JPH088853Y2 - 速読訓練用シート - Google Patents

速読訓練用シート

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JPH088853Y2
JPH088853Y2 JP1987181409U JP18140987U JPH088853Y2 JP H088853 Y2 JPH088853 Y2 JP H088853Y2 JP 1987181409 U JP1987181409 U JP 1987181409U JP 18140987 U JP18140987 U JP 18140987U JP H088853 Y2 JPH088853 Y2 JP H088853Y2
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training
sheet
reading
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kana
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茂雄 山崎
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株式会社プラクティス
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Description

【考案の詳細な説明】 〔本考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、書籍等を読む速度を高めるための所謂「速
読訓練」に用いる速読訓練用シートに関するものであ
る。
(従来における技術) 現代は情報化社会と言われ、視聴覚さまざまな情報メ
ディアが急速に普及する中で活字媒体による情報収集の
必要は一層高まっている。また、カルチャースクールの
流行に見られるように、庶民の文化的要求も年々高まっ
ており、教養、娯楽として読書を求める人々も増えてい
る。
上述のような傾向は、下記資料のように新刊書籍の出
版点数が年々増加しているという事実からも窺い知るこ
とができる。
(資料) 最近10ケ年の新刊書籍出版数 1977年−25148 1978年−26906 1979年−27177 1980年−27891 1981年−29362 1982年−30034 1983年−31297 1984年−32357 1985年−31221 1986年−37016 (出版ニュース社刊「出版年鑑′87」より) しかしながら、書籍等を読んで理解する速度には個人
差があり、今述べたような社会状況にあっては、限られ
た時間の中での自己の読書速度に満足せず、それを向上
させたいと願う人々が増えるのは、当然の帰結である。
そうしたニーズに応えて、従来「速読法」「速読術」
等の名称で、書籍等を速く読む方法の普及が特に米国な
どにおいて盛んであり、そうした方法のいくつかが、近
年日本にも紹介されるようになった。しかしそうした従
来の方法は、眼球を意識的にすばやく動かすとか、キー
ワードを拾うなどになれることによって、一定の読書速
度向上をもたらすものの、単調におちいりやすく、十分
な効果が出るまで長期にわたって訓練を続けるには大変
な忍耐を必要とするという欠点を持つ。その理由は、
目を早く動かすとか、読書中の停留(目が止まること)
回数を少なくすることだけに主眼を置き、読書内容への
集中の必要性等を軽視しているために、訓練者を引きつ
け、集中させ、実際の読書速度向上にまで引っ張ってい
く訓練システムとしての組織化が十分に行われていない
ことや読書中の文字認知の働きを効率化する観点から
も、具体的で効果的な訓練方法、用具等が用意されてい
るとは言えないこと、などを挙げることができる。
そこで、従来、読書速度を向上させるための具体的で
効果的な訓練方法、手段及びその方法、手段を組織的に
実施していくための具体的な訓練用具の出現が切望され
ていた。
(本考案が解決しようとする問題点) 本考案は、読書速度向上のための条件として次の2つ
の習慣を養うことが重要であるとの認識に立脚してい
る。
即ち、上記2つの習慣とは、一文字ずつ追って読む
ことをやめ、一目でより広い範囲の文字を意識し、認知
しようとする習慣、文字を読もうとすることよりも、
本の内容それ自体に注意を深く集中させていく習慣であ
る。
本考案は、上記2つの習慣を養うために、それぞれの
目的に沿った具体的で有効な訓練手段を提供、それと共
に、その効果を高める心身リラックスの訓練、また養わ
れた習慣を実際の読書に応用していくための読書訓練等
を組織的に構成、配列し、高効率に実施し、また、その
向上過程を記録していくために必要な速読訓練用シート
を提供することを目的としている。
〔本考案の構成〕
(前記問題点を解決するための手段) 本考案は、縦・横に多数の各欄を形成した紙葉中に、
複数の各速読訓練方法を訓練順序に沿って夫々区分して
表示した速読訓練方法掲載欄と、この各速読訓練方法掲
載欄に対応する各訓練を実施した月日及び実施回数を記
入すべき複数の空欄とから成る速読訓練用シート;更に
は、前記速読訓練用シート中の各訓練欄における訓練の
際、個別に用いられる具体的な各種の速読訓練用シート
を有して成る。
(作用) 各訓練欄に掲載された諸種の訓練実施を実施のたび毎
に記録するようにした前記速読訓練用シートをもって、
順次、読書速度向上に向けて、効率かつ無理なく集中が
深まっていくように訓練を進行することができると同時
に当該記録のシート全体を眺めれば訓練の進歩度合が一
目瞭然となるので、訓練者及び訓練指導者にとって合理
的かつ効率的な訓練を実施することができる。
また、実施した訓練結果を記録しておくようにしたシ
ート中の各訓練欄の訓練時に個別に用いる各種の速読訓
練用シートは訓練目的に沿った各努力目標が具体的な訓
練数値の向上という形で与えられるように、工夫、構成
されているので、訓練者同士、数値の向上を競い合うな
どの方法によって、遊戯的感覚で各訓練を楽しく行うこ
とができると共に高効率な訓練成果を得ることができ、
結果的に読書速度の向上が自覚されるまでの訓練期間を
短縮化することができる。
(本考案の実施例) 以下、添付図面を参照して本考案に係る速度訓練用シ
ートの実施例を詳細に説明する。
本考案の速読訓練用シートは、第1図に示す如く書籍
等を読んで理解する速度を向上させる為の訓練に用いら
れ各訓練欄に掲載された諸種の訓練実施を記録しつつ訓
練成果を向上させるのに好都合なように形成された速読
