JPH0887459A - バックグラウンド通信方式 - Google Patents

バックグラウンド通信方式

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JPH0887459A
JPH0887459A JP6222874A JP22287494A JPH0887459A JP H0887459 A JPH0887459 A JP H0887459A JP 6222874 A JP6222874 A JP 6222874A JP 22287494 A JP22287494 A JP 22287494A JP H0887459 A JPH0887459 A JP H0887459A
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lan
personal computer
board
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communication
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JP6222874A
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English (en)
Inventor
Shigehiko Terajima
成彦 寺島
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/382Information transfer, e.g. on bus using universal interface adapter
    • G06F13/387Information transfer, e.g. on bus using universal interface adapter for adaptation of different data processing systems to different peripheral devices, e.g. protocol converters for incompatible systems, open system

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  • Theoretical Computer Science (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バックグラウンド通信方式に関し、マルチス
レッドOSを使用することなく、バックグラウンドでフ
ァイル転送を行うことができるようにすることを目的と
する。 【構成】 LANボード14とLANから受け取ったり
LANへ送り出すファイルを一時的に格納する外付けデ
ィスク13、15とを、パーソナルコンピュータ本体が
使用するバス拡張スロット11と別の同一スロット12
に装填し、パーソナルコンピュータ本体を制御するバス
とハードウェア的に分離する構成にする。ネットワーク
制御手段16でバスを時分割多重制御して、バックグラ
ウンドでファイル転送を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバックグラウンド通信方
式に関し、特にネットワークによって接続されたパーソ
ナルコンピュータの間の通信を、パーソナルコンピュー
タの業務を処理しながら、バックグラウンドで行うバッ
クグラウンド通信方式に関する。
【0002】従来、コンピュータ用のオペレーティング
システム(OS)においては、特に、同時にマルチユー
ザ・マルチタスクの実行をサポートしたUNIX,OS
/2(商標)などが知られており、これらのマルチスレ
ッドOSを使用することにより、二つ以上のタスクを同
時に実行させることを可能にしている。
【0003】
【従来の技術】OSとして、パーソナルコンピュータの
多くに採用されているマイクロソフト社のMS−DOS
(登録商標)はスタンドアローンのパーソナルコンピュ
ータを対象としたシングルユーザ・シングルタスクのO
Sである。また、このMS−DOS上で動作するMS−
Windows(登録商標)についても、シングルタス
クしかサポートしておらず画面上だけの疑似マルチタス
クをサポートしているにすぎない。もちろん、バックグ
ラウンドでの伝送制御手順による通信もサポート対象外
になっている。したがって、ある処理を実行中にバック
グラウンドでファイルの転送処理を平行して実行させる
ことはできない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】パーソナルコンピュー
タを使用して、バックグラウンド通信によるファイル転
送を行おうとする場合、マルチタスクをサポートしたU
NIXやOS/2のようなマルチスレッドOSを使用す
