JPH0866881A - ロボット制御装置 - Google Patents
ロボット制御装置Info
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- JPH0866881A JPH0866881A JP22874194A JP22874194A JPH0866881A JP H0866881 A JPH0866881 A JP H0866881A JP 22874194 A JP22874194 A JP 22874194A JP 22874194 A JP22874194 A JP 22874194A JP H0866881 A JPH0866881 A JP H0866881A
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- point
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Abstract
(57)【要約】
【目的】6軸多関節ロボットの角度検出時刻及び検出点
検出時刻の補正を行う。 【構成】位置検出装置Sは、計算周期α毎に検出点の位
置データを取り込み、データ補正後に位置制御装置に転
送。位置制御装置では位置検出装置Sからのデータ受信
後に各制御軸のエンコーダからの角度データを取り込
む。位置検出装置Sによる検出点検出時刻ti-1 と位置
制御装置による角度検出時刻Ti-1 とはデータ転送時間
γだけズレが生じるため、角度データEi-1 とEi-2 を
用い検出点検出時刻ti-1 における角度データの値に内
挿。或いは、検出点の位置データPiとPi-1 を用い、
角度検出時刻Ti-1 における検出点の位置データに内
挿。
検出時刻の補正を行う。 【構成】位置検出装置Sは、計算周期α毎に検出点の位
置データを取り込み、データ補正後に位置制御装置に転
送。位置制御装置では位置検出装置Sからのデータ受信
後に各制御軸のエンコーダからの角度データを取り込
む。位置検出装置Sによる検出点検出時刻ti-1 と位置
制御装置による角度検出時刻Ti-1 とはデータ転送時間
γだけズレが生じるため、角度データEi-1 とEi-2 を
用い検出点検出時刻ti-1 における角度データの値に内
挿。或いは、検出点の位置データPiとPi-1 を用い、
角度検出時刻Ti-1 における検出点の位置データに内
挿。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンドエフェクタとし
てのトーチより進行方向に一定の距離だけ先行した位置
検出装置において、予め工作物の検出点の位置データを
取り込み、その検出点の位置データに基づいて、位置及
び姿勢の制御を行うロボット制御装置に関する。特に、
位置検出装置における工作物の検出点の位置データの取
り込み時間、及び、位置検出装置から位置制御装置への
データ転送時間に起因して、角度検出時刻と検出点検出
時刻との間にズレが生ずるロボット制御装置に関する。
てのトーチより進行方向に一定の距離だけ先行した位置
検出装置において、予め工作物の検出点の位置データを
取り込み、その検出点の位置データに基づいて、位置及
び姿勢の制御を行うロボット制御装置に関する。特に、
位置検出装置における工作物の検出点の位置データの取
り込み時間、及び、位置検出装置から位置制御装置への
データ転送時間に起因して、角度検出時刻と検出点検出
時刻との間にズレが生ずるロボット制御装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、ロボット制御による溶接において
は、ロボットの進行方向前方に位置検出装置を一定の距
離だけ離して固設し、その位置検出装置によって、一定
周期で工作物形状を先読みし、工作物形状の検出点の位
置データをロボットの位置制御装置へ転送して、予め工
作物形状を把握した上で、ロボットを制御し、溶接を行
っていた。この場合、位置制御装置は、位置検出装置に
よる検出点の位置データを受信した後に、各軸のロータ
リエンコーダからの角度データを受信するため、検出点
検出時刻と角度検出時刻とは一致してはいない。
は、ロボットの進行方向前方に位置検出装置を一定の距
離だけ離して固設し、その位置検出装置によって、一定
周期で工作物形状を先読みし、工作物形状の検出点の位
置データをロボットの位置制御装置へ転送して、予め工
作物形状を把握した上で、ロボットを制御し、溶接を行
っていた。この場合、位置制御装置は、位置検出装置に
よる検出点の位置データを受信した後に、各軸のロータ
リエンコーダからの角度データを受信するため、検出点
検出時刻と角度検出時刻とは一致してはいない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、検出点
検出時刻と角度検出時刻とが一致しないことにより、各
軸のロータリエンコーダによって検出された角度データ
をそのまま用い、或いは位置検出装置によって検出され
た検出点の位置データをそのまま用いて、検出点のワー
ルド座標系を求めてロボットの位置及び姿勢の制御を行
った場合、溶接の精度がよくないという問題がある。こ
のような問題は、検出点の位置データをパラレルに転送
できる場合は転送時間が短いためにあまり大きな障害に
はならない。しかし、位置データをシリアルに転送する
場合には、転送時間が長くなるために角度検出時刻と検
出点検出時刻との時間差が大きくなり、溶接加工精度の
不良による障害が大きくなる。
検出時刻と角度検出時刻とが一致しないことにより、各
軸のロータリエンコーダによって検出された角度データ
をそのまま用い、或いは位置検出装置によって検出され
た検出点の位置データをそのまま用いて、検出点のワー
ルド座標系を求めてロボットの位置及び姿勢の制御を行
った場合、溶接の精度がよくないという問題がある。こ
のような問題は、検出点の位置データをパラレルに転送
できる場合は転送時間が短いためにあまり大きな障害に
はならない。しかし、位置データをシリアルに転送する
場合には、転送時間が長くなるために角度検出時刻と検
出点検出時刻との時間差が大きくなり、溶接加工精度の
不良による障害が大きくなる。
【0004】従って、本発明の目的は、検出点の位置デ
ータをワールド座標系に変換するとき、角度検出時刻と
検出点検出時刻との時間差を補償することで検出点の正
確なワールド座標を得て、ロボットの位置及び姿勢の制
御を行うことで、ロボット制御による溶接加工の精度向
上を図ることである。
ータをワールド座標系に変換するとき、角度検出時刻と
検出点検出時刻との時間差を補償することで検出点の正
確なワールド座標を得て、ロボットの位置及び姿勢の制
御を行うことで、ロボット制御による溶接加工の精度向
上を図ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の発明の構成は、現在角度検出手段からの角度データを
位置検出装置による検出点検出時刻における角度データ
に内挿計算する内挿手段と、内挿手段によって計算され
た角度データを用いて位置検出装置によって検出された
検出点の位置データをワールド座標系(空間固定の直交
座標系)に座標変換する変換手段と、変換手段によって
ワールド座標系に座標変換された位置データに基づい
て、ロボットの位置及び姿勢を制御する位置姿勢制御手
段とを設けたことを特徴とする。
の発明の構成は、現在角度検出手段からの角度データを
位置検出装置による検出点検出時刻における角度データ
に内挿計算する内挿手段と、内挿手段によって計算され
