JPH087812Y2 - 回転電機の冷却装置 - Google Patents
回転電機の冷却装置Info
- Publication number
- JPH087812Y2 JPH087812Y2 JP1988099039U JP9903988U JPH087812Y2 JP H087812 Y2 JPH087812 Y2 JP H087812Y2 JP 1988099039 U JP1988099039 U JP 1988099039U JP 9903988 U JP9903988 U JP 9903988U JP H087812 Y2 JPH087812 Y2 JP H087812Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling
- fan cover
- electric machine
- partition plate
- cooling air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、回転電機の冷却装置に関するものであ
る。
る。
第７図〜第９図は従来の回転電機を示す図である。図
において、１は回転子、２は固定子、３はフレーム、４
はこのフレームに取付けられた冷却フィンであり、５は
回転電機を冷却するための冷却ファン、６はその冷却風
を送るための外扇カバー、6aは冷却ファン１を取付ける
ための取付座である。なお、7a、7b、7cは冷却ファン５
から送られる冷却風の流れを示す。
において、１は回転子、２は固定子、３はフレーム、４
はこのフレームに取付けられた冷却フィンであり、５は
回転電機を冷却するための冷却ファン、６はその冷却風
を送るための外扇カバー、6aは冷却ファン１を取付ける
ための取付座である。なお、7a、7b、7cは冷却ファン５
から送られる冷却風の流れを示す。
次に作用について説明する。冷却ファン５により発生
した風は、外扇カバー６に送られ、フレーム３に取付け
られた冷却フィン４の間を通りフレーム本体を冷却す
る。
した風は、外扇カバー６に送られ、フレーム３に取付け
られた冷却フィン４の間を通りフレーム本体を冷却す
る。
従来の冷却装置は以上のように構成されており、冷却
ファンより発生した冷却風は、外扇カバー全体に送られ
るため、外扇カバー内でうずを巻いたりして、フレーム
の冷却効率が悪いなどの問題があった。
ファンより発生した冷却風は、外扇カバー全体に送られ
るため、外扇カバー内でうずを巻いたりして、フレーム
の冷却効率が悪いなどの問題があった。
この考案は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、外扇カバー内の風のうず巻現象を減少でき
るとともに、フレーム本体の冷却効率を向上できる回転
電機を得ることを目的とする。
れたもので、外扇カバー内の風のうず巻現象を減少でき
るとともに、フレーム本体の冷却効率を向上できる回転
電機を得ることを目的とする。
この考案に係る回転電機の冷却装置は、冷却ファンか
ら送られる冷却風を外扇カバー入口で２つの流れに分割
する垂直の仕切板、この仕切板で分割された一方の冷却
風を左右に分流させる円筒状のガイド、この円筒状のガ
イドと外扇カバーの左右中間部に設けられ上記左右に分
流した冷却風をフレーム上半部へ供給する水平の仕切
板、上記垂直の仕切板で分割された他方の冷却風をフレ
ームの下半部へ分流させるガイドを備えたものである。
ら送られる冷却風を外扇カバー入口で２つの流れに分割
する垂直の仕切板、この仕切板で分割された一方の冷却
風を左右に分流させる円筒状のガイド、この円筒状のガ
イドと外扇カバーの左右中間部に設けられ上記左右に分
流した冷却風をフレーム上半部へ供給する水平の仕切
板、上記垂直の仕切板で分割された他方の冷却風をフレ
ームの下半部へ分流させるガイドを備えたものである。
この考案における回転電機は、外扇カバー内部に設け
た仕切板により冷却風は回転電機の上半部と下半部に分
割され、かつガイドによって冷却風が効率良く、送られ
る。
た仕切板により冷却風は回転電機の上半部と下半部に分
割され、かつガイドによって冷却風が効率良く、送られ
る。
以下この考案の実施例を図について説明する。第１図
〜第３図において、１〜５は上記従来のものと同様であ
り、８、９は外扇カバー６の内部に設けられた仕切板、
10、11は円筒状のガイドであり、上記仕切板は冷却ファ
ン５から送られる風を２分する役目をもち、また仕切板
９は、上記円筒状のガイド10の左右中間部においてこの
ガイド10と外扇カバー６間を上下に仕切っている。また
上記円筒状のガイド11は上記仕切板８と外扇カバー６の
端壁間に介設されており、上記円筒状のガイド10と同様
に送られる冷却風をそのゆるやかな曲面に沿わせて左右
に広く分流させる。
〜第３図において、１〜５は上記従来のものと同様であ
り、８、９は外扇カバー６の内部に設けられた仕切板、
10、11は円筒状のガイドであり、上記仕切板は冷却ファ
ン５から送られる風を２分する役目をもち、また仕切板
９は、上記円筒状のガイド10の左右中間部においてこの
