JPH0865333A - ハブの構成認識方法 - Google Patents
ハブの構成認識方法Info
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- JPH0865333A JPH0865333A JP6201619A JP20161994A JPH0865333A JP H0865333 A JPH0865333 A JP H0865333A JP 6201619 A JP6201619 A JP 6201619A JP 20161994 A JP20161994 A JP 20161994A JP H0865333 A JPH0865333 A JP H0865333A
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- Japan
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- hub
- packet
- host
- management device
- network management
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 管理者の知らないハブの増設、削除が不明に
なることがなく、自動的にハブの構成の認識を可能にす
る。 【構成】 コマンドパケット受信部2でコマンドパケッ
トを受信すると、調査パケット生成部4で、記憶部3a
に記憶されている自己のMACアドレスが書き込まれた
調査パケットを生成する。生成された調査パケットは、
調査パケット送信部5により、下位の全てのクライアン
トハブに送信される。ホストハブは、各クライアントハ
ブから返信されてきた返答パケットをパケット受信部6
で受信し、データ抽出部7により、返答パケットの中の
MACアドレスを抽出する。更に、返答パケットカウン
ター部8により、返答パケットの個数が認識され、テー
ブル作成部9で抽出したMACアドレス及び返答パケッ
トの個数に基づき、ハブ構成認識部12によりハブの構
成を認識する。
なることがなく、自動的にハブの構成の認識を可能にす
る。 【構成】 コマンドパケット受信部2でコマンドパケッ
トを受信すると、調査パケット生成部4で、記憶部3a
に記憶されている自己のMACアドレスが書き込まれた
調査パケットを生成する。生成された調査パケットは、
調査パケット送信部5により、下位の全てのクライアン
トハブに送信される。ホストハブは、各クライアントハ
ブから返信されてきた返答パケットをパケット受信部6
で受信し、データ抽出部7により、返答パケットの中の
MACアドレスを抽出する。更に、返答パケットカウン
ター部8により、返答パケットの個数が認識され、テー
ブル作成部9で抽出したMACアドレス及び返答パケッ
トの個数に基づき、ハブ構成認識部12によりハブの構
成を認識する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LAN等の通信機器を
接続するためのハブ(集線装置)を用いたネットワーク
におけるハブの構成認識方法に関するものである。
接続するためのハブ(集線装置)を用いたネットワーク
におけるハブの構成認識方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータやワーク
ステーションの進歩に伴って、コンピュータ間を高速に
通信するLAN等の通信方式が普及してきている。これ
らの通信方式の中には、コンピュータ内に設置する通信
ボードだけではなく、これらの通信ボード間の通信制御
を行う通信制御機器を必要とするものがある。例えば、
10BASE−Tという方式では、通信ボード以外にハ
ブという集線装置を必要とする。
ステーションの進歩に伴って、コンピュータ間を高速に
通信するLAN等の通信方式が普及してきている。これ
らの通信方式の中には、コンピュータ内に設置する通信
ボードだけではなく、これらの通信ボード間の通信制御
を行う通信制御機器を必要とするものがある。例えば、
10BASE−Tという方式では、通信ボード以外にハ
ブという集線装置を必要とする。
【0003】ハブを用いたLANシステムの一例を図1
1に示す。図11の構成では、通信ボードは、端末Tの
中に設置されている。これらの端末T同士の通信制御装
置がハブHa〜Heであり、端末Tからのツイストペア
線TPが全てハブへ集線される。ところが、LANのよ
うな通信機器は、一度設置されると、接続される端末T
の台数は増えていく傾向にある。端末Tが増えれば、必
然的にハブ等の機器も増える。通信という性格上、相互
接続されていないと意味がないので、ハブ同士も接続す
る必要がある。ここで、複数台接続されたハブHa〜H
eの接続状態を認識しようとすれば、幹線としての伝送
線Lに接続されたネットワーク管理装置MとハブHa〜
Heとの間で通信を行い、管理情報等のやり取りを行う
ことにより、ハブHa〜Heの接続状態を認識するよう
にしなければならない。
1に示す。図11の構成では、通信ボードは、端末Tの
中に設置されている。これらの端末T同士の通信制御装
置がハブHa〜Heであり、端末Tからのツイストペア
線TPが全てハブへ集線される。ところが、LANのよ
うな通信機器は、一度設置されると、接続される端末T
の台数は増えていく傾向にある。端末Tが増えれば、必
然的にハブ等の機器も増える。通信という性格上、相互
接続されていないと意味がないので、ハブ同士も接続す
る必要がある。ここで、複数台接続されたハブHa〜H
eの接続状態を認識しようとすれば、幹線としての伝送
線Lに接続されたネットワーク管理装置MとハブHa〜
Heとの間で通信を行い、管理情報等のやり取りを行う
ことにより、ハブHa〜Heの接続状態を認識するよう
にしなければならない。
【0004】ネットワーク機器の普及に伴ってネットワ
ーク管理機能の必要性が増大している。特に、最近で
は、ネットワーク管理機能として、ネットワーク管理装
置M側にグラフィックインターフェースを用いたものが
普及してきている。このようなネットワーク管理装置M
でネットワークを管理するときには、ネットワーク管理
装置Mの画面上にネットワークの構成図を描く機能が要
求される。
ーク管理機能の必要性が増大している。特に、最近で
は、ネットワーク管理機能として、ネットワーク管理装
置M側にグラフィックインターフェースを用いたものが
普及してきている。このようなネットワーク管理装置M
でネットワークを管理するときには、ネットワーク管理
装置Mの画面上にネットワークの構成図を描く機能が要
求される。
【0005】
【発明の解決しようとする課題】ネットワークの構成図
を描く方法として、管理者がネットワークの接続情報を
入力する方法がある。しかし、この方法は管理者の負担
になるとともに、入力を間違えると実際のネットワーク
の構成とは異なったものになってしまい、更に、管理者
が知らないハブの増設、削除が不明になってしまうとい
う等の欠点があった。
を描く方法として、管理者がネットワークの接続情報を
