JPH0870261A - 受信回路 - Google Patents

受信回路

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JPH0870261A
JPH0870261A JP20225394A JP20225394A JPH0870261A JP H0870261 A JPH0870261 A JP H0870261A JP 20225394 A JP20225394 A JP 20225394A JP 20225394 A JP20225394 A JP 20225394A JP H0870261 A JPH0870261 A JP H0870261A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中間周波フィルタと第1の移相手段をICに
内蔵しても特性の悪化を可及的に防止することを可能に
する。 【構成】 受信信号とローカル信号からミキサ手段3に
よって生成された中間周波信号をろ過する、中心周波数
が可変の中間周波フィルタ6と、中心周波数が可変の第
1の移相手段9を有し、前記中間周波フィルタの出力信
号をFM検波するFM検波手段と、基準周波数信号21
を入力してこの基準周波数信号の位相を移相する、中心
周波数が可変の第2の移相手段22と、基準周波数信号
と、第2の移相手段の出力信号との位相差が所定値とな
るように、第2の移相手段、中間周波フィルタ、および
第1の移相手段の中心周波数を制御する第1の周波数制
御手段23,24,25と、を備えていることを特徴と
する受信回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は受信回路に関するもので
あり、特にIF(Intermediate Frequency)フィルタを
ICに内蔵したFM受信器に使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来の受信回路の構成を図7に示す。図
7において、アンテナ1を介して受信された受信信号は
RF(Radio Frequency )アンプにおいて増幅され、ミ
キサ3においてローカル信号4と混合され、中間周波信
号5に変換される。ここで中間周波信号5は受信信号と
ローカル信号4との差の周波数を有する信号であって、
受信信号より低い周波数の信号である。ミキサ3の出力
である中間周波信号5はIFフィルタであるバンドパス
フィルタ6によりろ過され、受信チャネルの信号だけが
通過され、受信チャネル以外の信号は阻止される。そし
てバンドパスフィルタ6の出力信号はIFアンプ7で増
幅され、移相器9と乗算器8で構成されるクォドレーチ
ャ検波回路10によってFM検波される。なお、移相器
9はIFアンプ7の出力信号を、π/2だけ位相を移相
させ、乗算器8はIFアンプ7の出力と移相器9の出力
を乗算する。続いてローパスフィルタ11によってろ過
された後、復調出力12として出力される。
【0003】またIFアンプ7には、IFアンプ7の出
力レベルを検波するレベル検波回路13が接続されてお
り、検波された信号はコンデンサ14によって平滑化さ
れ、信号レベル検出出力15となる。この信号レベル検
出出力15は通常、図8に示すように、入力信号レベル
(アンテナ1を介して受信した受信信号の信号レベル)
に比例した電圧となっており、検出出力15により受信
信号の信号レベルを正確に知ることができる。なお、I
Fアンプ7は通常、多段接続された差動増幅器から構成
されており、各段の差動増幅器の信号レベルを検波し、
加算することにより図8に示すような特性が得られる。
【0004】なお、バンドパスフィルタ6にはセラミッ
クフィルタが、移相器9にはセラミックディスクリミネ
ータまたはコイルとコンデンサによる共振回路が用いら
れるが、各々ICチップに外付けされている。そしてミ
キサ3、IFアンプ7、乗算器8、ロ−パスフィルタ1
1、レベル検波回路13は1個のICに内蔵されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の受
信回路においては、IFフィルタであるバンドパスフィ
ルタ6と移相器9は外付け部品としていたが、これらを
ICチップに内蔵させようとした場合はバンドパスフィ
ルタ6と移相器9はIC内部のコンデンサと抵抗を使用
したアクティブフィルタで構成されることになる。とこ