訓練用シートと、第2図乃至第20図に示す如く上記各訓
練欄において個別に用いられる各種の速読訓練用シート
とに大別することができる。
第1図は読書速度向上のための訓練実施を記録するの
に用いる速読訓練用シートの平面図を示すものである。
即ち、当該シートは、縦・横の多数の各欄を形成した紙
葉1中に、複数の各速読訓練方法を訓練順序に沿ってそ
れぞれ区分して表示した速読訓練方法掲載欄2と、この
各速読訓練方法掲載欄に対応する各訓練を実施した月日
及び実施回数を記入すべき複数の空欄3とを有して成る
ものである。前記シートには、複数の各速読訓練方法掲
載欄2に沿った全部の訓練終了後に、各訓練者がその訓
練回数に応じた訓練の感想を記入すべき訓練感想記入欄
4と、訓練指導者のコメントを記入すべき訓練指導者コ
メント欄5とを設けるようにしても良い。
なお、第1図に示す速読訓練用シートは諸種の各速読
訓練方法掲載欄2を始めとする各欄が一枚の紙葉1中に
全て掲載されているが、該シート作成の実際においては
速読訓練方法掲載欄2を分割してシート自体を複数枚に
形成しても良い。また各欄のスペース等は自在に選定で
き、更に空欄3の数自体はこれを限定するものではな
い。前記速読訓練用シートには、一定の訓練指導者から
読書速度向上のための訓練を受ける場合に好都合なよう
に受講番号記載欄6と氏名記載欄7を掲載して形成して
も良い。
前記速読訓練方法掲載欄2には、読書速度向上のため
に極めて合理的なものとして考案・選定された下記諸種
の訓練欄がそれぞれの訓練順序に沿って順次掲載されて
いる。
上記各訓練欄を詳述すれば、 1.心身のリラックス感を取得し、以下の訓練に集中し易
くする為に行う訓練で、椅子に掛けた状態で背筋を伸ば
し、瞑目して1分間の複式呼吸数をカウントし、その数
値を記入するようにしたカウント呼吸法訓練欄11; 2.紙面全体を広く視野に捉えつつその範囲の中ですばや
く注意点を移動させていくことにより、広い範囲の文字
を視覚的に把握し易くする為の訓練であり、縦サッケイ
ドシートBを用いて行う縦サッケイド訓練欄13;横サッ
ケイドシートCを用いて行う横サッケイド訓練欄14;回
転サッケイドシートEを用いて行なう回転サッケイド訓
練欄16; 3.左右の目で同時的に別々の対象を追っていくという課
題を達成しようとすることにより、視覚的注意を狭い範
囲に限定しがちな習慣を改め、広い範囲の文字を視覚的
に把握し易くするための訓練で、縦横サッケイドシート
Dを用いて行う縦横サッケイド訓練欄15; 4.紙面中の広い範囲の文字を視野に捉え、なおかつその
中で目標の文字を次々と繰り出していくことにより、一
目で認知、把握できる文字範囲を拡げる為の訓練で、仮
名ランダムシートGを用いて行う仮名ランダム訓練欄1
8;数字ランダムシートHを用いて行う数字ランダム訓練
欄19; 5.前記二種類のランダムシート訓練と同様、紙面中の広
い範囲の文字を視野に捉え、その中で目標の文字を次々
と探していくことにより、一目でもっ認知、把握できる
文字範囲を拡げていくためのものであるが、さらに注意
範囲を規則的に移動させていくという課題を加えること
により、一目で認知、把握できる文字範囲を拡げるとい
う訓練効果を実際の読書に応用し易くする為の訓練であ
って、数字ブロックパターンシートIを用いて行う数字
ブロックパターン訓練欄20;仮名ブロックパターンシー
トJを用いて行う仮名ブロックパターン訓練欄21;漢字
ブロックパターンシートKを用いて行う漢字ブロックパ
ターン訓練欄22;県名ブロックパターンシートLを用い
て行う県名ブロックパターン訓練欄23; 6.前記数字等の各ブロックパターンシートを用いた訓練
と同様の効果を持つものであるが、文字の配列を「行」
の形にすることにより、一目で認知し把握できる文字範
囲を拡げる、という訓練効果をよりいっそう実際の読書
に応用し易くする為の訓練で、漢数字一行パターンシー
トMを用いて行う漢数字一行パターン訓練欄24;仮名一
行パターンシートNを用いて行う仮名一行パターン訓練
欄25;仮名横一行パターンシートOを用いて行う仮名横
一行パターン訓練欄26;漢字二行パターンシートPを用
いて行う漢字二行パターン訓練欄27; 7.前記ランダムシート、ブロックパターンシートのパタ
ーンシート群と同様の効果を持つものであるが、認知単
位を「字」や「語」にとどまらず「文」にすることによ
り、一目で認知、把握できる文字範囲を広げる、という
訓練効果のいっそうの徹底をはかる為の訓練で、縦一行
ユニットシートRを用いて行う縦一行ユニット訓練欄2
9;縦三行ユニットシートSを用いて行う縦三行ユニット
訓練欄30;横三行ユニットシートTを用いて行う横三行
ユニット訓練欄31; 8.前記カウント呼吸法訓練欄における訓練と同様の呼吸
法を一定の時間(例えば1分)行い、その後、瞑目した
まま、あらかじめ指定されたテーマの下に、風景等のイ
メージを頭の中に描き、そのイメージへの注意集中を一
定時間保持することにより、読書中における注意集中を
維持するコツを取得し易くする為の訓練であるイメージ
瞑想法訓練欄32; 9.「語」と「語」とをイメージで結びつけて記憶すると
いう課題を一定時間内ですばやく行なっていくことによ
り、読書中、語を認知し、その意味を把握する、という
反射的な作業を充分な注意集中をもって効率的に行なっ
ていく習慣を取得する為の訓練で、イメージ記憶訓練シ
ートUを用いて行うイメージ記憶訓練欄34; 10.簡単な小説を使用してその物語の情景を鮮明なイメ
ージとして意識しつつ読み、読後にその文章中の語句を
記憶再生して文節単位で順不同に書き出すことにより、
語句をその意味・イメージにおいて的確に把握しつつ、
読書内容に深く集中していく習慣を取得しやすくする為
の訓練であるイメージ読み訓練欄33; 11.実際の書籍を使用しつつ、一定の時間(例えば1
分、2分、3分等)それを読み、別紙にそのつどページ
数を記録し、指導者の指示に従って、時間内に目を通す
ページ数を増やしていくことによって、読書速度の向上
を図る訓練である倍速読書訓練の最高読字数値(1分あ
たり)を記録しておくための倍速読書訓練欄35; 12.短編小説等を計時しつつ読んだ後に記憶からその本
のあらすじをまとめ、読書速度の向上を確認し読書の質
の向上を徐々に高める為の訓練である速読読み切り訓練
欄36;の各訓練欄が掲載されている。
次に、上述した速読訓練方法掲載欄2に掲載されてい
る各訓練欄における読書速度向上の訓練に用いられる諸
種の速読訓練用シートについて詳述する。
先ず、第2図において図示され第1図中の縦サッケイ