入力する方法がある。しかし、この方法は管理者の負担
になるとともに、入力を間違えると実際のネットワーク
の構成とは異なったものになってしまい、更に、管理者
が知らないハブの増設、削除が不明になってしまうとい
う等の欠点があった。
【0006】また、ブリッジやルータ等のLAN間接続
機器では、接続状態を専用パケットを用いて機器同士で
情報交換が可能であるが、例えば、10BASE−Tハ
ブのようなリピータ機器で構成されたネットワークで
は、ハブからの情報交換用のパケットがネットワーク全
体に伝送されてしまうため、パケット伝送からみれば隣
接したハブというものは存在しないということになって
しまい、自動的にハブの構成を認識することができなか
った。
機器では、接続状態を専用パケットを用いて機器同士で
情報交換が可能であるが、例えば、10BASE−Tハ
ブのようなリピータ機器で構成されたネットワークで
は、ハブからの情報交換用のパケットがネットワーク全
体に伝送されてしまうため、パケット伝送からみれば隣
接したハブというものは存在しないということになって
しまい、自動的にハブの構成を認識することができなか
った。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みて成されたもの
であり、その目的とするところは、自動的にハブの構成
を認識することのできるハブの構成認識方法を提供する
ことにある。
であり、その目的とするところは、自動的にハブの構成
を認識することのできるハブの構成認識方法を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
カスケード接続された複数のハブと、該ハブを管理する
ネットワーク管理装置とが接続されたネットワークにお
いて、前記ハブの構成を認識するようにしたハブの構成
認識方法であって、ネットワーク管理装置が、前記ネッ
トワーク管理装置に接続されているハブであるホストハ
ブに、構成を認識するための調査パケットの送信指示を
するコマンドパケットを送信し、前記コマンドパケット
を受信したホストハブは、自己の下位に接続されている
全てのハブに、前記調査パケットを送信し、前記調査パ
ケットを受信したハブは、自己の下位に接続されている
ハブに、前記調査パケットをリピートするとともに、自
己のMACアドレスを書き込んだ返答パケットを、前記
ホストハブと、前記ネットワーク管理装置との少なくと
も一方に返信し、前記返答パケットを受信した、前記ホ
ストハブまたは前記ネットワーク管理装置の少なくとも
一方が、前記返答パケットの中のMACアドレスを有す
るハブに対して順次コマンドパケットを送信し、前記コ
マンドパケットを受信したハブは、自己の下位に接続さ
れている全てのハブに前記調査パケットを送信するとと
もに、前記調査パケットに対して下位に接続されている
ハブから返信されてくる返答パケットを、前記ホストハ
ブと、前記ネットワーク管理装置との少なくとも一方が
受信するようにし、前記ホストハブと、前記ネットワー
ク管理装置との少なくとも一方では、コマンドパケット
を送信したハブのMACアドレスと、返答パケットに含
まれるMACアドレスの情報とから、コマンドパケット
を送信したハブの下位に接続されているハブを認識する
ことにより、ハブの構成を認識するようにしたことを特
徴とするものである。
カスケード接続された複数のハブと、該ハブを管理する
ネットワーク管理装置とが接続されたネットワークにお
いて、前記ハブの構成を認識するようにしたハブの構成
認識方法であって、ネットワーク管理装置が、前記ネッ
トワーク管理装置に接続されているハブであるホストハ
ブに、構成を認識するための調査パケットの送信指示を
するコマンドパケットを送信し、前記コマンドパケット
を受信したホストハブは、自己の下位に接続されている
全てのハブに、前記調査パケットを送信し、前記調査パ
ケットを受信したハブは、自己の下位に接続されている
ハブに、前記調査パケットをリピートするとともに、自
己のMACアドレスを書き込んだ返答パケットを、前記
ホストハブと、前記ネットワーク管理装置との少なくと
も一方に返信し、前記返答パケットを受信した、前記ホ
ストハブまたは前記ネットワーク管理装置の少なくとも
一方が、前記返答パケットの中のMACアドレスを有す
るハブに対して順次コマンドパケットを送信し、前記コ
マンドパケットを受信したハブは、自己の下位に接続さ
れている全てのハブに前記調査パケットを送信するとと
もに、前記調査パケットに対して下位に接続されている
ハブから返信されてくる返答パケットを、前記ホストハ
ブと、前記ネットワーク管理装置との少なくとも一方が
受信するようにし、前記ホストハブと、前記ネットワー
ク管理装置との少なくとも一方では、コマンドパケット
を送信したハブのMACアドレスと、返答パケットに含
まれるMACアドレスの情報とから、コマンドパケット
を送信したハブの下位に接続されているハブを認識する
ことにより、ハブの構成を認識するようにしたことを特
徴とするものである。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のハ
ブの構成認識方法において、前記ホストハブと、前記ネ
ットワーク管理装置との少なくとも一方において、前記
返答パケットの個数を認識するようにしたことを特徴と
するものである。
ブの構成認識方法において、前記ホストハブと、前記ネ
ットワーク管理装置との少なくとも一方において、前記
返答パケットの個数を認識するようにしたことを特徴と
するものである。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載のハブの構成認識方法において、前記返答パ
ケットに、前記調査パケットを受信したポート番号を書
き込み、各ハブは、下位に接続されているハブから返信
された前記返答パケットを受信したポート番号を書き込
んだパケットを、情報パケットとして、前記ホストハブ
と、前記ネットワーク管理装置との少なくとも一方に送
信するようにしたことを特徴とするものである。
求項2記載のハブの構成認識方法において、前記返答パ
ケットに、前記調査パケットを受信したポート番号を書
き込み、各ハブは、下位に接続されているハブから返信
された前記返答パケットを受信したポート番号を書き込
んだパケットを、情報パケットとして、前記ホストハブ
と、前記ネットワーク管理装置との少なくとも一方に送
信するようにしたことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】請求項1記載のハブの構成認識方法にあって
は、ネットワーク管理装置が、前記ネットワーク管理装
置に接続されているハブであるホストハブに、構成を認
識するための調査パケットの送信指示をするコマンドパ
ケットを送信し、前記コマンドパケットを受信したホス
トハブは、自己の下位に接続されている全てのハブに、
前記調査パケットを送信し、前記調査パケットを受信し
たハブは、自己の下位に接続されているハブに、前記調
査パケットをリピートするとともに、自己のMACアド
