JPH0883340A - クラスタリング装置および画像認識装置 - Google Patents

クラスタリング装置および画像認識装置

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JPH0883340A
JPH0883340A JP6217175A JP21717594A JPH0883340A JP H0883340 A JPH0883340 A JP H0883340A JP 6217175 A JP6217175 A JP 6217175A JP 21717594 A JP21717594 A JP 21717594A JP H0883340 A JPH0883340 A JP H0883340A
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JP
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pattern
image data
sample image
data
teaching signal
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JP6217175A
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Yoshinori Sato
美紀 佐藤
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Original Assignee
Toshiba Corp
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F18/00Pattern recognition
    • G06F18/20Analysing
    • G06F18/23Clustering techniques

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  • Data Mining & Analysis (AREA)
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  • Artificial Intelligence (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、多数のサンプル画像データから適
切なパターンをみつけだして教示信号を作成することに
ある。 【構成】 サンプル画像データを重ね合せてパターン分
類するパターン分類作成処理部22と、この分類された
各パターンに対する各画像データの適合度を求める適合
度演算処理部23と、各パターンごとに各画像データの
適合度から各パターンが教示信号として適切かを判断す
るパターン判断部24と、パターンが不適切であると
き、パターンを再度修正する指示データを入力する再分
類作成指示手段24と、この指示データに従って不適切
なパターンに対する画像データどうしの距離を求め、距
離の近い画像データをグループ化するクラスター分析部
26と、このグルーピングの中心を決定し、不適切なパ
ターンを中心方向に移動させるパターン移動手段とを設
けたクラスタリング装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数のサンプル画像デ
ータから得られる分類パターンの適否を判断するクラス
タリング装置および複数の分類パターンを教示信号とし
てニューラルネットワークの構造学習しオンライン画像
データの画像を認識する画像認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、回収ボイラーのチャーベッドや搬
送物品等の形状に係わる画像を認識する場合、予め多数
のチャーベッド,搬送物品等(以下、サンプルと呼ぶ)
の画像データを取り込んで幾つかのパターンに分類し、
この分類パターンを教示信号として記憶する。しかる
後、前記サンプル画像データについて前記教示信号を用
いてニューラルネットワーク構造を学習する。そして、
オンライン時、ニューラルネットワーク構造を参照しな
がら、オンライン画像データ,つまりチャーベッドや搬
送物品の形状を認識している。
【0003】しかしながら、サンプルの輪郭がぼんやり
している画像データの場合、2値化処理や遠近による補
正処理等のごとき機械による画像処理だけでは、サンプ
ルの輪郭を適切に判断することが難しい。そこで、機械
による画像処理画の他、画像の抜け部分を埋めていく人
間系の処理を加えることにより、各サンプル画像データ
からパターン分類(クラス分け)を行って教示信号を求
めた後、前記各サンプル画像データについて教示信号を
用いてニューラルネットワークの構造を学習するように
している。
【0004】ところが、学習後のニューラルネットワー
ク構造を用いて実際のオンライン画像を認識してみる
と、その認識結果と当該オンラインの状態とは違った結
