JPH087830B2 - フイルムの現像・焼付受付機 - Google Patents

フイルムの現像・焼付受付機

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JPH087830B2
JPH087830B2 JP31021886A JP31021886A JPH087830B2 JP H087830 B2 JPH087830 B2 JP H087830B2 JP 31021886 A JP31021886 A JP 31021886A JP 31021886 A JP31021886 A JP 31021886A JP H087830 B2 JPH087830 B2 JP H087830B2
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幸治 野口
徹人 山川
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、撮像済フィルムの現像、焼付等の処理依頼
を、無人でしかも自動的に行なえるフィルムの現像・焼
付受付機に関する。
〔従来の技術〕
この種のフィルムの現像・焼付受付機は、商店街、オ
フィス街、スーパーマーケット等の店頭あるいは店内、
さらに駅構内等というように、あらゆる場所に設置する
することができ、しかも夜間時を含めて24時間稼働が可
能であることから、顧客にとって、撮影済フィルムの現
像・焼付等の処理依頼の受付けを、人手を介さずに、ど
こででも、またいつでも簡単かつ手軽に行なえ、便利さ
の面で優れている等といった利点を有している。
また、その一方において、DPE(現像・焼付・引伸
し)店や現像所側から見ても、上述したフィルムの現像
・焼付受付機は、撮影済フィルムの現像、焼付等の処理
依頼の受付業務を省力化し得るとともに、その手軽さか
らDPE受付量の増大化を見込めるものであり、さらにそ
の筐体外部にカメラや写真関連商品等を始め、種々の商
品の宣伝、広告媒体としての機能をも発揮し得るなどと
いった効果も期待し得るもので、その有用性は大きく、
広く普及することが求められている。
そして、この種のフィルムの現像・焼付受付機とし
て、従来から種々の構成を有するもが提案されており、
最も一般的には、たとえば実公昭59−22628号公報等に
示されるように、顧客のコイン投入操作により、撮影済
フィルムを収容する注文袋を一個づつ供給し、これに付
設されている注文票に顧客が必要事項を記入するととも
に、顧客自身が注目袋の内部に撮影済フィルムを収容し
て封印し、かつその一部から引換券を切離した後、これ
を受付機筐体に設けられた受付口から投入することで、
フィルムの現像・焼付等といった処理依頼を受付けるよ
うな構成とされていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら上述したような従来構成では顧客側での
処理作業が煩雑かつ面倒なものであり、この種の自動機
に不慣れな顧客にとっては、操作ミスを行ない易いもの
で、フィルムの現像・焼付等の処理依頼を手軽にしかも
確実に行なえるとは言えないものであった。
また、上述したようなフィルムの現像・焼付受付機を
採用するうえで必要とされることは、たとえば6時間,1
2時間などといった所定時間毎の巡回回収までの間に投
入される多数本のフィルムを効率よく収納保管するとと
もに、個々のフィルムを判別できるようにし、依頼者と
の照合を簡単かつ確実に行ない得る構成とすることであ
るが、上述した従来構造ではその煩雑さを避けられず、
実用面でまだまだ問題の大きいものであった。
〔問題点を解決するための手段〕
このような要請に応えるため、本発明に係るフィルム
の現像・焼付受付機は、フィルム投入口から投入された
撮影済パトローネを一時的に係止保持する保持部と、こ
の保持部から受付すべきパトローネを移送する移送機構
と、この移送機構により上部開口から投入されるパトロ
ーネを収納するカートリッジと、このカートリッジの番
号を検出する検出機構とにより構成してある。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示した実施例を用いて詳細に説
明する。
第1図ないし第14図は本発明に係るフィルムの現像・
焼付受付機の一実施例を示すものであり、これらの図に
おいて、全体を符号10で示すフィルムの現像・焼付受付