ろがIC内部のコンデンサと抵抗は外付け部品に比べて
一般に精度が悪い。例えば、外付け部品では±1%の精
度が容易に得られるが、IC内部のコンデンサや抵抗は
±10%程度の精度しか得られない。このためICにバ
ンドパスフィルタ6や移相器9を内蔵させると、ろ過周
波数等がずれて受信回路の性能が悪化するという問題が
生じる可能性があった。したがって、特に高精度が必要
とされるIFフィルタ6と移相器9をICに内蔵するた
めには、フィルタの特性を何らかの方法で調整すること
が必要となる。例えば、レーザトリミングやマスクトリ
ミング等の技術を用いて抵抗やコンデンサの値を合わせ
込む方法や、外付けの可変抵抗などで調整する方法が考
えられる。しかし、いずれの方法もIC1個1個の特性
を調整する必要があり、非常に煩雑であるとともに、調
整した時と使用時の温度が異なると特性がずれてしまう
という問題があった。
【0006】またローカル信号や受信信号の周波数がず
れた場合には、中間周波信号の周波数がずれてしまうの
で、ローカル信号に高い周波数精度が要求される。高精
度のローカル周波数を得るためには、温度補償された水
晶発振器の信号を基準信号として使用し、PLL回路を
用いてローカル周波数を合わせたりするが、精度の良い
水晶発振器は高価であるという問題があった。
【0007】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であって、その第1の目的はIFフィルタと、検波回路
の移相器をICに内蔵しても特性の悪化を可及的に防止
することのできる受信回路を提供することであり、第2
の目的はローカル信号の周波数がずれても特性の悪化を
可及的に防止することのできる受信回路を提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明による受信回
路は、受信信号とローカル信号からミキサ手段によって
生成された中間周波信号をろ過する、中心周波数が可変
の中間周波フィルタと、中心周波数が可変の第1の移相
手段を有し、前記中間周波フィルタの出力信号をFM検
波するFM検波手段と、基準周波数信号を入力してこの
基準周波数信号の位相を移相する、中心周波数が可変の
第2の移相手段と、基準周波数信号と、第2の移相手段
の出力信号との位相差が所定値となるように、第2の移
相手段、中間周波フィルタ、および第1の移相手段の中
心周波数を制御する第1の周波数制御手段と、を備えて
いることを特徴とする。
【0009】また、第2の発明による受信回路は、受信
信号とローカル信号からミキサ手段によって生成された
中間周波信号をろ過する、中心周波数が可変の中間周波
フィルタと、中心周波数が可変の第1の移相手段を有
し、前記中間周波フィルタの出力信号をFM検波するF
M検波手段と、中間周波フィルタの出力である中間周波
信号を入力してこの中間周波信号の位相を移相する、中
心周波数が可変の第3の移相手段と、中間周波信号と第
3の移相手段の出力信号との位相差が所定値となるよう
に、第3の移相手段、中間周波フィルタ、および第1の
移相手段の中心周波数を制御する第2の周波数制御手段
と、を備えていることを特徴とする。
【0010】
【作用】上述のように構成された第1の発明の受信回路
によれば、基準周波数信号と第2の移相手段の出力信号
との位相差が所定値となるように第1の周波数制御手段
によって第2の移相手段、中間周波フィルタ、および第
1の移相手段の中心周波数が制御される。
【0011】一方、第1の移相手段および中間周波フィ
ルタが第2移相手段とともに同一チップ上で作られてい
れば第1の移相手段および中間周波フィルタは第2の移
相手段とは中心周波数の相対比精度がとれている。
【0012】これにより第2の移相手段の中心周波数は
基準周波数信号の周波数に合わせられるとともに第1の
移相手段および中間周波フィルタの中心周波数は中間周
波数に合うように制御される。したがって中間周波フィ
ルタと第1の移相手段をICに内蔵しても特性が悪化す
ることを可及的に防止することができる。
【0013】また、上述のように構成された第2の発明
の受信回路によれば、中間周波信号と第3の移相手段の
出力信号との位相差が所定値となるように第2の周波数
制御手段によって、第3の移相手段、中間周波フィル
タ、および第1の移相手段の中心周波数が制御される。
これにより、上記中心周波数は中間周波数に合うように
制御され、ローカル信号の周波数精度が悪くて中間周波
