JPH0863957A - データ線ツイスト部配置方法及びこれを用いた半導体集積回路装置 - Google Patents

データ線ツイスト部配置方法及びこれを用いた半導体集積回路装置

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JPH0863957A
JPH0863957A JP6199241A JP19924194A JPH0863957A JP H0863957 A JPH0863957 A JP H0863957A JP 6199241 A JP6199241 A JP 6199241A JP 19924194 A JP19924194 A JP 19924194A JP H0863957 A JPH0863957 A JP H0863957A
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JP6199241A
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Inventor
Kenichi Fukui
健一 福井
Masatake Nametake
正剛 行武
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ノイズを除去するツイスト部の配置位置にした
半導体集積回路装置を提供する。 【構成】データを保持するメモリセルM(100)を複数
有するメモリセル列と、信号を増幅するセンスアンプA
(300)とが、各々のメモリセル列とセンスアンプを接
続し、センスアンプから末端のメモリセルまでの長さが
Lであって、信号を伝送するデータ線とを有し、隣合っ
た2本のデータ線は(1/4)Lの位置にツイスト部(2
10)を有し、それに隣合う他の2本のデータ線は(3
/4)Lの位置にツイスト部(210)を有する半導体集
積回路装置。 【効果】最適なツイスト部の配置によるノイズの除去。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体集積回路装置
に関し、特に抵抗により信号が減衰するようなデータ線
が複数並行に配置された半導体集積回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置のデータ線の信号は
小さいため、高感度のアンプによって増幅し、データ線
は雑音を拾わないように配線することが要求される。デ
ータ線が受ける雑音源として大きいのは隣合う2つのデ
ータ線対間の結合容量によるノイズである。
【0003】図6(公知例1)特開昭62−43892 号の従
来のノイズの低減について示す。
【0004】隣合った2つのデータ線対(201・20
2),(203・204)に於いて、センスアンプ(3
00)から最も遠い位置にあるメモリセル(100)を
選択した場合、信号源であるメモリセル(100)に信
号(+v,−v)をのせ、互いに隣接しているデータ線
202と203との間の結合容量により、一方のデータ
線対からノイズ(N1,N2)が発生する。この時、発
生するノイズは(+,+)又は(−,−)の同相の場合
と、(+,−)又は(−,+)の異相の場合とがある。
【0005】ノイズ(N1,N2)の極性は、一方のデ
ータ線対が同相又は、異相で動いた時のデータ線間の電
位差で決定される。データ線対上の位置xとすると、セ
ンスアンプ(300)側を0とし、メモリセル(10
0)側をLとした時、異相の場合、ノイズの極性は、デ
ータ線を交差させてできるツイスト部により、データ線
対上の位置xの0からLの方向に(−,+,−,+)又
は、(+,−,+,−)になり、同相の場合、(+,
+,−,−),(−,+,+,−)又は、(−,−,
+,+),(+,−,−,+)のようになる。
【0006】従来、データ線の配線抵抗を考慮せず、信
号振幅を一定と仮定し、ノイズ(N1,N2)の大きさ
を揃えて、ノイズの極性の和が零になるようにツイスト
部を配置して、結合容量によるノイズ(異相,同相)を
除去している。これは公知例2(図7)特開昭63−2417
88号,公知例3(図8)でも、その除去は同じである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体集積回路
装置は以上のようなデータ線の配線抵抗を考慮せず、デ
ータ線の信号振幅を一定と仮定してノイズ(異相,同
相)の除去をしている。
【0008】しかし、LSI微細化により配線抵抗が増
加し、信号振幅が場所依存性を持ち、従来のように配線
抵抗を考慮せず、信号振幅を一定と仮定する方法ではノ
イズ(異相,同相)を完全に除去することは出来ない。
このノイズは、アクセス時間のパタン依存性の問題を発
生させ、特に、センスアンプから最も遠い位置のメモリ
セルを選択した場合、問題である。
【0009】本発明の目的は、上記のような問題を解決
するためで、配線抵抗の増加や信号振幅の場所依存性を
考慮したうえで、結合容量によるノイズ(異相,同相)
をセンスアンプから最も遠い位置で完全に除去しアクセ
スの遅れを最小とすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の特徴は、結合容量によるノイズ(異相,同
