JPH0885385A - 車両用監視装置 - Google Patents

車両用監視装置

Info

Publication number
JPH0885385A
JPH0885385A JP6222242A JP22224294A JPH0885385A JP H0885385 A JPH0885385 A JP H0885385A JP 6222242 A JP6222242 A JP 6222242A JP 22224294 A JP22224294 A JP 22224294A JP H0885385 A JPH0885385 A JP H0885385A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
area
brightness
image
optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6222242A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3419103B2 (ja
Inventor
Hiroshi Sato
宏 佐藤
Masayuki Hori
雅之 堀
Toru Kita
徹 喜多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP22224294A priority Critical patent/JP3419103B2/ja
Publication of JPH0885385A publication Critical patent/JPH0885385A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3419103B2 publication Critical patent/JP3419103B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両周囲の監視領域のそれぞれが、均一な明
るさを有しない場合であっても、ディスプレイ画面上に
は、各監視領域の映像を鮮明に映し出すことができるよ
うにした車両用監視装置を提供する。 【構成】 複数の監視領域のそれぞれからの光像を一か
所に集合させるための光路を形成する光学手段1と、前
記光学手段によって一か所に集合された光像を一括撮影
して映像信号に変換する撮影手段2と、前記撮影手段か
ら出力される映像信号に基づいて前記各監視領域の映像
を一つの画面上に同時に映し出すディスプレイ手段6と
を有する車両用監視装置であって、該車両用監視装置に
は、前記各監視領域からの光像の明るさの相違に拘ら
ず、前記ディスプレイ手段の画面上に映し出される各監
視領域の映像の明るさを均等化する映像イコライザ手段
4a,4bを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両の周囲の複数の
監視領域の状況を1個のディスプレイを通して容易に把
握できる車両用監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の車両用監視装置として
は、例えば、実開平2−51144号公報に記載のもの
が知られている。
【0003】この装置は、図17に示されるように、カ
メラ101の前方に2枚の鏡102,103を山形に組
み合わせてなる光学素子104を設置し、車両の左右に
存在する障害物をコントローラ105を介して1台のデ
ィスプレイ106に表示させ、これにより車両周囲の状
況を容易に把握できるようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な従来の車両用監視装置にあっては、監視対象となる領
域からの光束に基づいて、カメラ101の絞りやシャッ
タースピードが自動的に決定されるため、1台のカメラ
101で同時に2つの領域の映像を撮影すると、それぞ
れの領域の明るさが互いに異なる場合には、どちらか一
方の映像が暗くなったり、または明るくなってしまい、
鮮明な映像が得られないという問題点があった。
【0005】この発明は、このような従来の問題点に着
目してなされたものであり、その目的は、車両周囲の監
視領域のそれぞれが、均一な明るさを有しない場合であ
っても、ディスプレイ画面上には、各監視領域の映像を
鮮明に映し出すことができるようにした車両用監視装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、複数の監視領域のそれぞれか
らの光像を一か所に集合させるための光路を形成する光
学手段と、前記光学手段によって一か所に集合された光
像を一括撮影して映像信号に変換する撮影手段と、前記
撮影手段から出力される映像信号に基づいて前記各監視
領域の映像を一つの画面上に同時に映し出すディスプレ
イ手段とを有する車両用監視装置であって、該車両用監
視装置には、前記各監視領域からの光像の明るさの相違
に拘らず、前記ディスプレイ手段の画面上に映し出され
る各監視領域の映像の明るさを均等化する映像イコライ
ザ手段を有することを特徴する。
【0007】請求項2の発明は、前記請求項1に記載の
発明において、前記映像イコライザ手段は、前記各監視
領域から前記撮影手段へと光像を集合させる光路のそれ
ぞれに介在され、それ自身への照射光量に感応して、そ
の透過光量が常に略一定となるように、光透過率を変化
させる自立型の透過率可変光学フィルタ手段であること
を特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、前記請求項1に記載の
発明において、前記映像イコライザ手段は、前記各監視
領域から前記撮影手段へと光像を集合させる光路のそれ
ぞれに介在され、他から与えられる透過率制御信号に応
じてその透過率を変化させる他立型の透過率可変光学フ
ィルタ手段と、前記光路のそれぞれに配置され、対応す
る監視領域からの光像の明るさを検出する光センサ手段
と、前記光センサ手段からの検出信号に基づいて、前記
撮影手段に導入される各光路からの光像の明るさを均等
化するに必要な透過率制御信号を、前記他立型の透過率
可変光学フィルタ手段へと送出する制御手段と、を具備
することを特徴とする。
【0009】請求項4の発明は、前記請求項1に記載の
発明において、前記映像イコライザ手段は、前記撮影手
段から出力される映像信号の信号経路に介在され、他か
ら与えられる利得設定信号に応じてその利得を変化させ
る利得可変増幅手段と、前記各監視領域からの光像の明
るさを領域別に検出するための領域別明るさ検出手段
