JPH0889582A - 医療用カテーテル及びその誘導方法 - Google Patents
医療用カテーテル及びその誘導方法Info
- Publication number
- JPH0889582A JPH0889582A JP6233252A JP23325294A JPH0889582A JP H0889582 A JPH0889582 A JP H0889582A JP 6233252 A JP6233252 A JP 6233252A JP 23325294 A JP23325294 A JP 23325294A JP H0889582 A JPH0889582 A JP H0889582A
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- JP
- Japan
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- catheter
- tip
- magnet
- tube body
- magnetic material
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 生体内の臓器の所定位置まで確実に、かつ短
時間で誘導可能な医療用カテーテル及びその誘導方法を
提供すること。 【構成】 カテーテル1を生体5内の臓器6に挿入して
所定位置に留置するに際し、挿入したカテーテル1の磁
性体からなる先端部3に生体の表面に配置した磁石7の
吸引力を及ぼすことによりカテーテル1を所定位置へ誘
導することを特徴とする。
時間で誘導可能な医療用カテーテル及びその誘導方法を
提供すること。 【構成】 カテーテル1を生体5内の臓器6に挿入して
所定位置に留置するに際し、挿入したカテーテル1の磁
性体からなる先端部3に生体の表面に配置した磁石7の
吸引力を及ぼすことによりカテーテル1を所定位置へ誘
導することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、医療用カテーテル及
びその誘導方法に関するものである。
びその誘導方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、腸閉塞患者の腸管吸引や薬液の注
入に際しては、例えば実公平3−16681号公報に示すよう
な医療用カテーテルが使用されている。このカテーテル
は全長が2.5〜3.0mと非常に長く、全体がフレキシブル
となっているため、ほとんどの場合はガイドワイヤーに
よって生体内の臓器の所定位置ヘ誘導される。
入に際しては、例えば実公平3−16681号公報に示すよう
な医療用カテーテルが使用されている。このカテーテル
は全長が2.5〜3.0mと非常に長く、全体がフレキシブル
となっているため、ほとんどの場合はガイドワイヤーに
よって生体内の臓器の所定位置ヘ誘導される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
なカテーテルにおいても、胃の上部で反転して、肛門側
への挿入が困難であったり、胃と十二指腸との間にある
幽門部をうまく通過することができず、解決課題として
残ってしまっていた。また、前記カテーテルにおいて
は、十二指腸に達してから小腸の患部までは腸の蠕動運
動のみが前進させる力であったため、患部へ到達するま
での時間は、例え幽門部を一度で通過できたとしても長
くかかっており、緊急を要する場合には開腹しての手術
の必要が生じていた。さらに、誘導用ガイドワイヤーを
挿入する際に、胃壁や腸壁に傷をつけたり、或いは突き
破って外に出てしまうという事故も度々生じていた。
なカテーテルにおいても、胃の上部で反転して、肛門側
への挿入が困難であったり、胃と十二指腸との間にある
幽門部をうまく通過することができず、解決課題として
残ってしまっていた。また、前記カテーテルにおいて
は、十二指腸に達してから小腸の患部までは腸の蠕動運
動のみが前進させる力であったため、患部へ到達するま
での時間は、例え幽門部を一度で通過できたとしても長
くかかっており、緊急を要する場合には開腹しての手術
の必要が生じていた。さらに、誘導用ガイドワイヤーを
挿入する際に、胃壁や腸壁に傷をつけたり、或いは突き
破って外に出てしまうという事故も度々生じていた。
【0004】そこでこの発明は、前記のような従来の問
題点を解決し、生体内の臓器の所定位置まで確実に、か
つ短時間で誘導可能な医療用カテーテル及びその誘導方
法を提供することを目的とする。
題点を解決し、生体内の臓器の所定位置まで確実に、か