相)をセンスアンプから最も遠い位置で完全に除去する
ためのデータ線対のツイスト部配置にある。
【0011】データを保持するメモリセルを複数有する
メモリセル列と、メモリセル列からの信号を増幅するセ
ンスアンプと、メモリセル列とセンスアンプを接続し、
センスアンプから末端のメモリセルまでの長さがLであ
って、信号を伝送するデータ線とを有した時、ツイスト
の配置が以下の特徴を持つ。
【0012】第1の特徴は、結合容量によるノイズが異
相の場合、隣合った2本のデータ線の(1/4)Lの位置
にツイスト部を有し、隣合った2本のデータ線に隣合う
他の隣合った2本のデータ線の(3/4)Lの位置にツイ
スト部を有する半導体集積回路装置である。
【0013】第2の特徴は、隣合った2本のデータ線の
(1/4)Lの位置と、(3/4)Lの位置にツイスト部を
有し、隣合った2本のデータ線に隣合う他の隣合った2
本のデータ線には、ツイスト部を有さない半導体集積回
路装置である。
【0014】第3の特徴は、隣合った2本のデータ線の
(1/8)Lの位置と、(7/8)Lの位置にツイスト部を
有し、隣合った2本のデータ線に隣合う他の隣合った2
本のデータ線の(3/8)Lの位置と、(5/8)Lの位置
にツイスト部を有する半導体集積回路装置である。
【0015】第4の特徴は、隣合った2本のデータ線の
(1/8)Lの位置と、(5/8)Lの位置にツイスト部を
有し、隣合った2本のデータ線に隣合う他の隣合った2
本のデータ線の(3/8)Lの位置と、(7/8)Lの位置
にツイスト部を有する半導体集積回路装置である。
【0016】第5の特徴は、隣合った2本のデータ線の
(2/8)Lの位置と,(6/8)Lの位置にツイスト部を
有し、隣合った2本のデータ線に隣合う他の隣合った2
本のデータ線の(1/8)Lの位置と,(3/8)Lの位置
と,(5/8)Lの位置と,(7/8)Lの位置にツイスト
部を有する半導体集積回路装置である。
【0017】
【作用】隣合う2つのデータ線対に於いて、データ線対
上の位置xとすると、データ線対上のセンスアンプ側を
0とし、センスアンプから末端のメモリセル側をLとし
た時、第2の特徴から得られる効果は、一方のデータ線
対は(1/4)Lの位置と、(3/4)Lの位置にツイスト
部を有し、それに隣合った他方のデータ線対にはツイス
ト部を有さない構成により、ツイスト部が最も少数で、
異相のノイズを完全に除去出来る。
【0018】第1の特徴から得られる効果は、一方のデ
ータ線対は(1/4)Lの位置にツイスト部を有し、それ
に隣合った他方のデータ線対は(3/4)Lの位置にツイ
スト部を有する構成により、1本のデータ線対に1つの
ツイスト部があるため、バランスが良く、ツイスト部が
最も少数で、異相のノイズを完全に除去出来る。
【0019】第3,4の特徴から得られる効果は、一方
のデータ線対は(1/8)Lの位置と、(7/8)Lの位置
にツイスト部を有し、それに隣合った他方のデータ線対
は(3/8)Lの位置と、(5/8)Lの位置にツイスト部
を有する構成、及び、一方のデータ線対は(1/8)Lの
位置と、(5/8)Lの位置にツイスト部を有し、それに
隣合った他方のデータ線対は(3/8)Lの位置と、(7
/8)Lの位置にツイスト部を有する構成により、デー
タ線長さLを8等分し、4等分ごとの2つの区間が出来
る場合でも、各々の区間で第1の特徴である構成をする
ことで、異相のノイズを完全に除去出来る。
【0020】第5の特徴から得られる効果は、一方の隣
合った2本のデータ線は(2/8)Lの位置と、(6/8)
Lの位置にツイスト部を有し、それに隣合った他方の隣
合った2本のデータ線は(1/8)Lの位置と、(3/8)
Lの位置と、(5/8)Lの位置と、(7/8)Lの位置に
ツイスト部を有する構成により、異相及び、同相のノイ
ズを完全に除去出来る。
【0021】以上のように設定することで、配線抵抗に
より信号振幅が変動した場合でも結合容量によるノイズ
を完全に除去することが出来る。
【0022】
【実施例】本発明の実施例として図を用いて説明する。
説明上、複数のメモリセルと、1つのセンスアンプと
が、2本のデータ線(データ線対)で接続してあるもの
を、信号伝送系とし、隣合う2つの信号伝送系を信号伝
送系対とする。
【0023】図9は実施例1(図1)のツイスト部配置
での、隣接データ線対(203・204)から受ける電
荷量Qとデータ線対上の位置xの関係と、その計算方法
を示す。
【0024】結合容量による隣接データ線対(203・
204)から受けるノイズは、データ線201と202
の対地容量が等しいことから隣接データ線対(203・
204)が動くことで受ける電荷量Qがそれぞれのノイ
ズの信号振幅Amp(x)と比例する。
【0025】隣接データ線対(203・204)の信号
振幅Amp(x),隣接データ線対 (203・204)
から受けるノイズがデータ線201と202のどちらに
加わるかを示すツイスト部極性TW(x)={1,−
1},データ線対(201・ 202)と(203・2
04)の間の単位長容量cとおくと隣接データ線対(2
03・204)から受ける電荷量Qの差動成分は直流の