数がずれても特性が悪化するのを可及的に防止すること
ができる。
【0014】
【実施例】本発明による受信回路の一実施例の構成を図
1に示す。この実施例の受信回路は図7に示す従来の受
信回路において、基準移相器22と、位相比較器23
と、フィルタ制御回路24と、コンデンサ25と、加算
器30と、基準電圧源31と、コンパレータ32と、位
相比較器35と、フィルタ制御回路36と、コンデンサ
37とを新たに設けたものである。
【0015】基準移相器22は入力信号(基準周波数信
号)に含まれている高周波成分を除去するために通常、
2次ローパスフィルタから構成され、図2に示すように
入力信号(基準周波数信号21)の周波数に応じて出力
信号の位相42が0〜−π(rad)まで変化し、上記
2次ローパスフィルタの中心周波数において出力信号の
位相は−π/2となる。なお、この基準移相器22は中
心周波数を制御電流により可変可能なようにgm アンプ
(相互コンダクタンスアンプ)を用いて構成するのが一
般的である。gm アンプを用いて2次ローパスフィルタ
を構成した例を図5(a)に示す。図5(a)におい
て、2次ローパスフィルタは2つのgm アンプ61,6
2から構成される。gm アンプ61の+入力ピンに入力
信号81が入力され、−入力ピンは2次ローパスフィル
タの出力信号82が入力されている。そしてgm アンプ
61の出力はコンデンサC1によって平滑化されてgm
アンプ62の+入力ピンに送出される。またgm アンプ
62の−入力ピンにはgm アンプ61と同様に2次ロー
パスフィルタの出力信号82が入力されている。そし
て、gm アンプ62の出力はコンデンサC2によって平
滑化されて、2次ローバスフィルタの出力82となる。
この2次ローパスフィルタの中心周波数f0 はgm アン
プ61,62の相互コンダクタンスをgm1,gm2とする
と、 f0 =(gm1m21/2 /(2π(C1C2)1/2 ) となり、gm アンプ61,62の相互コンダクタンスを
可変とすることにより中心周波数を可変とすることがで
きる。なお、gm アンプを用いて2次のバンドパスフィ
ルタを構成した例を図5(b)に示す。このバンドパス
フィルタは図8(a)に示すローパスフィルタにおい
て、gm アンプ61の+入力端子を接地し、コンデンサ
C1の接地されていた一方の端子から入力信号81を入
力するものであり、中心周波数f0 、上述のローパスフ
ィルタと同じ式によって与えられる。
【0016】再び図1に戻って本実施例の構成と動作を
説明する。基準周波数信号21が移相器22に送出さ
れ、この移相器22の出力と基準周波数信号21の各々
の位相が位相比較器23において比較される。そして位
相差に応じた電流信号が位相比較器23から出力され
る。この位相比較器23の出力はコンデンサ25によっ
て平滑化されてフィルタ制御回路24に送られる。する
とフィルタ制御回路24から上記位相差がπ/2となる
ような制御信号(制御電流)が基準移相器22に送出さ
れ、基準移相器22の中心周波数が制御される。これに
より基準移相器22の中心周波数は基準周波数信号21
の周波数に等しくなる。
【0017】またこのときフィルタ制御回路24は加算
器30を介してバンドパスフィルタ6と移相器9にも制
御信号を送り、中心周波数f0 を制御する。この実施例
ではバンドパスフィルタ6と移相器9は従来の場合と異
なり、ICチップ上に内蔵されており、中心周波数を可
変とすることのできるアクティブフィルタである。そし
て、これらのバンドパスフィルタ6および移相器9は、
基準移相器22とともに同一IC上のコンデンサと抵抗
とを用いて作られるため、基準移相器22とは中心周波
数の相対比精度がとれている。このため基準移相器22
の中心周波数を基準周波数信号21の周波数(基準周波
数)に合わせるようにすることにより、バンドパスフィ
ルタ6と移相器9の中心周波数を中間周波数(ミキサ3
の出力信号5の周波数)に合うように設定することがで
きる。一般にIC内蔵のコンデンサと抵抗の値の絶対精
度は±10%程度であるが、相対精度は±1%程度なの
で、バンドパスフィルタ6と位相器9の中心周波数は基
準周波数を基準に精度良く中間周波数に合わせることが
できる。
【0018】また、検波回路の移相器9の入力信号であ
るIFアンプ7の出力信号と移相器9の出力信号が位相
比較器35において位相比較され、位相差に応じた信号
が出力される。この位相差に応じた信号はコンデンサ3
