JPH086150Y2 - パイプストレージ装置 - Google Patents

パイプストレージ装置

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JPH086150Y2
JPH086150Y2 JP1991071209U JP7120991U JPH086150Y2 JP H086150 Y2 JPH086150 Y2 JP H086150Y2 JP 1991071209 U JP1991071209 U JP 1991071209U JP 7120991 U JP7120991 U JP 7120991U JP H086150 Y2 JPH086150 Y2 JP H086150Y2
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pipe
racking
storage device
frame
unloading
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透 藤尾
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Kawasaki Jukogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、石油掘削装置等で使用
する多数のパイプを口径別に分類して多列・多段に格納
する為のパイプストレージ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】洋上で石油掘削を行うセミサブ型リグや
船型リグなどの石油掘削装置においては、ドリルパイプ
(外径3.5、5.0インチ)、ドリルカラー(外径
4.6、6.5、8.0、9.5インチ)、ライザーパ
イプ及びケーシングパイプ(外径7.0、9.6、1
3.4、20.0、30.0インチ)など種々の口径の
多数のパイプが使用される。前記種々の口径の多数のパ
イプを種類と口径別に分類して格納する為、石油掘削装
置には、通常ドリルパイプストレージ、ライザーストレ
ージ、ケーシングストレージなどのパイプストレージが
設けられ、これらパイプは対応するパイプストレージに
多くは多列・多段に俵積み状に積み重ねて格納してあ
る。そして、これらパイプのハンドリングの為、ブリッ
ジクレーンやパイプハンドラー等の搬送装置も設けられ
ている。
【0003】ここで、ドリルパイプは、外径の種類も少
ないことから、図17に図示のようなドリルパイプ専用
のパイプストレージ装置100に格納することも多い。
このパイプストレージ装置100は、ラッキングフレー
ム支持ピラー101に複数のラッキングフレーム102
を多段に且つ一端部において回動自在に枢着し、各ラッ
キングフレーム102を上下に回動させる油圧シリンダ
103を設け、ラッキングフレーム支持ピラー101の
上端にパイプ搬出入装置104を設け、複数のラッキン
グフレーム102の自由端側にエレベータピラー105
を設け、エレベータピラー105にパイプ110を1本
ずつ昇降させるパイプ昇降機106を設けた構造のもの
である。パイプ110の搬出時には上段側のラッキング
フレーム102上の前列側(エレベータピラー105
側)のパイプ110から順にパイプ昇降機106で上昇
させてパイプ搬出入装置104へ受渡し、またパイプ1
10の格納時にはパイプ搬出入装置104から受け取っ
たパイプ110をパイプ昇降機106で下降させて、下
段側のラッキングフレーム102から順にパイプ110
を格納していくように構成してある。
【0004】一方、特公昭51−30351号公報、特
公昭52−1548号公報には、多段に設けた複数の傾
斜状のラッキングフレーム上に複数のパイプを分類して
格納し、これらラッキングフレームの外端側からパイプ
を投入可能に構成するとともに、これらラッキングフレ
ームの内端部をパイプ自動選別装置に接続し、このパイ
プ自動選別装置により所望のパイプを適宜選択して外部
へ搬出可能に構成してなるパイプ自動選別取り出し装置
が記載されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】前記ドリルパイプスト
レージ、ケーシングストレージなどのパイプストレージ
に多数のパイプを俵積み状に格納するパイプ格納方式で
は、洋上の動揺条件下において荷崩れが発生し易いこ
と、パイプ搬出入時クレーンのワイヤなどをパイプに掛
け回す玉掛け作業など重筋労働を伴うこと、パイプ搬出
入の自動化が難しいこと、等の問題がある。
【0006】前記図17に図示のパイプストレージ装置
では、パイプの搬出入順序が固定的に決められ、パイプ
