JPH0863607A - 画像データの圧縮方法及び処理方法 - Google Patents

画像データの圧縮方法及び処理方法

Info

Publication number
JPH0863607A
JPH0863607A JP7189186A JP18918695A JPH0863607A JP H0863607 A JPH0863607 A JP H0863607A JP 7189186 A JP7189186 A JP 7189186A JP 18918695 A JP18918695 A JP 18918695A JP H0863607 A JPH0863607 A JP H0863607A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
level
gray scale
background
stroke
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7189186A
Other languages
English (en)
Inventor
Dei Meren Rojiyaa
デイ. メレン ロジャー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Publication of JPH0863607A publication Critical patent/JPH0863607A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/409Edge or detail enhancement; Noise or error suppression
    • H04N1/4097Removing errors due external factors, e.g. dust, scratches
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding
    • G06T9/005Statistical coding, e.g. Huffman, run length coding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/401Compensating positionally unequal response of the pick-up or reproducing head
    • H04N1/4015Compensating positionally unequal response of the pick-up or reproducing head of the reproducing head

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 向上された画像データ圧縮方法及び画像処理
方法を提供する。 【解決手段】 画素データストリーム10Sはストロー
クのフォアグラウンド画素及び非ストロークのバックグ
ラウンド画素を有する。グレースケール画像データは、
最低強度レベル34Lから最高34Hまでのグレースケ
ールレベルを有する。フォアグラウンド画素は主として
最高グレースケールレベルの画素で、非ストロークのバ
ックグラウンド画素は主として最低グレースケールレベ
ルの画素である。この最低レベルから、バックグラウン
ド画素を主に形成するレベルと同程度に高いレベルまで
連続する低強度クランプ範囲34Rが決定される。ま
た、最低レベルよりも高い、低強度クランプレベルが決
定される。このクランプ範囲内にある画像データのレベ
ルは、クランプレベルでクランプされ、低強度のバック
グラウンド濃淡の均一な影部分を提供し、クランプされ
た画像データは圧縮されデータ格納装置10Mに格納さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像データの圧縮に
関し、特に均一な濃淡のバックグラウンドを有する画像
データの圧縮方法及び処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、連続的な強度のグレー・スケール
を持つ原稿ドキュメントは走査入力されてメモリへ格納
され、別々の強度グレー・スケール・レベルをもつ画素
マトリックスへデジタル化される。原稿ドキュメントの
もつ、異物によるしみ、繊維の粒子、透かし模様、標準
色外の用紙などの低コントラストのバックグラウンド・
ノイズは、低強度レベルのグレー・スケール画素にな
る。このようなデジタル画像データを圧縮すると、典型
的には総ドキュメント領域の90%を占めるバックグラ
ウンド領域内において低強度のグレー・スケール・レベ
ルの遷移が多数起こり、その画像データは損なわれる。
そして、後でメモリ画像がプリンタによってハードコピ
ーとして再生された時、これらの低強度グレー・スケー
ルの画素はハードコピーにそのまま再現される。このバ
ックグラウンド・ノイズは、非ストローク領域ではラン
ダムに存在し、画像のシンボル(テキスト)を形成する
ストローク(フォアグラウンド信号)の周囲や間にも存
在する。バックグラウンド・ノイズは読み手を混乱さ
せ、プリントされたシンボルから注意をそらせてしま
う。そのため、原稿ドキュメントに含まれるテキストを
読み込むと、再現されたハードコピーは読者をうんざり
させるものとなってしまう。
【0003】ロジャー・D・メレンとハダー・アヴィ=
イザークによる米国特許出願第08/112、133号
(特願平6−201746号)では、公知のテンプレー
トライブラリを用いた、未知の入力シンボルの分類方法
を開示している。ここでは、入力シンボルのバックグラ
ウンド画素はゼロまでクランプされ、対応するテンプレ
ートのバックグラウンド画素とのマッチングが行われ
る。シンボルとテンプレートのより類似度の高いマッチ
から、より高い相関係数が得られるというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的は
向上された画像データ圧縮方法及び画像処理方法を提供
することである。本発明の他の目的は、バックグラウン
ド遷移を最小限にした、向上された画像データ圧縮方法