果が得られることが多々ある。その原因を調べてみる
と、あるパターンに多くのサンプル画像データが偏った
状態でパターン分類されていることが分かった。通常、
より正確な教示信号を得る場合、各パターンごとにサン
プル画像データが平均的に集めなければならないが、未
だその技術が確率されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、以上のように
ニューラルネットワークを用いてオンラインの状況を正
確に認識する場合、ニューラルネットワークに用いられ
る教示信号が正確でないと、学習によって得られるニュ
ーラルネットワークの構造も信頼性の低いものとなって
しまう問題がある。
【0006】そこで、サンプル画像データについて機械
的な画像処理の他、人間系の処理を加えて教示信号を求
めるようにしたが、各パターンがサンプル画像データの
ばらつきによって似通っている場合、各パターンごとに
サンプル画像データを平均的に集めにくいという問題が
ある。
【0007】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あって、多数のサンプル画像データから適切なパターン
をみつけだして教示信号を作成可能とするクラスタリン
グ装置を提供することを目的とする。
【0008】また、本発明の他の目的は、正確な教示信
号の下に信頼性の高いニューラルネットワーク構造を学
習し、オンライン画像を正確に認識可能とする画像認識
装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に対応する発明は、複数のサンプル画像デ
ータを重ね合せてパターン分類を行うパターン分類作成
手段と、このパターン分類作成手段によって分類された
各パターンに対する各サンプル画像データの適合度を求
める適合度演算処理手段と、各パターンごとに各サンプ
ル画像データの適合度に基づいて各パターンがニューラ
ルネットワークの教示信号として適切か否かを判断する
パターン判断手段とを設けたクラスタリング装置であ
る。
【0010】請求項2に対応する発明は、複数のサンプ
ル画像データを重ね合せてパターン分類を行うパターン
分類作成手段と、このパターン分類作成手段によって分
類された各パターンに対する各サンプル画像データの適
合度を求める適合度演算処理手段と、各パターンごとに
各サンプル画像データの適合度に基づいて各パターンが
ニューラルネットワークの教示信号として適切か否かを
判断するパターン判断手段と、このパターン判断手段に
よってパターンが不適切であると判断されたとき、その
不適切と判断されたパターンを再度修正するために必要
な指示データを入力する再分類作成指示手段と、この指
示手段からの指示データに従って不適切なパターンに対
するサンプル画像データどうしの距離を求め、これら距
離の近いサンプル画像データをグルーピングしていくク
ラスター分析手段と、このクラスター分析手段によって
得られるグルーピングの中心を決定し、前記不適切と判
断されたパターンを当該中心方向に移動させるパターン
移動手段とを設けたクラスタリング装置である。
【0011】なお、適合度演算処理手段としては、各パ
ターンを100%とし、当該各パターンごとに各パター
ンから各サンプル画像データの離れる割合を求めて適合
度とするものである。
【0012】さらに、請求項4に対応する発明は、複数
のサンプル画像データを重ね合せてパターン分類を行う
パターン分類作成手段と、このパターン分類作成手段に
よって分類された各パターンに対する各サンプル画像デ
ータの適合度を求める適合度演算処理手段と、各パター
ンごとに各サンプル画像データの適合度の分布状態から
各パターンがニューラルネットワークの教示信号として
適切か否かを判断するパターン判断手段と、このパター
ン判断手段によってパターンが適切であると判断された
とき、当該パターンを教示信号として記憶し、前記サン
プル画像データについて当該教示信号を用いて前記ニュ
ーラルネットワークの構造を学習する画像学習手段とを
備え、 この画像学習手段によって学習されたニューラ
ルネットワーク構造を用いてオンライン画像データの画
像認識を行う画像認識装置である。
【0013】
【作用】従って、請求項1に対応する発明は、以上のよ
うな手段を講じたことにより、複数のサンプル画像デー
タを重ね合せてパターン分類を行った後、適合度演算処
理手段により各分類パターンに対して各サンプル画像デ
ータがどの程度の割合で離れているかの適合度を求め、
さらにパターン判断手段にて各パターンごとの適合度の
分布状態を調べて各パターンがニューラルネットワーク
の教示信号として適切か否かを判断するので、前記適合
度から各パターンに比較的近いサンプル画像データの数
を容易に把握可能となる。
【0014】請求項2に対応する発明は、パターン判断
手段によりパターンが教示信号として不適切であると判
断されたとき、再分類作成指示手段によって不適切なパ
ターンの再分類作成指示を行う。ここで、クラスター分
析手段では、不適切と判断されたパターンに一番近いサ