7によって平滑化されてフィルタ制御回路36に送られ
る。すると、上記位相差がπ/2となるような制御信号
がフィルタ制御回路36から加算器30を介してバンド
パスフィルタ6および移相器9に送出され、バンドパス
フィルタ6および移相器9の中心周波数が中間周波数と
なるように制御される。これによりローカル信号4等の
周波数がずれることによって中間周波数がずれた場合で
も受信回路の特性が悪化するのを可及的に防止すること
ができる。
【0019】なお、この実施例では中間周波数にバンド
パスフィルタ6および移相器9の中心周波数に合わせる
ようにしているため、受信信号が無い場合や受信信号レ
ベルが低い場合には制御不能となる。これを防止するた
めに、信号レベル検出出力15をコンパレータ32にお
いて基準電圧31と比較し、受信信号が無い場合や受信
信号レベルが低い場合はコンパレータ32の出力信号に
よってフィルタ制御回路36の動作を停止させるように
している。
【0020】本実施例の復調出力の特性を図3に示し、
従来の受信回路の復調出力の特性を図4に示す。図3お
よび図4において符号51は出力DC電圧の特性を、符
号52は出力AC電圧の特性を、符号53はひずみの特
性を示している。図4から分かるように従来の受信回路
においては、ひずみの特性が良好なのは中心周波数だけ
であり、入力周波数(中間周波数)がずれるとひずみは
悪くなってしまう。
【0021】これに対して図3から分かるように本実施
例の受信回路においては、移相器9とバンドパスフィル
タ6の中心周波数は一定の周波数範囲で中間周波数に一
致するように負帰還がかかっているため、入力周波数
(中間周波数)が多少ずれてもひずみは悪くならず、良
好な特性が得られる。なお、フィルタの中心周波数を中
間周波数に引き込む範囲を広くしすぎると、受信チャネ
ル以外に引き込まれる危険があるので、通常、引き込み
範囲を制限する必要がある。図3において出力DC電圧
51が平担になっている周波数領域が引き込まれる範囲
となる。この引き込み範囲を制限するのは制御電流を制
限することによって容易に実施できる。図3に示すよう
な特性は、従来、復調出力のDC電圧などで、ローカル
周波数を制御するAFC(Automatic Frequency Contro
l )でも実現されていたが、本実施例はAFCと比較し
て中間周波数という比較的低い周波数で実現できる点
と、外付け部品が少ない(コンデンサ37だけ)という
点でICに内蔵するのに適している。
【0022】なお、上記実施例においては、フィルタ等
の中心周波数を中間周波数に合わせる際に、検波回路の
移相器9を用いて行なったが、新たにπ/2移相器を設
け、この移相器を用いてフィルタ等の中心周波数を制御
しても良いことは明らかである。
【0023】また、上記実施例においては、IFフィル
タとしてはバンドパスフィルタ6だけであったが、複数
のバンドパスフィルタを使用することも可能である。図
6にバンドパスフィルタを2個使用した受信回路の部分
図を示す。図6において、ミキサ3の出力は、バンドパ
スフィルタ6a、IFアンプ7a、バンドパスフィルタ
6b、IFアンプ7bの順に送出されている。このよう
にバンドパスフィルタとIFアンプを2つに分けること
により受信回路の受信感度や妨害特性を向上させること
ができる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、IFフィルタや検波回
路の移相器をICに内蔵しても、IFフィルタや移相器
の中心周波数を中間周波数に合わせることが可能とな
り、特性の悪化を可及的に防止することができる。
【0025】また、ローカル信号の周波数が変動するこ
とによって中間周波数がずれてもIFフィルタの中心周
波数が中間周波数に一致するように制御可能なため、特
性の悪化を可及的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による受信回路の一実施例の構成を示す
ブロック図。
【図2】π/2移相器の特性を示すグラフ。
【図3】図1に示す実施例の復調出力特性を示すグラ
フ。
【図4】従来の受信回路の復調出力特性を示すグラフ。
【図5】gm アンプを用いてフィルタを構成した場合の
回路図。
【図6】本発明の受信回路の他の実施例を示すブロック
図。
【図7】従来の受信回路の構成を示すブロック図。
【図8】信号レベル検出出力の入力信号レベルに対する