と、前記撮影手段から出力される映像信号中における各
監視領域に相当する信号区間を領域別に時間弁別する信
号区間弁別手段と、前記領域別明るさ検出手段にて検出
された各監視領域の明るさと、前記信号区間弁別手段に
て時間弁別された信号区間に基づいて、映像信号中にお
ける各信号区間の輝度信号のレベルを均等化するに必要
な利得設定信号を、前記利得可変増幅手段へと送出する
制御手段と、を具備することを特徴とする。
【0010】請求項5の発明は、前記請求項1に記載の
発明において、前記映像イコライザ手段は、前記撮影手
段から出力される映像信号の信号経路に介在され、他か
ら与えられるオフセット設定信号に応じて輝度信号に加
算されるべきオフセット量を変化させるオフセット可変
加算手段と、前記各監視領域からの光像の明るさを領域
別に検出するための領域別明るさ検出手段と、前記撮影
手段から出力される映像信号中における各監視領域に相
当する信号区間を領域別に時間弁別する信号区間弁別手
段と、前記領域別明るさ検出手段にて検出された各監視
領域の明るさと、前記信号区間弁別手段にて時間弁別さ
れた信号区間に基づいて、映像信号中における各信号区
間の輝度信号のレベルを均等化するに必要なオフセット
設定信号を、前記オフセット可変加算手段へと送出する
制御手段と、を具備することを特徴とする。
【0011】請求項6の発明は、前記請求項1に記載の
発明において、前記映像イコライザ手段は、前記撮影手
段の入力段にあって、他から与えられる露光時間設定信
号に応じて露光時間を変化させる露光時間可変シャッタ
手段と、前記各監視領域からの光像の明るさを領域別に
検出するための領域別明るさ検出手段と、前記撮影手段
から出力される映像信号中における各監視領域に相当す
る信号区間を領域別に時間弁別する信号区間弁別手段
と、前記領域別明るさ検出手段にて検出された各監視領
域の明るさと、前記信号区間弁別手段にて時間弁別され
た信号区間に基づいて、映像信号中における各信号区間
の輝度信号のレベルを均等化するに必要な露光時間設定
信号を、前記露光時間可変シャッタ手段へと送出する制
御手段と、を具備することを特徴とする。
【0012】請求項7の発明は、前記請求項4〜請求項
6のいずれかに記載の発明において、前記領域別明るさ
検出手段は、前記各監視領域から前記撮影手段へと光像
を集合させる光路のそれぞれに配置され、対応する監視
領域からの光像の明るさを検出する光センサ手段の出力
に基づいて、各監視領域からの光像の明るさを領域別に
検出することを特徴とする。
【0013】請求項8の発明は、前記請求項4〜請求項
6のいずれかに記載の発明において、前記領域別明るさ
検出手段は、前記信号区間弁別手段にて時間弁別された
信号区間と、当該信号区間における映像信号のレベルと
に基づいて、各監視領域からの光像の明るさを領域別に
検出することを特徴とする。
【0014】
【作用】請求項1の発明によれば、各監視領域からの光
像の明るさの相違に拘らず、ディスプレイ手段の画面上
に映し出される各監視領域の映像の明るさは均等化され
る。
【0015】請求項2の発明によれば、前記各監視領域
から前記撮影手段へと光像を集合させる光路のそれぞれ
に介在された自立型の透過率可変光学フィルタ手段は、
それ自身への照射光量に感応して、その透過光量が常に
略一定となるように、光透過率を変化させる。
【0016】請求項3の発明によれば、光路のそれぞれ
に配置され、対応する監視領域からの光像の明るさを検
出する光センサ手段からの検出信号に基づいて、制御手
段からは撮影手段に導入される各光路からの光像の明る
さを均等化するに必要な透過率制御信号が、他立型の透
過率可変光学フィルタ手段へと送出され、これにより各
監視領域から撮影手段へと光像を集合させる光路のそれ
ぞれに介在された他立型の透過率可変光学フィルタ手段
は、この透過率制御信号に応じてその透過率を変化させ
る。
【0017】請求項4の発明によれば、領域別明るさ検
出手段にて検出された各監視領域の明るさと、信号区間
弁別手段にて時間弁別された信号区間に基づいて、映像
信号中における各信号区間の輝度信号のレベルを均等化
するに必要な利得設定信号が、利得可変増幅手段へと送
出され、これにより撮影手段から出力される映像信号の
信号経路に介在された利得可変増幅手段は、この利得設
定信号に応じてその利得を変化させる。
【0018】請求項5の発明によれば、領域別明るさ検
出手段にて検出された各監視領域の明るさと、信号区間
弁別手段にて時間弁別された信号区間に基づいて、映像
信号中における各信号区間の輝度信号のレベルを均等化
するに必要なオフセット設定信号がオフセット可変加算
手段へと送出され、これにより撮影手段から出力される
映像信号の信号経路に介在されたオフセット可変加算手
段は、このオフセット設定信号に応じて、輝度信号に加
算されるべきオフセット量を変化させる。
【0019】請求項6の発明によれば、前記領域別明る
さ検出手段にて検出された各監視領域の明るさと、前記
信号区間弁別手段にて時間弁別された信号区間に基づい
て、映像信号中における各信号区間の輝度信号のレベル
を均等化するに必要な露光時間設定信号が露光時間可変
シャッタ手段へと送出され、これにより撮影手段の入力
段に介在された露光時間可変シャッタ手段は、この露光
時間設定信号に応じて露光時間を変化させる。
【0020】請求項7の発明によれば、前記請求項4〜
請求項6のいずれかに記載の発明において、前記領域別
明るさ検出手段は、前記各監視領域から前記撮影手段へ
と光像を集合させる光路のそれぞれに配置され、対応す
る監視領域からの光像の明るさを検出する光センサ手段
の出力に基づいて、各監視領域からの光像の明るさを領
域別に検出する。
【0021】請求項8の発明によれば、前記請求項4〜
請求項6のいずれかに記載の発明において、前記領域別
明るさ検出手段は、前記信号区間弁別手段にて時間弁別
された信号区間と、当該信号区間における映像信号のレ
ベルとに基づいて、各監視領域からの光像の明るさを領
域別に検出する。
【0022】
【実施例】図1は、この発明の第1の実施例を示す図で
ある。
【0023】まず、この実施例の構成を説明すると、1
は偏光手段であり、車両の左右側方の像を一箇所に集合
する光学系にて構成されており、例えば、車両の先端部
分等に設置される。2は撮影手段であり、撮像素子とし
ては、例えば、CCDイメージセンサ等が用いられ、撮
像素子上の光像は電気信号に変換される。3a、3bは
左右の光センサであり、例えばCdSのような、受光す
る光束に応じてその電気抵抗が変化する素子、あるい
は、フォトダイオード等が使用され、この光センサによ
