JPH085447A - Glp専用ターミナル - Google Patents

Glp専用ターミナル

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JPH085447A
JPH085447A JP15821694A JP15821694A JPH085447A JP H085447 A JPH085447 A JP H085447A JP 15821694 A JP15821694 A JP 15821694A JP 15821694 A JP15821694 A JP 15821694A JP H085447 A JPH085447 A JP H085447A
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JP
Japan
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glp
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JP15821694A
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English (en)
Inventor
Yoshiko Hasegawa
佳子 長谷川
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH085447A publication Critical patent/JPH085447A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のGLP専用ターミナルは、移動性,防
滴性,防塵性等が考慮された設計となっていないため、
例えば被検動物のいる動物室や解剖室に持ち込んで試験
・測定ができず、測定作業に手間がかかったり測定困難
な場合があった。 【構成】 本体に各種入出力装置と接続するための複数
の入出力ユニットを設け、本体,表示装置,キーボー
ド,磁気媒体入出力装置を含め燻蒸消毒にも耐えうる素
材を用いて筐体全体を防滴,防塵構造とすると共に、キ
ャスターを備えた移動可能なラックにこれらを収納して
GLP専用ターミナルを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医薬品等の安全性試験
に使用するGLP専用ターミナルの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】医薬品等の安全性試験は、例えば被検動
物に予め定めた量の投薬,給餌,給水を行い、被検動物
の体重の変化等をデータとして得る必要があるが、これ
らの試験には、パーソナルコンピュータをベースとした
GLP専用ターミナルが使用され、ホストコンピュータ
からの指令により、GLP専用ターミナルが各種のオン
ライン機器、或はオフライン機器を使用し、投薬,給
餌,給水を施し、被検動物の体重の変化等のデータを採
取し、ホストコンピュータにデータを送出するという方
法が取られている。
【0003】図3(A)は、例えば実開昭61−147
935号公報「GLPディスクトップターミナル」で開
示された従来のディスクトップ型のGLP専用ターミナ
ルを説明するための図であり、図において、101はG
LPディスクトップターミナル本体、102はホストコ
ンピュータ、103はオンライン重量計、104は他の
オンライン機器、105はオフライン入出力装置、11
0は本体101に設けられたキーボードである。
【0004】図3(B)は、キーボード110の構成を
示す図であり、このキーボード110には、通常の凸型
キーを備えたキーボードが使用され、図に示すように、
被検動物に対するグループ別の基準投薬量,ゲージ別の
給餌量,給水量等のデータを入力するデータ項目設定部
106、オフラインデータ入力部107、測定項目設定
部108、オンラインあるいはオフラインの入力モード
切換キー109等が設けられている。
【0005】また、本体101には、電子天秤等の重量
計103と直接接続されたオンライン測定入力部、キー
ボード110によって入力されたデータに基づいて投薬
量,摂餌量,摂水量等の医薬品安全試験に必要な演算を
行う演算部、入力データ及び演算結果を記憶するデータ
記憶部、入力データを表示する表示部、データ記憶部の
内容をプリントアウトするプリンタ出力部、データ記憶
部の内容を外部へ転送するデータ転送部により構成さ
れ、オンライン,オフライン機器に対する入出力ユニッ
トはGLPターミナル自体に複数ユニットを接続した構
成になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のGLP専用ター
ミナルは上記のように構成されているので、装置を特定
場所に固定して使用するだけで装置を移動して使用でき
ないという問題点がある。すなわち従来の装置は移動で
きないため、被検動物等の被検体をGLPターミナルの
所まで持って行って測定を行い、また被検体を戻すとい
う作業を行っているが、この作業に手間と時間がかか
る。また、被検体によってはGLPターミナルの所まで
持って行けない場合があり、このような被検体では測定
が困難になる。
【0007】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、装置を目的とする被検体の所へ適宜
移動させながら試験・測定等が可能なGLP専用ターミ
ナルを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるGLP専
用ターミナルは、本体に各種入出力装置と接続するため
の複数の入出力ユニットを設け、本体,表示装置,キー