及び処理方法を提供することである。
【0005】本発明の他の目的は、バックグラウンド濃
淡が均一な、向上された画像データ圧縮方法及び処理方
法を提供することである。本発明の他の目的は、均一な
バックグラウンド濃淡により画像のシンボルを形成する
ストロークを装飾的に強調する、向上された画像データ
圧縮方法及び処理方法を提供することである。
【0006】本発明の他の目的は、均一なバックグラウ
ンド濃淡によって、画像テキストがより読みやすいもの
となる、向上された圧縮方法及び処理方法を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記及び他の目
的は、バックグラウンド濃淡を有する画像データの圧縮
方法を提供することにより達成される。ストローク・ベ
ースのシンボルを含む画像データがデータソースから取
り出されて、ストロークのフォアグラウンド画素と非ス
トロークのバックグラウンド画素を有するデジタル画像
のストリームが形成される。画像データは最低グレー・
スケール・レベルから最高グレー・スケール・レベルま
でのレベルを有している。デジタル画像データのストロ
ークのフォアグラウンド画素は主として最高レベルまた
は最高レベルに近いグレー・スケールの画素であり、非
ストロークのバックグラウンド画素は主として最低レベ
ルまたは最低レベルに近いグレー・スケール・レベルの
画素である。低グレー・スケール・レベルのクランプ範
囲が決定される。このクランプ範囲は、最低グレー・ス
ケール・レベルから伸びて、少なくとも非ストロークの
バックグラウンド画素を形成する主なグレー・スケール
・レベルと同程度にまで、連続的に高くなっている。最
低グレー・スケール・レベルより高いレベルが低強度グ
レー・スケール・クランプ・レベルとして決定される。
このクランプ範囲内にある、検索された画像データのグ
レー・スケール・レベルはクランプされて低強度のクラ
ンプレベルとなる。クランプ処理により非ストロークの
バックグラウンド画素のグレー・スケール・レベルが低
強度のクランプレベルへと変わり、デジタル画像データ
におけるストローク・ベースのシンボルに対して低バッ
クグラウンド濃淡の均一な影部分を提供する。
【0008】こうして、本発明の画像処理方法が提供さ
れる。さらに、上記のクランプされたデジタル画像デー
タは圧縮されてデータ格納量を削減し、そして格納装置
へ出力される。これにより、本発明の圧縮方法が提供さ
れる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照しつつ本発明
の実施の形態を詳細に説明する。尚、本実施形態のエレ
メントは図中2桁の参照番号で示されている。最初の数
字はそのエレメントが最初に示されるか主として説明が
なされる図面の番号を表わしている。二番目の数字は全
図面を通じて共通する特徴部分や構造を表している。参
照番号には、そのエレメントの下位の部分や関連する特
徴部分を表わす文字が付くものもある。
【0010】〈代表的な装置及び方法〉…図1、図2、
図3 図1はバックグラウンド濃淡を有する画像データの圧縮
方法を実行する代表的な装置10を示している。図2の
フローチャートは代表的な圧縮方法の基本的な手順を示
しており、以下に要約される。グレー・スケール画像データの取り出し ストローク・ベースのシンボルをデータソース12Mか
ら(データ取込みの項参照)取り出して、デジタル画像
データの画素データ・ストリーム10Sを形成する。デ
ータ・ストリーム10Sは、シンボルを形成するストロ
ーク部分のフォアグラウンド画素と、ストロークの画素
の間及び周囲のスペースを形成する非ストローク部分の
バックグラウンド画素から成っている。典型的なテキス
ト画像ではバックグラウンド画素の数はフォアグラウン
ド画素より圧倒的に多い。図3に示すように、グレー・
スケール画像データは強度で最低レベル34Lから最高
レベル34Hまでのグレー・スケール・レベルを有して
いる。デジタル画像データにおけるストローク部分のフ
ォアグラウンド画素は主として前記最高レベル又はその
最高レベルに近いグレー・スケール・レベルを有する画
素である。つまり、ストロークのボディ部分を形成する
ストローク画素は、幾つかの例外を伴うものの、最高グ
レー・スケールに近い高強度の平均強度を有する画素に
なる傾向がある。同様に、非ストローク部分のバックグ
ラウンド画素は主として前記最低レベル又はその最低レ
ベルに近いグレー・スケール・レベルの画素である。小
数のストローク画素は、ストロークのエッジに沿った遷
移画素であり、そして非ストローク領域上の境界であ
る。これらのエッジ遷移画素は、一側でボディのストロ
ーク画素を有し、他側で非ストローク画素を有する細長
い片(sliver)を形成するが、この片においてはグレー・
スケール・レベルは前記最高レベルと最低レベルの間に
ある。
【0011】クランプ範囲の決定 ここでは、最低レベルから連続的に、少なくとも非スト
ローク・バックグラウンド画素を規定する支配的レベル
と同程度に高いレベルにまで伸びたところの低強度グレ
ー・スケール・レベルからなるクランプ範囲34Rを決
定する。低強度のグレー・スケール・クランプ・レベルの決定 この決定によるクランプレベルは前記最低グレー・スケ
ール・レベルよりも高い(クランプ処理の項参照)。
【0012】グレー・スケール・レベルのクランプ処理 クランプ装置14Cのような適切なマッピング装置を用
いて、前記クランプ範囲内にある前記取り出された画像
データのグレー・スケール・レベルを低強度の前記クラ
ンプレベルによってクランプする。クランプ装置14C
の動作中、画像の各画素は前記クランプ範囲と比較され
る。クランプ範囲内にある全画素は一定値(クランプレ
ベル)に変換され(mapped)るが、クランプ範囲外にある
全画素は1:1で変換され、即ち変更されずに保持され
る。このクランプ処理は、前記クランプ範囲内にある非
ストロークのバックグラウンド画素のグレー・スケール
・レベルを前記クランプレベルに変更することになるの
で、ストローク・ベースのシンボルについてみれば、低
強度のバックグラウンド濃淡の均一な影部分(シェー