ることでバックグラウンド通信を実現することができる
が、これらのOSは一般に高価であり、また、ソフトウ
ェア環境及びハードウェア環境も高価なものが必要とな
るばかりか、今までのアプリケーションソフトウェアが
使用できなくなることがある、という問題点があった。
【0005】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、パーソナルコンピュータにて、特に高価なO
Sを使用することなく、バックグラウンドでファイル転
送を行うことができるバックグラウンド通信方式を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は上記目的を達成す
る本発明の原理図である。この図において、パーソナル
コンピュータは複数のバス拡張スロット10を備えてお
り、その一つのスロット11はパーソナルコンピュータ
本体の標準品が使用している。その標準品が使用してい
るスロット11とは別の一つのスロット12に、I/O
制御ボード13とLANボード14とが装填されてい
る。I/O制御ボード13にはバックグラウンドで通信
されるファイルを格納するための増設用の外付けディス
ク15が接続され、LANボード14にはLANケーブ
ルが接続されている。さらに、I/O制御ボード13及
びLANボード14に対してファイル転送の制御を行う
ネットワーク制御手段16を備えている。
【0007】
【作用】上述の手段によれば、バックグラウンド通信に
必要なI/O制御ボード13及びLANボード14を、
パーソナルコンピュータ本体の標準品が使用するスロッ
ト11とは別のスロット12に装填して、ハードウェア
的に本体のものと分離し、ネットワーク制御手段16で
バス拡張スロット10を時分割制御し、かつI/O制御
ボード13及びLANボード14を制御することによっ
てパーソナルコンピュータ本体の処理とは独立してネッ
トワークを通じてバックグラウンドでファイルのアップ
・ダウンロードを行うようにしている。
【0008】
【実施例】まず、本発明実施例の概略について説明す
る。図1は本発明の原理を示す構成図である。本発明の
バックグラウンド通信方式は、パーソナルコンピュータ
の機能拡張のために設けられているバス拡張スロット1
0を利用している。バス拡張スロット10は複数のスロ
ットを有し、その内の一つのスロット11はパーソナル
コンピュータ本体の標準品が使用している。そのスロッ
ト11とは別の一つのスロット12には、ディスク制御
用のI/O制御ボード13とネットワーク制御用のLA
N(Local Area Network)ボード14とが装填されてい
る。I/O制御ボード13にはバックグラウンドで通信
されるファイルを格納するための増設用の外付けディス
ク15が接続され、LANボード14はLANケーブル
17に設けられたトランシーバ18に接続されている。
さらに、I/O制御ボード13及びLANボード14に
対してネットワーク経由のファイル転送を制御するため
のネットワーク制御手段16を備えている。
【0009】この構成によれば、パーソナルコンピュー
タ本体の標準品が使用するスロット11とは別のスロッ
ト12に、バックグラウンド通信に必要なI/O制御ボ
ード13及びLANボード14を装填してしている。こ
れによって、バックグラウンド通信に必要な拡張ボード
をハードウェア的に本体標準品のための拡張ボードと分
離している。ネットワーク制御手段16はバス拡張スロ
ット10を時分割制御するとともにI/O制御ボード1
3及びLANボード14を制御し、パーソナルコンピュ
ータ本体のアプリケーション処理とは独立して勝手にネ
ットワークを通じたバックグラウンドでのファイルのア
ップ・ダウンロードを行うようにしている。
【0010】図2はバス拡張スロットへのボード配置例
を示す図である。図示の例では、マイクロプロセッサ2
0があり、これに増設メモリ21、EISA(Exteded
Industry Standard Architecture)バス制御回路22、
EISAバス拡張スロット23が接続されている。この
EISAバス拡張スロット23の二つの独立したスロッ
トには、2枚のEISAバス拡張ボード24、25が装
填されている。
【0011】この内のEISAバス拡張ボード24は、
パーソナルコンピュータ本体の制御に関する部分が集約
されており、このボードの下に伸びている一本のバスで
パーソナルコンピュータの全機能を分担している。すな
わち、この例では、EISAバス拡張ボード24には、
物理的な入出力装置の制御用のBIOS(Basic Input/
Output System )26、グラフィックスデータを格納す
るグラフィックス用メモリ(GM)27、画面表示の速
度を改善するためのグラフィックス・アクセラレータ
(GA)28、マウスを接続するためのマウス・インタ
フェース29、キーボードを接続するためのキーボード