た角度データを用いて位置検出装置によって検出された
検出点の位置データをワールド座標系(空間固定の直交
座標系)に座標変換する変換手段と、変換手段によって
ワールド座標系に座標変換された位置データに基づい
て、ロボットの位置及び姿勢を制御する位置姿勢制御手
段とを設けたことを特徴とする。
【0006】また、第二の発明は、位置検出装置からの
検出点の位置データを、現在角度検出手段による角度検
出時刻における位置データに内挿計算する内挿手段と、
内挿手段によって内挿計算された値をワールド座標系
(空間固定の直交座標系)に座標変換する変換手段と、
変換手段によってワールド座標系に座標変換された位置
データに基づいて、ロボットの位置及び姿勢を制御する
位置姿勢制御手段とを設けたことを特徴とする。
検出点の位置データを、現在角度検出手段による角度検
出時刻における位置データに内挿計算する内挿手段と、
内挿手段によって内挿計算された値をワールド座標系
(空間固定の直交座標系)に座標変換する変換手段と、
変換手段によってワールド座標系に座標変換された位置
データに基づいて、ロボットの位置及び姿勢を制御する
位置姿勢制御手段とを設けたことを特徴とする。
【0007】第三の発明は、位置検出装置が、レーザビ
ームを工作物にスイープして照射し工作物形状の位置の
検出を行う場合に、検出点検出時刻をスイープ期間の中
間時点とし、現在角度検出手段による角度データに内挿
計算を行い、スイープ期間の中間時点における角度デー
タに変換する内挿手段と、内挿手段によって計算された
角度データを用いて位置検出装置によって検出された検
出点の位置データをワールド座標系に座標変換する変換
手段と、変換手段によってワールド座標系に座標変換さ
れた検出点の位置データに基づいて、ロボットの位置及
び姿勢を制御する位置姿勢制御手段とを設けたことを特
徴とする。
ームを工作物にスイープして照射し工作物形状の位置の
検出を行う場合に、検出点検出時刻をスイープ期間の中
間時点とし、現在角度検出手段による角度データに内挿
計算を行い、スイープ期間の中間時点における角度デー
タに変換する内挿手段と、内挿手段によって計算された
角度データを用いて位置検出装置によって検出された検
出点の位置データをワールド座標系に座標変換する変換
手段と、変換手段によってワールド座標系に座標変換さ
れた検出点の位置データに基づいて、ロボットの位置及
び姿勢を制御する位置姿勢制御手段とを設けたことを特
徴とする。
【0008】第四の発明は、位置検出装置が、レーザビ
ームを工作物にスイープして照射し工作物形状の位置の
検出を行う場合に、検出点検出時刻をスイープ期間の中
間時点とし、検出点の位置データに内挿計算を行い、現
在角度検出手段による角度検出時刻における検出点の位
置データに変換する内挿手段と、内挿手段によって内挿
計算された値をワールド座標系に座標変換する変換手段
と、変換手段によってワールド座標系に座標変換された
位置データに基づいて、ロボットの位置及び姿勢を制御
する位置姿勢制御手段とを設けたことを特徴とする。
ームを工作物にスイープして照射し工作物形状の位置の
検出を行う場合に、検出点検出時刻をスイープ期間の中
間時点とし、検出点の位置データに内挿計算を行い、現
在角度検出手段による角度検出時刻における検出点の位
置データに変換する内挿手段と、内挿手段によって内挿
計算された値をワールド座標系に座標変換する変換手段
と、変換手段によってワールド座標系に座標変換された
位置データに基づいて、ロボットの位置及び姿勢を制御
する位置姿勢制御手段とを設けたことを特徴とする。
【0009】
【発明の作用】作用の第一点は、現在角度検出手段にお
いて、ロボットの各制御軸の角度データを検出し、角度
データを位置制御装置における記憶手段に記憶し、記憶
手段から角度データを引き出し、内挿手段によって角度
データを位置検出装置による検出点検出時刻における角
度データに変換する。位置検出装置による検出点の位置
データは、検出点検出時刻における角度データを用い
て、変換手段によってワールド座標系に変換される。そ
の後、その検出点のワールド座標に応じてロボットの位
置及び姿勢の制御を行う。作用の第二点は、位置検出装
置によって検出点の位置データを検出し、位置制御装置
における記憶手段に記憶し、記憶手段から検出点の位置
データを引き出して、内挿手段によって検出点の位置デ
ータを現在角度検出手段が角度データを取り込んだ時刻
である角度検出時刻における検出点の位置データに変換
する。角度検出時刻における検出点の位置データは現在
角度検出手段からの角度データを用い、変換手段によっ
てワールド座標系に変換される。その後、その検出点の
ワールド座標に応じて、ロボットの位置及び姿勢の制御
を行う。
いて、ロボットの各制御軸の角度データを検出し、角度
データを位置制御装置における記憶手段に記憶し、記憶
手段から角度データを引き出し、内挿手段によって角度
データを位置検出装置による検出点検出時刻における角
度データに変換する。位置検出装置による検出点の位置
データは、検出点検出時刻における角度データを用い
て、変換手段によってワールド座標系に変換される。そ
の後、その検出点のワールド座標に応じてロボットの位
置及び姿勢の制御を行う。作用の第二点は、位置検出装
置によって検出点の位置データを検出し、位置制御装置
における記憶手段に記憶し、記憶手段から検出点の位置
データを引き出して、内挿手段によって検出点の位置デ
ータを現在角度検出手段が角度データを取り込んだ時刻
である角度検出時刻における検出点の位置データに変換
する。角度検出時刻における検出点の位置データは現在
角度検出手段からの角度データを用い、変換手段によっ
てワールド座標系に変換される。その後、その検出点の
ワールド座標に応じて、ロボットの位置及び姿勢の制御
を行う。
【0010】
【発明の効果】上述に示されるように、従来のように位
置データを受信した後の角度データを用いるのではな
く、検出点検出時刻に最も近い2つの角度データを用い
て内挿計算を行うことにより、位置検出装置による検出
点検出時刻と位置制御装置における現在角度検出手段が
角度データを検出する時刻である角度検出時刻との差が
補償される。従って、2つの時刻が一致した状態で検出
点の位置データがワールド座標系での値に変換される。
よって、ワールド座標系での正確な検出点の位置データ
が得られるため、ロボット制御による溶接加工等の精度
が向上する。また、位置検出装置から位置制御装置へ検
出点の位置データをシリアルに転送する場合において
も、ロボット制御による溶接加工の精度は、データの転
送速度に左右されず安定した品質が得ることができる。
さらに、レーザビームを工作物にスイープして照射する
位置検出装置においても、検出点検出時刻をスイープ期
間の中間時点として内挿計算を行うことによって、正確
な位置検出が行える。
置データを受信した後の角度データを用いるのではな
く、検出点検出時刻に最も近い2つの角度データを用い
て内挿計算を行うことにより、位置検出装置による検出
点検出時刻と位置制御装置における現在角度検出手段が
角度データを検出する時刻である角度検出時刻との差が
補償される。従って、2つの時刻が一致した状態で検出
点の位置データがワールド座標系での値に変換される。
よって、ワールド座標系での正確な検出点の位置データ
が得られるため、ロボット制御による溶接加工等の精度
が向上する。また、位置検出装置から位置制御装置へ検
出点の位置データをシリアルに転送する場合において
も、ロボット制御による溶接加工の精度は、データの転
