JPH08806Y2 - 土揚げロータリ装置の爪取付構造 - Google Patents

土揚げロータリ装置の爪取付構造

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JPH08806Y2
JPH08806Y2 JP1989152236U JP15223689U JPH08806Y2 JP H08806 Y2 JPH08806 Y2 JP H08806Y2 JP 1989152236 U JP1989152236 U JP 1989152236U JP 15223689 U JP15223689 U JP 15223689U JP H08806 Y2 JPH08806 Y2 JP H08806Y2
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JP
Japan
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claw
recess
landing
pawl
rotary device
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JP1989152236U
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JPH0391702U (ja
Inventor
康広 大島
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、爪取付ディスクの側面に、土揚げ爪の基部
が前記爪取付ディスクの半径方向に沿った姿勢に係入さ
れる凹部を備えた爪取付部を周方向に所定間隔をもって
複数個形成した土揚げロータリ装置の爪取付構造に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、フランジ式で土揚げ爪の取付けを行う場合に
は、軸芯に対する土揚げ爪の取付け位置は同一平面上か
或いはその近傍に限られていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上述のような形態で土揚げ爪の取付けを行う
と、耕巾を広げたい場合には複数個の前記土揚げ爪のう
ちの一部のものを、土揚げ爪の刃の部分の曲がり方が大
きい耕巾変更用の爪に交換する必要があり、耕巾を変更
する際、常に耕巾変更用の爪を機体とともに持ち歩かな
ければならないという管理上の問題と、耕巾変更用の爪
を別途買い揃えなければならないという経済上の問題が
あった。
本考案は、同一仕様の土揚げ爪だけを用いて耕巾の変
更を行うことを可能にし、上述の管理上及び経済上の問
題を解消することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の特徴は、爪取付ディスクの側面に、土揚げ爪
の基部が前記爪取付ディスクの半径方向に沿った姿勢に
係入される凹部を備えた爪取付部を周方向に所定間隔を
もって複数個形成した土揚げロータリ装置の爪取付構造
において、前記爪取付部のうち所定のものを軸芯方向に
突出させ、その突出頂部に爪係入用の凹部を形成すると
ともに、前記突出頂部の前記凹部の背後に、軸芯方向に
対し他の前記爪取付部の凹部と同一平面内もしくはその
近傍に位置させて爪係入用の凹部を形成し、かつ、前記
凹部形成箇所の凹部内の板厚を、相隣る位置の凹部どう
しの間でディスク部分の板厚よりも薄くしてある点にあ
る。
〔作用〕
上述の如く構成すると、前記突出頂部に爪係入用の前
記凹部を設けてあるので、この突出頂部の前記凹部に土
揚げ爪を係入させることにより耕巾を広くすることがで
きる。また、前記突出部頂部の前記凹部の背後に設けた
前記凹部に土揚げ爪を係入させた場合には耕巾を狭くす
ることができる。しかも、土揚げ爪の基部が係入される
凹部形成箇所は、凹部形成箇所に対する土揚げ爪の係入
連結によって補強されるようになることから、その板厚
を土揚げ爪の基部が連結されない凹部形成箇所以外の板
厚よりも薄くして爪取付ディスクの軽量化を図るように
しても、爪取付ディスクとしての強度の低下を招く不都
合がない。
〔考案の効果〕
従って、同一仕様の土揚げ爪の取付け位置を変えるだ
けで耕巾を変更することができるので、規格の異なる耕
巾変更用の土揚げ爪を準備する必要はなく、もって、管
理上及び経済上の負担を一挙に解消できるようになっ
た。その上、爪取付ディスクの軽量化を、その強度を低
下させる不都合なく行えるようになった。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第4図に示すように、操縦用ハンドル(1)、原動装