ボード,磁気媒体入出力装置を含め燻蒸消毒にも耐えう
る素材を用いて筐体全体を防滴,防塵構造とすると共
に、キャスターを備えた移動可能なラックにこれらを収
納した構造を特徴とする。
【0009】また、RS232Cインタフェースで前記
本体に内蔵されるCPUへの入出力チャネルを3チャネ
ル装備することとし、その第1のチャネルをモデムを接
続してホストコンピュータとのデータの送受信に使用す
ることとし、その第2のチャネルを標準装備されるオン
ライン重量計(天秤)に接続し、その第3のチャネルを
RS232C切替スイッチに接続して前記入出力ユニッ
トを構成する手段を備えたことを特徴とする。
【0010】さらに、前記複数の入出力ユニットと前記
各種入出力装置との間の接続を電話回線を用いて行うこ
とを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明のGLP専用ターミナルは、本体に各種
入出力装置と接続するための複数の入出力ユニットを設
け、本体,表示装置,キーボード,磁気媒体入出力装置
を含め燻蒸消毒にも耐えうる素材を用いて筐体全体を防
滴,防塵構造とすると共に、キャスターを備えた移動可
能なラックにこれらを収納した構造とすることにより、
従来の装置では容易に行えなかった動物室や解剖室に搬
入しての試験・測定をルーチンに行えるようになる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明に係わるGLP専用ターミナルの構成
を示すブロック図であり、図において、10はGLPタ
ーミナル本体で、本体10内には、CPU11、640
k−biteのメインメモリ12、I/O用インタフェ
ースであるRS232C標準インタフェース13及びR
S232C拡張インタフェース14、モデム15、FD
D等の磁気媒体入出力装置16が設けられており、CP
U11にはCRT21,キーボード22が接続され、R
S232Cインタフェース13及び14を介して、モデ
ム15,標準重量計(天秤)23,RS232C切替ス
イッチ24が接続されている。
【0013】すなわち本実施例のGLP専用ターミナル
は、RS232Cインタフェースを介してCPU11へ
の入出力チャネルを3チャネル装備することとし、第1
のチャネルはモデム15に接続されて他のコンピュータ
(例えばホストコンピュータ)との通信のために使用さ
れ、第2のチャネルは標準装備されるオンライン重量計
(天秤)に直接接続され、第3のチャネルはRS232
C切替スイッチに接続され、例えば4つのI/O機器を
使い分けて使用するように構成される。図1に示す実施
例では、そのうちの1つをハンドスキャナ25とし、残
りを予備I/O接続用コネクタとした入出力ユニットと
ている。すなわち、本実施例のGLP専用ターミナル
は、接続されるオンライン・オフライン入出力機器のう
ち、ホストコンピュータへの接続と、標準装備されるオ
ンライン重量計23のみを直接接続することとし、他の
オンライン・オフライン入出力機器を接続する場合に
は、予備のI/O接続用コネクタ(入出力ユニット)に
接続する構成とすることにより、従来のGLPターミナ
ルのようにオンライン・オフライン入出力機器に直接接
続されているため移動できないという状況から解放す
る。
【0014】図2は、本実施例に係わるGLP専用ター
ミナルの外観構成を示す正面図(図2(A))及び側面
図(図2(B))であり、図において、図1と同一符号
は同一部分を示し、30は移動可能なようにキャスター
を備えた専用ラック、31は図1の符号10に示す本体
部が収納された筐体であり、専用ラック30および筐体
31は耐塵性,耐水性を考慮した設計がなされ、且つ、
例えばイソプロピレンアルコールやホルマリン等を用い
た燻蒸消毒に耐えうる素材を用いて構成される。これに
より被検体が例えば動物室や解剖室にある場合でも、こ
のGLP専用ターミナルを動物室や解剖室に持ち込んで
試験・測定等を行うことが可能になる。
【0015】また、専用ラック30の筐体31上部に
は、作業テーブルが設けられ、この作業テーブルにCR
T21が回動可能なように設置され、作業テーブル上に
キーボード22が配設されている。このGLP専用ター
ミナルに使用されるキーボード22は、キーの配列およ
び形状は、例えば図3(B)に示すような従来のキーボ
ードと同様であるが、防滴,防塵性を考慮してカバーシ
ートが装着されたフラットキーボードが採用され、キー
トップとキーフレームの隙間から埃や水分等が混入する
ことのない気密構造となっている。また、CRT21で
形成されるモニタ部には、モニタ部を被検動物の尿や血
液から保護すると共に、表面部の光の反射による視認性
の劣化を防止すべくシートカバー33が取り付けられて
いる。
【0016】そして、専用ラック30の筐体31下部に
は収納スペース32が設けられ、この収納スペース32
を利用して、不使用時に、標準装備されているオンライ
ン重量計23やケーブル類を収納する構造としている。
また、筐体31の前面には、回動して開閉が可能な筐体
カバー34が取り付けられた磁気媒体入出力装置16が
設けられており、FDD等の磁気媒体の入出力時以外は
被検動物の尿や血液等から磁気媒体入出力装置16を保
護する構造となっている。なお磁気媒体は、このGLP
ターミナルを動作させるための基本ソフトウェア、アプ
リケーションプログラム、コードテーブルの翻訳辞書等
を読み込ませるために使用される。
【0017】次に動作について説明する。始めにGLP
ターミナルを稼働させて入力対象となる試験No.をフ
ラットキーボード22あるいはバーコードスキャナ25
で入力することにより、この試験No.がモデム15を
介してホストコンピュータ(図示せず)に情報として送
出され、ホストコンピュータからこの試験No.に対す