機は、たとえば第1図に例示するような縦長ボックス形
状による受付機筐体11の前面に、フィルムの現像・焼付
注文受付を行なう操作パネル部12を備えており、この操
作パネル部12には、フィルム投入口部材13、コイン投入
口14、レシート送出口15(フィルム返却口、コイン返却
口を兼ねる)、および第2図に示すように操作手順を表
示する選択表示部16a,ないし16e、操作押釦17a,17b,17
c,さらには「取扱中」、「中止」等の操作表示部18a、
および返却口4a等が設けられている。なお、前記各操作
手順表示部16a〜16e等には操作手順を報知する発光部68
が各表示部に対応して操作パネル部12裏面側等に付設さ
れている。また、操作押釦17aは操作パネル部12に記述
された符号19で示すサイズA,B,Cによるプリントタイプ
の選択釦、操作押釦17bは六桁による任意の暗証番号入
力用のテンキー、操作押釦17cは「受付」の選択釦であ
る。ここで、上述した暗証番号は依頼者の確認、照合を
可能とし、名前等の記入、入力を省略するためである。
さらに、図中11aは各種の宣伝、広告等が表示される広
告表示部で、これに照明装置(図示せず)等を付設する
ことで、夜間時等において操作パネル部12の照明に加え
て所要の広告効果を発揮し得るものである。
また、この受付機筐体11内には、第3図に示すよう
に、コイン投入口14からダクト9がコイン選別機8の開
口部8aまで延在し、前記コイン選別機8には放出口8b及
び8cか開設されている。
コイン投入口14から投入されたコインはコイン選別機
8内で適正なコインかどうかを判別し、適正なコインは
開口部8bから、不適正なコインは開口部8cから放出され
る。
開口部8cの直下には、地板7の開口部7cが開設され、
この開口部7cから導出用ダクト21bがレシート送出口15
まで延在している。したがって、不適正コインはコイン
選別機8の開口部8cから、地板7の開口部7c及び導出用
ダクト21bを経てレシート送出口15に返却される。
地板7には後述するフィルム投入口部材13から投入さ
れた撮影済パトローネフィルムFを一時的に係止保持す
る保持板30,該保持板30を左右動されるソレノイド6及
びアーム6aが配設されている。
前記保持板30の起立部30aには、フォトカプラ等で構
成したコイン検出用のフォトセンサ30cを有したコイン
検出部30bが固着されている。前記保持板30にはソレノ
イド5が配設され、先端部5aは起立部30aに開設された
開口部を介してコンイン検出部30b内にコインを保持可
能に延在している。
保持板30は常時は第3図上スプリング6bにより、左端
に位置し、この状態においてコイン検出部30bの直下に
は地板7の開口部7aが開設されている。この開口部7aと
並んで開口部7cから延在する開口部7bが開設している。
適正コインはいったんコイン検出部30b内に係止さ
れ、続く電気信号によってソレノイド5の先端5aがコイ
ン検出部30b内から退出することにより地板7の開口部7
aからダクト21eを通ってコイン受67に貯蔵される。
コイン選別機8の側面には、返却レバー4がバネで上
方に付勢力を与えられ、回動可能に配設(第4図参照)
されている。この返却レバー4の起立片4bの直下には返
却レバースイッチ3が配設され、返却釦4aが押下され、
スイッチ3が閉成されると、ソレノイド6が作動し保持
板30を第3図上右行させ、コイン検出部30bが地板7の
開口部7bに至ったとき、ソレノイド5が作動しコインの
係止を解除してコインをレシート送出口15に戻すことが
できる。このとき、フィルムパトローネFが保持板30上
のフィルムセンサ室36内に位置していれば、保持板30の
右行によりパトローネFもダクト21aを通ってレシート
送出口15に戻すことができる。
フィルムセンサ室36の上方には、第5図乃至第7図に
示すように、支持板19が地板2に固設され、ひき出し状
外形を有するフィルム投入口部材13をだし入れ自在に支
持している。
支持板19の底面19aには、第7図に示すように出口近
傍に、パトローネFが通過する開口部19bが開設され、
奥には、スプリング25によって反時計方向に付勢された
L形レバー26が回動可能に配設されている。レバー26の
一端には、ピン26aが植設され、他端は支持板19の側面1
9cの開口部から外部に延在し、連結部26bにて支持板19
の側面19cに配設されたソレノイド22に連結している。
したがって、レバー26はソレノイド22の吸引力で時計方
