JPH0854983A - 座標入力装置 - Google Patents

座標入力装置

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JPH0854983A
JPH0854983A JP6190744A JP19074494A JPH0854983A JP H0854983 A JPH0854983 A JP H0854983A JP 6190744 A JP6190744 A JP 6190744A JP 19074494 A JP19074494 A JP 19074494A JP H0854983 A JPH0854983 A JP H0854983A
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JP
Japan
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light
light receiving
input device
coordinate input
movement
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JP6190744A
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Inventor
Toshinaga Sasaki
寿修 佐々木
Shigemi Kurashima
茂美 倉島
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は表示装置の画面上の図形、カーソル
などを移動させる座標入力装置に関し、小スペースで容
易にカーソルなどの移動可能とすることを目的とする。 【構成】 その先端が面方向に移動自在のスティック1
1を有する座標入力装置において、スティック11に設
けられる遮蔽板12、13と、スティック11の移動に
伴う遮蔽板12、13の移動を光センサー14、15で
検出してスティック11の移動方向および移動量に対応
する位置信号を出力する検知手段と、を備える構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は座標入力装置に関し、コ
ンピュータのCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ
などの表示装置の画面上の図形、ポインタ、カーソルな
どを、表示装置が面状の種々の位置へ移動させるもので
ある。
【0002】近年、データ処理やワードプロセッサ、コ
ンピュータ等のOA(オフィスオートメーション)分野
では、入出力装置として、キーボードの他に座標入力装
置のポインティングデバイスが使用されている。
【0003】そして、このポインティングデバイスの使
用を必須とした対話的な操作によって処理するオペレー
ティングシステム(OS)、アプリケーションソフト
が、操作性の良さから増加しつつある。
【0004】一方、コンピュータ装置においては、コン
ピュータ本体、キーボードおよびCRTディスプレーの
それぞれが独立したデスクトップタイプのものから、こ
れらを一体化したラップトップタイプ、ノートタイプ、
パームトップタイプへと、携帯に便利な軽量化、小型化
の傾向にある。
【0005】そして、ポインティングデバイスの使用環
境が拡大し、従来の机上での操作だけでなく、携帯用コ
ンピュータ装置を膝の上にのせた状態、または、掌にの
せた状態で使用することができるポインティングデバイ
スが要求されている。
【0006】このため、ポインティングデバイスをコン
ピュータ装置に組み込むことが望ましい。従来のデスク
トップタイプのコンピュータ装置は、省スペース化の傾
向を有するので、ポインティングデバイスをキーボード
に組み込むことが望ましい。
【0007】ポインティングデバイスとしては、マウ
ス、デジタイザ、トラックボール、ジョイスティック等
がある。
【0008】マウス、デジタイザは設置面積を必要とし
ないが、操作スペースを必要とする。
【0009】トラックボールはキーボード内に組み込ん
だ場合、ボールを小型にしなければならない。このた
め、トラックボールの操作性が悪くなる。
【0010】ジョイスティックは、スティックを操作者
の意志通りに傾けることができ、小型化にしてもその操
作性を維持することができる。
【0011】
【従来の技術】図23は、従来のジョイスティックの内
部構造を示す斜視図である。このジョイスティックは、
直交する円弧状のレール101、102の中心にスティ
ックを設け、レール101、102の各端部に2個の可
変抵抗104、105を設け、この可変抵抗104、1
05をレール104、105と電気的に接続させてい
る。
【0012】スティック103を前後左右に傾けると、
同時にレール104、105が傾き、可変抵抗104、
105の出力電圧が変化する。この電圧変化に基づき位
置入力が行われる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】近年、コンピュータ装
置の小型化、省スペース化の傾向があり、ジョイスティ
ックに対しても、小型化が要求されている。
【0014】しかしながら、従来のジョイスティック
は、レールを使用して、スティックを傾け、可変抵抗に
より電圧を出力させる機構となっている。
【0015】このため、レールは必要不可欠な部品であ
る。このレールは円弧状のため、従来のジョイスティッ
クの小型化には限界があった。
【0016】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、小スペースで容易にカーソルなどの移動可能な