って、偏光手段1の各々の領域に入射する光束は電気信
号に変換される。
【0024】4a、4bは、左右の透過率可変フィルタ
であり、電気信号によって透過する光束が変化するフィ
ルタである。この透過率可変フィルタとしては、例えば
印加電圧により色調が変化するエレクトロクロミック素
子や、液晶を用いた素子等を使用することができる。
尚、フィルタ4a、4bは図2(a)、図2(b)に示
されるように、偏光手段1の前面に、あるいは撮影手段
2と偏光手段1との間に配置してもよい。図2(a)で
は、偏光手段とフィルタとを単一部品により構成するこ
とができ、低コスト化が図れる。さらに図2(b)で
は、フィルタのサイズを小さくすることができるため、
この場合にも低コスト化が可能であり、レンズの近傍に
フィルタがあるため、むらや傷等が、画像に与える影響
が小さい。
【0025】5a、5bは左右のコントロ−ラであり、
光センサの信号に応じて透過率可変フィルタ4a、4b
の透過率を制御する。例えば印加電圧が高くなると色が
濃くなるエレクトロクロミック素子をフィルタ4a、4
bに使用し、光センサ3a、3bにCdSを使用した場
合には、CdSの電気抵抗が小さくなるに連れて、エレ
クトロクロミック素子の印加電圧が高くなるような電子
回路で構成することができる。6はCRT,LCD等の
ディスプレイであり、車内の運転者からよく見える位置
に取り付けられている。
【0026】次に作用を説明する。
【0027】例えば、車両の先端部左右側方から入射し
た光は、偏光手段1により撮影手段2へと偏光(一箇所
に集合)され、撮影手段2の撮像素子上に同時に像を結
ぶ。撮像手段2からはその像に対応する電気信号が出力
され、これによりディスプレイ6上に表示がなされる。
従って、ディスプレイ6上には、例えば、車両先端部か
ら見た左右側方の画像が同時に表示される。コントロー
ラ6は、各撮像領域(監視領域)からの光路に置かれた
光センサ3a、3bからの信号に基づいて透過率可変フ
ィルタ4a、4bの透過率を制御し、撮影手段2から見
た各撮像領域の光束の変化を抑制する。もし、建築物等
により影ができ左右の撮像領域における光束に変化が生
じた場合、例えば、車両の左側に影ができ暗くなった場
合、コントローラ5aは左側のフィルタ4aの透過率を
増加させるようにフィルタの制御を行う。反対に、右側
のフィルタ4bの透過率を減少させるように制御しても
よい。また、光束の量に対する透過率の変化は制御系に
より自由に設定できる。例えば、使用するディスプレイ
の特性によって透過率の制御特性を変更することも可能
である。
【0028】図3は、この発明の第2の実施例を示す図
である。尚、図1に示した第1の実施例と同一構成部分
については同符号を付して説明は省略する。
【0029】図において、7a、7bは左右の感光透過
率可変フィルタであり、入射する光束が増加したとき、
透過率が減少する感光素子を使用することができる。
尚、第1の実施例と同様、フィルタ7a、7bは図2に
示したような適当な場所に配置することができる。
【0030】次に作用を説明する。
【0031】例えば車両の先端部左右側方から入射した
光は、偏光手段1により撮影手段2へと偏光され、撮影
手段2の撮像素子上に同時に像が結ばれる。撮像手段2
からはその像に対応する電気信号が出力され、これによ
りディスプレイ6上に表示がなされる。従って、ディス
プレイ6上には、例えば、車両先端部から見た左右側方
の画像が同時に表示される。フィルタ7a、7bは、左
右の撮像領域に応じて配置する。このフィルタ7a、7
bは、入射する光束が増加するとその透過率が自動的に
減少するため、各撮像領域の光束の変化が抑制される。
もし、建築物等により影ができ左右の撮像領域における
光束に変化が生じた場合、例えば、車両の左側に影がで
き暗くなった場合、左側のフィルタ7aの透過率が増加
し左右の光束の差が小さくなる。
【0032】図4は、この発明の第3の実施例を示す図
である。
【0033】この実施例は、前述した第1の実施例にお
けるフィルタ4a、4bの制御方法を変えたものであ
る。この第3の実施例におけるフィルタの制御は次のよ
うになる。光センサ3a、3bから得られ増幅器9a、
9bにて増幅される左右それぞれの光束値を比較器8に
より大小比較する。比較器8において、たとえば、左の
光束値が大きい(出力“H”)と判断された場合、スイ
ッチ10aをオフとして右のフィルタ4bの透過率を最
大とし、左のフィルタ4aは、スイッチ10bをオンと
して、光束値の差分に応じて透過率を下げるように制御
する。また、光束の量に対する透過率の変化は制御系に
より自由に設定できる。例えば、使用するディスプレイ
の特性によって透過率の制御特性を変更することも可能
である。
【0034】図5は、この発明の第4の実施例を示す図
である。尚、図1の実施例と同一構成部分については同
符号を付して説明は省略する。
【0035】まず構成を説明すると、11a、11bは
左右の利得設定器であり、光センサ3a、3bの信号か
ら利得可変増幅器12の利得を決定する。13はタイミ
ングジェネレータであり、撮影手段2の水平同期信号、
垂直同期信号から左右の撮像領域を示す領域認識信号を
発生する。具体的には、カウンタやマルチバイブレータ
により構成することができる。14は利得切り換え装置
であり、タイミングジェネレータ13から出力される領
域認識信号により利得可変増幅器12の利得設定信号を
選択する。12は利得可変増幅器であり、利得設定信号
により増幅率を変化することができる増幅器である。
【0036】次に作用を説明する。
【0037】例えば、車両の先端部左右側方から入射し
た光は、偏光手段1により撮影手段2へと偏光され、撮
影手段2の撮像素子上に同時に像が結ばれる。撮像手段
2からはその像に対応する電気信号が出力され、これに
よりディスプレイ6上に表示がなされる。従って、ディ
スプレイ6上には、例えば、車両先端部から見た左右側
方の画像が同時に表示される。利得設定器11a、11
bは、左右それぞれの光センサ3a、3bの信号から利
得を設定する利得設定信号を生成し、利得可変増幅器1
2は、利得設定信号に基づいてビデオ信号を増幅する。
さらに、タイミングジェネレータ13は、撮影手段2の
水平同期信号、垂直同期信号から左右の撮像領域を示す
(弁別する)領域認識信号を発生し、利得切り換え器1
4は領域認識信号が左を示していた場合には左の利得設
定器11aの利得設定信号を選択する。領域認識信号が
右を示した場合にも同様に右の利得設定信号を選択す
る。もし、建築物等により影ができ左右の撮像領域にお
