JPH0888870A - 立体映像表示装置 - Google Patents
立体映像表示装置Info
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- JPH0888870A JPH0888870A JP6223361A JP22336194A JPH0888870A JP H0888870 A JPH0888870 A JP H0888870A JP 6223361 A JP6223361 A JP 6223361A JP 22336194 A JP22336194 A JP 22336194A JP H0888870 A JPH0888870 A JP H0888870A
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- Japan
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- display
- unit
- observer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 あたかもそこにほんとうの物体が存在するよ
うに表示する立体映像表示装置を提供することを目的と
する。 【構成】 観察者の体や顔又は目の位置を検出する位置
センサー手段1と、観察者の観察位置に応じて合成した
立体映像を表示する表示部2と、検出された観察者の方
向に表示部2の正面を向ける表示部上下支持手段3及び
表示部左右支持手段4と、表示部2と表示部上下支持手
段3及び表示部左右支持手段4をおおう覆い手段5より
構成され、回転角に応じて表示物体の表示する方向を回
転させ、覆い手段5は光透過時に光を一部減衰させ、映
像の表示部と表示制御部は光を多く吸収する構成とし、
覆い手段の外側から見たときその内部が観察されずらい
構成としたものである。
うに表示する立体映像表示装置を提供することを目的と
する。 【構成】 観察者の体や顔又は目の位置を検出する位置
センサー手段1と、観察者の観察位置に応じて合成した
立体映像を表示する表示部2と、検出された観察者の方
向に表示部2の正面を向ける表示部上下支持手段3及び
表示部左右支持手段4と、表示部2と表示部上下支持手
段3及び表示部左右支持手段4をおおう覆い手段5より
構成され、回転角に応じて表示物体の表示する方向を回
転させ、覆い手段5は光透過時に光を一部減衰させ、映
像の表示部と表示制御部は光を多く吸収する構成とし、
覆い手段の外側から見たときその内部が観察されずらい
構成としたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、立体映像を表示観察す
る分野で有効に利用でき、TVゲームや3Dテレビ、C
AD、芸術、航空管制など多くの分野で利用可能な立体
映像表示装置に関する。
る分野で有効に利用でき、TVゲームや3Dテレビ、C
AD、芸術、航空管制など多くの分野で利用可能な立体
映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、立体映像を表示する装置は種
々提案されている。その一例として、日商エレクトロニ
クス株式会社(開発元:米国ステレオグラフィックス
社)のカタログ(Crystal EYES VR System)に記載の立
体映像表示装置は、表示部分は固定し、一定範囲内で人
間の頭部(眼鏡)を追跡し、頭部の移動とともに映像の
表示内容(視点)を変換し、あたかも物体がそこに存在
するようなバーチャルリアリティの表示を実現しようと
している。
々提案されている。その一例として、日商エレクトロニ
クス株式会社(開発元:米国ステレオグラフィックス
社)のカタログ(Crystal EYES VR System)に記載の立
体映像表示装置は、表示部分は固定し、一定範囲内で人
間の頭部(眼鏡)を追跡し、頭部の移動とともに映像の
表示内容(視点)を変換し、あたかも物体がそこに存在
するようなバーチャルリアリティの表示を実現しようと
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の構成では、表示部分は固定であり、任意の方向
(例えば横方向)からの映像は観察できない。また斜め
方向であっても表示面が固定であるため、視点変換を受
けた画像が頭と表示面のなす角度で変形され、物体がそ
こに存在する印象が非常に低下する。
た従来の構成では、表示部分は固定であり、任意の方向
(例えば横方向)からの映像は観察できない。また斜め
方向であっても表示面が固定であるため、視点変換を受
けた画像が頭と表示面のなす角度で変形され、物体がそ
こに存在する印象が非常に低下する。
【0004】更に表示部の装置外形が表示内容とともに
観察され、立体の表現範囲が表示装置の外形に強く影響
され、立体の表現が非常に制限される課題があった。
観察され、立体の表現範囲が表示装置の外形に強く影響
され、立体の表現が非常に制限される課題があった。
【0005】本発明は、上記課題を解決するもので、あ
たかもそこにほんとうの物体が存在するように表示する
ものである。この目的を実現するため、さらに以下の2
つの目的を同時に高いレベルで実現する。その1つは、
どの方向からでも立体の映像が観察できる構成とし、視
点変換された画像が頭と表示面のなす角度で変形を受け
ない構成とする。もう1つは表示装置自身の外形を観察
できない構成とする。そうしてこの2つの特徴により、
立体表示された映像が、表示装置自身の外形形状により
立体表現範囲を狭められず、またそこに表示装置がある