小型の座標入力装置を提供することを、その目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題は、以下の発明
の構成で解決される。
【0018】請求項1の発明では、その先端が面方向に
移動自在の支軸を有する座標入力装置において、上記支
軸に設けられる光検出制御手段と、上記支軸の移動に伴
う上記光検出制御手段の移動を光で検出して該支軸の移
動方向および移動量に対応する位置信号を出力する検知
手段と、を備える構成としたことを特徴とするものであ
る。
【0019】また、請求項2の発明では、上記光検出制
御手段が、光路を遮断または開放する所定数の遮蔽手段
で構成され、上記検知手段が、上記所定数の遮蔽手段に
光を照射する発光手段と、この発光手段より照射された
光を上記遮蔽手段を介して検出する受光手段と、この受
光手段の検出を支軸の移動方向および移動量に対応する
位置信号に変換して出力する信号出力手段と、で構成さ
れたことを特徴とする座標入力装置である。
【0020】また、請求項3の発明では、上記遮蔽手段
が開口部を連設し、上記受光手段が一開口部に複数の受
光素子を対応させるように該受光素子を連設する構成と
したことを特徴とする座標入力装置である。
【0021】また、請求項4の発明では、上記遮蔽手段
が複数の列で開口部を連設し、該複数の列の開口部を列
方向に異なる位置とし、上記受光手段が上記複数の列の
一開口部に対応させるように受光素子をそれぞれ設ける
構成としたことを特徴とする座標入力装置である。
【0022】また、請求項5の発明では、上記遮蔽手段
が所定方向に沿って開口度を変えた開口部を連設する構
成としたことを特徴とする座標入力装置である。
【0023】また、請求項6の発明では、上記発光手段
より照射された光以外の光から上記受光手段を遮蔽する
外光遮断手段が設けられる構成としたことを特徴とする
座標入力装置である。
【0024】また、請求項7の発明では、上記光検出制
御手段が、光を反射する所定数の反射手段で構成され、
上記検知手段が、上記所定数の反射手段に光を照射する
発光手段と、この発光手段より照射された光を上記反射
手段を介して検出する受光手段と、この受光手段の検出
を支軸の移動方向および移動量に対応する位置信号に変
換して出力する信号出力手段と、で構成されたことを特
徴とする座標入力装置である。
【0025】また、請求項8の発明では、上記受光手段
が複数の受光素子を連設する構成としたことを特徴とす
る座標入力装置である。
【0026】
【作用】上述のように、請求項1の発明の座標入力装置
は、支軸に設けられる光検出制御手段と、上記支軸の移
動に伴う上記光検出制御手段の移動を光で検出して該支
軸の移動方向および移動量に対応する位置信号を出力す
る検知手段と、を備える構成としたので、光検出制御手
段および検知手段を小型化して設置スペースを小さくす
ることができる。
【0027】また、請求項2の発明の座標入力装置にあ
っては、光検出制御手段が遮蔽手段で構成され、検知手
段が、発光手段と受光手段と信号出力手段とで構成され
るので、支軸の先端が面方向に移動すると、遮蔽手段も
同様に移動する。
【0028】このため、遮蔽手段の移動方向および移動
量に応じて、発光手段より遮蔽手段に向かって照射され
た光の光路が遮断または開放される。この結果、受光手
段における発光手段より照射された光の検出が変化す
る。
【0029】この変化した受光手段の検出を、信号出力
手段により、支軸の移動方向および移動量に対応する位
置信号に変換して出力させるようにすることができる。
【0030】また、請求項3の発明の座標入力装置にあ
っては、遮蔽手段が開口部を連設し、受光手段が一開口
部に複数の受光素子を対応させるように該受光素子を連
設する構成としたので、発光手段より遮蔽手段に向かっ
て照射された光の光路が遮蔽手段の開口部で開放され、
非開口部で遮断される結果を、複数の受光素子が検出す
ることにより、遮蔽手段の移動方向および移動量を判断
することができる。
【0031】また、請求項4の発明の座標入力装置にあ
っては、遮蔽手段が複数の列で開口部を連設し、該複数
の列の開口部を列方向に異なる位置とし、受光手段が上
記複数の列の一開口部に対応させるように受光素子をそ
れぞれ設ける構成としたので、発光手段より遮蔽手段に
向かって照射された光の光路が遮蔽手段の複数の列の開
口部で開放される結果を、受光素子が検出することによ
り、遮蔽手段の移動方向および移動量を判断することが
できる。
【0032】また、請求項5の発明の座標入力装置にあ
っては、遮蔽手段が所定方向に沿って開口度を変えた開
口部を連設する構成としたので、発光手段より遮蔽手段
に向かって照射された光の光路が遮蔽手段の開口部で開
放される結果を、受光素子が開口部の開口度に応じて検
出することにより、遮蔽手段の移動方向および移動量を
判断することができる。
【0033】また、請求項6の発明の座標入力装置にあ
っては、発光手段より照射された光以外の光から受光手
段を遮蔽する外光遮断手段が設けられる構成としたの
で、受光手段の受光精度を向上させることができる。
【0034】また、請求項7の発明の座標入力装置にあ
っては、光検出制御手段が反射手段で構成され、検知手
段が、発光手段と受光手段と信号出力手段とで構成され
たので、支軸の先端が面方向に移動すると、反射手段も
同様に移動する。
【0035】このため、反射手段の移動方向および移動
量に応じて、発光手段より反射手段に向かって照射され
た光が反射される結果、受光手段における発光手段より
照射された光の検出が変化する。
【0036】この変化した受光手段の検出を、信号出力
手段により、支軸の移動方向および移動量に対応する位
置信号に変換して出力させるようにすることができる。