ける光束に変化が生じた場合、例えば、車両の右側に影
ができ暗くなった場合、右のビデオ信号を高い利得で増
幅する。その代わりに、左の利得を低くしてもよい。こ
の光束に対する利得の変化レベルは、利得設定器11
a、11bにより自由に設定することができる。これら
の制御に必要なタイミングを図6のタイミングチャート
に示す。
【0038】図7は、この発明の第5の実施例を示す図
である。尚、同図において、図1の実施例と同一構成部
分については同符号を付して説明は省略する。
【0039】構成を説明すると、15は利得設定器であ
り、撮影手段2から出力されるビデオ信号に含まれる輝
度信号から利得可変増幅器17の利得を演算する。16
はタイミングジェネレータであり、撮影手段2から出力
されるビデオ信号に含まれる水平信号、垂直同期信号か
ら、左右の映像領域内で光束を測定する領域を示す領域
認識信号を発生する。具体的には、当業者であれば、カ
ウンタや、マルチバイブレータにより構成することがで
きる。17は利得切り換え器であり、タイミングジェネ
レータ16から出力される領域認識信号により利得可変
増幅器の利得設定信号を選択する。18は利得可変増幅
器であり、利得設定信号により増幅率を変化することが
できる増幅器である。
【0040】次に作用を説明する。例えば、車両先端部
左右側方から入射した光が、偏光手段1により撮影手段
2へと偏光され、撮影手段2の撮像素子上に同時に像が
結ばれる。撮影手段2からその像に対応する電気信号が
出力され、これにより利得可変増幅器18をへて、ディ
スプレイ6上に表示がなされる。従って、ディスプレイ
6上には、例えば車両先端部から見た左右側方の画像が
同時に表示される。タイミングジェネレータ16は、撮
影手段2から出力されるビデオ信号に含まれる水平同期
信号、垂直同期信号から左右の撮像領域内で光束を測定
する領域を示す領域認識信号を発生し、利得設定器15
は領域認識信号に基づいて、光束の測定領域でのビデオ
信号に含まれる輝度信号から利得可変増幅器18の利得
を演算する。利得切り換え器17は領域認識信号が左を
示していた場合には左の領域の利得設定信号を選択す
る。領域認識信号が右を示した場合にも同様に右の領域
の利得設定信号を選択する。利得可変増幅器18は利得
設定信号に基づいてビデオ信号を増幅し、ディスプレイ
6に出力する。もし、建築物等により影ができ左右の光
束に変化が生じた場合、例えば、車両の左側に影ができ
暗くなった場合、左のビデオ信号を高い利得で増幅す
る。または、その代わりに右の利得を低くしてもよい。
光束の量に対する利得値は、利得設定器15により自由
に設定することができる。
【0041】図8は、この発明の第6の実施例を示す図
である。尚、同図において、図1の実施例と同一構成部
分については同符号を付して説明は省略する。まず、構
成を説明すると、4a、4bは透過率可変フィルタであ
り、電気信号によって透過する光束を変化させることが
できる。この透過率可変フィルタとしては、例えば、印
加電圧により色調が変化するエレクトロクロミック素子
や、液晶を用いた素子を使用することができる。また、
フィルタは図2に示したような場所に適当に設置するこ
とができる。19はタイミングジェネレータであり、撮
影手段2から出力されるビデオ信号に含まれる水平同期
信号、垂直同期信号から、左右の撮像領域内を示す領域
認識信号を発生する。具体的には、当業者であれば、カ
ウンタやマルチバイブレータにより構成することができ
る。20は透過率制御装置であり、撮影手段2から出力
されるビデオ信号に含まれる輝度信号から透過率可変フ
ィルタ4a、4bの透過率制御信号を生成する。
【0042】次に作用を説明する。例えば、車両の先端
部左右側方から入射した光は、偏光手段により偏光さ
れ、撮影手段2の撮像素子上に同時に像が結ばれる。撮
影手段2からはその像に対応する電気信号が出力され、
ディスプレイ6上に表示される。従って、ディスプレイ
6上には、例えば、車両先端部から見た左右側方の画像
が同時に表示される。タイミングジェネレータ19は、
ビデオ信号に含まれる水平同期信号、垂直同期信号から
左右の撮像領域内で光束を測定する領域を示す領域認識
信号を発生する。透過率制御装置20は領域信号に基づ
いて、光束の測定領域でのビデオ信号に含まれる輝度信
号から左右のそれぞれの透過率可変フィルタの透過率制
御信号を生成し、各撮像領域の光束の変化を抑制する。
もし、建築物などにより影ができ左右の光束に変化が生
じた場合、例えば、車両の左側に影ができ暗くなった場
合、左側のフィルタの透過率を増加させるようにフィル
タの制御を行う。または、右側の透過率を減少させるよ
うに制御してもよい。また、光束の量に対する透過率の
変化は透過率制御装置20により自由に変えることがで
きる。
【0043】図9は、この発明の第7の実施例を示す図
である。尚、同図において、図1の実施例と同一構成部
分については、同符号を付して説明は省略する。まず構
成を説明すると、21a、21bはオフセット設定器で
あり、左右の光センサ3a、3bからの信号に付加する
オフセット量を決定する。22はタイミングジェネレー
タであり、撮影手段2からの水平同期信号、垂直同期信
号から左右の撮像領域を示す領域認識信号を発生する。
具体的には、当業者であれば、カウンタやマルチバイフ
レータにより構成することができる。23はオフセット
切り換え装置であるり、タイミングジェネレータ22か
ら出力される領域認識信号により輝度加算器のオフセッ
ト設定信号を選択する。24は輝度加算器であり、オフ
セット信号に加算し、ビデオ信号の輝度を可変する。
【0044】次に作用を説明する。例えば、車両の先端
部左右側方から入射した光が、偏光手段1により偏光さ
れ、撮影手段2の撮像素子上に同時に像が結ばれる。撮
影手段2からその像に対応する電気信号が出力され、デ
ィスプレイ6上に表示される。従って、ディスプレイ6
上には、例えば車両先端部から見た左右側方の画像が同
時に表示される。タイミングジェネレータ22は、撮影
手段2から出力されるビデオ出力に含まれる水平同期信
号、垂直同期信号から左右の撮像領域を示す領域認識信
号を発生し、オフセット切り換え装置21a、21bは
領域認識信号が左を示していた場合には、左のオフセッ
ト設定器21aのオフセット設定信号を選択する。領域
認識信号が右を示した場合にも同様に右のオフセット設
定器21bのオフセット設定信号を選択する。オフセッ
ト切り換え装置21a、21bは、左右それぞれの光セ
ンサ3a、3bの信号から輝度加算器のオフセット量を
設定するオフセット設定信号を生成し、輝度加算器24
