JPH088977Y2 - 係止片取付装置 - Google Patents

係止片取付装置

Info

Publication number
JPH088977Y2
JPH088977Y2 JP1990015596U JP1559690U JPH088977Y2 JP H088977 Y2 JPH088977 Y2 JP H088977Y2 JP 1990015596 U JP1990015596 U JP 1990015596U JP 1559690 U JP1559690 U JP 1559690U JP H088977 Y2 JPH088977 Y2 JP H088977Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking piece
locking
claw
guide groove
connecting portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990015596U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03108611U (ja
Inventor
明 古都
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Banok Co Ltd
Original Assignee
Japan Banok Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Banok Co Ltd filed Critical Japan Banok Co Ltd
Priority to JP1990015596U priority Critical patent/JPH088977Y2/ja
Publication of JPH03108611U publication Critical patent/JPH03108611U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH088977Y2 publication Critical patent/JPH088977Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Labeling Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、係止片群の逆戻りを防止する戻り防止手段
の作動を改善した係止片取付装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の係止片取付装置は、第7図に示すように、係止
片群Tを1ピッチずつ前進させる送り手段11の後ろ側に
戻り防止手段12′を配設し、この戻り防止手段12′の爪
状の突起25′で係止片群Tの連結部4を押さえることに
よって送り手段11が時計方向に回動する時に送り手段11
の爪状の突起18によって生ずる係止片群Tの逆戻りを防
止するようになっている。
この戻り防止手段12′の本体26′は、第8図に示すよ
うに、係止片取付装置本体7の溝60内に摺動自在に配設
され、その爪状の突起25′が係止片群Tの案内溝10内に
突出するように、ばね29′によって付勢されている。
ところが、戻り防止手段本体26′は、その長さlが高
さhに比べて短いために、摺動運動に円滑さを欠き、爪
状の突起25′と係止片群Tの連結棒4及び送り手段11の
爪部突起18との係合に不具合が生ずると云う問題があっ
た。
この戻り防止手段本体26′の長さlを長くすることに
よって戻り防止手段本体26′の摺動運動を円滑にするこ
とも考えられるが、戻り防止手段12の設置箇所は、場所
が狭いばかりでなく、送り手段11との干渉を避けなけれ
ばならないので、戻り防止手段本体26′の長さlを長く
して摺動運動の円滑化を図ることは、非常に難しい。ま
た、戻り防止手段本体26′の長さlを長くしようとする
と、装置本体の前部が長くなり、引金35の握りストロー
クも大きくなって使い勝手が悪化する。また、係止片を
押し出すピストン38も長くなり、耐久性が悪化するなど
の多くの問題が発生する。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、かかる従来の問題に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、コンパクトな構造なが
ら送り手段の揺動運動に起因する係止片群の逆戻りを防
止する戻り防止手段の作動を円滑化し、戻り防止手段の
爪状突起と係止片群の連結部との係合を円滑化した係止
片取付装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、本考案の係止片取付装置は、連結棒5上に
連結部4を介して所定間隔に植設した係止片tの集合体
である係止片群Tを装置本体7の前方上下方向に配置し
た案内溝10内に充填し、前記係止群Tを1ピッチずつ前
進させる送り手段11に並設して前記係止片群Tの逆戻り
を防止する戻り防止手段12を配設し、送られた各係止片
tの横棒2を順次中空針8の後部に打ち込むピストン38
を有する係止片取付装置において、前記戻り防止手段12
は、軸27で装置本体に振り子運動自在に軸支し、案内溝
10側に爪状突起25を配置し、案内溝10の反対側をばね29
で付勢し、前記爪状突起25の上部に傾斜面25aを、下部
に係止片tの連結部4との係合面を形成したことを特徴
とするものである。
〔実施例〕
以下、図面を参酌して本考案の実施例について説明す
る。
第3図に示すように、係止片取付装置6は、ピストル
型をなし、その先端部に中空針8が着脱自在に取り付け
られている。
また、係止片取付装置6は、第2図に示すように、中
空針8の入口9に面して係止片群Tを充填するための案
内溝10を有している。さらに、中空針8の入口9に臨ん
で係止片群Tを1ピッチずつ前進させる送り手段11が設
けられている。また、この送り手段11の後ろ側に係止片
群Tの逆戻りを防止する戻り防止手段12が設置されてい
る。
この送り手段11は、第2図に示すように、主として支
持板13と、送り片14と、板ばね15とから形成されてお
り、支持板13は、その主軸16を介して係止片取付装置本
体7に揺動自在に取り付けられている。この支持板13の
上部前端部分は窪んでおり、この第1の窪み部17に爪状
の突起18を持つ金属製の送り片14が軸20によって軸支さ
れている。また、送り片14の裏側の軸状の突起21は、爪
状の突起18の突出量を規制する第2の窪み部22内に突出
している。また、前述した板ばね15は、その下部が第1
の窪み部17に連通する溝23に装着されており、この板ば
ね15によって送り片14を時計方向に付勢するようになっ
ている。
他方、戻り防止手段12は、第1図に示すように、係止
片群Tの連結部4に係合する爪状の突起25を有する。こ
の突起25を持つ本体部分26は、軸27によって係止片取付
装置本体7に揺動自在に取り付けられている。また、本
体部分26に固定されたブラケット28と装置本体7との間
に設置されたばね29によって爪状突起25が案内溝10の方
向に付勢されている。
また、戻り防止手段本体26には、窓部30があり、この窓
部30内を送り手段11の主軸16が貫通している。
ここで、係止片群について説明すると、第9図及び第
10図に示すように、係止片群Tはナイロン、ポリプロピ
レンなどの合成樹脂によって一体的に形成されており、