つ短時間で誘導可能な医療用カテーテル及びその誘導方
法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、請求項1の発明の医療用カテーテルは、カテーテル
チューブ本体の先端部が磁性体からなっている。請求項
2の発明の医療用カテーテルは、請求項1の発明の医療
用カテーテルにおいて、カテーテルチューブ本体の先端
部が磁性体を練り込んだ材料により構成されている。請
求項3の発明の医療用カテーテルは、カテーテルチュー
ブ本体の先端部に錘が複数個直列状に埋設され、これら
錘を被覆するカテーテルチューブ本体の先端部が磁性体
からなっている。請求項4の発明の医療用カテーテル
は、カテーテルチューブ本体の先端部に錘が複数個直列
状に埋設され、これら錘が磁性体又は磁石からなってい
る。請求項5の発明の医療用カテーテルは、カテーテル
チューブ本体の先端部に錘が複数個直列状に埋設され、
これら錘のあるカテーテルチューブ本体の先端部が磁性
体からなっているとともに、錘が磁性体又は磁石からな
っている。請求項6の発明の医療用カテーテルは、請求
項3,4,5のいずれかに記載の医療用カテーテルにお
いて、錘にカテーテルチューブ本体の内腔と連通する軸
方向の孔が設けられ、かつカテーテルチューブ本体の先
端が該軸方向の孔と連通して開口している。
め、請求項1の発明の医療用カテーテルは、カテーテル
チューブ本体の先端部が磁性体からなっている。請求項
2の発明の医療用カテーテルは、請求項1の発明の医療
用カテーテルにおいて、カテーテルチューブ本体の先端
部が磁性体を練り込んだ材料により構成されている。請
求項3の発明の医療用カテーテルは、カテーテルチュー
ブ本体の先端部に錘が複数個直列状に埋設され、これら
錘を被覆するカテーテルチューブ本体の先端部が磁性体
からなっている。請求項4の発明の医療用カテーテル
は、カテーテルチューブ本体の先端部に錘が複数個直列
状に埋設され、これら錘が磁性体又は磁石からなってい
る。請求項5の発明の医療用カテーテルは、カテーテル
チューブ本体の先端部に錘が複数個直列状に埋設され、
これら錘のあるカテーテルチューブ本体の先端部が磁性
体からなっているとともに、錘が磁性体又は磁石からな
っている。請求項6の発明の医療用カテーテルは、請求
項3,4,5のいずれかに記載の医療用カテーテルにお
いて、錘にカテーテルチューブ本体の内腔と連通する軸
方向の孔が設けられ、かつカテーテルチューブ本体の先
端が該軸方向の孔と連通して開口している。
【0006】請求項7の発明の医療用カテーテルの誘導
方法は、請求項1〜6のいずれかに記載のカテーテルを
生体内の臓器に挿入して所定位置に留置するに際し、挿
入したカテーテルの磁性体又は磁石に生体の表面に配置
した磁石の吸引力を及ぼすことによりカテーテルを所定
位置へ誘導することを特徴とする。請求項8の発明の医
療用カテーテルの誘導方法は、請求項7の発明の医療用
カテーテルの誘導方法において、生体の表面に配置した
磁石が永久磁石、電磁石、超伝導磁石のいずれかである
ことを特徴とする。
方法は、請求項1〜6のいずれかに記載のカテーテルを
生体内の臓器に挿入して所定位置に留置するに際し、挿
入したカテーテルの磁性体又は磁石に生体の表面に配置
した磁石の吸引力を及ぼすことによりカテーテルを所定
位置へ誘導することを特徴とする。請求項8の発明の医
療用カテーテルの誘導方法は、請求項7の発明の医療用
カテーテルの誘導方法において、生体の表面に配置した
磁石が永久磁石、電磁石、超伝導磁石のいずれかである
ことを特徴とする。
【0007】
【作用】前記のような構成により、医療用カテーテル
は、生体内の臓器に挿入された後、その先端部の磁性体
又は磁石が生体の表面の磁石の吸引力を及ぼされて所定
位置へ誘導され、留置される。
は、生体内の臓器に挿入された後、その先端部の磁性体
又は磁石が生体の表面の磁石の吸引力を及ぼされて所定
位置へ誘導され、留置される。
【0008】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す先端閉塞型
の医療用カテーテルの先端部分の縦断正面図である。1
は医療用カテーテル、2はシリコーンゴム等から形成さ
れた所定長さのカテーテルチューブ本体で、その先端開
口面には鉄やニッケル等の磁性体からなる先端部3が後
端面を接着剤で接着されて固着されている。この先端部
3の固着によりカテーテルチューブ本体1の内腔(メイ
ンルーメン)4の先端開口は閉塞される。先端部3はこ
の例では全体が磁性体からなっているが、他に磁性体を
