JPH0857Y2 - ケーブル外被切断用定規 - Google Patents
ケーブル外被切断用定規Info
- Publication number
- JPH0857Y2 JPH0857Y2 JP6412289U JP6412289U JPH0857Y2 JP H0857 Y2 JPH0857 Y2 JP H0857Y2 JP 6412289 U JP6412289 U JP 6412289U JP 6412289 U JP6412289 U JP 6412289U JP H0857 Y2 JPH0857 Y2 JP H0857Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ruler
- cable
- cable jacket
- slit
- cutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Cutting Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ケーブル外被をその長さ方向に切断する際
に使用する定規に関する。
に使用する定規に関する。
ポリエチレン、塩化ビニール等のシース(外被)をも
ったケーブルの成端処理、端子函取付けを行う場合、例
えば、第3図に示すように端子函Aにケーブルaを取付
ける場合、第4図(a)に示すように、ケーブルaのシ
ースbをその長さ方向に切り裂き、その切り裂いたシー
スbを取付金具cに被せる作業を行う。
ったケーブルの成端処理、端子函取付けを行う場合、例
えば、第3図に示すように端子函Aにケーブルaを取付
ける場合、第4図(a)に示すように、ケーブルaのシ
ースbをその長さ方向に切り裂き、その切り裂いたシー
スbを取付金具cに被せる作業を行う。
このシースbの切り裂き作業は、カッタ(例えば、岡
田工業(株):商品名:NTカッタ、第2図参照)によ
り、シースb長さ方向に切溝を形成して行う。このと
き、ケーブル芯dを傷つけずにシースbのみを切る必要
があり、熟練を必要とするうえに、ケーブル芯dを傷つ
けまいとする緊張のあまり、カッタが滑って手、指を傷
つける等の事故がしばしば生じている。また、熟練者に
おいても、切溝が深すぎ、しばしばケーブル芯dを傷つ
けている。
田工業(株):商品名:NTカッタ、第2図参照)によ
り、シースb長さ方向に切溝を形成して行う。このと
き、ケーブル芯dを傷つけずにシースbのみを切る必要
があり、熟練を必要とするうえに、ケーブル芯dを傷つ
けまいとする緊張のあまり、カッタが滑って手、指を傷
つける等の事故がしばしば生じている。また、熟練者に
おいても、切溝が深すぎ、しばしばケーブル芯dを傷つ
けている。
本考案は、以上の点に留意し、熟練を要せず、かつ安
全、確実にケーブル外被のみの長さ方向の切断を行い得
るようにすることを目的とする。
全、確実にケーブル外被のみの長さ方向の切断を行い得
るようにすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するため、本考案にあっては、長方形
状長尺物を所要数、所要間隔でその幅方向に並べ、その
並列された長尺物両端を可撓性の帯で連結して成る構成
の定規としたのである。
状長尺物を所要数、所要間隔でその幅方向に並べ、その
並列された長尺物両端を可撓性の帯で連結して成る構成
の定規としたのである。
上記長尺物裏面には緩衡層を設けることができる。
上記所要数、所要間隔は、ケーブル外被の径及び切溝
の間隔によって適宜に選択する。
の間隔によって適宜に選択する。
このように構成される定規でもってケーブル外被に切
溝を入れる際には、まず、前記NTカッタの刃を定規の厚
みとシースの厚みを足した長さを突出させ、ケーブルの
所要位置に定規を巻回状態で当てがい、その定規各長尺
物の間隔で形成されたスリットに刃を挿し込み、各スリ
ットに沿って移動させて外被に切溝を入れる。
溝を入れる際には、まず、前記NTカッタの刃を定規の厚
みとシースの厚みを足した長さを突出させ、ケーブルの
所要位置に定規を巻回状態で当てがい、その定規各長尺
物の間隔で形成されたスリットに刃を挿し込み、各スリ
ットに沿って移動させて外被に切溝を入れる。
このとき、カッタ本体を定規の表面に摺接しながらカ
ッタを移動させると、刃が、外被内面近くまで入り込ん
だ状態で、ケーブル芯を傷つけることなく移動する。
ッタを移動させると、刃が、外被内面近くまで入り込ん
だ状態で、ケーブル芯を傷つけることなく移動する。
第1図、第2図に示すように、ステンレス、真鍮等の
金属からなる長尺物1aを複数本並べ、その両端を、ステ
ンレス製薄片等の可撓性帯4で連結して、各長尺物1aの
間隙によりスリット2を形成し、長尺物1a裏面のスリッ
ト2両側全長に亘って、ゴム、プラスチックス等の緩衡
材(層)3を設けたものである。長尺物1a、スリット2
の長さ(可撓性帯4の幅)は、ケーブルaの切り裂き長
さに応じて適宜に決定する。
金属からなる長尺物1aを複数本並べ、その両端を、ステ
ンレス製薄片等の可撓性帯4で連結して、各長尺物1aの
間隙によりスリット2を形成し、長尺物1a裏面のスリッ
ト2両側全長に亘って、ゴム、プラスチックス等の緩衡
材(層)3を設けたものである。長尺物1a、スリット2
の長さ(可撓性帯4の幅)は、ケーブルaの切り裂き長
さに応じて適宜に決定する。
この実施例は、第2図に示すように、まず、切り裂こ
うとするケーブルaの所要位置に巻く。このとき、緩衡
材3が適当に圧縮され、長尺物1a(定規)がケーブルa
によくなじんで当てがわれるとともに、滑ることもな
い。長尺物1a(定規)の両端は、バンド、ワイヤ等を巻
回してケーブルaに固定するとよい。