係止片群tは、連結部4を介して連結棒5に櫛の歯状に
連結されている。また、係止片tは、頭部1と、横棒2
と、これら2つの部材を連結するフィラメント部3から
形成されている。そして、前述した連結部4に送り手段
11の爪状突起18と戻り防止手段12の爪状突起25とが係合
するのである。
第4図に示すように、装置本体7の握り部31に軸支さ
れた中間レバー32には、滑り部材33が摺動自在に取り付
けられており、この滑り部材33と係止片取付装置本体7
との間に架設したスプリング34によって引金35を付勢す
るようになっている。
また、中間レバー32には、スライダー36が嵌合されて
おり、中間レバー32の揺動運動により第1の溝37に沿っ
て装置本体7の前後に移動するようになっている。この
スライダー36の前端には、係止片tの横棒2を中空針8
から押し出すためのピストン38が固定されている。
また、第1の溝37に平行な第2の溝39には、前述した
送り手段11を揺動させるスライドバー40が配設されてい
る。このスライドバー40の先端の突起41は、前述した支
持板13に設けられた細長い窪み24に嵌合しており、スラ
イドバー40が前進すると、送り手段11が時計方向に回動
し、スライドバー40が後退すると、送り手段11が反時計
方向に回動するようになっている。
更に、このスライドバー40には、強制送り防止手段42
が設けられている。第5図に示すように、スライドバー
40は、その胴部に設けたスリット43の前端部に支持部材
44を配置している。この支持部材44は、スライドバー40
の裏側に固定したストッパー46に固定されている。ま
た、このストッパー46に対向するようにスライドバー40
の裏側に配設したガイド板47には、スリット43内に挿入
される駒片48が固定されている。また、駒片48の前方に
は、支持部材45が固定されており、この支持部材45と前
記の支持部材44との間にスプリング49が架設されてい
る。また、駒片48には、前述した中間レバー32に係合す
る突起50が固定されている。また、この突起50に対向し
てスライドバー40には、中間レバー32に係合する突起51
が固定されている(第2図参照)。
次に、係止片取付装置の動作について説明する。
引金35を引くと、第2図に示すように、中間レバー32
が矢印Aのように回動し、突起51を介してスライドバー
40を前進させるので、送り手段の支持板13が主軸16を中
心に矢印B方向に回動する。このとき、送り片14の爪状
突起18が係止片群Tの連結部4に当たって係止片群Tを
逆戻りさせようとするが、戻り防止手段12の爪状突起25
が係止片群Tの連結部4に係合しているので、係止片群
Tが送り方向と逆の方向に戻されることがない。
次に、引金35を引く力を弛めると、第6図に示すよう
に、中間レバー32が矢印Hの方向に回動し、スライドバ
ー40を図の右の方向に移動させる。このスライドバー40
の復帰に伴って送り手段11が矢印Cの方向に回動し、爪
状の突起18によって係止片群Tを矢印Dの方向に1ピッ
チ前進させる。このとき、係止片群Tの連結部4が爪状
突起25の斜面25aを押すので戻り防止手段の爪状の突起2
5は、第1図に示すように、軸27を支点にして矢印Fの
方向に押される。そして、係止片群の連結部4が爪状の
突起25を乗り越えると、爪状突起25は、軸27を支点にし
て矢印Gの方向に復帰して係止片群Tの連結部4と係合
し、係止片群Tの逆戻りを防止するようになる。
他方、中間レバー32の復帰は、中間レバー32と本体7
との間に架設されたスプリング34によって強制的に行わ
れるが、中間レバー32の復帰に伴って突起50がスプリン
グ49のばね力に抗して移動するから最下段の係止片t
は、常時、一定の力で支持面52に押しつけられる。
〔考案の効果〕
上記のように、本考案は、戻り防止手段12が、軸27を
中心に案内溝10に出入りするように横方向に振り子運動
するので、係止片tが送られてきたとき、その係止t片
の連結部4で上部の傾斜面25aを押圧された爪状突起25
は、案内溝10から横方向に円滑に後退して連結部4を通
過させ、連結部4の通過後は直ちにばね29の付勢によっ
て、案内溝10内に円滑に復帰して通過した連結部4に係
合し、この連結部4の逆戻りを確実に防止できる。
また、戻り防止手段12は、軸27を中心に案内溝10に出
入りするように横方向に振り子運動するだけで実質的に
上下運動しないので、爪状突起25が復帰する高さは、連
結部4が爪状突起25から開放され通過したときの爪状突
起25の高さとほとんど一致する。従って、爪状突起25の
係合面の下には係止片t1本分の収容スペースを設けるだ
けで済み、横棒2が殆ど運動できないように固定するこ
とができるから、これに中空針8とピストン38の中心軸
を合わせて配置し、横棒2を正確に打ち込むことができ
るので、係止片tの打込み不良ないし空打ちが発生する
ことはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる係止片取付装置の戻り防止手段
の側面図、第2図は本考案にかかる係止片取付装置の要
部拡大側面図、第3図は本考案にかかる係止片取付装置
の側面図、第4図は本考案にかかる係止片取付装置の内
部構造を示す側面図、第5図は本考案にかかる係止片取
付装置における強制戻り防止手段の側面図、第6図は本
考案にかかる係止片取付装置の動作説明図、第7図は従
来の係止片取付装置の要部側面図、第8図は従来の戻り
防止手段の側面図、第9図は係止片群の平面図、第10図
は係止片群の側面図である。 11…送り手段、12…戻り防止手段、T…係止片群。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】連結棒5上に連結部4を介して所定間隔に
    植設した係止片tの集合体である係止片群Tを装置本体
    7の前方上下方向に配置した案内溝10内に充填し、前記
    係止群Tを1ピッチずつ前進させる送り手段11に並設し
    て前記係止片群Tの逆戻りを防止する戻り防止手段12を
    配設し、送られた各係止片tの横棒2を順次中空針8の
    後部に打ち込むピストン38を有する係止片取付装置にお
    いて、前記戻り防止手段12は、軸27で装置本体7に振り
    子運動自在に軸支し、案内溝10側に爪状突起25を配置
    し、案内溝10の反対側をばね29で付勢し、前記爪状突起
    25の上部に傾斜面25aを、下部に係止片tの連結部4と
    の係合面を形成したことを特徴とした係止片取付装置。
JP1990015596U 1990-02-21 1990-02-21 係止片取付装置 Expired - Lifetime JPH088977Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990015596U JPH088977Y2 (ja) 1990-02-21 1990-02-21 係止片取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990015596U JPH088977Y2 (ja) 1990-02-21 1990-02-21 係止片取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03108611U JPH03108611U (ja) 1991-11-08
JPH088977Y2 true JPH088977Y2 (ja) 1996-03-13