練り込んだ材料により構成してもよい。この場合には先
端部3をカテーテルチューブ本体2と一体に形成しても
よい。
の医療用カテーテルの先端部分の縦断正面図である。1
は医療用カテーテル、2はシリコーンゴム等から形成さ
れた所定長さのカテーテルチューブ本体で、その先端開
口面には鉄やニッケル等の磁性体からなる先端部3が後
端面を接着剤で接着されて固着されている。この先端部
3の固着によりカテーテルチューブ本体1の内腔(メイ
ンルーメン)4の先端開口は閉塞される。先端部3はこ
の例では全体が磁性体からなっているが、他に磁性体を
練り込んだ材料により構成してもよい。この場合には先
端部3をカテーテルチューブ本体2と一体に形成しても
よい。
【0009】この実施例の作用を図2により説明する。
図2において、5は生体、6は臓器、7は生体5の表面
に配置した永久磁石である。カテーテル1を臓器6の所
定位置に留置するには、図示のように臓器6に挿入され
たカテーテル1の磁性体からなる先端部3に生体5の表
面からその腹壁を通して磁石7の吸引力(磁力)を及ぼ
す。これにより図示のようにカテーテル1の先端部3が
磁石7に吸引される状態となるので、この状態で磁石7
を胃や腸等の臓器、或いは血管の形状に合わせて、例え
ば図示のように左側に移動すると、吸引された先端部3
が移動する磁石7に追随して矢印のように移動し、所定
位置へ誘導される。この誘導に際する生体5内のカテー
テル1の先端部3の位置の確認・把握は、磁性体からな
る先端部3がX線に対して造影性を併せもっているた
め、図示しないX線装置等により容易に行えるし、MR
Iや超音波による確認も可能である。そして所定位置に
達したら、磁石7を生体5の表面から外すと、先端部3
に対する吸引力が解放されるので、カテーテル1はその
位置に留置される。
図2において、5は生体、6は臓器、7は生体5の表面
に配置した永久磁石である。カテーテル1を臓器6の所
定位置に留置するには、図示のように臓器6に挿入され
たカテーテル1の磁性体からなる先端部3に生体5の表
面からその腹壁を通して磁石7の吸引力(磁力)を及ぼ
す。これにより図示のようにカテーテル1の先端部3が
磁石7に吸引される状態となるので、この状態で磁石7
を胃や腸等の臓器、或いは血管の形状に合わせて、例え
ば図示のように左側に移動すると、吸引された先端部3
が移動する磁石7に追随して矢印のように移動し、所定
位置へ誘導される。この誘導に際する生体5内のカテー
テル1の先端部3の位置の確認・把握は、磁性体からな
る先端部3がX線に対して造影性を併せもっているた
め、図示しないX線装置等により容易に行えるし、MR
Iや超音波による確認も可能である。そして所定位置に
達したら、磁石7を生体5の表面から外すと、先端部3
に対する吸引力が解放されるので、カテーテル1はその
位置に留置される。
【0010】カテーテル1の先端部3を誘導する磁石7
としては前記の永久磁石の他に電磁石や超伝導磁石を用
いてもよく、また誘導するために磁石7をその都度移動
するのではなく、複数個配置した磁石を順次磁化させて
誘導させるようにしてもよいことは言うまでもない。
としては前記の永久磁石の他に電磁石や超伝導磁石を用
いてもよく、また誘導するために磁石7をその都度移動
するのではなく、複数個配置した磁石を順次磁化させて
誘導させるようにしてもよいことは言うまでもない。
【0011】図3は別の実施例の先端開口型の医療用カ
テーテルの先端部分を示し、この実施例のカテーテル11
は、カテーテルチューブ本体12の先端部13にカテーテル
チューブ本体の内腔14と連通する先端開口の軸方向の孔
16が設けられている点で、図1の実施例と異なり、その
他の点は同様となっている。
テーテルの先端部分を示し、この実施例のカテーテル11
は、カテーテルチューブ本体12の先端部13にカテーテル
チューブ本体の内腔14と連通する先端開口の軸方向の孔
16が設けられている点で、図1の実施例と異なり、その
他の点は同様となっている。
【0012】図4はさらに別の実施例の先端閉塞型の医
療用カテーテルの先端部分を示し、この実施例のカテー
テル21は、カテーテルチューブ本体22の先端部23に鉄や
ニッケル等からなる球状の錘25が複数個(5個)直列状
に埋設され、これら錘25を外側から被覆するカテーテル
チューブ本体22の先端部23が磁性体からなっている。そ
してこの先端部23はその後端開口面をカテーテルチュー
ブ本体22の内腔24のある先端開口面に接着剤で接着され
て固着されている。磁性体を練り込んだ材料により先端
部23を構成してもよいこと、及びこの場合に先端部23を
