、ストッパーにて、溶融部材が潰れる
のを防ぐことが出来る。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図に基づいて説
明する。
【0010】図1及至図4において、可溶栓装置は、冷
凍サイクルを構成する冷媒流路1即ち、この実施例では
受液器2に設けられている。この受液器2は、全体を図
示していないが、コンデンサで液化した冷媒を一時的に
貯めておく所で、その頭部3に形成の螺子孔4に下記す
る圧力スイッチ5が取付られている。
【0011】圧力スイッチ5は、構造については図示し
ていないが、一般に公知構造と同様なもので、内部に検
出用センサ部が配され、外周にスパナ係合用面取り6が
形成され、下面9は平坦面となり、その中央に前記螺子
孔4に螺合するためのねじ筒7が突出形成されている。
このねじ筒7には前記センサ部まで連通する通路8が形
成されており、該通路を通って冷媒通路内の圧力が伝え
られ、異常圧力時に反転して外部に異常圧力信号を出力
するものである。
【0012】また、圧力スイッチ5の下面9は、図示す
るように外周にわたり6個のストッパー10が突設して
おり、その内側には下記するワッシャー状の溶融部材1
6が配される収納部11となっている。
【0013】さらに、圧力スイッチ5のねじ筒7には、
当然ながら外周にねじが刻設されると共に、通路8と連
通するガス通路15が形成されている。
【0014】被装着部材即ち受液器2のヘッド3には、
螺子孔4が形成され、該螺子孔4は、上面12との接点
にオーリング13が装着される段部14が形成されてい
る。
【0015】溶融部材16は、所定の温度で溶ける可溶
性部材、例えばフェーズメタル等で成るリング状のもの
で、その内径17は、前記ねじ筒7の外径寸法となって
いるし、また厚みは、前記ストッパー10の高さとほぼ
同じか、多少大きな寸法となっている。
【0016】よって、前記溶融部材16は、圧力スイッ
チ5が被装着部材即ち受液器2の螺子孔4に螺合されて
も、圧力スイッチ5の下面9と頭部3の上面12間は、
常にストッパー10にて一定寸法となり潰れるのを防ぐ
ことが出来る。
【0017】また、溶融部材16は、圧力スイッチの下
面9とヘッド3の上面12の間に挟まれて配されるか
ら、外部への連通を遮断でき、また所定の温度で溶ける
ので、可溶栓として役割を果たすことができる。
【0018】しかるに、以上の構成によれば、器内圧が
異常高温になった場合には、その高温で溶融部材16が
溶けるために、ガス通路15が大気に開放され、冷媒流
路内の冷媒が放出される。
【0019】なお、異常高温ばかりでなく冷媒通路内圧
が異常高圧となった場合には、その高圧で圧力スイッチ
5が作動され、外部へ異常高温信号が出力されること
は、勿論であり、これにより圧縮機の駆動が停止され
る。
【0020】また、前記実施例において、ガス通路15
は、圧力スイッチ5のねじ筒7に形成されているが、こ
れに限らず図4に示すように、受液器2の頭部3の螺子
孔4の縦方向にガス通路15aを形成しても良い。また
図5に示すように、圧力スイッチ5のねじ筒7に縦方向
に溝を刻設してガス通路15bを形成しても良いもので
ある。尚、図5には前記実施例と同一部分に同一符号を
付して説明を省略する。
【0021】図6、図7において、この発明の他の実施
例が示され、ストッパー10の変形例が示されている。
この実施例のストッパー10aは、圧力スイッチ5の下
面9に適宜な寸法を有して環状に形成されており、その
内側に収納部11が形成されている。この環状のストッ
パー10には、横方向に孔19が形成されており、収納
部11と連通し、異常高温時に該孔19により内部に配
された溶融部材16が溶けてガス通路15を大気へ開放
する。
【0022】また、図8図において、オーリング13と
溶融部材16とでシールを行なっているが、更に溶融部
材16と受液器2の頭部3とのシール性を向上させるた
めに、上面12に環状の突起20を形成すると共に、溶
融部材16に該突起20が嵌り込む凹溝21が形成され
ている。
【0023】なお、図6、図7及び図8にあって、その
他部分は前記実施例と同一であり、同一部分に同一の符
号を付して説明を省略する。
【0024】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、異常
高温時に溶融部材が溶融し、ガス通路が大気に開放さ
れ、冷媒流路内の冷媒を放出することができる。また当
然ながら、圧力スイッチにて異常高圧にも対処できるも
のである。しかも、溶融部材を圧力スイッチの取付時
に、介在することで良いために、取付手段もかからない
ものである。
【0025】また、ストッパーが設けられることから、
溶融部材を締付時に潰すことを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す正面図である。
【図2】同上において、圧力スイッチ及びそれに装着さ
れる溶融部材、オーリングの正面図である。
【図3】同上において、圧力スイッチの下面図である。
【図4】同上において、要部の拡大断面図である。
【図5】この発明の他の実施例を示し、ガス通路の他の
変形例を示した正面図である。
【図6】この発明の他の実施例を示し、ストッパーの他
の変形例が示された正面図である。
【図7】同上における要部の拡大断面図である。
【図8】この発明の他の実施例を示し、シール性向上の
ために設けられた要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 冷媒流路 2 受液器 4 螺子孔 5 圧力スイッチ 7 ねじ筒 10 ストッパー 13 オーリング 15 ガス通路 19 孔 20 突起 21 凹溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒流路の途中で当該流路内の異常圧力
    を検知する圧力スイッチを、異常高温時に溶融する溶融
    部材を介在して装着すると共に、前記溶融部材に至るガ
    ス通路を前記圧力スイッチ又は圧力スイッチが装着され
    る被装着部材に形成したことを特徴とする可溶栓装置。
  2. 【請求項2】 圧力スイッチと被装着部材との間にスト
    ッパーを設けたことを特徴とする請求項1記載の可溶栓
    装置。
JP25453794A 1994-09-22 1994-09-22 可溶栓装置 Pending JPH0894219A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25453794A JPH0894219A (ja) 1994-09-22 1994-09-22 可溶栓装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25453794A JPH0894219A (ja) 1994-09-22 1994-09-22 可溶栓装置

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JPH0894219A true JPH0894219A (ja) 1996-04-12

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ID=17266428

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JP25453794A Pending JPH0894219A (ja) 1994-09-22 1994-09-22 可溶栓装置

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