ことを認識させず、さらに全ての方向から立体表現範囲
の広い立体映像を表示することができ、観察位置が移動
した場合にも頭と表示面のなす角度により、視点変換さ
れた画像の変形が発生せず、あたかもそこにほんとうの
物体が存在するように表示することを目的とする。
たかもそこにほんとうの物体が存在するように表示する
ものである。この目的を実現するため、さらに以下の2
つの目的を同時に高いレベルで実現する。その1つは、
どの方向からでも立体の映像が観察できる構成とし、視
点変換された画像が頭と表示面のなす角度で変形を受け
ない構成とする。もう1つは表示装置自身の外形を観察
できない構成とする。そうしてこの2つの特徴により、
立体表示された映像が、表示装置自身の外形形状により
立体表現範囲を狭められず、またそこに表示装置がある
ことを認識させず、さらに全ての方向から立体表現範囲
の広い立体映像を表示することができ、観察位置が移動
した場合にも頭と表示面のなす角度により、視点変換さ
れた画像の変形が発生せず、あたかもそこにほんとうの
物体が存在するように表示することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、観察者の体や顔または目の位置を検出する検
出部と、前記観察者の観察位置に応じた位置の映像を合
成する映像合成部と、合成された立体映像を表示する表
示部と、検出された観察者の方向に前記表示部の正面を
向ける表示制御部と、前記表示部と前記表示制御部をお
おう覆い手段より構成され、前記覆い手段は光透過時に
光を一部減衰させ、前記表示部と表示制御部は光を多く
吸収する構成である。
するため、観察者の体や顔または目の位置を検出する検
出部と、前記観察者の観察位置に応じた位置の映像を合
成する映像合成部と、合成された立体映像を表示する表
示部と、検出された観察者の方向に前記表示部の正面を
向ける表示制御部と、前記表示部と前記表示制御部をお
おう覆い手段より構成され、前記覆い手段は光透過時に
光を一部減衰させ、前記表示部と表示制御部は光を多く
吸収する構成である。
【0007】
【作用】本発明によれば、どの方向からでも立体の映像
が観察することが可能となり、また頭と表示面のなす角
がほぼ一定に制御され、観察位置の移動にともなう画像
の変形がない。更に表示装置自身の外形を観察できない
構成としているため、立体表示された映像が、表示装置
自身の外形形状により立体表現範囲を狭められない。そ
うしてこの2つの特徴を同時にもたすことにより、全て
の方向から観察しても自然で立体表現範囲の広い立体映
像を表示することが可能となり、3次元物体が非常にリ
アルに、あたかもそこに物体が実在するかのように表示
が可能になる。
が観察することが可能となり、また頭と表示面のなす角
がほぼ一定に制御され、観察位置の移動にともなう画像
の変形がない。更に表示装置自身の外形を観察できない
構成としているため、立体表示された映像が、表示装置
自身の外形形状により立体表現範囲を狭められない。そ
うしてこの2つの特徴を同時にもたすことにより、全て
の方向から観察しても自然で立体表現範囲の広い立体映
像を表示することが可能となり、3次元物体が非常にリ
アルに、あたかもそこに物体が実在するかのように表示
が可能になる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の第1の実施例の立体
表示装置の外形を示すもので、図中1は観察者の体や顔
または目の位置を計測するための位置センサー手段、2
は立体画像を表示する表示部、3は表示部2を上下方向
に動くように支持する支持表示部上下支持手段、4は表
示部2を左右方向に動くように支持する表示部左右支持
手段で、検出された観察者の方向に表示部2の正面を向
けるように制御される。さらに、表示部2と表示部上下
支持手段3、表示部左右支持手段4は光を多く吸収する
構成となっている。5は表示部2と表示部上下支持手段
3、表示部左右支持手段4をおおう覆い手段で、覆い手
段5は光透過時に光を一部減衰させ、覆い手段5の外側
から見たときその内部が観察されづらい構成となってい
る。
しながら説明する。図1は本発明の第1の実施例の立体
表示装置の外形を示すもので、図中1は観察者の体や顔
または目の位置を計測するための位置センサー手段、2
は立体画像を表示する表示部、3は表示部2を上下方向
に動くように支持する支持表示部上下支持手段、4は表
示部2を左右方向に動くように支持する表示部左右支持
手段で、検出された観察者の方向に表示部2の正面を向
けるように制御される。さらに、表示部2と表示部上下
支持手段3、表示部左右支持手段4は光を多く吸収する
構成となっている。5は表示部2と表示部上下支持手段
3、表示部左右支持手段4をおおう覆い手段で、覆い手
段5は光透過時に光を一部減衰させ、覆い手段5の外側
から見たときその内部が観察されづらい構成となってい
る。
【0009】図2は本実施例の信号処理のブロック図
で、図中11は位置計測処理手段、12は表示部2を動
かす表示駆動部をドライブする表示部ドライバー手段、
13は表示部2を動かす表示部駆動手段、14は表示部
2の回転を計測する回転計測手段、15、16は信号の
加算手段、17は回転指示の操作を回転角にする回転角
指示手段、18は物体のデータを回転角に応じて回転さ
せ画像の表示面での投影像を計算するCG合成手段、1
9は物体のデータを蓄える物体データ蓄積手段である。
以上の様に構成された立体表示装置について以下その各
部の動作を説明する。
で、図中11は位置計測処理手段、12は表示部2を動