うとするケーブルaの所要位置に巻く。このとき、緩衡
材3が適当に圧縮され、長尺物1a(定規)がケーブルa
によくなじんで当てがわれるとともに、滑ることもな
い。長尺物1a(定規)の両端は、バンド、ワイヤ等を巻
回してケーブルaに固定するとよい。
つぎに、NTカッタCの刃tを、長尺物1aの厚さとケー
ブル外被bの厚さを足した長さを本体C′から突出さ
せ、その刃tをスリット2に挿し込み、本体C′下端を
長尺物1a表面に摺接させながら、カッタCをスリット2
に沿って移動させ、刃tによりケーブル外被bを切る。
ブル外被bの厚さを足した長さを本体C′から突出さ
せ、その刃tをスリット2に挿し込み、本体C′下端を
長尺物1a表面に摺接させながら、カッタCをスリット2
に沿って移動させ、刃tによりケーブル外被bを切る。
このとき、刃tは、前記長さしか突出していないた
め、ケーブル芯dまで至ることがない。すなわち、ケー
ブル芯dが傷つくことがない。この作用を各スリット2
において行って、所要数の切溝を形成する。所要の切溝
がスリット2の長さより長い場合には、この定規をケー
ブル長さ方向に移動させて行う。
め、ケーブル芯dまで至ることがない。すなわち、ケー
ブル芯dが傷つくことがない。この作用を各スリット2
において行って、所要数の切溝を形成する。所要の切溝
がスリット2の長さより長い場合には、この定規をケー
ブル長さ方向に移動させて行う。
なお、長尺物1aはその幅方向にわん曲させると、ケー
ブルaに当てがった際のなじみがよい。
ブルaに当てがった際のなじみがよい。
また、スリット2に沿って目盛を設けることもでき
る。
る。
本考案は、以上のように構成したので、熟練を要せ
ず、かつ安全、確実にケーブル外被のみの長さ方向の切
断を行い得る効果がある。
ず、かつ安全、確実にケーブル外被のみの長さ方向の切
断を行い得る効果がある。
また、カッタを案内するスリットも複数あるため、ケ
ーブルに一度当てがうだけで、複数の切溝を形成できる
効果もある。
ーブルに一度当てがうだけで、複数の切溝を形成できる
効果もある。
第1図(a)、(b)は本考案に係るケーブル外被切断
用定規の一実施例の正面図、断面図、第2図は同実施例
の作用説明用斜視図、第3図及び第4図(a)、(b)
はケーブル切り裂き作用説明図である。 1a……長尺物、2……スリット、3……緩衡材(層)、
4……可撓性帯、a……ケーブル、b……切り裂き外
被、c……取付金具、d……ケーブル芯、A……端子
函、C……カッタ、C′……カッタ本体、t……刃。
用定規の一実施例の正面図、断面図、第2図は同実施例
の作用説明用斜視図、第3図及び第4図(a)、(b)
はケーブル切り裂き作用説明図である。 1a……長尺物、2……スリット、3……緩衡材(層)、
4……可撓性帯、a……ケーブル、b……切り裂き外
被、c……取付金具、d……ケーブル芯、A……端子
函、C……カッタ、C′……カッタ本体、t……刃。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大田 康彦 大阪府東大阪市岩田町2丁目3番1号 タ ツタ電線株式会社内 (72)考案者 村田 英秋 大阪府東大阪市岩田町2丁目3番1号 タ ツタ電線株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】長方形状長尺物1aを、所要数、所要間隔で
その幅方向に並べ、その並列された長尺物1a両端を可撓
性の帯4で連結して成るケーブル外被切断用定規。 - 【請求項2】長尺物1a裏面に緩衝層3を設けたことを特
徴とする請求項(1)記載のケーブル外被切断用定規。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6412289U JPH0857Y2 (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | ケーブル外被切断用定規 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6412289U JPH0857Y2 (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | ケーブル外被切断用定規 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH033979U JPH033979U (ja) | 1991-01-16 |
JPH0857Y2 true JPH0857Y2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=31594779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6412289U Expired - Lifetime JPH0857Y2 (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | ケーブル外被切断用定規 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0857Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-05-31 JP JP6412289U patent/JPH0857Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH033979U (ja) | 1991-01-16 |
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