向に回転し、スプリング25の力で反時計方向に回転復帰
する。
支持板19の側面内側には、4個のローラ19dが回動可
能に配設されている。支持板19の底面19aの奥端にはフ
ィルム投入部材13が閉じられているかどうかを検出する
フォトカプラ等で構成したフィルム投入口部材閉成セン
サ27が配設されている。
フィル投入口部材13は、第5図乃至第8図に示すよう
に、直方体形状に形成され、上面13aにはパトローネを
縦方向に投入し得るような形状と大きさを有した開口部
13bが開設され、この開口部13bの下部にはパトローネを
一時係止するストップレバー24が時計方向に付勢され
(第8図)、その先端部24aを開口部13b内に突出させて
配設されている。第8図上,下面13cより低い13d面にス
トップレバー24が載置され、この13d面より低い13e面が
形成され、この13e面から下面13cに向ってカム面として
13f,13g,13h面が形成されている。フィルム投入口部材1
3の裏面には、フィルム投入口部材閉成センサ27の発光
素子と受光素子間に挿入して遮光する遮光部材13iが配
設されている。フィルム投入口部材13の両側面には溝13
jが形成され(第5図)、支持板19に配設されたローラ
ー19dと嵌合して支持板19内にフィルム投入口部材13は
摺動自在に収納されている。フィルム投入口部材13の両
側面にはピン13Kが植設され、該ピン13Kと支持板19の一
端19e間にばね23がとりつけられ、フィルム投入口部材1
3はばね23の力で外部に突出される。
第9図において、フィルム投入口部材13の開口部13b
にパトローネを投入すると、ストップレバー24の先端部
24aにて係止される。フィルム投入口部材13の正面13lを
押圧すると、フィルム投入口部材13はばね23の勢力に抗
して抗図上矢印方向に摺動する。レバー26のピン26aは
ばね25の付勢力によって、フィルム投入口部材13のカム
面13hに接触しているが、フィルム投入口部材13の矢印
方向の摺動につれカム面13g,13fを経て13mに落ち込み、
フィルム投入口部材13はピン26aにより係止される。こ
のピン26aの落ち込みによって、ストップレバー24の端
部24bはピン26aから回動力を受けて、時計方向に回動
し、端部24aはパトローネの係止を解き、フィルムセン
サ室26(第3図,第5図)にパトローネを落す。フィル
ム投入口部材13の外部への突出は、ソレノイド22を作動
させ、レバー26を時計方向に回動させ、係止面13nとピ
ン26aとの係合を解除することにより行う。
第10図において、フィルムセンサ室36内の保持板30上
に係止されたパトローネFは、発光素子36aの発光光を
受光素子36bが受光しないことにより検知される。この
パトローネFは、移送レバー28の先端に配設された電磁
石38により吸着される。
この移送レバー28はバネ28aによって反時計方向に付
勢されている。また、連結板37を介してソレノイド29に
連結している。したがって、ソレノイド29を駆動するこ
とにより、移送レバー28は時計方向に回転し、仮想線の
位置にいたり、電磁石38の給電をとめると、開口部7dか
らパトローネFを投下することができる。移送レバー28
の起立部28bと当接するビス39は電磁石38がパトローネ
Fを吸着する位置を調節するためのものであり、起立部
28cと当接するビス42はパトローネFを投下する位置を
調節するためのものである。
地板7の下方には、第11図及び第12図に示すように、
開口部7dを通してパトローネFを吸収する複数のカート
リッジ32が配設されている。
第11図において、地板47には軸48が植設され、この軸
48には回転円板41が回動自在に配設されている。
回転円板41には複数の支軸49が植設され、支軸49の上
端には永久磁石52をサンドイッチ状に挟持した円板50,5
1が配設されている。この円板50の円周は地板7に配設
された軸受部7hに嵌合している。
回転円板41の外周より離れたところに、一端を地板7
に固着され、他端を地板47に固着された板状体53が配設
され、この板状体53には複数のフィルムセンサ発光体45
が一列に取付けられている。
一方、軸48の上端に一端が固着され、他端が地板7に
固着された板状体54が配設され、この板状体54には、フ
ィルムセンサ発光体45に対向して受光体46が取付られて
いる。これらフィルムセンサ発光体45と受光体46とは、