かす表示駆動部をドライブする表示部ドライバー手段、
13は表示部2を動かす表示部駆動手段、14は表示部
2の回転を計測する回転計測手段、15、16は信号の
加算手段、17は回転指示の操作を回転角にする回転角
指示手段、18は物体のデータを回転角に応じて回転さ
せ画像の表示面での投影像を計算するCG合成手段、1
9は物体のデータを蓄える物体データ蓄積手段である。
以上の様に構成された立体表示装置について以下その各
部の動作を説明する。
【0010】位置計測処理手段11では位置センサー手
段1からの信号を用い、以下に示す処理を行う。位置セ
ンサー手段1を上からみた配置を、図3に示す。図3に
おいて、33、34は指向性をもつ赤外センサー、35
は赤外CCD(カメラ)センサーである。赤外センサー
33、34の信号は水平方向センサー入力端子20に接
続される。表示部2を観察するとき、観察者は赤外発光
のLEDを付け、そのLEDから放射された赤外光を赤
外センサー33、34で受ける。この時の赤外センサー
の指向性をCL、CRで示す。V1からV4で示す位置
から放射された赤外光をPL,PRの位置で受光した場
合の信号レベルを図4に示す。センサーの指向性によ
り、位置の変化を信号レベルに変換する。
段1からの信号を用い、以下に示す処理を行う。位置セ
ンサー手段1を上からみた配置を、図3に示す。図3に
おいて、33、34は指向性をもつ赤外センサー、35
は赤外CCD(カメラ)センサーである。赤外センサー
33、34の信号は水平方向センサー入力端子20に接
続される。表示部2を観察するとき、観察者は赤外発光
のLEDを付け、そのLEDから放射された赤外光を赤
外センサー33、34で受ける。この時の赤外センサー
の指向性をCL、CRで示す。V1からV4で示す位置
から放射された赤外光をPL,PRの位置で受光した場
合の信号レベルを図4に示す。センサーの指向性によ
り、位置の変化を信号レベルに変換する。
【0011】位置計測処理手段11では、この信号のレ
ベル差を用い、赤外センサー33、34の信号をEp
l、EprとするとEpl−Eprが正のとき観察者
(LED保持者)は左側におり、Epl−Eprが負の
とき観察者(LED保持者)は右側にいる。このようし
て位置計測処理手段11では左右方向の位置を計測す
る。上下方向は上記説明したものを垂直方向に回転させ
れば実現できる。赤外CCDセンサー35は、ほぼ正面
にある観察者(LED保持者)を1画素単位で計測す
る。赤外センサー33、34で十分な精度がとれる場合
には用いなくてよい。このようにして観察者が正面にな
るまで左右上下の位置計測処理結果を表示部ドライバー
手段12に出力する。
ベル差を用い、赤外センサー33、34の信号をEp
l、EprとするとEpl−Eprが正のとき観察者
(LED保持者)は左側におり、Epl−Eprが負の
とき観察者(LED保持者)は右側にいる。このようし
て位置計測処理手段11では左右方向の位置を計測す
る。上下方向は上記説明したものを垂直方向に回転させ
れば実現できる。赤外CCDセンサー35は、ほぼ正面
にある観察者(LED保持者)を1画素単位で計測す
る。赤外センサー33、34で十分な精度がとれる場合
には用いなくてよい。このようにして観察者が正面にな
るまで左右上下の位置計測処理結果を表示部ドライバー
手段12に出力する。
【0012】表示部ドライバー手段12は左右上下方向
に対応した正負信号を増幅し、表示部駆動手段13のモ
ーターの駆動電力を供給する。表示部駆動手段13は供
給された電力により表示部上下支持手段3、表示部左右
支持手段4を回転させ表示部2を必要な位置に回転移動
させる。この時の回転量を回転計測手段14で上下、左
右の角度に変換する。また観察者からの画像回転指令が
入力端子22、23から入力された場合、これを回転角
指示手段17で回転角に変換し、回転計測手段14の信
号と合成し、CG合成手段18に入力する。画像の回転
指令は観察者が覆い手段5を直接回転させるか、スイッ
チ等のマンマシンインターフェイスによって、左右上下
の回転指令を与える。
に対応した正負信号を増幅し、表示部駆動手段13のモ
ーターの駆動電力を供給する。表示部駆動手段13は供
給された電力により表示部上下支持手段3、表示部左右
支持手段4を回転させ表示部2を必要な位置に回転移動
させる。この時の回転量を回転計測手段14で上下、左
右の角度に変換する。また観察者からの画像回転指令が
入力端子22、23から入力された場合、これを回転角
指示手段17で回転角に変換し、回転計測手段14の信
号と合成し、CG合成手段18に入力する。画像の回転
指令は観察者が覆い手段5を直接回転させるか、スイッ
チ等のマンマシンインターフェイスによって、左右上下
の回転指令を与える。
【0013】CG合成手段18では物体データ蓄積手段
19に蓄積されている物体の座標データから、定められ
た視点と物体の位置及びスクリーンの位置と上記方法に
より求められた物体の回転角より、スクリーン上に透視
される画像を合成する。この画像の合成は、一般にコン
ピュータグラフィックス(CG)の手法として知られて
いるものであるが、簡単にその概要を説明する。
19に蓄積されている物体の座標データから、定められ
た視点と物体の位置及びスクリーンの位置と上記方法に
より求められた物体の回転角より、スクリーン上に透視
される画像を合成する。この画像の合成は、一般にコン
ピュータグラフィックス(CG)の手法として知られて
いるものであるが、簡単にその概要を説明する。
【0014】図5(a)において、xyz座標で原点E