の搬出は上段のラッキングフレームから順々に行う必要
があり、またパイプの搬入は下段のラッキングフレーム
から順々に行う必要があるので、掘削スケジュールが制
約され、掘削スケジュールを変更する場合には、パイプ
ストレージ装置に格納してあるパイプの入れ換えを行う
必要があること、パイプ搬出入装置が高所にあるため高
所での玉掛け作業を行なわなければならないこと、ラッ
キングフレーム間の間隔が固定されているので、種々の
口径のパイプを格納できないこと、などの問題がある。
【0007】前記公報に記載のパイプ自動選別取り出し
装置は、パイプの自動選別用の装置であり、本質的に多
数のパイプを格納するのに適したものではないこと、パ
イプの搬入の自動化を図る為の改善が全くなされていな
いこと、などの問題がある。本考案の目的は、パイプの
搬出入の順序の自由度が大きく、パイプ搬出入に付随す
る作業(玉掛け作業など)の安全性を高め得るパイプス
トレージ装置、種々の口径のパイプを格納し得る汎用性
の高いパイプストレージ装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るパイプス
トレージ装置は、石油掘削装置等で使用する多数のパイ
プを口径別に分類して多列・多段に格納する為のパイプ
ストレージ装置において、ラッキングフレーム支持ピラ
ーに後端部において片持状に夫々支持され且つ上下方向
適当間隔おきに多段に平行に配設された複数のラッキン
グフレームを有する1対のパイプラッキング装置であっ
てパイプの全長以下の所定間隔あけて左右に並設された
1対のパイプラッキング装置を有するパイプ収納装置
と、前記パ
【0009】イプ収納装置の前方に配設され、パイプ収
納装置の左右に対応する各対のラッキングフレームに対
して択一的にパイプを搬出入可能なパイプ搬出入装置と
を備え、前記パイプ収納装置の各パイプラッキング装置
の複数のラッキングフレームは、前方下がり傾斜状に配
設され、前記各ラッキングフレームの前端側部分には、
最前列のパイプを係止解除可能に係止するストッパ手段
と、このストッパ手段と協働して最前列のパイプを出し
入れするパイプ出し入れ手段とを設けたことを特徴とす
るものである。
【0010】請求項に係るパイプストレージ装置は、
請求項の装置において、前記パイプ収納装置の各パイ
プラッキング装置のラッキングフレーム支持ピラーは、
複数のラッキングフレームの後端部を昇降自在に案内す
る昇降用ガイド手段と、複数のラッキングフレームの間
隔を可変させる間隔可変手段と、複数のラッキングフレ
ームの後端部を昇降不能にロックするロック手段とを備
えたことを特徴とするものである。
【0011】請求項に係るパイプストレージ装置は、
請求項1又は請求項2の装置において、前記パイプ搬出
入装置は、左右のパイプラッキング装置の前方において
左右に延びる水平な昇降フレームと、昇降フレームの両
端部を昇降自在に案内する少なくとも1対のガイド柱部
材と、昇降フレームの両端部をガイド柱部材に沿って昇
降させる昇降手段と、昇降フレームに設けられ左右に対
応する1対のラッキングフレームのパイプ出し入れ手段
と協働して1対のラッキングフレームの最前列にパイプ
を出し入れするパイプ搬出入手段とを備えたことを特徴
とするものである。
【0012】
【作用】請求項1に係るパイプストレージ装置は、石油
掘削装置等で使用する多数のパイプを口径別に分類して
多列・多段に格納する為のパイプストレージ装置であ
り、このパイプストレージ装置においては、パイプ収納
装置がパイプの全長以下の所定距離空けて左右に並設さ
れた左右1対のパイプラッキング装置を有し、各パイプ
ラッキング装置は、そのラッキングフレーム支持ピラー
に後端部において片持状に夫々支持され且つ上下方向適
当間隔おきに多段に平行に配設された複数のラッキング
フレームを有しているので、左右に対応する各対のラッ
キングフレームに複数列のパイプを架橋状に格納するこ
とが出来る。
【0013】前記パイプストレージ装置のパイプ搬出入
装置は、パイプ収納装置の前方に配設され、パイプ収納
装置の左右に対応する各対のラッキングフレームに対し
て択一的にパイプを搬出入可能に構成されているので、
各段のラッキングフレームに対して自由にパイプを搬出
入でき、パイプ搬出入の順序の自由度が大きくなる。更
に、最下段のラッキングフレームに対してもパイプを搬
出入できるので、外部に対してパイプを授受する際には
最下段の低い位置においてパイプを授受出来るから、こ
のパイプの授受に付随する作業(玉掛け作業など)の作
業性・安全性が向上する。
【0014】前記パイプ収納装置の各パイプラッキング