【0037】また、請求項8の発明の座標入力装置にあ
っては、受光手段が複数の受光素子を連設する構成とし
たので、発光手段より反射手段に向かって照射された光
が反射される結果を、複数の受光素子の一部の受光素子
が検出することにより、反射手段の移動方向および移動
量を判断することができる。
【0038】
【実施例】図1に、本発明の第1実施例の構成図を示
す。図1(A)は座標入力装置10の内部構造を示す初
期状態の平面図であり、図1(B)は座標入力装置10
をa方向に傾けた状態を示す平面図であり、図1(C)
は座標入力装置10をb方向に傾けた状態を示す平面図
である。
【0039】図2に、図1(A)の座標入力装置10の
縦断面図を示す。図3に、図1(B)の座標入力装置1
0の縦断面図を示す。
【0040】座標入力装置10は、上面中央に丸孔17
aが形成されたケース17内に、丸孔17aより細い丸
棒状の支軸となるスティック11を丸孔17aから突出
するように設ける。
【0041】このスティック11は、ケース17を支え
る支持板16と一体化し、支持板16の中央に立設され
る。スティック11は樹脂製の高弾性のもので、図3に
示すように、指1の先で軽く押すだけで、支持板16と
一体化した箇所を基点に傾くことができる。
【0042】スティック11には、軸方向に対し垂直な
方向に遮蔽手段となる遮蔽板12、13が一体となって
横設される。遮蔽板12、13は後述する光センサー1
4、15の光路を遮断または開放するためのもので、図
4に示すように角孔13aを等間隔に設ける。
【0043】また、スティック11が傾き、丸孔17a
に当たっても、遮蔽板12、13がケース17に当たら
ないような構成である。なお、図2および図3にて遮蔽
板12は、スティック11に隠れるので図示されない。
【0044】遮蔽板12、13の上下面に対向するよう
に光センサー14、15が設けられる。この光センサー
14、15は発光手段となる発光部と、この発光部の発
光を受光する受光手段となる受光部とで構成される。発
光部から受光部までの光路が形成される。
【0045】光センサー14は表示装置のカーソルなど
の上下方向(Y座標成分)の移動に対応し、光センサー
15は左右方向(X座標成分)の移動に対応する。
【0046】光センサー14の発光部および光センサー
15の発光部15aは、支持板16の上面に固設され
る。光センサー14の受光部および光センサー15の受
光部15bは、ケース17の下面に固設される。なお、
図2および図3にて光センサー14は、スティック11
に隠れるので図示されない。
【0047】このような座標入力装置10は、例えばコ
ンピュータ本体に接続されたキーボードに設けられる。
【0048】ここで、座標入力装置10でカーソルを移
動させる場合の動作を図4および図5を参照して説明す
る。図4に、図1における光センサーによる検出を説明
するための図を示す。図5に、図4の受光素子の信号の
処理を説明するための図を示す。
【0049】図4(A)は、例えばX方向の遮蔽板13
および受光部15bを示す。遮蔽板13には、X方向に
沿って等しい幅の角孔13aが等間隔で1列に形成さ
れ、角孔13aの幅と角孔13a間の距離とが等しい。
【0050】また、受光部15bのうち、X方向に4つ
の受光素子〜が並設される。各受光素子〜の幅
は同じであり、2個分の受光素子の幅が遮蔽板13の角
孔13aと等しい。そして、受光素子〜が遮蔽板1
3を介して発光部15aの光を検出する。
【0051】この場合、スティック11の傾きの方向に
応じて遮蔽板13の角孔13aはa,b方向に移動す
る。なお、Y方向の場合も同様である。
【0052】まず、遮蔽板13の角孔13aがa方向に
移動した場合には、各受光素子〜が受光し、発する
信号21〜24を、信号出力手段となるデジタル波形成
形部25〜28によりデジタル波形成形し、受光1回目
〜4回目の順に信号出力手段となるデータ処理部29に
入力する。
【0053】受光5回目以降は、1回目〜4回目の繰り
返しとなる。同様に、逆方向のb方向では、図4(C)
に示すようになる。
【0054】そこで、データ処理部29は、受光1回目
から2回目の信号の変化が、(0011)から(100
1)とするとa方向(+X方向)と判定し、(001
1)から(0110)とするとb方向(−X方向)と判
定する。
【0055】また、受光3回目から4回目の信号の変化
が、(1100)から(0110)とするとa方向(+
X方向)と判定し、(1100)から(1001)とす
るとb方向(−X方向)と判定する。
【0056】すなわち、a,b方向とも受光2、4回目
とを比較すると判定できるが、a,b方向とも、受光1
回目から2回目の判定の違い、受光3回目から4回目の
判定の違いにより、+X方向か、−X方向かを判定する
ことが可能となる。なお、Y方向の受光部14bによる
検出も同様に処理を行うものである。
【0057】そして、移動方向が判定されると、移動方
向の信号と共に、受光素子〜の信号入力回数の計数
値に応じたカーソルの移動量の位置信号を、信号出力部
となるインターフェース30を介して出力する。
【0058】この結果、スティック11の傾斜角度が微
小でも表示装置のカーソルを容易に移動させることがで
きる。
【0059】このように座標入力装置10の操作スペー
スは、スティック11がケース17の丸孔17a内を移
動できる範囲であることから、小スペースであると共
に、容易にカーソルなどの移動を行うことができる。
【0060】なお、第1実施例では、受光素子を4個設
けたが、2個だけ設ける構成でもよい。
【0061】次に、本発明の第2実施例を図6を参照し
て説明する。図6は、この実施例の座標入力装置のステ
ィックを指先で傾けた状態を示す。