レスを書き込んだ返答パケットを、前記ホストハブと、
前記ネットワーク管理装置との少なくとも一方に返信
し、前記返答パケットを受信した、前記ホストハブまた
は前記ネットワーク管理装置の少なくとも一方が、前記
返答パケットの中のMACアドレスを有するハブに対し
て順次コマンドパケットを送信し、前記コマンドパケッ
トを受信したハブは、自己の下位に接続されている全て
のハブに前記調査パケットを送信するとともに、前記調
査パケットに対して下位に接続されているハブから返信
されてくる返答パケットを、前記ホストハブと、前記ネ
ットワーク管理装置との少なくとも一方が受信するよう
にし、前記ホストハブと、前記ネットワーク管理装置と
の少なくとも一方において、コマンドパケットを送信し
たハブのMACアドレスと、返答パケットに含まれるM
ACアドレスの情報とから、コマンドパケットを送信し
たハブの下位に接続されているハブを認識することによ
り、ハブの構成を認識するものである。
は、ネットワーク管理装置が、前記ネットワーク管理装
置に接続されているハブであるホストハブに、構成を認
識するための調査パケットの送信指示をするコマンドパ
ケットを送信し、前記コマンドパケットを受信したホス
トハブは、自己の下位に接続されている全てのハブに、
前記調査パケットを送信し、前記調査パケットを受信し
たハブは、自己の下位に接続されているハブに、前記調
査パケットをリピートするとともに、自己のMACアド
レスを書き込んだ返答パケットを、前記ホストハブと、
前記ネットワーク管理装置との少なくとも一方に返信
し、前記返答パケットを受信した、前記ホストハブまた
は前記ネットワーク管理装置の少なくとも一方が、前記
返答パケットの中のMACアドレスを有するハブに対し
て順次コマンドパケットを送信し、前記コマンドパケッ
トを受信したハブは、自己の下位に接続されている全て
のハブに前記調査パケットを送信するとともに、前記調
査パケットに対して下位に接続されているハブから返信
されてくる返答パケットを、前記ホストハブと、前記ネ
ットワーク管理装置との少なくとも一方が受信するよう
にし、前記ホストハブと、前記ネットワーク管理装置と
の少なくとも一方において、コマンドパケットを送信し
たハブのMACアドレスと、返答パケットに含まれるM
ACアドレスの情報とから、コマンドパケットを送信し
たハブの下位に接続されているハブを認識することによ
り、ハブの構成を認識するものである。
【0012】請求項2記載のハブの構成認識方法にあっ
ては、請求項1記載の発明において、返答パケットの個
数を認識することにより、コマンドパケットを送信した
ハブの下位に接続されているハブの個数が認識でき、そ
の結果ハブの構成を認識するものである。
ては、請求項1記載の発明において、返答パケットの個
数を認識することにより、コマンドパケットを送信した
ハブの下位に接続されているハブの個数が認識でき、そ
の結果ハブの構成を認識するものである。
【0013】請求項3記載のハブの構成認識方法にあっ
ては、請求項1または請求項2記載の発明において、ホ
ストハブと、ネットワーク管理装置との少なくとも一方
において、各ハブのMACアドレスとともに、調査パケ
ットを受信したポート番号と、返答パケットを受信した
ポート番号とを認識することにより、ハブの構成を認識
するものである。
ては、請求項1または請求項2記載の発明において、ホ
ストハブと、ネットワーク管理装置との少なくとも一方
において、各ハブのMACアドレスとともに、調査パケ
ットを受信したポート番号と、返答パケットを受信した
ポート番号とを認識することにより、ハブの構成を認識
するものである。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面に基づ
き説明する。本実施例では、便宜上ネットワーク管理装
置に接続されているハブをホストハブと呼び、ホストハ
ブの下位に接続されているハブをクライアントハブと呼
ぶ。図1は、本発明の一実施例に係るホストハブの概略
構成図を示したものである。リピータ部1は、ハブが有
している本来の機能であるデータの転送を行うものであ
り、ポートP1〜Pnを介して受信したパケットを、受
信ポート以外のポートP1〜Pnから送出するのであ
る。コマンドパケット受信部2は、コマンドパケットを
受信するものである。ここで、コマンドパケットは、構
成を認識するための調査パケットを、自己の下位に接続
されているハブに対して送信するように指示するもので
ある。記憶部3aは、自己及びネットワーク管理装置の
MACアドレスを記憶するものである。調査パケット生
成部4は、調査パケットを生成するものである。調査パ
ケット送信部5は、調査パケット生成部4で生成された
調査パケットを送信するものである。パケット受信部6
は、下位に接続されているハブから送信されたパケット
を受信するものである。データ抽出部7は、パケット受
信部6で受信したパケットのデータを抽出するものであ
る。返答パケットカウンター部8は、パケット受信部6
で受信した返答パケットの個数を認識するものである。
テーブル作成部9は、データ抽出部7及び返答パケット
カウンター部8の内容をテーブルに登録するものであ
る。コマンドパケット生成部10は、コマンドパケット
を生成するものである。コマンドパケット送信部11
は、コマンドパケット生成部10で生成されたコマンド
パケットを送信するものである。ハブ構成認識部12
は、テーブル作成部9で作成されたテーブルに基づい
て、ハブの構成を認識するものである。返信パケット生
成部13は、返信パケットを生成するものである。ここ
で、返信パケットは、ハブ構成認識部12で認識された
ハブの構成を書き込んだものである。返信パケット送信
部14は、返信パケット生成部13で生成された返信パ
ケットを送信するものである。
き説明する。本実施例では、便宜上ネットワーク管理装
置に接続されているハブをホストハブと呼び、ホストハ
ブの下位に接続されているハブをクライアントハブと呼
ぶ。図1は、本発明の一実施例に係るホストハブの概略
構成図を示したものである。リピータ部1は、ハブが有
している本来の機能であるデータの転送を行うものであ
り、ポートP1〜Pnを介して受信したパケットを、受
信ポート以外のポートP1〜Pnから送出するのであ
る。コマンドパケット受信部2は、コマンドパケットを
受信するものである。ここで、コマンドパケットは、構
成を認識するための調査パケットを、自己の下位に接続
されているハブに対して送信するように指示するもので
ある。記憶部3aは、自己及びネットワーク管理装置の
MACアドレスを記憶するものである。調査パケット生
成部4は、調査パケットを生成するものである。調査パ
ケット送信部5は、調査パケット生成部4で生成された
調査パケットを送信するものである。パケット受信部6
は、下位に接続されているハブから送信されたパケット
を受信するものである。データ抽出部7は、パケット受
信部6で受信したパケットのデータを抽出するものであ
る。返答パケットカウンター部8は、パケット受信部6