ンプル画像データを基準とし、各サンプル画像データど
うしの距離を求め、これら距離の近いサンプル画像デー
タをグルーピングする一方、そのグループピングの中心
を求めて、パターン移動手段によって不適切なパターン
をグループピングの中心に移動させるので、不適切なパ
ターンをサンプル画像データの集中している位置に設定
でき、さらに似通ったパターンどうしを引き離して正確
な教示信号とすることができる。
【0015】さらに、請求項4に対応する発明は、複数
のサンプル画像データを重ね合せてパターン分類を行っ
た後、適合度演算処理手段により各分類パターンに対し
て各サンプル画像データがどの程度の割合で離れている
かの適合度を求め、さらにパターン判断手段にて各パタ
ーンごとの適合度の分布状態を調べて各パターンがニュ
ーラルネットワークの教示信号として適切か否かを判断
する。ここで、パターンが適切であると判断されたと
き、当該パターンを教示信号として教示信号記憶部に記
憶する。しかる後、ニューラルネットワークで構成され
る画像学習手段にて、サンプル画像データについて当該
教示信号を用いてニューラルネットワーク構造を学習
し、この学習によって得られるニューラルネットワーク
構造を用いてオンライン画像データの画像認識を行うの
で、正確にオンライン画像を認識できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明装置の実施例について図面を参
照して説明する。図1は本発明に係わるクラスタリング
装置を用いた画像認識装置の一実施例を示す機能ブロッ
ク図である。なお、この実施例装置は、説明の便宜上,
回収ボイラーのチャーベッドの画像認識を例に上げて説
明する。
【0017】図1において1は多数のサンプルの画像デ
ータを記憶するサンプル画像データ記憶部である。この
サンプル画像データとしては、サンプルによって異なる
が、サンプル全体の形状を表す画像データやサンプルの
輪郭だけを表す画像データの両方を含むものであるが、
本実施例では図2に示すようなサンプル(チャーベッ
ド)の輪郭画像データを例に上げて説明する。
【0018】このサンプル画像データ記憶部1のサンプ
ル画像データは、データ読込み手段2によって読み出さ
れ、画像前処理部3によって前処理が行われた後、図示
点線で示すクラスタリング装置20に送られる。この画
像前処理部3は、サンプル画像データを2値化処理した
り、クラスタリング処理に必要なデータ処理をしたり、
さらに修正入力手段4aからの修正指示に従って例えば
画像データの抜け部分を例えば線によって埋めるなどの
処理が行われる。
【0019】前記クラスタリング装置20は、図3に示
すように前処理後の多数のサンプル画像データを記憶部
21に重ね合せるように記憶するとともに表示部4bに
表示し、実際の傾向をみながら複数のパターンに分類す
るパターン分類作成処理部22と、分類分けされた各パ
ターンに対して各サンプル画像データがどの程度の割合
で離れているか,つまり各パターンをそれぞれ100%
とし、サンプル画像データ1つ1つの適合度を求めて記
憶部21に記憶し、かつ、適合度演算結果に対して適合
度の大きい順に並べ替えを実行する適合度演算処理部2
3とが設けられている。図4は適合度演算結果のデータ
格納状態を示す図である。
【0020】さらに、クラスタリング装置20は、並べ
替え後の各パターンの各サンプル画像データの適合度の
分布状態から、各パターンが教示信号として適切か否か
を判断するパターン判断部24と、このパターン判断部
24による判断結果から適切であると判断されたとき、
その適切なパターンを教示信号として記憶する教示信号
記憶部25と、パターン判断部24の判断結果からパタ
ーンが適切な教示信号でないと判断されたとき、パター
ン分類の際にどこを修正すべきかの方針指示,つまり再
作成指示および修正に必要な指示データ等を入力し表示
する再分類作成指示部4cと、この指示部4cからの指
示データ等に基づき、不適切と判断されたパターンに比
較的近いサンプル画像データを基準とし、各サンプル画
像データどうしの距離を求め、これら距離の近いサンプ
ル画像データをグルーピングするクラスタ分析手段26
と、各パターンおよび各サンプル画像データとの関係を
視覚的に表示し、さらに距離計算結果からグルーピング
されたサンプル画像データの中心を求めて不適切とされ
たパターンをその中心方向に移動させることによりパタ
ーンを定める例えばパターン分類作成処理部22に含む
ところのパターン移動手段とが設けられている。ここ
で、パターンを定めたならば、再度各パターンについて
各部22〜24の処理を実行し、パターン判断部24に
よって当該パターンが適切であると判断されたとき、当
該パターンが教示信号として教示信号記憶部25に記憶
する。
【0021】5は画像学習部であって、これはニューラ
ルネットワークで構成され、サンプル画像データについ
て教示信号を用いてニューラルネットワーク構造(重み
係数)を学習し、構造記憶部6に記憶する機能をもって
いる。
【0022】このニューラルネットワーク構造は、実際