を視点とする。スクリーンをZ軸に垂直にとり、スクリ
ーン上の座標をXYZ座標でZ軸はz軸と同じ方向であ
る。物体の頂点をPQRとし、P(x,y,z)はYZ
平面(yz平面)にあるとすると、点Pのスクリーン上
での透視点P’は図5(b)より、(1)式のように表
され、xz平面でも同様にして、(2)式のように表さ
れ、点Q,Rについても同様に求められる。 Y=y・a/(z+a) ・・・ (1) X=x・a/(z+a) ・・・ (2) また、物体PQRの回転は、回転マトリックスReを用
い、原点と点(l,m,n)を通る軸を中心にθだけ回
転させるとき、(数1)となる。
を視点とする。スクリーンをZ軸に垂直にとり、スクリ
ーン上の座標をXYZ座標でZ軸はz軸と同じ方向であ
る。物体の頂点をPQRとし、P(x,y,z)はYZ
平面(yz平面)にあるとすると、点Pのスクリーン上
での透視点P’は図5(b)より、(1)式のように表
され、xz平面でも同様にして、(2)式のように表さ
れ、点Q,Rについても同様に求められる。 Y=y・a/(z+a) ・・・ (1) X=x・a/(z+a) ・・・ (2) また、物体PQRの回転は、回転マトリックスReを用
い、原点と点(l,m,n)を通る軸を中心にθだけ回
転させるとき、(数1)となる。
【0015】
【数1】
【0016】ここでHは同次座標系とするための追加座
標であり、Tは(数2)であらわされる回転の変換マト
リックスである。ここでReは以下の(数3)である。
標であり、Tは(数2)であらわされる回転の変換マト
リックスである。ここでReは以下の(数3)である。
【0017】
【数2】
【0018】
【数3】
【0019】ここで回転軸がx軸となす角をα、y軸と
なす角をβ、z軸となす角をγとすると nx=cos
α ny=cosβ nz=cosγで指定する。
なす角をβ、z軸となす角をγとすると nx=cos
α ny=cosβ nz=cosγで指定する。
【0020】このようにして物体に、観察点の移動によ
る任意の回転を上記の方法でCG合成手段18で計算す
る。計算方法の詳細は、増田千尋著「3次元ディスプレ
イ」産業図書P69からp88に詳しく解説されている
ので、詳細な説明は教科書に譲りここでの説明は省略す
る。
る任意の回転を上記の方法でCG合成手段18で計算す
る。計算方法の詳細は、増田千尋著「3次元ディスプレ
イ」産業図書P69からp88に詳しく解説されている
ので、詳細な説明は教科書に譲りここでの説明は省略す
る。
【0021】CG合成手段18a〜nは、両眼間隔もし
くはその数分の1程度の間隔で、観察者の視点を移動さ
せた画像をあらかじめ合成しておく。これは表示部2を
観察者の視点の移動にあわせて回転移動させるようにし
ているが、表示部2の物理的な回転が観察者の視点移動
に間に合わない場合が発生する。この時観察者は立体表
示されたものと、実際の存在する物体の違いを違和感と
して感じ、立体表示であることに気が付くことになる。
このときすでに視点移動した画像を合成し、視点を移動
した点にあらかじめ表示しておくことにより、高速な視
点移動があった場合にも、物体と立体表示の違いの違和
感が発生せず、非常に実在感の高い立体表示を可能とす
ることができる。
くはその数分の1程度の間隔で、観察者の視点を移動さ
せた画像をあらかじめ合成しておく。これは表示部2を
観察者の視点の移動にあわせて回転移動させるようにし
ているが、表示部2の物理的な回転が観察者の視点移動
に間に合わない場合が発生する。この時観察者は立体表
示されたものと、実際の存在する物体の違いを違和感と
して感じ、立体表示であることに気が付くことになる。
このときすでに視点移動した画像を合成し、視点を移動
した点にあらかじめ表示しておくことにより、高速な視
点移動があった場合にも、物体と立体表示の違いの違和
感が発生せず、非常に実在感の高い立体表示を可能とす
ることができる。
【0022】このようにして合成された複数視点の画像
を、表示部2に出力する。表示部2の詳細を図6に示
す。図6において、40はレンチキュラースクリーン、
41〜45は画像投影手段、46は観察者である。レン
チキュラースクリーン40により画像投射手段41から
aの方向に投射された画像は、観察者46の手前のaa
の方向にその像を結ぶ。また、画像投射手段45からe
の方向に投射された画像は、eeの方向にその像を結
ぶ。このように、aからeの方向に投射されたそれぞれ
の画像は、観察者46の手前のaa、bb,cc,d
d,eeの方向にそれぞれその像を結ぶことになる。
を、表示部2に出力する。表示部2の詳細を図6に示
す。図6において、40はレンチキュラースクリーン、
41〜45は画像投影手段、46は観察者である。レン
チキュラースクリーン40により画像投射手段41から
aの方向に投射された画像は、観察者46の手前のaa
の方向にその像を結ぶ。また、画像投射手段45からe
の方向に投射された画像は、eeの方向にその像を結
ぶ。このように、aからeの方向に投射されたそれぞれ
の画像は、観察者46の手前のaa、bb,cc,d
d,eeの方向にそれぞれその像を結ぶことになる。
【0023】図6の場合、aaとccのペア、bbとd
dのペア、ccとeeのペアがステレオペアとなり、観
察者の両眼に入射し、立体的な画像が観察者の頭の中で
再合成される。ステレオペアのとりかたをaaとbb、
bbとcc,・・・ddとeeとした場合、ペア数が増
え立体に見える範囲が増えるが、画像の変わり目の変化
が大きくなり、自然さが低下する。また、ステレオペア
のとりかたをaaとdd、bbとeeとした場合、画像