カートリッジ32内に投入されたパトローネを検出するた
めのものである。
カートリッジ32は、フィルムセンサ発光体45,及び受
光体46と対向する位置に開口部32a,及び32bを開設した
円筒状に形成され、上端はパトローネFを受入れるべく
開口部32cを有し、この開口部32cの周囲は磁石52にて吸
引固着される金属部材で構成されている。
回転円板41にカートリッジ32を取付るには、カートリ
ッジ32の下端にキャップ55をかぶせ、このキャップ55を
回転円板41の開口部41a〜41cのいずれかに挿入(第12
図)し、上端の金属は磁石52に吸着されることによって
行う。
回転円板41には、41a〜41cで代表される複数の互々異
なつた形状を有する開口部が開設され、これらの開口部
に適合するキャップ55がそれぞれ用意される。
カートリッジ32がパトローネFで満されると、カート
リッジ32を取りだし、下端のキャップ55をはずし、上端
の金属部材にかぶせれば、パトローネFが開口部32cか
ら脱落するの防止することができる。
キャップ55には、回転円板41の開口部41a〜41cに対応
して複数の突部55aが突設されている。この突部55aが地
板47に配設されたオンオフスイッチ43を選択的に押圧す
ることによりどのカートリッジを現在使用中であるかを
知ることができる。
回転円板41の下方には、複数の固定ピン56aを介して
送り板56が回転円板41と一体的に配設されている(第13
図)。
この送り板56の外周には複数の凹部56bが形成され、
該凹部56bに係合する方向に付勢され、ローラ57aにて凹
部56bと係合する係止レバー57が地板47上に配設されて
いる。
地板47の下面にはモータ40が配設され、このモータ40
の回転出力軸40aは地板47上面の回動部材58に連結され
ている。
この回動部材58の外周寄りに、送り爪59が第13図上反
時計方向に付勢されて、回動可能に軸止されている。こ
の送り爪59の先端部59aは固定ピン56aに係合している。
したがって、モータ40が回転し、回動部材58が回転する
と、送り爪59は回動部材58上を矢印方向に往復運動する
こととなり、送り板56は固定ピン56aを介して反時計方
向に回転することとなる。第13図では、回動部材58の一
回転で送り板56を90゜回動させることができる。
カートリッジ32を収納する回転円板41と並んでシート
発行部20が並設されている(第13図,第3図)。
第3図において、ペーパー60はプリンタ61を経てカッ
ター62により切断され、返却口15及び店用レシート受箱
63に収納される。
第14図において、レシート発行部20を構成するロール
ペーパー受66,プリンター61,カッター62,ソレノイド64
は導出用ダクト21の裏面21cに配設され、取扱い店名,
取扱い店電話番号,マシンNo,受付日時,プリントタイ
プ,フィルムアドレス,シリアル番号,暗証番号等を記
載したお客様用レシートをカッター62により切断して、
導出用ダクト21の斜面21dを通ってレシート送出口15へ
投下することができる。
斜面21dの上端には、基部65aにて回動可能に枢支され
たレシートガイド65が配設され、このレシートガイド65
は、連結点65bにて、ソレノイド64の可動軸64aと連結
し、ソレノイド64の駆動によって実線と仮想線間を往復
動することができる。
上述のごとく構成された本発明は、第3図において顧
客が100円コインを投入口14に投入すると、コイン選別
機8はコインの選別を行い不適正コインは開口部8c,7c
及び導出用ダクト21bを通ってレシート送出口15に返却
される。
コイン選別機8が適正コインであると判断すると、コ
インは開口部8bを通ってコイン検出部30bに投下され
る。コインの投下によりフォトセンサ30cがコインの存
在を検知すると、ソレノイド22を駆動して、レバー26を
第9図上時計方向に回動し、ピン26bとフィルム投入口
部材13の段部13nとの係合が解除され、フィルム投入口
部材13は、ばね23により外部に突出される。これに同期
して操作パネル部12の「フィルムを入れてください」と
記載された表示部16aの発行部68aが点滅する。
ここで顧客は二つの場合を選択することができる。
一つは、受付操作を中止し、コインを取り戻すことで
あり、もう一つは表示部16aの指示通りに進行すること
である。
前者、すなわち受付操作を中止し、コインを取り戻す
場合は、いったんコイン投入口部材13の正面13lを手で