ド)を与える効果を有する。このバックグラウンド濃淡
の影部分は、前記決定されたクランプレベルの値により
決っせられ、テキストの適用分野においては、典型的に
はフォアグラウンドストロークよりはるかに低い強度で
ある。
【0013】クランプされたデジタル画像データの圧縮 ここでは、データ圧縮装置10Dのようなフィルタ装置
を用いてクランプされたデジタル画像データを圧縮して
必要な記憶データ量を減少させるものである。圧縮は、
「損失のない」ランレングス圧縮方式を用いてもよい
し、「損失の発生する」例えばJPEG圧縮方式を用い
てもよい。約15メガバイトの画像テキストの典型的な
1ページに対してJPEG圧縮を適用した場合約1.5
メガバイトに圧縮される。その画像をクランプすること
により、データ記憶容量をさらに50%、つまり0.7
5メガバイトに減らすことができる。
【0014】デジタル画像データの格納 ここでは、圧縮/クランプされたデジタル画像データを
格納するものである。圧縮後のクランプされたデジタル
画像データを、ハードディスクやネットワークの中央メ
モリなどのデータ格納装置10Mのような適切なメモリ
装置へ格納する。
【0015】以下、この実施形態についてさらに詳細に
説明する。 〈データ取り出し〉…図1 取り出された画像データは強度スケールに沿った連続的
なグレー・スケール値を持つアナログ画像データでもよ
い。それらの連続グレー・スケール値は、取り出し工程
の間にA/D変換器12Aのような適切なアナログ/デ
ジタル変換器によって変換され、デジタル画像データの
画素データ・ストリームを提供する。A/D変換に先立
つ取り出し工程では、画像データ12D(図1の例で
は、大文字“I”として示されている)が、用紙12P
のような記録媒体から走査により読み取られて、アナロ
グ画像データとして供給される。走査は例えば光学的な
ダイオードアレイを用いるスキャナ12Sのような適切
な検出装置により実行することができる。
【0016】尚、取り出された画像データは、既に、強
度スケールに沿って所定数階調のグレー・スケール・レ
ベルを有するデジタル画像データであってもよい。取り
出しの間、デジタル画像データは、デジタルデータソー
ス12Mのような適切なデータメモリ装置に入力され、
デジタルデータのストリームが提供される。 〈クランプ処理〉…図3 前述の決定された低強度のクランプレベルは、低強度の
グレー・スケール・レベルのクランプ範囲34R内のい
ずれのレベル34Wでもよい。このクランプレベルの前
記クランプ範囲内での位置が均一なバックグラウンド濃
淡影部分を決定する。クランプレベル34Dは、クラン
プ範囲34R内ではあるけれども、最低グレー・スケー
ル・レベルから最も離れているので、最も強い(最も暗
い)バックグラウンド濃淡をもたらす。一方、クランプ
レベル34Aは、低強度グレー・スケール・レベルであ
るクランプ範囲34Rを超えて(超えてはいるが、その
範囲に近い位置に留まっている)いる。クランプレベル
34Aを適用して形成されたバックグラウンドの影部分
は、低強度のフォアグラウンド画素よりも暗いもので、
シンボルの周囲にハイライト部分やハロー部分を作り出
す。バックグラウンド濃淡の均一な影部分を形成するた
めに決定されるクランプレベルは、複数のクランプレベ
ルのなかから選択した1つのグレー・スケール・レベル
とすることができる。この選択により、複数通りのバッ
クグラウンド濃淡影部分から1つのバックグラウンド濃
淡影部分を得ることができ、様々なアプリケーションや
条件に合わせることができる。あるいは、この決定クラ
ンプレベルを、装飾的強調(装飾的強調の項参照)など
の特定のアプリケーションのために最適化した、バック
グラウンド濃淡の単一な影部分を供給するための単一の
クランプレベルとしてもよい。
【0017】画像データの画素の大部分は、バックグラ
ウンド画素であり、ストローク情報を含んでいない。こ
れらのバックグラウンド画素には、スキャンされた用紙
12Pに見られるしみ12Nのような用紙ノイズが含ま
れている。従って、これらの画素をバックグラウンド濃
淡レベルにまでクランプ処理してもデータの損失を被る
わけではない。実際、しみ(及び他の用紙ノイズ)は、
プリンタ16Gから排出される用紙16Pのバックグラ
ウンド濃淡16Tに埋没してしまうことになるので、画
像データの信号対ノイズ比は上がることになる。クラン
プ範囲を広くすると、より多くの用紙ノイズをバックグ
ラウンド濃淡に融合させてしまい「きれいな」バックグ
ラウンドを提供する。しかし、クランプ範囲を拡げる
と、低グレー・スケール・レベルのエッジ遷移画素も融
合させしまうので、ストロークデータまたは信号のいく
らかを消滅させてしまうことになる。
【0018】〈画像の提示〉…図1 バックグラウンド濃淡の均一な影部分を持つクランプさ
れた画像データは、観察者に対して、装飾的(化粧的)
に強調された可視画像として提示することができる(装
飾的強調の項参照)。この画像の提示はグレー・スケー
ルプリンタにも表示モニタに対して行なってもよい。
【0019】クランプされたデジタルの画像データは、
グレー・スケールプリンタ16Gのような適切な階調処
理(toning)装置を用いて、用紙16Pのような記録媒体
上に階調処理することにより表現することができる。プ
リンタは、トナー粒子を用いて、用紙を「中間調処理」
したり強調階調処理することにより、様々なトーンのグ
レー・スケール画像を提供する。インクジェットやレー
ザプリンタを用いることが可能である。ストロークのフ
ォアグラウンド画素のサイト(site:画素は位置と共に
大きさを有するので、画素を含む領域をsiteと呼ぶ)
は、高い階調強度で階調処理され、記録媒体上に階調画
像データ16Dを形成することになる。クランプされた
バックグラウンド画素は低階調強度で階調処理され、こ
れが低強度の濃淡16Tの均一な影部分を形成すること
になる。
【0020】一方、画像データは、観察者に対して、デ
ィスプレーモニター16M上の画素走査ラインのラスタ
として可視的に提示することもできる。ストロークのフ
ォアグラウンド画素は高輝度で表示され、ディスプレー
モニター16M上に輝度変調されたシンボルを形成す
る。クランプされたバックグラウンド画素は低輝度で表