は、オフセット設定信号に基づいてビデオ信号の輝度を
上げる。もし、建築物等により影ができ左右の光束に変
化が生じた場合、例えば、車両の左側に影ができ暗くな
った場合、左のビデオ信号の輝度信号にオフセットが加
えられ、輝度が高くなる。右側が暗くなった場合も同様
にして右側の輝度を高くすることができる。
【0045】図10は、この発明の第8の実施例を示す
図である。尚、同図において、図1の実施例と同一構成
部分については同符号を付して説明は省略する。まず構
成を説明すると、25はタイミングジェネレータであ
り、撮影手段2からの水平同期信号、垂直同期信号から
左右の撮像領域を示す領域認識信号を発生する。具体的
には、当業者であれば、カウンタや、マルチバイブレー
タにより構成することができる。26はオフセット設定
器であり、撮影手段2から出力されるビデオ信号に含ま
れる輝度信号から輝度信号に付加するオフセット量を決
定する。27は、輝度加算器であり、オフセット信号を
ビデオ信号に加算し、ビデオ信号の輝度を可変する。
【0046】次に作用を説明する。例えば、車両の先端
部左右側方から入射した光が、撮影手段1の撮像素子上
に同時に像を結び、撮像素子からはその像に対する電気
信号が出力され、ディスプレイ6上に表示される。タイ
ミングジェネレータ25は、ビデオ信号に含まれる水平
同期信号、垂直同期信号26から左右の撮像領域内で光
束を測定する領域を示す領域認識信号を発生し、オフセ
ット設定器26は、領域認識信号に基づいて、光束の測
定領域でのビデオ信号に含まれる輝度信号から輝度加算
器27で輝度信号に加算されるオフセット値を演算す
る。輝度加算器27は、オフセット設定信号に基づいて
ビデオ信号の輝度を上げる。もし、建築物等により影が
でき左右の光束に変化が生じた場合、例えば、車両の左
側に影ができ暗くなった場合、左のビデオ信号の輝度信
号にオフセットが加えられ、輝度が高くなる。右側が暗
くなった場合も同様にして右側の輝度を高くすることが
できる。更に、第7、第8実施例では、輝度信号に加算
するオフセット値の光束に対する変化は、オフセット設
定器21a、21bまたは26により自由に設定でき
る。
【0047】図11は、この発明の第9の実施例を示す
図である。この実施例は、第1の実施例におけるフィル
タの制御方法を変えたものである。第9の実施例におけ
るフィルタの制御は次のようにして行われる。
【0048】透過率可変フィルタ4a、4bには、ある
所定のオフセットを与えておき、透過率を所定の値とな
るように設定する。光センサ3a、3bから得られ且つ
増幅器28a、28bで増幅された、左右それぞれの光
束の差分を、差動増幅器29a、29bにより左右それ
ぞれ演算し、それらの値を加算器30a、30bによっ
てオフセット値に加算し、例えば左の光束が大きい場
合、右のフィルタ4bの透過率を上げ、左のフィルタ4
aの透過率を下げるように抑制する。この様に、透過率
可変フィルタ4a、4bを制御することによって、透過
率の変化量を小さくすることができるため、透過率の変
化に要する反応時間を短縮することができる。
【0049】図12は、この発明の第10の実施例を示
す図である。まず構成を説明すると、1は偏光手段であ
り、31はイメ−ジセンサである。32はタイミングジ
ェネレータであり、例えば、イメ−ジセンサの水平同期
信号、垂直同期信号から左右の撮像領域を示す領域認識
信号を発生する。具体的には、当業者であれば、カウン
タや、マルチバイブレータにより構成することができ
る。33は電子シャッタ制御回路であり、例えば、イメ
−ジセンサ31の信号を積分する積分回路33a,33
bと、シャッタパルス生成回路33cとから構成され
る。34はフレームメモリであり、画像デ−タを記憶す
る。
【0050】次に作用を説明する。例えば、車両の先端
部左右側方から入射した光が、偏光手段1を通して、イ
メ−ジセンサ31上に同時に像を結び、イメ−ジセンサ
31からはその像に対する電気信号が出力される。タイ
ミングジェネレータ32は、イメ−ジセンサ31の駆動
信号から、偏光手段1により偏光された撮像領域のタイ
ミングを示す領域認識信号と、フレームカウント信号を
発生する。すなわち、本実施例では、車両の左右の画像
を撮影しているので、イメ−ジセンサが、右、左いずれ
の画像の信号を出力しているかをタイミングジェネレー
タは領域認識信号として、1フレームごとにフレームカ
ウント信号を出力する。電子シャッタ制御回路32は、
領域認識信号が右側を撮影しているとする信号を出力し
ている場合、イメ−ジセンサ31の出力を第1の積分回
路33aで積分し、積分された値によって、最適なシャ
ッタスピードを設定し、これをイメ−ジセンサ31に出
力する。領域認識信号が左側を示しているときも同様で
あるが、この場合、第2の積分回路33bに積分する。
さらに、右、左それぞれのシャッタスピードは、1フレ
ームごとにイメ−ジセンサ31へ出力される。フレーム
メモリ34は、右側が最適なシャッタスピードで撮影し
ているときにはメモリの右の領域にイメ−ジセンサの出
力を記憶し、左側を撮影しているときには、左の領域に
記憶する。もし、建築物等により影ができ左右の光束に
変化が生じた場合、例えば、車両の左側に影ができ暗く
なった場合、左側はシャッタースピードが低くなり、右
側はシャッタースピードが高くなるので、相対的に左側
の輝度を高くすることができる。
【0051】以上の各実施例では、車両の左右の映像を
表示するために2枚の偏光手段を使用した車両周囲モニ
タ装置について示したが、監視領域としては車両の左右
側方だけではなく、頭上と車体下等の上下とすることも
できる。さらに、左右側方に加えて車両下部の映像を表
示するため、3枚の鏡のような偏光手段を使用した装
置、あるいは、さらに多くの領域を同時に表示する装置
においても同様に本発明を適用可能である。また、撮影
手段の画素それぞれにフィルタを設けたり、ビデオ信号
を可変するような場合についても本発明を適用すること
ができる。
【0052】次に、本発明に係る車両用監視装置本体の
具体的な車載構造の例を図13〜図16に示す。
【0053】図13に示される車載構造の場合、装置本
体35はナンバープレート36の裏面にアングル材37
を介して取り付けられている。なお、38は車両のフロ
ントバンパーである。
【0054】図14に示される車載構造の場合、フロン
トグリル39の中央部には常時回動式ふた40により閉
じられた開口41が形成されており、この開口41の奥
にはモ−タ42,ラック43及びピニオン44からなる
収納駆動機構が設けられ、この機構によって装置本体3
5はフロントグリル39から前後方向に移動自在とさ