場合は単純に、 Q=c*∫Amp(x)*TW(x)dx で表せる。これを0とするように設計する事で隣接デー
タ線対(203・204)から受けるノイズを最小とする
ことが出来る。
【0026】交流の場合、データ線のアクセス遅延のた
め時間の項目が加わるが、特に信号とノイズの伝送方向
が同じで有るため直流の方法で近似しても良い。
【0027】又、信号振幅は配線抵抗があるため信号源
であるメモリセル(100)から離れるほど減少し、説
明上それを信号源から離れるほど減少するような傾きを
持つ一次関数で表し、センスアンプ(300)から最も遠
い位置のメモリセル(100)を選択した場合で、データ
線対上の位置xとすると、データ線対上のセンスアンプ
(300)側を0とし、メモリセル(100)側をLと
すると、データ線対(201・202)の(1/4)Lの
位置と、データ線対(203・204)の(3/4)Lの
位置にツイスト部を有することにより、両端部(0〜1
/4L),(3/4L〜L)が受ける異相のノイズの和
と、中央部(1/4L〜3/4L)が受ける異相のノイ
ズの和は大きさが等しく逆極性であるので異相のノイズ
をキャンセルすることが出来る。
【0028】図10に信号伝送系の直流等価回路図を示
す。複数のメモリセル(100)が一列に並んでいて、
各メモリセルの区別は番号100の後ろに♯区別番号を
付記して表すこととする。各メモリセルはメモリセルの
0又は1を選択するスイッチ手段のトランスファーゲー
ト部(110)を介してデータ線に分散して接続され、
配線抵抗r(220)を持つデータ線(200)は、その
一端にセンスアンプ(300)とプルアップ抵抗Rp
(310)が接続されている。データ線対上の位置xを示
すためにセンスアンプ(300)の位置を原点0として
データ線対長さ方向にx軸をとり、センスアンプ(30
0)側(近端)をx=0,遠端(センスアンプから最も
遠いメモリセル100♯5の位置)をx=Lとし、選択
されたメモリセルのデータ線駆動位置をx=XLで示
す。
【0029】信号振幅の分布を調べる。
【0030】メモリセル(100)の出力が1(High)の
時、電源電圧をVccとすると、データ線の信号振幅a
(High)(x)は、 a(High)(x)=Vcc;メモリセル(100)の出力
が0(Low)の時、出力特性は定電流源iと見なせる。よ
ってデータ線の信号振幅a(Low)(x)は、 a(Low)(x)=Vcc−(Rp+r*x)*i;(x<X
L) a(Low)(x)=Vcc−(Rp+r*XL);(XL<
x) よって、異相の場合の信号振幅分布Amp(x)は、 Amp(x)=±{Rp+r*min(x,XL)}*i;ここ
で[min(u,v)とはuとvの最小値を返す関数]で表
せる。
【0031】図11にデータ線が、データ線中央部のメ
モリセル(100♯3)及び、センスアンプ(300)か
ら最も遠い位置のメモリセル(100♯5)に接続された
各々の場合の信号振幅分布を示す。まず、データ線中央
部のメモリセル(100♯3)について示すと、メモリセ
ル(100)が定電流動作するのでセンスアンプ(30
0)入力の信号振幅はRp*iで接続位置が変わっても
一定である。メモリセル(100♯3)はデータ線駆動
位置XLが0.6 の位置まではメモリセル(100♯
5)の信号振幅と同じで、配線抵抗rの電圧低下のため
信号振幅が増加し、データ線駆動位置XLが0.6 の位
置より遠端側では電流が流れないため電圧は一定とな
る。
【0032】次に、隣接データ線対から受ける結合容量
による異相のノイズをセンスアンプ(300)から最も
遠い位置のメモリセル(100♯5)の位置(x=L)
で0とするデータ線対のツイスト部TW(x)の配置を
調べる。
【0033】センスアンプ(300)から最も遠い位置
のメモリセル(100♯5)が選択された場合で、セン
スアンプ(300)からメモリセル(100♯5)まで
の伝達の遅延が最大となるのは、データ線駆動位置XL
=1の時である。この時の隣接データ線対から受ける電
荷量(ノイズ)の差動成分Qは、 Q=c*∫Amp(x)*TW(x)dx ここでQ=0とするTW(x)を求めることでデータ線対
のツイスト部を配置する位置を決定する。これは図11
でセンスアンプ(300)から最も遠い位置のメモリセ
ル(100♯5)を選択した場合、その信号振幅の面積
を2等分する分割位置の組み合わせを求めることに対応
する。又、Rp,rは独立に変化するのでそれぞれにつ
いて独立にキャンセルする条件が必要である。まず、R
pに対してQが独立であるためには∫TW(x)dx=0
つまり、TW(x)=1の区間が1/2,TW(x)=−1
の区間が1/2存在する。又、rに対してQが独立であ
るためには∫xTW(x)dx=0つまり、xの加重平均
も0とする。
【0034】これらを満たす最も単純な分割は、データ
線対上の位置xの(0〜1/4L)で−;(1/4L〜
3/4L)で+;(3/4L〜L)で−;とすることで
ある。図2にこれを実現するデータ線ツイスト部配置の
一実施例を示す。
【0035】差動信号源である複数のメモリセル(10
0)と、その各メモリセルの0又は1を選択するスイッ
チ手段のトランスファーゲート部(110)と、差動増
幅器である1つのセンスアンプ(300)とが、2本の