の変わり目の変化が少なくなるが、ステレオペアの数が
減少し、立体的に見える範囲が少なくなる。理想的には
画像の変わり目の変化を少なくし、画像投射手段を多く
して立体的に見える範囲を増やすのが良い。このようし
て、一定の範囲で立体的に見える表示部2を持つことに
より、視点追跡に多少の遅れがあった場合においても、
立体表示であることの違和感が全く発生しない。このた
め、あたかもそこにものが存在するような、立体表示が
可能となる。
dのペア、ccとeeのペアがステレオペアとなり、観
察者の両眼に入射し、立体的な画像が観察者の頭の中で
再合成される。ステレオペアのとりかたをaaとbb、
bbとcc,・・・ddとeeとした場合、ペア数が増
え立体に見える範囲が増えるが、画像の変わり目の変化
が大きくなり、自然さが低下する。また、ステレオペア
のとりかたをaaとdd、bbとeeとした場合、画像
の変わり目の変化が少なくなるが、ステレオペアの数が
減少し、立体的に見える範囲が少なくなる。理想的には
画像の変わり目の変化を少なくし、画像投射手段を多く
して立体的に見える範囲を増やすのが良い。このようし
て、一定の範囲で立体的に見える表示部2を持つことに
より、視点追跡に多少の遅れがあった場合においても、
立体表示であることの違和感が全く発生しない。このた
め、あたかもそこにものが存在するような、立体表示が
可能となる。
【0024】また画像表示装置全体を黒い光の吸収体と
し、さらに装置の覆い自体を光を一部吸収するND系の
ガラス(プラスティック)とすることにより、表示装置
自体を見えにくくする。このような構成により、立体表
示された画像が画像の周囲に存在する実際の立体構造
(表示部の周囲のパネル枠など)が見えなくなり、これ
らの実在する構造物の影響により、立体表示された画像
の周辺が狭くなる制約を受けることがなくなる。これら
の構成により、初めにCG合成部18で計算された、意
図した通りの表示が可能となる。
し、さらに装置の覆い自体を光を一部吸収するND系の
ガラス(プラスティック)とすることにより、表示装置
自体を見えにくくする。このような構成により、立体表
示された画像が画像の周囲に存在する実際の立体構造
(表示部の周囲のパネル枠など)が見えなくなり、これ
らの実在する構造物の影響により、立体表示された画像
の周辺が狭くなる制約を受けることがなくなる。これら
の構成により、初めにCG合成部18で計算された、意
図した通りの表示が可能となる。
【0025】以上の構成により、観察者の移動や表示指
示された全ての方向の画像が表示可能となる。このため
観察者が移動し見る位置を替わった場合でも、両眼視差
による立体感だけでなく、運動(モーション)による自
然な奥行き感(観察者の顔が動くことにより、対象物の
位置関係が変化し、この対象物の位置関係の変化が自然
な奥行き感に重要である。)を得ることができる。また
観察位置が移動しても頭と表示面のなす角がほぼ一定に
保たれ画像の変形を受けない。このため、いままでの表
示装置では実現できなかった、非常に自然な立体表示装
置を実現できる。
示された全ての方向の画像が表示可能となる。このため
観察者が移動し見る位置を替わった場合でも、両眼視差
による立体感だけでなく、運動(モーション)による自
然な奥行き感(観察者の顔が動くことにより、対象物の
位置関係が変化し、この対象物の位置関係の変化が自然
な奥行き感に重要である。)を得ることができる。また
観察位置が移動しても頭と表示面のなす角がほぼ一定に
保たれ画像の変形を受けない。このため、いままでの表
示装置では実現できなかった、非常に自然な立体表示装
置を実現できる。
【0026】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。第2の実施例の構成図を図7に示す。第1の実施例
の構成を示す図2と同じ構成部分は同じ番号を付け、説
明は省略する。図2と異なるのは、観察者の位置を計算
する位置演算手段50、回転計測手段14のデータから
減算する減算手段51、52、回転変換手段53、透視
変換手段54、CG描写手段55を備えた構成である。
る。第2の実施例の構成図を図7に示す。第1の実施例
の構成を示す図2と同じ構成部分は同じ番号を付け、説
明は省略する。図2と異なるのは、観察者の位置を計算
する位置演算手段50、回転計測手段14のデータから
減算する減算手段51、52、回転変換手段53、透視
変換手段54、CG描写手段55を備えた構成である。
【0027】この第2の実施例の目的は、観察者の素早
い動きに対応するための手法を実現し、表示された立体
画像が更に実際の物体に近い存在感の高いものにするも
のである。この目的の実現には位置計測処理手段11の
信号を用い、観測者の位置を回転計測手段14とは独立
に演算する。表示部の回転位置とは独立に観察者の位置
を得ることにより、表示部の回転遅れに依存しない表示
を実現する。
い動きに対応するための手法を実現し、表示された立体
画像が更に実際の物体に近い存在感の高いものにするも
のである。この目的の実現には位置計測処理手段11の
信号を用い、観測者の位置を回転計測手段14とは独立
に演算する。表示部の回転位置とは独立に観察者の位置
を得ることにより、表示部の回転遅れに依存しない表示
を実現する。
【0028】まず、位置演算手段50は、それぞれの方
向センサーの出力レベル(図4に示す)PRとPLのレ
ベル差より観察者の位置を角度で求める。これと同時に
CCDセンサー(赤外線を用いるのがよい)を用い、観
察者の顔の重心を求める。方向センサーで角度0近辺で