示され、低強度のバックグラウンド濃淡の均一な影部分
を形成する。
【0021】〈階調処理〉…図4A〜図4G 図4Aに示すように、グレー・スケールプリンタは、2
次元マトリックス状の階調処理された画素サイトに沿っ
て画像を形成するトナーを記録媒体上に展着することが
できる。所定量のトナーを1単位とし、所定数のトナー
単位を各々非ストロークのバックグラウンド画素サイト
内に所定のパターンで配置することにより、低強度のバ
ックグラウンド濃淡の特定の影部分を得るようにするこ
とができる。図4Aのマトリックスの実施例は用紙42
Pを示し、この例では、各非ストロークのバックグラウ
ンド画素サイト46T内に1つの小さいドット形のトナ
ー単位を配することにより、最も明るいところのバック
グラウンドの影部分(最低トナー濃度)を形成する。よ
り暗いバックグラウンドの影部分は、各画素サイトへよ
り多量のトナードットを置くことにより形成される。ス
トローク画素のサイト46Dには、最も暗い画像(最高
トナー濃度)を形成するために、最大数のトナー単位が
緊密な集積状態で配されている。
【0022】グレー・スケールの有効レベル数は、画素
サイトの大きさ、ドット対画素の比などに関連したプリ
ンタドット解像度により決定される。図4Aの実施例で
は、最大16個のトナードットが4×4のパターンで表
された画素サイト内に形成されることにより、16通り
に可能なグレー・スケールの影部分が形成される。より
高解像度、またはより大きい画素なら、より多数通りの
グレー・スケールの影部分が形成可能である。例えば、
8×8パターンでドット対画素比が64(即ち、1画素
中に最大64個のドット)ならば、64通りの影部分を
提供することができる。5mil×5milの大きさの画素に
1milドットを配するプリンタ(1000dpi)で
は、グレーの25通りの影部分を形成可能である。
【0023】バックグラウンド画素について、各トナー
単位は、そのトナー単位を含むサイト内で隣接する複数
のトナー単位から等距離に置かれ、また、そのマトリッ
クスにおける近辺のバックグラウンド画素のサイト(複
数)内にある前記トナー単位に隣接するトナー単位(複
数)からも等距離に置かれる。図4Dのマトリックス例
では、4つの隣接する画素サイトのそれぞれに夫々4つ
の小さいトナードットが等距離に配されている。バック
グラウンド画素の各サイトではトナー濃度は同じである
ため、バックグラウンドの同一の影部分を有する。この
ような等距離のパターンの繰り返しにより、トナー分布
の均一性が最高になり、そのトナーパターン中で目に見
える細い筋を最小限にすることができる。
【0024】バックグラウンド濃淡の均一な影部分を形
成するための所定のパターンは、複数のパターンのなか
から選択した1つのパターンとしてもよい。ここで、パ
ターンとは、複数のバックグラウンド濃淡から1つのバ
ックグラウンド濃淡の影部分をもたらすものである。図
4A、図4B、図4C、図4Dのマトリックス例では、
夫々1ドット、2ドット、3ドット、4ドットの小ドッ
トのバックグラウンドパターンを示しており、この順で
順に暗くなるバックグラウンド濃淡を提供するようにな
っている。パターンのドット数が増えると隣接するドッ
ト間のスペースが減少して、バックグラウンド領域でよ
り高いトナー濃度に結果する。図4Cの3ドットのパタ
ーンでは、パターンが交互にカラム方向で反転してお
り、バックグラウンドのトナー単位の等距離の特徴を強
調している。
【0025】バックグラウンド濃淡の均一な影部分を形
成するための所定のトナー量とは、複数のトナー量から
選択した1つのトナー量とすることができ、ここで、ト
ナー量とは、複数のバックグラウンド濃淡から1つのバ
ックグラウンド濃淡影部分をもたらすものである。図4
E、図4F、図4Gのマトリックス例では、単一のドッ
トのパターンが順に小さくなる例を示しており、バック
グラウンド濃淡はこの順で明るくなる。パターンのドッ
ト径が縮小するとトナー濃度も減少する。トナー単位の
径を変更することにより、利用可能なバックグラウンド
の影部分の種類数を、 サイズ数 × ドット対画素の比 にまで増やすことができる。
【0026】〈装飾的強調〉取り出された画像データの
シンボルは、基本ストローク・ベースのシンボル系(sys
tem)からのものであり、このシンボル系が、個々のシン
ボル及び/又はシンボルのグループに対して意味を与え
ることになる。フォアグラウンドのストローク性画素は
前記ストローク・ベース系により定義されるストローク
特徴を形成する。これらのストローク特徴は、均一なバ
ックグラウンド濃淡を与えることによって、観察者の認
識について、装飾的(化粧的)に強調される。各ストロ
ーク特徴を形成するストロークのフォアグラウンド画素
と、各ストロークを囲む非ストロークのバックグラウン
ド画素とは、それらの間にエッジ境界(interface)を形
成する。この境界は、フォントの差異、印刷の不備、ノ
イズ(バックグラウンド・ノイズの項参照)により、前
記基本ストローク・ベースのシンボル系から得られた対
応するストローク特徴のエッジ境界からズレることにな
る。このエッジ境界のズレ量(誤差)は、前記ストロー
ク・ベース系によって規定されるストローク特徴よりも
遙かに小さい。観察者がこのエッジ誤差を知覚すること
は、観察者がテキスト画像に内在するストローク特徴を
認識するのを邪魔させるものとして作用する。このよう
な邪魔若しくは干渉は、観察者が、そのストローク特徴
の意味を前記ストローク・ベースのシンボル系内で決定
するのを遅らせることになる。しかしながら、バックグ
ラウンド濃淡は、観察者が上記ズレを知覚するのを抑制
するように作用するので、観察者によるシンボルの認識
を助長する。バックグラウンド濃淡は、さらに、標準色
外の再生紙をも利用可能にする。
【0027】〈バックグラウンド・ノイズ〉用紙のバッ
クグラウンド・ノイズの主な原因はパルプ粒子、透かし
模様、その他の用紙のバックグラウンド領域に存在する
不規則性によるものである。表面のバックグラウンド・
ノイズは、バックグラウンド領域で書類の上に付いてい
た異物(しみ、汚れ、糸くずなど)により生じる。バッ
