JPH0881132A - 糸の巻取り量制御方法 - Google Patents

糸の巻取り量制御方法

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JPH0881132A
JPH0881132A JP24724094A JP24724094A JPH0881132A JP H0881132 A JPH0881132 A JP H0881132A JP 24724094 A JP24724094 A JP 24724094A JP 24724094 A JP24724094 A JP 24724094A JP H0881132 A JPH0881132 A JP H0881132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn
cheese
winding
amount
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP24724094A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsukasa Murakami
司 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MURAKAMI KIKAI KK
Original Assignee
MURAKAMI KIKAI KK
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Publication date
Application filed by MURAKAMI KIKAI KK filed Critical MURAKAMI KIKAI KK
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Publication of JPH0881132A publication Critical patent/JPH0881132A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラージパッケージに糸不足や糸過剰にならな
いように、常に正規の糸量を巻取るようにした糸の巻取
り量制御方法を提供する。 【構成】 チーズbの正規の糸量よりやや少ない糸長さ
を巻取ったときに予令信号S1を出力し、糸終了または糸
切れになったとき終了信号S2を出力し、両信号が相次い
で出力されたとき、当該チーズbの巻取り完了後の工程
に移す。予令信号S1の後終了信号S2が出たときは糸量が
許容範囲内に収まっているので、チーズの無駄や、ラー
ジパッケージのチーズ数不足を解消できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は糸の巻取り量制御方法に
関する。図4は編織作業の一例を示している。aは紡績
工程で得られた精紡管糸で、この精紡管糸aを数本分巻
き取ってスラブやネップ等を除去し、チーズbやコーン
cに巻き直す。これが仕上げ工程である。この後、先染
織物の場合は染色工程に移り、チーズbやコーンcを染
色しやすいように柔らかく巻き直し(工程)、染色を
行う。そして染色された糸を固く巻き直し(工程)、
織機の経糸にする場合は整経機に仕掛ける。また、織機
の緯糸にする場合はラージパッケージPに巻き直す。染
色しない織機緯糸の場合は巻直しを兼ねて、3〜5個の
チーズbやコーンcからラージパッケージdに巻直す
(工程)。上記、、の工程はワインダーでの巻
返し工程であり、さらに、編織工程では、ラージパッケ
ージPを緯糸として編織機に掛けられる(工程)。
【0002】
【従来の技術】ところで、チーズbまたはコーンcに巻
取る糸の長さは、一定に決っており、長さを一定にする
ため定長器や測長器が用いられている。ただし、定長器
等の精度や糸の切断タイミング等の誤差には必ずしも糸
長さは一定ではない。したがって、正規の糸長の外に正
規の糸長より短いチーズや長いチーズができることにな
る。そして、上記のようにして巻取られたチーズbやコ
ーンcを給糸側として、染色準備のソフト巻工程で、糸
長に長短があるチーズ1個をソフト巻きのチーズ1個に
巻返す場合、あるいはラージパッケージPに巻取る場合
は、チーズやコーン1個を巻取ったとき、巻取り完了信
号を出す適当な手段は無かった。なぜならば、チーズの
芯紙またはボビンと糸をセンサ等で見分けることが技術
的に困難であり、可能であったとしても複雑かつ高価な
ものになるから、現実には使用できなかったからであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、チーズb
やコーンcが正規の糸の長さの有無にかかわらず途中で
糸が切れると、糸継ぎして、次のチーズから糸を巻取る
のであるが、この場合は糸が残っているチーズでも放出
してしまうことになり、無駄が多かった。また、ラージ
パッケージに巻直すとき、最後になって給糸側のチーズ
が個数不足に気付くといった不都合があった。
【0004】本発明はかかる事情に鑑み、給糸側のチー
ズを無駄にすることなく、常に決った個数のチーズで1
個のラージパッケージに巻取るようにした糸の巻取り量
制御方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の糸の巻取り量制
御方法は、正規の糸長のチーズ、正規の糸長より長いチ
ーズ、および正規の糸長より短いチーズが混在したチー
ズ群を巻返えす工程において、チーズの正規の糸量より
やや少ない糸長さを巻取ったときに予令信号を出力し、
糸終了または糸切れになったとき終了信号を出力し、両
信号が相次いで出力されたとき、当該チーズの巻取り完
了後の工程に移すことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明において、途中で糸切れが起ったり、許