・インタフェース30、通信装置などを接続するための
RS232C・インタフェース31、たとえばIDE
(IntegratedDevice Electronics )仕様のハードディ
スクを接続するための内蔵ハードディスク・インタフェ
ース32、及びフロッピーディスク装置を接続するため
のフロッピーディスク装置・インタフェース33が接続
されており、命令が入って来たりエラーのメッセージを
返したりなど、パーソナルコンピュータ内部の処理はす
べてこの一本のバスで行われる。
【0012】他方のEISAバス拡張ボード25は、バ
ックグラウンド通信に関するパーソナルコンピュータ外
部の制御を行う部分であり、このバスには増設ディスク
用のたとえばSCSI(Small Computer System Interf
ace )仕様の外付けハードディスクを接続するための増
設ディスク・インタフェース34と、ネットワークに接
続するためのLAN通信・インタフェース35とが接続
されており、パーソナルコンピュータ本体用の制御の部
分とはハードウェア的に分離されている。
【0013】EISAバス拡張スロット23に装填され
た二つのEISAバス拡張ボード24及び25の制御に
関しては、マイクロプロセッサ20からEISAバス制
御回路22に制御が渡されると、EISAバス制御回路
22は、これらEISAバス拡張ボード24及び25の
二つのバスをスレーブとして時分割多重で切り換え制御
する。
【0014】図3はパーソナルコンピュータによるLA
Nの構成例を示す図である。パーソナルコンピュータに
よるLANは、三種類のパーソナルコンピュータによっ
て構成される。すなわち、外部のホストコンピュータと
の通信のために専ら使用される1台の通信専用パーソナ
ルコンピュータ40と、パーソナルコンピュータの一台
がLAN上の共有ファイルの制御用に割り当てられてた
LANサーバ50と、複数の利用者が使用する複数台の
利用者パーソナルコンピュータ60とから構成される。
【0015】通信専用パーソナルコンピュータ40の概
要について説明すると、通信専用パーソナルコンピュー
タ40は、LAN通信用及びホストコンピュータとの通
信用のために二つのバス拡張スロットを使用している。
ホストコンピュータとの通信用のスロットには、ホスト
コンピュータと回線接続された回線通信ボード41と、
外付けディスク42を接続するためのI/O制御ボード
43とが装填されている。一方、LAN通信用のスロッ
トには、LANケーブル70と接続するためのLANボ
ード44と、外付けディスク45を接続するためのI/
O制御ボード46とが装填されている。これらスロット
のバスは拡張バス制御回路47によって制御されるが、
特にホストコンピュータとの通信用スロットのバスにつ
いてはバス制御回路47a、LAN通信用スロットのバ
スについてはバス制御回路47bがバス制御を行う。通
信専用パーソナルコンピュータ40は、さらに、通信専
用パーソナルコンピュータのOS48を有している。外
付けディスク42はホストコンピュータにアップロード
する、あるいはホストコンピュータからダウンロードさ
れた、ホスト送受信ファイルを一時的に格納し、外付け
ディスク45はLANケーブル70に対して送受信する
LAN送受信ファイルを一時的に格納するのに使用され
る。
【0016】LANサーバ50は、一つのバス拡張スロ
ットを使用し、これにLANケーブル70と接続するた
めのLANボード51及び外付けディスク52に接続す
るためのI/O制御ボード53が装填されている。この
スロットのバスはバス制御回路54によって制御され、
サービスマネジャ55がOSとして機能している。外付
けディスク52はLANサーバ共有ファイルを格納する
共有ディスクとして使用される。LANサーバ50は、
LANケーブル70に繋がった他の利用者パーソナルコ
ンピュータ60から独立的に個々に発生するファイル転
送処理要求を受け入れて、キュー管理、メッセージスイ
ッチング、及び共有ファイル管理を専門的に実行する利
用者パーソナルコンピュータ60は、一つのバス拡張ス
ロットを使用し、これにLANケーブル70と接続する
ためのLANボード61及び外付けディスク62に接続
するためのI/O制御ボード63が装填されている。こ
のスロットのバスはバス制御回路64によって制御さ
れ、利用者パーソナルコンピュータ60の全体の制御は
OS65が管理している。
【0017】次に、この構成により、ホストコンピュー
タから利用者パーソナルコンピュータ60へファイルを
ダウンロードする方法について説明する。まず、ホスト
コンピュータから転送されてきたファイルは、通信専用
パーソナルコンピュータ40の回線通信ボード41に受
信される。ここで、回線通信ボード41は受信されたフ
ァイルを外付けディスク42用のI/O制御ボード43
へ連続的に送信することになる。すなわち、バス制御回
路47aが回線通信ボード41のファイルをバス上で連