Family

ID=31518894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990015596U Expired - Lifetime JPH088977Y2 (ja) 1990-02-21 1990-02-21 係止片取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH088977Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5929489A (ja) * 1982-08-11 1984-02-16 アルプス電気株式会社 プリント基板用電子部品挿入機のロ−デイングヘツド

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03108611U (ja) 1991-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3385498A (en) Tab dispenser for staple gun
US4452388A (en) Spring actuated staple driving device
US5167174A (en) Screw driving machine with a belt support and guidance mechanism
EP0479382A1 (en) Screw driving device for screws connected by a screw connecting strip
US3945238A (en) Clip dispenser and applicator
JPS6135051B2 (ja)
US3070057A (en) Feeder for filamentous material
US4482088A (en) Means for supplying fasteners in a tag attaching apparatus
US4416407A (en) Dispensing of fasteners with a pivoted and disengageable feed mechanism
US2264322A (en) Fastener applying implement
US2229839A (en) Calking gun
US4969589A (en) Tag attaching apparatus
JPH088977Y2 (ja) 係止片取付装置
US4699307A (en) Driver for framer's and glazier's points
US4809849A (en) Stack of asymmetric fasteners and combination thereof with cooperating magazine
US2551898A (en) Desk stapler
US4129084A (en) Needle bar disengaging device for sewing machines
SE416275B (sv) Frammatningsanordning for trad- och bandmaterial vid lodningsarbete
US2660727A (en) Nail feeding and driving implement
US3844016A (en) Slider holder for slide fasteners
US4334613A (en) Stick package of spring clip fasteners
US4593844A (en) Dispensing of fasteners
US4410123A (en) Wire stitching machine head
US4434929A (en) Hammer with magazine nail feed
US2616313A (en) Rivet feeding tool

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term