のオンライン画像データを画像認識するときに用いられ
る。7はオンライン画像データ読込み手段、8はニュー
ラルネットワークによって構成され、画像認識処理を行
う画像認識処理部、9は認識結果を記憶する認識結果記
憶部、10は認識結果出力部である。
【0023】次に、以上のような装置の動作について図
5を参照して説明する。多数のサンプル画像データがサ
ンプル画像データ記憶部1に記憶されているが、これら
サンプル画像データを順次読込み(ST1)、画像前処
理部3で画像修正を含む必要な前処理を行った後(ST
2)、クラスタリング装置20に送られる。
【0024】ここで、パターン分類作成処理部22で
は、前処理後のサンプル画像データを順次記憶部21に
記憶するとともに、その記憶画像データを読出して表示
部4bに図3に示すように重ね合わせ表示し、多数の重
ね合わせサンプル画像データの中から幾つかの典型的な
パターンを決めていく(ST3)。因みに、図3は3つ
のパターンが作成されたことを示している。
【0025】このようにして複数のパターン分類を行っ
たならば、引き続き、適合度演算処理部23にて各パタ
ーンに対して各サンプル画像データがどの程度離れてい
るか否か,つまり適合度を求めて記憶部21に記憶して
いく。このようにして記憶部21に全サンプル画像デー
タの適合度データを記憶した後、各パターンごとに適合
度の大きい順に並べ替えを行っていく。図4は並べ替え
を行う前の適合度データの配列状態を概略的に示してい
る。
【0026】しかる後、パターン判断部24では、記憶
部21の適合度データから各パターンが教示信号として
適切であるか否かを判断する(ST5)。図4に示す適
合度データから言えることは、パターン1に対してある
サンプル画像データの適合度が非常に大きく、他のパタ
ーン2,パターン3に対して小さいとき、パターン1は
サンプル画像データの教示信号になりうるが、各パター
ン1〜3に対する適合度が互いに接近している場合には
教示信号となりえない。また、並べ替えを行った場合、
各パターンごとに適合度の大きいサンプル画像データが
直ちに分かり、これら適合度の大きい各サンプル画像デ
ータについて他のパターンの適合度が小さいとき、パタ
ーンが適切であると判断できる。つまり、各パターンに
平均的にサンプル画像データが存在し、かつ、各パター
ン相互に対する適合度の差が大きいとき、パターンが適
切であると判断し、教示信号記憶部25に記憶し、画像
学習部5におけるニューラルネットワークの構造学習に
用いられる。
【0027】さらに、判断方法について図6を用いて説
明する。従来、ニューラルネットワークの構造学習を行
った後、オンライン画像データについて画像認識を行う
と望ましい結果が得られないが、その原因はサンプル画
像データがそれぞれのパターンに平均的に存在しないこ
と、つまり適合度どうしの差が小さいことにある。
【0028】そこで、パターン判断部24においては、
適合度演算処理部23で求めた適合度に基づいて各パタ
ーンとサンプル画像データとの関係を作図すると、図6
に示すようになる。実際上は左上の図のようなパターン
と輪郭を表す画像データとの位置関係を示している。同
図は3つのパターンの場合を示しているが、n個のパタ
ーンの場合には同様に空間上のベクトルとして考えるこ
とができる。×はサンプル画像データを示す。サンプル
画像データは、原点0を適合度0%とし、それぞれのパ
ターン対する適合度の値を座標として結んだ空間上の点
をサンプル画像データ位置とする。このような方法によ
りサンプル画像データを座標で表したのが図6である。
この図6から明らかなように、サンプル画像データ1は
パターン1に対して90%の割合で離れており、パター
ン2に対して40%の割合で離れており、パターン3に
対して20%の割合で離れていることを表している。こ
のことは、サンプル画像データ1はパターン1に対して
最も近く、パターン2,パターン3の順序で遠くなって
いることが分かる。
【0029】そして、表示部4cからあるサンプル画像
データを指定したとき、左上の図の輪郭画像データの色
を変えるようにすれば、サンプル画像データの輪郭部分
とパターンとの関係が平面で見ることができ、サンプル
画像データのばらつき状態を視覚的に認識できる。
【0030】そして、全部のサンプル画像データについ
て作図すれば、図7に示すような状態で表される。この
図からサンプル画像データはパターン1の周囲に集中し
ているが、パターン2とパターン3との間に中間的なデ
ータが多く存在している。従って、このままではパター
ン2とパターン3の教示信号が似通ってしまうことにな
り、教示信号として適切なパターンとは言えない。
【0031】そこで、パターンが教示信号として適切で
ないと判断されたとき、各パターンとサンプル画像デー
タとの関係を調査し、表示部となる再分類作成指示部4
cから再作成指示と再パターン分類作成の際にどこを修
正すべきかの修正方針を指示入力する(ST6)。
【0032】再分類作成指示部4cから指示を受ける
と、クラスター分析部26では、不適切とされたパター