で受信した返答パケットの個数を認識するものである。
テーブル作成部9は、データ抽出部7及び返答パケット
カウンター部8の内容をテーブルに登録するものであ
る。コマンドパケット生成部10は、コマンドパケット
を生成するものである。コマンドパケット送信部11
は、コマンドパケット生成部10で生成されたコマンド
パケットを送信するものである。ハブ構成認識部12
は、テーブル作成部9で作成されたテーブルに基づい
て、ハブの構成を認識するものである。返信パケット生
成部13は、返信パケットを生成するものである。ここ
で、返信パケットは、ハブ構成認識部12で認識された
ハブの構成を書き込んだものである。返信パケット送信
部14は、返信パケット生成部13で生成された返信パ
ケットを送信するものである。
【0015】図2は、本発明の一実施例に係るクライア
ントハブの概略構成図を示したものである。クライアン
トハブは、図1のホストハブの概略構成図で示した構成
の内、リピータ部1と、コマンドパケット受信部2と、
調査パケット生成部4と、調査パケット送信部5とを有
し、更に、記憶部3bと、調査パケット受信部15と、
返答パケット生成部16と、返答パケット送信部17
と、パケット受信ポート認識部18と、送信ポート制御
部19とが付加されている。なお、記憶部3bには、自
己のMACアドレスが記憶される。ここで、調査パケッ
ト受信部15は、調査パケットを受信するものである。
返答パケット生成部16は、返答パケットを生成するも
のである。ここで、返答パケットは、自己のMACアド
レスを書き込んだものである。返答パケット送信部17
は、返答パケット生成部16で生成された返答パケット
を送信するものである。パケット受信ポート認識部18
は、パケットを受信したポート番号を認識するものであ
る。送信ポート制御部19は、パケットを送信するポー
トを制御するものである。
ントハブの概略構成図を示したものである。クライアン
トハブは、図1のホストハブの概略構成図で示した構成
の内、リピータ部1と、コマンドパケット受信部2と、
調査パケット生成部4と、調査パケット送信部5とを有
し、更に、記憶部3bと、調査パケット受信部15と、
返答パケット生成部16と、返答パケット送信部17
と、パケット受信ポート認識部18と、送信ポート制御
部19とが付加されている。なお、記憶部3bには、自
己のMACアドレスが記憶される。ここで、調査パケッ
ト受信部15は、調査パケットを受信するものである。
返答パケット生成部16は、返答パケットを生成するも
のである。ここで、返答パケットは、自己のMACアド
レスを書き込んだものである。返答パケット送信部17
は、返答パケット生成部16で生成された返答パケット
を送信するものである。パケット受信ポート認識部18
は、パケットを受信したポート番号を認識するものであ
る。送信ポート制御部19は、パケットを送信するポー
トを制御するものである。
【0016】図3は、本発明の一実施例に係るネットワ
ーク管理装置の概略構成図である。ネットワーク管理装
置Mは、パケット受信部6と、コマンドパケット生成部
10と、コマンドパケット送信部11とを有してなり、
更に、ハブの接続形態を表示する表示部20を有する。
なお、パケット受信部6と、コマンドパケット生成部1
0と、コマンドパケット送信部11とは、ホストハブの
ものと同等の機能を有している。
ーク管理装置の概略構成図である。ネットワーク管理装
置Mは、パケット受信部6と、コマンドパケット生成部
10と、コマンドパケット送信部11とを有してなり、
更に、ハブの接続形態を表示する表示部20を有する。
なお、パケット受信部6と、コマンドパケット生成部1
0と、コマンドパケット送信部11とは、ホストハブの
ものと同等の機能を有している。
【0017】ここで、本発明の一実施例に係るパケット
のフォーマットを図4に示す。パケットのフォーマット
は、IEEE802.3規格で定められたものであり、
送信先アドレスDA、送信元アドレスSA、タイプT、
データD、FCSにより構成される。送信先アドレスD
Aには、送信先のMACアドレスが設定される。送信元
アドレスSAには、送信元のMACアドレスが設定され
る。タイプTは、そのパケットの種類を示すものであ
り、予め定められた設定値が設定され、設定値は、その
パケットを受信したハブが受信処理をする必要があるか
否かを認識させるためのものである。データDには、デ
ータが設定される。なお、タイプTの設定は、データD
に設定してもよい。FCSは、フレームチェックシーケ
ンスである。
のフォーマットを図4に示す。パケットのフォーマット
は、IEEE802.3規格で定められたものであり、
送信先アドレスDA、送信元アドレスSA、タイプT、
データD、FCSにより構成される。送信先アドレスD
Aには、送信先のMACアドレスが設定される。送信元
アドレスSAには、送信元のMACアドレスが設定され
る。タイプTは、そのパケットの種類を示すものであ
り、予め定められた設定値が設定され、設定値は、その
パケットを受信したハブが受信処理をする必要があるか
否かを認識させるためのものである。データDには、デ
ータが設定される。なお、タイプTの設定は、データD
に設定してもよい。FCSは、フレームチェックシーケ
ンスである。
【0018】以下、本実施例の動作を、図5に示したネ
ットワークの場合で説明する。図5は、本発明の一実施
例に係るネットワークを示す全体構成図であり、ネット
ワーク管理装置Mは、ホストハブIH1に接続されてお
り、ホストハブIH1の下位には、クライアントハブI
H2〜IH4がカスケード接続されている。
ットワークの場合で説明する。図5は、本発明の一実施
例に係るネットワークを示す全体構成図であり、ネット
ワーク管理装置Mは、ホストハブIH1に接続されてお
り、ホストハブIH1の下位には、クライアントハブI
H2〜IH4がカスケード接続されている。
【0019】ネットワーク管理装置Mは、コマンドパケ
ット生成部10で生成されたコマンドパケットを、コマ
ンドパケット送信部11により、ホストハブIH1に送
信する。
ット生成部10で生成されたコマンドパケットを、コマ
ンドパケット送信部11により、ホストハブIH1に送
信する。
【0020】ホストハブIH1は、ネットワーク管理装
置Mから送信されたコマンドパケットを、コマンドパケ
ット受信部2で受信する。コマンドパケットを受信する
と、調査パケット生成部4において、調査パケットが生
成される。このとき、調査パケットの送信先アドレスD
Aは、自己の属しているセグメント内の全てのハブが対
象となるので、同報通信用のアドレスとなる。送信元ア
ドレスSAには、記憶部3aに記憶されている自己のM
ACアドレスが書き込まれる。そして、調査パケット生
成部4で生成された調査パケットは、調査パケット送信
部5により、クライアントハブIH2〜IH4に送信さ
れる。
置Mから送信されたコマンドパケットを、コマンドパケ
ット受信部2で受信する。コマンドパケットを受信する
と、調査パケット生成部4において、調査パケットが生
