JPH0853104A

JPH0853104A - 包装ラインへたばこの単品の集まりを供給する供給ユニット

Info

Publication number: JPH0853104A
Application number: JP7164069A
Authority: JP
Inventors: Fabio Sassi; サッシファビオ; Antonio Portaro; ポルタロアントニオ
Original assignee: GD SpA
Current assignee: GD SpA
Priority date: 1994-06-30
Filing date: 1995-06-29
Publication date: 1996-02-27
Also published as: ITBO940304A0; DE69507384D1; ITBO940304A1; IT1274809B; EP0689995B1; CN1119611A; DE69507384T2; EP0689995A1

Abstract

(57)【要約】【目的】損傷させることなく、包装ラインにたばこを
供給する。【構成】ポケットコンベヤ９は、たばこの単品６と交
差する第一の方向１３に連続する集まり５を供給し、コ
ンベヤ９の各ポケット１１は、第一及び第二の壁２３、
２４を有し、壁２３、２４は、それぞれ第一の方向１３
と平行及び垂直な方向に、それぞれベローズ型式の作動
手段２８、３２によって移動され、各作動手段２８、３
２は膨張されて、集まり５に抗してそれぞれ壁２３、２
４を押動し、それぞれのポケット１１の内側の集まり５
を圧縮する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、包装ラインへたばこの
単品の集まりを供給する供給ユニットに関する。

【０００２】詳細には、本発明は、包装装置の包装ライ
ンへたばこの単品の集まりを供給する供給ユニットに関
する。

【０００３】

【従来の技術】本発明は、たばこ包装装置に利用可能で
あり、以下の説明は、単に一例としてたばこ包装装置を
引用している。

【０００４】たばこ包装装置は、以下のような特徴部分
が知られている。供給ユニットは、ある方向のコンベヤ
から供給を受ける、連続するポケットを備えたコンベヤ
を具備し、それぞれのたばこの集まりを収容する。それ
ぞれのたばこの集まりは、供給箱から引き出され、互い
に移動方向に交差しかつ長手軸に平行に整列される。コ
ンベヤは、通常、配置されて、集まりを連続して伝達位
置に供給し、伝達位置では、押動部分は、各集まりを、
軸方向に、通常包装ホイールに適合されかつそれぞれの
集まりを包囲するために管状要素によって限定された、
それぞれの包囲又は包装スピンドルに伝達する。各包囲
スピンドルは、ホイル紙の用紙のための内側支持体を形
成し、その支持体は、スピンドルの外側表面に部分的に
包囲され、カップ形状の包装体を形成する。その包装体
は、それぞれの集まりと共にスピンドルによって軸方向
に抜き取られ、その結果、スピンドルから包装体は解放
されかつ同時に包装体の内側に集まりは挿入される。

【０００５】包囲スピンドルの外側寸法は、明らかに包
装体の内側寸法と等しく、集まりの外側寸法より大きい
ために、集まりは、スピンドルの内側に挿入される前
に、弾性的に圧縮されなければならず、それにより、ス
ピンドルから摘出される際には膨張可能にされ、スピン
ドルの厚さに相当する弛みを引き締める。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】周知の包装装置では、
互いに垂直であり、たばこの軸に垂直な二つの方向に適
用される、集まりの横方向の圧縮は、伝達位置で“押出
し装置”によって達成される。“押出し装置”は、先端
が切られた角錐形状の管状の要素によって限定され、
“押出し装置”の長い端部は、圧縮された集まり及び包
囲スピンドルの外側表面の断面と同一の形状及び大きさ
であり、その短い端部は、包囲スピンドルの内側表面の
断面と同一形状及び大きさである。たばこは、押出し装
置を通じて供給されるために、圧迫され、所定の出力速
度を越える圧迫により、修復できないほどの損傷をもた
らす可能性がある。