装置の複数のラッキングフレームは、前方下がり傾斜状
に配設されているので、各段のラッキングフレーム上の
複数列のパイプは自重により常に前方へ即ちパイプ搬出
入装置の方へ付勢されるため、パイプの搬出の為の機構
が簡単化する。 前記各ラッキングフレームの前端側部分
には、最前列のパイプを係止解除可能に係止するストッ
パ手段と、このストッパ手段と協働して最前列のパイプ
を出し入れするパイプ出し入れ手段とを設けたので、パ
イプ搬出入装置との間で能率的にパイプの搬出入を行う
ことが出来る。
【0015】請求項に係るパイプストレージ装置にお
いては、基本的に請求項と同様の作用が得られるが、
前記パイプ収納装置の各パイプラッキング装置のラッキ
ングフレーム支持ピラーは、複数のラッキングフレーム
の後端部を昇降自在に案内する昇降用ガイド手段と、複
数のラッキングフレームの間隔を可変させる間隔可変手
段と、複数のラッキングフレームの後端部を昇降不能に
ロックするロック手段とを備えているので、必要に応じ
てラッキングフレーム間間隔を変えて固定することが出
来るから、種々の口径のパイプを格納可能となり、汎用
性に優れる。
【0016】請求項に係るパイプストレージ装置にお
いては、基本的に請求項1又は請求項2と同様の作用が
得られるが、前記パイプ搬出入装置は、左右のパイプラ
ッキング装置の前方において左右に延びる水平な昇降フ
レームと、昇降フレームの両端部を昇降自在に案内する
少なくとも1対のガイド柱部材と、昇降フレームの両端
部をガイド柱部材に沿って昇降させる昇降手段と、昇降
フレームに設けられ左右に対応する1対のラッキングフ
レームのパイプ出し入れ手段と協働して1対のラッキン
グフレームの最前列にパイプを出し入れするパイプ搬出
入手段とを備えている。
【0017】従って、パイプの搬出入時には、昇降フレ
ームを選択された段のラッキングフレームのレベルまで
上昇させ、次にその段の左右1対のラッキングフレーム
のパイプ出し入れ手段と協働してパイプ搬出入手段によ
りパイプを搬出入し、その後昇降フレームを最下位置ま
で下降させればよい。外部のクレーン等との間でパイプ
を授受する際には昇降フレームを最下位置に保持した状
態にてパイプの授受を行うことで、玉掛け作業などの作
業性・作業能率を高めることができる。
【0018】
【考案の効果】前記作用の項で説明したように本考案に
よれば、次のような効果が得られる。請求項1に係るパ
イプストレージ装置によれば、パイプ収納装置が左右1
対のパイプラッキング装置を有し、その各々はそのラッ
キングフレーム支持ピラーに後端部において片持状に夫
々支持され且つ上下方向適当間隔おきに多段に平行に配
設された複数のラッキングフレームを有するので、左右
に対応する各対のラッキングフレームに複数列のパイプ
を架橋状に格納することが出来る。
【0019】前記パイプ収納装置の左右に対応する各対
のラッキングフレームに対して択一的にパイプを搬出入
可能なパイプ搬出入装置を設けたので、各段のラッキン
グフレームに対して自由にパイプを搬出入でき、パイプ
搬出入の順序の自由度が大きくなる。 更に、最下段の
ラッキングフレームに対してもパイプを搬出入できるの
で、外部に対してパイプを授受する際には最下段の低い
位置においてパイプを授受出来るから、このパイプの授
受に付随する作業(玉掛け作業など)の作業性・安全性
が向上する。
【0020】前記複数のラッキングフレームは前方下が
り傾斜状に配設されているので、各段のラッキングフレ
ーム上の複数列のパイプは自重により常に前方へ即ちパ
イプ搬出入装置の方へ付勢されるため、パイプの搬出の
為の機構が簡単化する。 前記各ラッキングフレームの前
端側部分に、ストッパ手段と、このストッパ手段と協働
して最前列のパイプを出し入れするパイプ出し入れ手段
とを設けたので、パイプ搬出入装置との間で能率的にパ
イプの搬出入を行うことが出来る。
【0021】請求項に係るパイプストレージ装置によ
れば、基本的に請求項と同様の効果が得られるが、前
記パイプ収納装置の各パイプラッキング装置のラッキン
グフレーム支持ピラーに、昇降用ガイド手段と、間隔可
変手段と、ロック手段とを設けたことにより、必要に応
じてラッキングフレーム間間隔を変えて固定することが
出来るから、種々の口径のパイプを格納可能となり、汎
用性に優れる。
【0022】請求項に係るパイプストレージ装置によ
れば、基本的に請求項1又は請求項2と同様の効果が得
られるが、前記パイプ搬出入装置が、水平な昇降フレー
ムと、これを昇降自在に案内するガイド柱部材と、昇降
フレームを昇降させる昇降手段と、1対のラッキングフ
レームの最前列にパイプを出し入れするパイプ搬出入手