送速度に左右されず安定した品質が得ることができる。
さらに、レーザビームを工作物にスイープして照射する
位置検出装置においても、検出点検出時刻をスイープ期
間の中間時点として内挿計算を行うことによって、正確
な位置検出が行える。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。図1は、6軸多関節ロボットの機構を示した機
構図である。ロボット本体10は、ベース12を配設し
て床に固定され、ベース12上には、コラム13が固設
されて、ボディ14を回転自在に配設している。ボディ
14は、アッパーアーム15を回転自在に軸支してお
り、アッパーアーム15は、フォアアーム16を回転自
在に軸支している。ボディ14、アッパーアーム15、
フォアアーム16は、それぞれ、サーボモータM1、M
2、M3(図3参照)によって、制御軸a、b、cの回
りに回転駆動される。この回転角は、ロータリエンコー
ダE1、E2、E3によって検出され、フォアアーム1
6の先端部には、リスト17が制御軸dの回りに回転可
能に軸支されリスト17には、エンドエフェクタとして
の溶接トーチ18が制御軸eの回りに回転自在に軸支さ
れている。さらに、溶接トーチ18は、制御軸fのまわ
りに回転可能に軸支され、溶接トーチ18の先端部によ
って、工作物Wの溶接が行われる。工作物Wは、2つの
板材を合わせたものであり、その接合部の段差が加工経
路であり、加工経路が溶接される部分である。溶接トー
チ18から加工経路方向の前方には、位置検出装置Sが
固設されている。また、床には台19が立設されてお
り、工作物Wが台19上に固定されている。尚、制御軸
d、e、fはそれぞれサーボモータM4、M5、M6に
よって回転駆動され、各制御軸の回転角は、それぞれロ
ータリエンコーダE4、E5、E6によって検出され
る。
明する。図1は、6軸多関節ロボットの機構を示した機
構図である。ロボット本体10は、ベース12を配設し
て床に固定され、ベース12上には、コラム13が固設
されて、ボディ14を回転自在に配設している。ボディ
14は、アッパーアーム15を回転自在に軸支してお
り、アッパーアーム15は、フォアアーム16を回転自
在に軸支している。ボディ14、アッパーアーム15、
フォアアーム16は、それぞれ、サーボモータM1、M
2、M3(図3参照)によって、制御軸a、b、cの回
りに回転駆動される。この回転角は、ロータリエンコー
ダE1、E2、E3によって検出され、フォアアーム1
6の先端部には、リスト17が制御軸dの回りに回転可
能に軸支されリスト17には、エンドエフェクタとして
の溶接トーチ18が制御軸eの回りに回転自在に軸支さ
れている。さらに、溶接トーチ18は、制御軸fのまわ
りに回転可能に軸支され、溶接トーチ18の先端部によ
って、工作物Wの溶接が行われる。工作物Wは、2つの
板材を合わせたものであり、その接合部の段差が加工経
路であり、加工経路が溶接される部分である。溶接トー
チ18から加工経路方向の前方には、位置検出装置Sが
固設されている。また、床には台19が立設されてお
り、工作物Wが台19上に固定されている。尚、制御軸
d、e、fはそれぞれサーボモータM4、M5、M6に
よって回転駆動され、各制御軸の回転角は、それぞれロ
ータリエンコーダE4、E5、E6によって検出され
る。
【0012】図2に、溶接トーチ18と位置検出装置S
との位置関係及び各座標系の位置関係を表したものであ
る。溶接トーチ18と位置検出装置Sとは、一定距離δ
だけ離れている。Os 、Xs 、Ys 、Zs はセンサ座標
系を示し、位置検出装置Sにおける座標系を表してい
る。Of 、Xf 、Yf 、Zf はフランジ座標系を示し、
溶接トーチ18のフランジ中心における座標系を表して
いる。Ow 、Xw 、Yw 、Zw はワールド座標系を示
し、空間固定の直交座標系を表している。
との位置関係及び各座標系の位置関係を表したものであ
る。溶接トーチ18と位置検出装置Sとは、一定距離δ
だけ離れている。Os 、Xs 、Ys 、Zs はセンサ座標
系を示し、位置検出装置Sにおける座標系を表してい
る。Of 、Xf 、Yf 、Zf はフランジ座標系を示し、
溶接トーチ18のフランジ中心における座標系を表して
いる。Ow 、Xw 、Yw 、Zw はワールド座標系を示
し、空間固定の直交座標系を表している。
【0013】図3は、ロボットの位置制御装置の電気的
構成を示したブロックダイヤグラムである。CPU20
は、マイクロコンピュータ等からなる中央処理装置であ
り、CPU20には、メモリ25、サーボモータを駆動
するサーボCPUとして、22a〜22f、アーク溶接
機23、位置検出装置Sからの検出信号を入力する入出
力インタフェイス24、ジョグ運転の指令等を行う操作
盤26が接続されている。アーク溶接機23には溶接ト
ーチ18が接続され、入出力インタフェイス24には、
位置検出装置Sが接続されている。サーボモータM1〜
M6は、それぞれサーボCPU、22a〜22fからの
指令によって、駆動される。サーボモータCPUである
22a〜22fでは、中央制御装置20からの出力角度
データθ1〜θ6と、各サーボモータM1〜M6と連結
したロータリエンコーダからの出力値E1〜E6との偏
差を演算し、偏差の値の分だけを出力する。メモリ25
は、PA領域とPDA領域とから成り、PA領域にはロ
ボットを教示データによって動作させるためのプログラ
ムが記憶され、PDA領域にはロボットの位置及び姿勢
を表す教示データが記憶される。
構成を示したブロックダイヤグラムである。CPU20
は、マイクロコンピュータ等からなる中央処理装置であ
り、CPU20には、メモリ25、サーボモータを駆動
するサーボCPUとして、22a〜22f、アーク溶接
機23、位置検出装置Sからの検出信号を入力する入出
力インタフェイス24、ジョグ運転の指令等を行う操作
盤26が接続されている。アーク溶接機23には溶接ト
ーチ18が接続され、入出力インタフェイス24には、
位置検出装置Sが接続されている。サーボモータM1〜
M6は、それぞれサーボCPU、22a〜22fからの
指令によって、駆動される。サーボモータCPUである
22a〜22fでは、中央制御装置20からの出力角度
データθ1〜θ6と、各サーボモータM1〜M6と連結
したロータリエンコーダからの出力値E1〜E6との偏
差を演算し、偏差の値の分だけを出力する。メモリ25
は、PA領域とPDA領域とから成り、PA領域にはロ
ボットを教示データによって動作させるためのプログラ
ムが記憶され、PDA領域にはロボットの位置及び姿勢
を表す教示データが記憶される。
【0014】次に、その作用について説明する。図4
は、当実施例装置において使用されているCPU20の
位置決め制御に関する処理手順を示したフローチャート
である。また、図5は、本実施例の場合の検出点の位置
データの授受に関し、位置検出装置S及び位置制御装置
における検出点の位置データと角度データのタイミング
を表したものである。図中のαは、位置検出装置Sにお
ける計算周期を示し、γは位置検出装置Sから位置制御
装置へのデータ転送時間、及び位置制御装置でのデータ
受信時間を示す。また、tは位置検出装置Sにおける検
出点の位置データ取り込み時刻を示し、Tは位置制御装
置における検出点の位置データ受信時刻を示す。Pは検
出点の位置データを、Eはロータリエンコーダからの角
度データを示す。ここで、t、T、P、Eにおける添字
のi はデータの計算周期毎の時系列の序列を示し、i は
