JPH0875865A - 地震被害の推定方法 - Google Patents

地震被害の推定方法

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JPH0875865A
JPH0875865A JP21644894A JP21644894A JPH0875865A JP H0875865 A JPH0875865 A JP H0875865A JP 21644894 A JP21644894 A JP 21644894A JP 21644894 A JP21644894 A JP 21644894A JP H0875865 A JPH0875865 A JP H0875865A
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JP
Japan
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mesh
liquefaction
weight
earthquake
estimated
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JP21644894A
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English (en)
Inventor
Kenji Shimizu
謙司 清水
Yasuo Ogawa
安雄 小川
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Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Publication date
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大地震の際に液状化現象の発生の有無を精度
よく推定する。 【構成】 対象地域をメッシュ単位に分割し、対象地域
内に複数個設置された地震計の測定結果と各メッシュの
地盤、土質および地形などの地域データとに基づいた各
メッシュ毎の地震動の大きさを推定し(n5)、ニュー
ラルネットワーク回路を用い地域データを考慮してメッ
シュ毎に推定された液状化に関する重みを前記地震動の
大きさによって補正する(n6)。対象地域内に複数個
設置された液状化センサで測定された間隙水圧比と液状
化センサが設置されたメッシュの重みの補正値との相関
関係を求め(n9)、前記補正値の閾値を決定する(n
11)。各メッシュの前記補正値が前記閾値より大きく
液状化現象が起こるかどうかを判断し(n13)、液状
化面積率を求め(n14)、被害件数を計算する(n1
5)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地震発生、特に地中埋
設管などに対する液状化現象による被害状況を早期に把
握するための地震被害の推定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】大地震の際に、たとえば海岸沿いの埋立
地のような地下水位の高い緩い砂地盤などの軟弱地盤で
発生する液状化現象は、地中に埋設されているライフラ
イン施設に甚大な被害を与える可能性がある。このた
め、地震発生直後の緊急対応および復旧対策を迅速に判
断し実施するには、地震動の大きさや液状化現象の発生
の有無などを早期に把握し、被害状況を推定する必要が
ある。
【0003】従来用いられている地震被害の推定方法で
は、埋設管などの配管を設置・管理している対象地域内
に配置されている地震計で測定された地震動の大きさ
と、地震計の配置されている地点の地形および土質デー
タなどから前記地域全体の地震動の大きさを推定し、前
記地域全体の地震動の大きさと、前記地域の地形、地質
および土質データとから液状化指標であるPL値を推定
する。PL値は液状化現象の発生しやすさを示す一般的
な指標であり、PL値が大きくなると液状化現象の発生
の可能性も高くなる。またPL値は地震動の大きさ、す
なわち地表面加速度が大きくなると大きくなる傾向があ
る。このようなPL値によって、従来は当該地域内での
液状化現象の発生の有無およびその程度を推定し、施設
などの被害程度を見積もっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した地震被害の推
定方法では、PL値を用いて液状化現象の発生の有無お
よびその程度を推定している。しかしながら液状化現象
の発生には、個々の地域によって微妙に異なる地盤、土
質および地形あるいは震源地からの距離などの様々な要
因が複雑に関係するため、地震動の大きさが大きくPL
値が大きい値であっても液状化現象が発生しない場合が
ある。このため、PL値を基準とする前記方法では地震
動の大きさが大きい場合、たとえば地表面加速度が70
0ガルであるときには、実際には液状化現象が前述の地
域内の一部でしか発生していないにもかかわらず、前記
方法による推定では前記地域全域で液状化現象が発生す
るという結果になる場合がある。このように、前記方法
による液状化現象の発生確率の推定の精度は、地震動の