段とを備えているので、選択された所望の段のラッキン
グフレームに対してパイプの搬出入を能率的に行うこと
が出来ること、外部のクレーン等との間でパイプを授受
する際には昇降フレームを最下位置に保持した状態にて
パイプの授受を行うことで、玉掛け作業などの作業性・
作業能率を高め得ること、などの効果が得られる。
【0023】
【実施例】以下、本考案の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は、通称セミサブ型リグと称する洋
上石油掘削装置用のパイプストレージ装置であって、ド
リルパイプ及びドリルカラー又はケーシングパイプを収
納する為のパイプストレージ装置に本考案を適用した場
合の実施例である。図1に示すように、この石油掘削装
置は、ドリリングタワー1と、ライザーパイプを収納す
る為のパイプストレージ装置2と、ケーシングパイプを
収納する為のパイプストレージ装置3と、本考案に係る
ドリルパイプ(又はドリルカラー)Pを収納する為のパ
イプストレージ装置4と、各パイプストレージ装置2〜
4にパイプを搬入しまた各パイプストレージ装置2〜4
からドリリングタワー1にパイプを搬出したりする為の
自走式のパイプ搬送装置5とを備えており、ドリリング
タワー1内及びドリルフロア1a上には、パイプ接続・
分離装置、ウインチ装置、トップドライブ装置、ラッキ
ングボード及びラッキングアーなどが設けられてい
る。
【0024】次に、パイプストレージ装置4について説
明する。尚、図2に図示のように前後左右方向を定義し
て説明する。図2〜図4に示すように、パイプストレー
ジ装置4は、ドリルパイプPの全長より短い間隔をあけ
て左右に並設された1対のパイプラッキング装置11を
有するパイプ収納装置10と、パイプ収納装置10にド
リルパイプPを搬出入する為のパイプ搬出入装置50と
を備えている。尚、パイプ収納装置10は、パイプ搬出
入装置50の前側と後側に対向状に夫々配設されている
が、前後のパイプ収納装置10は同様な構成なので、後
側のパイプ収納装置10について以下に説明する。
【0025】パイプ収納装置10の左右のパイプラッキ
ング装置11は、夫々ラッキングフレーム支持ピラー1
2とラッキングフレーム支持ピラー12に上下方向所定
間隔おきに11段に平行に配設された略直方体状の11
組のラッキングフレーム13などを備え、これらラッキ
ングフレーム13は、夫々その後端部においてラッキン
グフレーム支持ピラー12に片持状に支持されるととも
に前方下がり傾斜状に配設され、左右に対応する各対の
ラッキングフレーム13のうち下方から1段目と2段目
のラッキングフレーム13には、5インチのドリルパイ
プPが複数列架橋状に収納され、3段目から11段目の
ラッキングフレーム13には、3.5インチのドリルパ
イプPが複数列架橋状に収納されている。また、左右の
パイプラッキング装置11には、11段目のラッキング
フレーム13に収納されたドリルパイプPが浮き上がる
のを防止する為の押さえフレーム14がラッキングフレ
ーム支持ピラー12に後端部で片持状に支持されて夫々
設けられ、また、1段目のラッキングフレーム13を除
く各段のラッキングフレーム13の下端前部には、下側
のラッキングフレーム13に収納されたドリルパイプP
が浮き上がるのを防止する為のクッション性を有するシ
ート部材15が装着されている。
【0026】次に、左右のパイプラッキング装置11の
各ラッキングフレーム13の前端側部分に設けられ最前
列のドリルパイプPを出し入れする為のパイプ出し入れ
機構20について説明する。尚、各パイプ出し入れ機構
20は同様な構成なので、左側のパイプラッキング装置
11の3段目のラッキングフレーム13に設けられたパ
イプ出し入れ機構20について説明する。図5・図6に
示すょうに、パイプ出し入れ機構20は、ラッキングフ
レーム13の前端側部分に配設された可動アーム21
と、可動アーム21を図示のように前後方向に所定スト
ローク移動駆動する油圧シリンダ23とを備え、可動ア
ーム21は、左右1対のアーム部材22を連結して構成
され、各アーム部材22の前端部には、ラッキングフレ
ーム13上の最前列のドリルパイプPを受け止める為の
受部22aが形成され、受部22aはラッキングフレー
ム13の上板16に前後方向向きに形成された開口部1
6aから上方に突出している。可動アーム21の左右両
側に夫々位置するラッキングフレーム13の内板部材1
7A・17Bには、前後方向向きに長孔17aが夫々形
成され、可動アーム21は左右の長孔17aに移動自在
に係合する前後のピン24を介して左右の内板部材17
A・17Bに支持されている。
【0027】次に、左右のパイプラッキング装置11の