i 番目のデータを、i-1 はi-1 番目のデータを、i-2 は
i-2 番目のデータを意味する。▽印は位置検出装置Sに
おける検出点の位置データ取り込みタイミングを示し、
△印は位置制御装置におけるロータリエンコーダからの
角度データ取り込みタイミングを示す。位置検出装置S
による検出点の位置データの取り込みは、瞬時に行って
いるが位置検出装置S側で検出点の位置データの補正を
行った後に位置制御装置側に転送するために、位置制御
装置側では位置検出装置Sの計算周期αだけ遅れて受信
することとなる。さらに、検出点の位置データを位置検
出装置Sから位置制御装置へ転送する際に、転送時間が
γだけかかり、位置制御装置では位置検出装置Sからの
検出点の位置データを受信してから後に位置制御装置に
おけるロータリエンコーダが角度データが取り込まれる
ために、位置検出装置Sによる検出点検出時刻とロータ
リエンコーダによる角度検出時刻とはα+γだけズレる
ことになるが、検出点の位置データもロータリエンコー
ダからの角度データもともにメモリ25に記憶されて時
系列に並べられるため、位置データと角度データとを順
番に対応させることにより、実際には位置検出装置Sに
よる検出点検出時刻とロータリエンコーダによる角度検
出時刻とはγだけズレることになる。よって、検出点検
出時刻と角度検出時刻とを一致させるために、補正計算
をする必要がある。
は、当実施例装置において使用されているCPU20の
位置決め制御に関する処理手順を示したフローチャート
である。また、図5は、本実施例の場合の検出点の位置
データの授受に関し、位置検出装置S及び位置制御装置
における検出点の位置データと角度データのタイミング
を表したものである。図中のαは、位置検出装置Sにお
ける計算周期を示し、γは位置検出装置Sから位置制御
装置へのデータ転送時間、及び位置制御装置でのデータ
受信時間を示す。また、tは位置検出装置Sにおける検
出点の位置データ取り込み時刻を示し、Tは位置制御装
置における検出点の位置データ受信時刻を示す。Pは検
出点の位置データを、Eはロータリエンコーダからの角
度データを示す。ここで、t、T、P、Eにおける添字
のi はデータの計算周期毎の時系列の序列を示し、i は
i 番目のデータを、i-1 はi-1 番目のデータを、i-2 は
i-2 番目のデータを意味する。▽印は位置検出装置Sに
おける検出点の位置データ取り込みタイミングを示し、
△印は位置制御装置におけるロータリエンコーダからの
角度データ取り込みタイミングを示す。位置検出装置S
による検出点の位置データの取り込みは、瞬時に行って
いるが位置検出装置S側で検出点の位置データの補正を
行った後に位置制御装置側に転送するために、位置制御
装置側では位置検出装置Sの計算周期αだけ遅れて受信
することとなる。さらに、検出点の位置データを位置検
出装置Sから位置制御装置へ転送する際に、転送時間が
γだけかかり、位置制御装置では位置検出装置Sからの
検出点の位置データを受信してから後に位置制御装置に
おけるロータリエンコーダが角度データが取り込まれる
ために、位置検出装置Sによる検出点検出時刻とロータ
リエンコーダによる角度検出時刻とはα+γだけズレる
ことになるが、検出点の位置データもロータリエンコー
ダからの角度データもともにメモリ25に記憶されて時
系列に並べられるため、位置データと角度データとを順
番に対応させることにより、実際には位置検出装置Sに
よる検出点検出時刻とロータリエンコーダによる角度検
出時刻とはγだけズレることになる。よって、検出点検
出時刻と角度検出時刻とを一致させるために、補正計算
をする必要がある。
【0015】次に、補正計算について説明する。図5に
おいて、位置検出装置Sは検出点の位置データを取り込
んだ後、計算周期αだけかけてデータを整理して位置制
御装置へ検出点の位置データを転送する。位置制御装置
では、そのあと受信時間γの後に検出点の位置データを
受信するため、位置制御装置が時刻Ti において受信し
た検出点の位置データは、位置検出装置Sが時刻ti-1
において検出した検出点の位置データである。時刻ti-
1は、時刻Ti-2 と時刻Ti-1 との間にあることから、
内挿計算により時刻ti-1における角度データに補正す
ることができる。よって、時系列上i-1 番目における角
度データの補正計算式は式1に示めされる。
おいて、位置検出装置Sは検出点の位置データを取り込
んだ後、計算周期αだけかけてデータを整理して位置制
御装置へ検出点の位置データを転送する。位置制御装置
では、そのあと受信時間γの後に検出点の位置データを
受信するため、位置制御装置が時刻Ti において受信し
た検出点の位置データは、位置検出装置Sが時刻ti-1
において検出した検出点の位置データである。時刻ti-
1は、時刻Ti-2 と時刻Ti-1 との間にあることから、
内挿計算により時刻ti-1における角度データに補正す
ることができる。よって、時系列上i-1 番目における角
度データの補正計算式は式1に示めされる。
【0016】
【数1】 E=Ei-1 −(Ei-1 −Ei-2 )×(γ/α) …(1) ここで、αは計算周期、γは位置検出装置Sからの検出
点の位置データの転送時間及び位置制御装置における検
出点の位置データの受信時間、Ei-2 は位置制御装置が
ロータリエンコーダから時刻Ti-2 において取り込んだ
角度データ、Ei-1 は位置制御装置がロータリエンコー
ダから時刻Ti-1 において取り込んだ角度データとした
ときの補正計算式である。ステップ100において、時
系列上i-1 番目における角度データを読み込み、検出点
検出時刻と角度検出時刻とを一致させるために、ステッ
プ110において前述の式1を用い、補正計算を行う。
点の位置データの転送時間及び位置制御装置における検
出点の位置データの受信時間、Ei-2 は位置制御装置が
ロータリエンコーダから時刻Ti-2 において取り込んだ
角度データ、Ei-1 は位置制御装置がロータリエンコー
ダから時刻Ti-1 において取り込んだ角度データとした
ときの補正計算式である。ステップ100において、時
系列上i-1 番目における角度データを読み込み、検出点
検出時刻と角度検出時刻とを一致させるために、ステッ
プ110において前述の式1を用い、補正計算を行う。
【0017】ステップ120においては、工作物Wの加
工経路上の時系列上i-1 番目における検出点の位置デー
タを読み込み、ステップ130において、ステップ12
0で得られた検出点の位置データを位置検出装置Sを中
心としたセンサ座標系で行列表示し、これを〔PS〕と
する。ここで、センサ座標系における検出点の位置デー
タの行列表示〔PS〕は姿勢及び位置を表す4×4の同
時座標マトリクスである。
工経路上の時系列上i-1 番目における検出点の位置デー
タを読み込み、ステップ130において、ステップ12
0で得られた検出点の位置データを位置検出装置Sを中
心としたセンサ座標系で行列表示し、これを〔PS〕と
する。ここで、センサ座標系における検出点の位置デー
タの行列表示〔PS〕は姿勢及び位置を表す4×4の同
時座標マトリクスである。
【0018】ステップ140では、回転角の内挿計算値
Eを入力することにより、時系列上i-1 番目におけるフ
ランジ座標系からワールド座標系への変換行列〔F〕を
演算する。センサ座標系からフランジ座標系への変換行
列〔S〕およびステップ140で得られた変換行列
〔F〕を用い、ステップ150において、式2に示す計
算式を用い、時系列上、i-1 番目におけるセンサ座標系