ガイド10と外扇カバー６間を上下に仕切っている。また
上記円筒状のガイド11は上記仕切板８と外扇カバー６の
端壁間に介設されており、上記円筒状のガイド10と同様
に送られる冷却風をそのゆるやかな曲面に沿わせて左右
に広く分流させる。
次にその作用について説明する。冷却ファン５にて発
生した冷却風は、仕切板８により12、13に分割される。
そしてその一方の冷却風12は、ガイド10により第３図の
冷却風12a、12bのように送られるが、このとき仕切板９
により上下に仕切られているため、フレーム３の上半部
のフィン４を通りこの部分を冷却する。また他方の冷却
風13はガイド11により冷却風13a、13bのように送られて
フレーム３の下半部のフィン４を通り、これを冷却す
る。
生した冷却風は、仕切板８により12、13に分割される。
そしてその一方の冷却風12は、ガイド10により第３図の
冷却風12a、12bのように送られるが、このとき仕切板９
により上下に仕切られているため、フレーム３の上半部
のフィン４を通りこの部分を冷却する。また他方の冷却
風13はガイド11により冷却風13a、13bのように送られて
フレーム３の下半部のフィン４を通り、これを冷却す
る。
次に第４図〜第６図はこの考案の他の実施例を示すも
ので、図において、上記実施例と異なるところは、冷却
ファン５より送られる風を仕切るための仕切板８、９に
より分割された風を誘導するためのガイド11a〜11dの配
置形態が異なっており、これに伴って冷却風の風の流れ
もこのガイド11a〜11dによって若干異なる。
ので、図において、上記実施例と異なるところは、冷却
ファン５より送られる風を仕切るための仕切板８、９に
より分割された風を誘導するためのガイド11a〜11dの配
置形態が異なっており、これに伴って冷却風の風の流れ
もこのガイド11a〜11dによって若干異なる。
なお上記実施例では、冷却ファン５は上部に設けたも
のを示したが、これを横に設けてもよい。
のを示したが、これを横に設けてもよい。
以上のようにこの考案によれば、外扇カバーの入口か
ら外扇カバー内へ向けて垂直に設けた仕切板と、この仕
切板の内側に設けた円筒状のガイドと、この円筒状のガ
イドと外扇カバーの左右中間部に設けた水平の仕切板
と、上記垂直の仕切板と外扇カバー間に設けたガイドを
備えているので、冷却ファンから送られる冷却風は外扇
カバーの入口で内外の流れに分割され、一方の冷却風は
左右に分流すると共にフレームの上半部へ供給されてこ
の部分を冷却し、また他方の冷却風はフレームの下半部
へ供給されてこの部分を冷却する。なお冷却風は外扇カ
バーの入口で分割され、それぞれの冷却領域へ送られる
ので、外扇カバー内でうずを巻くこともなく、冷却効率
のよい回転電機が得られる。
ら外扇カバー内へ向けて垂直に設けた仕切板と、この仕
切板の内側に設けた円筒状のガイドと、この円筒状のガ
イドと外扇カバーの左右中間部に設けた水平の仕切板
と、上記垂直の仕切板と外扇カバー間に設けたガイドを
備えているので、冷却ファンから送られる冷却風は外扇
カバーの入口で内外の流れに分割され、一方の冷却風は
左右に分流すると共にフレームの上半部へ供給されてこ
の部分を冷却し、また他方の冷却風はフレームの下半部
へ供給されてこの部分を冷却する。なお冷却風は外扇カ
バーの入口で分割され、それぞれの冷却領域へ送られる
ので、外扇カバー内でうずを巻くこともなく、冷却効率
のよい回転電機が得られる。
第１図はこの考案の一実施例による回転電機の側面図、
第２図はその外扇カバーの側面断面図、第３図は外扇カ
バーの正面図、第４図〜第６図はこの考案の他の実施例
を示すもので、各々第１図〜第３図に対応する図、第７
図は従来の回転電機の側面図、第８図はその外扇カバー
の側面断面図、第９図は外扇カバーの正面図である。 図中、３はフレーム、４は冷却フィン、５は冷却ファ
ン、６は外扇カバー、８、９は仕切板、10、11はガイド
である。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
第２図はその外扇カバーの側面断面図、第３図は外扇カ
バーの正面図、第４図〜第６図はこの考案の他の実施例
を示すもので、各々第１図〜第３図に対応する図、第７
図は従来の回転電機の側面図、第８図はその外扇カバー
の側面断面図、第９図は外扇カバーの正面図である。 図中、３はフレーム、４は冷却フィン、５は冷却ファ
ン、６は外扇カバー、８、９は仕切板、10、11はガイド
である。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項１】回転電機のフレームに外扇カバーを介して
冷却用ファンを取付けたものにおいて、冷却ファンから
送られる冷却風を外扇カバーの入口で２つの流れに分割
する垂直の仕切板、この仕切板で分割された一方の冷却
風を左右に分流させる円筒状のガイド、この円筒状のガ
イドと外扇カバーの左右中間部に設けられ上記分割され
左右に分流した冷却風をフレームの上半部へ供給する水
平の仕切板、上記垂直の仕切板で分割された他方の冷却
風をフレームの下半部へ分流させるガイドを備えたこと