各ラッキングフレーム13の前端側部分に設けられ、パ
イプ出し入れ機構20により最前列のドリルパイプPを
出し入れする際にこのドリルパイプPを係止解除可能に
係止するストッパ機構30について説明する。尚、各ス
トッパ機構30は同様な構成なので、左側のパイプラッ
キング装置11の3段目のラッキングフレーム13に設
けられたストッパ機構30について説明する。図7〜図
10に示すように、ストッパ機構30は、可動アーム2
1と略同じ長さのガイド部材31であって前後のピン2
4を介して可動アーム21に連動連結されたガイド部材
31と、ラッキングフレーム13の内板部材17Cと固
定板部材17Dに夫々形成された上下方向向きの長孔1
7bに遊嵌状に挿通したピン32及びピン32より少し
長いピン33と、ピン32・33に設けられドリルパイ
プPを係止する為の係止部34aを有するストッパ部材
34と、内板部材17Cと固定板部材17Dに装着され
たピン35とピン35に枢着されたウェイト36と、内
板部材17Cにブラケット37を介して設けられたアー
ム部材38と、アーム部材38を回動駆動させる為の油
圧シリンダー39などを備えている。
【0028】ガイド部材31には傾斜ガイド部31bを
有するガイド溝31aが前後方向向きに形成され、ピン
32・33の右端部にはスペーサ40と係合部材41と
が装着され、ピン32・33の左端部にはスペーサ40
が装着され、アーム部材38には係合部材41が係合す
る係合部38aが形成され、油圧シリンダ39のロッド
を伸長させると、アーム部材38と係合部材41とを介
してピン33の左端部がガイド部材31のガイド溝31
aに嵌入し、ロッドを退入させると、ピン33の左端部
がガイド溝31aから離隔する。ラッキングフレーム1
3からドリルパイプPを出し入れしないときには、油圧
シリンダ39のロッドは退入していてピン33の左端部
はガイド溝31aから離隔し、図9に示すように、ウェ
イト36によりピン33を介してストッパ部材34が押
し上げられ、ストッパ部材34の係止部34aはラッキ
ングフレーム13の上板16の前端に形成された開口部
16bから突出し、最前列のドリルパイプPを可動アー
ム21の受部22aとともに係止している。
【0029】前記状態から最前列のドリルパイプPをラ
ッキングフレーム13から取り出すときには、一旦油圧
シリンダ23のロッドを所定ストローク伸長させ、油圧
シリンダ39のロッドを伸長させてピン33の左端部を
ガイド溝31aの後部に嵌入させた後、油圧シリンダ2
3のロッドを退入させてストッパ部材34を下方に退入
させる。この状態では、ストッパ部材34の係止部34
aが開口部16bより下方に退入し、ドリルパイプPは
可動アーム21の受部22aのみで係止される。次に、
油圧シリンダ23のロッドを伸長させて可動アーム21
を前方に駆動すると、ガイド部材31が前方に移動す
る。ピン33の左端部がガイド溝31aの傾斜ガイド部
31bに摺接すると、ピン33を介してストッパ部材3
4の係止部34aが開口部16bから次第に突出し、第
2列以後のドリルパイプPはストッパ部材34により係
止され、最前列のドリルパイプPのみ可動アーム21の
受部22aで受け止められる。次に、可動アーム21が
所定ストローク前方に移動し、可動アーム21により取
り出されたドリルパイプPが後述するパイプ搬出入装置
50のパイプ搬出入機構65に受け渡される。その後可
動アーム21をラッキングフレーム13へ退入させる
と、ピン33の左端部がガイド部材31のガイド溝31
aの前部に摺接してストッパ部材34が下方に退入し、
最前列のドリルパイプPは、可動アーム21の受部22
aのみで係止される。一方、ドリルパイプPをラッキン
グフレーム13の最前列に取り入れるときには、ピン3
3の左端部をガイド溝31aから離隔させた状態で、可
動アーム21を前方に所定ストローク移動させ、次に、
パイプ搬出入機構65から可動アーム21にドリルパイ
プPが受け渡され、その後可動アーム21がラッキング
フレーム13に退入するときに、可動アーム21上のド
リルパイプPがストッパ部材34の係止部34aに当接
すると、係止部34aが下方に退入し、その間可動アー
ム21上のドリルパイプPがラッキングフレーム13の
最前列に移送される。
【0030】次に、パイプ搬出入装置50について説明
する。図2に示すように、パイプ搬出入装置50は、パ
イプ収納装置10の前方において左右に水平に延び且つ
左右のパイプラッキング装置11の間隔より十分長い昇
降フレーム51であって、その左右両端部に夫々腕部5
1aを有する昇降フレーム51と、昇降フレーム51の