からワールド座標系への変換行列〔W〕を演算する。
Eを入力することにより、時系列上i-1 番目におけるフ
ランジ座標系からワールド座標系への変換行列〔F〕を
演算する。センサ座標系からフランジ座標系への変換行
列〔S〕およびステップ140で得られた変換行列
〔F〕を用い、ステップ150において、式2に示す計
算式を用い、時系列上、i-1 番目におけるセンサ座標系
からワールド座標系への変換行列〔W〕を演算する。
【0019】
【数2】 〔W〕=〔F〕×〔S〕 …(2) ここで、変換行列〔S〕は角度によらない固定行列であ
り、予め設定しておくことができるものであり、位置検
出装置Sが検出点の位置データを検出する基準位置とフ
ランジの基準位置との位置関係より求まるものである。
なお、変換行列〔S〕、〔F〕、〔W〕は姿勢及び位置
を表す4×4のマトリクスである。
り、予め設定しておくことができるものであり、位置検
出装置Sが検出点の位置データを検出する基準位置とフ
ランジの基準位置との位置関係より求まるものである。
なお、変換行列〔S〕、〔F〕、〔W〕は姿勢及び位置
を表す4×4のマトリクスである。
【0020】ステップ150における結果を受け、ステ
ップ160においては、検出点の位置データをセンサ座
標系からワールド座標系への座標変換を行う。時系列上
i-1番目におけるワールド座標系における検出点の位置
データの表示〔PW〕は、式3により求めることができ
る。
ップ160においては、検出点の位置データをセンサ座
標系からワールド座標系への座標変換を行う。時系列上
i-1番目におけるワールド座標系における検出点の位置
データの表示〔PW〕は、式3により求めることができ
る。
【0021】
【数3】 〔PW〕=〔W〕×〔PS〕 …(3) ステップ170では、ステップ160からの検出点の位
置データを基に、ロボットの各制御軸の時系列上i-1 番
目における回転角を算出する。
置データを基に、ロボットの各制御軸の時系列上i-1 番
目における回転角を算出する。
【0022】ステップ180では、ステップ170で得
られたロボットの各制御軸の回転角を時系列上i-1 番目
におけるデータとしてメモリに記憶する。ステップ19
0では、次の加工点のデータをメモリより引き出し、ス
テップ190において得た次の加工点のデータを、ステ
ップ200においてサーボに出力する。ステップ200
においては、加工終了か否かを判定し、加工終了のとき
はエンド、加工終了でないときはステップ100に戻
り、加工終了フラッグが立つまで位置決め制御を行う。
られたロボットの各制御軸の回転角を時系列上i-1 番目
におけるデータとしてメモリに記憶する。ステップ19
0では、次の加工点のデータをメモリより引き出し、ス
テップ190において得た次の加工点のデータを、ステ
ップ200においてサーボに出力する。ステップ200
においては、加工終了か否かを判定し、加工終了のとき
はエンド、加工終了でないときはステップ100に戻
り、加工終了フラッグが立つまで位置決め制御を行う。
【0023】次に、第二実施例として、位置検出装置S
が、レーザビームを加工経路に垂直な方向にスイープし
て工作物に照射し、工作物までの距離から検出点の位置
を測定する距離センサの場合について説明する。第二実
施例装置において使用されているCPU20の教示及び
位置決め制御に関する処理手順を示すフローチャート
は、第一実施例の場合と同じく、図4に示す。
が、レーザビームを加工経路に垂直な方向にスイープし
て工作物に照射し、工作物までの距離から検出点の位置
を測定する距離センサの場合について説明する。第二実
施例装置において使用されているCPU20の教示及び
位置決め制御に関する処理手順を示すフローチャート
は、第一実施例の場合と同じく、図4に示す。
【0024】また、図6及び図7は、第二実施例の場合
の検出点の位置データの授受に関し位置検出装置S及び
位置制御装置における検出点の位置データのタイミング
を表したものである。図中のαは、位置検出装置Sにお
ける計算周期を示し、γは位置検出装置Sから位置制御
装置へのデータ転送時間、及び位置制御装置でのデータ
受信時間を示す。また、tは位置検出装置Sにおける検
出点の位置データ取り込み時刻を示し、Tは位置制御装
置における検出点の位置データ受信時刻を示す。Pは検
出点の位置データを、Eはロータリエンコーダからの角
度データを示す。ここで、t、T、P、Eにおける添字
のi はデータの計算周期毎の時系列の序列を示し、i は
i 番目のデータを、i-1 はi-1 番目のデータを、i-2 は
i-2 番目のデータを意味する。△印は位置制御装置にお
けるロータリエンコーダからの角度データ取り込みタイ
ミングを示す。
の検出点の位置データの授受に関し位置検出装置S及び
位置制御装置における検出点の位置データのタイミング
を表したものである。図中のαは、位置検出装置Sにお
ける計算周期を示し、γは位置検出装置Sから位置制御
装置へのデータ転送時間、及び位置制御装置でのデータ
受信時間を示す。また、tは位置検出装置Sにおける検
出点の位置データ取り込み時刻を示し、Tは位置制御装
置における検出点の位置データ受信時刻を示す。Pは検
出点の位置データを、Eはロータリエンコーダからの角
度データを示す。ここで、t、T、P、Eにおける添字
のi はデータの計算周期毎の時系列の序列を示し、i は
i 番目のデータを、i-1 はi-1 番目のデータを、i-2 は
i-2 番目のデータを意味する。△印は位置制御装置にお
けるロータリエンコーダからの角度データ取り込みタイ
ミングを示す。
【0025】検出点の位置データを位置検出装置Sから
位置制御装置へ転送する際に、転送時間がγだけかか
り、位置制御装置では位置検出装置Sからの検出点の位
置データを受信してから後に位置制御装置におけるロー
タリエンコーダが角度データを取り込むというところ
は、第一実施例と同じであるが、位置検出装置Sによる
検出点の位置データの取り込みおいて、レーザビームを
スイープさせて位置を検出させるために、瞬時に位置デ
ータを検出するのではなく、データの取り込みにβの時
間を要する。このため、位置検出装置Sによる検出点検
出時刻を正確に特定することは困難である。
位置制御装置へ転送する際に、転送時間がγだけかか
り、位置制御装置では位置検出装置Sからの検出点の位
置データを受信してから後に位置制御装置におけるロー
タリエンコーダが角度データを取り込むというところ
は、第一実施例と同じであるが、位置検出装置Sによる
検出点の位置データの取り込みおいて、レーザビームを
スイープさせて位置を検出させるために、瞬時に位置デ
ータを検出するのではなく、データの取り込みにβの時
間を要する。このため、位置検出装置Sによる検出点検
出時刻を正確に特定することは困難である。
【0026】このように、位置検出装置Sがレーザビー
ムをスイープさせて、検出点の位置データを取り込む場
合には、便宜上、スイープ期間の中間時点を検出点検出
時刻として取り扱うこととし、位置制御装置のロータリ
エンコーダによる角度データを検出する時刻である角度
検出時刻を、スイープ期間の中間時点に補正することに
よって検出点検出時刻と角度検出時刻とを一致させよう
とするものである。▽印は位置検出装置Sにおける検出
点の位置データ取り込みタイミングをスイープ期間の中
間時点としたときのものである。
ムをスイープさせて、検出点の位置データを取り込む場
合には、便宜上、スイープ期間の中間時点を検出点検出
時刻として取り扱うこととし、位置制御装置のロータリ