ンに一番近いサンプル画像データを基準とし、各サンプ
ル画像データどうしのユークリッド距離dを求める。
【0033】今、例えばサンプル(x1 ,y1 ,z
1 )、サンプル(x2 ,y2 ,z2 )とすれば、 d2 =(x1 −x22 +(y1 −y22 +(z1
22 となる。そして、各ユークリッド距離の最も近いサンプ
ル画像データどうしをグルーピングしていく(ST
7)。
【0034】以上のようにしてグルーピングした後、パ
ターン分類作成処理部22において視覚的に表されたパ
ターンとサンプル画像データとの関係、および距離計算
結果のグルーピングから中心を求め、不適切なパターン
をその方向に移動させる。すなわち、図示するようにパ
ターン2をパターン1の方向へ若干移動させるようにす
る。その結果、パターン2はサンプル画像データの集中
している位置に近づけることができ、似通ったパターン
2とパターン3の教示信号が異なったものとすることが
できる。そして、再度,適合度演算、パターン判断を行
うことにより、不適切と判断されたパターンの教示信号
としての適否を判断し、適切なものと判断されたとき、
教示信号記憶部25に記憶する。
【0035】以上のようにして教示信号を取得した後、
ニューラルネットワークで構成された画像学習部5にお
いてサンプル画像データについて教示信号を用いてニュ
ーラルネットワークの構造を学習し(ST8)、その学
習結果の重み係数を構造記憶部6に順次記憶していく。
しかる後、オンライン時にオンライン画像データを同じ
くニューラルネットワークで構成される画像認識処理部
8で記憶部6に記憶されるニューラルネットワーク構造
を用いて画像認識を行い(ST9)、その認識結果の画
像を記憶し、かつ、出力する(ST10)。
【0036】従って、以上のような構成によれば、重ね
合せた多数のサンプル画像データからパターン分類を行
った後、適合度演算処理部23により各分類パターンに
対して各サンプル画像データがどの程度の割合で離れて
いるかの適合度を求めた後、パターン判断部24におい
て各パターンごとの適合度の分布状態を調べて各パター
ンがニューラルネットワークの教示信号として適切か否
かを判断するので、それぞれ適合度から各パターンに比
較的近いサンプル画像データの数を容易に把握可能であ
り、同時にパターンどうしが似通っているか否かを確実
に判断できる。
【0037】また、パターン判断部24によりパターン
が教示信号として不適切であると判断したとき、再分類
作成指示部4cによって不適切なパターンの再分類作成
指示に従って不適切と判断されたパターンに一番近いサ
ンプル画像データを基準とし、各サンプル画像データど
うしの距離を求め、これら相互に距離の近いサンプル画
像データをグルーピングし、不適切なパターンをグルー
プピングの中心に移動させるので、多数のサンプル画像
データを集めることができ、似通ったパターンどうしを
引き離してパターンを作成でき、正確な教示信号を得る
ことができる。
【0038】また、このような当該パターンを教示信号
として教示信号記憶部25に記憶した後、ニューラルネ
ットワークで構成される画像学習部25により、サンプ
ル画像データについて当該教示信号を用いてニューラル
ネットワーク構造を学習するので、学習によって得られ
るニューラルネットワーク構造を用いて正確にオンライ
ン画像を認識することができる。つまり、ニューラルネ
ットワーク構造は非常に信頼性の高いものとなる。
【0039】なお、本発明は以下のような変形例を含む
ものである。上記実施例では、4a〜4cは別体の表示
系で示したが、これら表示系4a〜4cは同一のもので
あってもよい。また、各サンプル画像データどうしの距
離を求め、これら相互に距離の近いサンプル画像データ
をグルーピングし、このグルーピングの中心をもとめる
機能は、パターン分類作成処理部22でもクラスター分
析部26の何れにもたせてもよいものである。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような種々の効果を奏する。請求項1,3の発明は、
多数のサンプル画像データから得られる各分類パターン
に対して各サンプル画像データの適合度を求め、この各
パターンごとの適合度から各パターンが教示信号として
適切か否かを判断するので、多数のサンプル画像データ
から適切なパターンをみつけだして教示信号を作成でき
る。
【0041】次に、請求項2,3の発明は、不適切と判
断されたパターンに対する各サンプル画像データどうし
の距離を求め、これら距離の近いサンプル画像データを
グルーピングし、そのグループピングの中心にパターン
を移動させるので、各パターンごとにサンプル画像デー
タを集めることができ、さらに似通ったパターンどうし
を引き離して正確な教示信号とすることができる。
【0042】次に、請求項4に対応する発明は、正確な
教示信号を用いてニューラルネットワーク構造を学習す
るので、信頼性の高いニューラルネットワーク構造を得