成される。このとき、調査パケットの送信先アドレスD
Aは、自己の属しているセグメント内の全てのハブが対
象となるので、同報通信用のアドレスとなる。送信元ア
ドレスSAには、記憶部3aに記憶されている自己のM
ACアドレスが書き込まれる。そして、調査パケット生
成部4で生成された調査パケットは、調査パケット送信
部5により、クライアントハブIH2〜IH4に送信さ
れる。
【0021】クライアントハブIH2〜IH4は、ホス
トハブIH1の調査パケット送信部5から送信された調
査パケットを、調査パケット受信部15により受信す
る。調査パケットを受信すると、返答パケット生成部1
6により、返答パケットが生成される。返答パケットの
送信先アドレスDAには、ホストハブIH1のMACア
ドレスが書き込まれる。送信元アドレスSAには、記憶
部3bに記憶されている自己のMACアドレスが書き込
まれる。また、調査パケットを受信すると、パケット受
信ポート認識部18により、調査パケットを受信したポ
ート番号を認識し、送信ポート制御部19により、調査
パケットを受信したポート以外を送受信禁止にする。そ
して、返答パケット生成部16で生成された返答パケッ
トは、返答パケット送信部11により、ホストハブIH
1に返信される。
トハブIH1の調査パケット送信部5から送信された調
査パケットを、調査パケット受信部15により受信す
る。調査パケットを受信すると、返答パケット生成部1
6により、返答パケットが生成される。返答パケットの
送信先アドレスDAには、ホストハブIH1のMACア
ドレスが書き込まれる。送信元アドレスSAには、記憶
部3bに記憶されている自己のMACアドレスが書き込
まれる。また、調査パケットを受信すると、パケット受
信ポート認識部18により、調査パケットを受信したポ
ート番号を認識し、送信ポート制御部19により、調査
パケットを受信したポート以外を送受信禁止にする。そ
して、返答パケット生成部16で生成された返答パケッ
トは、返答パケット送信部11により、ホストハブIH
1に返信される。
【0022】ホストハブIH1は、クライアントハブI
H2〜IH4の返答パケット送信部11から返信されて
きた返答パケットを、パケット受信部6で受信する。パ
ケット受信部6で受信した返答パケットは、データ抽出
部7により、送信元アドレスSAの中のMACアドレス
が抽出される。また、返答パケットカウンター部8によ
り、返答パケットの個数が認識される。そして、テーブ
ル作成部9に、データ抽出部7と、返答パケットカウン
ター部8とからの情報が登録され、図6に示すメンバー
1が作成される。次に、テーブル作成部9に登録されて
いるMACアドレスを有するクライアントハブIH2〜
IH4に対して送出するコマンドパケットを、コマンド
パケット生成部10で生成する。コマンドパケット生成
部10で生成されたコマンドパケットは、コマンドパケ
ット送信部11により、順次クライアントハブIH2〜
IH4に送信される。
H2〜IH4の返答パケット送信部11から返信されて
きた返答パケットを、パケット受信部6で受信する。パ
ケット受信部6で受信した返答パケットは、データ抽出
部7により、送信元アドレスSAの中のMACアドレス
が抽出される。また、返答パケットカウンター部8によ
り、返答パケットの個数が認識される。そして、テーブ
ル作成部9に、データ抽出部7と、返答パケットカウン
ター部8とからの情報が登録され、図6に示すメンバー
1が作成される。次に、テーブル作成部9に登録されて
いるMACアドレスを有するクライアントハブIH2〜
IH4に対して送出するコマンドパケットを、コマンド
パケット生成部10で生成する。コマンドパケット生成
部10で生成されたコマンドパケットは、コマンドパケ
ット送信部11により、順次クライアントハブIH2〜
IH4に送信される。
【0023】コマンドパケットを受信したクライアント
ハブIH2〜IH4は、自己の下位に接続されているク
ライアントハブに対して、調査パケットを送信し、調査
パケットを受信したクライアントハブは、返答パケット
をホストハブに対して返信し、ホストハブでは、返答パ
ケットの情報により、テーブルを作成する。
ハブIH2〜IH4は、自己の下位に接続されているク
ライアントハブに対して、調査パケットを送信し、調査
パケットを受信したクライアントハブは、返答パケット
をホストハブに対して返信し、ホストハブでは、返答パ
ケットの情報により、テーブルを作成する。
【0024】以上の動作を繰り返して、ホストハブは、
テーブル作成部9において、メンバー2、メンバー3と
作成していく。そして、返答パケットが1個になると、
コマンドパケットを生成せずに、テーブル作成部9で作
成されたテーブルは、ハブ構成認識部12へ送られる。
ハブ構成認識部12では、コマンドパケットを送信した
クライアントハブのMACアドレスと、返答パケットの
中の送信元アドレスSAに含まれるMACアドレスの情
報とから、コマンドパケットを送信したクライアントハ
ブIH2〜IH4の下位に接続されているハブを認識す
ることにより、ハブの構成を認識する。返信パケット生
成部13では、ハブ構成認識部12で認識されたハブの
接続形態をデータDに書き込み、返信パケット送信部1
4により、ネットワーク管理装置Mへ返信される。
テーブル作成部9において、メンバー2、メンバー3と
作成していく。そして、返答パケットが1個になると、
コマンドパケットを生成せずに、テーブル作成部9で作
成されたテーブルは、ハブ構成認識部12へ送られる。
ハブ構成認識部12では、コマンドパケットを送信した
クライアントハブのMACアドレスと、返答パケットの
中の送信元アドレスSAに含まれるMACアドレスの情
報とから、コマンドパケットを送信したクライアントハ
ブIH2〜IH4の下位に接続されているハブを認識す
ることにより、ハブの構成を認識する。返信パケット生
成部13では、ハブ構成認識部12で認識されたハブの
接続形態をデータDに書き込み、返信パケット送信部1
4により、ネットワーク管理装置Mへ返信される。
【0025】ネットワーク管理装置Mは、パケット受信
部6により、ホストハブIH1から送信されてきた返信
パケットを受信し、返信パケットの中のデータDの情報
を表示部20に表示する。
部6により、ホストハブIH1から送信されてきた返信
パケットを受信し、返信パケットの中のデータDの情報
を表示部20に表示する。
【0026】なお、本実施例では、ハブの接続形態の認
識をホストハブにおいて行ったが、必ずしもホストハブ
において行う必要はなく、ネットワーク管理装置におい
て行ってもよい。また、本実施例では、ホストハブを1
台だけ設けたが、必ずしも1台のホストハブである必要
はなく、複数台のホストハブを設けてもよい。更に、本
実施例では、カスケード接続されたネットワークを用い
たが、必ずしもカスケード接続されている必要はなく、
ホストハブの下位に、枝分かれして複数台のクライアン
トハブが接続されていてもよい。
識をホストハブにおいて行ったが、必ずしもホストハブ
において行う必要はなく、ネットワーク管理装置におい