エンコーダによる角度データを検出する時刻である角度
検出時刻を、スイープ期間の中間時点に補正することに
よって検出点検出時刻と角度検出時刻とを一致させよう
とするものである。▽印は位置検出装置Sにおける検出
点の位置データ取り込みタイミングをスイープ期間の中
間時点としたときのものである。
【0027】位置検出装置Sによる検出点の位置データ
を取り込む時間βの1/2値と、位置検出装置Sからの
検出点の位置データの転送時間或いは位置制御装置にお
ける検出点の位置データの受信時間γとの大小比較を
し、γがβの1/2値以上の場合を図6に、γがβの1
/2値より小さい場合を図7に示す。まず、γがβの1
/2値以上の場合については、図6より、時系列上にお
いて位置検出装置Sが検出点の位置データを取り込む時
刻ti-1 は、位置制御装置がロータリエンコーダから角
度データを取り込む時刻Ti-2 とTi-1 との間に位置し
ていることから、時系列上i-1 番目における角度データ
は式4によって位置検出装置Sのスイープ期間の中間時
点に直線内挿することができる。
を取り込む時間βの1/2値と、位置検出装置Sからの
検出点の位置データの転送時間或いは位置制御装置にお
ける検出点の位置データの受信時間γとの大小比較を
し、γがβの1/2値以上の場合を図6に、γがβの1
/2値より小さい場合を図7に示す。まず、γがβの1
/2値以上の場合については、図6より、時系列上にお
いて位置検出装置Sが検出点の位置データを取り込む時
刻ti-1 は、位置制御装置がロータリエンコーダから角
度データを取り込む時刻Ti-2 とTi-1 との間に位置し
ていることから、時系列上i-1 番目における角度データ
は式4によって位置検出装置Sのスイープ期間の中間時
点に直線内挿することができる。
【0028】
【数4】 E=Ei-1 −(Ei-1 −Ei-2 )×(γ─β/2)÷α …(4) ここで、Ei-2 は位置制御装置がロータリエンコーダか
ら時刻Ti-2 において取り込んだ角度データ、Ei-1 は
位置制御装置がロータリエンコーダから時刻Ti-1 にお
いて取り込んだ角度データである。また、γがβの1/
2値未満の場合については、図7より、時系列上におい
て位置検出装置Sが検出点の位置データを取り込む時刻
ti-1 は、位置制御装置がロータリエンコーダから角度
データを取り込む時刻Ti-1 とTi との間に位置してい
ることから、時系列上i-1 番目における角度データは式
5によって位置検出装置Sのスイープ期間の中間時点に
直線内挿することができる。
ら時刻Ti-2 において取り込んだ角度データ、Ei-1 は
位置制御装置がロータリエンコーダから時刻Ti-1 にお
いて取り込んだ角度データである。また、γがβの1/
2値未満の場合については、図7より、時系列上におい
て位置検出装置Sが検出点の位置データを取り込む時刻
ti-1 は、位置制御装置がロータリエンコーダから角度
データを取り込む時刻Ti-1 とTi との間に位置してい
ることから、時系列上i-1 番目における角度データは式
5によって位置検出装置Sのスイープ期間の中間時点に
直線内挿することができる。
【0029】
【数5】 E=Ei-1 −(Ei −Ei-1 )×(γ─β/2)÷α …(5) ここで、Ei-1 は位置制御装置がロータリエンコーダか
ら時刻Ti-1 において取り込んだ角度データ、Ei は位
置制御装置がロータリエンコーダから時刻Tiにおいて
取り込んだ角度データである。式4及び式5により、位
置検出装置Sがレーザビームをスイープさせて検出点の
位置データを取り込む場合には、角度検出時刻をスイー
プ期間の中間時点に直線内挿させることにより、溶接の
精度向上が可能となる。図8は、第二実施例におけるス
テップ110を、詳細に表したものである。
ら時刻Ti-1 において取り込んだ角度データ、Ei は位
置制御装置がロータリエンコーダから時刻Tiにおいて
取り込んだ角度データである。式4及び式5により、位
置検出装置Sがレーザビームをスイープさせて検出点の
位置データを取り込む場合には、角度検出時刻をスイー
プ期間の中間時点に直線内挿させることにより、溶接の
精度向上が可能となる。図8は、第二実施例におけるス
テップ110を、詳細に表したものである。
【0030】次に、第三実施例について説明する。第一
実施例と第二実施例は、角度検出時刻における各制御軸
の角度を検出点検出時刻に直線内挿させるものであった
が、第三実施例の場合は、検出点検出時刻における検出
点の位置データを角度検出時刻に直線内挿させ、溶接精
度の向上を図るものである。第三実施例の場合、検出点
の位置データの授受に関し、位置検出装置S及び位置制
御装置における検出点の位置データと角度データのタイ
ミングを表したものは、第一実施例と同じく図5に示
す。ロータリエンコーダからの角度検出時刻Ti-1 にお
ける位置データPi-1 についての内挿計算を考えてみる
と、このTi-1 は位置検出装置Sが位置データを検出し
た時刻であるti-1 とti との間にあることから、補正
計算式は式6で表される。
実施例と第二実施例は、角度検出時刻における各制御軸
の角度を検出点検出時刻に直線内挿させるものであった
が、第三実施例の場合は、検出点検出時刻における検出
点の位置データを角度検出時刻に直線内挿させ、溶接精
度の向上を図るものである。第三実施例の場合、検出点
の位置データの授受に関し、位置検出装置S及び位置制
御装置における検出点の位置データと角度データのタイ
ミングを表したものは、第一実施例と同じく図5に示
す。ロータリエンコーダからの角度検出時刻Ti-1 にお
ける位置データPi-1 についての内挿計算を考えてみる
と、このTi-1 は位置検出装置Sが位置データを検出し
た時刻であるti-1 とti との間にあることから、補正
計算式は式6で表される。
【0031】
【数6】 P=Pi-1 +(Pi −Pi-1 )×(γ/α) …(6) ここで、αは計算周期、γは位置検出装置Sからの検出
点の位置データの転送時間及び位置制御装置における検
出点の位置データの受信時間、Pi-1 は位置検出装置S
が時刻ti-1 において取り込んだ検出点の位置データ、
Pi は位置検出装置Sが時刻ti において取り込んだ検
出点の位置データ、Pは時刻Ti-1 における検出点の位
置データの内挿値である。また、位置決め制御に関する
処理手順は図4のフローチャートにおいて、第一実施例
及び第二実施例との違いは、ステップ100とステップ
120とを入替えて、検出点の位置データを先に読み込
んでから補正計算を行うということと、ステップ140
において、フランジ座標系からワールド座標系への変換
行列の演算を、ロータリエンコーダからの角度データを
そのまま用いて行うことの2点である。式6によって、
検出点検出時刻を角度検出時刻に直線内挿することがで
き、第三実施例においても溶接精度の向上が図れる。
点の位置データの転送時間及び位置制御装置における検
出点の位置データの受信時間、Pi-1 は位置検出装置S
が時刻ti-1 において取り込んだ検出点の位置データ、
Pi は位置検出装置Sが時刻ti において取り込んだ検
出点の位置データ、Pは時刻Ti-1 における検出点の位
置データの内挿値である。また、位置決め制御に関する
処理手順は図4のフローチャートにおいて、第一実施例
及び第二実施例との違いは、ステップ100とステップ
120とを入替えて、検出点の位置データを先に読み込
んでから補正計算を行うということと、ステップ140
において、フランジ座標系からワールド座標系への変換