続的に転送し、I/O制御ボード43が回線通信ボード
41から連続的にファイルを受信する。そして、受信さ
れたファイルは外付けディスク42に記憶される。この
ようにして、通信専用パーソナルコンピュータのOS4
8がホストコンピュータからのファイルを外付けディス
ク42へ送信することになる。
【0018】次に、通信専用パーソナルコンピュータ4
0のホスト受信ファイルをLAN向けのLAN送信ファ
イルに複写する操作をする。これは、外付けディスク4
2に記憶されたファイルを拡張バスを経由して転送す
る。まず、I/O制御ボード43がホスト受信ファイル
をバス制御回路47aへ転送し、バス制御回路47aは
ファイルを拡張バス制御回路47へ転送する。拡張バス
制御回路47はファイルをバス制御回路47bへ転送
し、バス制御回路47bはそのファイルをI/O制御ボ
ード46へ転送し、I/O制御ボード46はファイルを
外付けディスク45に転送し、そして外付けディスク4
5は転送されたファイルを記憶する。このようにして、
通信専用パーソナルコンピュータ40のOS48が外付
けディスク42のホスト受信ファイルを、もう一つの外
付けディスク45のLAN向けのLAN送信ファイルに
複写する。
【0019】次に、LANサーバ50のサービスマネジ
ャ55により通信専用パーソナルコンピュータ40のL
AN向けのLAN送信ファイルをLANサーバ50のL
ANサーバ共有ファイルへ複写する操作をする。まず、
通信専用パーソナルコンピュータ40の外付けディスク
45に記憶されたLAN向けのLAN送信ファイルはI
/O制御ボード46へ転送され、I/O制御ボード46
がファイルをバス制御回路47bへ転送し、バス制御回
路47bはファイルをバス上で連続的に転送し、LAN
ボード44はファイルをLANケーブル70を経由して
LANサーバ50に転送する。LANサーバ50では、
LANケーブル70を経由して転送されたファイルはL
ANボード51で受信され、バス制御回路54がバス上
で連続的にファイルを転送し、I/O制御ボード53が
転送されてきたファイルを外付けディスク52へ転送
し、外付けディスク52がファイルをLANサーバ共有
ファイルとして記憶する。このように、LANサーバ5
0のサービスマネジャ55が通信専用パーソナルコンピ
ュータ40のLAN向けのLAN送信ファイルをLAN
経由でLANサーバ50のLANサーバ共有ファイルへ
複写することになる。ファイルがLANサーバ50の共
有ファイルに記憶されたならば、LANサーバ50と同
一のLANに接続されている、複数台の利用者パーソナ
ルコンピュータ60からこの共有ファイルが検索可能と
なる。
【0020】最後に、任意の利用者パーソナルコンピュ
ータ60が個別ファイルに共有ファイルを複写する操作
を行う。LANサーバ50の外付けディスク52に記憶
されたLANサーバ共有ファイルはI/O制御ボード5
3へ転送され、I/O制御ボード53がファイルをバス
制御回路54へ転送し、バス制御回路54はファイルを
バス上で連続的に転送し、LANボード51はファイル
をLANケーブル70を経由して利用者パーソナルコン
ピュータ60に転送する。利用者パーソナルコンピュー
タ60では、LANケーブル70を経由して転送された
ファイルはLANボード61で受信され、バス制御回路
64がバス上で連続的にファイルを転送し、I/O制御
ボード63が転送されてきたファイルを外付けディスク
62へ転送し、外付けディスク62がファイルを記憶す
る。このようにして、同一のLANに接続されている任
意の利用者パーソナルコンピュータ60のOS65が随
時及び適宜に、LANサーバ50のLANサーバ共有フ
ァイルをLAN経由で利用者パーソナルコンピュータ6
0に複写する。
【0021】次に、利用者パーソナルコンピュータ60
からホストコンピュータへファイルをアップロードする
方法について説明する。まず、任意の利用者パーソナル
コンピュータが送信用ファイルをLANサーバ共有ファ
イルへ複写する操作を行う。利用者パーソナルコンピュ
ータ60の外付けディスク62に記憶されている送信用
ファイルはI/O制御ボード63へ転送され、I/O制
御ボード63がファイルをバス制御回路64へ転送し、
バス制御回路64はファイルをバス上で連続的に転送
し、LANボード61はファイルをLANケーブル70
を経由してLANサーバ50へ転送する。LANサーバ
50では、LANケーブル70を経由して転送されたフ
ァイルはLANボード51で受信され、バス制御回路5
4がバス上で連続的にファイルを転送し、I/O制御ボ
ード53が転送されてきたファイルを外付けディスク5
2へ転送し、外付けディスク52が転送されたファイル
を記憶する。このようにして、任意の利用者パーソナル
コンピュータ60にて、そのOS65が随時及び適宜
に、送信用ファイルをLAN経由でLANサーバ50の