データ線から成るデータ線対(201・202)により
接続されて信号伝送系(1001)を構成し、更にその
信号伝送系を2つ並行に同方向に並べた信号伝送系対
(1001・1002)が複数並行に同方向に並ぶよう
に構成する。
【0036】センスアンプ(300)から最も遠い位置
のメモリセル(100)を選択した場合で、データ線対
上の位置xのセンスアンプ(300)側を0とし、メモ
リセル(100)側をLとした時、隣合う2つのデータ
線対(201・202),(203・204)の一方の
データ線対(201・202)は、データ線対上の位置
xの(1/4)Lの位置と、(3/4)Lの位置にツイスト
部(210)を有し、他方のデータ線対(203・20
4)にはツイスト部(210)を有さない半導体集積回
路装置であって、この隣合う2つのデータ線対(201
・202),(203・204)が、交互に複数有する
半導体集積回路装置。
【0037】このツイスト部配置では、結合容量による
異相のノイズを完全に除去できる。しかし、ツイスト部
が2つあるデータ線対と1つもないデータ線対とが交互
に存在するため同相のノイズ除去の場合データ線対間の
アンバランスが生じ、Write後のデータ線の安定性に不
都合が発生する。
【0038】図1は図2から、データ線対間がアンバラ
ンスである不都合を解決したデータ線ツイスト部配置の
実施例であって、図2の2つあるツイスト部のうち、1
つのツイスト部を同じ位置の対向するデータ線対へ移し
た構成であり、図2のように結合容量による異相のノイ
ズを完全に除去できると共に、結合容量によるノイズが
同相の場合でも半分除去可能となる。
【0039】そこでツイスト部を移動した場合でも、結
合容量による異相のノイズを完全に除去出来ることを図
8を用いて説明する。
【0040】信号伝送系対(1001・1002)に於
いて、差動成分にのみ注目すると隣合う2つのデータ線
対(201・202),(203・204)の一方のデー
タ線対(201・202)と、それに隣接する他方のデ
ータ線対(203・204)の間で、データ線201と
203を対向させるとデータ線203の電圧上昇により
結合容量を通してデータ線201が上昇する場合と、デ
ータ線202と204を対向させてデータ線204の電
圧下降により結合容量を通してデータ線202が下降す
る場合では、データ線201と202間に発生するノイ
ズの影響が、共にデータ線201と202間の電圧を増
加させる方向であり等しいので、図1,図2は共に結合
容量による異相のノイズを完全に除去出来る。
【0041】次に、図1の応用である一実施例を図3,
図4に示す。
【0042】図3では、信号伝送系対(1001・10
02)に於いて、データ線対上の位置xのセンスアンプ
(300)側を0とし、メモリセル(100)側をLと
した時、データ線対長さLを8等分する。隣合う2つの
データ線対(201・202),(203・204)の一
方のデータ線対(201・202)には、(1/8)Lの
位置と、(7/8)Lの位置にツイスト部を有し、他方の
データ線対(203・204)には、(3/8)Lの位置
と、(5/8)Lの位置にツイスト部を有する半導体集積
回路装置である。
【0043】図4では、信号伝送系対(1001・10
02)に於いて、データ線対上の位置xのセンスアンプ
(300)側を0とし、メモリセル(100)側をLと
した時、データ線対長さLを8等分する。隣合う2つの
データ線対(201・202),(203・204)の一
方のデータ線対(201・202)には、(1/8)Lの
位置と、(5/8)Lの位置にツイスト部を有し、他方の
データ線対(203・204)には、(3/8)Lの位置
と、(7/8)Lの位置にツイスト部を有する半導体集積
回路装置である。
【0044】上記では、データ線対長さLを4の倍数で
等しい長さに分割しても、各々の区間で図1のツイスト
部配置をし、区間ごとに結合容量による異相のノイズを
完全に除去できる。
【0045】しかし、上記4つの実施例(図1,図2,
図3,図4)の場合、結合容量によるノイズが異相の場
合は完全に除去できてもノイズが同相の場合は完全に除
去できず残ってしまい、ノイズが同相の場合は不都合で
ある。
【0046】そこで上記の不都合を解決するためのツイ
スト部配置方法(代表例として、8分割の場合)の探索
方法を説明する。
【0047】信号伝送系対(1001・1002)に於
いて、データ線対上の位置xのセンスアンプ(300)
側を0とし、メモリセル(100)側をLとした時、デ
ータ線対長さLを8等分し、8つの区間を構成し、ツイ
ストの配置位置と、この区間の間に置く場合。各々の区
間にセンスアンプ側から1〜8の番号を付ける。又、信
号振幅は、ある傾きを持つ一次関数(y=ax+b;a
=傾き,b=切片)で近似出来るものとし、メモリセル
から遠ざかるに従って小さくなるとする。
【0048】各区間の結合容量によるノイズはツイスト
部により+、又は−の極性で加算され、加算の符号の組
み合わせは全部で28 =256通りある。その符号の+
を1,−を0に対応させ、8桁の2進数で区別し、ツイ
スト部TWで表す。その組み合わせの中から、ノイズが
同相の場合、その大きさが完全に除去出来る組み合わせ