【0062】この座標入力装置31は、上面中央に丸孔
32aが形成されたケース32内に、丸孔32aより細
い丸棒状のスティック11を丸孔32aから突出するよ
うに設ける。
【0063】このスティック11は、ケース32を支え
る台部33aを有した支持板33と一体化し、支持板3
3の中央に立設される。
【0064】台部33a上には、光センサー14、15
の発光部14a、15aが設けられる。ケース32に光
センサー14、15の受光部14a,15bが設けられ
る。
【0065】スティック11が傾き、丸孔17aに当た
っても、遮蔽板12、13がケース32および光センサ
ー14、15に当たらない程度に、発光部14a,15
aと受光部14b,15bとの間隔が形成される。な
お、図6にて遮蔽板12および光センサー14は、ステ
ィック11に隠れるので図示されない。
【0066】このような座標入力装置31は、発光部1
4a,15aと受光部14b,15bとの間隔を第1実
施例の場合より短くするので、受光精度を向上させるこ
とができる。
【0067】次に、本発明の第3実施例を説明する。こ
の実施例の座標入力装置では、図7(A)に示すよう
に、遮蔽板34の角孔34a,34bがピッチαで2列
に設けられる。角孔34bは角孔34aに対し3α/4
だけ中心がずれている。各角孔34a,34bに対応し
て光センサーの受光部の受光素子が設けられる。
【0068】図7(B)に、角孔34aに対応する受光
素子の出力変化、角孔34bに対応する受光素子の出力
変化、受光素子の出力変化の和、および、この出力変化
の和に対応するコードを示す。
【0069】この場合、スティック11の傾きの方向に
応じて遮蔽板34の2列の角孔34a,34bはa,b
方向に移動する。なお、Y方向の場合も同様である。
【0070】まず、遮蔽板34の2列の角孔34a,3
4bがa方向に移動した場合には、各受光素子が受光
し、発する信号を、図7(B)に示すように、デジタル
波形成形し、図7(C)に示すように、受光1回目〜4
回目の順にデータ処理部に入力する。
【0071】受光5回目以降は、1回目〜4回目の繰り
返しとなる。同様に、逆方向のb方向では、図7(D)
に示すようになる。
【0072】そこで、データ処理部は、受光1回目から
2回目の信号の変化が、(1001)から(1100)
とするとa方向(+X方向)と判定し、(1001)か
ら(0011)とするとb方向(−X方向)と判定す
る。
【0073】また、受光3回目から4回目の信号の変化
が、(0110)から(0011)とするとa方向(+
X方向)と判定し、(0110)から(1100)とす
るとb方向(−X方向)と判定する。なお、Y方向の受
光部による検出も同様に処理を行うものである。
【0074】そして、移動方向が判定されると、移動方
向の信号と共に、受光素子の信号入力回数の計数値に応
じたカーソルの移動量の位置信号を、インターフェース
を介して出力する。
【0075】次に、本発明の第4実施例を図8〜図11
を参照して説明する。図8に、本発明の第4実施例の構
成図を示す。図8(A)は座標入力装置40の内部構造
を示す初期状態の平面図であり、図8(B)は座標入力
装置40をa方向に傾けた状態を示す平面図であり、図
8(C)は座標入力装置40をb方向に傾けた状態を示
す平面図である。
【0076】図9に、図8(A)の座標入力装置40の
縦断面図を示す。図10に、図8(B)の座標入力装置
40の縦断面図を示す。図11に、座標入力装置40に
おける遮蔽板の平面図を示す。
【0077】座標入力装置40は、上面中央に丸孔32
aが形成されたケース32内に、丸孔32aより細い丸
棒状のスティック11を丸孔32aから突出するように
設ける。
【0078】このスティック11は、ケース32を支え
る支持板33と一体化し、支持板33の中央に立設され
る。スティック11は樹脂製の高弾性のもので、図10
に示すように、指1の先で軽く押すだけで、支持板33
と一体化した箇所を基点に傾くことができる。
【0079】スティック11には、軸方向に対し垂直な
方向に遮蔽板41〜44が一体となって横設される。遮
蔽板41〜44は光センサー45〜48の光路を遮断ま
たは開放するためのもので、図11に示すように角孔4
1a〜44aをピッチαの等間隔に設ける。
【0080】そして、スティック11の中心線11aを
対照として、角孔41a,43aの中心位置に対して、
角孔42a,43aの中心位置がα/4だけずらせて設
けられる。
【0081】また、スティック11が傾き、丸孔32a
に当たっても、遮蔽板41〜44がケース32に当たら
ないような構成である。なお、図9および図10にて遮
蔽板43、44は図示されない。
【0082】遮蔽板41〜44の上下面に対向するよう
に光センサー45〜48が設けられる。この光センサー
45〜48は発光部と、この発光部の発光を受光する受
光部とで構成される。発光部から受光部までの光路が形
成される。
【0083】光センサー45、47は表示装置のカーソ
ルなどの上下方向(Y座標成分)の移動に対応し、光セ
ンサー46、48は左右方向(X座標成分)の移動に対
応する。
【0084】各発光部45a〜48aは、支持板33の
台部33aの上面に固設される。各受光部45b〜48
bは、ケース32の下面に固設される。なお、図9およ
び図10にて光センサー45、47は図示されない。
【0085】このような座標入力装置40は、例えばコ
ンピュータ本体に接続されたキーボードに設けられる。
【0086】この座標入力装置40は、スティック11
の中心線11aを対照として、角孔41a,43aの中
心位置に対して、角孔42a,43aの中心位置がα/
4だけずれるので、第3実施例の場合と同じように、カ