クグラウンド・ノイズ(及びフォアグラウンド・ノイズ
も)は、スキャナの振動や不均等な用紙の搬送など機械
的な動きによっても生じる。電子ノイズは温度ノイズや
電子の暗電流により生じる。これらの及び他の作用によ
り生じたバックグラウンド・ノイズはストローク・ベー
スのシンボルとは関係しておらず、信号の部分を形成す
るものでもない。こうしたノイズは再走査やテキスト画
像の再処理によって再生されるものではない。バックグ
ラウンド・ノイズを減少または除去することにより、表
現されたテキスト画像の信号対ノイズ比を補正すること
ができる。
【0028】尚、本発明は、ホストコンピュータ、イン
タフェース、プリンタ等の複数の機器から構成されるシ
ステムに適用しても、複写機等の1つの機器からなる装
置に適用しても良い。また、本発明はシステム或は装置
にプログラムを供給することによって実施される場合に
も適用できることは言うまでもない。この場合、本発明
に係るプログラムを格納した記憶媒体が本発明を構成す
ることになる。そして、該記憶媒体からそのプログラム
をシステム或は装置に読み出すことによって、そのシス
テム或は装置が、予め定められた仕方で動作する。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の目的が向
上された画像データ圧縮方法を提供することによって達
成されることは、当業者には明らかである。本発明によ
る方法では、前述のクランプ処理によって多くのバック
グラウンド遷移を除去することになるため、より高い圧
縮比が得られる。
【0030】また、本圧縮方法は画像のシンボルを形成
するストロークを装飾的に強調する均一なバックグラウ
ンド濃淡を提供するので、より読み易い画像テキストを
作成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 データ圧縮及び均一なバックグラウンド濃淡
処理を示す、本発明を実施するための装置の機能ブロッ
ク図。
【図2】 本発明にかかる実施形態の基本的な手順を示
すフローチャート。
【図3】 バックグラウンド濃淡処理を確立するクラン
プ範囲とクランプレベルを示すグレー・スケール強度対
グレー・スケール・レベルの表を表す図。
【図4A】 フォアグラウンド画素サイトとバックグラ
ウンド画素サイトの画素マトリックスの部分拡大図。
【図4B】 バックグラウンド画素サイトに対する様々
な階調パターンを示す図。
【図4C】 バックグラウンド画素サイトに対する様々
な階調パターンを示す図。
【図4D】 バックグラウンド画素サイトに対する様々
な階調パターンを示す図。
【図4E】 バックグラウンド画素サイトに対する様々
な階調パターンを示す図。
【図4F】 バックグラウンド画素サイトに対する様々
な階調パターンを示す図。
【図4G】 バックグラウンド画素サイトに対する様々
な階調パターンを示す図。
【符号の説明】
10D…データ圧縮装置 10M…データ格納装置 10S…画素データ・ストリーム 12A…A/D変換器 12M…デジタルデータソース 12S…スキャナ 16G…グレー・スケールプリンタ 16M…表示モニタ

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックグラウンド濃淡を有する画像デー
    タの圧縮方法であって、 データソースから、ストローク・ベースのシンボルを含
    むグレー・スケール画像データを取り出し、ストローク
    のフォアグラウンド画素と非ストロークのバックグラウ
    ンド画素とを含むデジタル画像データのストリームを形
    成する工程であって、前記グレー・スケール画像データ
    は最低レベルから最高レベルまでの強度グレー・スケー
    ル・レベルに沿ったグレー・スケール・レベルを有して
    おり、前記デジタル画像データの前記ストローク・フォ
    アグラウンド画素は主として最高レベル若しくはその最
    高レベルに近いグレー・スケール・レベルの画素であ
    り、前記デジタル画像データの前記非ストローク・バッ
    クグラウンド画素は最低レベルまたはその最低レベルに
    近いグレー・スケール・レベルの画素であるものである
    ところの、前記取り出し工程と、 前記グレー・スケールの最低レベルから、少なくとも前
    記非ストロークのバックグラウンド画素を形成するとこ
    ろのグレー・スケールの支配的レベルと同程度のレベル
    にまで、連続して伸びるところの低強度グレー・スケー
    ル・レベル・クランプ範囲を決定する第1の決定工程
    と、 前期最低グレー・スケール・レベルより高いところの、
    低強度グレー・スケール・クランプ・レベルを決定する
    第2の決定工程と、 前記取り出された画像データのうちグレー・スケール・
    レベルが前記低強度グレー・スケール・レベル・クラン
    プ範囲内にある画像データを前記低強度グレー・スケー
    ル・クランプ・レベルにクランプすることにより、前記
    非ストロークのバックグラウンド画素のうちグレー・ス
    ケール・レベルが前記低強度グレー・スケール・レベル
    ・クランプ範囲内にある画素のグレー・スケール・レベ
    ルを、前記デジタル画像データの前記ストローク・ベー
    スのシンボルに対して低強度のバックグラウンド濃淡の
    均一な影部分を与える前記低強度グレー・スケール・ク
    ランプ・レベルにクランプするクランプ処理工程と、 クランプされた前記デジタル画像データを圧縮してデー
    タ格納量を減少させる圧縮工程と、 前記圧縮されたクランプデジタル画像データをデータ格
    納手段に格納する格納工程と、を備えることを特徴とす
    る画像データ圧縮方法。
  2. 【請求項2】 前記取り出された画像データは強度スケ
    ールに沿って連続するグレー・スケール値を有するアナ
    ログ画像データであることを特徴とする請求項第1項に
    記載の画像データ圧縮方法。
  3. 【請求項3】 前記アナログ画像データの連続するグレ
    ー・スケール値は、前記取り出し工程において、デジタ
    ル画像データの画素データ・ストリームを提供するため