左右の腕部51aの前後両端部に対応して夫々立設され
ガイド溝52aを有するガイド柱部材52と、昇降フレ
ーム51をガイド柱部材52に沿って昇降させる為の昇
降機構55と、昇降フレーム51に左右のパイプラッキ
ング装置11に対応させて設けられた左右1対のパイプ
搬出入機構65と、昇降フレーム51の右端部に設けら
れた基端ストッパ72と、昇降フレーム51の左端部に
設けられた移動ストッパ機構75などを備えている。図
11に示すように、昇降機構55は、4本のガイド柱部
材52に夫々並設された柱部材56と、各柱部材56に
設けられた油圧シリンダ57、1対のプーリ58、及び
1対のプーリ58に掛装されたワイヤ59と、左右の腕
部51aの前後両端部に夫々設けられた枠部材60と、
各枠部材60に設けられガイド柱部材52のガイド溝5
2aに転動自在に係合した上下1対のガイド輪61及び
ガイド柱部材52の外端に転動自在に当接した上下1対
の転動輪62とを備え、各ワイヤ59の一端部は対応す
る枠部材60に連結され、各油圧シリンダ57を同期駆
動することによりワイヤ59を介して昇降フレーム51
は1段目のラッキングフレーム13に対応した位置と1
1段目のラッキングフレーム13に対応した位置とに亙
って昇降駆動される。
【0031】左右のパイプ搬出入機構65は、各ラッキ
ングフレーム13に設けられたパイプ出し入れ機構20
と協働して左右に対応する1対のラッキングフレーム1
3の最前列のドリルパイプPを出し入れする為のもので
ある。図12に示すように、各パイプ搬出入機構65
は、昇降フレーム51に設けられたブラケット66にピ
ン67を介して回動自在に設けられた前後1対の回動ア
ーム本体68と、前後の回動アーム本体68の先端部に
ピン69を介して回動自在に夫々設けられた回動アーム
70と、昇降フレーム51に設けられた前後1対の油圧
シリンダ71であってロッドが前後の回動アーム70に
夫々連結された油圧シリンダ71などで構成され、油圧
シリンダ71のロッドを退入させると、2点鎖線で図示
したように、回動アーム本体68と回動アーム70は下
降してパイプ搬出入機構65側に移動してきた対応する
パイプ出し入れ機構20の可動アーム21との間でドリ
ルパイプPを授受できる姿勢となり、ロッドを進出させ
ると、実線で図示したように、回動アーム本体68と回
動アーム70は上昇してドリルパイプPを回動アーム本
体68の基端部で保持できる姿勢となる。
【0032】基端ストッパ72と移動ストッパ機構75
は、左右のパイプ搬出入機構65に保持されたドリルパ
イプPを所定位置に位置決めする為のものである。図1
3に示すように、基端ストッパ72は昇降フレーム51
の右側の腕部51aに設けられた1対のブラケット73
とこれらブラケット73に固着されたストッパ部材74
とで構成され、移動ストッパ機構75は、昇降フレーム
51の左端部に設けられ左右方向向きの長孔76aを有
する前後1対の板部材76と、左右の長孔76aに移動
自在に係合した左右のピン77に装着されたストッパ部
材78と、ロッドが右側のピン77に連結された油圧シ
リンダ79などで構成されている。
【0033】このように構成されたパイプストレージ装
置4の作用について説明する。尚、3段目のラッキング
フレーム13にドリルパイプPを搬出入する場合を例に
説明する。ドリルパイプPを搬出する場合には、図4に
示すように、パイプ搬出入装置50の昇降フレーム51
を1段目のラッキングフレーム13に対応する最下降位
置に位置させるとともに、3段目の左右に対応するラッ
キングフレーム13のストッパ機構30のピン33をガ
イド部材31のガイド溝31aに嵌入させた状態とす
る。次に、移動ストッパ機構75の油圧シリンダ79を
駆動してストッパ部材78を昇降フレーム51の左端部
に移動させる。次に、昇降機構55により左右のパイプ
搬出入機構65を3段目のラッキングフレーム13に対
応する位置に上昇させ、その後、左右のパイプ搬出入機
構65の後側の油圧シリンダ71のロッドを退入させ
て、後側の回動アーム本体68と回動アーム70を下降
させる。次に、3段目の左右の可動アーム21を前方に
進出させて左右のラッキングフレーム13の最前列のド
リルパイプPを取り出し、このトリルパイプPをパイプ
搬出入機構65側に移送する。
【0034】次に、左右のパイプ搬出入機構65の後側
の油圧シリンダ71のロッドを伸長させて回動アーム本
体68と回動アーム70を上昇させる。このとき、ドリ
ルパイプPは左右の回動アーム70ですくい上げられる
とともに、回動アーム本体68の基端部側に転動して保
持される。次に、移動ストッパ機構75の油圧シリンダ
79を駆動し、ストッパ部材78によりドリルパイプP