て行ってもよい。また、本実施例では、ホストハブを1
台だけ設けたが、必ずしも1台のホストハブである必要
はなく、複数台のホストハブを設けてもよい。更に、本
実施例では、カスケード接続されたネットワークを用い
たが、必ずしもカスケード接続されている必要はなく、
ホストハブの下位に、枝分かれして複数台のクライアン
トハブが接続されていてもよい。
【0027】以上の実施例により、ホストハブがハブの
接続形態を認識するので、管理者が知らないハブの増
設、削除が不明になってしまうということがなくなっ
た。また、返答パケットの個数を認識するようにしたの
で、返答パケットの個数と、返答パケットから抽出した
MACアドレスの個数とを比較することにより、返答パ
ケットからの抽出エラーを検出することができる。
接続形態を認識するので、管理者が知らないハブの増
設、削除が不明になってしまうということがなくなっ
た。また、返答パケットの個数を認識するようにしたの
で、返答パケットの個数と、返答パケットから抽出した
MACアドレスの個数とを比較することにより、返答パ
ケットからの抽出エラーを検出することができる。
【0028】図7は、本発明の他の実施例に係るホスト
ハブの概略構成図である。図8に示すホストハブの概略
構成図は、図1に示したホストハブの概略構成図に、更
にパケット受信ポート認識部18を設けたものである。
ハブの概略構成図である。図8に示すホストハブの概略
構成図は、図1に示したホストハブの概略構成図に、更
にパケット受信ポート認識部18を設けたものである。
【0029】図8は、本発明の他の実施例に係るクライ
アントハブの概略構成図である。図8に示したクライア
ントハブの概略構成図は、図2に示したクライアントハ
ブの概略構成図に、更に、情報パケットを生成する情報
パケット生成部21と、情報パケット生成部21で生成
された情報パケットを送信する情報パケット送信部22
とを有する。ここで、情報パケットは、下位に接続され
ているハブからの返答パケットの受信ポート番号を書き
込んだものである。なお、ネットワーク管理装置の概略
構成図は、図3と同様に、パケット受信部6と、コマン
ドパケット生成部10と、コマンドパケット送信部11
と、表示部20とを有している。
アントハブの概略構成図である。図8に示したクライア
ントハブの概略構成図は、図2に示したクライアントハ
ブの概略構成図に、更に、情報パケットを生成する情報
パケット生成部21と、情報パケット生成部21で生成
された情報パケットを送信する情報パケット送信部22
とを有する。ここで、情報パケットは、下位に接続され
ているハブからの返答パケットの受信ポート番号を書き
込んだものである。なお、ネットワーク管理装置の概略
構成図は、図3と同様に、パケット受信部6と、コマン
ドパケット生成部10と、コマンドパケット送信部11
と、表示部20とを有している。
【0030】以下、本実施例の動作を、図9に示したネ
ットワークの場合で説明する。図9は、本発明の他の実
施例に係るネットワークを示す全体構成図であり、ネッ
トワーク管理装置Mは、ホストハブIH5に接続されて
おり、ホストハブIH5のすぐ下位には、クライアント
ハブIH6、IH7が接続されている。そして、クライ
アントハブIH6の下位には、クライアントハブIH
8、IH9が接続され、クライアントハブIH7の下位
には、クライアントハブIH10、IH11が接続され
ている。
ットワークの場合で説明する。図9は、本発明の他の実
施例に係るネットワークを示す全体構成図であり、ネッ
トワーク管理装置Mは、ホストハブIH5に接続されて
おり、ホストハブIH5のすぐ下位には、クライアント
ハブIH6、IH7が接続されている。そして、クライ
アントハブIH6の下位には、クライアントハブIH
8、IH9が接続され、クライアントハブIH7の下位
には、クライアントハブIH10、IH11が接続され
ている。
【0031】ホストハブIH5がネットワーク管理装置
Mから、コマンドパケット受信部2において、コマンド
パケットを受信すると、調査パケット生成部4におい
て、調査パケットが生成される。このとき、調査パケッ
トの送信元アドレスSAには、記憶部3aに記憶されて
いる自己のMACアドレスが書き込まれる。そして、調
査パケット送信部5により、調査パケットがクライアン
トハブIH6〜IH11へ送信される。
Mから、コマンドパケット受信部2において、コマンド
パケットを受信すると、調査パケット生成部4におい
て、調査パケットが生成される。このとき、調査パケッ
トの送信元アドレスSAには、記憶部3aに記憶されて
いる自己のMACアドレスが書き込まれる。そして、調
査パケット送信部5により、調査パケットがクライアン
トハブIH6〜IH11へ送信される。
【0032】クライアントハブIH6〜IH11は、調
査パケット受信部15において、調査パケットを受信す
ると同時に、パケット受信ポート認識部18において、
調査パケットを受信したポート番号を認識する。そし
て、返答パケット生成部16において、記憶部3bに記
憶されている自己のMACアドレス及びパケット受信ポ
ート認識部18で認識された調査パケットの受信ポート
番号を、返答パケットに書き込んで、返答パケット送信
部17により、ホストハブIH5に返信される。また、
クライアントハブIH6〜IH11は、自己の下位に接
続されているクライアントハブから送信されてきた返答
パケットの受信ポート番号を、パケット受信ポート認識
部18において認識し、情報パケット生成部21におい
て、パケット受信ポート認識部18で認識された返答パ
ケットの受信ポート番号を、情報パケットに書き込む。
そして、情報パケット送信部22により、情報パケット
生成部21で生成された情報パケットを、ホストハブI
H5に送信する。
査パケット受信部15において、調査パケットを受信す
ると同時に、パケット受信ポート認識部18において、
調査パケットを受信したポート番号を認識する。そし
て、返答パケット生成部16において、記憶部3bに記
憶されている自己のMACアドレス及びパケット受信ポ
ート認識部18で認識された調査パケットの受信ポート
番号を、返答パケットに書き込んで、返答パケット送信
部17により、ホストハブIH5に返信される。また、
クライアントハブIH6〜IH11は、自己の下位に接
続されているクライアントハブから送信されてきた返答
パケットの受信ポート番号を、パケット受信ポート認識
部18において認識し、情報パケット生成部21におい
て、パケット受信ポート認識部18で認識された返答パ
ケットの受信ポート番号を、情報パケットに書き込む。
そして、情報パケット送信部22により、情報パケット
生成部21で生成された情報パケットを、ホストハブI
H5に送信する。
【0033】ホストハブIH5は、返答パケット及び情
報パケットを、パケット受信部6において受信し、デー
タ抽出部7で、データが抽出される。また、返答パケッ
トは、返答パケットカウンター部8で、個数が認識され
る。そして、テーブル作成部9に、データ抽出部7と、