【０００７】本発明の目的は、上記課題を克服するため
に立案された供給ユニットを提供することである。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明に関して提供され
るユニットは、たばこの単品の集まりを第一の方向に及
び通路に沿って連続して供給するコンベヤ手段を具備
し、該コンベヤ手段は、連続するポケットを有し、各該
ポケットは、該第一の方向に交差する、第二の方向に延
長するたばこの単品のそれぞれの集まりを受け取り、更
に該通路に沿った伝達位置に配置された伝達手段を具備
し、該伝達手段は、該第二の方向の該包装ラインに該集
まりを連続して伝達し、更に圧縮手段を具備し、該圧縮
手段は、該第二の方向に交差して該たばこの単品の各該
集まりを圧縮し、各該ポケットは、第一の固定された壁
と第二の固定された壁とを有し、該第二の固定された壁
は、該第一の固定された壁と互いに垂直でありかつ該第
二の方向に平行である、包装ラインへたばこの単品の集
まりを供給する供給ユニットにおいて、該圧縮手段は、
各該ポケットに適合され、更に該第一及び第二の壁に平
行にそれぞれ移動可能な第三及び第四の壁を具備し、更
に作動手段は、結合されかつ該移動可能な壁をそれぞれ
該第一及び第二の固定された壁の方に移動させることを
特徴とする。

【０００９】該作動手段は、好適には、圧縮された流体
作動手段であり、詳細には、それぞれ該移動可能な壁に
結合された膜を有するベローズ型式の作動手段である。

【００１０】本発明の好適な実施例に関し、上記供給ユ
ニットは、該通路に沿いかつ該第一の方向の該伝達位置
の上流に配置された、圧縮された流体源部を具備し、各
該ポケットは、該作動手段を該源部に結合する結合手段
を具備する。

【００１１】

【実施例】図１の番号１は、たばこ包装装置を示し、た
ばこ包装装置１は、入力供給箱２、包装ライン３、及び
供給ユニット４を有し、供給ユニット４は、周知の方法
で、装填位置７で供給箱２からたばこの集まり５を受け
取り、伝達位置８で集まり５をライン３に供給する。

【００１２】ユニット４はコンベヤ９を有し、コンベヤ
９は、均等に離れて配置されたポケット１１と共に適合
されたベルト１０を有し、それぞれポケット１１は、供
給箱２の内側のたばこの長手軸に平行な方向に供給箱２
から周知の摘出ユニット２ａによって摘出された集まり
を受け取り、更に、コンベヤ９は、段階的に、方向１２
と交差する方向１３に、かつ位置７及び８を通じて延長
する概略直線の通路１４に沿って、ポケット１１を供給
する。

【００１３】図４及び５でより詳細に示されるように、
各ポケット１１は、管状の、概略長方形断面の本体１５
によって限定され、本体１５は、ベルト１０と一体に結
合された長い下部の壁１６と、方向１３と交差し、下部
の壁１６の対向する端部と一体でありかつそれから上方
に延長する、二つの短い横の壁１７、１８と、壁１６に
平行であり、壁１７及び１８の上側の自由端を結合する
長い頂部の壁１９とを有する。更に、各ポケット１１
は、多面体の、概略四角形の断面のブロック２０を具備
し、ブロック２０は、壁１７及び１９の間の接合部で方
向１２と平行に延長し、一方の壁１６と他方の壁１８と
共に二つの室２１及び２２を限定し、壁２３及び２４
を、それぞれ壁１８及び１６に平行にかつ面して摺動さ
せ、更に壁２３及び２４は、作動ユニット２５によっ
て、室２１及び２２に沿ってそれぞれの限界停止部の方
に移動される。

【００１４】作動ユニット２５は三つのベローズを有
し、２８で示される、そのうちの一つは、室２１の内側
に収容され、基部２９によって壁１７の内側表面に一端
が適合され、弾性膜３０によって他端が包囲される。そ
の弾性膜３０は、好適にはエラストマ材料で製造され、
更に壁２３の中央部分への適合用パッド３１を有する。
３２で示される他の二つのベローズは、それぞれ室２２
の内側部分に収容され、各ベローズは、それぞれの基部
３３によって壁１９の内側表面に一端が適合され、それ
ぞれの弾性膜３４によって他端が包囲される。その弾性
膜３４は、好適にはエラストマ材料で製造され、それぞ
れ壁２４の横の部分への適合用パッド３５を有する。図
示されない変形例に関し、ベローズ２８及び３２は、変
形可能な金属材料で製造された類似のベローズに置き換
えられる。

【００１５】図２、４及び５に関し、更に各ポケット１
１は空気式循環部３６を具備する。空気式循環部３６
は、主要な管３７を有し、管３７は、ブロック２０に沿
って延長し、方向１２に平行であり、外部の末端が、供
給箱２に直面するブロック２０の端部表面３９に形成さ
れた入口開口部３８になっている。更に、空気式循環部
３６は、二つの分岐管４１ａ及び４１ｂを有し、第一に
ベローズ２８の内側と連通し、第二に両ベローズ３２の
内側と連通する。