    にアナログ/デジタル変換器により、所定数の離散的グ
    レー・スケール・レベルに変換されることを特徴とする
    請求項第1項に記載の画像データ圧縮方法。
  4. 【請求項4】 前記取り出し工程において、アナログ/
    デジタル変換に先立って、前記画像データは記録媒体か
    ら走査入力され、前記アナログ画像データを供給するこ
    とを特徴とする請求第3項に記載の画像データ圧縮方
    法。
  5. 【請求項5】 前記取り出された画像データは強度スケ
    ールに沿った所定数のグレー・スケール・レベルを有す
    るデジタル画像データであることを特徴とする請求項第
    1項に記載の画像データ圧縮方法。
  6. 【請求項6】 前記取り出し工程において、前記デジタ
    ル画像データは、データメモリ手段から読出されて、デ
    ジタルデータの画素データ・ストリームを提供すること
    を特徴とする請求項第5項に記載の画像データ圧縮方
    法。
  7. 【請求項7】 前記低強度グレー・スケール・クランプ
    ・レベルは前記低強度グレー・スケール・レベル・クラ
    ンプ範囲内にあることを特徴とする請求項第1項に記載
    の画像データ圧縮方法。
  8. 【請求項8】 前記低強度グレー・スケール・クランプ
    ・レベルは、前記低強度グレー・スケール・レベル・ク
    ランプ範囲において最低グレー・スケール・レベルから
    最も離れたグレー・スケール・レベルであることを特徴
    とする請求項第7項に記載の画像データ圧縮方法。
  9. 【請求項9】 バックグラウンド濃淡の均一な影部分を
    形成するための前記決定されたグレー・スケール・クラ
    ンプ・レベルは、低強度グレー・スケール・レベルの前
    記クランプ範囲外にあることを特徴とする請求項第1項
    に記載の画像データ圧縮方法。
  10. 【請求項10】 バックグラウンド濃淡の均一な影部分
    を形成するための前記決定されたグレー・スケール・ク
    ランプ・レベルは、前記低強度のグレー・スケール・レ
    ベルのクランプ範囲外または前記範囲に近いレベルであ
    ることを特徴とする請求項第1項に記載の画像データ圧
    縮方法。
  11. 【請求項11】 バックグラウンド濃淡の均一な影部分
    を形成するための前記決定されたグレー・スケール・ク
    ランプ・レベルは、複数のバックグラウンド濃淡影部分
    から1つのバックグラウンド濃淡影部分を提供するため
    に、複数のクランプレベルから選択された1つのグレー
    ・スケール・レベルであることを特徴とする請求項第1
    項に記載の画像データ圧縮方法。
  12. 【請求項12】 バックグラウンド濃淡の均一な影部分
    を形成するための前記決定されたグレー・スケール・ク
    ランプ・レベルは、バックグラウンド濃淡の単一の影部
    分を提供するための単一のクランプレベルであることを
    特徴とする請求項第1項に記載の画像データ圧縮方法。
  13. 【請求項13】 観察者に装飾的に強調された可視画像
    を提供するために、均一な影部分のバックグラウンド濃
    淡を有するクランプされたデジタル画像データを可視的
    に提示する提示工程をさらに備えることを特徴とする請
    求項第1項に記載の画像データ圧縮方法。
  14. 【請求項14】 前記クランプされたデジタル画像デー
    タは、観察者に対して画素走査ラインのラスタ画像とし
    て表示モニタ上に可視的に提示され、ストロークのフォ
    アグラウンド画素は高輝度で表示されて表示モニタ上で
    照明されたシンボルを形成し、クランプされたバックグ
    ラウンド画素は低輝度で提示されて低強度のバックグラ
    ウンド濃淡の均一な影部分を形成することを特徴とする
    請求項第13項に記載の画像データ圧縮方法。
  15. 【請求項15】 前記クランプされたデジタル画像デー
    タは、観察者に対して階調処理された画素サイトの2次
    元マトリックスとして記録媒体上に可視的に提示され、
    ストロークのフォアグラウンド画素サイトは高階調強度
    で階調処理されて前記記録媒体上に階調処理されたシン
    ボルを形成し、クランプされたバックグラウンド画素は
    低階調強度で階調処理されて低強度のバックグラウンド
    濃淡の均一な影部分を形成することを特徴とする請求項
    第13項に記載の画像データ圧縮方法。
  16. 【請求項16】 低強度のバックグラウンド濃淡の階調
    処理は、所定のパターンに配置された所定数のトナー単
    位を非ストロークの各々のバックグラウンド画素サイト
    内に配し、前記各トナー単位は所定量のトナーを有する
    ことを特徴とする請求項第15項に記載の画像データ圧
    縮方法。
  17. 【請求項17】 各トナー単位は、前記所定のパターン
    に従って、隣接するトナー単位から等距離におかれるこ
    とを特徴とする請求項第16項に記載の画像データ圧縮
    方法。
  18. 【請求項18】 各トナー単位は、そのトナー単位を含
    む画素サイト内で隣接するトナー単位から等距離に位置
    し、また近辺の画素サイト内の隣接するトナー単位から
    も等距離に位置することを特徴とする請求項第17項に
    記載の画像データ圧縮方法。
  19. 【請求項19】 バックグラウンド濃淡の均一な影部分
    を形成する前記所定のパターンは、複数のバックグラウ
    ンド濃淡影部分から1つのバックグラウンド濃淡影部分
    を提供するための複数のパターンから選択された1つの
    パターンであることを特徴とする請求項第15項に記載
    の画像データ圧縮方法。
  20. 【請求項20】 バックグラウンド濃淡の均一な影部分
    を形成するための前記所定のトナー量は、複数のバック
    グラウンド濃淡影部分から1つのバックグラウンド濃淡
    影部分を提供するための複数のトナー量から選択された
    1つのトナー量であることを特徴とする請求項第15項