ド訓練欄13の訓練にて用いられる縦サッケイド訓練シー
トBは、紙葉40の上下両端に対向する複数の目印部(例
えば黒色三角部等)42を表示形成し、上記上下に対向す
る相互の各目印部42を破線43にて連結表示したととも
に、下端に位置する各目印部とその左上端に位置する各
目印部とを各破線43にて連結表示し、更に紙葉左右両端
の中央位置に、対向するように目印部を設けて成るもの
である。
第3図において図示された第1図中の横サッケイド訓
練欄14の訓練にて用いる横サッケイドシートCは、紙葉
40の左右両端に対向する複数の目印部(例えば黒色三角
部等)42を表示し、上記左右に対向する相互の各目印部
を破線43にて連結表示したと共に、右端に位置する各目
印部とその左下端に位置する各目印部とを破線43にて連
結表示し、更に紙葉上下両端の中央位置に対向するよう
に目印部を設けて成るものである。
第5図において図示され第1図中の回転サッケイド訓
練欄16の訓練にて用いられる回転サッケイドシートE
は、紙葉40の中に、円の軌跡上に夫々対称に位置して対
向する複数の目印部(例えば黒色三角部等)42を表示
し、該対向する相互の各目印部を破線43にて連結表示し
て成るものである。
第4図に図示され第1図中の縦横サッケイド訓練欄15
の訓練にて用いられる縦横眼球反射訓練シートDは、一
枚の紙葉40の中に、上下両端に対抗する複数の各目印部
(例えば円型部)42を表示し、該上下に対向する相互の
各目印部を破線43にて連結したと共に下端に位置する各
目印部とその左上端に位置する各目印部とを破線43にて
連結し、破線連結された目印部の右端ないし左端より破
線に沿って順に「1、2、3・・・」の数字を表示した
表示部分と;左右両端に対向する複数の目印部42を表示
し、該左右に対向する相互の各目印部を破線43にて連結
したと共に右端に位置する各目印部とその左下端に位置
する各目印部とを破線43にて連結し、破線連結された目
印部の上端ないし下端より破線に沿って順に「1、2、
3・・・」の数字を表示した表示部分とを有して成るも
のである。
なお、以上第2図、第3図、第5図において示す夫々
のサッケイドシート中の目印部42は、黒色三角部のみで
なく、例えば第4図にて示すように小円の中に数字を表
示するなどの他、諸種の図形、記号等を目印部42として
も良く、特にその表示自体が限定されるものではない。
第6図において図示され第1図中の仮名ランダム訓練
欄18の訓練にて用いられる仮名ランダムシートGは、紙
葉40の中に、50字の仮名文字「あ〜ん」までをランダム
に表示した仮名文字表示部47を有して成るものである。
第7図において図示され第1図中の数字ランダム訓練
欄19の訓練にて用いられる数字ランダムシートHは、紙
葉40の中に、数字「1〜99」までをランダムに表示した
数字表示部48を有して成るものである。
第8図において図示され第1図中の数字ブロックパタ
ーン訓練欄20の訓練にて用いられる数字ブロックパター
ンシートIは、紙葉40の中にそれぞれの数字「0〜9」
までをランダムに表示した8個の各数字ブロック49を有
して成るものである。
第9図において図示され第1図中の仮名ブロックパタ
ーン訓練欄21の訓練にて用いられる仮名ブロックパター
ンシートJは、紙葉40中にそれぞれ50字の仮名文字「あ
〜ん」までをランダムに表示した8個の各仮名文字ブロ
ック50を有して成るものである。
第10図において図示され第1図中の漢字ブロックパタ
ーン訓練欄22の訓練にて用いられる漢字ブロックパター
ンシートKは、紙葉40中に小学校低学年程度の教育漢字
をランダムに表示した8個の各漢字ブロック51を有して
成るものである。
第11図において図示され第1図中の県名ブロックパタ
ーン訓練欄23の訓練にて用いられる県名ブロックパター
ンシートLは、一枚の紙葉40の中に、各都道府県名をラ
ンダムに表示した8個の各県名表示ブロック52を有して
成るものである。
第12図において図示され第1図中の漢数字一行パター
ン訓練欄24の訓練にて用いられる漢数字一行パターンシ
ートMは、紙葉40中に、漢数字「○〜九」までを、数段
からなる縦一行の各漢数字表示部53にランダム表示した
多数の各表示部を有して成るものである。
第13図において図示され第1図中の仮名一行パターン
訓練欄25の訓練にて用いられる仮名一行パターンシート
Nは、紙葉40の中に、仮名文字「あ〜ん」までを、縦一
行の各仮名文字縦表示部54にランダム表示した多数の各
表示部を有して成るものである。
第14図において図示され第1図中の仮名横一行パター
ン訓練欄26の訓練にて手用いられる仮名横一行パターン
シートOは、紙葉40中に、仮名文字「あ〜ん」までを横
一行の仮名文字横表示部55にランダム表示した多数の各
表示部を有して成るものである。
第15図において図示され第1図中の漢字二行パターン
訓練欄27の訓練にて用いられる漢字二行パターンシート
Pは、紙葉40の中に、適当に選択した多数の常用漢字
を、縦二行に接近して配列された各縦二行ブロック56中
にランダム表示した多数の各ブロック56を有した成るも
のである。
なお、第12図乃至第15図において示す夫々の行パター
ンシートは各行(乃至ブロック)の下に計算の便宜のた
めの行数表示を図に示すように5行おきに付す等してこ
れを形成してもよい。
第16図において図示され第1図中の縦一行ユニット訓
練欄29の訓練にて用いられる縦一行ユニットシートR
は、紙葉40の中に、特定の短い文章の意味を夫々変化さ
せて作成した八つの短文を、縦八行に接近して配列され
た各縦八行ブロック58中にランダム表示した複数の各ブ
ロックを有して成るものであり、それぞれブロック内の
ランダム配列を異なる複数頁を一冊に綴じ合わせて形成
する。
第17図において図示され第1図中の縦三行ユニット訓
練欄30の訓練にて用いられる縦三行ユニットシートS
は、紙葉40中に、特定の短い文章の意味を夫々変化させ
て作成した八つの短文を、複数段からなる各縦三行表示
部59中に表示し、これらをランダム掲載した多数の各表
示部を有して成るものであり、それぞれブロック内のラ
ンダム配列を異なる複数頁を一冊に綴じ合わせて形成す
る。
第18図において図示され第1図中の横三行ユニット訓
練欄31の訓練にて用いられる横三行ユニットシートT
は、紙葉40中に、特定の短い文章の意味を夫々変化させ
て作成した八つの短文を複数段からなる各横三行表示部
60中に表示して、これらをランダム掲載した多数の各表
示部を有して成るものであり、それぞれブロック内のラ