大きさが大きくなるほど低下する傾向にある。
【0005】また前記方法では、液状化現象の発生の直
接的な測定は行われておらず、地震動の大きさによって
間接的に推定されている。
【0006】本発明の目的は、液状化現象の発生地域お
よびその程度を迅速かつ精度よく推定することができる
地震被害の推定方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、対象地域を予
め定める大きさのメッシュ単位に分割し、予めニューラ
ルネットワークを用いて、過去の実際の地震による液状
化の発生の有無を教師データとして、各メッシュ毎に液
状化に関する重みを推定し、前記対象地域内の複数の地
点に、地震動測定装置または液状化程度測定装置を配置
しておき、地震発生時に、地震動測定装置の測定データ
に基づき、対象地域についての地盤情報および地形情報
を考慮して各メッシュ単位の地震動の大きさを推定し、
各メッシュ毎に、推定された地震動の大きさで液状化に
関する重みを補正し、前記液状化程度測定装置が配置さ
れているメッシュで、補正された重みと測定された液状
化の程度との相関関係を求め、液状化の程度が予め定め
る閾値を超えるときの対応する重みの補正値を基準とし
て、各メッシュ毎に液状化の程度を推定し、各メッシュ
毎に推定された液状化の程度に基づいて、地震被害を推
定し、各メッシュ毎の地震被害の推定を総合して対象地
域全体の被害を推定することを特徴とする地震被害の推
定方法である。
【0008】
【作用】本発明に従えば、地震被害の推定方法におい
て、対象地域を予め定める大きさのメッシュ単位に分割
し、予めニューラルネットワークを用いて、過去の実際
の地震による液状化の発生の有無を教師データとして、
各メッシュ毎に液状化に関する重みを推定する。また、
前記対象地域内の複数の地点に、地震動測定装置または
液状化程度測定装置を配置しておき、地震発生時に、地
震動測定装置の測定データに基づき、前記対象地域につ
いての地盤情報および地形情報を考慮して各メッシュ単
位の地震動の大きさを推定し、各メッシュ毎に前記地震
動の大きさで液状化に関する重みを補正する。前記液状
化程度測定装置が配置されているメッシュで前記補正さ
れた重みと測定された液状化の程度との相関関係を求
め、液状化の程度が予め定める閾値を超えるときの対応
する重みの補正値を基準として、各メッシュ毎に液状化
の程度を推定し、各メッシュ毎に推定された前記液状化
の程度に基づいて地震被害を推定し、各メッシュ毎の地
震被害の推定を総合して、対象地域全体の被害を推定す
るので液状化現象が発生する地域および前記地域におけ
る被害の状態を短時間のうちに精度よく推定することが
できる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明を用いた地震被害の推測装置
の電気的な構成を示すブロック図である。前記装置は主
として地震計1,2と液状化センサ3,4と推測手段5
と表示手段6とニューラルネットワーク回路14とを含
む。推測手段5は、アナログ/デジタル(以下「A/
D」と略称する)変換回路7〜10と、処理回路11と
メモリ12と出力インタフェイス回路13とを含む。
【0010】地震計1,2と液状化センサ3,4とは液
状化現象の発生を監視している対象地域内にそれぞれ複
数個設置される。地震計1,2は地震計が設置された地
点の地震動の大きさaを測定する。また液状化センサ
3,4は対象地域を予め定める大きさに分割した領域
(以後メッシュと称する)毎の液状化現象の発生の可能
性を数段階にランク分けして、各ランク毎に同一ランク
に属する複数のメッシュのどれか1つに設置される。液
状化センサ3,4は一定深度の地中での水位上昇量から
間隙水圧比pを測定する。
【0011】地震計1,2および液状化センサ3,4か
らのデータはたとえばテレメータリングによって収集さ
れ、それぞれA/D変換回路7〜10を介して処理回路
11に入力される。処理回路11では、後述するように
各メッシュ毎の地形、地盤および土質などの地域データ
gとニューラルネットワーク回路14を用いて予め推定
される各メッシュ毎の液状化に関する重みwrとをメモ
リ12から読込んで、前記重みwrと前記間隙水圧比p
との相関関係から各メッシュ毎の液状化現象発生の有無
と被害の程度とを推測する。推測結果は出力インタフェ
イス回路13を介して表示手段6に表示される。
【0012】図2は液状化に関する重みを計算するニュ
ーラルネットワーク回路14の概略的な構成図である。
ニューラルネットワーク回路14内にはニューラルネッ
トワーク15および重み演算回路16が設けられる。
【0013】ニューラルネットワーク15は入力層、中
間層および出力層からなる3層の階層構造として構成さ
れる。入力層には1〜13のユニットが設けられ、中間
層には1〜N(N≦13、たとえば6)のユニットが設
けられ、出力層には1,2のユニットが設けられてい
る。各層間はユニット毎に生体の神経細胞の機能を抽象
化した非線形な結合関係で結び付けられる。結合係数
は、予め過去に各地で起こった地震の際の液状化現象の
発生状態から抽出したデータを教師データとして与えて
学習させて設定する。
【0014】ニューラルネットワーク15の入力層のユ