返答パケットカウンター部8とからの情報が登録され、
図10に示すメンバー1、メンバー2が作成される。メ
ンバー1には、各ハブにおける調査パケット受信ポート
番号が示されている。また、メンバー2には、各ハブに
おける返答パケットの受信ポート番号が示されている。
次に、テーブル作成部9のメンバー2に登録されている
MACアドレスを有するクライアントハブIH6、IH
7に対して送出するコマンドパケットを、コマンドパケ
ット生成部10で生成する。コマンドパケット生成部1
0で生成されたコマンドパケットは、コマンドパケット
送信部11により、順次クライアントハブIH6、IH
7に送信される。
報パケットを、パケット受信部6において受信し、デー
タ抽出部7で、データが抽出される。また、返答パケッ
トは、返答パケットカウンター部8で、個数が認識され
る。そして、テーブル作成部9に、データ抽出部7と、
返答パケットカウンター部8とからの情報が登録され、
図10に示すメンバー1、メンバー2が作成される。メ
ンバー1には、各ハブにおける調査パケット受信ポート
番号が示されている。また、メンバー2には、各ハブに
おける返答パケットの受信ポート番号が示されている。
次に、テーブル作成部9のメンバー2に登録されている
MACアドレスを有するクライアントハブIH6、IH
7に対して送出するコマンドパケットを、コマンドパケ
ット生成部10で生成する。コマンドパケット生成部1
0で生成されたコマンドパケットは、コマンドパケット
送信部11により、順次クライアントハブIH6、IH
7に送信される。
【0034】コマンドパケットを受信したクライアント
ハブIH6、IH7は、自己の下位に接続されているク
ライアントハブに対して、調査パケットを送信し、調査
パケットを受信したクライアントハブは、返答パケット
をホストハブに対して返信し、ホストハブでは、返答パ
ケットの情報により、テーブルを作成する。
ハブIH6、IH7は、自己の下位に接続されているク
ライアントハブに対して、調査パケットを送信し、調査
パケットを受信したクライアントハブは、返答パケット
をホストハブに対して返信し、ホストハブでは、返答パ
ケットの情報により、テーブルを作成する。
【0035】以上の動作を繰り返して、テーブル作成部
9において、メンバー3、メンバー4と作成していく。
そして、情報パケットが送信されてこないときは、コマ
ンドパケットを生成せずに、テーブル作成部9で作成さ
れたテーブルは、ハブ構成認識部12へ送られ、ハブの
接続形態が認識される。ハブ構成認識部12で認識され
たハブの接続形態は、返信パケット生成部13におい
て、返信パケットの中のデータDに書き込まれ、返信パ
ケット送信部14により、ネットワーク管理装置Mに送
信される。
9において、メンバー3、メンバー4と作成していく。
そして、情報パケットが送信されてこないときは、コマ
ンドパケットを生成せずに、テーブル作成部9で作成さ
れたテーブルは、ハブ構成認識部12へ送られ、ハブの
接続形態が認識される。ハブ構成認識部12で認識され
たハブの接続形態は、返信パケット生成部13におい
て、返信パケットの中のデータDに書き込まれ、返信パ
ケット送信部14により、ネットワーク管理装置Mに送
信される。
【0036】ネットワーク管理装置Mは、パケット受信
部6で、返信パケットを受信し、表示部20において、
ハブの接続形態を表示する。
部6で、返信パケットを受信し、表示部20において、
ハブの接続形態を表示する。
【0037】本実施例では、前述の実施例に加えて、更
にパケットの受信ポート番号を認識するようにしたの
で、ポート番号を含むレベルまで高精度にハブの構成を
認識することができる。
にパケットの受信ポート番号を認識するようにしたの
で、ポート番号を含むレベルまで高精度にハブの構成を
認識することができる。
【0038】以上の実施例より、ネットワーク管理装置
からコマンドを送信することによって、ハブの接続形態
を認識することができる。
からコマンドを送信することによって、ハブの接続形態
を認識することができる。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載のハブの構成認識方法にあ
っては、前記ホストハブと、前記ネットワーク管理装置
との少なくとも一方が、コマンドパケットを送信したハ
ブのMACアドレスと、返答パケットに含まれるMAC
アドレスの情報とから、コマンドパケットを送信したハ
ブの下位に接続されているハブを認識することにより、
ハブの構成を認識するようにしたので、管理者が知らな
いハブの増設、削除が不明になってしまうということが
なくなり、自動的にハブの構成を認識することのできる
ハブの構成認識方法が提供できた。
っては、前記ホストハブと、前記ネットワーク管理装置
との少なくとも一方が、コマンドパケットを送信したハ
ブのMACアドレスと、返答パケットに含まれるMAC
アドレスの情報とから、コマンドパケットを送信したハ
ブの下位に接続されているハブを認識することにより、
ハブの構成を認識するようにしたので、管理者が知らな
いハブの増設、削除が不明になってしまうということが
なくなり、自動的にハブの構成を認識することのできる
ハブの構成認識方法が提供できた。
【0040】請求項2記載のハブの構成認識方法にあっ
ては、ホストハブの下位に接続されているハブから送信
されてきた返答パケットの個数を認識するようにしたの
で、返答パケットの個数と、返答パケットから抽出した
MACアドレスの個数とを比較することにより、返答パ
ケットからの抽出エラーを検出することができ、ネット
ワークシステム全体としての信頼性が高まる。
ては、ホストハブの下位に接続されているハブから送信
されてきた返答パケットの個数を認識するようにしたの
で、返答パケットの個数と、返答パケットから抽出した
MACアドレスの個数とを比較することにより、返答パ
ケットからの抽出エラーを検出することができ、ネット
ワークシステム全体としての信頼性が高まる。
【0041】請求項3記載のハブの構成認識方法にあっ
ては、ハブが接続されているポート番号を認識するよう
にしたので、ポート番号を含むレベルまで高精度にハブ
の構成を認識することができ、ネットワークシステム全
体としての信頼性が高まる。
ては、ハブが接続されているポート番号を認識するよう
にしたので、ポート番号を含むレベルまで高精度にハブ
の構成を認識することができ、ネットワークシステム全
体としての信頼性が高まる。
【図1】本発明の一実施例に係るホストハブの概略構成
図である。
図である。
【図2】本発明の一実施例に係るクライアントハブの概
略構成図である。
略構成図である。
【図3】本発明の一実施例に係るネットワーク管理装置
の概略構成図である。
の概略構成図である。
【図4】本発明の一実施例に係るパケットのフォーマッ
ト図である。
ト図である。
【図5】本発明の一実施例に係るネットワークを示す全
体構成図である。
体構成図である。
【図6】本発明の一実施例に係るテーブルの一例であ
る。
る。
【図7】本発明の他の実施例に係るホストハブの概略構
成図である。