ンダム配列を異なる複数頁を一冊に綴じ合わせて形成す
る。
第19図、第20図において図示され第1図中のイメージ
記憶訓練欄34の訓練にて用いられるイメージ記憶訓練シ
ートUは、先ず第19図に示す如く、紙葉40の中に、各行
の上下段に全く何ら意図的な関係のない一組の上段名詞
掲載欄61と下段名詞掲載欄61′とを多数表示して作成し
た記憶訓練用シート62と;次に第20図に示す如く、前記
紙葉とは個別の紙葉40中に、上記上段名詞掲載欄と同一
の掲載欄61と上記下段名詞掲載欄に代替して空白欄63と
を形成した記憶記入用シート64とから成り、それぞれの
シートとも掲載名詞を異にする複数頁を用意してこれを
一冊に綴じ合わせたものである。
なお、本考案は上述した実施例に限定されるものでは
なくその要旨の範囲内で種々の変形が可能である。例え
ば、上述した第8図乃至第15図における各実施例の各種
シートにおいては、一枚の紙葉40の速読訓練用の各表示
部を有して成るものについて説明したが、当該各シート
は第16図乃至第19図と同様、ランダム配列の異なる各種
表示部を形成した複数枚のものからこれを形成しても良
い。
以下、本考案に係る速読訓練用シートの使用状況につ
いて説明する。
先ず、第1図に示す速読技術取得のための訓練実施を
記録するのに用いる速読訓練用シートの使用状況につい
て説明する。このシートは、速読訓練方法掲載欄2に掲
載表示されている各訓練順序に沿って速読訓練を実施す
る為のプログラム的な役割を果すと共に、各訓練結果を
記録しておき訓練者の訓練過程や現状等を常に一目瞭然
としておく為のものである。
即ち、訓練者は、速読訓練方法掲載欄2中のカウント
呼吸法訓練欄11から速読読み切り訓練欄36までを順次に
訓練する。そして、その各訓練の実施月日と実施回数を
その都度各訓練欄に対応する空欄3に記録する。なお、
シート中に訓練感想記入欄4と訓練指導者コメント欄5
とを設けて成る場合には、速読訓練方法掲載欄2に沿っ
た全部の訓練終了後に、訓練者がその訓練回数に応じた
訓練の感想を記入するとともに、訓練者に対する訓練指
導者のコメントを記入しておき次回訓練の参考に資する
ことができる。
従って、上述の如く構成した速読訓練用シートによれ
ば、読書速度の向上に至るまでの訓練を無駄なく円滑に
進行し、読書に対する集中を徐々に深めていくことがで
きると同時に、訓練結果が記録されたシート全体を眺め
れば訓練の過程や進歩度合が一目瞭然となるので、読書
速度の向上に至る各訓練に対して的確な評価及び診断等
を行うことができ、訓練者及び訓練指導者の両者にとっ
て極めて合理的且つ効果的な訓練を実施することができ
る。
次に、前記訓練結果を記録するようにした速読訓練用
シート中の各訓練欄における訓練状況と共に、諸種訓練
にて用いられる具体的な各種の速読訓練用シートの使用
状況について説明する。これらの各シートによれば、極
めて具体的且つ使い易い構成とされているので、各訓練
を楽しく行うことができると共に高効率な訓練成果を得
ることができ、結果的に読書速度向上が自覚されるまで
の訓練期間を短縮化することができる。
カウント呼吸法訓練欄11における訓練は、心身の心身
のリラックス感を取得し、以下の訓練に集中し易くする
為に行う訓練であり、訓練者は椅子に掛けた姿勢で背筋
を伸ばし、瞑目して自分で例えば1分間の腹式呼吸数を
カウントする。そして、当該1分間の腹式呼吸数を前記
訓練結果を記録するように構成した速読訓練用シート
(以下「記録シート」と指称)の空欄3の該当個所に記
録する。
縦、横回転の各サッケイドシートB、C、Dを用いて
行う各サッケイド訓練欄13、14、15の訓練は、紙面全体
を広く視野に捉えつつ、その範囲の中ですばやく注意点
を移動させていくことにより、広い範囲の文字を視覚的
に把握し易くする為に行う訓練であり、又、縦横サッケ
イドシートDを用いて行う縦横サッケイド訓練欄15の訓
練は左右の目で同時的に別々の対象を追っていくという
課題を達成しようとすることにより、視覚的注意を狭い
範囲に限定しがちな習慣を改め、広い範囲の文字を視覚
的に把握し易くする為に行う訓練である。
即ち、各シートによる訓練は次のようにして行なう。
第2図の縦サッケイドシートBの紙葉40に表示形成され
た各目印部42を各破線43に沿って右上端の目印部より始
めて順に左下端の目印部まですばやく見ていく。その
際、訓練に上達するにつれて目印部を逐次的に追うので
はなく、紙面全体を広く視野に捉え、素早く目印部から
目印部へと意識を動かしていくことが有効である。左右
中央位置に設けた目印部は広く視野を保つための指標と
なるもので、中央右端の目印を右目、中央左端の目印部
を左目で捉えるように意識して行なうと、所期の目的を
達成しやすい。また、右上端目印部より始め破線に沿っ
て左下端目印部まで見終わる過程を「1回」と数え、1
分間で何回見ることができたかを測定することにより、
進歩度合の目安とすることができる。その回数値は対応
する空欄3に記録する。
第3図の横サッケイドシートCは、第2図と同様に使
用して横方向の注意点移動を行なう。中央上下端の目印
部は、それぞれ右目ないし左目で捉えるように意識して
行なうと上下に広く視野を保つための指標とすることが
できる。回数測定も第2図と同様にして行なうことがで
きる。
第5図の回転サッケイドシートEは、破線により結ば
れた目印部を一方を始点、一方を終点として注意点を移
動させて見、次々と始点を右方向ないし左方向へと回転
させていくものである。例えば、先ず上端の目印部から
始め、破線により対向する目印部に注意点を移したの
ち、上端目印部の右隣の目印部に注意点を戻し、また、
それに対向する目印部に注意点を移す、という具合で連
続的に見ていく。回転方向は訓練指導者の合図によるな
りして、随時左方向右方向へと交代するようにしてもよ
い。訓練中、紙面全体を広く視野に捉えつつ行なうと効
果的であるのは、前記縦、横の各シートにおける訓練と
同様である。また、上端目印部より始めて一回転してま
た上端目印部に戻るまでを「1回」と数え、1分間の回
数値を測定することができる。その回数値は、対応する
空欄3に記録する。
第4図の縦横サッケイドシートDは、紙面左半分を左
目で右半分を右目でそれぞれ意識し、左目で縦(または
横)、右目で横(または縦)の方向の注意点移動を同時
に同じリズムで行おうとするものである。目印部につけ
られた番号の通りに見ていく。シートの天地をひっくり
返せば、左目と右目の運動方向を入れかえることができ
る。このシートも他のシートと同様、1分間の回数計測
を行なうことができ、その回数値は対応する空欄3に記