の右端部を基端ストッパ72のストッパ部材74に当接
させて位置決めし、その後、左右の可動アーム21をラ
ッキングフレーム13側に退入させる。次に、パイプ搬
出入装置50の昇降フレーム51を最下降位置に下降さ
せて、パイプ搬送装置5により左右のパイプ搬出入機構
65に保持されているドリルパイプPを搬出する。
【0035】一方、ドリルパイプPを搬入する場合に
は、移動ストッパ機構75のストッパ部材78を昇降フ
レーム51の左端部に移動させるとともに、パイプ搬出
入装置50の昇降フレーム51を最下降位置に位置させ
た状態において、パイプ搬送装置5によりドリルパイプ
Pを左右のパイプ搬出入機構65に載置する。次に、移
動ストッパ機構75の油圧シリンダ79を駆動してドリ
ルパイプPを位置決めする。次に、昇降機構55を駆動
して左右のパイプ搬出入機構65を3段目のラッキング
フレーム13に対応する位置に上昇させる。次に、ピン
33をガイド溝31aから隔離させた状態で、左右の可
動アーム21を前方に駆動し、その後前記同様してドリ
ルパイプPをパイプ搬出入機構65から可動アーム21
に授受する。次に、左右の可動アーム21をラッキング
フレーム13側に退入させてラッキングフレーム13に
搬入する。尚、3段目以外の各段のラッキングフレーム
13にドリルパイプPを搬出入する場合にも、前記同様
にすればよい。
【0036】このように、パイプ搬出入装置50は、パ
イプ収納装置10の左右に対応する各対のラッキングフ
レーム13に対して択一的にドリルパイプPを搬出入可
能に構成されているので、各段のラッキングフレーム1
3に対して自由にドリルパイプPを搬出入でき、パイプ
搬出入の順序の自由度が大きくなる。また、パイプ搬送
装置5に対してドリルパイプPを授受する際には、最下
段の低い位置においてドリルパイプPを授受できるの
で、ドリルパイプPの授受に付随する作業(玉掛け作業
など)の作業性・安全性が向上する。更に、各段のラッ
キングフレーム13は、前方下がり傾斜状に配設され、
各段のラッキングフレーム13上の複数列のドリルパイ
プPは自重により常に前方のパイプ搬出入装置50側に
付勢されるため、パイプ出し入れ機構20の構成を簡単
化することが出来る。加えて、パイプ出し入れ機構20
はストッパ機構30と協働して最前列のドリルパイプP
を出し入れするので、パイプ搬出入装置50との間で能
率的にドリルパイプPを搬出入することが出来る。
【0037】
【別実施例】本実施例のパイプストレージ装置3は、ラ
ッキングフレーム13A間の間隔を可変できるように構
成したものである。尚、前記実施例と同様の部材には同
様の符号を付して説明を省略する。図14〜図16に示
すように、ラッキングフレーム支持ピラー12Aの4隅
部には、夫々円柱状の昇降用ガイド柱部材80が設けら
れ、10段に構成されたラッキングフレーム13Aのう
ち最下段のラッキングフレーム13Aの後端部はラッキ
ングフレーム支持ピラー12Aに固定して支持され、最
下段以外のラッキングフレーム13Aの後端部は、4本
の昇降用ガイド柱部材80に昇降自在に配設され、最下
段より3段目から5段目のラッキングフレーム13Aの
後端部の左右の側壁部は、夫々左右の平行リンク機構8
1を介して連結され、6段目から10段目のラッキング
フレーム13Aの後端部の左右の側壁部は、夫々左右の
平行リンク機構82を介して連結され、左右の平行リン
ク機構81は夫々油圧シリンダ83により伸縮駆動さ
れ、左右の平行リンク機構82は夫々油圧シリンダ84
により伸縮駆動される。また、ラッキングフレーム支持
ピラー12Aの後側には、3段目から5段目のラッキン
グフレーム13Aを昇降不能に固定する為のロック装置
85が配設され、ラッキングフレーム支持ピラー12A
の左右両側には、6段目から10段目のラッキングフレ
ーム13Aを昇降不能に固定する為のロック装置86が
夫々配設され、各ロック装置85・86はロック部材8
7、連結部材88及び油圧シリンダ89などで構成され
ている。
【0038】更に、2段目のラッキングフレーム13A
の後側下部とラッキングフレーム支持ピラー12Aの後
側下端間に油圧シリンダ91が配設され、2段目のラッ
キングフレーム13Aは油圧シリンダ91により昇降駆
動される。また、ラッキングフレーム支持ピラー12A
の後側には、2段目のラッキングフレーム13Aを昇降
不能に固定する為のロック装置92が配設され、ロック
装置92はロック部材93、油圧シリンダ94などで構
成される。
【0039】このように構成されたパイプストレージ装
置3においては、油圧シリンダ94を駆動或いは油圧シ
リンダ83・84を駆動して平行リンク機構81・82