行列の演算を、ロータリエンコーダからの角度データを
そのまま用いて行うことの2点である。式6によって、
検出点検出時刻を角度検出時刻に直線内挿することがで
き、第三実施例においても溶接精度の向上が図れる。
【0032】また、第四実施例として、第二実施例のよ
うにレーザビームをスイープさせて位置データを得るも
のにおいても、同様に位置データを内挿して、角度検出
時刻における位置データを求めることができる。即ち、
図6のようにγ≧β/2の場合には、角度検出時刻Ti-
1 は検出点検出時刻ti とti-1 との間にあることか
ら、式7によって、検出点の位置データを角度検出時刻
Ti-1 における値に直線内挿することができる。
うにレーザビームをスイープさせて位置データを得るも
のにおいても、同様に位置データを内挿して、角度検出
時刻における位置データを求めることができる。即ち、
図6のようにγ≧β/2の場合には、角度検出時刻Ti-
1 は検出点検出時刻ti とti-1 との間にあることか
ら、式7によって、検出点の位置データを角度検出時刻
Ti-1 における値に直線内挿することができる。
【0033】
【数7】 P=Pi-1 +(Pi −Pi-1 )×(γ─β/2)÷α …(7) 図7のようにγ<β/2の場合には、角度検出時刻Ti-
1 には検出点検出時刻ti-1 とti-2 との間にあること
から、式8によって、検出点の位置データを角度検出時
刻Ti-1 における値に直線内挿することができる。
1 には検出点検出時刻ti-1 とti-2 との間にあること
から、式8によって、検出点の位置データを角度検出時
刻Ti-1 における値に直線内挿することができる。
【0034】
【数8】 P=Pi-1 +(Pi-1 −Pi-2 )×(γ─β/2)÷α …(8) また、位置決め制御に関する処理手順は図4のフローチ
ャートにおいて、第四実施例と第一実施例及び第二実施
例との違いは、ステップ100とステップ120とを入
替えて、検出点の位置データを先に読み込んでから補正
計算を行うということと、ステップ140において、フ
ランジ座標系からワールド座標系への変換行列の演算
を、ロータリエンコーダからの角度データをそのまま用
いて行うことの2点である。
ャートにおいて、第四実施例と第一実施例及び第二実施
例との違いは、ステップ100とステップ120とを入
替えて、検出点の位置データを先に読み込んでから補正
計算を行うということと、ステップ140において、フ
ランジ座標系からワールド座標系への変換行列の演算
を、ロータリエンコーダからの角度データをそのまま用
いて行うことの2点である。
【0035】
【図1】本実施例装置におけるロボットの構成及び工具
との位置関係を示した説明図。
との位置関係を示した説明図。
【図2】本実施例装置における各座標系の位置関係を示
した説明図。
した説明図。
【図3】本実施例装置における電気的構成を示したブロ
ックダイヤグラム。
ックダイヤグラム。
【図4】加工経路の教示動作時における第一実施例装置
で使用されたCPUの処理手順を示したフローチャー
ト。
で使用されたCPUの処理手順を示したフローチャー
ト。
【図5】第一実施例装置及び第三実施例装置における位
置検出装置Sと位置制御装置との間のデータ授受に関す
るタイミングチャート。
置検出装置Sと位置制御装置との間のデータ授受に関す
るタイミングチャート。
【図6】第二実施例装置及び第四実施例装置におけるγ
≧β/2の場合の位置検出装置Sと位置制御装置との間
のデータ授受に関するタイミングチャート。
≧β/2の場合の位置検出装置Sと位置制御装置との間
のデータ授受に関するタイミングチャート。
【図7】第二実施例装置及び第四実施例装置におけるγ
<β/2の場合の位置検出装置Sと位置制御装置との間
のデータ授受に関するタイミングチャート。
<β/2の場合の位置検出装置Sと位置制御装置との間
のデータ授受に関するタイミングチャート。
【図8】第二実施例におけるステップ110「補正計
算」の詳細図。
算」の詳細図。
10 ロボット本体 18 溶接トーチ 25 記憶装置 S 位置検出装置 W 工作物 a〜f 制御軸 M1〜M6 サーボモータ E1〜E6 ロータリエンコーダ Os 、Xs 、Ys 、Zs センサ座標系 Of 、Xf 、Yf 、Zf フランジ座標系 Ow 、Xw 、Yw 、Zw ワールド座標系 〔S〕 センサ座標系変換行列 〔F〕 フランジ座標系変換行列 〔W〕 ワールド座標系変換行列 〔PS〕 センサ座標系における検出点の位置データ表
示 〔PW〕 ワールド座標系における検出点の位置データ
表示 α 計算周期 β 位置検出装置Sによる検出点の位置データの取り込
み時間 γ 位置検出装置Sから位置制御装置への検出点の位置
データの転送時間、及び位置制御装置における検出点の
位置データの受信時間 Ei 位置制御装置がロータリエンコーダから時刻Ti
において取り込んだ角度データ Ei-1 位置制御装置がロータリエンコーダから時刻T
i-1 において取り込んだ角度データ Ei-2 位置制御装置がロータリエンコーダから時刻T
i-2 において取り込んだ角度データ Pi 位置検出装置が時刻ti において取り込んだ検
出点の位置データ Pi-1 位置制御装置が時刻ti-1 において取り込んだ
検出点の位置データ Pi-2 位置制御装置が時刻ti-2 において取り込んだ
検出点の位置データ ti 時系列上、i 番目に位置検出装置が検出点の位
置データを取り込んだ時刻 ti-1 時系列上、i-1 番目に位置検出装置が検出点の
位置データを取り込んだ時刻 ti-2 時系列上、i-2 番目に位置検出装置が検出点の
位置データを取り込んだ時刻 Ti 時系列上、i 番目に位置制御装置がロータリエ
ンコーダから角度データを取り込んだ時刻 Ti-1 時系列上、i-1 番目に位置制御装置がロータリ
エンコーダから角度データを取り込んだ時刻 Ti-2 時系列上、i-2 番目に位置制御装置がロータリ
エンコーダから角度データを取り込んだ時刻
示 〔PW〕 ワールド座標系における検出点の位置データ
表示 α 計算周期 β 位置検出装置Sによる検出点の位置データの取り込
み時間 γ 位置検出装置Sから位置制御装置への検出点の位置
データの転送時間、及び位置制御装置における検出点の
位置データの受信時間 Ei 位置制御装置がロータリエンコーダから時刻Ti
において取り込んだ角度データ Ei-1 位置制御装置がロータリエンコーダから時刻T
i-1 において取り込んだ角度データ Ei-2 位置制御装置がロータリエンコーダから時刻T
i-2 において取り込んだ角度データ Pi 位置検出装置が時刻ti において取り込んだ検
出点の位置データ Pi-1 位置制御装置が時刻ti-1 において取り込んだ
検出点の位置データ Pi-2 位置制御装置が時刻ti-2 において取り込んだ
検出点の位置データ ti 時系列上、i 番目に位置検出装置が検出点の位
置データを取り込んだ時刻 ti-1 時系列上、i-1 番目に位置検出装置が検出点の
位置データを取り込んだ時刻 ti-2 時系列上、i-2 番目に位置検出装置が検出点の
位置データを取り込んだ時刻 Ti 時系列上、i 番目に位置制御装置がロータリエ
ンコーダから角度データを取り込んだ時刻 Ti-1 時系列上、i-1 番目に位置制御装置がロータリ
エンコーダから角度データを取り込んだ時刻 Ti-2 時系列上、i-2 番目に位置制御装置がロータリ
エンコーダから角度データを取り込んだ時刻
Claims (4)
- 【請求項1】 ロボットのフランジに固定されたエンド