    に記載の画像データ圧縮方法。
  21. 【請求項21】 前記ストローク・ベースのシンボル
    は、個々のシンボル及び/またはシンボルのグループに
    意味を与えるところの基本ストローク・ベースのシンボ
    ル系からのものであり、前記画像データの前記フォアグ
    ラウンド・ストローク画素は前記ストローク・ベースの
    シンボル系により規定されるストローク特徴を形成する
    ものであり、このストローク特徴が、均一なバックグラ
    ウンド濃淡の形成により、観察者に対して装飾的に強調
    されて認識されることを特徴とする請求項第13項に記
    載の画像データ圧縮方法。
  22. 【請求項22】 各ストローク特徴を形成する前記スト
    ロークのフォアグラウンド画素と各ストローク特徴を囲
    む非ストロークのバックグラウンド画素は、その間にエ
    ッジ境界を形成し、前記エッジ境界は前記基本的ストロ
    ーク・ベースのシンボル系からの対応するストローク特
    徴のエッジ境界からずれており、 このエッジ境界のズレは、前記基本的ストローク・ベー
    ス系により規定されるストローク特徴より小さいもので
    あり、また観察者がこのエッジズレを知覚すると、テキ
    スト画像中のストローク特徴に対する認識と前記ストロ
    ーク・ベースシンボル系内のストローク特徴により形成
    されるシンボルの意味の認識とが妨げられるものであ
    り、 しかしながら、バックグラウンド濃淡が、観察者が前記
    ズレを認識するのを抑制するように作用することによ
    り、観察者がシンボルを認識するを助長することを特徴
    とする請求項第21項に記載の画像データ圧縮方法。
  23. 【請求項23】 バックグラウンド濃淡を有する画像デ
    ータの処理方法であって、 データソースから、ストローク・ベースのシンボルを含
    むグレー・スケール画像データを取り出し、ストローク
    のフォアグラウンド画素と非ストロークのバックグラウ
    ンド画素とを含むデジタル画像データのストリームを形
    成する工程であって、前記グレー・スケール画像データ
    は最低レベルから最高レベルまでの強度グレー・スケー
    ル・レベルに沿ったグレー・スケール・レベルを有して
    おり、前記デジタル画像データの前記ストローク・フォ
    アグラウンド画素は主として最高レベル若しくはその最
    高レベルに近いグレー・スケール・レベルの画素であ
    り、前記デジタル画像データの前記非ストローク・バッ
    クグラウンド画素は最低レベルまたはその最低レベルに
    近いグレー・スケール・レベルの画素であるものである
    ところの、前記取り出し工程と、 前記グレー・スケールの最低レベルから、少なくとも前
    記非ストロークのバックグラウンド画素を形成するとこ
    ろのグレー・スケールの支配的レベルと同程度のレベル
    にまで、連続して伸びるところの低強度グレー・スケー
    ル・レベル・クランプ範囲を決定する第1の決定工程
    と、 前期最低グレー・スケール・レベルより高いところの、
    低強度グレー・スケール・クランプ・レベルを決定する
    第2の決定工程と、 前記取り出された画像データのうちグレー・スケール・
    レベルが前記低強度グレー・スケール・レベル・クラン
    プ範囲内にある画像データを前記低強度グレー・スケー
    ル・クランプ・レベルにクランプすることにより、前記
    非ストロークのバックグラウンド画素のうちグレー・ス
    ケール・レベルが前記低強度グレー・スケール・レベル
    ・クランプ範囲内にある画素のグレー・スケール・レベ
    ルを、前記デジタル画像データの前記ストローク・ベー
    スのシンボルに対して低強度のバックグラウンド濃淡の
    均一な影部分を与える前記低強度グレー・スケール・ク
    ランプ・レベルにクランプするクランプ処理工程と、を
    備えることを特徴とする画像データ処理方法。
JP7189186A 1994-07-25 1995-07-25 画像データの圧縮方法及び処理方法 Withdrawn JPH0863607A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/279560 1994-07-25
US08/279,560 US5519787A (en) 1994-07-25 1994-07-25 Method of compressing image data having a uniform background tint

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0863607A true JPH0863607A (ja) 1996-03-08

Family

ID=23069508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7189186A Withdrawn JPH0863607A (ja) 1994-07-25 1995-07-25 画像データの圧縮方法及び処理方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5519787A (ja)
JP (1) JPH0863607A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100393295C (zh) * 2001-06-27 2008-06-11 本田技研工业株式会社 扭矩施加系统

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6094453A (en) 1996-10-11 2000-07-25 Digital Accelerator Corporation Digital data compression with quad-tree coding of header file