十分な精度がないとき、CCDセンサーの画素単位の位
置を角度に変換し用いる。
向センサーの出力レベル(図4に示す)PRとPLのレ
ベル差より観察者の位置を角度で求める。これと同時に
CCDセンサー(赤外線を用いるのがよい)を用い、観
察者の顔の重心を求める。方向センサーで角度0近辺で
十分な精度がないとき、CCDセンサーの画素単位の位
置を角度に変換し用いる。
【0029】このようにして求められた角度に観察者か
らの表示画像の回転指令を回転角に変換し、加算手段1
5、16で加算する。このようにして最終的に得られた
角度により、回転変換手段53により物体データの回転
変換を行う。図8(a)で物体をSTとする。現在の視
点Aから視点Bまで移動したとすると、視点と物体の角
度を変換するために、物体の座標データをα−β=θ度
だけ回転させる。また観察者の位置と表示手段の位置の
差(表示手段の正面から観察者までの角度)を減算手段
51、52で求め、透視変換手段54にその角度θを入
力する。透視変換手段54では、図8(a)に示すよう
に想定スクリーン面(物体が視点から透視されるときの
透視投影される面)をVからUにθ度回転させ、実際の
表示部2の位置がUであった場合、回転遅れのない仮想
的なVのスクリーン面から実際の回転遅れがあるスクリ
ーンの位置Uにスクリーン面を変換し、CG描写手段5
5で表示する画像として合成する。
らの表示画像の回転指令を回転角に変換し、加算手段1
5、16で加算する。このようにして最終的に得られた
角度により、回転変換手段53により物体データの回転
変換を行う。図8(a)で物体をSTとする。現在の視
点Aから視点Bまで移動したとすると、視点と物体の角
度を変換するために、物体の座標データをα−β=θ度
だけ回転させる。また観察者の位置と表示手段の位置の
差(表示手段の正面から観察者までの角度)を減算手段
51、52で求め、透視変換手段54にその角度θを入
力する。透視変換手段54では、図8(a)に示すよう
に想定スクリーン面(物体が視点から透視されるときの
透視投影される面)をVからUにθ度回転させ、実際の
表示部2の位置がUであった場合、回転遅れのない仮想
的なVのスクリーン面から実際の回転遅れがあるスクリ
ーンの位置Uにスクリーン面を変換し、CG描写手段5
5で表示する画像として合成する。
【0030】分かりやすくするために、視点を固定した
図を図8(b)に示す。回転変換、透視変換をする前の
状態を点線で示し、変換後の状態を実線で示す。このよ
うに視点が急速に動き、表示面がこれに追従できない一
瞬の状態の透視変換を行うスクリーン面の位置を、表示
部の回転計測手段14と位置演算手段50との差として
求め、透視変換を行う想定スクリーンをこの状態に合わ
せる。このようにして表示面の応答の遅れをカバーして
過渡状態を吸収し、観察者に違和感を与えないようにす
る。この構成をとることにより、観察者の素早い動きに
対しても遅れることなく画像を変換することが可能とな
る。従って立体表示された物体が、本当に物体がそこに
存在するのと代わりなく自然に表示することができる。
図を図8(b)に示す。回転変換、透視変換をする前の
状態を点線で示し、変換後の状態を実線で示す。このよ
うに視点が急速に動き、表示面がこれに追従できない一
瞬の状態の透視変換を行うスクリーン面の位置を、表示
部の回転計測手段14と位置演算手段50との差として
求め、透視変換を行う想定スクリーンをこの状態に合わ
せる。このようにして表示面の応答の遅れをカバーして
過渡状態を吸収し、観察者に違和感を与えないようにす
る。この構成をとることにより、観察者の素早い動きに
対しても遅れることなく画像を変換することが可能とな
る。従って立体表示された物体が、本当に物体がそこに
存在するのと代わりなく自然に表示することができる。
【0031】以上のように本発明の第2の実施例によれ
ば、観察者の素早い動きに対しても応答でき、視点の移
動に対する違和感が一切発生せず、本当に物体がそこに
存在するのと代わりなく自然に表示することができ、そ
の実用的価値は高い。
ば、観察者の素早い動きに対しても応答でき、視点の移
動に対する違和感が一切発生せず、本当に物体がそこに
存在するのと代わりなく自然に表示することができ、そ
の実用的価値は高い。
【0032】また表示部の外側の覆い手段5であるが、
観察者が与える回転指令に応じて、表示される画像だけ
でなく覆い手段5を同時に回転させることにより、表示
された画像と覆い手段5が一体になっているような感覚
を与えることも可能である。また覆い手段5を回転させ
て、表示画像の回転指令を与える場合、回転角の大きさ
や信号処理量の大きさにより、覆い手段5の回転負荷を
変化させても、物体がそこに存在する感覚を与える補助
になる。
観察者が与える回転指令に応じて、表示される画像だけ
でなく覆い手段5を同時に回転させることにより、表示
された画像と覆い手段5が一体になっているような感覚
を与えることも可能である。また覆い手段5を回転させ
て、表示画像の回転指令を与える場合、回転角の大きさ
や信号処理量の大きさにより、覆い手段5の回転負荷を
変化させても、物体がそこに存在する感覚を与える補助
になる。
【0033】尚、表示部2は5枚の視差のある画像をレ
ンチキュラースクリーンを用いて表示する形態のものを
用いたが、視差画像の枚数はこれに限る必要はない。ま
た表示する形態もレンチキュラーに限る必要はなく、I
P(インテグラルフォトグラフ)や液晶などの光変調素
子を用いた干渉波面再現による動画ホログラムでもよ
い。このとき動画ホログラムは画像の観察範囲が狭くて