置(6)を備えた走行型走行機体(2)の後部に土揚げ
ロータリ装置(3)を連結して土揚機を構成する。
前記土揚げロータリ装置(3)は、アッパーカツト形
式で横軸芯(P)周りで駆動回転される土揚げロータ装
置(4)と、この土揚げロータ(4)の回転に伴ってそ
の土揚げ爪(4a)により撥ね上げられた土を側方に案内
する土揚げカバー(5)とを備えている。
第1図、第2図に示すように、横軸芯(P)上に設け
た爪軸(8)には爪取付ディスク(7)がピン連結され
ている。この爪取付ディスク(7)には6本の土揚げ爪
(4a)を周方向に等間隔で係入させるための凹部(9)
が前記ディスク(7)の表面及び裏面に前記ディスク
(7)に対して対称の位置に備えられており、一対の表
面の凹部(9a)または(9c)及び裏面の凹部(9b)また
は(9d)により爪取付部(10)が構成されている。ま
た、土揚げ爪(4a)は、これら凹部(9)に係入し、ボ
ルト(12)によって締着固定されている。6個の前記爪
取付部(10)のうち軸芯(P)に対して点対称の位置に
ある2個が軸芯(P)方向に突出しており、この突出頂
部の凹部(9c)は他の凹部(9a)または(9b)または
(9d)に比べ軸芯(P)に対する位置が異なっており、
この凹部(9c)に土揚げ爪(4a)を取付けると、耕巾を
広げることができる。また、凹部(9c)の裏面の凹部
(9d)は他の表面の凹部(9a)と軸芯(P)に対し同一
位置にあり、土揚げ爪(4a)を凹部(9d)に取付けると
耕巾を狭めることができる。ここで凹部(9)は4種の
凹部(9a)〜(9d)を総称している。ちなみに、第2図
に示すように、爪取付ディスク(7)は、凹部(9)形
成箇所の板厚が凹部(9)形成箇所以外の板厚よりも薄
くなるように形成されており、軽量化が図られている。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便
利にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る土揚げロータリ装置の爪取付構造の
実施例を示し、第1図は爪取付ディスクの斜視図、第2
図は爪取付ディスクの展開断面図、第3図は土揚げロー
タリ装置の縦断面図、第4図は歩行型土揚機の全体側面
図である。 (4a)……土揚げ爪、(7)……爪取付ディスク、
(9)……凹部、(9a)……凹部、(9b)……凹部、
(9c)……凹部、(9d)……凹部、(10)……爪取付
部、(11)……突出頂部、(P)……軸芯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】爪取付ディスク(7)の側面に、土揚げ爪
    (4a)の基部が前記爪取付ディスク(7)の半径方向に
    沿った姿勢に係入される凹部(9)を備えた爪取付部
    (10)を周方向に所定間隔をもって複数個形成した土揚
    げロータリ装置の爪取付構造であって、前記爪取付部
    (10)のうち所定のものを軸芯(P)方向に突出させ、
    その突出頂部(11)に爪係入用の凹部(9c)を形成する
    とともに、前記突出頂部(11)の前記凹部(9c)の背後
    に、軸芯(P)方向に対し他の前記爪取付部(10)の凹
    部(9aまたは9b)と同一平面内もしくはその近傍に位置
    させて爪係入用の凹部(9d)を形成し、かつ、前記凹部
    (9)形成箇所の凹部(9)内の板厚を、相隣る位置の
    凹部(9)どうしの間のディスク部分の板厚よりも薄く
    してある土揚げロータリ装置の爪取付構造。
JP1989152236U 1989-12-26 1989-12-26 土揚げロータリ装置の爪取付構造 Expired - Lifetime JPH08806Y2 (ja)

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JPH0391702U JPH0391702U (ja) 1991-09-18
JPH08806Y2 true JPH08806Y2 (ja) 1996-01-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH072Y2 (ja) * 1988-12-05 1995-01-11 株式会社宮丸アタッチメント研究所 作業爪取付フランジ

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JPH0391702U (ja) 1991-09-18

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