JPH0884736A - ゴシックアーチトレーサー - Google Patents
ゴシックアーチトレーサーInfo
- Publication number
- JPH0884736A JPH0884736A JP25772894A JP25772894A JPH0884736A JP H0884736 A JPH0884736 A JP H0884736A JP 25772894 A JP25772894 A JP 25772894A JP 25772894 A JP25772894 A JP 25772894A JP H0884736 A JPH0884736 A JP H0884736A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gothic arch
- occlusal
- jaw
- arch tracer
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Ceased
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- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
- Dental Prosthetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各種咬合高径における下顎の水平位とその
位置における咬合圧を同時連続測定し、これをソフトウ
エア上でつなぎ合わすることによって、下顎運動経路と
タッピング位置あるいは各種顎位における咬合圧を三次
元的に表示し、もって機能的顎位の設定に助することが
できるゴシックアーチトレーサーの提供を目的とする。 【構成】 スクリュージャック(7)に取り付けた電
子筆圧ペン(6)と、これに対応するデジタイザー本体
(2)を主要構成要素としたことを特徴とする。
位置における咬合圧を同時連続測定し、これをソフトウ
エア上でつなぎ合わすることによって、下顎運動経路と
タッピング位置あるいは各種顎位における咬合圧を三次
元的に表示し、もって機能的顎位の設定に助することが
できるゴシックアーチトレーサーの提供を目的とする。 【構成】 スクリュージャック(7)に取り付けた電
子筆圧ペン(6)と、これに対応するデジタイザー本体
(2)を主要構成要素としたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、歯科臨床の義歯製作
において、顎位を決定する為に使用される、ゴシックア
ーチトレーサーに関するものである。
において、顎位を決定する為に使用される、ゴシックア
ーチトレーサーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、義歯製作時に行われる咬合採得で
は、垂直的咬合位である咬合高径を設定し、その後に、
水平的咬合位である中心咬合位を設定してきた。特に、
ゴシックアーチ描記法による下顎の水平的位置の決定方
法は、下顎運動経路とタッピング位置の精査と分析を主
体とし、最も理論的方法と考えられている。しかしなが
ら、垂直的下顎位である咬合高径を理論的に求める方法
は現在に至るまで確立されていない。
は、垂直的咬合位である咬合高径を設定し、その後に、
水平的咬合位である中心咬合位を設定してきた。特に、
ゴシックアーチ描記法による下顎の水平的位置の決定方
法は、下顎運動経路とタッピング位置の精査と分析を主
体とし、最も理論的方法と考えられている。しかしなが
ら、垂直的下顎位である咬合高径を理論的に求める方法
は現在に至るまで確立されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】下顎の機能的位置をい
かに定めるかは、義歯の製作において最も重要な課題で
あり、形態的平均値を個人に適用しただけでは、機能的
な義歯ができるものではない。義歯に与えられる適正な
上下的下顎位とは、下顎の諸機能に対して筋機能が好都
合に行われる位置と考えられており、従来から、筋電
図、そしゃく能率、発音、こう合力、筋感覚、三次元的
顎運動解析等多方面から検討され、顎位と機能について
多くの知見が蓄積されてきた。本発明は従来のゴシック
アーチトレーサーの機能を強化することによって、これ
らの成果を総合的に利用できる装置とし、ゴシックアー
チトレーサーが下顎の水平的顎位の決定に使用されるだ
けではなく、立体的機能的顎位の設定や、完成義歯の機
能評価にも利用できるようにすることを課題とするもの
である。
かに定めるかは、義歯の製作において最も重要な課題で
あり、形態的平均値を個人に適用しただけでは、機能的
な義歯ができるものではない。義歯に与えられる適正な
上下的下顎位とは、下顎の諸機能に対して筋機能が好都
合に行われる位置と考えられており、従来から、筋電
図、そしゃく能率、発音、こう合力、筋感覚、三次元的
顎運動解析等多方面から検討され、顎位と機能について
多くの知見が蓄積されてきた。本発明は従来のゴシック
アーチトレーサーの機能を強化することによって、これ
らの成果を総合的に利用できる装置とし、ゴシックアー
チトレーサーが下顎の水平的顎位の決定に使用されるだ
けではなく、立体的機能的顎位の設定や、完成義歯の機
能評価にも利用できるようにすることを課題とするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】デジタイザーを入力装置
としているゴシックアーチトレーサーの、位置指定装置
として、圧感受性機能を有した電子筆圧ペンを用いる。
電子筆圧ペンを、咬合高径の決定に用いられているスク
リュージャックの外筒にとりつけ、咬合高径を可変とす
る。
としているゴシックアーチトレーサーの、位置指定装置
として、圧感受性機能を有した電子筆圧ペンを用いる。
電子筆圧ペンを、咬合高径の決定に用いられているスク
リュージャックの外筒にとりつけ、咬合高径を可変とす
る。
【0005】
【作用】デジタイザーの位置指定装置に、圧力を感知す
ることのできる電子筆圧ペンを用いているので、下顎の
位置センサーと咬合圧センサーを同時に口腔内に設置す