カテーテルチューブ本体22と一体に形成してもよいこと
は前記と同様である。この例では先端部23を磁性体とし
たが、他に先端部23はそのままシリコーンゴム等の非磁
性体とし、複数個の錘25を磁性体としてもよいし、又は
先端部23と複数個の錘25の双方を磁性体としてもよい。
また、錘25の場合にはこれらを磁性体ではなく、磁石と
してよい。27は先端部23に設けられた先端閉塞の軸方向
の孔で、カテーテルチューブ本体22の内腔24と連通して
いる。さらに、錘25の形状も球状でなく、立方体などで
もよい。
療用カテーテルの先端部分を示し、この実施例のカテー
テル21は、カテーテルチューブ本体22の先端部23に鉄や
ニッケル等からなる球状の錘25が複数個(5個)直列状
に埋設され、これら錘25を外側から被覆するカテーテル
チューブ本体22の先端部23が磁性体からなっている。そ
してこの先端部23はその後端開口面をカテーテルチュー
ブ本体22の内腔24のある先端開口面に接着剤で接着され
て固着されている。磁性体を練り込んだ材料により先端
部23を構成してもよいこと、及びこの場合に先端部23を
カテーテルチューブ本体22と一体に形成してもよいこと
は前記と同様である。この例では先端部23を磁性体とし
たが、他に先端部23はそのままシリコーンゴム等の非磁
性体とし、複数個の錘25を磁性体としてもよいし、又は
先端部23と複数個の錘25の双方を磁性体としてもよい。
また、錘25の場合にはこれらを磁性体ではなく、磁石と
してよい。27は先端部23に設けられた先端閉塞の軸方向
の孔で、カテーテルチューブ本体22の内腔24と連通して
いる。さらに、錘25の形状も球状でなく、立方体などで
もよい。
【0013】図5はさらにまた別の実施例の先端開口型
の医療用カテーテルの先端部分を示し、この実施例のカ
テーテル31は、図4の実施例に対して、先端部33にある
複数個の錘35にカテーテルチューブ本体32の内腔34と連
通する軸方向の孔36が設けられている点で、図4の実施
例と異なっている。37は先端部33に設けられた先端開口
の軸方向の孔で、カテーテルチューブ本体32の内腔34と
連通している。この実施例の場合、球状の錘35に代え
て、立方体の錘や所定重さのリングを埋設してもよい。
の医療用カテーテルの先端部分を示し、この実施例のカ
テーテル31は、図4の実施例に対して、先端部33にある
複数個の錘35にカテーテルチューブ本体32の内腔34と連
通する軸方向の孔36が設けられている点で、図4の実施
例と異なっている。37は先端部33に設けられた先端開口
の軸方向の孔で、カテーテルチューブ本体32の内腔34と
連通している。この実施例の場合、球状の錘35に代え
て、立方体の錘や所定重さのリングを埋設してもよい。
【0014】前記各実施例のカテーテル11,21,31にお
いても、図1の実施例のカテーテル1と同様な作用を奏
するものである。また、カテーテル1,11,21,31は好
ましい一例であって、その先端部にバルーンや側孔等を
設けることも任意であるし、誘導用のガイドワイヤーも
必要により前記磁気誘導と併せて用いることができるも
のである。
いても、図1の実施例のカテーテル1と同様な作用を奏
するものである。また、カテーテル1,11,21,31は好
ましい一例であって、その先端部にバルーンや側孔等を
設けることも任意であるし、誘導用のガイドワイヤーも
必要により前記磁気誘導と併せて用いることができるも
のである。
【0015】
【発明の効果】請求項1ないし6の発明の医療用カテー
テルは、前記のような構成からなるので、生体の表面に
配置した磁石により生体内の臓器の所定位置まで確実
に、かつ短時間で誘導されて留置される。また、請求項
7,8の発明の医療用カテーテルの誘導方法は、前記の
ようであるから、従来のようなガイドワイヤーがなくと
も各種のカテーテルを生体内の臓器の所定位置まで確実
に、かつ短時間に誘導することができ、実用的価値の高
いものである。
テルは、前記のような構成からなるので、生体の表面に
配置した磁石により生体内の臓器の所定位置まで確実
に、かつ短時間で誘導されて留置される。また、請求項
7,8の発明の医療用カテーテルの誘導方法は、前記の
ようであるから、従来のようなガイドワイヤーがなくと
も各種のカテーテルを生体内の臓器の所定位置まで確実
に、かつ短時間に誘導することができ、実用的価値の高
いものである。
【図1】この発明の一実施例を示す先端閉塞型の医療用
カテーテルの先端部分の縦断正面図である。
カテーテルの先端部分の縦断正面図である。
【図2】同上の作用説明図である。