ーソルの移動方向および移動量を表示装置に出力するこ
とができる。
【0087】次に、本発明の第5実施例を図12、13
を参照して説明する。図12は座標入力装置50の縦断
面図を示し、図13は座標入力装置50の遮蔽板34と
固定板51との配置の初期状態を示す斜視図である。
【0088】この座標入力装置50は、第3実施例の座
標入力装置の遮蔽板に対応する固定板を設けたものであ
る。
【0089】固定板51は、遮蔽板13の上方における
発光部15aと受光部15bとの間のケース17に横設
させる。固定板51には、角孔51a,51bが設けら
れる。角孔51a,51bは、遮蔽板13の角孔34
a,34bに対応するように、ピッチαで2列に設けら
れる。角孔51bは角孔51aに対し3α/4だけ中心
がずれている。
【0090】スティック11に指1の先が触れない初期
状態では、固定板51の角孔51a,51bの真下に、
遮蔽板13の角孔34a,34bが配置される。
【0091】このような固定板51を設けるので、ケー
ス17の丸孔17aから入射する外光2を受光部15b
が受光しないようにすることができる。このため、受光
精度が向上し、光を発散する発光部15aを遮蔽板34
から離すことができ、発光部15aの実装位置の制約も
低減させることができる。
【0092】なお、図示しないが、Y方向の遮蔽板に対
応する固定板も固定板51と同じ様に設けられ、固定板
15と同様に作用する。また、第1実施例の座標入力装
置10に遮蔽板12、13に対応する固定板を設けても
よい。第4実施例の座標入力装置40の遮蔽板41〜4
4に対応する固定板を設けてもよい。
【0093】次に、本発明の第6実施例を図14〜図1
8を参照して説明する。図14は第6実施例の構成を示
し、図15は増幅された電圧を示し、図16はブロック
図を示し、図17、18は図16の増幅器を示す。
【0094】第6実施例の座標入力装置は、第4実施例
の座標入力装置40の遮蔽板41〜44を遮蔽板61〜
64に代えたものである。遮蔽板61〜64は、スティ
ック11の四方に延出する。各遮蔽板61〜64には、
三角孔61a〜64aが形成される。
【0095】X方向用光センサー46は遮蔽板63に対
応し、光センサー48は遮蔽板61に対応し、Y方向用
光センサー45は遮蔽板62に対応し光センサー47は
遮蔽板64に対応する。
【0096】初期状態において、X方向用光センサー4
6、48の光路は、図14の遮蔽板63、61の位置6
3b、61bとなり、遮断される。図15に示すよう
に、電圧は0Vである。
【0097】スティック11を−X方向に傾けると、遮
蔽板63が−X方向に移動し、光センサー46の受光部
46bは発光部46aの光量および光量の強度変化を検
出する。
【0098】この検出を図7または図8に示す増幅器6
5aで増幅する。この増幅電圧をマイナスとした結果が
図15の矢印Iで示される。
【0099】マイナスの増幅電圧は、A/D変換器66
aでマイナスのデジタル信号に変換され、データ処理部
67に供給される。たとえば、−1,−2,−3,−4
の順で供給される。
【0100】データ処理部67は、数字が小さくなる場
合を、スティック11が−X方向に傾いたと判定する。
最初の信号と最後の信号との差の絶対値、すなわち3に
応じたカーソルの移動量の位置信号を、−X方向の移動
方向の信号と共に、インターフェース68を介して表示
装置へ供給する。
【0101】この結果、表示装置のカーソルは−X方向
における3に応じた量だけ移動する。
【0102】また、スティック11を+X方向に傾け初
期状態に戻すと、遮蔽板63が+X方向に移動し、光セ
ンサー46は発光部46aの光量および光量の強度変化
を検出する。この検出の増幅電圧をマイナスとした結果
が図15の矢印IIで示される。
【0103】マイナスの増幅電圧は、A/D変換器66
aでマイナスのデジタル信号に変換され、データ処理部
67に供給される。たとえば、−4,−3,−2,−1
の順で供給される。
【0104】データ処理部67は、数字が大きくなる場
合を、スティック11が+X方向に傾いたと判定する。
最初の信号と最後の信号との差の絶対値、すなわち3に
応じたカーソルの移動量の位置信号を、+X方向の移動
方向の信号と共に、インターフェース68を介して表示
装置へ供給する。
【0105】この結果、表示装置のカーソルは+X方向
における3に応じた量だけ移動する。
【0106】一方、スティック11を初期状態から+X
方向に傾けると、遮蔽板61が+X方向に移動し、光セ
ンサー48の受光部48bは発光部48aの光量および
光量の強度変化を検出する。この検出の増幅電圧の結果
が図15の矢印IIIで示される。
【0107】この増幅電圧は、A/D変換器66aでプ
ラスのデジタル信号に変換され、データ処理部67に供
給される。たとえば、+1,+2,+3,+4の順で供
給される。
【0108】データ処理部67は、数字が大きくなる場
合を、スティック11が+X方向に傾いたと判定する。
最初の信号と最後の信号との差の絶対値、すなわち3に
応じたカーソルの移動量の位置信号を、+X方向の移動
方向の信号と共に、インターフェース68を介して表示
装置へ供給する。
【0109】この結果、表示装置のカーソルは+X方向
における3に応じた量だけ移動する。
【0110】また、スティック11を−X方向に傾け初
期状態に戻すと、遮蔽板61が−X方向に移動し、光セ
ンサー48は発光部48aの光量および光量の強度変化
を検出する。この検出の増幅電圧の結果が図15の矢印
IVで示される。
【0111】この増幅電圧は、A/D変換器66aでプ
ラスのデジタル信号に変換され、データ処理部67に供
給される。たとえば、+4,+3,+2,+1の順で供
給される。
