JPH0855362A - 光学ヘッド - Google Patents

光学ヘッド

Info

Publication number
JPH0855362A
JPH0855362A JP6190441A JP19044194A JPH0855362A JP H0855362 A JPH0855362 A JP H0855362A JP 6190441 A JP6190441 A JP 6190441A JP 19044194 A JP19044194 A JP 19044194A JP H0855362 A JPH0855362 A JP H0855362A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical head
laser
semiconductor lasers
light
semiconductor laser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6190441A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Yamazaki
茂 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP6190441A priority Critical patent/JPH0855362A/ja
Publication of JPH0855362A publication Critical patent/JPH0855362A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Head (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】半導体レーザーのビームを整形することなく構
造が単純化できる、マルチビームを使用する半導体レー
ザーを光源とした光学ヘッドを提供する。 【構成】情報が記録された基板に光を照射して情報を光
学的に読み取る光学ヘッドであって、光の光源として複
数の半導体レーザー30,31を、それぞれの放射光が
互いに逆方向に向かうように配すると共に、複数の放射
光を光ディスク10側に反射させるための光反射手段3
5a,35bを複数の半導体レーザー30,31のそれ
ぞれに設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数のビームを使用
した光ディスク装置に適用して好適な光学ヘッドに関す
る。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置に用いられる光学ヘッド
では、半導体レーザーが記録再生光学系の光源として用
いられている。現在、複数のビームを使用した光ディス
ク装置として、ハイビジョン用追記型ディスクレコーダ
ーが知られている。この装置には2チャネルの半導体レ
ーザーを光源とする光学ヘッドが用いられている。
【0003】図4は、2チャネル半導体レーザーを使用
した2ビーム光学ヘッドの基本構成斜視図である。図4
によれば、1は光源として2チャネル半導体レーザーを
使用したレーザーダイオード、2はレーザーダイオード
から出射された拡散レーザー光束を平行光束にするカッ
プリングレンズ、3は回折格子、4は光束を2つに分割
する偏光ビームスプリッター、5はレンズ、6は光検出
器、7は波長板、8は絞り込みレンズ、10は情報記録
面10aを備えたディスクである。同図で10bは情報
ピット、10cはビームスポットである。
【0004】このような構造の光ヘッドでは、半導体レ
ーザーから放射されたレーザー光1cはカップリングレ
ンズ2、回折格子3、偏光ビームスプリッター4、波長
板7を経て絞り込みレンズ8によってディスク10の情
報記録面10aに絞り込まれる。情報記録面10aから
の反射光は偏光ビームスプリッター4で屈折され、レン
ズ5を介して検出器6で検出される。
【0005】一般的にレーザーダイオードに使用される
半導体レーザー21は、図5に示すように、活性層21
aからレーザー光22が放射される。そのレーザー光2
2は発散光22であり、角度による強度分布を持ってい
る。一般的に活性層21aに対する垂直な方向の光の放
射角度(θ1)は水平な方向の光の放射角度(θ2)より
も大きい(θ1>θ2)。このような半導体レーザーを一
体的に並べて2チャネル化すると、チャネル間の距離と
レーザー光の放射角の関係が一義的に図6に示す構造に
なる。
【0006】図4に示した従来の2チャネル半導体レー
ザーを使用した光学ヘッドでは、レーザーダイオードパ
ッケージ1a内に図6に示したようなシングルビームの
2個半導体レーザー24,25を一体的に並べた構造の
半導体レーザーを備えている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
2チャネルの半導体レーザーの光源を備えた図4の光学
ヘッドを用いてディスク10上にスポットを配置する
と、レーザー活性層がディスクのトラック方向と平行に
なるため、図7に示すようにディスク10上では読み取
り方向に細長いビームスポット10cを形成する(図4
にも示した)。このように読み取り方向に拡がったスポ
ット形状では読み取り性能が低下する。
【0008】従来は、この読み取り性能低下を防止する
ために、図8に示すように、レーザーダイオード1と回
折格子3間にカップリングレンズの代わりに、コリメー
タレンズ11とアナモルフィックプリズム12を順次配
してビーム整形を行っていた。
【0009】すなわち、このビーム整形では図7に示し
たトラック方向に細長いスポット10cが図9にビーム
スポット10dで示すように、絞られ略円形に整形され
た形状となり、読み取り性能が向上する。このように、
2チャネルの半導体レーザーを使用する従来の光学ヘッ
ドはビーム整形を要するため部品点数も多くなり、光学
系の結合効率も低下した。
【0010】そこで、この発明は半導体レーザーのビー
ムを整形することなく構造が単純化できる、マルチビー
ムを使用する半導体レーザーを光源とした光学ヘッドを
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明の請求項1においては、情報が記録された基
板に光を照射して情報を光学的に読み取る光学ヘッドで
あって、光の光源として複数の半導体レーザーを、それ