EP1191782B1 (en) * 2000-09-26 2005-12-21 Ricoh Company, Ltd. Image scanning device that provides image of proper appearance while preserving image density
US8430402B2 (en) * 2009-10-25 2013-04-30 Greenwave Reality Pte Ltd. Networked light bulb with color wheel for configuration

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59125176A (ja) * 1982-12-30 1984-07-19 インタ−ナシヨナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−シヨン ビデオイメ−ジのシエ−ジング効果の補正装置
US4853970A (en) * 1984-03-24 1989-08-01 Integrated Automation Apparatus for processing digitized images
US5111302A (en) * 1988-12-02 1992-05-05 Hewlett-Packard Company Method and system for enhancing the quality of both color and black and white images produced by ink jet and electrophotographic printers
JPH03248674A (ja) * 1990-02-27 1991-11-06 Casio Comput Co Ltd 中間調画像処理装置
DE4129656C2 (de) * 1991-09-06 1994-02-10 Siemens Ag Wiedergabevorrichtung für Videosignale auf einem Monitor
US5212741A (en) * 1992-01-21 1993-05-18 Eastman Kodak Company Preprocessing of dot-matrix/ink-jet printed text for Optical Character Recognition

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100393295C (zh) * 2001-06-27 2008-06-11 本田技研工业株式会社 扭矩施加系统

Also Published As

Publication number Publication date
US5519787A (en) 1996-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5689623A (en) Spread spectrum digital screening
US6606420B1 (en) Method and apparatus for digital image darkness control in saturated image structures
EP0522702B1 (en) Spot color extraction
JP4471062B2 (ja) 適合画像強調フィルター及び強調画像データの生成方法
US7636180B2 (en) Methods and apparatus for smoothing text outlines
JPH10108022A (ja) ハーフトーン・イメージ・データ獲得方法と装置およびハーフトーン印刷方法と装置
JPH07288693A (ja) 画素の修正およびスムージング方法
EP0402162B1 (en) Image processing with noise enhancing operators for moiré reduction and/or random dot generation
KR100731403B1 (ko) 엑스-라벨을 이용하여 화상 평활도와 선명도를 유지하는적응성 하프톤 방법
US7295346B2 (en) Methods and apparatus for antialiasing using selective implementation of logical and averaging filter operations
JP3765847B2 (ja) 画素の修正およびスムージング方法
US5083210A (en) Elimination of contouring on displayed gray level images
JPH07283947A (ja) 画素の修正およびスムージング方法
JP3772262B2 (ja) 画像の型を識別する方法
JPH0863607A (ja) 画像データの圧縮方法及び処理方法
EP0600613A2 (en) Improvements in image processing
US6909524B2 (en) Image processor which can add predetermined information to an image while minimizing image-quality degradation, and methods therefor
US6567565B1 (en) Antialiased image rendering algorithm
JP4057223B2 (ja) デジタル画像の二値化しきい値選択方法
JPH0335374A (ja) 文書における文字領域と写真領域とを区別する方法及びその装置
JP2646889B2 (ja) 画像処理装置
JPH01133470A (ja) デジタル画像処理方法
JPH09238256A (ja) 画像処理方法及び画像処理装置
JP3358133B2 (ja) 画像処理装置
JP3037781B2 (ja) データ二値化方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20021001