も良く、動画ホログラムとして非常に実現しやすい形態
となる。
ンチキュラースクリーンを用いて表示する形態のものを
用いたが、視差画像の枚数はこれに限る必要はない。ま
た表示する形態もレンチキュラーに限る必要はなく、I
P(インテグラルフォトグラフ)や液晶などの光変調素
子を用いた干渉波面再現による動画ホログラムでもよ
い。このとき動画ホログラムは画像の観察範囲が狭くて
も良く、動画ホログラムとして非常に実現しやすい形態
となる。
【0034】また観察者の追尾には赤外線とTVカメラ
を用いるものを示したが、この方式に限定する必要はな
く、速度と精度の条件を満たすものであれば良い。
を用いるものを示したが、この方式に限定する必要はな
く、速度と精度の条件を満たすものであれば良い。
【0035】また画像の合成にはCGを用いて任意の方
向の画像を出力できるものを示したが、これはあらかじ
め必要な方向の画像を合成し、蓄積したものを読み出す
方式を用いてもよい。この時はカメラで撮像した画像を
蓄積し読み出すことも可能である。
向の画像を出力できるものを示したが、これはあらかじ
め必要な方向の画像を合成し、蓄積したものを読み出す
方式を用いてもよい。この時はカメラで撮像した画像を
蓄積し読み出すことも可能である。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、観察者の
移動したすべての点や表示指示された全ての方向の画像
が表示可能となる。このため観察者が移動し見る位置を
替わった場合でも、両眼視差による立体感だけでなく、
運動(モーション)による自然な奥行き感(観察者の顔
が動くことにより、対象物の位置関係が変化し、この対
象物の位置関係の変化が自然な奥行き感に重要であ
る。)を得ることができる。また観察位置が移動したと
き、観察者の頭(目)と表示面のなす角が一定に保た
れ、表示された画像が観察者の見る位置による変形を受
けず、自然な物体の存在感を提示できる。
移動したすべての点や表示指示された全ての方向の画像
が表示可能となる。このため観察者が移動し見る位置を
替わった場合でも、両眼視差による立体感だけでなく、
運動(モーション)による自然な奥行き感(観察者の顔
が動くことにより、対象物の位置関係が変化し、この対
象物の位置関係の変化が自然な奥行き感に重要であ
る。)を得ることができる。また観察位置が移動したと
き、観察者の頭(目)と表示面のなす角が一定に保た
れ、表示された画像が観察者の見る位置による変形を受
けず、自然な物体の存在感を提示できる。
【0037】同時に画像の表示装置全体が、それ自体見
えない構成とすることにより、現実の構造物(表示装置
の外形)の影響を受けずに、意図した構成の立体像の提
示観察が可能となる。
えない構成とすることにより、現実の構造物(表示装置
の外形)の影響を受けずに、意図した構成の立体像の提
示観察が可能となる。
【0038】この2つの条件を同時に満たすことによ
り、いままでの表示装置では実現できなかった、非常に
自然な立体表示装置を実現できる。
り、いままでの表示装置では実現できなかった、非常に
自然な立体表示装置を実現できる。
【図1】本発明の第1の実施例の立体画像表示装置の構
成を示す図
成を示す図
【図2】本発明の第1の実施例の立体画像表示装置の信
号処理の構成を示すブロック図
号処理の構成を示すブロック図
【図3】本実施例における位置センサーを示す図
【図4】本実施例における位置センサーの信号レベル特
性図
性図
【図5】(a),(b)は本実施例に用いるCGの透視変換を
示す図
示す図
【図6】本実施例の表示部の構成を示す図
【図7】本発明の第2の実施例の立体画像表示装置の信
号処理の構成を示すブロック図
号処理の構成を示すブロック図
【図8】(a),(b)は本発明の第2の実施例の立体画像表
示装置の動作を示す図
示装置の動作を示す図
【符号の説明】 1 位置センサー手段 2 表示部 3 表示部上下支持手段 4 表示部左右支持手段 5 覆い手段 11 位置計測処理手段 12 表示部ドライバー手段 13 表示部駆動手段 14 回転計測手段 17 回転角指示手段 18 CG合成手段
Claims (5)
- 【請求項1】観察者の体や顔または目の位置を検出する
検出部と、前記観察者の観察位置に応じた位置の映像を
合成する映像合成部と、合成された立体映像を表示する
表示部と、検出された観察者の方向に前記表示部の正面
を向ける表示制御部と、前記表示部と前記表示制御部を
おおう覆い手段より構成され、前記覆い手段は光透過時
に光を一部減衰させ、前記表示部と表示制御部は光を多
く吸収する構成としたことを特徴とする立体画像表示装
置。 - 【請求項2】表示部は、視差の異なる2枚の画像を左右
の目にそれぞれ独立に観察できるようにする構造を持つ
ことを特徴とする請求項1記載の立体映像表示装置。 - 【請求項3】表示部は、視差の異なる2枚以上の映像を
映像が表示される面上にレンズや透過・遮断部をもつ光
学系により、左右の目にそれぞれ独立に観察できるよう
にする構造を持つことを特徴とする請求項1記載の立体
映像表示装置。 - 【請求項4】覆い手段は、上下左右に動かせる可動構造
とし、この上下左右の動きまたはスイッチなどのマンマ
シンインターフェイスを通しての人間の意図に対応して
表示物体の角度または表示物体の角度と前記覆い手段を
同時に変更さすよう映像合成部を制御することを特徴と
する請求項1記載の立体映像表示装置。 - 【請求項5】観察者の手動入力により映像を表示する方
向を任意の方向に入力し指定できることを特徴とする請