の条件は、
【0049】
【外1】
【0050】である。
【0051】条件12を満たす場合Uは、 (00111100),(11000011) (01011010),(10100101) (01100110),(10011001) (10010110),(01101001) 以上の8つが探索出来る。
【0052】
【外2】
【0053】つまり同相ノイズ除去のためには、片方の
ツイストは、Uに含まれていることが必要であり、異相
除去には、2つのツイストのxor がUに含まれることが
必要である。
【0054】このうち2つを選択して、xor(bit毎の排
他的論理和)を取ると12通りの組み合わせが出来る。
その中で、1の補数は極性が逆の同じツイスト部配置を
指すので除外すると、 (00111100,01011010)(ア) (01011010,01100110)(イ) (01100110,00111100)(ウ) 以上の3通りが残る。上記に、任意の隣接する2組のツ
イスト部の組み合わせが含まれていれば、結合容量によ
るノイズが同相,異相、どちらの場合でも完全に除去出
来る。
【0055】図5に上記の組み合わせの中で最もツイス
ト部が少ない配置(ウ)の実施例を示す。
【0056】信号伝送系対(1001・1002)に於
いて、データ線対上の位置xのセンスアンプ(300)
側を0とし、メモリセル(100)側をLとした時、デ
ータ線対長さLを8等分する。隣合う2つのデータ線対
(201・202),(203・204)の一方のデータ
線対(201・202)には、(2/8)Lの位置と、
(6/8)Lの位置にツイスト部を有し、他方のデータ線
対(203・204)には、(1/8)Lの位置と、(3/
8)Lの位置と、(5/8)Lの位置と、(7/8)Lの位
置にツイスト部を有し、結合容量によるノイズが異相,
同相、どちらの場合でも完全に除去できるデータ線ツイ
スト部配置の半導体集積回路装置である。
【0057】次に、本発明(図1,図2)の場合と、公
知例(図6,図7,図8)との場合での、結合容量によ
る異相の場合のノイズの除去特性比較図を図12に示
す。
【0058】又、選択したメモリセルの位置と、ノイズ
の関係を図13に示す。
【0059】まず、ノイズの除去原理を説明する。
【0060】説明簡略化のため、隣合う2つのデータ線
対の一方のデータ線対(201・202)と他方のデー
タ線対(203・204)を注目して説明する。
【0061】データ線対(201・202)に接続され
たメモリセルの信号(V+,V-)をセンスアンプで読み
出す場合を考える。データ線の電圧は
【0062】
【数1】
【0063】で表せる。
【0064】右辺第1項がメモリセル出力,第2項が隣
接データ線対からのノイズを表す。
【0065】
【数2】 出力Vout=ΔV201−ΔV202 =(V+−V-)+(N11−N21)ΔV203+(N12−N22)ΔV204 …(式2) ここで、ツイストによりN11=N21,N12=N22となる
ように設定してノイズをキャンセルする。
【0066】又、図12ではデータ線の配線抵抗を考慮
せず、信号振幅を一定と仮定していた公知例に信号振幅
の場所依存性を考慮した場合(信号振幅が、ある傾きを
持つ一次関数で表され、センスアンプから離れるほど増
加する場合)、隣合う2つのデータ線対の一方の隣接デ
ータ線対から受ける電荷量Q(ノイズ)と、データ線対
上の位置xとの関係を表して本発明と比較した図であ
る。
【0067】公知例1(図6)の場合、信号伝送系対
(1001・1002)に於いて、データ線対上の位置
xのセンスアンプ(300)側を0とし、メモリセル
(100)側をLとした時、データ線対長さLを4等分し
て、隣合う2つのデータ線対(201・202),(20
3・204)の一方のデータ線対(201・202)に
は、データ線対上の(1/4)Lの位置と、(3/4)Lの
位置にツイスト部を有し、他方のデータ線対(203・
204)には、データ線対上の(1/2)Lの位置にツイ
スト部を有している。よって、メモリセル(100)か
ら信号(+v,−v)が出力された場合、隣接データ線
対(203・204)から受ける電荷量Q(ノイズ)の
符号は、データ線対上の位置xが0からLの方向に、
(−,+,−,+)になり、この場合信号振幅をのせる
とノイズが10%程残ってしまい完全には除去出来な
い。
【0068】公知例2(図7)の場合、データ線対長さ
Lを3等分するため、信号振幅の場所依存性がある場合
はもちろんのこと、信号振幅を一定と仮定した場合で
も、ノイズを完全に除去することは出来ない。
【0069】公知例3(図8)の場合、一番単純なツイ
スト部配置で、隣合う2つのデータ線対(201・20
2),(203・204)の一方のデータ線対(201
・202)には、データ線対上の(1/2)Lの位置に
ツイスト部を有している。よって、メモリセル(10
0)から信号(+v,−v)が出力された場合、隣接デ
ータ線対(203・204)から受ける電荷量Q(ノイ
ズ)の符号は、データ線対上の位置xが0からLの方向
に、(−,−,+,+)になり、この場合信号振幅をの
せるとノイズが25%程残ってしまい完全には除去出来
ない。
【0070】図13からもわかるように、公知例(図