ることとなり、義歯使用時に近い状態で下顎位と咬合圧
を同時測定することができる。スクリュージャックの外
筒を回転することによって、咬合高径を調節することが
できるので、各種咬合高径における三次元的測定が可能
となる。
ることのできる電子筆圧ペンを用いているので、下顎の
位置センサーと咬合圧センサーを同時に口腔内に設置す
ることとなり、義歯使用時に近い状態で下顎位と咬合圧
を同時測定することができる。スクリュージャックの外
筒を回転することによって、咬合高径を調節することが
できるので、各種咬合高径における三次元的測定が可能
となる。
【0006】
(イ) 接着剤を用いてデジタイザー本体(2)を、デ
ジタイザー板(1)に固定する。 (ロ) スクリュージャック(7)に取り付けた電子筆
圧ペン(6)を位置指定装置として、位置指定装置板
(5)に固定する。 (ハ) 上記のように構成されたゴシックアーチトレー
サーからの信号を、ゴシックアーチ描記システムのマイ
クロコンピューターに、ケーブル(3)とコネクター
(4)を介して接続できるようにする。
ジタイザー板(1)に固定する。 (ロ) スクリュージャック(7)に取り付けた電子筆
圧ペン(6)を位置指定装置として、位置指定装置板
(5)に固定する。 (ハ) 上記のように構成されたゴシックアーチトレー
サーからの信号を、ゴシックアーチ描記システムのマイ
クロコンピューターに、ケーブル(3)とコネクター
(4)を介して接続できるようにする。
【0007】
【発明の効果】本発明によるゴシックアーチトレーサー
からの信号は位置と圧力を示すばかりではなく、これら
を時系列処理あるいは統計処理、演算処理することによ
って、ゴシックアーチの形状、運動速度、タッピング速
度、タッピングリズム、タッピングポイントの分散度等
の機能的情報となすことができ、三次元的に表示するこ
とができる。咬合高径の決定に絶対的方法が無い現状で
は、できるだけ多くの情報から総合的に判断することが
大切であり、より良い顎位の設定に貢献することができ
る。完成義歯に本装置を装着して種々の測定を行えば、
完成義歯の評価と義歯使用上の指導を定量的におこなう
ことができる。簡単な装置でありながら得ることのでき
る機能的情報が多いので、診断用ソフトを組み込んで一
種の顎機能診断装置として発展させることができる。
からの信号は位置と圧力を示すばかりではなく、これら
を時系列処理あるいは統計処理、演算処理することによ
って、ゴシックアーチの形状、運動速度、タッピング速
度、タッピングリズム、タッピングポイントの分散度等
の機能的情報となすことができ、三次元的に表示するこ
とができる。咬合高径の決定に絶対的方法が無い現状で
は、できるだけ多くの情報から総合的に判断することが
大切であり、より良い顎位の設定に貢献することができ
る。完成義歯に本装置を装着して種々の測定を行えば、
完成義歯の評価と義歯使用上の指導を定量的におこなう
ことができる。簡単な装置でありながら得ることのでき
る機能的情報が多いので、診断用ソフトを組み込んで一
種の顎機能診断装置として発展させることができる。
【0008】
【図1】本発明の斜視図である。
1 デジタイザー板 2 テジタイザー本体 3 ケーブル 4 コネクター 5 位置指定装置板 6 電子筆圧ペン 7 スクリュージャック
Claims (1)
- 【請求項 1】 圧力感受性機能を有した電子筆圧ペ
ンを、デジタイザーの位置指定装置としたことを特徴と
する、ゴシックアーチトレーサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25772894A JPH0884736A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | ゴシックアーチトレーサー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25772894A JPH0884736A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | ゴシックアーチトレーサー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0884736A true JPH0884736A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=17310275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25772894A Ceased JPH0884736A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | ゴシックアーチトレーサー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0884736A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH105255A (ja) * | 1996-06-25 | 1998-01-13 | Pfu Ltd | ゴシック・アーチ・トレーサ・システム |
-
1994
- 1994-09-14 JP JP25772894A patent/JPH0884736A/ja not_active Ceased
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH105255A (ja) * | 1996-06-25 | 1998-01-13 | Pfu Ltd | ゴシック・アーチ・トレーサ・システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040907 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050104 |
|
A045 | Written measure of dismissal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045 Effective date: 20050524 |