を特徴とする回転電機の冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988099039U JPH087812Y2 (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 | 回転電機の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988099039U JPH087812Y2 (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 | 回転電機の冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0222048U JPH0222048U (ja) | 1990-02-14 |
| JPH087812Y2 true JPH087812Y2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=31325833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988099039U Expired - Lifetime JPH087812Y2 (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 | 回転電機の冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH087812Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2534535Y2 (ja) * | 1991-02-19 | 1997-04-30 | 株式会社東芝 | 回転電機の冷却装置 |
| JP2009268197A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 電動機 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5330708A (en) * | 1976-09-02 | 1978-03-23 | Agency Of Ind Science & Technol | Cooling device for electric rotary machine |
| JPS5932192Y2 (ja) * | 1979-05-11 | 1984-09-10 | 富士電機株式会社 | ヒ−トパイプ付回転電機 |
| JPS6172056U (ja) * | 1984-10-15 | 1986-05-16 | ||
| JPS62202059U (ja) * | 1986-06-10 | 1987-12-23 |
-
1988
- 1988-07-25 JP JP1988099039U patent/JPH087812Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0222048U (ja) | 1990-02-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH087812Y2 (ja) | 回転電機の冷却装置 | |
| JP2000004561A (ja) | 全閉外扇形電動機の冷却装置 | |
| JPH0522032Y2 (ja) | ||
| JPS5960861U (ja) | 回転電機 | |
| JPS5914345U (ja) | 電気機器の強制空冷装置 | |
| JPS636222Y2 (ja) | ||
| DE3875005D1 (de) | Elektrische maschine mit einem waermetauscher. | |
| JPS6454758U (ja) | ||
| JPS6448512U (ja) | ||
| JPS6245101Y2 (ja) | ||
| JPS612768U (ja) | 回転機の冷却装置 | |
| JPS6155446U (ja) | ||
| JPS6135560U (ja) | 熱交換器積載全閉外扇形回転電機 | |
| JPS60192638U (ja) | 回転電機の通風冷却装置 | |
| JPS57177249A (en) | Draft cooler for salient-pole type rotary electric machine | |
| JPH0230258U (ja) | ||
| JPS54150606A (en) | Ventilating device of armature | |
| JPS6248143U (ja) | ||
| JPS62188954U (ja) | ||
| JPS6146867U (ja) | 回転電機 | |
| JPS58121165U (ja) | 回転電機 | |
| JPS61120020U (ja) | ||
| JPS5863870U (ja) | 全閉形回転電機 | |
| JPS6264145U (ja) | ||
| JPH0177936U (ja) |