ぞれの放射光が互いに逆方向に向かうように配すると共
に、それぞれの放射光を光ディスク側に反射させるため
の光反射手段を複数の半導体レーザーのそれぞれに設け
たことを特徴とするものである。
【0012】また本発明の請求項2によれば、請求項1
において、光反射手段が複数の半導体レーザーからなる
光源に内蔵されたことを特徴とするものである。
【0013】
【作用】本発明の請求項1に係る光学ヘッドによれば、
図2に示すように、図1に示した光源のレーザーダイオ
ード26として配された2個の半導体レーザー30,3
1が互いに逆方向にレーザー光32,33を放射してい
る。そのレーザー光32,33は全反射ミラー35a,
35bでディスク側に反射する。
【0014】このような2チャネル半導体レーザーの構
成をとることにより、スポット形状はディスクのトラッ
ク方向に細長い楕円形状が90°回転したトラック方向
に絞られた楕円形状に整形される。
【0015】本発明の請求項2に係る光学ヘッドによれ
ば、全反射ミラー35a,35bが2個の半導体レーザ
ー30,31からなる光源に内蔵されている。そのた
め、光学系をコンパクトにしかも結合効率の損失を低減
することができる。
【0016】
【実施例】続いて、本発明に係る光学ヘッドの一実施例
を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る
光学ヘッドの一実施例の構成を示す斜視図であり、図2
は図1に示した光学ヘッドに使用する半導体レーザーの
配置図である。なお、図4及び図8と同一部分には同一
符号を付して説明を省略する。
【0017】図1及び図2に示すように、本発明に係る
光学ヘッドは図8に示した光学ヘッドの構成のうち、ビ
ーム整形用のアナモルフィックプリズム12を取り除
き、レーザーダイオード26のパッケージ26a内に2
個の半導体レーザー30,31を相互に背を向けた形で
一体化して配した構成となっている。すなわち、半導体
レーザー30の活性層30aから放射されるレーザー光
32と、半導体レーザー31の活性層31aから放射さ
れるレーザー光33は互いに遠ざかる(逆方向)方向に
向かう。半導体レーザー30,31にはそれぞれ全反射
ミラー35a,35bが配され、レーザー光32,33
をディスク側に反射させる。このように、全反射ミラー
35a,35bによってレーザー光32,33のスポッ
ト形状は90°変換され、図3に示すようにディスク1
0の読み取り方向が狭くなり、読み取り性能が向上す
る。
【0018】上述の光学ヘッドの実施例は2チャネル
(2ビーム)を利用した半導体レーザーを光源とした
が、4チャネル、6チャネル等を利用した半導体レーザ
ーを光源として同様に構成することによってマルチチャ
ネル(マルチビーム)の光学ヘッドを得ることができ
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は2チャネ
ル等の半導体レーザーを光源とした光学ヘッドにおい
て、半導体レーザーの向きを互いに光が逆方向に放射す
るように配し、その光をディスク側に立ち上げるために
全反射ミラーを設けるように構成したものである。
【0020】このような構成をとることにより複数のレ
ーザービームスポットは90°向きが変換される。その
ため、放射角が広い方向(θ1)をディスクの読み取り
方向に向けることができる。その結果、光路の途中にア
ナモルフィックプリズム等のビーム整形装置を備えるこ
となく、ディスク上のスポットの読み取り方向を絞り、
読み取り性能を向上させることができる。
【0021】また、ビーム整形を要しないので光の結合
効率を低下させることがなく、半導体レーザーの寿命が
延び、従って光学ヘッドの寿命も延びる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光学ヘッドの一実施例の構成を示
す斜視図である。
【図2】本発明に係る光学ヘッドに使用する半導体レー
ザーの配置図である。
【図3】本実施例によるビームスポット整形を示す図で
ある。
【図4】従来の2チャネル半導体レーザーを使用した光
学ヘッドの基本構成斜視図である。
【図5】半導体レーザーのレーザー光特性を示す図であ
る。
【図6】従来の2チャネル半導体レーザーの配置図であ
る。
【図7】図4に示した光学ヘッドによるスポット形状を
示す図である。
【図8】従来の2チャネル半導体レーザーを使用した光
学ヘッド(ビーム整形)の構成斜視図である。
【図9】図8に示した従来の光学ヘッドによるスポット
形状を示す図である。
【符号の説明】
1,26 レーザーダイオード 2 カップリングレンズ 3 回折格子 4 ビームスプリッター 6 光検出器 8 絞り込みレンズ 10 ディスク 11 コリメータ 21,24,25,30,31 半導体レーザー 30a,30b 活性層 35a,35b 全反射ミラー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報が記録された基板に光を照射して上
    記情報を光学的に読み取る光学ヘッドであって、 上記光の光源として複数の半導体レーザーを、それぞれ
    の放射光が互いに逆方向に向かうように配すると共に、
    上記それぞれの放射光を上記光ディスク側に反射させる
    ための光反射手段を上記複数の半導体レーザーのそれぞ
    れに設けたことを特徴とする光学ヘッド。
  2. 【請求項2】 上記光反射手段が上記複数の半導体レー
    ザーからなる光源に内蔵されたことを特徴とする請求項
    1記載の光学ヘッド。
JP6190441A 1994-08-12 1994-08-12 光学ヘッド Pending JPH0855362A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6190441A JPH0855362A (ja) 1994-08-12 1994-08-12 光学ヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6190441A JPH0855362A (ja) 1994-08-12 1994-08-12 光学ヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0855362A true JPH0855362A (ja) 1996-02-27

