JPH0863415A - 携帯用情報端末装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、携帯用情報端末装置に外部情報源
と接続するための子機を設けることによりユーザーの操
作性を向上させる事を目的としている。 【構成】 外部情報源と接続する複数の端子Ａと、情報
端末機器本体と接続する端子Ｂと、複数の端子Ａから入
ってきた情報を１つの端子Ｂにまとめるための回路Ｃを
子機内に設ける。また、回路Ｃに外部から入ってきた情
報を記憶する手段を設ける。 【効果】 全ての情報源や電源と接続する事ができるよ
うになり、非常に簡便になる。また、本体が切り放され
た状態において、高価なホストコンピューター等がなく
ても入ってきた情報を子機内の記憶手段で蓄えておき、
後でその情報を取り出し、検索等を行う事が出来る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、外部の情報源や、機器
との間で情報をやりとりし、その情報を検索したり、加
工したりする携帯用情報端末装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】携帯用情報端末装置が外部から情報を得
る手段としては、電話回線やホストコンピューターなど
に接続して情報を受け取る方法があるが、従来の携帯用
情報端末装置では、これらの外部情報源と直接接続して
いた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
携帯用情報端末装置そのものが情報源と直接接続されて
いるため、携行する度に外部情報源との断・接を行わな
ければならず、接続している外部情報源が多い場合や、
外部キーボード等と並接している場合等には、非常にわ
ずらわしくなる。また、事務所や自宅等から持ち出して
外出している間にその事務所や自宅に入ってきた情報を
受け取るためには、その携帯用情報端末装置とは別に、
ホストコンピューターなどを設置して情報を受け取り、
後でそのコンピューターから情報を端末装置に移動させ
る必要があり、情報を受け取るという目的に対し、同じ
機能を持つ携帯用情報端末装置とコンピューターが２台
が必要で、設備費の増大や、設置面積の増大をもたらし
ていた。本発明は、上記課題に留意し、携行時の外部と
の断・接を容易にし、更に携行して不在時に入ってきた
情報を容易に受け取る事ができる携帯用情報端末装置を
提供することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】外部の情報源や外部キー
ボードなどに直接接続する子機を設け、この子機と、携
帯用情報端末装置本体とが容易に断・接できるように構
成したものである。又、この子機の中にメモリー等を設
け、外部からの情報を蓄えるように構成したものであ
る。

【０００５】

【作用】使用者が携帯用情報端末装置本体を持ち出した
り、持ち帰ったときに、外部の情報源やそのほかの機器
との断・接を、それぞれの端子を幾つも断・接するので
はなく、子機との間だけで断・接することが簡便にでき
る。また、本体を持ち出して、留守中に入ってきた情報
を、ホストコンピューターなどを必要とせずに受け取る
事ができる。

【０００６】

【実施例】図１は本発明の一実施例における携帯用情報
端末装置と子機の外観を説明する斜視図である。１は、
携帯用情報端末装置の本体である。２は子機、３は外部
情報源や外部機器につなげるためのライン、４はライン
３をつなげるためのコネクター、５は子機と本体とをつ
なぐためのライン、６はライン５をつなげるために本体
上に設けられたコネクターである。

【０００７】図２は本発明の一実施例における携帯用情
報端末装置の子機２の内部を説明する断面図。７は前記
コネクター４と内部の回路とをつなぐラインで、８は複
数のライン７をライン５にまとめるためのスイッチ回路
である。使用者は外部の情報源やそのほかの機器のライ
ン３を子機のコネクター４に常時接続しておき、本体は
子機とライン５で接続する。本体は、子機からこれらラ
イン３から入ってくる情報をライン５を通して受け取っ
たり、送ったりする。

【０００８】図３は本発明の一実施例におけるスイッチ
回路８の構成図である。図３において入力ポートが４
個、出力ポートが１個の構成で各ポートは４個のデータ
ラインを持っている。ＩＣ１〜ＩＣ４はアナログスイッ
チであり、制御信号ｃ１〜ｃ４のどれかがＧＮＤになる
と出力ポート上にデータが現れる。

【０００９】メモリが搭載されると基本的には図３の構
成に加えてアドレスバス、データバス、制御信号等を取
り扱う必要がある。また、図４のように、子機内におい
て外部情報源と接続されるラインにその情報源を蓄えて
おく記憶手段９を設け、情報端末機器本体が接続されて
いないときに入ってきた情報を一時的に蓄えておき、後
で情報端末機器本体をつないで蓄えておいた情報を取り
出せるように構成することもできる。

【００１０】

【発明の効果】以上からわかるように、本発明によっ
て、使用者は複数の情報源と情報端末機器との断・接
を、１つのコネクターの断・接だけで行う事ができ、非
常に簡単になる。また、子機内部に情報の記憶手段を設
ける事により、情報端末機器を情報源につないでいない
ときにも、ホストコンピューター等を必要とせずに安価
な手段で情報を受け取る事が出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例における携帯用情報端末装置
と子機の外観を説明する斜視図

【図２】本発明の一実施例における携帯用情報端末装置
の子機の内部を説明する断面図

【図３】本発明の一実施例におけるスイッチ回路の構成
図

【図４】本発明の一実施例における情報端末機器の子機
の内部を説明する断面図

【符号の説明】

１ 携帯用情報端末装置 ２ 子機 ３ ライン ４ コネクター ５ ライン ６ コネクター ７ ライン ８ スイッチ回路 ９ 記憶手段

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】複数の入力端子と１個の出力端子を持ち、
   スイッチにより選択した入力端子からの情報を出力する
   子機を持ち、この子機と一個のコネクタにより接続可能
   にしたことを特徴とする携帯用情報端末装置。
2. 【請求項２】子機内部に外部から入ってきた情報を記憶
   する記憶手段を持つことを特徴とする請求項１記載の携
   帯用情報端末装置。