ることができ、オンライン画像を正確に認識することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるクラスタリング装置を含む画像
認識装置の一実施例を示す機能ブロック図。
【図2】パターン分類するために説明する回収ボイラー
のチャーベッドの形状を示す図。
【図3】サンプル画像データを重ね合せてパターン分類
を行う例を示す図。
【図4】図1に示す適合度演算処理部の演算結果によっ
て得られたパターンごとの適合度データの配列例を示す
図。
【図5】本発明装置の動作を説明するフローチャート。
【図6】サンプル画像データの表示例を示す図。
【図7】サンプル画像データの偏りおよびパターンの移
動を説明する図
【符号の説明】
1…サンプル画像データ記憶部、4c…再分類作成指示
部、5…画像学習部、8…画像認識処理部、20…クラ
スタリング装置、21…記憶部、22…パターン分類作
成処理部、23…適合度演算処理部、24…パターン判
断部、25…教示信号記憶部、26…クラスター分析
部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のサンプル画像データを重ね合せて
    パターン分類を行うパターン分類作成手段と、このパタ
    ーン分類作成手段によって分類された各パターンに対す
    る各サンプル画像データの適合度を求める適合度演算処
    理手段と、各パターンごとに各サンプル画像データの適
    合度の分布状態から各パターンがニューラルネットワー
    クの教示信号として適切か否かを判断するパターン判断
    手段とを備えたことを特徴とするクラスタリング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の形状クラスタリング装置にお
    いて、前記パターン判断手段によってパターンが不適切
    であると判断されたとき、その不適切と判断されたパタ
    ーンを再度修正するために必要な指示データを入力する
    再分類作成指示手段と、この指示手段からの指示データ
    に従って不適切なパターンに対するサンプル画像データ
    どうしの距離を求め、これら距離の近いサンプル画像デ
    ータをグルーピングしていくクラスター分析手段と、こ
    のクラスター分析手段によって得られるグルーピングの
    中心を決定し、前記不適切と判断されたパターンを当該
    中心方向に移動させるパターン移動手段とを付加してな
    ることを特徴とするクラスタリング装置。
  3. 【請求項3】 適合度演算処理手段は、各パターンを1
    00%とし、当該各パターンごとに各パターンから各サ
    ンプル画像データの離れる割合を求めて適合度とするこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載のクラス
    タリング装置。
  4. 【請求項4】 複数のサンプル画像データを重ね合せて
    パターン分類を行うパターン分類作成手段と、このパタ
    ーン分類作成手段によって分類された各パターンに対す
    る各サンプル画像データの適合度を求める適合度演算処
    理手段と、各パターンごとに各サンプル画像データの適
    合度の分布状態から各パターンがニューラルネットワー
    クの教示信号として適切か否かを判断するパターン判断
    手段と、このパターン判断手段によってパターンが適切
    であると判断されたとき、当該パターンを教示信号とし
    て記憶し、前記サンプル画像データについて当該教示信
    号を用いて前記ニューラルネットワークの構造を学習す
    る画像学習手段とを備え、 この画像学習手段によって学習されたニューラルネット
    ワーク構造を用いてオンライン画像データの画像認識を
    行うことを特徴とする画像認識装置。
JP6217175A 1994-09-12 1994-09-12 クラスタリング装置および画像認識装置 Pending JPH0883340A (ja)

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JP6217175A JPH0883340A (ja) 1994-09-12 1994-09-12 クラスタリング装置および画像認識装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006313428A (ja) * 2005-05-06 2006-11-16 Toyota Motor Corp データベース評価装置
JP2013158845A (ja) * 2012-02-01 2013-08-19 Seiko Epson Corp ロボット装置、画像生成装置、画像生成方法、および画像生成プログラム
CN113706837A (zh) * 2021-07-09 2021-11-26 上海汽车集团股份有限公司 一种发动机异常状态检测方法和装置

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