【0112】データ処理部67は、数字が小さくなる場
合を、スティック11が−X方向に傾いたと判定する。
最初の信号と最後の信号との差の絶対値、すなわち3に
応じたカーソルの移動量の位置信号を、−X方向の移動
方向の信号と共に、インターフェース68を介して表示
装置へ供給する。
【0113】この結果、表示装置のカーソルは−X方向
における3に応じた量だけ移動する。
【0114】なお、Y座標の光センサー45、47によ
る遮蔽板62、64を介した光の検出も同様に作用す
る。また、遮蔽板62、63のみを用い、遮蔽板61、
64を用いないで表示装置のカーソルの移動方向及び移
動量を出力させるようにしてもよい。
【0115】次に、本発明の第7実施例を図19、20
を参照して説明する。図19は第7実施例の構成を示
し、図17(A)は座標入力装置70の縦断面図を示
し、図19(B)は光センサーの配置を示す平面図であ
り、図20はスティック11を傾けた状態を示す縦断面
図である。
【0116】座標入力装置70におけるスティック11
には、軸方向に対し垂直な方向に反射手段となる反射板
71が一体となって横設される。このスティック11が
傾き、丸孔32aに当たっても、このX方向用反射板7
1がケース17に当たらないような構成である。なお、
図19および図20にてY方向に対応する反射板は図示
されない。
【0117】反射板71の裏面には、アルミニウム、金
などの高反射率を有する反射体が蒸着またはスパッタリ
ングにて被着される。
【0118】一方、支持板16の底部には、台72が設
けられる。この台72上には、図19(B)で示す配置
で光センサーとなる発光部73と、受光部74、75と
が設けられる。
【0119】この発光部73は反射板71の裏面に向か
って照射され、裏面からの反射光を受光部74、75が
受光する。図19(A)に示す、初期状態では、反射板
71の裏面からの反射光の受光量が受光部74と受光部
75とで同じである。
【0120】このような座標入力装置70を図20に示
すように、指1の先でスティック11を−X方向に傾け
ると、反射板71の裏面も傾く。
【0121】この傾いた裏面からの発光部73の発光の
反射光を受光部74、75が検知する。この結果、受光
部74の受光量が増加し受光部75の受光量が減少す
る。
【0122】データ処理部は、受光部74の受光量が増
加する場合を、スティック11が−X方向に傾いたと判
定する。受光部74の受光量と受光部75の受光量との
差に応じたカーソルの移動量の位置信号を、−X方向の
移動方向の信号と共に、インターフェースを介して表示
装置へ供給する。
【0123】この結果、表示装置のカーソルは−X方向
における受光部74の受光量と受光部75の受光量との
差に応じた量だけ移動することとなる。
【0124】また、座標入力装置70を、指1の先でス
ティック11を+X方向に傾けると、反射板71の裏面
も傾く。
【0125】この傾いた裏面からの発光部73の発光の
反射光を受光部74、75が検知する結果、受光部74
の受光量が減少し受光部75の受光量が増加する。
【0126】データ処理部は、受光部74の受光量が減
少する場合を、スティック11が+X方向に傾いたと判
定する。受光部74の受光量と受光部75の受光量との
差に応じたカーソルの移動量の位置信号を、+X方向の
移動方向の信号と共に、インターフェースを介して表示
装置へ供給する。
【0127】この結果、表示装置のカーソルは+X方向
における受光部74の受光量と受光部75の受光量との
差に応じた量だけ移動することとなる。
【0128】なお、Y座標の光センサーによる反射板を
介した光の検出も同様に作用する。また、複数の受光素
子が連設されるように受光部74、75をそれぞれ構成
し、複数の受光素子の受光から表示装置のカーソルの移
動方向及び移動量を出力させるようにしてもよい。
【0129】次に、本発明の第8実施例を図21、22
を参照して説明する。図21は第8実施例の構成を示
し、図22はスティック11を傾けた状態を示す縦断面
図である。
【0130】座標入力装置80におけるスティック11
の側面には、反射手段となる反射膜81が被着される。
このX方向用反射膜81は、アルミニウム、金、ガラス
などの高反射率を有するものを蒸着またはスパッタリン
グにて被着される。なお、図21および図22にてY方
向に対応する反射板は図示されない。
【0131】一方、ケース17における反射膜81に対
向する側面には、光センサーとなる発光部82と、受光
部83とが設けられる。受光部83は、連設された受光
素子83a〜83eから構成される。
【0132】この発光部82は反射膜81に向かって照
射され、反射膜81からの反射光を受光部83が受光す
る。図21に示す、初期状態では、反射膜81からの反
射光を受光部83の受光素子83cが受光する。
【0133】このような座標入力装置70を図22に示
すように、指1の先でスティック11を−X方向に傾け
ると、反射膜81も傾く。
【0134】この傾いた反射膜81からの反射光を受光
部83の受光素子83dが検知する。この結果、データ
処理部は、受光部83における受光素子83aから受光
素子83eの方へ検知が変化する場合を、スティック1
1が−X方向に傾いたと判定する。
【0135】さらに、受光素子83cから受光素子83
dの1素子の変化に応じたカーソルの移動量の位置信号
を、−X方向の移動方向の信号と共に、インターフェー
スを介して表示装置へ供給する。
【0136】この結果、表示装置のカーソルは−X方向
における1素子の変化に応じた量だけ移動することとな
る。
【0137】また、図22の状態から座標入力装置80
を、指1の先でスティック11を+X方向に傾け、図2
1の初期状態の戻すと、反射膜81も初期状態に戻る。