エフェクタと、このエンドエフェクタと所定の位置関係
でフランジに固定された位置検出装置であって、前記エ
ンドエフェクタの加工経路上の加工点に対して一定の距
離だけ先行した検出点の位置を前記位置検出装置に固定
された座標系での検出点検出時刻における値として検出
する位置検出装置と、前記位置検出装置によって検出さ
れた前記検出点の位置データを受信して、その位置デー
タに基づいて前記エンドエフェクタの加工点を前記加工
経路上に沿って移動させるようにロボットの位置及び姿
勢を制御する位置制御装置とからなるロボット制御装置
において、 前記位置制御装置は、 ロボットの各制御軸の現在角度を検出する現在角度検出
手段と、 前記位置検出装置から受信した前記検出点の位置データ
を前記検出点検出時刻における値として、また、前記角
度検出手段からの角度データを角度検出時刻における値
として記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている前記角度データのうち、
前記位置検出装置による検出点検出時刻に最も近い2つ
の角度データを用いて、前記検出点検出時刻に対して直
線内挿することにより、前記検出点検出時刻における前
記角度データを演算する内挿手段と、 前記位置検出装置により検出された前記検出点検出時刻
における前記検出点の位置データを、前記内挿手段によ
り演算された前記検出点検出時刻における前記角度デー
タを用いて、ワールド座標系での位置データに変換する
変換手段と、 前記変換手段により変換された位置データに基づいて、
前記加工点が前記加工経路に沿って移動するように前記
ロボットの位置及び姿勢を制御する位置姿勢制御手段と
を有することを特徴とするロボット制御装置。 - 【請求項2】 ロボットのフランジに固定されたエンド
エフェクタと、このエンドエフェクタと所定の位置関係
でフランジに固定された位置検出装置であって、前記エ
ンドエフェクタの加工経路上の加工点に対して一定の距
離だけ先行した検出点の位置を前記位置検出装置に固定
された座標系での検出点検出時刻における値として検出
する位置検出装置と、前記位置検出装置によって検出さ
れた前記検出点の位置データを受信して、その位置デー
タに基づいて前記エンドエフェクタの加工点を前記加工
経路上に沿って移動させるようにロボットの位置及び姿
勢を制御する位置制御装置とからなるロボット制御装置
において、 前記位置制御装置は、 前記位置検出装置から受信した前記検出点の位置データ
を前記検出点検出時刻における値として記憶する記憶手
段と、 ロボットの各制御軸の現在角度を検出する現在角度検出
手段と、 前記記憶手段に記憶されている前記位置データのうち、
前記現在角度検出手段による角度検出時刻に最も近い2
つの位置データを用いて、前記角度検出時刻に対して直
線内挿することにより、前記角度検出時刻における前記
検出点の位置データを演算する内挿手段と、 前記内挿手段により演算された前記角度検出時刻におけ
る前記検出点の前記位置データを、前記現在角度検出手
段により検出された各制御軸の現在角度を用いて、ワー
ルド座標系での位置データに変換する変換手段と、 前記変換手段により変換された位置データに基づいて、
前記加工点が前記加工経路に沿って移動するように前記
ロボットの位置及び姿勢を制御する位置姿勢制御手段と
を有することを特徴とするロボット制御装置。 - 【請求項3】 前記位置検出装置は、レーザビームを加
工経路に垂直な方向にスイープして工作物に照射し、工
作物までの距離から前記検出点の位置を測定する距離セ
ンサであり、前記内挿手段は前記検出点検出時刻をその
スイープ期間の中央時点とし、現在角度検出手段により
検出された角度データを前記スイープ期間の中央時点の
角度データに変換する手段であることを特徴とする請求
項1に記載のロボット制御装置。 - 【請求項4】 前記位置検出装置は、レーザビームを加
工経路に垂直な方向にスイープして工作物に照射し、工
作物までの距離から前記検出点の位置を測定する距離セ
ンサであり、前記内挿手段は前記検出点検出時刻をその
スイープ期間の中央時点とし、前記位置検出装置により
検出された検出点の位置データを前記現在角度検出手段
による角度検出時刻における位置データに変換する手段
であることを特徴とする請求項2に記載のロボット制御
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22874194A JPH0866881A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | ロボット制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22874194A JPH0866881A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | ロボット制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0866881A true JPH0866881A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16881101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22874194A Pending JPH0866881A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | ロボット制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0866881A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012183606A (ja) * | 2011-03-04 | 2012-09-27 | Seiko Epson Corp | ロボット位置検出装置及びロボットシステム |
WO2019235314A1 (ja) * | 2018-06-06 | 2019-12-12 | オムロン株式会社 | 制御システム、制御システムの制御方法、および制御システムのプログラム |
-
1994
- 1994-08-29 JP JP22874194A patent/JPH0866881A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012183606A (ja) * | 2011-03-04 | 2012-09-27 | Seiko Epson Corp | ロボット位置検出装置及びロボットシステム |
US9586319B2 (en) | 2011-03-04 | 2017-03-07 | Seiko Epson Corporation | Robot-position detecting device and robot system |
WO2019235314A1 (ja) * | 2018-06-06 | 2019-12-12 | オムロン株式会社 | 制御システム、制御システムの制御方法、および制御システムのプログラム |
JP2019212123A (ja) * | 2018-06-06 | 2019-12-12 | オムロン株式会社 | 制御システム、制御システムの制御方法、および制御システムのプログラム |
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