れ、フロントグリル39内に格納可能とされている。
【0055】図15に示される車載構造の場合、バンパ
ー38の中央上面には、装置本体35が出没するための
蓋付開口が設けられ、この開口にはモ−タ45,ラック
46及びピニオン47からなる収納駆動機構が設けら
れ、この機構によって装置本体35はバンパー38から
上下方向に昇降自在とされ、バンパー38内に格納可能
とされている。
【0056】図16に示される車載構造の場合、装置本
体35はビス48,49により、車両50のフロントグ
リル39の中央部に捩子止め固定されている。
【0057】このように、装置本体を車両前面に搭載す
るについては、様々な取り付け構造を採用することがで
きる。
【0058】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、各監視領域か
らの光像の明るさの相違に拘らず、ディスプレイ手段の
画面上に映し出される各監視領域の映像の明るさは均等
化されるため、一個のディスプレイ画面上に車両周囲の
状況を常に鮮明に映し出させることができる。
【0059】請求項2の発明によれば、前記各監視領域
から前記撮影手段へと光像を集合させる光路のそれぞれ
に介在された自立型の透過率可変光学フィルタ手段は、
それ自身への照射光量に感応して、その透過光量が常に
略一定となるように、光透過率を変化させるため、光学
フィルタ手段の透過率を変化させるについて、別途制御
装置を必要としない。
【0060】請求項3の発明によれば、光路のそれぞれ
に配置され、対応する監視領域からの光像の明るさを検
出する光センサ手段からの検出信号に基づいて、制御手
段からは撮影手段に導入される各光路からの光像の明る
さを均等化するに必要な透過率制御信号が、他立型の透
過率可変光学フィルタ手段へと送出され、これにより各
監視領域から撮影手段へと光像を集合させる光路のそれ
ぞれに介在された他立型の透過率可変光学フィルタ手段
は、この透過率制御信号に応じてその透過率を変化させ
るため、光学フィルタ手段の透過率をきめ細かく変化さ
せることができる。
【0061】請求項4の発明によれば、領域別明るさ検
出手段にて検出された各監視領域の明るさと、信号区間
弁別手段にて時間弁別された信号区間に基づいて、映像
信号中における各信号区間の輝度信号のレベルを均等化
するに必要な利得設定信号が、利得可変増幅手段へと送
出され、これにより撮影手段から出力される映像信号の
信号経路に介在された利得可変増幅手段は、この利得設
定信号に応じてその利得を変化させるため、全ての監視
領域について鮮明な映像を獲得しつつも、光学フィルタ
手段を必要としない。
【0062】請求項5の発明によれば、領域別明るさ検
出手段にて検出された各監視領域の明るさと、信号区間
弁別手段にて時間弁別された信号区間に基づいて、映像
信号中における各信号区間の輝度信号のレベルを均等化
するに必要なオフセット設定信号がオフセット可変加算
手段へと送出され、これにより撮影手段から出力される
映像信号の信号経路に介在されたオフセット可変加算手
段は、このオフセット設定信号に応じて、輝度信号に加
算されるべきオフセット量を変化させるため、全ての監
視領域について鮮明な映像を獲得しつつも、光学フィル
タ手段を必要としない。
【0063】請求項6の発明によれば、前記領域別明る
さ検出手段にて検出された各監視領域の明るさと、前記
信号区間弁別手段にて時間弁別された信号区間に基づい
て、映像信号中における各信号区間の輝度信号のレベル
を均等化するに必要な露光時間設定信号が露光時間可変
シャッタ手段へと送出され、これにより撮影手段の入力
段に介在された露光時間可変シャッタ手段は、この露光
時間設定信号に応じて露光時間を変化させるため、全て
の監視領域について鮮明な映像を獲得しつつも、光学フ
ィルタ手段を必要としない。
【0064】請求項7の発明によれば、前記請求項4〜
請求項6のいずれかに記載の発明において、前記領域別
明るさ検出手段は、前記各監視領域から前記撮影手段へ
と光像を集合させる光路のそれぞれに配置され、対応す
る監視領域からの光像の明るさを検出する光センサ手段
の出力に基づいて、各監視領域からの光像の明るさを領
域別に検出するため、全ての監視領域について鮮明な映
像を獲得しつつも、光学フィルタ手段を必要としない。
【0065】請求項8の発明によれば、前記請求項4〜
請求項6のいずれかに記載の発明において、前記領域別
明るさ検出手段は、前記信号区間弁別手段にて時間弁別
された信号区間と、当該信号区間における映像信号のレ
ベルとに基づいて、各監視領域からの光像の明るさを領
域別に検出するため、全ての監視領域について鮮明な映
像を獲得しつつも、光学フィルタ手段を必要とせず、し
かも、光センサさえも必要としない、という効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例のブロック図である。
【図2】透過率可変フィルタの配置を示す図である。
【図3】この発明の第2の実施例のブロック図である。
【図4】この発明の第3の実施例のブロック図である。
【図5】この発明の第4の実施例のブロック図である。
【図6】第4の実施例の動作を説明するタイミングチャ
ートである。
【図7】この発明の第5の実施例のブロック図である。
【図8】この発明の第6の実施例のブロック図である。
【図9】この発明の第7の実施例のブロック図である。
【図10】この発明の第8の実施例のブロック図であ
る。
【図11】この発明の第9の実施例のブロック図であ
る。
【図12】この発明の第10の実施例のブロック図であ
る。
【図13】装置本体の車載構造の一例を示す模式的な説
明図である。
【図14】装置本体の車載構造の一例を示す模式的な説
明図である。
【図15】装置本体の車載構造の一例を示す模式的な説
明図である。
【図16】装置本体の車載構造の一例を示す模式的な説
明図である。
【図17】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 偏光手段 2 撮影手段 3a,3b 光センサ 4a,4b 透過率可変フィルタ 5a,5b コントローラ 6 ディスプレイ 7a,7b 感光透過率可変フィルタ 11a,11b 利得設定器 12 可変利得増幅器 13 タイミングゼネレータ 14 利得切り替え器 21a,21b オフセット設定器 23 オフセット切り替え器 24 輝度加算器 31 イメージセンサ 33 電子シャッタ制御回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の監視領域のそれぞれからの光像を