ニット1〜13に与えられる出力と、出力層のユニット
1,2からの出力とは表1に示される。
【0015】
【表1】
【0016】入力層のユニット1〜3には岩盤、洪積台
地、軟弱地盤などに基づいて区分される地盤種別の差異
によって、該当するいずれか1つのユニットに入力値
「1」が与えられる。入力値「1」が与えられないユニ
ットには入力値「0」が与えられる。入力層のユニット
4〜6および7〜10にはそれぞれ旧河川、自然堤防ま
たは三角州などで区分される微地形、および震度によっ
て区分される震度階によって、ユニット1〜3と同様
に、該当するいずれか1つのユニットには入力値「1」
が与えられ、そうでないユニットには入力値「0」が与
えられる。
【0017】入力層のユニット11〜13には前述した
PL値が0のときにはユニット11に入力値「1」が与
えられ、PL値が0より大であり5以下のときにはユニ
ット12に入力値「1」が与えられ、PL値が5より大
のときにはユニット13に入力値「1」が与えられる。
入力値「1」が与えられないユニットには入力値「0」
が与えられる。
【0018】重み演算回路16は、出力層のユニット
1,2の出力より液状化に関する重みwrを演算し、メ
モリに出力する。
【0019】これによって各メッシュ毎の地盤、地形お
よび土質などに基づき、過去の地震の際の液状化現象の
発生状態に対応した液状化に関する重みwri(i=1
〜ic)を計算することができる。
【0020】図3は本発明の一実施例の被害推測方法の
フローチャートである。
【0021】地震が発生し、地震計および液状化センサ
の測定結果が推測装置に入力されるとステップn1に進
む。ステップn1ではn個の地震計1,2が測定した地
震計が設置されている地点の地震動の大きさa1〜an
を読込む。ステップn2では対象地域をic分割したメ
ッシュのそれぞれに与えられるメッシュ番号iを1にリ
セットする。ステップn3では、前記番号iのメッシュ
の地形および地盤種別、土質などを記録した地域データ
giおよび予め推定されている液状化に関する重みwr
iをメモリから読込む。ステップn4では前記番号iの
メッシュと予め定める液状化現象発生の可能性の大きさ
のランクが等しいメッシュに設置された液状化センサ3
または4で測定された間隙水圧比pを読込む。ステップ
n5では前記地震動の大きさa1〜anから前記地域デ
ータgiを考慮して、該当するメッシュ全体の地震動の
大きさAiを推定する。ステップn6では前記地震動の
大きさAiで前記重みwriを補正し、地域データgi
および前記地震動の大きさAiが考慮された液状化に関
する重みの補正値wiを推定する。ステップn7では前
記メッシュ番号iに1を加算して更新する。ステップn
8では前記メッシュ番号iが総メッシュ数icと等しい
か否かを判断し、そうであるときはステップn9に進
み、そうでないときはステップn3に戻る。これによっ
て対象地域をic分割した各メッシュ毎に地震動の大き
さAi(i=1〜ic)を推測し、前記地震動の大きさ
Aiによって前記重みwri(i=1〜ic)を補正し
た前記重みの補正値wi(i=1〜ic)を推定するこ
とができる。
【0022】ステップn9ではm個の液状化センサで前
記各ランク毎に測定された間隙水圧比pj(j=1〜
m)と、前記液状化センサが設置されている各メッシュ
の前記重みの補正値wj(j=1〜m)との相関関係を
示す回帰式すなわち図4に直線で示す回帰直線を求め
る。ステップn10では予め定める間隙水圧比の閾値p
cをメモリから読込む。間隙水圧比piが前記閾値pc
より大きな値の場合は該当メッシュ内で液状化現象が発
生する可能性が大きい。ステップn11ではステップn
9で求めた間隙水圧比pj(j=1〜m)と前記重みの
補正値wj(j=1〜m)との回帰式に前記閾値pcを
代入することによって、液状化に関する重みの閾値wc
を求める。
【0023】ステップn12では前記メッシュ番号iを
1にリセットする。ステップn13ではメッシュ番号i
に対応する前記重みの補正値wi(i=1〜n)が前記
重みの閾値wcより大きいか否かを判断し、そうである
とき、すなわちメッシュ番号iのメッシュ内で液状化現
象が発生する可能性が高いときには、ステップn14で
対象地域の全面積に対する液状化現象の発生する可能性
のある領域の面積の割合を示す液状化面積率Sに1メッ
シュ当たりの液状化面積率Sの増加分ΔSを加算してス
テップn15に進む。そうでないとき、すなわち該当す
るメッシュに液状化現象が発生する可能性の小さいとき
はそのままステップn15に進む。ステップn15で
は、前記メッシュ番号iに1を加算して更新する。ステ
ップn16では、前記メッシュ番号iが総メッシュ数i
cと等しいか否かを判断し、そうであるときはすべての
メッシュについて判断が終わったものとしてステップn
17に進み、そうでないときにはステップn13に戻
る。これによって各メッシュ内で液状化現象が発生する
かどうかを推定することができる。
【0024】前記対象地域内でのすべてのメッシュにつ
いて液状化現象が発生するかどうかの判断が終了した
ら、ステップn17で地震による被害件数を演算する。
たとえば地震による埋設管の被害件数Dは次式で計算さ
れる。
【0025】
【数1】