を伸縮駆動することにより、ラッキングフレーム13A
間の間隔を変えることが出来、また、間隔を変えた後に
ロック装置92及び85・86によりその間隔を固定す
ることが出来るので、ドリルパイプP以外に種々の口径
のケーシングパイプも収納することが可能になり、パイ
プストレージ装置3の汎用性を高めることが出来る。
尚、前記パイプストレージ装置4・3は石油掘削用パイ
プ以外に種々のパイプの収納に適用出来ることは勿論で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】石油掘削装置の斜視図である。
【図2】パイプストレージ装置の斜視図である。
【図3】パイプストレージ装置の平面図である。
【図4】パイプストレージ装置の側面図である。
【図5】ラッキングフレームの部分平面図である。
【図6】ラッキングフレームの部分側面図である。
【図7】図6の7−7線断面図である。
【図8】図5の8−8線断面図である。
【図9】図5の9−9線断面図である。
【図10】図6の10−10線断面図である。
【図11】図3の11矢視図である。
【図12】パイプ搬出入機構の側面図である。
【図13】基端ストッパと移動ストッパ機構の正面図で
ある。
【図14】別実施例に係るパイプストレージ装置の図2
相当図である。
【図15】別実施例に係るパイプストレージ装置の部分
平面図である。
【図16】別実施例に係るパイプストレージ装置の側面
図である。
【図17】従来技術に係るパイプストレージ装置の側面
図である。
【符号の説明】
P ドリルパイプ 4・3 パイプストレージ装置 10・10A パイプ収納装置 11・11A パイプラッキング装置 12・12A ラッキングフレーム支持ピラー 13・13A ラッキングフレーム 20 パイプ出し入れ機構 30 ストッパ機構 50 パイプ搬出入装置 51 昇降フレーム 52 ガイド柱部材 55 昇降機構 65 パイプ搬出入機構 80 昇降用ガイド柱部材 81・82 平行リンク機構 83・84 油圧シリンダ 85・86 ロック装置

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 石油掘削装置等で使用する多数のパイプ
    を口径別に分類して多列・多段に格納する為のパイプス
    トレージ装置において、 ラッキングフレーム支持ピラーに後端部において片持状
    に夫々支持され且つ上下方向適当間隔おきに多段に平行
    に配設された複数のラッキングフレームを有する1対の
    パイプラッキング装置であってパイプの全長以下の所定
    間隔あけて左右に並設された1対のパイプラッキング装
    置を有するパイプ収納装置と、 前記パイプ収納装置の前方に配設され、パイプ収納装置
    の左右に対応する各対のラッキングフレームに対して択
    一的にパイプを搬出入可能なパイプ搬出入装置とを備
    え、 前記パイプ収納装置の各パイプラッキング装置の複数の
    ラッキングフレームは、前方下がり傾斜状に配設され、 前記各ラッキングフレームの前端側部分には、最前列の
    パイプを係止解除可能に係止するストッパ手段と、この
    ストッパ手段と協働して最前列のパイプを出し入れする
    パイプ出し入れ手段とを設けた、 ことを特徴とするパイプストレージ装置。
  2. 【請求項2】 前記パイプ収納装置の各パイプラッキン
    グ装置のラッキングフレーム支持ピラーは、複数のラッ
    キングフレームの後端部を昇降自在に案内する昇降用ガ
    イド手段と、複数のラッキングフレームの間隔を可変さ
    せる間隔可変手段と、複数のラッキングフレームの後端
    部を昇降不能にロックするロック手段とを備えたことを
    特徴とする請求項1に記載のパイプストレージ装置。
  3. 【請求項3】 前記パイプ搬出入装置は、左右のパイプ
    ラッキング装置の前方において左右に延びる水平な昇降
    フレームと、昇降フレームの両端部を昇降自在に案内す
    る少なくとも1対のガイド柱部材と、昇降フレームの両
    端部をガイド柱部材に沿って昇降させる昇降手段と、昇
    降フレームに設けられ左右に対応する1対のラッキング
    フレームのパイプ出し入れ手段と協働して1対のラッキ
    ングフレームの最前列にパイプを出し入れするパイプ搬
    出入手段とを備えたことを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載のパイプストレージ装置。
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