LANサーバ共有ファイルに複写することになる。
【0022】次に、LANサーバ60の共有ファイルを
通信専用パーソナルコンピュータ40のLAN受信用フ
ァイルへ複写する操作を行う。LANサーバ50の外付
けディスク52に記憶されたホストコンピュータ向けの
送信ファイルはI/O制御ボード53へ転送され、I/
O制御ボード53がファイルをバス制御回路54へ転送
し、バス制御回路54はファイルをバス上で連続的に転
送し、LANボード51はファイルをLANケーブル7
0を経由して通信専用パーソナルコンピュータ40に転
送する。通信専用パーソナルコンピュータ40では、L
ANケーブル70を経由して転送されたファイルはLA
Nボード44で受信され、バス制御回路47bがバス上
で連続的にファイルを転送し、I/O制御ボード46が
転送されてきたファイルを外付けディスク45へ転送
し、外付けディスク45が転送されたファイルを記憶す
る。このようにして、LANサーバ50のサービスマネ
ジャ55がLAN経由でLANサーバ共有ファイルを通
信専用パーソナルコンピュータ40の受信ファイルへ複
写することになる。
【0023】次に、通信専用パーソナルコンピュータに
転送されたファイルをホスト向けのホスト送信ファイル
へ複写する操作を行う。これは、外付けディスク45に
記憶されたファイルを拡張バスを経由して転送する。ま
ず、I/O制御ボード46がファイルをバス制御回路4
7bへ転送し、バス制御回路47bはファイルを拡張バ
ス制御回路47へ転送する。拡張バス制御回路47はフ
ァイルをバス制御回路47aへ転送し、バス制御回路4
7aはそのファイルをI/O制御ボード43へ転送し、
I/O制御ボード43はファイルを外付けディスク42
に転送し、そして外付けディスク42は転送されたファ
イルをホストコンピュータ向けのホスト送信ファイルと
して記憶する。このようにして、通信専用パーソナルコ
ンピュータ40のOSがLANから受信した外付けディ
スク45のファイルを、もう一つの外付けディスク42
のホストコンピュータ向けのホスト送信ファイルに複写
することになる。
【0024】最後に、通信専用パーソナルコンピュータ
40のホストコンピュータ向けのホスト送信ファイルを
送信する操作を行う。外付けディスク42のホストコン
ピュータ向けファイルはI/O制御ボード43にて回線
通信ボード41へ連続的に転送される。すなわち、バス
制御回路47aがI/O制御ボード43のファイルをバ
ス上で連続的に転送し、回線通信ボード41がI/O制
御ボード43から連続的にファイルを受信する。そし
て、回線通信ボード41は受信したホストコンピュータ
向けのホスト送信ファイルを回線経由で送信する。この
ようにして、通信専用パーソナルコンピュータ40のO
Sがファイルを外付けディスク42からホストコンピュ
ータへ送信することになる。
【0025】図4は本発明によるバックグラウンド通信
方式の全体概要図である。図の上部には、バックグラウ
ンド通信の対象となるデータファイルを管理しているコ
ンピュータセンタ80が示されており、下部にはLAN
で繋がれた利用者のパーソナルコンピュータが設置され
ている事務所90が示されている。
【0026】コンピュータセンタ80には、オンライン
データベースシステムが運用されている大型汎用機(ホ
ストコンピュータ)81が設置されており、その大型汎
用機81には磁気ディスク82が接続されている。この
磁気ディスク82には、事務所90内にある利用者パー
ソナルコンピュータで利用することのできる形式のデー
タが格納されている。パーソナルコンピュータ用データ
形式としては、インデックスの付いていない順編成のデ
ータ、いわゆるCSV(comma separated value )形式
のデータがある。大型汎用機81には、また、通信制御
装置83が接続されている。この通信制御装置83はデ
ータ回線84が接続されており、そのデータ回線84を
介して伝送されるデータの授受に関する制御を行う。
【0027】コンピュータセンタ80からのデータ回線
84は事務所90側にて端末制御装置85により終端さ
れている。端末制御装置85は、利用者側でのデータの
授受に関する制御を行うもので、たとえば同軸ケーブル
によって事務所90内の通信専用パーソナルコンピュー
タ91に接続される。
【0028】事務所90内には、その通信専用パーソナ
ルコンピュータ91と、ネットワーク専用パーソナルコ
ンピュータであるLANサーバ92と、複数の利用者パ
ーソナルコンピュータ93とがあり、これらはLANケ
ーブル94によって相互に接続されている。このLAN
は、たとえばイーサネット(Ethernet)とすることがで
きる。
【0029】通信専用パーソナルコンピュータ91は、
端末制御装置85からの同軸ケーブルを受ける回線通信
ボード及びLANケーブル94に接続するLANボード
を備え、バックグラウンド通信によって伝送されるファ