成図である。
【図8】本発明の他の実施例に係るクライアントハブの
概略構成図である。
概略構成図である。
【図9】本発明の他の実施例に係るネットワークを示す
全体構成図である。
全体構成図である。
【図10】本発明の他の実施例に係るテーブルの一例で
ある。
ある。
【図11】従来例に係るネットワークを示す全体構成図
である。
である。
M ネットワーク管理装置 T 端末 TP ツイストペア線 L 伝送線 Ha〜He、IH1〜IH11 ハブ 1 リピータ部 2 コマンドパケット受信部 3a、3b 記憶部 4 調査パケット生成部 5 調査パケット送信部 6 パケット受信部 7 データ抽出部 8 返答パケットカウンター部 9 テーブル作成部 10 コマンドパケット生成部 11 コマンドパケット送信部 12 ハブ構成認識部 13 返信パケット生成部 14 返信パケット送信部 15 調査パケット受信部 16 返答パケット生成部 17 返答パケット送信部 18 パケット受信ポート認識部 19 送信ポート制御部 20 表示部
Claims (3)
- 【請求項1】 カスケード接続された複数のハブと、該
ハブを管理するネットワーク管理装置とが接続されたネ
ットワークにおいて、前記ハブの構成を認識するように
したハブの構成認識方法であって、ネットワーク管理装
置が、前記ネットワーク管理装置に接続されているハブ
であるホストハブに、構成を認識するための調査パケッ
トの送信指示をするコマンドパケットを送信し、前記コ
マンドパケットを受信したホストハブは、自己の下位に
接続されている全てのハブに、前記調査パケットを送信
し、前記調査パケットを受信したハブは、自己の下位に
接続されているハブに、前記調査パケットをリピートす
るとともに、自己のMACアドレスを書き込んだ返答パ
ケットを、前記ホストハブと、前記ネットワーク管理装
置との少なくとも一方に返信し、前記返答パケットを受
信した、前記ホストハブまたは前記ネットワーク管理装
置の少なくとも一方が、前記返答パケットの中のMAC
アドレスを有するハブに対して順次コマンドパケットを
送信し、前記コマンドパケットを受信したハブは、自己
の下位に接続されている全てのハブに前記調査パケット
を送信するとともに、前記調査パケットに対して下位に
接続されているハブから返信されてくる返答パケット
を、前記ホストハブと、前記ネットワーク管理装置との
少なくとも一方が受信するようにし、前記ホストハブ
と、前記ネットワーク管理装置との少なくとも一方で
は、コマンドパケットを送信したハブのMACアドレス
と、返答パケットに含まれるMACアドレスの情報とか
ら、コマンドパケットを送信したハブの下位に接続され
ているハブを認識することにより、ハブの構成を認識す
るようにしたことを特徴とするハブの構成認識方法。 - 【請求項2】 前記ホストハブと、前記ネットワーク管
理装置との少なくとも一方において、前記返答パケット
の個数を認識するようにしたことを特徴とする請求項1
記載のハブの構成認識方法。 - 【請求項3】 前記返答パケットに、前記調査パケット
を受信したポート番号を書き込み、各ハブは、下位に接
続されているハブから返信された前記返答パケットを受
信したポート番号を書き込んだパケットを、情報パケッ
トとして、前記ホストハブと、前記ネットワーク管理装
置との少なくとも一方に送信するようにしたことを特徴
とする請求項1または請求項2記載のハブの構成認識方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6201619A JPH0865333A (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | ハブの構成認識方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6201619A JPH0865333A (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | ハブの構成認識方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0865333A true JPH0865333A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16444068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6201619A Withdrawn JPH0865333A (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | ハブの構成認識方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0865333A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011217342A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-27 | Yamaha Corp | 通信システム、スイッチングハブ、およびルータ |
JP2015062310A (ja) * | 2010-06-01 | 2015-04-02 | ヤマハ株式会社 | トポロジ検出システム、中継装置およびプログラム |
JP2015073335A (ja) * | 2010-03-19 | 2015-04-16 | ヤマハ株式会社 | 通信システム、スイッチングハブ、およびルータ |
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JP2014095373A (ja) * | 2012-11-09 | 2014-05-22 | Yasuyuki Fujii | フライホイールを装備した垂直軸風車発電機の始動加速手段 |
JP3195023U (ja) * | 2014-10-01 | 2014-12-25 | 庸之 藤井 | 抗力型羽根(ブレード)を持つフライホイール付き垂直軸風車発電機(図2に示すもので、以下、当該垂直軸風車発電機と称する)において風力エネルギーの電気エネルギーに対する変換比率を向上させるための手段 |
JP3201957U (ja) * | 2015-10-13 | 2016-01-14 | 庸之 藤井 | 格納容器収納式フライホイール一体型垂直軸風車発電機 |
-
1994
- 1994-08-26 JP JP6201619A patent/JPH0865333A/ja not_active Withdrawn
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3201957U (ja) * | 2015-10-13 | 2016-01-14 | 庸之 藤井 | 格納容器収納式フライホイール一体型垂直軸風車発電機 |
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