特性を示すグラフ。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 RFアンプ 3 ミキサ 4 ローカル信号 5 中間周波数信号 6 バンドパスフィルタ 7 IFアンプ 8 乗算器 9 移相器 11 ローパスフィルタ 12 復調出力 13 レベル検波回路 14 コンデンサ 15 信号レベル検出出力 21 基準周波数信号 22 基準移相器 23 位相比較器 24 フィルタ制御回路 25 コンデンサ 30 加算器 31 基準電圧源 32 コンパレータ 35 位相比較器 36 フィルタ制御回路 37 コンデンサ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信信号とローカル信号からミキサ手段に
    よって生成された中間周波信号をろ過する、中心周波数
    が可変の中間周波フィルタと、 中心周波数が可変の第1の移相手段を有し、前記中間周
    波フィルタの出力信号をFM検波するFM検波手段と、 基準周波数信号を入力してこの基準周波数信号の位相を
    移相する、中心周波数が可変の第2の移相手段と、 前記基準周波数信号と、前記第2の移相手段の出力信号
    との位相差が所定値となるように、前記第2の移相手
    段、中間周波フィルタ、および第1の移相手段の中心周
    波数を制御する第1の周波数制御手段と、 を備えていることを特徴とする受信回路。
  2. 【請求項2】前記第1の周波数制御手段は、 前記基準周波数信号の位相と前記第2の移相手段の出力
    信号の位相を比較し、位相差に応じた信号を出力する第
    1の位相比較手段と、 この第1の位相比較手段の出力を平滑化する第1の平滑
    化手段と、 この第1の平滑化手段の出力に基づいて前記第2の移相
    手段、中間周波フィルタ、および第1の移相手段に制御
    電流を送出する第1の電圧/電流変換手段と、 を備えていることを特徴とする請求項1記載の受信回
    路。
  3. 【請求項3】前記第1および第2の移相器と中間周波フ
    ィルタはgm アンプを用いて構成されることを特徴とす
    る請求項1または2記載の受信回路。
  4. 【請求項4】受信信号とローカル信号からミキサ手段に
    よって生成された中間周波信号をろ過する、中心周波数
    が可変の中間周波フィルタと、 中心周波数が可変の第1の移相手段を有し、前記中間周
    波フィルタの出力信号をFM検波するFM検波手段と、 前記中間周波フィルタの出力である中間周波信号を入力
    してこの中間周波信号の位相を移相する、中心周波数が
    可変の第3の移相手段と、 前記中間周波信号と前記第3の移相手段の出力信号との
    位相差が所定値となるように、前記第3の移相手段、中
    間周波フィルタ、および第1の移相手段の中心周波数を
    制御する第2の周波数制御手段と、 を備えていることを特徴とする受信回路。
  5. 【請求項5】前記第2の周波数制御手段は、 前記中間周波の位相と前記第3の移相手段の出力信号の
    位相を比較し、位相差に応じた信号を出力する第2の位
    相比較手段と、 この第2の位相比較手段の出力を平滑化する第2の平滑
    化手段と、 この第2の平滑化手段の出力に基づいて前記第3の移相
    手段、中間周波フィルタ、および第1の移相手段に制御
    電流を送出する第2の電圧/電流変換手段と、 を備えていることを特徴とする請求項4記載の受信回
    路。
  6. 【請求項6】前記第1の移相器と前記第3の移相器は同
    一の移相器であることを特徴とする請求項4または5記
    載の受信回路。
  7. 【請求項7】前記中間周波信号のレベルが小さい場合
    に、前記第2の周波数制御手段の制御動作を停止させる
    停止手段を備えていることを特徴とする請求項4乃至6
    のいずれかに記載の受信回路。
  8. 【請求項8】前記第1および第3の移相器と中間周波フ
    ィルタはgm アンプを用いて構成されることを特徴とす
    る請求項7記載の受信回路。
  9. 【請求項9】前記中間周波フィルタは多段接続される複
    数のバンドパスフィルタを有していることを特徴とする
    請求項1乃至8のいずれかに記載の受信回路。
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