イルを一時的に収納するために増設された外付けディス
ク91aが接続されている。回線通信ボードとしてはた
とえばV.24通信カードが使用され、LANボードに
はたとえばノベル社のネットワークOSであるネットウ
エア(NetWare )用のIPX/SPXボードとすること
ができる。また、この通信専用パーソナルコンピュータ
91には、たとえばMS−DOSとするOSの他に、コ
ンピュータセンタ80との通信制御を行う通信ソフトウ
ェア及びLAN制御ソフトウェア、たとえば「ネットウ
エア」がインストールされている。
【0030】LANサーバ92は、バックグラウンド通
信によって伝送される共用ファイルを格納しておく外付
けディスク92a及びLANケーブルに接続するLAN
ボード、たとえばIPX/SPXボードを備えており、
その共用ディスクを管理するLAN管理ソフトウェア
(サービスマネジャ)及びLAN制御ソフトウェアがイ
ンストールされている。
【0031】さらに、各利用者パーソナルコンピュータ
93は外付けディスク93a及びLANケーブルに接続
するLANボード、たとえばIPX/SPXボードを備
え、OSの他、LAN制御ソフトウェア及びCSV形式
のデータを扱うソフトウェア、たとえばデータベースソ
フトウェアがインストールされている。
【0032】このような構成において、たとえばコンピ
ュータセンタ80から事務所90へのデータの転送、す
なわち、ダウンロードの場合、コンピュータセンタ80
の大型汎用機81は、通信専用パーソナルコンピュータ
91の起動を受けてウエイクアップ方式で、メモリから
データを通信専用パーソナルコンピュータに通常のデー
タリンク制御手順、たとえばSDLC(Synchronous Da
ta Link Control )手順を使用して順次送り出し、通信
専用パーソナルコンピュータ91では、送られてきたデ
ータを外付けディスク91aに格納する。
【0033】通信専用パーソナルコンピュータ91では
内蔵のEISA拡張バスの複数のスロットの一つにパー
ソナルコンピュータ本体標準品を装填し、もう一つ別の
スロットに回線通信ボードと外付けディスク用のI/O
制御ボードとを装填し、SDLCのセション開設後はノ
ンチェックモードで受信している電文を、BIOS−M
S−DOSのタイムスライシング機能を利用して同一バ
ス上の外付けディスクに書き込む。これは、コンピュー
タセンタ80からファイルをバックグラウンドダウンロ
ードしている最中に、LANサーバ92から通信専用パ
ーソナルコンピュータ91に対してポーリングがかかっ
てもMS−DOSがハングアップしないようにするため
である。また、通信専用パーソナルコンピュータ91で
は、ホスト受信ファイルをLAN送信ファイルへ転送す
るとき、通信専用パーソナルコンピュータ91のディス
プレイに電文を表示するとMS−DOSがハングアップ
するため、「ネットウエア」をファイル転送モードに設
定し、いわゆるバーストモードでバックグラウンドダウ
ンロード通信することが必要である。
【0034】通信専用パーソナルコンピュータ91への
ダウンロードが終了した後は、SDLCのセション閉局
し、LANサーバ92に対して通信専用パーソナルコン
ピュータ自体のアクティベイトを通知する。
【0035】LANサーバ92は通信専用パーソナルコ
ンピュータ91の外付けディスク91aからLANボー
ドとLANケーブル94とを経由し、LANサーバ92
に内蔵の複数のEISAバス拡張スロットの1つに装填
したLANボードで受信し、同一スロットのバス上の外
付けディスク92aに対しBIOS−MS−DOSのタ
イムスライシング機能を利用し、書き出していく。書き
出されたファイルはLANの共用ファイルとなる。LA
Nサーバ本体標準品をLANボード及び外付けディスク
とは別のスロットに接続することで、LAN経由ファイ
ル転送を受信中にMS−DOSがハングアップすること
はない。利用者パーソナルコンピュータ93からのダウ
ンロード処理要求はLANサーバ92がキュー管理す
る。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、パーソ
ナルコンピュータが備える複数のバス拡張スロットの
内、本体標準品が使用しているスロットとは別の一つの
スロットに、バックグラウンド通信に必要な外付けディ
スク用のI/O制御ボード及びLAN接続用のLANボ
ードを装填し、本体標準品のスロットとはハードウェア
的に独立して装填するように構成して、バックグラウン
ドでマイクロメインフレーム・リンク形態のファイル転
送を実施できるようにした。このため、実質的な追加費
用は増設用の外付けディスクだけであり、しかもUNI
XやOS/2のようなマルチスレッドOSを必要とせず
に、パーソナルコンピュータ本体の処理と分離する形
で、バックグラウンドでファイルを転送することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を示す構成図である。