【0026】このときαLiは管種iの液状化地域での被
害率、αniは管種iの非液状化地域での被害率、Liは
管種iの延長である。ステップn18で被害件数Dを表
示手段に表示して処理を終了する。また液状化現象が発
生する可能性の高いメッシュと可能性の低いメッシュと
をたとえば色を変えるなどして地図上に表示し、液状化
現象の発生する可能性のある地域を視覚的に判別しやす
いように表示するなどしてもよい。
【0027】図5は図1の実施例に基づいて推定された
液状化の重みの分布を示す図である。
【0028】本実施例では大阪市内エリアを単位メッシ
ュの大きさが300m×400mのメッシュに分割し
た。液状化に関する重みを推定するニューラルネットワ
ークは入力層細胞数13、中間層細胞数6、出力層細胞
数2の3層構造とした。また教師データとしては新潟地
震、日本海中部地震、宮城沖地震で発生した液状化現象
の発生地域およびその周辺地域から抽出したデータを用
い、10万回のバックプロパゲーション法で学習させ
た。
【0029】図5はマグニチュード7.7、震源位置が
東経134度49分、北緯34度56分で震央距離73
kmの地震を想定し、前記ニューラルネットワークを含
むニューラルネットワーク回路で前記重みの値を推測し
た結果である。これによって湾岸沿いなどの液状化現象
が発生しやすいと考えられる場所では図5内で黒く塗り
つぶして示す前記重みの値が0.9以上となるメッシュ
が多くなり、内陸部などの液状化現象が発生しにくいと
考えられる場所では図5内で右斜め上の斜線を付して示
す前記重みの値が0.3〜0.4であるメッシュが多く
なることがわかる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、地震など
の際の被害推定において、対象地域を予め定める大きさ
のメッシュ単位に分割し、予めニューラルネットワーク
を用いて過去の実際の地震による液状化の発生の有無を
教師データとして各メッシュ毎に液状化に関する重みを
推定する。また前記対象地域内の複数の地点に、地震動
測定装置または液状化程度測定装置を配置しておき、地
震発生時に、地震動測定装置の測定データに基づき、対
象地域についての地盤および地形情報を考慮した各メッ
シュ単位の地震動の大きさを推定し、各メッシュ毎に推
定された地震動の大きさで液状化に関する重みを補正す
る。前記液状化程度測定装置が配置されているメッシュ
で、前記補正された重みと測定された液状化の程度との
相関関係を求め、液状化の程度が予め定める閾値を超え
るときに対応する重みの補正値を基準として、各メッシ
ュ毎に液状化の程度を推定する。各メッシュ毎に推定さ
れた液状化の程度に基づいて地震被害を推定し、各メッ
シュ毎の地震被害の推定を総合して対象地域全体の被害
を推定するので、液状化現象が発生する地域および前記
地域における被害の状況を短時間のうちに精度よく推測
することができる。被害が過大または過小に評価されな
いので地震後の安全対策または復旧対策を迅速に計画し
効率的に実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いた地震被害の推測装置の電気的な
構成を示すブロック図である。
【図2】図1のニューラルネットワーク回路14の概略
的な構成図である。
【図3】本発明を用いた地震被害の推測方法を示すフロ
ーチャートである。
【図4】間隙水圧比と液状化に関する重みの関係を示す
グラフである。
【図5】図1の実施例に基づいて推定された液状化の重
みの分布を示す図である。
【符号の説明】
1,2 地震計 3,4 液状化センサ 5 推測手段 6 表示手段 7,8,9,10 A/D変換回路 11 処理回路 12 メモリ 13 出力インタフェイス回路 14 ニューラルネットワーク回路 15 ニューラルネットワーク 16 重み演算回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象地域を予め定める大きさのメッシュ
    単位に分割し、 予めニューラルネットワークを用いて、過去の実際の地
    震による液状化の発生の有無を教師データとして、各メ
    ッシュ毎に液状化に関する重みを推定し、 前記対象地域内の複数の地点に、地震動測定装置または
    液状化程度測定装置を配置しておき、 地震発生時に、地震動測定装置の測定データに基づき、
    対象地域についての地盤情報および地形情報を考慮して
    各メッシュ単位の地震動の大きさを推定し、 各メッシュ毎に、推定された地震動の大きさで液状化に
    関する重みを補正し、前記液状化程度測定装置が配置さ
    れているメッシュで、補正された重みと測定された液状
    化の程度との相関関係を求め、 液状化の程度が予め定める閾値を超えるときの対応する
    重みの補正値を基準として、各メッシュ毎に液状化の程
    度を推定し、 各メッシュ毎に推定された液状化の程度に基づいて、地
    震被害を推定し、 各メッシュ毎の地震被害の推定を総合して、対象地域全
    体の被害を推定することを特徴とする地震被害の推定方
    法。
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