とまるまで押圧すると(第9図)ピン26aがフィルム投
入口部材13の段部13mに落ち、閉成される。その後、返
却レバー4の頭部4aを下方に押下して返却レバースイッ
チ3を閉成すると、ソレノイド6が作動し保持板30が第
3図上右方に移動し、コイン検出部30bが地板7の開口
部7b上に位置することになる。この時ソレノイド5が作
動しコインを係止していた先端部5aがコイン検出部30b
の外に退出しコインの係止を解くため、コインは地板7
の開口部7bからレシート送出口15に返却される。
一方、表示部16aの指示通りに、パトローネFをフィ
ルム投入口部材13の開口部13bに投入すると、パトロー
ネFはストップレバー24の先端部24aに係止され、開口
部13b内に保持される。フィルム投入口部材13の正面13l
を手で中へ押し込むと、レバー26のピン26aはフィルム
投入口部材13のカム13h,13g,13fを経て13mに落ち込むこ
とになる。この落ち込みによりピン26aはストップレバ
ー24の端部24bと当接し、端部24bを時計方向に回動させ
る。かくて、ストップレバー24の端部24aはパトローネ
Fの係止を解き、第3図に示すフィルムセンサ室36内に
パトローネFは落下し、保持板30に係止される。
発光素子36a及び受光素子36bにより、フィルムセンサ
室36がパトローネFの存在を検知すると、操作パネル部
12の表示部16bの発光部68bが点滅する。ここでプリント
タイプA,B,Cのどこか一つを選んでボタンを押すと、暗
証番号を表わす表示部16cの発光部68cが点滅する。
ここで顧客は、二つの場合を選択することができる。
一つは、プリントタイプを変更することであり、もう
一つは表示部16cの指示通り進行することである。
前者、すなわちプリントタイプを変更する場合は、返
却レバー4の頭部4aを押下して返却レバースイッチ3を
閉成すると、ソレノイド6が作動し保持板30が第3図上
右方に移動し、パトローネFを導出用ダクト21aを通っ
てレシート送出口15に返却するとともに、コイン検出部
30bが地板7の開口部7b上に位置し、ソレノイド5が作
動しコインを係止していた先端部5aがコイン検出部30b
の外に退出しコインの係止を解くため、コインも地板7
の開口部7bからレシート送出口15に返却される。したが
って、再度コインをコイン投入口14に投入することから
はじめることになる。
一方、表示部16cの指示通りに、操作押釦17bを押すと
発光部68gが上から順番に点灯する。本実施例では6桁
の暗証番号を例示している。6桁、すなわち最終桁の操
作押釦17bを押す以前に暗証番号を変更したい場合は、
表示部16cの操作押釦17cを押すとそれ以前に入力された
暗証番号がすべてクリアされる。最終桁の暗証番号まで
操作押釦17bを押すと、発光部68gはすべて点灯する。
ここで顧客は、二つの場合を選択することができる。
一つは、さらに暗証番号を変更することであり、もう
一つは表示部16cの指示通り進行することである。
前者、すなわち暗証番号を変更する場合は、前述のプ
リントタイプを変更する場合のように返却レバー4の頭
部4aを押下することにより、パトローネFとコインがレ
シート送出口15に返却される。これによって、再度コイ
ン投入から行えばよい。
一方、表示部16cの指示通りに操作押釦17cを押すとパ
トローネFとコインは本体側に格納されることになる。
まず、第3図上ソレノイド5が作動し頭部5aがコイン検
出部30b内から退出するので、コインはダクト21eを通っ
てコイン受67に収納される。これに同期して、第10図上
電磁石38が通電してパトローネFを吸引保持するととも
にソレノイド29が作動し、移送レバー28は図上時計方向
に回動する。移送レバー28が仮想線の位置に至り、パト
ローネFが開口部7d上に至ると電磁石38の通電がとま
り、パトローネFは開口部7dを通って第11図のカートリ
ッジ32内に落下する。
これに同期して、表示部16dの発光部68dが点灯し、処
理中であることを示すとともに、レシート発光部20が作
動をはじめ、取扱い店名、電話番号、マシンNo、受付日
時、プリントタイプ、フィルムアドレス、シリアル番
号、暗証番号等を記載したお客様用及びカメラ店控え用
レシートのプリントをはじめる。
お客様用レシートは、第14図に開示されているように
カッター62でカットされ、ダクト21の斜面21dを通って