る測定作業手順が返送され、CRT21上に表示され
る。従って作業者は、このCRT21上に表示された作
業手順に従って作業を行うことになるが、具体的には、
ホストコンピュータが被検対象となる検体(動物など)
を一作業終了ごとに順次CRT21上に表示して行くの
で、この操作者は一作業終了ごとに表示に従って次の検
体までこのGLP専用ターミナルを移動させ、試験・測
定等の作業を順次実行していく。
【0018】このように本発明のGLP専用ターミナル
は、装置全体を移動用のキャスタを備えた専用ラックに
載置すると共に、防滴,防塵構造とし、且つ、燻蒸消毒
に耐えうる素材でカバーされる設計とし、さらに標準装
備される入出力機器以外の入出力機器は予備のI/Oコ
ネクタ(入出力ユニット)で接続する構成とすることに
より、移動可能で動物室や解剖室にも搬入可能なGLP
専用ターミナルが得られる。
【0019】なお上記実施例では、ホストコンピュータ
等の他のコンピュータとデータの送受信を行う場合に、
モデム15を介してケーブルで行うこととしたが、電話
回線(公衆回線あるいはPBX)を用いて行うこととし
てもよく、さらにこの場合携帯無線電話を使用すること
としても良い。さらに、他のオンライン・オフライン入
出力装置との接続も電話回線あるいは携帯無線電話を使
用して行うこととすれば、さらに可搬性を向上させるこ
とができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明のGLP専用
ターミナルは、キャスターを取り付けた専用ラックに実
装し、燻蒸消毒にも耐えうる素材を用いてキーボードや
磁気媒体入出力装置を含めて筐体全体を防滴,防塵構造
とし、且つ、オンラインおよびオフライン機器を接続す
るための入出力ユニットを実装することとしたので、従
来の装置では容易に行えなかった動物室や解剖室に搬入
しての試験・測定をルーチンに行えるようになる。ま
た、オンラインおよびオフライン機器とモデムや入出力
ユニットを介して電話回線でデータの送受信を行う構成
とすれば、さらに使い勝手の良い装置が得られる等の効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるGLP専用ターミナルの一実施
例の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係わるGLP専用ターミナルの外観構
成の一実施例を示す正面図および側面図である。
【図3】従来のGLP専用ターミナルの一例を説明する
ための図である。
【符号の説明】
10 GLPターミナル本体部 11 CPU 12 メモリ 13,14 RS232Cインタフェース 15 モデム 21 CRT 22 キーボード 23 重量計 24 RS232C切替スイッチ 25 ハンドスキャナ 30 専用ラック 31 筐体 32 収納スペース 33 シートカバー 34 筐体カバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に各種入出力装置と接続するための
    複数の入出力ユニットを設け、本体,表示装置,キーボ
    ード,磁気媒体入出力装置を含め、燻蒸消毒にも耐えう
    る素材を用いて筐体全体を防滴,防塵構造とすると共
    に、キャスターを備えた移動可能なラックにこれらを収
    納してなるGLP専用ターミナル。
  2. 【請求項2】 RS232Cインタフェースで前記本体
    に内蔵されるCPUへの入出力チャネルを3チャネル装
    備することとし、その第1のチャネルをモデムを接続し
    てホストコンピュータとのデータの送受信に使用するこ
    ととし、その第2のチャネルを標準装備されるオンライ
    ン重量計(天秤)に接続し、その第3のチャネルをRS
    232C切替スイッチに接続して前記入出力ユニットを
    構成する手段、 を備えたことを特徴とする請求項第1項記載のGLP専
    用ターミナル。
  3. 【請求項3】 前記複数の入出力ユニットと前記各種入
    出力装置との間の接続を電話回線を用いて行うことを特
    徴とする請求項第1項または第2項記載のGLP専用タ
    ーミナル。
JP15821694A 1994-06-17 1994-06-17 Glp専用ターミナル Pending JPH085447A (ja)

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JP15821694A JPH085447A (ja) 1994-06-17 1994-06-17 Glp専用ターミナル

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JP15821694A JPH085447A (ja) 1994-06-17 1994-06-17 Glp専用ターミナル

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ID=15666824

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6031504A (ja) * 1983-07-29 1985-02-18 Nippon Oil Co Ltd ポリオレフインの製造方法
JPS6432753A (en) * 1987-07-29 1989-02-02 Ishida Scale Mfg Co Ltd Data transmission equipment

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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