Family

ID=16258192

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6190441A Pending JPH0855362A (ja) 1994-08-12 1994-08-12 光学ヘッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0855362A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4908813A (en) Wavelength multiplexing optical recording apparatus
EP1001413B1 (en) Optical pickup and optical device
US6552990B1 (en) Optical head for two different disk thicknesses with a light beam diameter control device
JP2000353332A (ja) 光出力モジュール及びこれを採用した互換型光ピックアップ装置
CA2079620A1 (en) Holographic elements for an optical recording system
US5953294A (en) Optical pickup apparatus
JPH01223412A (ja) 光走査装置
US20020027844A1 (en) Optical pickup apparatus
US4823335A (en) Optical head device having deflection means including means for reducing reflected light angle
JPH11296893A (ja) 光ピックアップ
US5745304A (en) Integrated optical pickup system capable of reading optical disks of different thickness
JPH10269605A (ja) 光ピックアップ装置
JPH0714242A (ja) 2ビーム光ヘッド
JPH0855362A (ja) 光学ヘッド
US7020063B2 (en) Optical pickup
JPH0652582B2 (ja) 光ヘッド
US6538976B1 (en) Optical spot generation device for recording medium
JP2001307368A (ja) 光ピックアップ装置
KR100317278B1 (ko) 삼파장레이저다이오드모듈및그를이용한광픽업장치
JPS62114130A (ja) 光ヘツド
JPH0749623Y2 (ja) 光学的情報記録再生装置
US7050364B2 (en) Optical scanning device
JP2001332797A (ja) 半導体レーザチップ、半導体レーザ装置及び光ピックアップ
JPS5945641A (ja) 複数ビ−ム・光学ヘツド
JPH01251439A (ja) 光源装置