【0138】この反射膜81からの反射光を受光部83
の受光素子83cが検知する。この結果、データ処理部
は、受光部83における受光素子83eから受光素子8
3aの方へ検知が変化する場合を、スティック11が+
X方向に傾いたと判定する。
【0139】さらに、受光素子83dから受光素子83
cの1素子の変化に応じたカーソルの移動量の位置信号
を、+X方向の移動方向の信号と共に、インターフェー
スを介して表示装置へ供給する。
【0140】この結果、表示装置のカーソルは+X方向
における1素子の変化に応じた量だけ移動することとな
る。
【0141】また、図21の初期状態から指1の先でス
ティック11を+X方向に傾け、スティック11をケー
ス17の丸孔17aに接触するまで傾けると、反射膜8
1も傾く。
【0142】この傾いた反射膜81からの反射光を受光
部83の受光素子83aが検知する。この結果、データ
処理部は、受光部83における受光素子83eから受光
素子83aの方へ検知が変化する場合を、スティック1
1が+X方向に傾いたと判定する。
【0143】受光素子83cから受光素子83aの2素
子の変化に応じたカーソルの移動量の位置信号を、+X
方向の移動方向の信号と共に、インターフェースを介し
て表示装置へ供給する。
【0144】この結果、表示装置のカーソルは+X方向
における2素子の変化に応じた量だけ移動することとな
る。
【0145】この状態の座標入力装置70を、指1の先
でスティック11を−X方向に傾け図21の初期状態に
戻すと、反射膜81も初期状態の戻る。
【0146】この反射膜81からの反射光を受光部83
の受光素子83cが検知する。この結果、データ処理部
は、受光部83における受光素子83aから受光素子8
3eの方へ検知が変化する場合を、スティック11が−
X方向に傾いたと判定する。
【0147】さらに、受光素子83aから受光素子83
cの2素子の変化に応じたカーソルの移動量の位置信号
を、−X方向の移動方向の信号と共に、インターフェー
スを介して表示装置へ供給する。
【0148】この結果、表示装置のカーソルは−X方向
における2素子の変化に応じた量だけ移動することとな
る。
【0149】なお、Y座標の光センサーによる反射膜を
介した光の検出も同様に作用する。また、受光部の受光
素子を6個以上連設してもよい。受光部を1個の受光素
子で構成し、初期状態の受光量を基準に受光量の増減を
検出して、表示装置のカーソルの移動方向及び移動量を
出力させるようにしてもよい。
【0150】さらに、第1〜第8実施例の座標入力装置
は、X,Yの2方向の座標の位置入力を可能とするが、
XまたはY方向の1方向の位置入力しかできない一方の
構成でもよい。
【0151】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
支軸に設けられる光検出制御手段と、上記支軸の移動に
伴う上記光検出制御手段の移動を光で検出して該支軸の
移動方向および移動量に対応する位置信号を出力する検
知手段と、を備える構成としたので、光検出制御手段お
よび検知手段を小型化して設置スペースを小さくするこ
とができ、従来より容易に座標入力装置のカーソルなど
を移動させることができる。
【0152】また、請求項2の発明によれば、光検出制
御手段が遮蔽手段で構成され、検知手段が、発光手段と
受光手段と信号出力手段とで構成されるので、支軸の先
端が面方向に移動すると、遮蔽手段も同様に移動する。
【0153】このため、遮蔽手段の移動方向および移動
量に応じて、発光手段より遮蔽手段に向かって照射され
た光の光路が遮断または開放される。この結果、受光手
段における発光手段より照射された光の検出が変化す
る。
【0154】この変化した受光手段の検出を、信号出力
手段により、支軸の移動方向および移動量に対応する位
置信号に変換して出力させるようにすることができる。
【0155】また、請求項3の発明によれば、遮蔽手段
が開口部を連設し、受光手段が一開口部に複数の受光素
子を対応させるように該受光素子を連設する構成とした
ので、発光手段より遮蔽手段に向かって照射された光の
光路が遮蔽手段の開口部で開放され、非開口部で遮断さ
れる結果を、複数の受光素子が検出することにより、遮
蔽手段の移動方向および移動量を判断することができ
る。
【0156】また、請求項4の発明によれば、遮蔽手段
が複数の列で開口部を連設し、該複数の列の開口部を列
方向に異なる位置とし、受光手段が上記複数の列の一開
口部に対応させるように受光素子をそれぞれ設ける構成
としたので、発光手段より遮蔽手段に向かって照射され
た光の光路が遮蔽手段の複数の列の開口部で開放される
結果を、受光素子が検出することにより、遮蔽手段の移
動方向および移動量を判断することができる。
【0157】また、請求項5の発明によれば、遮蔽手段
が所定方向に沿って開口度を変えた開口部を連設する構
成としたので、発光手段より遮蔽手段に向かって照射さ
れた光の光路が遮蔽手段の開口部で開放される結果を、
受光素子が開口部の開口度に応じて検出することによ
り、遮蔽手段の移動方向および移動量を判断することが
できる。
【0158】また、請求項6の発明によれば、発光手段
より照射された光以外の光から受光手段を遮蔽する外光
遮断手段が設けられる構成としたので、受光手段の受光
精度を向上させることができる。
【0159】また、請求項7の発明によれば、光検出制
御手段が反射手段で構成され、検知手段が、発光手段と
受光手段と信号出力手段とで構成されたので、支軸の先
端が面方向に移動すると、反射手段も同様に移動する。
【0160】このため、反射手段の移動方向および移動
量に応じて、発光手段より反射手段に向かって照射され