    一か所に集合させるための光路を形成する光学手段と、 前記光学手段によって一か所に集合された光像を一括撮
    影して映像信号に変換する撮影手段と、 前記撮影手段から出力される映像信号に基づいて前記各
    監視領域の映像を一つの画面上に同時に映し出すディス
    プレイ手段と、 前記各監視領域からの光像の明るさの相違に拘らず、前
    記ディスプレイ手段の画面上に映し出される各監視領域
    の映像の明るさを均等化する映像イコライザ手段と、 を有することを特徴する車両用監視装置。
  2. 【請求項2】 前記映像イコライザ手段は、 前記各監視領域から前記撮影手段へと光像を集合させる
    光路のそれぞれに介在され、それ自身への照射光量に感
    応して、その透過光量が常に略一定となるように、光透
    過率を変化させる自立型の透過率可変光学フィルタ手段
    であることを特徴とする請求項1に記載の車両用監視装
    置。
  3. 【請求項3】 前記映像イコライザ手段は、 前記各監視領域から前記撮影手段へと光像を集合させる
    光路のそれぞれに介在され、他から与えられる透過率制
    御信号に応じてその透過率を変化させる他立型の透過率
    可変光学フィルタ手段と、 前記光路のそれぞれに配置され、対応する監視領域から
    の光像の明るさを検出する光センサ手段と、 前記光センサ手段からの検出信号に基づいて、前記撮影
    手段に導入される各光路からの光像の明るさを均等化す
    るに必要な透過率制御信号を、前記他立型の透過率可変
    光学フィルタ手段へと送出する制御手段と、 を具備することを特徴とする請求項1に記載の車両用監
    視装置。
  4. 【請求項4】 前記映像イコライザ手段は、 前記撮影手段から出力される映像信号の信号経路に介在
    され、他から与えられる利得設定信号に応じてその利得
    を変化させる利得可変増幅手段と、 前記各監視領域からの光像の明るさを領域別に検出する
    ための領域別明るさ検出手段と、 前記撮影手段から出力される映像信号中における各監視
    領域に相当する信号区間を領域別に時間弁別する信号区
    間弁別手段と、 前記領域別明るさ検出手段にて検出された各監視領域の
    明るさと、前記信号区間弁別手段にて時間弁別された信
    号区間に基づいて、映像信号中における各信号区間の輝
    度信号のレベルを均等化するに必要な利得設定信号を、
    前記利得可変増幅手段へと送出する制御手段と、 を具備することを特徴とする請求項1に記載の車両用監
    視装置。
  5. 【請求項5】 前記映像イコライザ手段は、 前記撮影手段から出力される映像信号の信号経路に介在
    され、他から与えられるオフセット設定信号に応じて輝
    度信号に加算されるべきオフセット量を変化させるオフ
    セット可変加算手段と、 前記各監視領域からの光像の明るさを領域別に検出する
    ための領域別明るさ検出手段と、 前記撮影手段から出力される映像信号中における各監視
    領域に相当する信号区間を領域別に時間弁別する信号区
    間弁別手段と、 前記領域別明るさ検出手段にて検出された各監視領域の
    明るさと、前記信号区間弁別手段にて時間弁別された信
    号区間に基づいて、映像信号中における各信号区間の輝
    度信号のレベルを均等化するに必要なオフセット設定信
    号を、前記オフセット可変加算手段へと送出する制御手
    段と、 を具備することを特徴とする請求項1に記載の車両用監
    視装置。
  6. 【請求項6】 前記映像イコライザ手段は、 前記撮影手段の入力段にあって、他から与えられる露光
    時間設定信号に応じて露光時間を変化させる露光時間可
    変シャッタ手段と、 前記各監視領域からの光像の明るさを領域別に検出する
    ための領域別明るさ検出手段と、 前記撮影手段から出力される映像信号中における各監視
    領域に相当する信号区間を領域別に時間弁別する信号区
    間弁別手段と、 前記領域別明るさ検出手段にて検出された各監視領域の
    明るさと、前記信号区間弁別手段にて時間弁別された信
    号区間に基づいて、映像信号中における各信号区間の輝
    度信号のレベルを均等化するに必要な露光時間設定信号
    を、前記露光時間可変シャッタ手段へと送出する制御手
    段と、 を具備することを特徴とする請求項1に記載の車両用監
    視装置。
  7. 【請求項7】 前記領域別明るさ検出手段は、 前記各監視領域から前記撮影手段へと光像を集合させる
    光路のそれぞれに配置され、対応する監視領域からの光
    像の明るさを検出する光センサ手段の出力に基づいて、
    各監視領域からの光像の明るさを領域別に検出すること
    を特徴とする請求項4〜請求項6のいずれかに記載の車
    両用監視装置。
  8. 【請求項8】 前記領域別明るさ検出手段は、前記信号
    区間弁別手段にて時間弁別された信号区間と、当該信号
    区間における映像信号のレベルとに基づいて、各監視領
    域からの光像の明るさを領域別に検出することを特徴と
    する請求項4〜請求項6のいずれかに記載の車両用監視
    装置。
JP22224294A 1994-09-16 1994-09-16 車両用監視装置 Expired - Fee Related JP3419103B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22224294A JP3419103B2 (ja) 1994-09-16 1994-09-16 車両用監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22224294A JP3419103B2 (ja) 1994-09-16 1994-09-16 車両用監視装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0885385A true JPH0885385A (ja) 1996-04-02
JP3419103B2 JP3419103B2 (ja) 2003-06-23

Family