録する。
仮名ランダムシートG、数字ランダムシートHを用い
て行う仮名ランダム訓練欄18、数字ランダム訓練欄19の
各訓練は、紙面中の広い範囲の文字を視野に捉え、なお
かつその中で目標の文字を次々と探し出していくことに
より、一目で認知し把握できる文字範囲を拡げる為に行
う訓練である。即ち、第6図に示す紙葉40の中の仮名文
字表示部47は、「あいうえお」順や「いろは」順など、
第7図に示す紙葉40の中の表示部48は「1、2、3・・
・」順や「99、98、97・・・」などの順で、それぞれ表
示された文字群の中から次々に該当の文字を探し出して
いき、それぞれ1分間にいくつ探し出せたか、その数を
記録シートの各該当個所に記録する。
数字ブロックパターンシートIを用いて行う数字ブロ
ックパターン訓練欄20の訓練、仮名ブロックパターンシ
ートJを用いて行う仮名ブロックパターン訓練欄21の訓
練、漢字ブロックパターンシートKを用いて行う漢字ブ
ロックパターン訓練欄22の訓練、県名ブロックパターン
シートLを用いて行う県名ブロックパターン訓練欄23の
訓練は、前記二種類のランダムシート訓練と同様に、紙
面中の広い範囲の文字を視野に捉え、その中で目標の文
字を次々と探し出していくことにより、一目で認知、把
握できる文字範囲を拡げていく為のものであるが、更に
注意範囲を規則的に移動させていくという課題を加える
ことにより、一目で認知、把握できる文字範囲を拡げる
という訓練効果を実際の読書に応用しやすくする為に行
う訓練である。
即ち、第8図乃至第11図に示す各紙葉40中の数字ブロ
ック49、仮名文字ブロック50、漢字ブロック51、県名表
示ブロック52の各ブロック中から、順次、特定した数
字、仮名文字、漢字、県名を探して行くようにした訓練
である。夫々のブロックを見る順番は、右上のブロック
を始点とし、次いでその下のブロック、次いで左隣上の
ブロック、下のブロック、また左隣の上のブロック、下
のブロック・・・というふうに進み、左下のブロックで
8コのブロックが見終わったら、また右上のブロックに
戻る、という繰り返しで見えていくことになる。そし
て、1分間に延べ何ブロック見られたか、その数を各訓
練欄の該当空欄3に記録する。
更に、各シートの訓練方法例を詳述すれば、次の通り
である。
数字ブロックパターンシートの場合、まず「1」を順
に8ブロック見終わったのちは「2」を8ブロック、次
いで順に「3、4、5・・・」と同様にしていき「10」
以降は、たとえば「10」なら、同一ブロック内で「1」
と「0」を見るようにする、ただし、「11」、「22」な
ど10の位と1の位が同数字の場合は、夫々「1」、
「2」を見れば良いこととする。1分間で見たブロック
数は、終わりまで見つけることのできた「数」に8を掛
け、途中まで見ていたブロック数があればそれを足すこ
とで算出できる。
また、仮名ブロックパターンシートの場合には「あ、
い、う、え、お」順など文字を探す順をあらかじめ決
め、各文字を8ブロックずつ見て、見終わった文字の数
から1分間のブロック数を算出できる。漢字ブロックパ
ターンシートは、右上のブロック内が左上から右に
「一、二、三・・・」「月、火、水・・・」などの意味
のある配列になっているので、どの文字からどの順で見
ていくかを予め決め、各文字を8ブロックずつ見て、見
終わった文字の数から1分間のブロック数を算出でき
る。
県名ブロックパターンシートの場合には、右上のブロ
ック内が左上から右に「北海道、青森、岩手・・・」と
日本地図の北から南の配列になっているので、適宜の県
名から始めて、後は北から南の順で次の県名を次々と8
つのブロックずつ見ていき、見終った県名の数から、1
分間のブロック数を算出できる。
いずれのシートも上記方法は、訓練法の一例であり、
他にも特定文字だけで何度でもくり返し探す等の他、上
記目的に沿った種々の使い方ができる。
漢数字一行パターンシートMを用いて行う漢数字一行
パターン訓練欄24の訓練、仮名一行パターンシートNを
用いて行う仮名一行パターン訓練欄25の訓練、仮名横一
行パターンシートOを用いて行う仮名横一行パターン訓
練欄26の訓練や漢字二行パターンシートPを用いて行う
漢字二行パターン訓練欄27の訓練は、文字の配列を
「行」の形にすることにより、一目で認知、把握できる
文字範囲を広げる、という訓練効果をよりいっそう実際
の読書に応用し易くする為に行う訓練である。
即ち、第12図乃至第15図に示す各紙葉40中の漢数字表
示部53、仮名文字縦表示部54や仮名文字横表示部55、縦
二行ブロック56の中から順次特定した漢数字、仮名文字
等を探して行くようにした訓練である。文字の探し方
は、ひとつの文字を右端の行から左端の行まで(漢数字
一行パターンシートの場合は右上端の行から左下端の行
まで)、各行探したのち、前記ブロックパターンシート
同様、何らかの順番で目標の文字を変えていってもいい
し、同じ文字を繰り返し探す等種々の方法が可能であ
る。そして、1分間に延べ何行見られたか、その数を各
訓練欄の該当空欄3に記録する。
縦一行ユニットシートRを用いて行う縦一行ユニット
訓練欄29の訓練、縦三行ユニットシートSを用いて行う
縦三行ユニット訓練欄30の訓練や横三行ユニットシート
Tを用いて行う横三行ユニット訓練欄31における訓練
は、前記ランダムシート、ブロックパターンシートのパ
ターンシート群と同様の効果を持つものであるが、認知
単位を「字」や「語」にとどまらず「文」にすることに
より、一目で認知、把握できる文字範囲に広げるという
訓練効果のいっそうの徹底を図る為に行う訓練である。
即ち、第16図乃至第18図に示す各紙葉40中の各縦八行
ブロック58、縦三行表示部59や横三行表示部60の各ブロ
ック等の中から順次特定した文を探して行くようにした
訓練である。第1頁の右端或いは上端のブロックから順
に見て次々とページをめくって見ていく。そして、1分
間に何ブロック見られたか、その数を各訓練欄の該当空
欄3に記録する。
イメージ瞑想法訓練欄32における訓練は前述したカウ
ント呼吸法訓練欄11での訓練と同様の呼吸法による心身
のリラックス感を背景にして心の中の視覚的、聴覚的そ
の他感覚的なイメージ(心象)に注意集中することによ
り、読書中、内面的な注意集中を維持するコツを取得す
る為に行う訓練である。即ち、前記カウント呼吸法訓練
欄での訓練と同様の呼吸法を一定時間(例えば1分)行
ない、その後、瞑目したまま、あらかじめ指定されたテ
ーマの下に、風景等のイメージを頭の中に描き、そのイ
メージへの注意集中を一定時間保持する訓練である。そ
して、訓練に要した時間及び訓練でイメージしたものの
概略と、そのイメージ維持がどの程度できたかの自己評
価とを記録シートの空欄3に記録する。
記憶訓練シートUを用いて行うイメージ記憶訓練欄34
における訓練は、適宜の「語」と「語」をイメージで結
びつけて記憶するという課題を一定時間内で素早く行な
っていくことにより、読書中、語を認知しつつ、その意
味を把握する、という反射的な作業を十分な注意集中を
もって効率的に行なっていく習慣を取得する為に行う訓
練である。
即ち、先ず、第19図に示す紙葉40中の記憶訓練用シー
ト62における上段名詞掲載欄61と下段名詞掲載欄61′と
を決められた時間(例えば1分間)内で次々に見た後、
第20図に示す記憶記入用シート64における空白欄63中
に、上記上段名詞掲載欄61に対応する下段名詞掲載欄6
1′の「語」を一定時間内で次々に記入するようにした
訓練である。そして、記録シートの空欄3には、記憶記
入用シート64の空白欄63に記入した語の正答数/時間内
に見た記憶訓練用シート62の上下名詞掲載欄の行数を記
録する。
イメージ読み訓練欄33における訓練は、文中の語句
を、その意味、イメージにおいて的確に把握しつつ、読
書内容への深い集中を得られるようにする為に行う訓練
である。即ち、簡単な小説を使用して、その物語の情景
を鮮明なイメージとして意識しつつ読み、読後にその文
章中の語句を記憶再生して文節単位で順不同に書き出す
訓練である。そして、記録シートの空欄3には、訓練に
使用したテキスト名、書き出すことのできた語数及び訓
練時間等を記録する。
倍速読書訓練欄35における訓練は、ここまでの訓練に
よって養われた基礎的な諸習慣、諸能力を応用して、実
際に書籍を速く読むという課題に取り組む訓練である。
即ち、適宜の書籍を用いて一定時間(たとえば1分、2
分、3分等)、それを読み、別紙にそのつどページ数を
記録し、指導者の指示に従って、時間内に目を通すペー
ジ数を増やしていくことによって、読書速度の向上を図
る訓練である。記録シートの空欄3には、使用した書
名、1分間当たりの最高読字数値とその時の理解度等を
記録する。
速読読み切り訓練欄36における訓練は、短編小説等を
計時しつつ読んだ後に記憶からその本のあらすじをまと
めるようにした訓練であり、読書速度の向上を確認し読
書の質を徐々に高める為に行う訓練である。そして、用
意された別紙に当該訓練にて使用した本のあらすじを記
載した後、その読字数を所要時間で割って1分間での読
字数を算出し、書籍名とともに当該読字数を記録シート
の空欄3に記録する。
しかして、上述した各訓練が連続して一通り実施完了
した場合に何回目かの訓練が終ることになる。そして、
このような訓練回数を重ねることにより読書速度の向上
が見られるものとなり、本考案に係る各シートは当該各
訓練の際にその成果を一層向上させる為に優れて有用な
ものである。
〔本考案の効果〕
以上詳述した本考案は、書籍等を読む速度を高める為
の諸種訓練をプログラム化しつつこれに沿って実施され
る諸種の訓練結果を記録して訓練成果を向上させるのに
好都合なように形成された速読訓練用シートと、上記各
訓練において具体的且つ簡易に用いることができるよう
にした各種の速読訓練用シートとから成るので、読書速
度の向上がみられるまでの極めて具体的な訓練手段を高
効率に実行可能とした速読訓練用シートを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は速読技術の習得のための訓練実施を記録するの
に用いる速読訓練用シートの平面図、第2図は縦サッケ
イドシートBの平面図、第3図は横サッケイドシートC
の平面図、第4図は縦横サッケイドシートDの平面図、
第5図は回転サッケイドシートEの平面図、第6図は仮
名ランダムシートGの平面図、第7図は数字ランダムシ
ートHの平面図、第8図は数字ブロックパターンシート
Iの平面図、第9図は仮名ブロックパターンシートJの
平面図、第10図は漢字ブロックパターンシートKの平面
図、第11図は県名ブロックパターンシートLの平面図、
第12図は漢数字一行パターンシートMの平面図、第13図
は仮名一行パターンシートNの平面図、第14図は仮名横
一行パターンシートOの平面図、第15図は漢字二行パタ
ーンシートPの平面図、第16図は縦一行ユニット訓練シ
ートRの平面図、第17図は縦三行ユニット訓練シートS
の平面図、第18図は横三行ユニット訓練シートTの平面
図、第19図及び第20図はイメージ記憶訓練シートUの各
説明図である。 図中の主な符号 1、40…紙葉 2……速読訓練方法掲載欄 3……空欄 11……カウント呼吸法訓練欄 13……縦サッケイド訓練欄 14……横サッケイド訓練欄 15……縦横サッケイド訓練欄 16……回転サッケイド訓練欄 18……仮名ランダム訓練欄 19……数字ランダム訓練欄 20……数字ブロックパターン訓練欄 21……仮名ブロックパターン訓練欄 22……漢字ブロックパターン訓練欄 23……県名ブロックパターン訓練欄 24……漢数字一行パターン訓練欄 25……仮名一行パターン訓練欄 26……仮名横一行パターン訓練欄 27……漢字二行パターン訓練欄 29……縦一行ユニット訓練欄 30……縦三行ユニット訓練欄 31……横三行ユニット訓練欄 32……イメージ瞑想法訓練欄 33……イメージ読み訓練欄 34……イメージ記憶訓練欄 35……倍速読書訓練欄 36……速読読み切り訓練欄。

Claims (21)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】書籍等を読む速度を高めるための所謂「速
    読訓練」に用いられ特に速読訓練を実施及び記録するの
    に用いる速読訓練用シートであって、縦・横の多数の各
    欄を形成した紙葉1中に、複数の各速読訓練方法を訓練
    順序に沿ってそれぞれ区分して表示した速読訓練方法掲
    載欄2と、この各速読訓練方法掲載欄に対応する各訓練
    を実施した月日及び実施回数を記入すべき複数の空欄3
    とを有して成る速読訓練用シート。
  2. 【請求項2】前記紙葉1は、複数の各速読訓練方法掲載
    欄2に沿った全部の訓練終了後、各訓練者がその訓練回
    数に応じた訓練の感想を記入すべき訓練感想記入欄4と
    訓練指導者のコメントを記入すべき訓練指導者コメント
    欄5とを具備して成る実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の速読訓練用シート。
  3. 【請求項3】前記速読訓練方法掲載欄2はそれぞれの訓
    練順序に沿って、 a.心身のリラックス感を取得し以下の訓練に集中し易く
    する為に行う訓練で、椅子にかけた姿勢で背筋を伸ば
    し、瞑目して自分で1分間の腹式呼吸数をカウントし、
    その数値を記入するようにしたカウント呼吸法訓練欄1
    1; b.紙面全体を広く視野にとらえつつ、その範囲の中です
    ばやく注意点を移動させていくことにより広い範囲の文
    字を視覚的に把握し易くする為の訓練であって、縦サッ
    ケイドシートBを用いて行う縦サッケイド訓練欄13;横
    サッケイド訓練シートCを用いて行う横サッケイド訓練
    欄14;回転サッケイドシートEを用いて行う回転サッケ
    イド訓練欄16; c.左右の目で同時的に別々の対象を追っていくという課
    題を達成しようとすることにより、視覚的注意を狭い範
    囲に限定しがちな習慣を改め、広い範囲の文字を視覚的
    に把握し易くする為の訓練であって、縦横サッケイドシ
    ートDを用いて行う縦横サッケイド訓練欄15; d.紙面中の広い範囲の文字を視野にとらえつつなお且つ
    その中で目標の文字を次々と探し出していくことによ
    り、一目で認知、把握できる文字範囲を拡げる為の訓練
    であって、仮名ランダムシートGを用いて行う仮名ラン
    ダム訓練欄18;数字ランダムシートHを用いて行う数字
    ランダム訓練欄19; e.前記二種類のランダムシート訓練と同様、紙面中の広
    い範囲の文字を視野に捉え、その中で目標の文字を次々
    と探し出していくことにより、一目で認知、把握できる
    文字範囲を拡げてく為のものであるが、さらに注意範囲
    を規則的に移動させていくという課題を加えることによ
    り、一目で認知し把握できる文字範囲を拡げるという訓
    練効果を実際の読書に応用しやすくする為の訓練で、数
    字ブロックパターンシートIを用いて行う数字ブロック
    パターン訓練欄20;仮名ブロックパターンシートJを用
    いて行う仮名ブロックパターン訓練欄21;漢字ブロック
    パターンシートKを用いて行う漢字ブロックパターン訓
    練欄22;県名ブロックパターンシートLを用いて行う県
    名ブロックパターン訓練欄23; f.前記数字等の各ブロックパターンシートを用いた訓練
    と同様の効果を持つものであるが、文字の配列を「行」
    の形にすることにより、一目で認知、把握できる文字範
    囲を拡げる、という訓練効果をよりいっそう実際の読書
    に応用し易くする為の訓練で、漢数字一行パターンシー
    トMを用いて行う漢数字一行パターン訓練欄24;仮名一
    行パターンシートNを用いて行う仮名一行パターン訓練
    欄25;仮名横一行パターンシートOを用いて行う仮名横
    一行パターン訓練欄26;漢字二行パターンシートPを用
    いて行う漢字二行パターン訓練欄27; g.前記ランダムシート、ブロックパターンシートのパタ
    ーンシート群と同様の効果を持ち、認知単位を「字」や
    「語」にとどまらず、「文」にすることにより、一目で
    認知、把握できる文字範囲を広げるという訓練効果のい
    っそうの徹底をはかる為の訓練であって、縦一行ユニッ
    トシートRを用いて行う縦一行ユニット訓練欄29;縦三
    行ユニットシートSを用いて行う縦三行ユニット訓練欄
    30;横三行ユニットシートTを用いて行う横三行ユニッ
    ト訓練欄31; h.前記カウント呼吸法訓練欄における訓練と同様の呼吸
    法を一定の時間(例えば1分間)行い、その後、瞑目し
    たまま、あらかじめ指定されたテーマの下に、風景等の
    イメージを頭の中に描き、そのイメージへの注意集中を
    一定時間保持することにより、読書中の注意集中を維持
    するコツを取得し易くする為の訓練であるイメージ瞑想
    法訓練欄32; i.「語」と「語」とをイメージで結びつけて記憶すると
    いう課題を一定時間内ですばやく行なっていくことによ
    り、読書中、語を認知し、その意味を把握するという反
    射的な作業を充分な注意集中をもって効率的に行なって
    いく習慣を取得する為の訓練でイメージ記憶訓練シート
    Uを用いて行うイメージ記憶訓欄34; j.簡単な小説を使用してその物語の情景を鮮明なイメー
    ジとして意識しつつ読み、読後にその文章中の語句を記
    憶再生して文節単位で順不同に書き出すことにより、語
    句をその意味・イメージにおいて的確に把握しつつ、読
    書内容に深く集中していく習慣を取得しやすくする為の
    訓練であるイメージ読み訓練欄33; k.実際の書籍を使用し、一定の時間(例えば1分、2
    分、3分等)、それを読み、別紙にそのつどページ数を
    記録し、指導者の指示に従って、時間内に目を通すペー
    ジ数を増やしていくことによって、読書速度の向上を図
    る訓練である倍速読書訓練の最高読字数値(1分あた
    り)を記録しておくための倍速読書訓練欄35; l.短編小説等を計時しつつ読んだ後に記憶からその本の
    あらすじをまとめ、読書速度の向上を確認し、読書の質
    の向上を徐々に高める為の訓練である速読読み切り訓練
    欄36;の各欄を有して成る実用新案登録請求の範囲第1
    項乃至第2項記載の速読訓練用シート。
  4. 【請求項4】前記縦サッケイドシートBは、紙葉40の上
    下両端に対向する複数の目印部(例えば黒色三角部等)
    42を表示し、上記上下に対向する相互の各目印部を破線
    43にて連結表示したと共に、下端に位置する各目印部と
    その左上端に位置する各目印部とを破線43にて連結表示
    したものである実用新案登録請求の範囲第3項記載の速
    読訓練用シート。
  5. 【請求項5】前記横サッケイドシートCは、紙葉40の左
    右両端に対向する複数の目印部(例えば黒色三角部等)
    42を表示し、上記左右に対向する相互の各目印部を破線
    43にて連結表示したと共に、右端に位置する各目印部と
    その左下端に位置する各目印部とを破線43にて連結表示
    したものである実用新案登録請求の範囲第3項記載の速
    読訓練用シート。
  6. 【請求項6】前記回転サッケイドシートEは、紙葉40の
    中に、円の軌跡上に夫々対称に位置して対向する複数の
    目印部(例えば黒色三角部等)42を表示し、該対向する
    相互の各目印部を破線43にて連結表示したものである実
    用新案登録請求の範囲第3項記載の速読訓練用シート。
  7. 【請求項7】前記縦横サッケードシートDは、一枚の紙
    葉40中に、上下両端に対向する複数目印部(例えば円型
    部)42を表示し、該上下に対向する相互の各目印部を破
    線43で連結したと共に下端に位置する各目印部とその左
    上端に位置する各目印部とを破線43で連結し、破線連結
    された目印部の右端乃至左端より破線に沿って順に
    「1、2、3・・・」の数字を表示した表示部分と;左
    右両端に対向する複数の目印部42を表示し、該左右に対
    向する相互の各目印部を破線43にて連結したと共に右端
    に位置する各目印部とその左下端に位置する各目印部と
    を破線43にて連結し、破線連結された目印部の上端乃至
    下端より破線に沿って順に「1、2、3・・・」の数字
    を表示した表示部分;とを有するものである実用新案登
    録請求の範囲第3項記載の速読訓練用シート。
  8. 【請求項8】前記仮名ランダムシートGは、紙葉40の中
    に48字の仮名文字「あ〜ん」までをランダムに表示した
    仮名文字表示部47から成るものである実用新案登録請求
    の範囲第3項記載の速読訓練用シート。
  9. 【請求項9】前記数字ランダムシートHは、紙葉40の中
    に数字「1〜99」までをランダムに表示した数字表示部
    48から成るものである実用新案登録請求の範囲第3項記
    載の速読訓練用シート。
  10. 【請求項10】前記数字ブロックパターンシートIは、
    紙葉40の中に、それぞれ数字「0〜9」までをランダム
    に表示した8個の各数字ブロック49から成るものである
    実用新案登録請求の範囲第3項記載の速読訓練用シー
    ト。
  11. 【請求項11】前記仮名ブロックパターンシートJは、
    紙葉40中に、夫々50字の仮名文字「あ〜ん」までをラン
    ダムに表示した8個の各仮名文字ブロック50から成るも
    のである実用新案登録請求の範囲第3項記載の速読訓練
    用シート。
  12. 【請求項12】前記漢字ブロックパターンシートKは、
    紙葉40中に、小学校低学年程度の教育漢字をランダムに
    表示した8個の各漢字ブロック51から成るものである実
    用新案登録請求の範囲第3項記載の速読訓練用シート。
  13. 【請求項13】前記県名ブロックパターンシートLは、
    紙葉40中に、各都道府県名をランダムに表示した8個の
    各県名表示ブロック52から成るものである実用新案登録
    請求の範囲第3項記載の速読訓練用シート。
  14. 【請求項14】前記漢字一行パターンシートMは、紙葉
    40中に、漢数字「0〜九」までを、数段からなる縦一行
    の各漢数字表示部53にランダム表示した多数の各表示部
    から成るものである実用新案登録請求の範囲第3項記載
    の速読訓練用シート。
  15. 【請求項15】前記仮名一行パターンシートNは、紙葉
    40中に、仮名文字「あ〜ん」までを、縦一行の各仮名文
    字縦表示部55にランダム表示した多数の各表示部から成
    るものである実用新案登録請求の範囲第3項記載の速読
    訓練用シート。
  16. 【請求項16】前記仮名横一行パターンシートOは、紙
    葉40中に、仮名文字「あ〜ん」までを横一行の各仮名文
    字横表示部55にランダム表示した多数の各表示部から成
    るものである実用新案登録請求の範囲第3項記載の速読
    訓練用シート。
  17. 【請求項17】前記漢字二行パターンシートPは、紙葉
    40中に、適当に選択した多数の常用漢字を、縦二行に接
    近して配列された各縦二行ブロック56中にランダム表示
    した多数の各ブロックから成るものである実用新案登録
    請求の範囲第3項記載の速読訓練用シート。
  18. 【請求項18】前記縦一行ユニットシートRは、紙葉40
    中に、特定の短い文の意味を夫々変化させて作成した八
    つの短文を、縦八行に接近して配列された各縦八行ブロ
    ック58中にランダム表示した複数の各ブロックから成
    り、それぞれブロック内の文配列を異にする複数頁を一
    冊に綴じ合わせたものである実用新案登録請求の範囲第
    3項記載の速読訓練用シート。
  19. 【請求項19】前記縦三行ユニットシートSは、紙葉40
    中に、特定の短い文の意味を夫々変化させて作成した八
    つの短文を、複数段からなる各縦三行表示部59中に表示
    し、これらをランダム掲載した多数の各表示部から成
    り、それぞれブロック内の文配列を異にする複数頁を一
    冊に綴じ合わせたものである実用新案登録請求の範囲第
    3項記載の速読訓練用シート。
  20. 【請求項20】前記横三行ユニットシートTは、紙葉40
    中に、特定の短い文の意味を夫々変化させて作成した八
    つの短文を複数段からなる各横三行表示部60中に表示
    し、これらをランダム掲載した多数の各表示部から成
    り、それぞれブロック内の文配列を異にする複数頁を一
    冊に綴じ合わせたものである実用新案登録請求の範囲第
    3項記載の速読訓練用シート。
  21. 【請求項21】前記イメージ記憶訓練シートUは、紙葉
    40中に、各行の上下段に全く何ら意図的な関係のない一
    組の上段名詞掲載欄61と下段名詞掲載欄61′とを多数表
    示して作成した記憶訓練用シート62と;上記紙葉とは個
    別の紙葉40中に、上記上段名詞掲載欄と同一の掲載欄61
    と上記下段名詞掲載欄に代替して空白欄63とを形成した
    記憶記入用シート64と;から成り、それぞれ掲載名詞を
    異にする複数頁の記憶訓練用シート62と記憶記入用シー
    ト64を、一冊に綴じ合わせたものである実用新案登録請
    求の範囲第3項記載の速読訓練用シート。
JP1987181409U 1987-11-28 1987-11-28 速読訓練用シート Expired - Lifetime JPH088853Y2 (ja)

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