【図2】バス拡張スロットへのボード配置例を示す図で
ある。
【図3】パーソナルコンピュータによるLANの構成例
を示す図である。
【図4】本発明によるバックグラウンド通信方式の全体
概要図である。
【符号の説明】
10 バス拡張スロット 11、12 スロット 13 I/O制御ボード 14 LANボード 15 外付けディスク 16 ネットワーク制御手段 17 LANケーブル 20 マイクロプロセッサ 22 EISAバス制御回路 23 EISAバス拡張スロット 24、25 EISAバス拡張ボード 34 増設ディスク・インタフェース 35 LAN通信・インタフェース 40 通信専用パーソナルコンピュータ 50 LANサーバ 60 利用者パーソナルコンピュータ 70 LANケーブル 80 コンピュータセンタ 91 通信専用パーソナルコンピュータ 91a 外付けディスク 92 LANサーバ 92a 外付けディスク 93 利用者パーソナルコンピュータ 93a 外付けディスク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のバス拡張スロットを備えたパーソ
    ナルコンピュータを使用してバックグラウンドでファイ
    ルのアップ・ダウンロードを行うバックグラウンド通信
    方式において、 バックグラウンドで通信されるファイルを格納するのに
    使用される増設用の外付けディスクと、 前記外付けディスクをパーソナルコンピュータ本体に接
    続するものであってパーソナルコンピュータ本体の標準
    品が使用するスロットとは別のバス拡張スロットの一つ
    に装填されるI/O制御ボードと、 LANケーブルを前記パーソナルコンピュータ本体に接
    続するものであって前記I/O制御ボードと同じバス拡
    張スロットに装填されるLANボードと、 バス拡張スロットと前記I/O制御ボード及び前記LA
    Nボードとを制御するネットワーク制御手段と、 を備えていることを特徴とするバックグラウンド通信方
    式。
  2. 【請求項2】 前記外付けディスクと、前記I/O制御
    ボードと、前記LANボードと、前記制御手段とをそれ
    ぞれ備えた複数のパーソナルコンピュータによって構成
    され、その内の一つのパーソナルコンピュータをLAN
    サーバとして使用することを特徴とする請求項1記載の
    バックグラウンド通信方式。
  3. 【請求項3】 前記LANサーバは、LANに繋がった
    他のパーソナルコンピュータから独立的に個々に発生す
    るファイル転送処理要求を受け入れて、キュー管理、メ
    ッセージスイッチング、及び共有ファイル管理を実行す
    ることを特徴とする請求項2記載のバックグラウンド通
    信方式。
  4. 【請求項4】 前記LANサーバの前記外付けディスク
    は、LANサーバ共有ディスクとして使用することを特
    徴とする請求項2記載のバックグラウンド通信方式。
  5. 【請求項5】 前記複数のパーソナルコンピュータの内
    の別のもう一つのパーソナルコンピュータを通信専用と
    して使用し、この通信専用のパーソナルコンピュータ
    は、外部のホストコンピュータから受信したファイル及
    び前記ホストコンピュータへ送信するファイルを一時的
    に格納するのに使用される送受信ファイル用外付けディ
    スクと、前記送受信ファイル用外付けディスクをパーソ
    ナルコンピュータ本体に接続するものであって前記パー
    ソナルコンピュータ本体の標準品と前記I/O制御ボー
    ド及び前記LANボードとが使用するスロットとはさら
    に別のバス拡張スロットの一つに装填されるI/O制御
    ボードと、前記ホストコンピュータとデータ回線で接続
    されるものであって前記さらに別のバス拡張スロットと
    同一のスロットに装填される回線通信ボードと、前記さ
    らに別のバス拡張スロットに装填される前記I/O制御
    ボード及び前記回線通信ボードを制御する通信制御手段
    とをさらに備えていることを特徴とする請求項1又は2
    記載のバックグラウンド通信方式。
  6. 【請求項6】 前記通信専用のパーソナルコンピュータ
    の前記外付けディスクは、LANから受信したファイル
    及び前記LANへ送信するファイルを格納するLAN送
    受信ファイル格納用ディスクとして使用することを特徴
    とする請求項5記載のバックグラウンド通信方式。
JP6222874A 1994-09-19 1994-09-19 バックグラウンド通信方式 Pending JPH0887459A (ja)

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