容範囲以上に糸量の足らないチーズであったりすると、
予令信号が出されないので、終了信号が出ても、次の工
程へ移らない。したがって、チーズを無駄にしたり、チ
ーズの個数不足に陥るような不都合を防止できる。予令
信号が出たときは、正規の糸量にかなり近い量の糸を巻
取っているので、その後糸切れが起きても全体としての
巻取り糸量は許容範囲に収まり、正常に巻取って終了し
た場合は勿論正規の糸量を巻取ったことになる。
【0007】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を説明する。図2に
は従来からの代表的なワインダーWの一例が示されてい
る。1は溝付きドラムで、糸yを綾振りしながらラージ
パッケージPに回転を与えるものであり、巻取り中のラ
ージパッケージPはホルダー2に回転自在に支持されて
いる。3はペグトレイで、これにチーズbやコーンcが
支持されている。そして、チーズb等から繰り出される
糸yはヤーンガイド4、テンショナー6、スラブキャッ
チ7を経て溝付きドラム1に巻き掛けられ、ラージパッ
ケージPとして巻き取られるようになっている。
【0008】図3は上記のワインダーWで糸yを巻取る
際の糸長さを測定する測長器の一例を示している。溝付
きドラム1の駆動軸11には円板12を取付け、この円板12
の回転数を検出するセンサ13を、円板12のドッグに対向
して設け、このセンサ13からの信号をコントローラ14で
処理するようにしている。コントローラ14には、予め正
規の糸量(例えば、32,000m)よりやや少ない糸長さ
(例えば、31,000m)を基準値として設定しておく。な
お、この基準値は任意に変更できるようにしておくこと
が好ましい。また、コントローラ14には、糸終了や糸切
れを検知するセンサ15からの信号も入力されている。
【0009】上記の装置を用いた本発明の巻取り量制御
方法は、図1のフローチャートのとおりである。通常の
場合は、チーズの糸を巻取り始め、やがて、糸の巻取り
量が基準値(例えば、31,000m)に達すると予令信号S1
が発されるが、そのまま巻取りを継続する。そして、チ
ーズの糸が無くなったとき、あるいは糸切れがあったと
き、終了信号S2が出されて、このとき初めて、ワインダ
ーWを停止する等の次工程への操作(ステップ103)に入
る。この場合、チーズの糸を全て巻取ったときは、チー
ズ、あるいはラージパッケージPの糸量は問題なく正規
の量になっており、仮りに予令信号S1の発信後に糸切れ
があったとしても、残る糸量はわずかであるので、チー
ズまたはラージパッケージPの糸量も許容範囲内に収め
ることができる。
【0010】そして、巻取り途中に(予令信号S1が出る
前に)糸切れがあったりすると、センサ15からの信号に
基づき、その時点で終了信号S2が出るのであるが、この
場合は予令信号S1が出ていないので、そのままでは糸量
が不足することになる。したがって、チーズを交換した
り、手作業で次工程を修正する為の事故処理を行えばよ
い。
【0011】
【発明の効果】よって、本発明によれば、染色準備のソ
フト巻工程でチーズ1個をソフト巻きのチーズ1個とし
て巻返すとき、又はラージパッケージに巻返すとき、チ
ーズを無駄にすることなく、決った個数のチーズで1個
のラージパッケージに巻取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の巻取り量制御方法を示すフローチャー
トである。
【図2】ワインダーWの説明図である。
【図3】糸の巻取り量制御装置のブロック図である。
【図4】編織作業の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ドラム 12 円板 13 センサ 14 コントローラ S1 予令信号 S2 終了信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正規の糸長のチーズ、正規の糸長より長い
    チーズ、および正規の糸長より短いチーズが混在したチ
    ーズ群を巻返す工程において、チーズの正規の糸量より
    やや少ない糸長さを巻取ったときに予令信号を出力し、
    糸終了または糸切れになったとき終了信号を出力し、両
    信号が相次いで出力されたとき、当該チーズの巻取り完
    了後の工程に移すことを特徴とする糸の巻取り量制御方
    法。
JP24724094A 1994-09-14 1994-09-14 糸の巻取り量制御方法 Pending JPH0881132A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24724094A JPH0881132A (ja) 1994-09-14 1994-09-14 糸の巻取り量制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24724094A JPH0881132A (ja) 1994-09-14 1994-09-14 糸の巻取り量制御方法

Publications (1)

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JPH0881132A true JPH0881132A (ja) 1996-03-26

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ID=17160544

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JP24724094A Pending JPH0881132A (ja) 1994-09-14 1994-09-14 糸の巻取り量制御方法

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