レシート送出口15へ投下される。お客様用レシートが投
下されると、ソレノイド64が作動し、レシートガイド65
が仮想線の位置に回動する。ここでカッター62は店用レ
シートを切断し、店用レシート受箱63に投下する。
お客様用レシートの投下に同期して、「レシートをお
取り下さい」と記載された表示部16eの発光部68eが一定
時間点灯する。
第11図において、発光素子45と受光素子46とにより、
カートリッジ32内にパトローネFが満されたことを検知
すると、モータ40が回転をはじめる。モータ40の回転は
回動部材58に伝達され、送り爪59を駆動させ、送り板56
を第13図上反時計方向に回動し、次の空のカートリッジ
を開口部7dの直下に位置させる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係るフィルムの現像・
焼付受付機によれば、フィルム投入口から投入された撮
影済パトローネを一時的に係止保持する保持部、この保
持部から受付すべきパトローネを移送する移送機構と、
この移送機構により上部開口から投入されるパトローネ
を収納保持するカートリッジと、このカートリッジ番号
を検出する検出機構とにより構成したので、簡単かつ安
価な構成にもかかわらず、依頼者が撮影済フィルムを投
入し簡単な押釦操作等を行なうだけで、撮像済フィルム
を自動的に番地が指定されているカートリッジ内の空所
に移送して効率よく収納保管し得るもので、多数本の依
頼フィルムを間違いのない状態で保管できるとともに、
たとえば依頼者に対しその番地データを印字したレシー
トを発行しておくことにより、対応する依頼フィルムと
の照会を簡単かつ正確に行なえる等といった種々優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るフィルムの現像・焼付受付機の外
観を示す概略斜視図、第2図は操作パネル部の平面図、
第3図は本発明の概略斜視図、第4図は返却レバースイ
ッチ配設図、第5図はフィルム投入口部材の側面図、第
6図はフィルム投入口部材の平面図、第7図はフィルム
投入口部材を支持する支持板の構成図、第8図はフィル
ム投入口部材の底面図、第9図はフィルム投入口部材の
開閉を説明する図、第10図はパトローネ移送機構の平面
図、第11図はカートリッジ配置図、第12図はカートリッ
ジを載置する回転円板の説明図、第13図はカートリッジ
移送機構図、第14図はレシート発行部の説明図である。 3……返却レバースイッチ、4……返却レバー、5,6…
…ソレノイド、8……コイン選別機、10……フィルムの
現像・焼付受付機、11……受付機筐体、12……操作パネ
ル部、13……フィルム投入口部材、14……コイン投入
口、15……レシート送出口、16……操作手順選択表示
部、17……操作押釦、18……操作表示部、19……支持
板、20……レシート発行部、21……導出用ダクト、22…
…ソレノイド、24……ストップレバー、26……レバー、
27……フィルム投入口部材閉成センサ、28……移送レバ
ー、29……ソレノイド、30……保持板、32……カートリ
ッジ、36……フィルムセンサ室、37……連結板、38……
電磁石、40……モータ、41……回転円板、43……スイッ
チ、45……発光体、46……受光体、50,51……円板、52
……永久磁石、55……キャップ、56……送り板、57……
係止レバー、58……回動部材、59……送り爪、60……ペ
ーパー、61……プリンタ、62……カッター、63……店用
レシート受箱、64……ソレノイド、65……レシートガイ
ド、66……ロールペーパー受、67……コイン受、68……
発光部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルム投入口から投入された撮影済パト
    ローネを一時的に係止保持する保持部と、この保持部か
    ら受付すべきパトローネを移送する移送機構と、この移
    送機構により上部開口から投入されるパトローネを収納
    するカートリッジと、このカートリッジの番号を検出す
    る検出機構とを備えたフィルムの現像・焼付受付機。
JP31021886A 1986-12-24 1986-12-24 フイルムの現像・焼付受付機 Expired - Lifetime JPH087830B2 (ja)

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