【図3】別の実施例を示す先端開口型の医療用カテーテ
ルの先端部分の縦断正面図である。
ルの先端部分の縦断正面図である。
【図4】さらに別の実施例を示す先端閉塞型の医療用カ
テーテルの先端部分の縦断正面図である。
テーテルの先端部分の縦断正面図である。
【図5】さらにまた別の実施例を示す先端開口型の医療
用カテーテルの先端部分の縦断正面図である。
用カテーテルの先端部分の縦断正面図である。
1,11,21,31 医療用カテーテル 2,12,22,32 カテーテルチューブ本体 3,13,23,33 先端部 4,14,24,34 内腔 5 生体 6 臓器 7 永久磁石 16,36 軸方向の孔 25,35 錘
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小磯 敦 愛知県名古屋市千種区仲田2丁目14−16 富士システムズ株式会社名古屋支店内
Claims (8)
- 【請求項1】 カテーテルチューブ本体の先端部が磁性
体からなっていることを特徴とする医療用カテーテル。 - 【請求項2】 カテーテルチューブ本体の先端部が磁性
体を練り込んだ材料により構成されている請求項1記載
の医療用カテーテル。 - 【請求項3】 カテーテルチューブ本体の先端部に錘が
複数個直列状に埋設され、これら錘を被覆するカテーテ
ルチューブ本体の先端部が磁性体からなっていることを
特徴とする医療用カテーテル。 - 【請求項4】 カテーテルチューブ本体の先端部に錘が
複数個直列状に埋設され、これら錘が磁性体又は磁石か
らなっていることを特徴とする医療用カテーテル。 - 【請求項5】 カテーテルチューブ本体の先端部に錘が
複数個直列状に埋設され、これら錘のあるカテーテルチ
ューブ本体の先端部が磁性体からなっているとともに、
前記錘が磁性体又は磁石からなっているこいることを特
徴とする医療用カテーテル。 - 【請求項6】 錘にカテーテルチューブ本体の内腔と連
通する軸方向の孔が設けられ、かつカテーテルチューブ
本体の先端が該軸方向の孔と連通して開口している請求
項3,4,5のいずれかに記載の医療用カテーテル。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載のカテー
テルを生体内の臓器に挿入して所定位置に留置するに際
し、挿入したカテーテルの磁性体又は磁石に生体の表面
に配置した磁石の吸引力を及ぼすことによりカテーテル
を所定位置へ誘導することを特徴とする医療用カテーテ
ルの誘導方法。 - 【請求項8】 生体の表面に配置した磁石が永久磁石、
電磁石、超伝導磁石のいずれかである請求項7記載の医
療用カテーテルの誘導方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6233252A JPH0889582A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 医療用カテーテル及びその誘導方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6233252A JPH0889582A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 医療用カテーテル及びその誘導方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0889582A true JPH0889582A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=16952165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6233252A Withdrawn JPH0889582A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 医療用カテーテル及びその誘導方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0889582A (ja) |
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2014524342A (ja) * | 2011-08-24 | 2014-09-22 | アブレイティヴ・ソリューションズ・インコーポレーテッド | 血管壁注入および血管周囲腎臓除神経のためのカテーテルシステム |
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