6,図7,図8)は、データ線駆動位置XLが0から1
の方向に移るに従って増加するのに対し、本発明(図
1,図2)ではデータ線駆動位置XLの0.5 の位置を
境にして、隣接データ線対から受ける(異相の場合)電
荷量Q(ノイズ)は減少し、伝達遅延が最大となるデー
タ線駆動位置XL=1の所で完全に0となるため、伝達
遅延が最大となる所を最小に押さえることが出来る。
又、+,−の極性が逆の場合でも同様である。
【0071】したがって、本発明(図1,図2)は公知
例(図6,図7,図8)に比べ優位性が在ることが示さ
れた。しかし、上記で説明したことは、隣接データ線か
ら受ける電荷量Q(ノイズ)が異相の場合であり、ノイ
ズが同相の場合では成り立たない。
【0072】次に、本発明(図1,図2)の場合と、公
知例(図6,図8)との場合での、結合容量によるノイ
ズが同相の場合の選択したメモリセルの位置とノイズの
関係を表したものを図14に示す。
【0073】この場合も、信号振幅を一定と仮定してい
た公知例に信号振幅の変動を考慮した場合(信号振幅が
ある傾きを持つ一次関数で表され、センスアンプから離
れるほど増加し、近端と遠端の振幅比を1:2で計算し
た場合)、隣合う2つのデータ線対の一方の隣接データ
線対から受ける電荷量Q(ノイズ)と、データ線駆動位
置xLとの関係を表して本発明と比較したグラフであ
る。
【0074】又、隣合う2つのデータ線対(201・2
02),(203・204)に於いて、データ線対(20
1・202)をBとし、それに隣接するデータ線対(2
03・204)をCとする。
【0075】公知例1(図6)の場合 データ線対Bを雑音源とし、データ線対Cにノイズがの
る場合[BtoC]データ線対Bが(+V,+V)に駆
動された時、Cに与えられる電荷量Q(ノイズ)の符号
は、データ線対上の位置xが0からLの方向に、(+,
+,−,−)になる。最遠端のメモリセルで駆動した場
合ツイストしない場合に比べて、約0.25 倍のノイズ
が除去できずに残る。
【0076】同様に、データ線対Cを雑音源とし、デー
タ線対Bにノイズがのる場合 [CtoB]データ線対Cが(+V,+V)に駆動され
た時Bに与えられる電荷量Q(ノイズ)の符号は、デー
タ線対上の位置xが0からLの方向に、(−,+,+,
−)になり、信号振幅をのせてもノイズは完全に除去出
来る。
【0077】公知例3(図8)の場合、その構成は、片
方のデータ線対にツイスト部をデータ線対上の(1/
2)Lの位置に1つ設けて構成されている。
【0078】データ線対Bが(+V,+V)に駆動され
た時Cに与えられる電荷量Q(ノイズ)の符号は、Bを
雑音源[BtoC]にした場合、データ線対上の位置x
が0からLの方向に、(+,+,+,+)であり、Cを
雑音源[CtoB]にしても、データ線対上の位置xが
0からLの方向に、(−,−,+,+)で、どちらにし
ても信号振幅の場所依存性がある場合、ノイズを完全に
除去することは出来ない。
【0079】本発明(実施例2(図2))の場合 データ線対(201・202)Bを雑音源とし、データ線
対(203・204)Cにノイズがのる場合[BtoC] データ線対Bが(+V,+V)に駆動された時、Cに与
えられる電荷量Q(ノイズ)の符号は、データ線対上の
位置xが0からLの方向に、(+,+,+,+)になり、
信号振幅をのせなくても電荷量が残ってしまいノイズを
完全に除去出来ない。
【0080】データ線対(203・204)Cを雑音源と
し、データ線対(201・202)Bにノイズがのる場合
[CtoB] データ線対Cが(+V,+V)に駆動された時、Bに与
えられる電荷量Q(ノイズ)の符号は、データ線対上の
位置xが0からLの方向に、(−,+,+,−)になり、
信号振幅をのせてもノイズは完全に除去出来る。
【0081】本発明(実施例5(図5))の場合 データ線対(201・202)Bを雑音源とし、データ線
対(203・204)Cにノイズがのる場合[BtoC] データ線対Bが(+V,+V)に駆動された時、Cに与
えられる電荷量Q(ノイズ)の符号は、データ線対上の
位置xが0からLの方向に、(+,−,−,+,+,
−,−,+)になり、信号振幅をのせてもノイズは完全
に除去出来る。
【0082】データ線対(203・204)Cを雑音源と
し、データ線対(201・202)Bにノイズがのる場合
[CtoB] データ線対Cが(+V,+V)に駆動された時、Bに与
えられる電荷量Q(ノイズ)の符号は、データ線対上の
位置xが0からLの方向に、(−,−,+,+,+,
+,−,−)になり、信号振幅をのせてもノイズは完全
に除去出来る。
【0083】上記より、本発明(図5)と公知例(図
6,図8)とを見比べると、公知例1(図6)では、B
toC,CtoBのどちらか一方で、完全に同相のノイ
ズを除去出来るが、両方では除去出来ない。しかし、本
発明(図5)では両方で完全に同相のノイズを除去出来
る。
【0084】したがって、結合容量によるノイズが同相
の場合でも、本発明(図5)は公知例(図6,図7,図
8)に比べ優位性が在ることが示された。
【0085】図15は、逆相駆動の場合の結合容量によ
るノイズの完全除去についての一実施例であり、データ