た光が反射される結果、受光手段における発光手段より
照射された光の検出が変化する。
【0161】この変化した受光手段の検出を、信号出力
手段により、支軸の移動方向および移動量に対応する位
置信号に変換して出力させるようにすることができる。
【0162】また、請求項8の発明によれば、受光手段
が複数の受光素子を連設する構成としたので、発光手段
より反射手段に向かって照射された光が反射される結果
を、複数の受光素子の一部の受光素子が検出することに
より、反射手段の移動方向および移動量を判断すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成図である。
【図2】図1(A)の座標入力装置を示す縦断面図であ
る。
【図3】図1(B)の座標入力装置を示す縦断面図であ
る。
【図4】図1における光センサーによる検出を説明する
ための図である。
【図5】図4の受光素子の信号の処理を説明するための
図である。
【図6】本発明の第2実施例の構成図である。
【図7】本発明の第3実施例における光センサーによる
検出を説明するための図である。
【図8】本発明の第4実施例の構成図である。
【図9】図8(A)の座標入力装置を示す縦断面図であ
る。
【図10】図8(B)の座標入力装置を示す縦断面図で
ある。
【図11】図8の遮蔽板を示す平面図である。
【図12】本発明の第5実施例の構成図である。
【図13】図12の遮蔽板と固定板との配置の初期状態
を説明するための図である。
【図14】本発明の第6実施例の構成図である。
【図15】増幅された電圧を示す図である。
【図16】ブロック図である。
【図17】図16の増幅器を示す図である。
【図18】図16の増幅器を示す図である。
【図19】本発明の第7実施例の構成図である。
【図20】図19のスティックを傾けた状態を示す縦断
面図である。
【図21】本発明の第8実施例の構成図である。
【図22】図21のスティックを傾けた状態を示す縦断
面図である。
【図23】従来のジョイスティックの内部構造を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 指 2 外光 10 座標入力装置 11 スティック 12、13 遮蔽板 13a 角孔 14、15 光センサー 15a 発光部 15b 受光部 16 支持板 17 ケース 17a 丸孔 31 座標入力装置 32 ケース 33 支持板 33a 台部 34 遮蔽板 34a、34b 角孔 40 座標入力装置 41〜44 遮蔽板 41a〜44a 角孔 45〜48 光センサー 46a,48a 発光部 46b,48b 受光部 50 座標入力装置 51 固定板 51a 角孔 61〜64 遮蔽板 61a〜64a 三角孔 61b〜64b 初期状態の光路の位置 70 座標入力装置 71 反射板 73 発光部 74、75 受光部 80 座標入力装置 81 反射膜 82 発光部 83 受光部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その先端が面方向に移動自在の支軸を有
    する座標入力装置において、 上記支軸に設けられる光検出制御手段と、 上記支軸の移動に伴う上記光検出制御手段の移動を光で
    検出して該支軸の移動方向および移動量に対応する位置
    信号を出力する検知手段と、を備える構成としたことを
    特徴とする座標入力装置。
  2. 【請求項2】 上記光検出制御手段が、 光路を遮断または開放する所定数の遮蔽手段で構成さ
    れ、 上記検知手段が、 上記所定数の遮蔽手段に光を照射する発光手段と、 この発光手段より照射された光を上記遮蔽手段を介して
    検出する受光手段と、 この受光手段の検出を支軸の移動方向および移動量に対
    応する位置信号に変換して出力する信号出力手段と、で
    構成されたことを特徴とする請求項1記載の座標入力装
    置。
  3. 【請求項3】 上記遮蔽手段が開口部を連設し、 上記受光手段が一開口部に複数の受光素子を対応させる
    ように該受光素子を連設する構成としたことを特徴とす
    る請求項2記載の座標入力装置。
  4. 【請求項4】 上記遮蔽手段が複数の列で開口部を連設
    し、該複数の列の開口部を列方向に異なる位置とし、 上記受光手段が上記複数の列の一開口部に対応させるよ
    うに受光素子をそれぞれ設ける構成としたことを特徴と
    する請求項2記載の座標入力装置。
  5. 【請求項5】 上記遮蔽手段が所定方向に沿って開口度
    を変えた開口部を連設する構成としたことを特徴とする
    請求項2記載の座標入力装置。
  6. 【請求項6】 上記発光手段より照射された光以外の光
    から上記受光手段を遮蔽する外光遮断手段が設けられる
    構成としたことを特徴とする請求項2〜5のいずれか1
    項記載の座標入力装置。
  7. 【請求項7】 上記光検出制御手段が、 光を反射する所定数の反射手段で構成され、 上記検知手段が、 上記所定数の反射手段に光を照射する発光手段と、 この発光手段より照射された光を上記反射手段を介して
    検出する受光手段と、 この受光手段の検出を支軸の移動方向および移動量に対
    応する位置信号に変換して出力する信号出力手段と、で
    構成されたことを特徴とする請求項1記載の座標入力装
    置。
  8. 【請求項8】 上記受光手段が複数の受光素子を連設す
    る構成としたことを特徴とする請求項7記載の座標入力
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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