【００１６】通路１４に沿って伝達位置８まで段階的に
進行すると、各ポケット１１は、供給位置４１のある段
階と次の段階との間で保持される。供給位置４１は、密
閉部分４４を備えた表面４３を有する閉鎖ブロック４２
の一端によって限定され、流体が漏れない方法でポケッ
ト１１の表面３９に接触される。位置４１では、ポケッ
ト１１は、開口部３８を基準に配置され、開口部３８
は、（図示されない）圧縮空気源部の出口管４５の出口
と共に整列される。更に位置４１では、管４５は、流体
が漏れない方法で管３７と協動し、管３７は、ポケット
１１が位置４１から離れる際に、密閉部分４４によって
流体が漏れない方法で閉鎖され、ポケット１１が位置４
１から方向１３の向きに伝達位置８まで移動する際に加
圧された環状部３６を維持する。

【００１７】図１に示されるように、包装ライン３はコ
ンベヤ４６を有し、コンベヤ４６は、均等に離れて配置
された周知の管状包囲スピンドル４８が適合されたベル
ト４７を有し、各ベルト４７は、伝達ユニット４９によ
って方向１２の向きにそれぞれのポケット１１から摘出
されたそれぞれの集まり５を受け取る。更に、コンベヤ
４６は、ポケット１１と調和しかつ方向１３の向きに段
階的に位置８を通過する供給用スピンドル４８を有す
る。

【００１８】図１及び３に関し、伝達ユニット４９は複
数の押動部分５０を有し、押動部分５０は、コンベヤ４
６に対するコンベヤ９の反対側の位置８に配置され、コ
ンベヤ９及び４６に平行なコンベヤ５１に適合され、そ
の結果、方向１２に平行な方向に、軸方向に移動する。
更に押動部分５０は、コンベヤ９及び４６の作動段階と
同様に空間をあけられてコンベヤ５１に沿って均等に離
れて配置される。コンベヤ５１は、一方が駆動プーリで
ある二つのプーリ５２の周り及びカム溝５４を有するド
ラム型式のカム５３の周りで環状にされた循環式コンベ
ヤである。各押動部分５０は、溝５４の内側で係合され
るタペットローラ５５を有し、溝５４の形状によって方
向１２の向きに前後に移動され、その結果、それぞれポ
ケット１１を軸方向に係合し、それぞれの集まり５をそ
れぞれのスピンドル４８まで徐々に伝達する。

【００１９】ユニット４の操作は、これから一つのポケ
ット１１に関して例として説明され、その例では、空の
ポケット１１は、段階的に、通路１４に沿って、方向１
３の向きに装填位置７まで供給される。

【００２０】方向１３の供給位置４１の上流の通路１４
の全部分に沿って、循環部３６は開口部３８を通じて外
部に連通し、壁２３及び２４は、（図４の）引っ込めら
れた位置のそれぞれのベローズ２８及び３２によって保
持され、その結果、固定された壁１６及び１８と共に室
５６を限定する。室５６は、方向１２と垂直な断面が、
概略長方形であり、大きさは、変形されていない、つま
り供給箱２から供給されたままの、集まり５を受け取る
だけの大きさである。ポケット１１が、供給位置４１
で、流体を漏らさない方法で閉鎖ブロック４２と接触す
るブロック２０と共に保持される際、圧縮された空気
は、管４５に沿ってかつ開口部３８を通じて循環部３６
に供給され、その結果、ベローズ２８を変形させ、それ
ぞれの壁２３、２４を壁１８、１６の方にかつ（図５
の）それぞれの停止部２６、２７に抗して押動する。そ
れにより、室５６の断面は、スピンドル４８の内側と同
様の大きさまで減少される。室５６の断面のこの減少
は、集まり５の断面の同様の減少によって達成され、押
動部分５０の操作まで及びその間、ポケット１１が供給
位置４１から伝達位置８まで移動する及び伝達位置８を
通じて移動する際に、集まり５は、流体を漏らさない方
法で管３７を密閉する閉鎖ブロック４２によって室５６
の内側で圧縮されて維持される。それゆえこれにより、
集まり５は、軸方向全く圧縮されずにそれぞれのスピン
ドル４８に伝達されることが可能になり、更に通常周知
の供給ユニットに使用される上記押出し装置は、分配可
能になる。