線対上の信号振幅分布が既知の場合、結合容量による異
相のノイズを完全に除去出来るツイスト部配置である。
【0086】これは、データ線対を分割する際、必ずし
も等間隔に分割する必要はなく、既知の信号振幅に応じ
て重み付けをし、分割する区間の間隔を変えても逆相駆
動の場合、結合容量によるノイズが完全に除去出来るこ
とを示す。
【0087】図16は、図15の応用で逆相駆動の場合
の結合容量によるノイズの完全除去についての一実施例
である。
【0088】信号伝送系対に於いて、データ線対を4の
倍数で適当に分割(データ線が等間隔で長さの等しい4
個組で、全て敷き詰められる時)し、等間隔で長さの等
しい4個組を1区間とした場合、その区間内で結合容量
による異相のノイズを完全に除去出来るようにしても、
センスアンプから最も遠い位置のメモリセルの所で完全
に除去出来るようなデータ線ツイスト部配置である。
【0089】上述した2本のデータ線で1つのメモリセ
ル列を接続するメモリ(例えばS(スタティク型)RA
M)ではなく、1本のデータ線で1つのメモリセル列を
接続した。例えば、D(ダイナミック型)RAMのよう
なメモリに対しても本発明のノイズ除去が適応できる。
【0090】図17に、DRAMに適応した場合の一実
施例を示す。
【0091】その構成は、データを保持するメモリセル
を複数有するメモリセル列(DRAM)と、2つのメモリセ
ル列からの信号を増幅するセンスアンプと、それぞれの
メモリセル列とセンスアンプを接続し、センスアンプか
ら末端のメモリセルまでの長さがLであって、信号を伝
送する2つのデータ線とを有し、この2つのデータ線を
2組とした。4本のデータ線の内、隣合う一方の2本の
データ線は(1/4)Lの位置にツイスト部を有し、隣合
う他方の2本のデータ線は(3/4)Lの位置にツイスト
部を有するものである。
【0092】このDRAMの実施例は、上述のそれぞれ
のツイスト部の配置位置(例えば、隣合った2本のデー
タ線には(1/8)Lの位置と、(7/8)Lの位置に、そ
して隣合った2本のデータ線に隣合う他の隣合った2本
のデータ線には(3/8)Lの位置と、(5/8)Lの位置
にツイスト部を有する配置)の実施例に適応でき、ノイ
ズを完全除去することが出来る。
【0093】図17の実施例では、それぞれのメモリセ
ル列に接続された2つのデータ線に対して1つのセンス
アンプを接続するものであるが、1つのメモリセル列に
接続された1つのデータ線ごとに1つのセンスアンプを
接続するメモリ構成においても、上述の本発明の特徴が
適応できる。
【0094】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、データ
線に信号振幅がある時、結合容量によるノイズが異相,
同相、どちらの場合でも、完全に除去することが可能で
ある。又、伝達遅延が最大となる所で、最小に抑えるこ
とが可能である。
【0095】よって、低雑音の半導体集積回路装置を提
供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の異相ノイズ除去のデータ線ツイスト部
配置の実施例1。
【図2】本発明の異相ノイズ除去のデータ線ツイスト部
配置の実施例2。
【図3】本発明の異相ノイズ除去のデータ線ツイスト部
配置の実施例3。
【図4】本発明の異相ノイズ除去のデータ線ツイスト部
配置の実施例4。
【図5】本発明の異相,同相ノイズ除去のデータ線ツイ
スト部配置の実施例5。
【図6】データ線ツイスト部配置の公知例1。
【図7】データ線ツイスト部配置の公知例2。
【図8】データ線ツイスト部配置の公知例3。
【図9】図1の異相ノイズによる隣接データ線対から受
ける電荷量。
【図10】データ線対の片方の直流等価回路図。
【図11】図10での信号振幅分布比較図。
【図12】本発明と公知例の異相ノイズ除去特性比較
図。
【図13】異相ノイズによる隣接データ線対から受ける
電荷量の比較。
【図14】同相ノイズによる隣接データ線対から受ける
電荷量の比較。
【図15】異相ノイズ除去のデータ線ツイスト部配置の
実施例6。
【図16】異相ノイズ除去のデータ線ツイスト部配置の
実施例7。
【図17】DRAMによるノイズ除去のデータ線ツイス
ト部配置の実施例8。
【符号の説明】
100,101…メモリセル(M)、110…トランスフ
ァーゲート部、200,201,202,203,20
4…データ線、210…ツイスト部(TW)、220…
配線抵抗(r)、300…センスアンプ(A)、310
…プルアップ抵抗(Rp)、1001,1002…信号
伝送系、2000…結合容量(Cn)。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを保持するメモリセルを複数有する
    メモリセル列と、 上記メモリセル列からの信号を増幅するセンスアンプ
    と、 上記メモリセル列と上記センスアンプを接続し、上記セ
    ンスアンプから末端の上記メモリセルまでの長さがLで
    あって、上記信号を伝送するデータ線とを有し、 隣合った2本の上記データ線には(1/4)Lの位置にツ
    イスト部を有し、上記隣合った2本のデータ線に隣合う
    他の隣合った2本のデータ線には(3/4)Lの位置にツ
    イスト部を有することを特徴とする半導体集積回路装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1に於いて、上記隣合った2本のデ
    ータ線と、上記隣合った2本のデータ線に隣合う上記他
    の隣合った2本のデータ線を複数有することを特徴とす
    る半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】データを保持するメモリセルを複数有する
    メモリセル列と、 上記メモリセル列からの信号を増幅するセンスアンプ
    と、 上記メモリセル列と上記センスアンプを接続し、上記セ
    ンスアンプから末端の上記メモリセルまでの長さがLで
    あって、上記信号を伝送するデータ線とを有し、 隣合った2本の上記データ線には(1/4)Lの位置と、
    (3/4)Lの位置にツイスト部を有し、上記隣合った2
    本のデータ線に隣合う他の隣合った2本のデータ線に
    は、ツイスト部を有さないことを特徴とする半導体集積
    回路装置。
  4. 【請求項4】請求項3に於いて、上記隣合った2本のデ
    ータ線と、上記隣合った2本のデータ線に隣合う上記他
    の隣合った2本のデータ線を複数有することを特徴とす
    る半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】データを保持するメモリセルを複数有する
    メモリセル列と、 上記メモリセル列からの信号を増幅するセンスアンプ
    と、 上記メモリセル列と上記センスアンプを接続し、上記セ
    ンスアンプから末端の上記メモリセルまでの長さがLで
    あって、上記信号を伝送するデータ線とを有し、 隣合った2本の上記データ線には(1/8)Lの位置と、
    (7/8)Lの位置にツイスト部を有し、上記2本のデー
    タ線に隣合う他の隣合った2本のデータ線には(3/8)
    Lの位置と、(5/8)Lの位置にツイスト部を有するこ
    とを特徴とする半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】請求項5に於いて、上記隣合った2本のデ
    ータ線と、上記隣合った2本のデータ線に隣合う上記他
    の隣合った2本のデータ線を複数有することを特徴とす
    る半導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】データを保持するメモリセルを複数有する
    メモリセル列と、 上記メモリセル列からの信号を増幅するセンスアンプ
    と、 上記メモリセル列と上記センスアンプを接続し、上記セ
    ンスアンプから末端の上記メモリセルまでの長さがLで
    あって、上記信号を伝送するデータ線とを有し、 隣合った2本の上記データ線には(1/8)Lの位置と、
    (5/8)Lの位置にツイスト部を有し、上記隣合った2
    本のデータ線に隣合う他の隣合った2本のデータ線には
    (3/8)Lの位置と、(7/8)Lの位置にツイスト部を
    有することを特徴とする半導体集積回路装置。
  8. 【請求項8】請求項7に於いて、上記隣合った2本のデ
    ータ線と、上記隣合った2本のデータ線に隣合う上記他
    の隣合った2本のデータ線を複数有することを特徴とす
    る半導体集積回路装置。
  9. 【請求項9】データを保持するメモリセルを複数有する
    メモリセル列と、 上記メモリセル列からの信号を増幅するセンスアンプ
    と、 上記メモリセル列と上記センスアンプを接続し、上記セ
    ンスアンプから末端の上記メモリセルまでの長さがLで
    あって、上記信号を伝送するデータ線とを有し、 隣合った2本の上記データ線には(2/8)Lの位置
    と、(6/8)Lの位置にツイスト部を有し、上記隣合
    った2本のデータ線に隣合う他の隣合った2本のデータ
    線には(1/8)Lの位置と、(3/8)Lの位置と、(5
    /8)Lの位置と、(7/8)Lの位置にツイスト部を有
    することを特徴とする半導体集積回路装置。
  10. 【請求項10】請求項9に於いて、上記隣合った2本の
    データ線と、上記隣合った2本のデータ線に隣合う上記
    他の隣合った2本のデータ線を複数有することを特徴と
    する半導体集積回路装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100380387B1 (ko) * 2001-02-08 2003-04-11 삼성전자주식회사 반도체 메모리 장치 및 이 장치의 신호 라인 배치 방법
US7295454B2 (en) 2004-09-10 2007-11-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor memory device and arrangement method thereof

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