求項1記載の立体映像表示装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6223361A JP2950160B2 (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 立体映像表示装置 |
DE69524332T DE69524332T2 (de) | 1994-09-19 | 1995-09-14 | Vorrichtung zur dreidimensionalen Bildwiedergabe |
EP95114487A EP0702494B1 (en) | 1994-09-19 | 1995-09-14 | Three-dimensional image display apparatus |
US08/528,715 US5742331A (en) | 1994-09-19 | 1995-09-15 | Three-dimensional image display apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6223361A JP2950160B2 (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 立体映像表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0888870A true JPH0888870A (ja) | 1996-04-02 |
JP2950160B2 JP2950160B2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=16796954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6223361A Expired - Fee Related JP2950160B2 (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 立体映像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2950160B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8972867B1 (en) | 1998-12-31 | 2015-03-03 | Flashpoint Technology, Inc. | Method and apparatus for editing heterogeneous media objects in a digital imaging device |
US8970761B2 (en) | 1997-07-09 | 2015-03-03 | Flashpoint Technology, Inc. | Method and apparatus for correcting aspect ratio in a camera graphical user interface |
US9224145B1 (en) | 2006-08-30 | 2015-12-29 | Qurio Holdings, Inc. | Venue based digital rights using capture device with digital watermarking capability |
WO2022196350A1 (ja) | 2021-03-15 | 2022-09-22 | 株式会社Jvcケンウッド | 立体映像表示装置、立体映像表示方法およびプログラム |
-
1994
- 1994-09-19 JP JP6223361A patent/JP2950160B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8970761B2 (en) | 1997-07-09 | 2015-03-03 | Flashpoint Technology, Inc. | Method and apparatus for correcting aspect ratio in a camera graphical user interface |
US8972867B1 (en) | 1998-12-31 | 2015-03-03 | Flashpoint Technology, Inc. | Method and apparatus for editing heterogeneous media objects in a digital imaging device |
US9224145B1 (en) | 2006-08-30 | 2015-12-29 | Qurio Holdings, Inc. | Venue based digital rights using capture device with digital watermarking capability |
WO2022196350A1 (ja) | 2021-03-15 | 2022-09-22 | 株式会社Jvcケンウッド | 立体映像表示装置、立体映像表示方法およびプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2950160B2 (ja) | 1999-09-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990608 |
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