【００２１】ポケット１１の内側の各集まり５は、二つ
の垂直な方向に一定に圧縮されるために、スピンドル４
８から荷重されない場合、集まりの続いて起こる戻りに
よって、スピンドル４８の壁の厚さは完全に埋め合わさ
れ、その結果、集まり５の外側表面へ完全に付着される
（図示されない）ホイル包装体の形成が可能になる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は、見やすくするために部分的に断面にさ
れ、部分的に削除された、本発明に関する供給ユニット
の好適な実施例の概略の正面図である。

【図２】図２は、拡大され、部分的に断面にされた、図
１の詳細な正面図である。

【図３】図３は、図１の線ＩＩＩ−ＩＩＩに沿った断面
図である。

【図４】図４は、一方の作動位置の図１の詳細部分の、
拡大された、概略の断面図である。

【図５】図５は、他方の作動位置の図１の詳細部分の、
拡大された、概略の断面図である。

【符号の説明】

３…包装ライン４…供給ユニット５…集まり６…たばこ９…コンベヤ１１…ポケット１３…方向２３、２４…壁２８、３２…ベローズ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】たばこの単品（６）の集まり（５）を第
一の方向（１３）に及び通路（１４）に沿って連続して
供給するコンベヤ手段（９）を具備し、該コンベヤ手段
（９）は、連続するポケット（１１）を有し、各該ポケ
ット（１１）は、該第一の方向（１３）に交差する、第
二の方向（１２）に延長するたばこの単品（６）のそれ
ぞれの集まり（５）を受け取り、更に該通路（１４）に
沿った伝達位置（８）に配置された伝達手段（４９）を
具備し、該伝達手段（４９）は、該第二の方向（１２）
の該包装ライン（３）に該集まり（５）を連続して伝達
し、更に圧縮手段（２５）を具備し、該圧縮手段（２
５）は、該第二の方向（１２）に交差して該たばこの単
品（６）の各該集まり（５）を圧縮し、各該ポケット
（１１）は、第一の固定された壁（１８）と第二の固定
された壁（１６）とを有し、該第二の固定された壁（１
６）は、該第一の固定された壁（１８）と互いに垂直で
ありかつ該第二の方向（１２）に平行である、包装ライ
ンへたばこの単品の集まりを供給する供給ユニットにお
いて、該圧縮手段（２５）は、各該ポケット（１１）に
適合され、更に該第一及び第二の壁（１８、１６）に平
行にそれぞれ移動可能な第三及び第四の壁（２３、２
４）を具備し、更に作動手段（２８、３２）は、結合さ
れかつ該移動可能な壁（２３、２４）をそれぞれ該第一
及び第二の固定された壁（１８、１６）の方に移動させ
ることを特徴とする供給ユニット。
【請求項２】該作動手段（２８、３２）は、加圧され
た流体の作動手段であることを特徴とする請求項１に記
載の供給ユニット。
【請求項３】該作動手段（２８、３２）は、それぞれ
該移動可能な壁（２３；２４）に結合された膜（３０；
３４）を有するベローズ型式の作動手段であることを特
徴とする請求項１又は２に記載の供給ユニット。
【請求項４】供給位置（４１）に配置された加圧され
た流体供給手段（４５）を具備し、該供給位置（４１）
は、該通路（１４）に沿って、該第一の方向（１３）の
該伝達位置（８）の上流に配置され、各該ポケット（１
１）は、該作動手段（２８、３２）を該供給手段（４
５）に結合する結合手段（３６）を有することを特徴と
する請求項２又は３に記載の供給ユニット。
【請求項５】該通路（１４）に沿いかつ該供給及び伝
達位置（４１、８）の間に延長する固定された閉鎖手段
（４２）を具備し、流体が漏れない方法で該結合手段
（３６）を密閉することを特徴とする請求項４に記載の
供給ユニット。
【請求項６】各該膜（３０；３４）は、弾性の変形可
能な材料で製造され、更にそれぞれ該移動可能な壁（２
３；２４）の外側表面に結合されることを特徴とする請
求項３、４又は５に記載の供給ユニット。
【請求項７】各該膜（３０；３４）はベローズ形状で
あることを特徴とする請求項６に記載の供給ユニット。