ID=16779333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22224294A Expired - Fee Related JP3419103B2 (ja) 1994-09-16 1994-09-16 車両用監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3419103B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6046766A (en) * 1997-04-17 2000-04-04 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Camera and vehicle-surroundings visual-recognition apparatus using the same
WO2000057638A1 (en) * 1999-03-22 2000-09-28 Alves James F Dynamic-range ambient-light sensor for electronic-imaging cameras
JP2003320897A (ja) * 2002-04-26 2003-11-11 Sony Corp 車両用モニタ装置
US6693518B2 (en) 2000-05-23 2004-02-17 Sharp Kabushiki Kaisha Surround surveillance system for mobile body, and mobile body, car, and train using the same
JP2013036976A (ja) * 2011-07-12 2013-02-21 Denso Corp 車載レーザレーダ装置
US10442295B2 (en) 2017-09-05 2019-10-15 Lg Electronics Inc. Display device and vehicle having the same

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6046766A (en) * 1997-04-17 2000-04-04 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Camera and vehicle-surroundings visual-recognition apparatus using the same
WO2000057638A1 (en) * 1999-03-22 2000-09-28 Alves James F Dynamic-range ambient-light sensor for electronic-imaging cameras
US6693518B2 (en) 2000-05-23 2004-02-17 Sharp Kabushiki Kaisha Surround surveillance system for mobile body, and mobile body, car, and train using the same
JP2003320897A (ja) * 2002-04-26 2003-11-11 Sony Corp 車両用モニタ装置
JP2013036976A (ja) * 2011-07-12 2013-02-21 Denso Corp 車載レーザレーダ装置
US10442295B2 (en) 2017-09-05 2019-10-15 Lg Electronics Inc. Display device and vehicle having the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP3419103B2 (ja) 2003-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101247471B (zh) 运动检测设备、运动检测方法、成像设备和监视系统
US8384767B2 (en) Stereoscopic image pickup apparatus and method of adjusting optical axis
TW200913682A (en) Image capturing apparatus, image capturing method, exposure control method, and program
JP2007316497A5 (ja)
JPH0591530A (ja) 固体撮像装置
JPH0996860A (ja) モニタ表示装置およびカラーフィルタ
JP3419103B2 (ja) 車両用監視装置
JP2002262155A5 (ja)
JP2007212527A (ja) 撮像装置
JP2005269130A (ja) 手振れ補正機能を有する撮像装置
JP2006030713A (ja) 表示装置
KR101601324B1 (ko) 차량용 카메라 시스템의 영상 획득 방법
JP3150495B2 (ja) 電子ビューファインダの自動視度調整装置
JP2003324748A (ja) テレビジョンカメラ
JP2005072963A5 (ja)
JPH01221994A (ja) 電子スチルカメラ
KR101630295B1 (ko) 디지털 촬영 장치, 그 제어 방법, 및 컴퓨터 판독가능 매체
JP3192158B2 (ja) 監視装置
JP6202982B2 (ja) 画像処理装置、その制御方法、および制御プログラム
JP3411931B2 (ja) 撮像装置および撮像方法
JP4046387B2 (ja) 監視カメラ
JP2000092380A (ja) カメラ装置及びその露出制御方法並びに記録媒体
JP2004350192A (ja) ディジタル・カメラおよびその制御方法
JP3313898B2 (ja) 火災検出装置
JP2004289349A (ja) テレビジョンカメラ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090418

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090418

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100418

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120418

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140418

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees